JP2016161658A - 画像形成装置 - Google Patents

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隆 平松
邦秋 玉垣
Kuniaki Tamagaki
邦秋 玉垣
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Hiroyoshi Iwayama
広由 岩山
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Abstract

【課題】高湿度の環境下でも、帯電ムラによる濃度ムラの発生を従来よりも抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】感光体ドラム1と、帯電ローラ2と、露光ユニット3と、現像装置4と、転写ローラ5と、帯電ローラ2と感光体ドラム1との接触部Aから感光体ドラム1の回転方向L1の上流に亘る隙間であり、回転方向L1の上流から下流に向かうにつれて隙間の寸法が減少し、帯電ローラ2から感光体ドラム1に放電する上流ギャップG1と、を備え、現像装置4は、転写ローラ5が感光体ドラム1に転写した後に感光体ドラム1の表面に残った現像剤を現像と同時に回収する画像形成装置100であって、上流ギャップG1に対向する感光体ドラム1の部位を除電する上流ニップ露光装置9を備える画像形成装置100を構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、転写手段が現像剤像を転写材に転写した後に像担持体の表面に残った現像剤を現像と同時に回収するクリーナレスの画形成装置に関する。
従来、感光体ドラムの表面の転写残トナーをクリーニングする工程の後に、感光体ドラムが帯電工程に進む前に、前露光手段により感光体ドラムの表面電位を均一にして履歴による帯電電位のムラを取り除く前露光工程がある構成が知られる。
また、特許文献1に開示されるように、現像装置にて「現像同時クリーニング」することで感光体ドラムの表面から転写残トナーを除去及び回収して再利用するクリーナレス方式の画像形成装置が知られる。こうした構成によれば、クリーニング装置を不要として、転写工程後の感光体ドラムの表面のトナーがクリーニング装置により除去されて廃トナーとなるのが抑制され、環境保全や資源の有効利用、装置本体の小型化の観点から望ましい。
また、特許文献2には、クリーナレス方式が採用される画像形成装置において、環境配慮の観点から、接触帯電手段として帯電ローラを採用した画像形成装置が提案されており、像担持体と帯電手段とを異なる周速度で回転させている。
ローラ帯電方式では、感光体ドラムと帯電ローラとが接触する接触部を基準として、感光体ドラムの回転方向で接触部よりも上流の上流ギャップと接触部よりも下流の下流ギャップとが形成される。DC帯電方式での帯電電位は、上流ギャップにて感光体ドラムと帯電ローラとの空間が漸減する過程で放電することで感光体ドラムは所定の帯電電位に設定される。その後に、この所定の帯電電位に設定された感光体ドラムの部位は、接触部へと至り、その後に、下流ギャップにて感光体ドラムと帯電ローラとの空間が漸増する過程でその帯電電位が維持される。
特開昭59−133573号公報 特許第2880356号公報
しかしながら、電圧が印加された帯電ローラと感光体ドラムとが異なる速度差で接触すると、特に、高湿度の環境下では、電荷が受け渡され、感光体ドラムの表面の帯電電位は、帯電ローラの放電による帯電電位よりも絶対値でより大きな電位が測定される。
クリーナレス方式では、接触部に転写残トナーが存在する領域(印字領域)があると、電荷の受け渡しが阻害される。一方で、接触部に転写残トナーが存在しない領域(印字無し領域)があると、電荷の受け渡しが転写残トナーに阻害されずに行われる。つまり、クリーナレス方式では、印字領域と印字無し領域とで、帯電電位が異なることがあった。
