JP2016161614A - 熱転写プリントシート作成装置、熱転写プリントシート作成方法、及び熱転写プリントシート - Google Patents

熱転写プリントシート作成装置、熱転写プリントシート作成方法、及び熱転写プリントシート Download PDF

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Abstract

【課題】被転写媒体に熱転写された画像の耐洗濯性、及び耐候性を向上させる。
【解決手段】まず、1回目の通紙において、第1の転写基材(T1)によるトナー像60を剥離性シート18に転写及び定着させる。次いで、剥離性シート18を再搬送ユニット3に送り込む。2回目の通紙において、剥離性シート18上の第1の転写基材(T1)によるトナー像60上に3色のカラー画像のトナー像70、及び第2の転写基材(T2)によるトナー像80を転写して定着させる。これにより、カラー画像のトナー像70を上下から第1の転写基材(T1)によるトナー像60と第2の転写基材(T2)によるトナー像80とから挟んだ熱転写プリントシート90が作成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、熱転写プリントシート作成装置、熱転写プリントシート作成方法、及び熱転写プリントシートに関する。
従来より、Tシャツ、トレーナー、作業服などの布製品や、木材、金属板など被転写媒体に、所望の画像やロゴマークなどの図案を印刷する方法として、剥離性シートに被転写媒体へ熱転写すべき画像(トナー像)と被転写媒体への接着の役目をする転写基材(熱可塑性樹脂)を定着させた熱転写プリントシートを作成する方法や熱転写プリントシート作成装置が知られている。
被転写媒体に転写する際には、熱転写プリントシートの転写物が定着している面(以下、表面とする)をTシャツ等の被転写媒体に対向させて重ね合わせ、熱転写プリントシートの裏面からアイロン等で熱と圧力を加え、被転写媒体に画像を定着させる。
例えば、特許文献1には、熱転写プリントシートの作成方法として、2つの方法が提案されている。第1の方法では、転写基材を熱転写すべき画像(トナー像)の上に形成した熱転写プリントシートを作成することで、被転写媒体への転写プリント時には、この転写基材が熱転写すべき画像と被転写媒体との間に介在して熱転写すべき画像を布地へ定着する。また、第2の方法では、転写基材を熱転写すべき画像(トナー像)の下に形成した熱転写プリントシートを作成することで、被転写媒体への転写プリント時には、この転写基材が熱転写すべき画像(トナー像)を上から覆うような形で熱転写すべき画像を被転写媒体へ定着する。
図5(a)〜(f)は、従来技術の第1の方法による熱転写プリントシートの作成工程及び画像を転写する工程を説明するための模式図である。第1工程では、図5(a)に示すように、剥離性シート18を搬送ベルト(図示略)に送り出す。次に、第2工程では、図5(b)に示すように、Tシャツなどの被転写媒体に転写プリントすべき画像のトナー像(鏡像)70を剥離性シート18の剥離面に転写する。その後、第3工程では、図5(c)に示すように、転写プリントすべき画像のトナー像(鏡像)70の上に重ねて、転写プリントすべき画像の正像と同形状に現像された、熱可塑性樹脂からなる転写基材のトナー像(鏡像)80を転写する。
次に、第4工程では、図5(d)に示すように、転写プリントすべき画像のトナー像(鏡像)70の上に転写基材のトナー像(鏡像)80を重ねて転写された剥離性シート18を、定着部(図示略)に搬入し、転写プリントすべき画像のトナー像(鏡像)70と転写基材のトナー像(鏡像)80とを定着する。すなわち、上述した第1工程から第4工程までの処理で、剥離性シート18、画像のトナー像(鏡像)70、及び転写基材のトナー像(鏡像)80から成る熱転写プリントシート90aが作成される。
続いて、図5(e)に示すように、上記熱転写プリントシート90aを例えばTシャツ等の被転写媒体100に対し鏡像形成面90a−1を対向させて重ね合わせ、市販の加熱プレス機110を用い、熱転写プリントシート90aの鏡像形成面の裏面90a−2から加熱及び加圧し、熱転写プリントシート90aを、転写プリントすべき画像のトナー像(鏡像)70と同形状の熱可塑性樹脂からなる転写基材のトナー像(鏡像)80を介して被転写媒体100に接着させる。
なお、加熱プレス機110を用いず、手作業のアイロン掛けによって、熱転写プリントシート90aを被転写媒体100に接着させるようにしてもよい。
この後、熱転写プリントシート90aが室温程度まで冷却した頃合を見て、人手によって剥離性シート18を引き剥がすと、図5(f)に示すように、Tシャツ等の印刷対象物である被転写媒体100に、転写プリントすべき画像のトナー像(鏡像)70を正像とした転写画像120aが完成する。
図6(a)〜(f)は、従来技術の第2の方法による熱転写プリントシートの作成工程及び画像を転写する工程を説明するための模式図である。第1工程では、図6(a)に示すように、剥離性シート18を搬送ベルト(図示略)に送り出す。次に、第2工程では、図6(b)に示すように、まず、転写プリントすべき画像のトナー像(鏡像)70と同形状に現像された熱可塑性樹脂からなる転写基材トナー像(鏡像)60を剥離性シート18の剥離面に転写する。その後、第3工程では、図6(c)に示すように、転写基材トナー像(鏡像)60の上に重ねて、被転写媒体に転写プリントすべき画像のトナー像(鏡像)70を転写する。
次に、第4工程では、図6(d)に示すように、転写基材トナー像(鏡像)60の上に転写プリントすべき画像のトナー像(鏡像)70を重ねて転写された剥離性シート18を、定着部(図示略)に搬入し、転写プリントすべき画像のトナー像(鏡像)70と転写基材トナー像(鏡像)60とを定着する。すなわち、上述した第1工程から第4工程までの処理で、剥離性シート18、画像のトナー像(鏡像)70、及び転写基材トナー像(鏡像)60から成る熱転写プリントシート90bが作成される。
続いて、図6(e)に示すように、上記熱転写プリントシート90bを例えばTシャツ等の被転写媒体100に対し鏡像形成面90b−1を対向させて重ね合わせ、市販の加熱プレス機110を用い、熱転写プリントシート90bの鏡像形成面の裏面90b−2から加熱及び加圧し、熱転写プリントシート90bを、熱可塑性樹脂からなる転写基材トナー像(鏡像)60と転写プリントすべき画像のトナー像(鏡像)70を介して被転写媒体100に接着させる。
この後、熱転写プリントシート90bが室温程度まで冷却した頃合を見て、人手によって剥離性シート18を引き剥がすと、図6(f)に示すように、Tシャツ等の印刷対象物である被転写媒体100に、熱可塑性樹脂からなる転写基材トナー像(鏡像)60に覆われた、転写プリントすべき画像のトナー像(鏡像)70を正像とする転写画像120bが完成する。
特開2013−068862号公報
