JP2001356536A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001356536A
JP2001356536A JP2000179660A JP2000179660A JP2001356536A JP 2001356536 A JP2001356536 A JP 2001356536A JP 2000179660 A JP2000179660 A JP 2000179660A JP 2000179660 A JP2000179660 A JP 2000179660A JP 2001356536 A JP2001356536 A JP 2001356536A
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JP2000179660A
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Takashi Ono
孝史 小野
Kazuo Kosho
和夫 古庄
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特殊転写紙上に形成された画像の品質を劣化
させずに二次転写媒体上に転写する。 【解決手段】 帯電器4の印加電圧を可変制御する帯電
電圧制御部24と、トナーを感光体ベルト3に供給して
潜像を顕像化する現像ローラ26,29,30,31
と、現像ローラ26,29,30,31の印加電圧を可
変制御する現像電圧制御部25と、感光体ベルト3に接
触して設けられ、中間転写体ローラ28の押圧力により
感光体ベルト3から転写されたトナー像を記録媒体へと
転写する中間転写体ベルト37と、中間転写体ローラ2
8の印加電圧を可変制御する中間転写電圧制御部27と
を有し、記録媒体の種類に応じて帯電電圧制御部24、
現像電圧制御部25および中間転写電圧制御部27によ
る帯電器4、現像ローラ26,29,30,31および
中間転写ローラ28への印加電圧を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に、カラー画像をTシャツやマグカップ等の陶磁
器等の特殊な二次転写媒体に再転写するに先立って当該
画像を一旦専用の特殊転写紙に形成する画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラーレーザプリンタやカラーコ
ピー機など用紙にカラー画像を印刷できる画像形成装置
が急速に普及しており、その普及と共に、ユーザはカラ
ー画像に対して画像品質のみならず、様々な要望も求め
るようになってきている。
【0003】従来、プリンタユーザやコピー機ユーザの
画像形成装置の利用用途は、通常のドキュメントとして
の用途である普通紙の印刷や、OHPを用いたプレゼン
テーションに使用されるTransparency f
ilm(以下、「透明フィルム」という。)、そして郵
便物等の管理に用いられるラベル紙等の印刷が大半を占
めていた。しかしながら、カラー画像を印刷する要求が
増加するにつれて、これら従来の用途に加えて、これま
でプリンタやコピー機が印刷対象とはしていなかった二
次転写媒体にまでカラー画像を印刷もしくは転写を行い
たいという要望が生まれてきた。そして、その中の一つ
として、画像形成装置からの印刷後に再転写を行うこと
によってTシャツやマグカップなどに対して転写が可能
な特殊転写紙に対する印刷も行われるようになってきて
いた。
【0004】ここで、図8は従来の画像形成装置を示す
概略図である。
【0005】従来は、図8に示す画像形成装置で普通紙
や透明フィルムへの印刷を行っていた。そこで、従来の
通常の用紙への画像形成動作について説明を行った後、
現状において用いられている特殊転写紙への画像形成動
作について説明を行う。
【0006】カラー画像の形成に用いられるブラック、
シアン、マゼンタ、イエローの4色からなる色重ねの画
像を形成するために、画像形成部(図示せず)より画像
データであるブラック、シアン、マゼンタ、イエローの
各色ドットデータがラスタライズされた後に、各色ごと
に図8の画像形成装置に対して送られてくる。
【0007】最初に送られてくるのはブラックの画像デ
ータで、画像データが発光信号として半導体レーザ素子
を内蔵したLSU(Laser Scanning U
nit)1に入力される。LSU1は発光信号に応じて
ドットごとにレーザの発光と消灯を切り替え、除電器2
によって表面を除電されて帯電器4によって一様にマイ
ナスに帯電された感光体ベルト3に対して、視覚的には
認知できない電気的な潜像を形成する。
【0008】感光体ベルト3上に形成された潜像は、ブ
ラック現像器5のブラック現像ローラが感光体ベルト3
に当接することによって、前もって決められている規定
の電圧値である現像バイアスの力でトナー付着による現