具体的には、印字領域では、上流ギャップによる放電により、帯電電位が得られる。その一方で、印字無し領域では、その放電に加えて接触部での電荷の受け渡しにより、帯電電位の絶対値が大きくなってしまう。この様な帯電電位差による帯電ムラがある状態で、露光工程により静電像を形成すると、現像に関わる静電像の電位での違いが出るため、特にハーフトーンの画像などの中間階調を出力した際に、その静電像の電位に対応した濃度の濃淡ムラができてしまうことがあった。
本発明は、上記実情に鑑み、高湿度の環境下でも、帯電ムラによる濃度ムラの発生を従来よりも抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、像担持体と、直流電圧が印加され、前記像担持体と異なる速度で回転しつつ前記像担持体と接触しながら前記像担持体の表面を帯電する帯電手段と、前記像担持体を露光する露光手段と、前記露光手段が前記像担持体の表面に形成した静電像を現像剤で現像する現像手段と、前記現像手段が現像した現像剤像を転写材に転写する転写手段と、前記帯電手段と前記像担持体との接触部から前記像担持体の移動方向の上流に亘る隙間であり、前記移動方向の上流から下流に向かうにつれて前記隙間の寸法が減少し、前記帯電手段から前記像担持体に放電する領域であるギャップと、を備え、前記現像手段は、前記転写手段が現像剤像を転写材に転写した後に前記像担持体の表面に残った現像剤を現像と同時に回収する画像形成装置であって、前記ギャップに対向する前記像担持体の部位を除電する除電手段を備えることを特徴とする。
本発明の他の画像形成装置は、像担持体と、直流電圧が印加され、前記像担持体と異なる速度で回転しつつ前記像担持体と接触しながら前記像担持体の表面を帯電する帯電手段と、前記像担持体を露光する露光手段と、前記露光手段が前記像担持体の表面に形成した静電像を現像剤で現像する現像手段と、前記現像手段が現像した現像剤像を転写材に転写する転写手段と、前記帯電手段と前記像担持体との接触部から前記像担持体の移動方向の上流に亘る隙間であり、前記移動方向の上流から下流に向かうにつれて前記隙間の寸法が減少し、前記帯電手段から前記像担持体に放電する領域であるギャップと、を備え、前記現像手段は、前記転写手段が前記像担持体に転写した後に前記像担持体の表面に残った現像剤を現像と同時に回収する画像形成装置であって、前記像担持体は、支持体と、前記支持体の表面に形成され、金属酸化物粒子を含有する下引き層と、前記下引き層の表面に形成される感光層と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、高湿度の環境下でも、帯電ムラによる濃度ムラの発生を抑制することができる。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。 感光体ドラムと帯電ローラの断面図である。 帯電ローラと感光体ドラムと上流ニップ露光装置との関係を示す断面図である。 本発明の実施例2に係る画像形成装置の断面図である。 短時間における感光体ドラムの電位の低下評価を行った装置の概略図である。 感光体ドラム及び比較ドラムの電位測定結果を示すグラフである。
以下、図面を参照して、この発明を実施するための形態を実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載が無い限りは、発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。なお、後の実施例の構成に関して、前の実施例と同一の構成に関しては前の実施例と同一の符号を付して、前の実施例中の説明が援用されるものとする。
図1は、本発明の実施例1に係る画像形成装置100の構成を示す断面図である。画像形成動作が開始されると、装置本体100Aの内部の『像担持体』としての感光体ドラム1は、図示省略の感光体ドラム駆動モータにて矢印方向に周速度(プロセススピード、印字速度)150mm/secで回転する。