しかしながら、上述した特許文献1で提案されている熱転写プリントシートの作成方法では、実際にプリントTシャツ等を作成してみると、第1の方法では、転写プリントされた画像が転写基材によって被転写媒体に接着されているので、耐洗濯性に強いという特徴があるが、紫外線などに対する耐候性の向上が望まれる。また、第2の方法では、転写基材が転写プリントされた画像を覆うようにして保護しているので、紫外線などによる耐候性に強いという特徴があるが、耐洗濯性などの向上が望まれる。
そこで本発明は、耐洗濯性、及び耐候性を向上させることを目的とする。
この発明に係る熱転写プリントシート作成装置は、熱可塑性樹脂から成る第1の転写基材及び第2の転写基材を転写する第1の画像転写手段と、剥離性シートから被転写媒体に画像として転写すべきトナーを転写する第2の画像転写手段と、前記剥離性シートに転写された前記第1の転写基材、前記第2の転写基材、及び前記トナーを定着する定着手段と、前記剥離性シート上に下層から順に、前記第1の画像転写手段及び前記第2の画像転写手段によって、前記第1の転写基材、前記トナー、及び前記第2の転写基材を転写させ、前記第1の転写基材、前記トナー、及び前記第2の転写基材を前記定着手段によって定着させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
この発明に係る熱転写プリントシート作成方法は、剥離性シートに下層から順に、第1の転写基材、前記剥離性シートから被転写媒体に画像として転写すべきトナー、及び第2の転写基材を転写する工程と、前記剥離性シート上に転写された、前記第1の転写基材、前記トナー、及び前記第2の転写基材を定着させる工程と、を含むことを特徴とする。
この発明に係る熱転写プリントシート作成方法は、剥離性シートの1回目の通紙において、熱可塑性樹脂から成る第1の転写基材を前記剥離性シートに転写する工程と、前記1回目の通紙において、前記剥離性シートに転写された、前記第1の転写基材を定着させる工程と、前記剥離性シートの2回目の通紙において、前記定着された前記第1の転写基材上に、前記剥離性シートから被転写媒体に画像として転写すべきトナーを転写する工程と、前記2回目の通紙において、前記トナー上に熱可塑性樹脂から成る第2の転写基材を転写する工程と、前記2回目の通紙において、前記トナー及び前記第2の転写基材を定着させる工程と、を含むことを特徴とする。
この発明に係る熱転写プリントシート作成方法は、剥離性シートの1回目の通紙において、熱可塑性樹脂から成る第1の転写基材を前記剥離性シートに転写する工程と、前記1回目の通紙において、前記第1の転写基材上に、前記剥離性シートから被転写媒体に画像として転写すべきトナーを転写する工程と、前記1回目の通紙において、前記第1の転写基材及び前記トナーを定着させる工程と、前記剥離性シートの2回目の通紙において、前記剥離性シートに定着された前記第1の転写基材及び前記トナー上に、熱可塑性樹脂から成る第2の転写基材を転写する工程と、前記第2の転写基材を定着させる工程と、を含むことを特徴とする。
この発明に係る熱転写プリントシートは、剥離性シートと、前記剥離性シート上に形成された、熱可塑性樹脂から成る第1の転写基材と、前記第1の転写基材上に形成された、前記剥離性シートから被転写媒体に画像として転写すべきトナーと、前記トナー上に形成された、熱可塑性樹脂から成る第2の転写基材と、を有することを特徴とする。
この発明によれば、耐洗濯性、及び耐候性を向上させることができる。
本発明の実施形態による熱転写プリントシート作成装置の内部構成を示す断面図である。 本実施形態による熱転写プリントシート作成装置1の制御装置を含む回路ブロック図である。 本実施形態による熱転写プリントシート作成方法を説明するためのフローチャートである。 本実施形態による熱転写プリントシートの作成工程及び画像を転写する工程を説明するための模式図である。 従来技術の第1の方法による熱転写プリントシートの作成工程及び画像を転写する工程を説明するための模式図である。 従来技術の第2の方法による熱転写プリントシートの作成工程及び画像を転写する工程を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態による熱転写プリントシート作成装置1の内部構成を示す断面図である。図において、本実施形態の熱転写プリントシート作成装置1は、剥離性シート(以下、用紙ともいう)18に直接トナー像を転写する方式である。
熱転写プリントシート作成装置1は、画像形成部2、再搬送ユニット3、及び給紙部4で構成されている。画像形成部2は、4個の画像形成ユニット5(5−1、5−2、5−3、5−4)を多段式に並設した構成からなる。上記4個の画像形成ユニット5のうち用紙搬送方向上流側(図の右側)の3個の画像形成ユニット5−1、5−2及び5−3は、それぞれ減法混色の三原色であるマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の色トナーによるモノカラー画像を形成する。これら3色のトナー画像は後述する剥離性シート18に塗り重ねられてフルカラーの画像を形成する。
上記3個の画像形成ユニット5−1、5−2、5−3に続く4番目の画像形成ユニット5−4は、通常は、ブラック(K)のモノクロ画像を形成するが、本実施形態では、第1の転写基材(T1)又は第2の転写基材(T2)が収容されているトナーカートリッジに交換することで、熱可塑性樹脂からなる第1の転写基材(T1)又は第2の転写基材(T2)によるトナー画像を形成する。
各画像形成ユニット5−1〜5−4は、現像ユニットに収容された現像剤の色や種類を除けば同じ構成である。したがって、以下、画像形成ユニット5−3を例にしてその構成を説明する。
画像形成ユニット5は、感光体ドラム6と、この感光体ドラム6の周面に沿って配設されたクリーナ7、帯電ローラ8、現像ユニット9、この現像ユニット9の下部側面の開口部に組み付けられている現像ローラ11を備えている。
感光体ドラム6の帯電ローラ8と現像ユニット9との間に位置する上面に近接して、本体装置側の光書込ヘッド12が配置されている。また、感光体ドラム6の下面に近接して搬送ベルト13が配設されている。そして、この搬送ベルト13を間に挟んで転写器14が感光体ドラム6の下面に向けて押圧されている。
搬送ベルト13は、導電性カーボン又はイオン伝導物質を含有した樹脂製の導電性のシート状部材からなり、駆動ローラ15と従動ローラ16に掛け渡されて、駆動ローラ15により駆動され、図の矢印a、b、cで示す反時計回り方向に循環移動する。
上記の感光体ドラム6は、図の時計回り方向に回転する。そして先ず帯電ローラ8からの電荷付与により、感光体ドラム6の周面が一様に帯電して初期化される。次に、印字情報に基づく光書込ヘッド12からの光書き込みにより、感光体ドラム6の周面に静電潜像が形成される。
そして、この静電潜像は、現像ローラ11による現像処理によって、現像ユニット9に収納したトナーによりトナー像化(現像)される。感光体ドラム6の周面に現像されたトナー像は、感光体ドラム6の回転に伴われて、感光体ドラム6と転写器14とが対向する転写部に回転搬送される。