像が行われる。これにより感光体ベルト3上にブラック
トナー画像が形成され、当該トナー画像は中間転写体ベ
ルト9に転写される。
【0009】この中間転写体ベルト9の上にあるブラッ
クトナー画像は、画像形成装置のカラー画像の印刷モー
ドが単色印刷モードであれば、用紙転写ローラ10の位
置において給紙されてきた用紙に転写される。そして、
用紙に転写されずに中間転写体ベルト9上に残留してし
まったトナーは、中間転写体クリーナ11によって掻き
とられる。また、画像形成装置の印刷モードがカラー画
像の4色印刷モードであれば、そのままブラックトナー
画像を中間転写体ベルト9上に保持したままで、次の色
の画像形成動作に入る。
【0010】次の画像形成動作においては、シアンの画
像データが送られ、ブラックの画像形成動作と同様の工
程で感光体ベルト3上に潜像が形成され、シアン現像器
6のシアン現像ローラが感光体ベルト3に当接すること
によって、感光体ベルト3上にトナーによって現像され
たシアントナー画像が形成される。このシアントナー画
像についても同様に、中間転写体ベルト9への転写とい
う工程が行われていく。なお、4色印刷モードである場
合は、既に中間転写ベルト9の上に画像形成されている
ブラックトナー画像の上に、画像の先端から後端まで画
像位置が重なる形で中間転写体ベルト9上への転写が行
われる。
【0011】さらにマゼンタとイエローも順次同様の工
程で、マゼンタ現像器7とイエロー現像器8によって順
次に現像が行われ、感光体ベルト3上にトナー画像が形
成された後、これが中間転写体ベルト9上へ転写され
る。
【0012】このようにして中間転写体ベルト9上に色
重ねされたトナー画像は、トナー画像の画像領域の先端
位置に用紙の先端が規定のマージンを確保した上で一致
するタイミングで、その用紙ごとに専用の用紙ガイドが
装着されている用紙カセット12よりピックアップされ
て搬送路を搬送された用紙と用紙転写ローラ7の位置に
おいて、用紙に転写される。用紙とその上に用紙転写さ
れたトナー画像は、そのまま用紙搬送路を搬送されてい
き、定着器13に対して用紙の先端より突入し、定着器
13内にある内部にヒータを有している定着ローラと接
触することによって用紙上のトナー画像が溶かされ、色
重ねした各色のトナーが混ざり合って用紙上に固定され
る。用紙上にカラー画像の画像形成が完了すると、画像
形成装置は用紙を排紙ローラ14の回転によって装置外
の排紙トレイに排紙する。
【0013】以上のようにして、普通紙や透明フィルム
のように汎用的に数多くのユーザから印刷のニーズがあ
る用紙の場合は、用紙サイズや用紙の材質ごとに専用の
用紙ガイドが装着されている用紙カセット12をセット
することによって給紙が行われる。
【0014】また、用紙サイズが定型サイズから外れて
いる用紙や用紙の厚みが大きい用紙、材質が特殊な用紙
などの場合は、用紙のカール防止のためにカセットから
の給紙が不可能なために、マルチパーパストレイ15か
らの給紙を行うことになる。
【0015】ここで、マルチパーパストレイ15からの
給紙による画像形成も、中間転写体ベルト9にトナー画
像が形成されるまでは用紙カセット12から給紙される
場合と同じ工程で行われる。そして、中間転写体ベルト
9上に色重ねされたトナー画像は、トナー画像の画像領
域の先端位置に用紙の先端が規定のマージンを確保した
上で一致するようなタイミングで、マルチパーパスカセ
ット15より給紙が行われて搬送路を搬送された用紙に
対し、用紙転写ローラ7の位置において用紙に転写され
る。その後は、用紙カセット12のときと同様に定着と
排紙の工程を進んでいき、画像の形成が行われる。
【0016】以上のような動作によって、用紙サイズが
定型サイズから外れている用紙や用紙の厚みが大きい用
紙、材質が特殊な用紙などの場合に用いられるマルチパ
ーパストレイ15よりの画像形成が可能になる。
【0017】ところで、画像形成装置には、多数のユー
ザニーズの一つとして、通常のドキュメントとして使用
している普通紙以外の対象物にも画像を転写したいとい
うものがある。特にこのようなニーズは、画像形成装置
のカラー化の進展と共に、カラー画像が多様な場面で用
いられるようになり増大している。
【0018】そのようなニーズを満たす方法の一つとし
て、一旦画像形成装置を通紙して用紙表面に画像を保持
し、後に転写対象となる二次転写媒体に様々な方法を用
いて転写することが可能な特殊転写紙を用いることがあ
る。
【0019】ここで、転写媒体の対象となる物の代表例
としては、Tシャツ等の布やカップやタイル等の陶器、
そして金属やガラス等にわたり、多岐に及んでいる。そ
して、このように転写媒体が多岐に及ぶため、このよう
な用途に用いられる特殊転写紙も、用紙としての成分構
成を転写媒体に応じて変える必要がある。
【0020】特に、画像形成装置の構成によっては、用