感光体ドラム1は、層状の導電性高分子材料、すなわちアルミニウム等の導電性基体層1c(支持体)と、その外周に形成された下引き層1bと、さらにその外周に感光層1aと、を有する円筒状のドラム型の電子写真感光体ドラムである。感光層1aは、電荷発生物質を含有する電荷発生層と電荷輸送物質を含有する電荷輸送層(被帯電面)とを積層した積層型の感光層1aである。感光体ドラム1の外径は20mmである。
『帯電手段』としての帯電ローラ2は、印加装置22から直流電圧が印加され、感光体ドラム1と異なる速度で回転しつつ感光体ドラム1と接触しながら感光体ドラム1の表面を帯電する。帯電ローラ2は、図示省略の帯電用電源から所定のタイミングで負電圧が印加され、それにより感光体ドラム1上を一様に負帯電し帯電電位Vdを形成する。帯電ローラ2には−1200Vの負電圧が印加されている。帯電ローラ2は、芯金とその外周に設けられた弾性層とからなる単層構成であっても良く、弾性層上に表面層を設けた2層構成であってもよい。
弾性層は、ゴム成分から形成されており、ゴム成分としては、特に限定されるものではなく、帯電部材の分野において公知のゴムを用いることができる。また表面層は、帯電部材の分野において公知の樹脂を用いることができる。本実施例では2層構成の帯電ローラ2を用い、弾性層としてはヒドリンゴムを、表面層にはウレタン樹脂を用いる。
感光体ドラム1と帯電ローラ2との間に周速度差を有する。感光体ドラム1と帯電ローラ2の当接部が同方向に移動するように感光体ドラム1から帯電ローラ2へ回転可能な駆動力を伝達し、帯電ローラ2の周速度が感光体ドラム1の周速度より1.1倍速くなるようにしている。周速度差を設けるのは帯電ローラ2にトナーが付着するのを抑制するためである。なお、帯電ローラ2の外径は9.7mmで長手方向(回転軸線方向)の長さは230mmである。
図2は、感光体ドラム1と帯電ローラ2の断面図である。この図2を用い帯電ローラ2から感光体ドラム1への放電による帯電について説明する。感光体ドラム1の被帯電面と帯電ローラ2とが接触する接触部Aを基準として、感光体ドラム1の回転に対し接触部Aより上流側のギャップ(上流ギャップG1)と、接触部Aより下流側のギャップ(下流ギャップG2)と、が形成される。感光体ドラム1が回転方向L1に、帯電ローラ2が回転方向L2に、それぞれ回転している。
『ギャップ』としての上流ギャップG1は、帯電ローラ2と感光体ドラム1との接触部Aから感光体ドラム1の『移動方向』としての回転方向L1の上流に亘る隙間である。また、上流ギャップG1は、回転方向L1の上流から下流に向かうにつれて隙間の寸法が減少し、帯電ローラ2から感光体ドラム1に放電する領域である。
なお、これに対して、下流ギャップG2は、帯電ローラ2と感光体ドラム1との接触部Aから感光体ドラム1の回転方向L1の下流に亘る隙間である。また、下流ギャップG2は、回転方向L1の上流から下流に向かうにつれて寸法が増加し、帯電ローラ2から感光体ドラム1に放電し得る領域と言える。
このことから、上流ギャップG1は、接触部Aに近づくにつれギャップが小さくなっており、このギャップ間に電界がかかることで感光体ドラム1は帯電する。上流ギャップG1は帯電ローラ2と感光体ドラム1との間で放電が行われる領域である。本実施例では、上流ギャップG1は、接触部Aの中心の位置から感光体ドラム1の回転方向L1の上流側に向かっておよそ1mm離れた位置までの領域であった。
『露光手段』としての露光ユニット3(露光装置)は、感光体ドラム1をレーザで露光する。帯電電位Vdを形成した感光体ドラム1は、露光ユニット3により露光されて露光電位Vlを形成する。露光ユニット3は画像データに応じて、レーザビームを用いて感光体ドラム1にその主走査方向(感光体回転軸方向)に露光を繰り返しつつ、副走査方向(感光体表面移動方向)にも露光を行うことで静電像を形成する。