他方、給紙部4の給紙カセット17には多枚数のカット紙状の剥離性シート18が収容されている。剥離性シート18は、給紙コロ19の一回転によって一枚毎に給紙カセット17から搬出され、搬送案内路21を通って待機ローラ対22に給送される。
あるいは、作成される熱転写プリントシートが少枚数のときは、剥離性シート18は、開成された装着部23に装着されたMPFトレイ24上から給紙コロ25によって待機ローラ対22に給送される。
待機ローラ対22は、剥離性シート18の印字開始位置が紙搬送方向上流の画像形成ユニット5−1の感光体ドラム6のトナー像の先端に一致するタイミングで搬送ベルト13上に給送する。
剥離性シート18は、この循環移動する搬送ベルト13の上面に静電的に吸着されて搬送され、感光体ドラム6の直下を用紙搬送方向上流側から下流側へ搬送ベルト13とともに移動する。
そして、剥離性シート18は、画像形成ユニット5−1の転写部で最初の色のトナー像を転写され、画像形成ユニット5−2の転写部で次の色のトナー像を転写され、画像形成ユニット5−3の転写部で3番目のトナー像を転写され、画像形成ユニット5−4の転写部で本発明に係わる熱可塑性樹脂からなる第1の転写基材(T1)及び第2の転写基材(T2)が転写される。なお、実際のカラー画像、第1の転写基材(T1)及び第2の転写基材(T2)の転写タイミングの詳細については後述する。
本実施形態では、後述するように、熱転写プリントシートの作成方法として、まず、画像形成ユニット5−4を印字状態に設定し、剥離性シート18上に一層目である第1の転写基材(T1)を転写し、定着ユニット26に一旦搬入して定着させる。次いで、第1の転写基材(T1)が定着された剥離性シート18を再搬送ユニット3を介して再度搬送ベルト13に戻してから、画像形成ユニット5−1〜5−4を印字状態に設定し、画像形成ユニット5−1〜5−3で、第1の転写基材(T1)上に3色のトナー像を転写した後、続けて、画像形成ユニット5−4で、3色の画像のトナー像の上に再び第2の転写基材(T2)を転写し、定着ユニット26に搬入して定着させる。なお、第1の転写基材(T1)は、透明であり、第2の転写基材(T2)は、白色(又は透明)である。つまり、剥離性シート18上には、下から順に、第1の転写基材(透明)、3色のトナー像、第2の転写基材(白色又は透明)が積層されることになる。なお、第2の転写基材(T2)を白色とする場合には、第2の転写基材(T2)を転写・定着させる際には、画像形成ユニット5−4のトナーカートリッジを交換する必要がある。
センサ20は、例えば反射型光学センサや透過型光学センサなどからなり、再搬送ユニット3を介して搬送される剥離性シート18の位置や傾きなどを検出する。一度、トナー像を転写・現像した剥離性シート18を再搬送ユニット3を介して戻し、再度、トナー像を転写・現像する場合に、1回目の転写・現像にて、剥離性シート18が伸縮したり反ったりするなどして、剥離性シート18と一度目のトナー画像との位置関係がずれてしまう場合がある。
そこで、本実施形態では、1回目の転写・現像で位置合わせマーク(トンボ)を転写しておき、該位置合わせマークをセンサ20で検出するか、1回目に転写・現像した第1の転写基材(T1)をセンサ20で検出することで、再搬送ユニット3を介して搬送される剥離性シート18のトナー像の位置ズレを把握するようになっている。そして、1回目に転写・現像したトナー像の位置ズレを検出すると、該位置ズレに応じて、2回目のトナー像の転写位置を補正するようになっている。これにより、剥離性シート18に対して2回の転写・現像を施しても、剥離性シート18上に積層される、第1の転写基材(透明)、3色のトナー像、及び第2の転写基材(白色又は透明)がずれることを防止している。
ところで、第2の転写基材(T2)に白色を用いる場合には、当該第2の転写基材(T1)と被転写媒体に転写すべき画像との位置ズレを極力小さくすることが好ましい。したがって、第2の転写基材(T2)のトナー像と被転写媒体に転写すべき画像のトナー像とを1回の通紙で剥離性シート18に転写するようにした方が位置ズレの影響を受け難いと言える。
定着ユニット26は、熱ローラ26a、押圧ローラ26b、及びクリーナ26cで構成されている。剥離性シート18は、熱ローラ26aと押圧ローラ26b間に挟持されて搬送されながら、熱と圧力とによりトナー像が溶融され、剥離性シート18に圧着されてトナー像が定着される。また、クリーナ26cは、熱ローラ26aに残留するトナーを除去する。
再搬送ユニット3には、内部に複数の搬送ローラ33a〜33eが配設されている。再搬送ユニット3は、剥離性シート18の搬送一時停止と複数の搬送ローラ33a〜33eによる搬送によって重ね印刷が可能なように剥離性シート18を搬送案内路21に返送する。
本実施形態では、まず、第1の転写基材(T1)が定着された剥離性シート18は、切換板27が図の実線で示す下方に回動していることにより、再印刷用の再搬送ユニット3に送り込まれる。次に、剥離性シート18は、再搬送ユニット3を介して戻り、第1の転写基材(T1)上に3色のトナー像と第2の転写基材(T2)が転写された後、定着ユニット26に給送されて熱圧着される。その後、剥離性シート18は、切換板27が図の破線で示す下方に回動していることにより、搬送ローラ29により上に搬送され、排紙ローラ31によって画像形成面を下にして排紙部32に排出される。
図2は、本実施形態による熱転写プリントシート作成装置1の制御装置を含む回路ブロック図である。図2に示すように、回路ブロックは、CPU(central processing unit)40を中心にして、このCPU40に、それぞれデータバスを介してインターフェイスコントローラ(I/F_CONT)41及びプリンタコントローラ(PR_CONT)42が接続されている。PR_CONT42にはプリンタ印字部43が接続されている。
また、CPU40には、ROM(read only memory)44、EEPROM(electrically erasable programmable ROM)45、本体操作部の操作パネル46、各部に配置されたセンサからの出力が入力されるセンサ部47が接続されている。
ROM44には、システムプログラムが記憶され、CPU40は、このシステムプログラムに従って各部を制御して処理を行う。
すなわち、各部において、先ず、I/F_CONT41は、例えばパーソナルコンピュータ等のホスト機器から供給される印字データをビットマップデータに変換し、フレームメモリ48に展開する。
フレームメモリ48は、ブラック(K)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、転写基材(T)ごとに記憶エリアが設定されており、各色及び転写基材のデータが対応するエリアに展開される。フレームメモリ48に展開されたデータはPR_CONT42に出力され、PR_CONT42からプリンタ印字部43に出力される。