『現像手段』としての現像装置4は、露光ユニット3が感光体ドラム1の表面に形成した静電像を『現像剤』としてのトナーTで現像する。すなわち、現像装置4は、感光体ドラム1上に形成された静電像に対し、図示省略の現像用電源から−300Vの負電圧の現像バイアスVdcが印加され、現像スリーブ41により現像する。
ここで、現像装置4について説明する。現像スリーブ41は回転自在に現像容器45に支持されている。現像スリーブ41は、中空の非磁性金属(アルミなど)素管の周囲に所定の体積抵抗を持つ導電性弾性ゴム層を設けたものである。
現像スリーブ41中にはマグネットローラ43が固定され配置されている。現像容器45中の磁性一成分ブラックのトナーT(負帯電特性)は、現像容器45内で撹拌部材44によって撹拌されており、この撹拌により現像容器45の内部でこのマグネットローラ43の磁力により現像スリーブ41の表面に供給される。
現像スリーブ41の表面に供給されたトナーは、現像ブレード42を通過することで均一薄層化、ならびに摩擦帯電により負極性に帯電させられる。その後、感光体ドラム1と接触する現像位置まで搬送され、静電像を現像する。また、現像スリーブ41の表面と感光体ドラム1の表面とは速度差をもっている。
『転写手段』としての転写ローラ5は、現像装置4が現像した『現像剤像』としてのトナー像を転写材Rに転写する。感光体ドラム1上に可視化されたトナー像は、さらに転写手段である転写ローラ5との接触部Aに送られ、タイミングを合わせて搬送されてくる転写材R上に転写される。転写ローラ5と感光体ドラム1との間には、不図示の電源により転写バイアスが印加されている。トナー像が転写された転写材Rは定着装置7に送られる。定着装置7において、転写材Rには熱及び圧力が加えられ、転写されたトナー像は転写材Rに定着される。
ここで、転写手段によりトナーは転写材Rに転写されるが、一部転写されずに感光体ドラム1にトナーが残留する。転写されずに感光体ドラム1上に残った転写残トナーは帯電ローラ2に突入することになる。帯電ローラ2へのトナー付着を抑制するため光除電部材としての前露光装置6を帯電工程の前に設けている。前露光装置6が前露光を照射することで感光体ドラム1の電位を十分に低下させている。こうすることで、帯電ローラ2と感光体ドラム1とが接触する前での放電が均一に行なえ、それと同時に転写残トナーも均一に正規極性である負極性にすることが可能となる。
トナーは帯電ローラ2との接触前に負極性に帯電しているため帯電ローラ2との接触部Aでは電界的に帯電ローラ2へは付着せずに通過する。その後、負帯電したトナーが感光体ドラム1の回転に伴い現像位置までくると、非露光部では帯電電位Vdと現像バイアスVdcとの電位差により現像スリーブ41に付着し、現像容器45内に回収される(現像同時クリーニング)。このように、現像装置4は、転写ローラ5がトナー像を転写材Rに転写した後に感光体ドラム1の表面に残ったトナーTを現像と同時に回収する。
露光部では露光電位Vlと現像バイアスVdcとの電界により現像スリーブ41に付着しないが、その部分は元々画像形成が行われる部分であるので、そのまま感光体ドラム1上に残留し、その後転写される。この様な工程を繰り返して画像形成動作が実行される。
コントローラ8は、画像形成装置100の動作を制御する手段であり、各種の電気的情報信号の授受や、駆動のタイミング等を制御しており、所定の作像シーケンス制御等を司る。
(感光体ドラム1への電荷の受け渡しによる濃度差の説明)
まず、感光体ドラム1への電荷の受け渡しについて説明する。電圧が印加された帯電ローラ2と感光体ドラム1とに周速度差を設けて接触すると、特に高湿度の環境において帯電ローラ2から感光体ドラム1へ電荷が受け渡される。このため、パッシェン則から導かれる放電開始電圧よりも小さな電圧を帯電ローラ2に印加している際も感光体ドラム1に帯電電位が観測されることとなる。