プリンタ印字部43は、PR_CONT42からの制御の下で、図1に示した感光体ドラム6等を含む不図示の回転駆動系、帯電ローラ8、光書込ヘッド12等の被駆動部を有する画像形成部2、搬送ベルト13の上下移動を駆動する不図示の駆動部を備えている。
そして、プリンタ印字部43は、ブラック(K)、マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の各色の画像データ、及び第1及び第2の転写基材(T1)、(T2)の画像データをそれぞれ対応する図1に示した光書込ヘッド12に供給する。また、プリンタ印字部43は、現像部49を介し、光書込ヘッド12による画像データに基づく感光体ドラム6への静電潜像の形成と、形成された静電潜像に対応する色又は転写基材のトナーでの現像を制御する。
更に、プリンタ印字部43は、定着部50を介し、定着部50の熱ローラに内蔵される発熱部への印加電圧、熱ローラを押圧する押圧ローラの加圧力調整等の各種の制御を行う駆動出力を制御する。更に、プリンタ印字部43は、ベルト駆動部51を介し、搬送ベルト13のベルト位置制御機構の上下移動や、搬送ベルト13を循環移動させる駆動ローラ15の回転駆動などを行う駆動出力を制御する。
CPU40は、第1のタイミングで、フレームメモリ48に格納されている、第1の転写基材(T1)によるトナー像の画像データをPR_CONT42に出力する。PR_CONT42は、当該第1のタイミングで、プリンタ印字部43に第1の転写基材によるトナー像(T1)の画像データを出力する。プリンタ印字部43は、当該第1のタイミングで、画像形成ユニット5−4を印字状態に設定し、第1の転写基材(T1)によるトナー像の画像データを画像形成ユニット5−4の光書込ヘッド12に供給し、剥離性シート18上に第1の転写基材(T1)によるトナー像を転写させる。更に、プリンタ印字部43は、定着部50により剥離性シート18に転写された、第1の転写基材(T1)によるトナー像(T1)を定着させる。
また、CPU40は、第2のタイミングで、PR_CONT42を制御し、第1の転写基材(T1)によるトナー像が転写、定着された剥離性シート18を、再搬送ユニット3に送り込んで再度搬送ベルト13に戻す制御を行う。また、CPU40は、第3のタイミングで、3色の画像によるトナー像を転写すべく、マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の各色の画像データをPR_CONT42に出力するとともに、上記3色の画像によるトナー像の上に第2の転写基材(T2)によるトナー像を転写すべく、第2の転写基材(T2)によるトナー像(T)の画像データをPR_CONT42に出力する。
PR_CONT42は、当該第3のタイミングで、プリンタ印字部43に対して、3色の画像データを出力するとともに、第2の転写基材(T2)によるトナー像の画像データを出力する。プリンタ印字部43は、当該第3のタイミングで、画像形成ユニット5−1〜5−4を印字状態に設定し、3色の画像データを画像形成ユニット5−1〜5−3の光書込ヘッド12に供給し、第2の転写基材(T2)によるトナー像の画像データを画像形成ユニット5−4の光書込ヘッド12に供給する。そして、剥離性シート18の第1の転写基材(T1)によるトナー像上に、3色のトナー像、更にその上に、第2の転写基材(T2)となるトナー像を転写させる。プリンタ印字部43は、定着部50により剥離性シート18に転写された、ゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の各色のトナー像、及び第2の転写基材(T2)によるトナー像を定着させる。
図3は、本実施形態による熱転写プリントシート作成方法を説明するためのフローチャートである。図4は、本実施形態による熱転写プリントシートの作成工程及び画像を転写する工程を説明するための模式図である。
オペレータは、熱転写プリントシートの作成に先だって、画像形成ユニット5−4に、第1の転写基材(T1)が収容されているトナーカートリッジを装着し、給紙カセット17に剥離性シート18をセットした後、操作パネル46から熱転写プリントシート作成を指示する。
CPU40は、まず、図4(a)に示すように、給紙コロ19によって給紙カセット17から剥離性シート18を搬出し、搬送案内路21を通って待機ローラ対22に給送する(ステップS10)。次に、CPU40は、図4(b)に示すように、第1の転写基材(T1)によるトナー像60を剥離性シート18に転写する(ステップS12)。
より具体的には、CPU40は、まず、フレームメモリ48に格納されている、第1の転写基材(T1)によるトナー像60の画像データをPR_CONT42に出力する。PR_CONT42は、プリンタ印字部43に第1の転写基材(T1)によるトナー像60の画像データを出力する。プリンタ印字部43は、現像部49を制御して画像形成ユニット5−4を印字状態に設定する。
更に、プリンタ印字部43は、第1の転写基材(T1)によるトナー像60の画像データを画像形成ユニット5−4の光書込ヘッド12に供給し、所定のタイミングで、待機ローラ対22を駆動して剥離性シート18を搬送ベルト13上に給送する。プリンタ印字部43は、剥離性シート18上に第1の転写基材(T1)によるトナー像60を転写させる。
次に、プリンタ印字部43は、定着部50を制御し、剥離性シート18に転写された、第1の転写基材(T1)によるトナー像60を定着させる(ステップS14)。
次に、CPU40は、PR_CONT42を制御し、切換板27を図の実線で示す下方に回動させることで、第1の転写基材(T1)によるトナー像60が転写、定着された剥離性シート18を、再搬送ユニット3に送り込む(ステップS16)。第1の転写基材(T1)によるトナー像60が定着された剥離性シート18は、再印刷用の再搬送ユニット3を介して戻り、待機ローラ対22に給送される。
CPU40は、再搬送ユニット3を介して剥離性シート18が給送される過程で、第1の転写基材(T1)によるトナー像60をセンサ20で検出することで、剥離性シート18上の第1の転写基材(T1)によるトナー像60が位置ズレを起こしているか否かを判断する(ステップS18)。位置ズレは、一度目の定着時における熱、圧力により剥離性シート18が縮小したり歪んだりすることで生じる。
そして、第1の転写基材(T1)によるトナー像60が位置ズレを起こしている場合には(ステップS18のYES)、CPU40は、当該位置ズレに応じて、3色のカラー画像のトナー像及び第2の転写基材(T2)によるトナー像の転写位置を補正する(ステップS20)。一方、第1の転写基材(T1)によるトナー像60が位置ズレを起こしていない場合には(ステップS18のNO)、位置ズレの補正を行うことなく、次のステップに進む。
次に、CPU40は、図4(c)に示すように、剥離性シート18上の第1の転写基材(T1)によるトナー像60上に3色のカラー画像のトナー像70を転写し(ステップS22)、続いて、図4(d)に示すように、第2の転写基材(T2)によるトナー像80を転写する(ステップS24)。より具体的には、CPU40は、マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の各色の画像データをPR_CONT42に出力するとともに、上記3色のカラー画像のトナー像の上に第2の転写基材(T2)によるトナー像80を転写すべく、第2の転写基材(T2)によるトナー像80の画像データをPR_CONT42に出力する。
PR_CONT42は、プリンタ印字部43に対して、3色の画像データを出力するとともに、第2の転写基材(T2)によるトナー像80の画像データを出力する。プリンタ印字部43は、現像部49を制御して画像形成ユニット5−1〜5−4を印字状態に設定し、3色の画像データを画像形成ユニット5−1〜5−3の光書込ヘッド12に供給し、第2の転写基材(T2)によるトナー像80の画像データを画像形成ユニット5−4の光書込ヘッド12に供給する。
そして、プリンタ印字部43は、所定のタイミングで、待機ローラ対22を駆動し、第1の転写基材(T1)によるトナー像60が定着された剥離性シート18を搬送ベルト13上に給送する。次に、プリンタ印字部43は、剥離性シート18の第1の転写基材(T1)によるトナー像60上に、3色のカラー画像のトナー像70を転写し、更にその上に、第2の転写基材(T2)によるトナー像60を転写させる。
次に、プリンタ印字部43は、定着部50を制御し、図4(e)に示すように、剥離性シート18に転写された、マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の各色のトナー像70、及び第2の転写基材(T2)によるトナー像80を定着させる(ステップS26)。この段階で、カラー画像のトナー像70が、第1の転写基材(T1)によるトナー像60と第2の転写基材(T2)によるトナー像80とから挟み込まれた熱転写プリントシート90が作成される。
その後、CPU40は、PR_CONT42を制御し、切換板27を図の破線で示す下方に回動させることで、第1の転写基材(T1)によるトナー像60、マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の各色の画像データのトナー像70、及び第2の転写基材(T2)によるトナー像80が転写、定着された剥離性シート18を、搬送ローラ29により上に搬送し、排紙ローラ31によって画像形成面を下にして排紙部32に排出する(ステップS28)。
続いて、図4(f)に示すように、上記熱転写プリントシート90を例えばTシャツ等の被転写媒体100に対し鏡像形成面90−1を対向させて重ね合わせ、市販の加熱プレス機110を用い、熱転写プリントシート90の鏡像形成面の裏面90−2から加熱及び加圧し、熱転写プリントシート90を、転写プリントすべき画像のトナー像70と同形状の第2の転写基材(T2)によるトナー像80を介して被転写媒体100に接着させる。
この後、熱転写プリントシート90が室温程度まで冷却した頃合を見て、人手によって剥離性シート18を引き剥がすと、図4(g)に示すように、Tシャツ等の印刷対象物である被転写媒体100上に、転写プリントすべき画像のトナー像(鏡像)70を正像とした転写画像120が完成する。
これにより、被転写媒体100と転写プリントすべき画像のトナー像70との間に接着剤として第2の転写基材(T2)によるトナー像80が存在し、更に転写プリントした印刷イメージのトナー像70の上に第1の転写基材(T1)によるトナー像60がカバー層として存在することになる。
上述した実施形態によれば、転写プリント完成時に、下層の第2の転写基材(T2)が被転写媒体100との接着性を確保するとともに、上層の第1の転写基材(T1)も接着性を増強し、更にカバー層となることにより、印刷イメージに対する紫外線照射を緩和する等の効果も得られ、耐洗濯性、及び耐候性を向上させることができる。
また、上述した実施形態によれば、剥離性シート18の搬送経路の下流に配置されている画像形成ユニット5−4に第1の転写基材(T1)又は第2の転写基材(T2)によるトナーカートリッジを装着し、搬送経路の上流に配置されている画像形成ユニット5−1〜5−3に被転写媒体に転写すべき画像のトナーカートリッジを装着するようにしたので、通常のYMCK用の画像形成ユニットを備えるプリンタなどで、1つの画像形成ユニットのトナーを第1の転写基材(T1)及び第2の転写基材(T2)によるトナーに交換するだけで、被転写媒体に転写すべき画像が第1の転写基材(T1)及び第2の転写基材(T2)によって上下から挟み込まれた熱転写プリントシート90を作成することができる。
また、上述した実施形態によれば、剥離性シート18の搬送経路の上流に配置されている画像形成ユニット5−1に第1の転写基材(T1)又は第2の転写基材(T2)によるトナーカートリッジを装着し、搬送経路の下流に配置されている画像形成ユニット5−2〜4に被転写媒体に転写すべき画像のトナーカートリッジを装着してもよい。この場合、2回の通紙で、被転写媒体に転写すべき画像が第1の転写基材(T1)及び第2の転写基材(T2)によって上下から挟み込まれた熱転写プリントシート90を作成することができる。
また、上述した実施形態によれば、1回目の通紙により定着された後の剥離性シート18を、再搬送ユニット3によって、2回目の通紙の開始位置まで再搬送するようにしたので、自動的に2回目の通紙を行うことができるので、複数の熱転写プリントシートを作成する場合であっても、オペレータの負担を大幅に軽減することができる。
また、上述した実施形態によれば、再搬送ユニット3による再搬送の途中で、第1の転写基材(T1)によるトナー像60をセンサ20で検出し、第1の転写基材(T1)によるトナー像60が位置ズレを起こしている場合には、当該位置ズレに応じて、カラー画像のトナー像及び第2の転写基材(T2)によるトナー像の転写位置を補正するようにしたので、2回の通紙で熱転写プリントシート90を作成する場合であっても、再搬送によるトナー画像の位置ズレを低減することができる。
また、上述した実施形態では、4個の画像形成ユニット5(5−1、5−2、5−3、5−4)を備える4連タンデム機であるため、熱転写プリントシートの作成を実施するに際しては、まず、剥離性シート18上に第1の転写基材(T1)によるトナー像を単独形成した後、第1の転写基材(T1)のトナーを第2の転写基材(T2)のトナーに入れ替える必要があった。
しかしながら、例えば、印刷イメージが2色で構成されているならば、画像形成ユニット5−1と画像形成ユニット5−4に、それぞれ第1の転写基材(T1)によるトナーと第2の転写基材(T2)によるトナーを装着し、画像形成ユニット5−2、5−3に印刷イメージの2色に対応するトナーを装着するようにしてもよい。この場合、1回の通紙で、剥離性シート18上に第1の転写基材(T1)によるトナー像、印刷イメージ、及び第2の転写基材(T2)によるトナー像からなる、熱転写プリントシート90を作成することができる。