例えば、高湿下で、帯電ローラ2と感光体ドラム1とに周速度差を設け、パッシェン則から導かれる放電開始電圧以下の電圧である−500Vの電圧を印加装置22が帯電ローラ2へ印加する。この状態で感光体ドラム1の電位を測定すると、−40V程度の帯電電位が測定される。これは電荷が受け渡されるためである。実際に印加される放電開始電圧以上の電圧の−1200Vの電圧を印加装置22が帯電ローラ2に印加すると、帯電電位は−670Vとなる。
一方、帯電ローラ2と感光体ドラム1との周速度差を設けずに従動回転させた状態で帯電電位を測定すると−620Vとなる。つまり、帯電ローラ2と感光体ドラム1との間に周速度差を設けることで、−50V分の電荷が接触時に感光体ドラム1に受け渡される。
続いて、クリーナレス構成である本実施例における本現象の影響について説明する。静電像に対し現像装置4によりトナーが現像された部分(印字領域)は、前述の通りに転写残トナーが存在した状態で、帯電ローラ2と感光体ドラム1との接触部Aに進む。電荷の受け渡しは帯電ローラ2と感光体ドラム1との接触により行われるため、接触部Aにトナーなどの介在物(異物)が存在すると受け渡しが阻害される。
そのため、高湿下においても転写残トナーが発生した部分では帯電印加電圧が−1200Vの印加では帯電電位が−620Vとなる。一方、非現像部では、転写残トナーが存在せず電荷の受け渡しが行われるため、帯電電位が−650Vとなる。介在物が全くないと帯電電位は−670Vになるが、非現像部におけるかぶりとしてトナーや、一部の帯電ローラ2に付着したトナーにより帯電電位は−650Vとなる。この様に印字された領域と、印字されなかった領域とで帯電電位が異なるため、その後に静電像が形成されるときに電位差ができ、特にハーフトーンなどの中間調で濃度差が発生する。
(上流ニップ露光装置)
図3は、帯電ローラ2と感光体ドラム1と上流ニップ露光装置9との関係を示す断面図である。『除電手段』としての上流ニップ露光装置9は、上流ギャップG1に対向する感光体ドラム1の部位を除電して、接触部Aに至る際に帯電電位を低下させる。上流ニップ露光装置9は、光により除電する装置である。接触部Aにて電荷の受け渡しが行われ、接触部Aを通過するが、下流ギャップG2にて放電が行われることで帯電電位が形成される。このため帯電ローラ2と感光体ドラム1との間に周速差を設けていても、印字された領域と印字されなかった領域とで帯電電位に大差がなくなるため、ハーフトーンなどの中間調でも濃度差の発生を抑制できる。
表1に上流ニップ露光装置9を点灯させた場合と、点灯されなかった場合とで、印字された領域の感光体ドラム1の1周後でのハーフトーン濃度差の画像評価結果を示す。
Figure 2016161658
表1から上流ニップ露光を行うことで転写残トナーによる帯電電位ムラを抑制できるため、ハーフトーン濃度差の発生を抑制できる。
上流ニップ露光のあり/なしでは帯電ローラ2に流れる帯電電流量が異なる。上流ニップ露光を行わない場合の帯電電流量は30μAであり、上流ニップ露光を行う場合は35μAの電流が流れる。上流ニップ露光を行うと電流が増える。
帯電電流量が増えると感光体ドラム1の被帯電面である電荷輸送層の摩耗量が増えるため、図1に不図示のセンサにより高湿(湿度60%RH以上)で使用されない場合は上流ニップ露光を行わないようにしている。従って、上流ニップ露光装置9は、湿度60%RH以上の使用環境で駆動して、感光体ドラム1の帯電電位を除電させるということになる。この様に電荷の受け渡しが行われる使用環境でのみ上流ニップ露光を行うことで、帯電電位ムラを抑制して画像不良の発生を抑えながら、電荷輸送層の摩耗量も抑えることで感光体ドラム1の寿命が短くなることも防いでいる。
なお、本実施例では上流ニップ露光装置9を用い上流ギャップG1内の露光を行ったが、前露光装置6が上流ギャップG1内を露光することで同様の効果を得ることもできる。
図4は、本発明の実施例2に係る画像形成装置200の断面図である。本実施形においても画像形成装置全体の構成は実施例1と同様である。本実施例では実施例1と違い、上流ニップ露光装置9を用いていない。上流ニップ露光装置9を用いずに感光体ドラム1の帯電電位の形成における誘電緩和現象を利用している。