また、上述した実施形態では、4個の画像形成ユニット5(5−1、5−2、5−3、5−4)を備える4連タンデム機であったが、これに限らず、5連タンデム、6連タンデムといった多連タンデム構成であってもよい。このように、多連タンデム構成であれば、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)のフルカラー画像からなる印刷イメージであっても、上流の画像形成ユニットと下流の画像形成ユニットに、それぞれ第1の転写基材(T1)によるトナーと第2の転写基材(T2)によるトナーを装着し、それらの間の画像形成ユニットにマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)(更にはブラック(K)も含めた)に対応するトナーを装着するようにしてもよい。この場合、1回の通紙でフルカラーの熱転写プリントシート90を作成することが可能である。
なお、上述した実施形態においては、熱転写プリントシート作成装置1として、剥離性シート18に直接トナー像を転写する方式であったが、これに限らず、中間転写ベルトに一次転写したトナー画像を、当該中間転写ベルトを介して剥離性シート18に二次転写する方式であってもよい。この場合、二次転写によってトナー像の積層順が逆転するため、中間転写ベルトの搬送方向において、上流から下流への画像形成ユニット5−1〜5−4の配置順も逆転する。
また、上述した実施形態では、図3を参照して、第1の転写基材によるトナー像を転写(ステップS12)し、第1の転写基材を定着(ステップS14)しているが、第1の転写基材によるトナー像を転写(ステップS12)し、更に、第1の転写基材によるトナー像の上にイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)のトナーー像を転写し、第1の転写基材及びイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)のトイナー像を定着してもよく、更に、定着された第1の転写基材及びイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)のトイナー像の上に第2の転写基材によるトナー像を転写し、第2の転写基材を定着してもよい。
また、上述した実施形態では、印刷イメージの上下に、異なる種類の転写基材、すなわち上側に透明の第1の転写基材(T1)と、下側に白色の第2の転写基材(T2)とを形成しているが、同じ種類の転写基材、すなわち上下どちらも透明な転写基材を用いるのであれば、途中で転写基材を交換する必要がなくなり、作業を軽減することができる。
また、上述した実施形態において、転写プリント完成時に最上層となる、透明の第1の転写基材(T1)は、透明であれば他種の樹脂でもよく、更に耐候性を増すために紫外線吸収成分を配合しても良い。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
付記1に記載の発明は、熱可塑性樹脂から成る第1の転写基材及び第2の転写基材を転写する第1の画像転写手段と、剥離性シートから被転写媒体に画像として転写すべきトナーを転写する第2の画像転写手段と、前記剥離性シートに転写された前記第1の転写基材、前記第2の転写基材、及び前記トナーを定着する定着手段と、前記剥離性シート上に下層から順に、前記第1の画像転写手段及び前記第2の画像転写手段によって、前記第1の転写基材、前記トナー、及び前記第2の転写基材を転写させ、前記第1の転写基材、前記トナー、及び前記第2の転写基材を前記定着手段によって定着させる制御手段と、を備えることを特徴とする熱転写プリントシート作成装置である。
(付記2)
付記2に記載の発明は、前記制御手段は、前記剥離性シートの1回目の通紙において、前記剥離性シートに前記第1の画像転写手段によって転写された前記第1の転写基材を前記定着手段によって定着させ、前記剥離性シートの2回目の通紙において、前記剥離性シートに定着された前記第1の転写基材上に、前記第2の画像転写手段によって前記トナーを転写し、更に前記トナー上に、前記第1の画像転写手段によって前記第2の転写基材を転写し、前記トナー及び前記第2の転写基材を前記定着手段によって定着させる、ことを特徴とする付記1に記載の熱転写プリントシート作成装置である。
(付記3)
付記3に記載の発明は、前記制御手段は、前記剥離性シートの1回目の通紙において、前記剥離性シートに前記第1の画像転写手段によって前記第1の転写基材を転写し、更に前記第1の転写基材上に、前記第2の画像転写手段によって前記トナーを転写し、前記第1の転写基材及び前記トナーを前記定着手段によって定着させ、前記剥離性シートの2回目の通紙において、前記剥離性シートに定着された前記第1の転写基材及び前記トナー上に、前記第1の画像転写手段によって前記第2の転写基材を転写し、前記第2の転写基材を前記定着手段によって定着させる、ことを特徴とする付記1に記載の熱転写プリントシート作成装置である。
(付記4)
付記4に記載の発明は、前記1回目の通紙が終了した前記剥離性シートを、前記2回目の通紙の開始位置まで再搬送する再搬送手段を更に備える、ことを特徴とする付記2又は3に記載の熱転写プリントシート作成装置である。
(付記5)
付記5に記載の発明は、前記再搬送手段によって再搬送される搬送路の途中で、前記1回目の通紙により前記定着手段によって定着された前記剥離性シート上の前記第1の転写基材及び前記トナーを検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記剥離性シート上の前記第1の転写基材及び前記トナーの位置に基づいて、前記2回目の通紙において転写する前記トナー及び前記第2の転写基材の位置を補正する位置補正手段と、を更に備える付記4に記載の熱転写プリントシート作成装置である。
(付記6)
付記6に記載の発明は、前記第1の画像転写手段は、前記剥離性シートの搬送経路の上流に配置され、前記第1の転写基材を転写する上流側画像転写手段と、当該搬送経路の下流に配置され、前記第2の転写基材を転写する下流側画像転写手段とからなり、前記第2の画像転写手段は、前記上流側画像転写手段と前記下流側画像転写手段との間に配置され、前記トナーを転写する中間画像転写手段からなり、前記制御手段は、1回の通紙で、前記剥離性シート上に、前記上流側画像転写手段、前記中間画像転写手段、及び前記下流側画像転写手段によって、前記第1の転写基材、前記トナー、及び前記第2の転写基材を転写し、前記定着手段によって定着させる、ことを特徴とする付記1に記載の熱転写プリントシート作成装置である。
(付記7)