この現象を用い短時間で帯電電位を低下させ電荷の受け渡しによるハーフトーン濃度差の発生を抑制している。誘電緩和現象を用いると、帯電ローラ2と感光体ドラム1との上流ギャップG1で放電が開始されてから接触部Aに至るまでに電位を低下させることができる。その場合、上流ギャップG1で形成された帯電電位が低下した状態で接触部Aに至ることになる。
このとき転写残トナーがある場合は電荷の受け渡しが阻害され接触部Aを通過し、下流ギャップG2で放電が行われ帯電電位を形成する。転写残トナーがない場合は感光体ドラム1への電荷の受け渡しが行われ帯電電位が上昇するが、接触部Aに至るまでに電位が低下しており、帯電電位の上昇が抑制されている。つまり、接触部Aに至るまでに電位を低下させた分だけ転写残トナーのある部分とない部分との帯電電位の差が小さくなる。以下に本実施例での感光体ドラム1について述べる。
感光体ドラム1は、『支持体』としての導電性基体層1cと、導電性基体層1cの表面に形成され、金属酸化物粒子を含有する下引き層1bと、下引き層1bの表面に形成される感光層1aと、を有する。
実施例2の感光体ドラム1の下引き層1bは、結着樹脂としてのポリウレタン樹脂に金属酸化物粒子を分散させている。そして、下引き層1bは、導電性基体層1cから感光層1aへの電荷注入を阻止するために、電気的バリア性を有する必要がある。下引き層1bの抵抗が小さすぎると、電気的バリア性が乏しくなり、導電性基体層1cからの電荷注入に起因して帯電電位の低下による画像不良の発生が顕著になる。一方、下引き層1bの抵抗が大きすぎると、画像形成時に電荷(キャリア)の流れが滞り、残留電位の上昇(電位安定性の欠如)が顕著になる。
そのため、下引き層1bは、上記を満足する抵抗を持たせる観点と、上流ギャップG1を通過する間に電位が低下する観点(短時間における感光体ドラム1の電位の低下)と、を両立するようにしている。そのために金属酸化物の誘電分極を利用している。そのための下引き層1b用の塗布液には金属酸化物粒子として酸化亜鉛粒子を添加している。
酸化亜鉛粒子は、感光層1aへの局所的な電荷注入を抑制するために、下引き層1b中に均一に存在することが必要であり、平均粒子径は、300nm以下にしている。酸化亜鉛粒子の質量比率を変えることで、導電性と短時間における感光体ドラム1の電位の低下を両立させている。感光体ドラム1としては、下引き層1bを導電性基体層1c上に30μm形成した。比較として下引き層1bとしてポリアミド樹脂を0.2μm作成した。
この下引き層1bならびに下引き層1bの上に感光層1aを形成した。感光層1aは電荷発生層と、電荷輸送層から成る積層型の感光層1aにより作成した。下引き層1bの上に電荷発生層を0.2μm形成し、更に電荷発生層の上に20μmの電荷輸送層を形成した。下引き層1bで作成した感光体ドラム1と、下引き層1bで作成した比較ドラムの短時間における感光体ドラム1の電位の低下評価を行った。
(感光体ドラム電位の測定)
図5は、短時間における感光体ドラム1の電位の低下評価を行った装置の概略図である。感光体ドラム1の導電性基体層1cを電気的に接地する。感光体ドラム1の感光層1a(電荷輸送層)の表面上に透明な電極210を接続する。スイッチ211を閉じたとき、電極210は高電圧電源220と接続させる。スイッチ211はコントローラ8により接続/非接続が制御される。コントローラ8の制御により予め選定した時間インターバルでスイッチ211の接続/非接続を切り替えることができる。
接続/非接続の切り替えはミリ秒単位で行うことができ、高電圧電源220に接続した際に感光体ドラム1に発生した電場を、電位計230からのプローブ231により感知する。電位計230で測定した感光体ドラム1の電場のデータはコントローラ8等によりデータ収集される。つまりスイッチ211の接続時間を画像形成装置200の条件と同様にすることで、短時間における感光体ドラム1の電位低下を測定することができる。