付記7に記載の発明は、前記第1の画像転写手段は、第1の転写基材、第2の転写材、及びトナーの搬送経路の上流に配置され、前記第2の転写基材を転写する上流側画像転写手段と、当該搬送経路の下流に配置され、前記第1の転写基材を転写する下流側画像転写手段とからなり、前記第2の画像転写手段は、前記上流側画像転写手段と前記下流側画像転写手段との間に配置され、前記トナーを転写する中間画像転写手段からなり、前記制御手段は、1回の通紙で、前記剥離性シート上に、前記上流側画像転写手段、前記中間画像転写手段、及び前記下流側画像転写手段によって、前記搬送経路を介して前記第1の転写基材、前記トナー、及び前記第2の転写基材を転写し、前記定着手段によって定着させる、ことを特徴とする付記1に記載の熱転写プリントシート作成装置である。
(付記8)
付記8に記載の発明は、剥離性シートに下層から順に、第1の転写基材、前記剥離性シートから被転写媒体に画像として転写すべきトナー、及び第2の転写基材を転写する工程と、前記剥離性シート上に転写された、前記第1の転写基材、前記トナー、及び前記第2の転写基材を定着させる工程と、を含むことを特徴とする熱転写プリントシート作成方法である。
(付記9)
付記9に記載の発明は、剥離性シートの1回目の通紙において、熱可塑性樹脂から成る第1の転写基材を前記剥離性シートに転写する工程と、前記1回目の通紙において、前記剥離性シートに転写された、前記第1の転写基材を定着させる工程と、前記剥離性シートの2回目の通紙において、前記定着された前記第1の転写基材上に、前記剥離性シートから被転写媒体に画像として転写すべきトナーを転写する工程と、前記2回目の通紙において、前記トナー上に熱可塑性樹脂から成る第2の転写基材を転写する工程と、前記2回目の通紙において、前記トナー及び前記第2の転写基材を定着させる工程と、を含むことを特徴とする熱転写プリントシート作成方法である。
(付記10)
付記10に記載の発明は、剥離性シートの1回目の通紙において、熱可塑性樹脂から成る第1の転写基材を前記剥離性シートに転写する工程と、前記1回目の通紙において、前記第1の転写基材上に、前記剥離性シートから被転写媒体に画像として転写すべきトナーを転写する工程と、前記1回目の通紙において、前記第1の転写基材及び前記トナーを定着させる工程と、前記剥離性シートの2回目の通紙において、前記剥離性シートに定着された前記第1の転写基材及び前記トナー上に、熱可塑性樹脂から成る第2の転写基材を転写する工程と、前記第2の転写基材を定着させる工程と、を含むことを特徴とする熱転写プリントシート作成方法である。
(付記11)
付記11に記載の発明は、前記1回目の通紙が終了した前記剥離性シートを、前記2回目の通紙の開始位置まで再搬送する工程を更に含む、ことを特徴とする付記9又は10に記載の熱転写プリントシート作成方法である。
(付記12)
付記12に記載の発明は、前記再搬送する工程の過程で、前記1回目の通紙により定着された前記剥離性シート上の前記第1の転写基材及び前記トナーを検出する工程と、前記検出された前記剥離性シート上の前記第1の転写基材及び前記トナーの位置に基づいて、前記2回目の通紙において転写する前記トナー及び前記第2の転写基材の位置を補正する工程と、を更に含む、ことを特徴とする付記11に記載の熱転写プリントシート作成方法である。
(付記13)
付記13に記載の発明は、剥離性シートと、前記剥離性シート上に形成された、熱可塑性樹脂から成る第1の転写基材と、前記第1の転写基材上に形成された、前記剥離性シートから被転写媒体に画像として転写すべきトナーと、前記トナー上に形成された、熱可塑性樹脂から成る第2の転写基材と、を有することを特徴とする熱転写プリントシートである。
(付記14)
付記14に記載の発明は、前記第1の転写基材は、光学的に透明である、ことを特徴とする付記13に記載の熱転写プリントシートである。
(付記15)
付記15に記載の発明は、前記第2の転写基材は、光学的に透明又は白色のいずれかである、ことを特徴とする付記13又は14に記載の熱転写プリントシートである。
1…熱転写プリントシート作成装置、2…画像形成部、3…再搬送ユニット、4…給紙部、5(5−1、5−2、5−3、5−4)…画像形成ユニット、6…感光体ドラム、7…クリーナ、8…帯電ローラ、9…現像ユニット、11…現像ローラ、12…光書込ヘッド、13…搬送ベルト、14…転写器、15…駆動ローラ、16…従動ローラ、17…給紙カセット、18…剥離性シート(用紙)、19…給紙コロ、20…センサ、21…搬送案内路、22…待機ローラ対、23…装着部、24…MPF(Multi Paper Feeder)トレイ、25…給紙コロ、26…定着ユニット、26a…熱ローラ、26b…押圧ローラ、26c…クリーナ、27…切換板、29…搬送ローラ、31…排紙ローラ、32…排紙部、33a〜33e…搬送ローラ、40…CPU(central processing unit)、41…インターフェイスコントローラ(I/F_CONT)、42…プリンタコントローラ(PR_CONT)、43…プリンタ印字部、44…ROM(read only memory)、45…EEPROM(electrically erasable programmable ROM)、46…操作パネル、47…センサ部、48…フレームメモリ、49…現像部、50…定着部、51…ベルト駆動部、60…第1の転写基材(T1)のトナー像、70…転写プリントすべき画像のトナー像、80…第2の転写基材(T2)のトナー像、90…熱転写プリントシート、90−1…鏡像形成面、90−2…鏡像形成面の裏面、100…被転写媒体、110…加熱プレス機、120…転写画像

Claims (15)

  1. 熱可塑性樹脂から成る第1の転写基材及び第2の転写基材を転写する第1の画像転写手段と、
    剥離性シートから被転写媒体に画像として転写すべきトナーを転写する第2の画像転写手段と、
    前記剥離性シートに転写された前記第1の転写基材、前記第2の転写基材、及び前記トナーを定着する定着手段と、
    前記剥離性シート上に下層から順に、前記第1の画像転写手段及び前記第2の画像転写手段によって、前記第1の転写基材、前記トナー、及び前記第2の転写基材を転写させ、前記第1の転写基材、前記トナー、及び前記第2の転写基材を前記定着手段によって定着させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする熱転写プリントシート作成装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記剥離性シートの1回目の通紙において、前記剥離性シートに前記第1の画像転写手段によって転写された前記第1の転写基材を前記定着手段によって定着させ、前記剥離性シートの2回目の通紙において、前記剥離性シートに定着された前記第1の転写基材上に、前記第2の画像転写手段によって前記トナーを転写し、更に前記トナー上に、前記第1の画像転写手段によって前記第2の転写基材を転写し、前記トナー及び前記第2の転写基材を前記定着手段によって定着させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の熱転写プリントシート作成装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記剥離性シートの1回目の通紙において、前記剥離性シートに前記第1の画像転写手段によって前記第1の転写基材を転写し、更に前記第1の転写基材上に、前記第2の画像転写手段によって前記トナーを転写し、前記第1の転写基材及び前記トナーを前記定着手段によって定着させ、前記剥離性シートの2回目の通紙において、前記剥離性シートに定着された前記第1の転写基材及び前記トナー上に、前記第1の画像転写手段によって前記第2の転写基材を転写し、前記第2の転写基材を前記定着手段によって定着させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の熱転写プリントシート作成装置。
  4. 前記1回目の通紙が終了した前記剥離性シートを、前記2回目の通紙の開始位置まで再搬送する再搬送手段を更に備える、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の熱転写プリントシート作成装置。
  5. 前記再搬送手段によって再搬送される搬送路の途中で、前記1回目の通紙により前記定着手段によって定着された前記剥離性シート上の前記第1の転写基材及び前記トナーを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記剥離性シート上の前記第1の転写基材及び前記トナーの位置に基づいて、前記2回目の通紙において転写する前記トナー及び前記第2の転写基材の位置を補正する位置補正手段と、
    を更に備える請求項4に記載の熱転写プリントシート作成装置。
  6. 前記第1の画像転写手段は、
    前記剥離性シートの搬送経路の上流に配置され、前記第1の転写基材を転写する上流側画像転写手段と、当該搬送経路の下流に配置され、前記第2の転写基材を転写する下流側画像転写手段とからなり、
    前記第2の画像転写手段は、
    前記上流側画像転写手段と前記下流側画像転写手段との間に配置され、前記トナーを転写する中間画像転写手段からなり、
    前記制御手段は、
    1回の通紙で、前記剥離性シート上に、前記上流側画像転写手段、前記中間画像転写手段、及び前記下流側画像転写手段によって、前記第1の転写基材、前記トナー、及び前記第2の転写基材を転写し、前記定着手段によって定着させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の熱転写プリントシート作成装置。
  7. 前記第1の画像転写手段は、
    前記第1の転写基材、前記第2の転写基材、及び前記トナーの搬送経路の上流に配置され、前記第2の転写基材を転写する上流側画像転写手段と、当該搬送経路の下流に配置され、前記第1の転写基材を転写する下流側画像転写手段とからなり、
    前記第2の画像転写手段は、
    前記上流側画像転写手段と前記下流側画像転写手段との間に配置され、前記トナーを転写する中間画像転写手段からなり、
    前記制御手段は、
    1回の通紙で、前記剥離性シート上に、前記上流側画像転写手段、前記中間画像転写手段、及び前記下流側画像転写手段によって、前記搬送経路を介して前記第1の転写基材、前記トナー、及び前記第2の転写基材を転写し、前記定着手段によって定着させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の熱転写プリントシート作成装置。
  8. 剥離性シートに下層から順に、第1の転写基材、前記剥離性シートから被転写媒体に画像として転写すべきトナー、及び第2の転写基材を転写する工程と、
    前記剥離性シート上に転写された、前記第1の転写基材、前記トナー、及び前記第2の転写基材を定着させる工程と、
    を含むことを特徴とする熱転写プリントシート作成方法。
  9. 剥離性シートの1回目の通紙において、熱可塑性樹脂から成る第1の転写基材を前記剥離性シートに転写する工程と、
    前記1回目の通紙において、前記剥離性シートに転写された、前記第1の転写基材を定着させる工程と、
    前記剥離性シートの2回目の通紙において、前記定着された前記第1の転写基材上に、前記剥離性シートから被転写媒体に画像として転写すべきトナーを転写する工程と、
    前記2回目の通紙において、前記トナー上に熱可塑性樹脂から成る第2の転写基材を転写する工程と、
    前記2回目の通紙において、前記トナー及び前記第2の転写基材を定着させる工程と、
    を含むことを特徴とする熱転写プリントシート作成方法。
  10. 剥離性シートの1回目の通紙において、熱可塑性樹脂から成る第1の転写基材を前記剥離性シートに転写する工程と、
    前記1回目の通紙において、前記第1の転写基材上に、前記剥離性シートから被転写媒体に画像として転写すべきトナーを転写する工程と、
    前記1回目の通紙において、前記第1の転写基材及び前記トナーを定着させる工程と、
    前記剥離性シートの2回目の通紙において、前記剥離性シートに定着された前記第1の転写基材及び前記トナー上に、熱可塑性樹脂から成る第2の転写基材を転写する工程と、
    前記第2の転写基材を定着させる工程と、
    を含むことを特徴とする熱転写プリントシート作成方法。
  11. 前記1回目の通紙が終了した前記剥離性シートを、前記2回目の通紙の開始位置まで再搬送する工程を更に含む、
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の熱転写プリントシート作成方法。
  12. 前記再搬送する工程の過程で、前記1回目の通紙により定着された前記剥離性シート上の前記第1の転写基材及び前記トナーを検出する工程と、
    前記検出された前記剥離性シート上の前記第1の転写基材及び前記トナーの位置に基づいて、前記2回目の通紙において転写する前記トナー及び前記第2の転写基材の位置を補正する工程と、を更に含む、
    ことを特徴とする請求項11に記載の熱転写プリントシート作成方法。
  13. 剥離性シートと、
    前記剥離性シート上に形成された、熱可塑性樹脂から成る第1の転写基材と、
    前記第1の転写基材上に形成された、前記剥離性シートから被転写媒体に画像として転写すべきトナーと、
    前記トナー上に形成された、熱可塑性樹脂から成る第2の転写基材と、
    を有することを特徴とする熱転写プリントシート。
  14. 前記第1の転写基材は、光学的に透明である、
    ことを特徴とする請求項13に記載の熱転写プリントシート。
  15. 前記第2の転写基材は、光学的に透明又は白色のいずれかである、
    ことを特徴とする請求項13又は14に記載の熱転写プリントシート。
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