画像形成装置200では感光体ドラム1の周速度は150mm/secであり、また、上流ギャップG1は感光体ドラム1上の距離でおよそ1mmである。そのため、帯電ローラ2の上流ギャップG1を進む間にかかる時間を5msecとして、スイッチ211の接続時間を5msecにした。そして、その後の電位変化の測定を行った。
図6は、感光体ドラム1及び比較ドラムの電位測定結果のグラフである。比較ドラムでも、図5の説明と同じ電位測定をした。感光体ドラム1は、誘電緩和現象を利用した実施例2の感光体ドラムである。比較ドラムは、誘電緩和現象を利用しない(金属酸化物粒子を含有する下引き層16を使用しない)比較例1に係る感光体ドラムである。また、図6は、高電圧電源220が感光体ドラム1や比較ドラムに−650Vの電圧を印加して、感光体ドラム1や比較ドラムに−650Vの電界が与えられた際の電位の推移を示している。
図6のグラフaでは、スイッチ211が接続された際の電位の立ち上がりであり、感光体ドラム1や比較ドラムの電位が−650Vになることを示している。図6のグラフbでは、5msecスイッチ211を接続状態にしたときを示している。図6のグラフcでは、スイッチ211を非接続にしたときの感光体ドラム1のその後の電位変化を示している。図6のグラフc’では、スイッチ211を非接続にしたときの比較ドラムのその後の電位変化を示している。図6のグラフcとグラフc’から分かるように、感光体ドラム1と比較ドラムとでは、電位変化が異なることが分かる。
グラフbとグラフcから分かるように、感光体ドラム1では、スイッチ211が接続される間は電位が−650Vであり、スイッチ211が非接続となると電位が低下している。また、グラフbとグラフc’から分かるように、比較ドラムでは、スイッチ211が接続される間は電位が−650Vであり、スイッチ211が非接続となっても電位が同じ程度に保持され、ほとんど変化していない。
ここで、感光体ドラム1や比較ドラムが放電を受け始めてから接触部Aに至るまでの時間も5msecとして、スイッチ211を非接触にしてから5msec後の電位をみると、感光体ドラム1では−640V、比較ドラムでは−650Vである。
感光体ドラム1にて−650Vとなるところが−640Vとなることから、下引き層1bが−10V分、感光体ドラム1の帯電電位の絶対値を1%(6.4V)以上低下させることになる。従って、感光体ドラム1が上流ギャップG1を移動する間に、上流ギャップG1に対向する感光体ドラム1の部位の帯電電位の絶対値を1%以上低下させる。
これを実際の帯電工程にあてはめると、上流ギャップG1により放電が開始され感光体ドラム1に帯電電位が形成されはじめると、下引き層1b中の金属酸化物の誘電分極により電位が減少する。その後に接触部Aを通過し下流ギャップG2へ至るとそのギャップにより放電が起こり帯電電位が形成される。このとき下流で形成された帯電電位は下引き層1bでの誘電緩和が十分に進んでいるため電位の低下はわずかであるため、そのままの電位として帯電電位Vdが形成される。
この感光体ドラム1と比較ドラムを用い、画像評価を行った。画像評価方法は実施例1と同様である。
Figure 2016161658
表2から分かるように、比較ドラムを用いることで許容外の濃度差が発生していたものが、感光体ドラム1を用いることで許容内発生に抑えることができた。
感光体ドラム1の転写残トナーがある部分は、帯電ローラ2の印加電圧が−1200Vのとき、上流ギャップG1を通過して接触部Aに到達までに、帯電電位が−610V程度になっている。そして、その部分は、接触部Aでは、電荷の受け渡しが転写残トナーにより阻害されて行われない。そして、その部分は、下流ギャップG2では、再度の放電により帯電電位が−620Vになる。
感光体ドラム1の転写残トナーがない部分は、接触部Aでは、電荷の受け渡しが行われるために、実施例1と同様に−30V分の電荷が受け渡され、電位が−640Vとなる。電位が−640Vでは下流ギャップG2での放電が行われず帯電電位Vdは−640Vとなる。つまり、転写残トナーがある部分とない部分とでの電位差は、20Vとなる。
一方、比較ドラムでは、短時間における帯電電位の低下はないため、転写残トナーのある部分とない部分とでの電位差は30Vとなる。
本実施例では下流ギャップG2に至るまでには誘電分極が安定して電位はほぼ安定した領域であるが、現像部に至るまでに誘電分極が安定していればよく、下流ギャップG2での放電が行われてもよい。
実施例1又は実施例2の構成によれば、高湿度の環境下でも、帯電ムラによる濃度ムラの発生を抑制することができる。
1 感光体ドラム(像担持体)
2 帯電ローラ(帯電手段)
3 露光ユニット(露光手段)
4 現像装置(現像手段)
5 転写ローラ(転写手段)
9 上流ニップ露光装置(除電手段)
100 画像形成装置
A 接触部
G1 上流ギャップ(ギャップ)
L1 移動方向
R 転写材

Claims (5)

  1. 像担持体と、
    直流電圧が印加され、前記像担持体と異なる速度で回転しつつ前記像担持体と接触しながら前記像担持体の表面を帯電する帯電手段と、
    前記像担持体を露光する露光手段と、
    前記露光手段が前記像担持体の表面に形成した静電像を現像剤で現像する現像手段と、
    前記現像手段が現像した現像剤像を転写材に転写する転写手段と、
    前記帯電手段と前記像担持体との接触部から前記像担持体の移動方向の上流に亘る隙間であり、前記移動方向の上流から下流に向かうにつれて前記隙間の寸法が減少し、前記帯電手段から前記像担持体に放電する領域であるギャップと、
    を備え、
    前記現像手段は、前記転写手段が現像剤像を転写材に転写した後に前記像担持体の表面に残った現像剤を現像と同時に回収する画像形成装置であって、
    前記ギャップに対向する前記像担持体の部位を除電する除電手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記除電手段は、光により除電する装置であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記除電手段は、湿度60%RH以上の使用環境で前記像担持体の帯電電位を除電させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 像担持体と、
    直流電圧が印加され、前記像担持体と異なる速度で回転しつつ前記像担持体と接触しながら前記像担持体の表面を帯電する帯電手段と、
    前記像担持体を露光する露光手段と、
    前記露光手段が前記像担持体の表面に形成した静電像を現像剤で現像する現像手段と、
    前記現像手段が現像した現像剤像を転写材に転写する転写手段と、
    前記帯電手段と前記像担持体との接触部から前記像担持体の移動方向の上流に亘る隙間であり、前記移動方向の上流から下流に向かうにつれて前記隙間の寸法が減少し、前記帯電手段から前記像担持体に放電する領域であるギャップと、
    を備え、
    前記現像手段は、前記転写手段が前記像担持体に転写した後に前記像担持体の表面に残った現像剤を現像と同時に回収する画像形成装置であって、
    前記像担持体は、
    支持体と、
    前記支持体の表面に形成され、金属酸化物粒子を含有する下引き層と、
    前記下引き層の表面に形成される感光層と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記像担持体が前記ギャップを移動する間に、前記ギャップに対向する前記像担持体の部位の帯電電位の絶対値を1%以上低下させることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
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