紙をある程度曲げながら用紙搬送を行っていく画像形成
装置もあるため、特殊転写紙の成分構成によっては用紙
が曲がる搬送路を通過することによって特殊転写紙自体
にダメージが与えられ、その影響が画質に影響すること
もある。このような場合、通常のカセットからでは通紙
が難しい用紙の場合など、普通紙や透明フィルムのよう
に専用のカセットを作ってユーザに供給するよりも、汎
用的に異なる用紙サイズに対応できるマルチパーパスト
レイを特殊紙へ対応できるような構造にしておけば、特
殊転写紙自身にダメージを与えて画質劣化の要因を作っ
たり、また、カラー画像形成装置を購入したユーザが特
殊紙のために新たにそれ専用にカセットを購入する必要
がないというコスト的な優位性も大きくなる。
【0021】次に、トナー画像が転写されて画像形成さ
れた特殊転写紙の二次転写媒体への画像転写方法につい
て説明を行う。
【0022】特殊用紙上に画像が形成されて装置外へ排
出されると、次にTシャツやマグカップ等に代表される
二次転写媒体に転写を行う作業が必要となる。
【0023】この二次転写媒体への転写の作業は、画像
形成装置における画像形成作業と異なり、特殊転写紙上
のトナーが付着している画像面を二次転写媒体側に向け
て重ねる。そして、特殊転写紙のトナーが付着していな
い面側からアイロンによる高温の加熱を行う。これによ
り、特殊転写紙上に形成されている画像のトナーが二次
転写媒体の上に転写される。その後、特殊転写紙上に元
々コーティングされている接着層と離型層から成る2層
のコーティング層のうちの離型層のみが特殊転写紙上に
残るように特殊転写紙とトナー転写されている二次転写
媒体とを分離し、特殊転写紙を剥がすようにする。この
ような作業を画像形成後に行うことによって、二次転写
媒体上に画像を形成することができる。
【0024】なお、二次転写媒体の例としてはTシャツ
等の布やマグカップ等の陶磁器があり、画像形成装置で
画像形成された画像をそれら二次転写媒体へプリントす
るなどの利用方法がある。
【0025】この二次転写媒体への画像転写のプロセス
についてTシャツを例にして、図9を用いて説明する。
【0026】ここで、図9は特殊転写紙に画像を形成し
た後に二次転写媒体であるTシャツに画像を転写するス
テップを示す説明図である。
【0027】ステップ1において、Tシャツ16を、ア
イロンによって熱を加えられても問題のない台かもしく
は専用のアイロン台の上に、シワが寄らないように丁寧
に広げる。このTシャツ16を広げる際、アイロンを用
いて低温で熱を加えながら、Tシャツ16に圧力を加え
るとシワがなくなりやすい。大方のシワがなくなってか
ら、画像が用紙上に形成されている特殊転写紙17を、
その印刷面の向きをTシャツ16側に向けて重ねる。
【0028】次に、ステップ2として、Tシャツ16と
特殊転写紙17とが重なった上から、高温になったアイ
ロン18を用いて熱と圧力を加えることによって、特殊
転写紙17上のトナーをTシャツ16に転写する。な
お、この作業は、Tシャツ16の布質や厚みによって、
アイロンの温度や圧力を加える時間が異なる。
【0029】最初に、ステップ3として、適度な時間に
亘りTシャツ16と特殊転写紙17に対して熱を加えた
後、Tシャツ16から特殊転写紙17を剥離する。この
とき、特殊転写紙17の製造工程において前もって用紙
表面に塗布してあるコーティング剤と画像形成装置のト
ナーとが溶け合って、そのままTシャツ16上に残り、
特殊転写紙17の基盤となっている紙の部分のみが剥離
されてしまうため、Tシャツ16上に画像が形成され
る。
【0030】以上が、Tシャツに画像を転写移動する際
の手順である。
【0031】さらに、二次転写媒体がマグカップ等の陶
磁器であった場合について図10を用いて説明する。
【0032】ここで、図10は特殊転写紙に画像を形成
した後に二次転写媒体であるマグカップに画像を転写す
るステップを示す説明図である。
【0033】図10において、ステップ1として、陶磁
器用の特殊転写紙19に画像を形成する。次に、ステッ
プ2として、その中からマグカップ等の陶磁器に転写し
たい部分のみを切り取る。ステップ3としては、陶磁器
用の特殊転写紙19の基盤となっている紙の部分のみを
剥離するために、水の入った水槽20の中に切り取った
特殊転写紙19を入れ、特殊転写紙19の用紙基盤から
剥離した紙21を得る。そして、ステップ4として、特
殊転写紙19の用紙基盤から剥離した紙21を二次転写
媒体のマグカップ22に貼り付けて乾燥させる。ステッ
プ5として、乾燥したマグカップ22をオーブン23の
中に入れ、高温で熱する。最後に、ステップ6として、
ある規定時間熱した後、常温でゆっくり冷却していくと
画像はマグカップ22の上に固定定着する。
【0034】このような工程を経て、マグカップ22等
の陶磁器上に画像が転写されて定着される。
【0035】以上が、従来の特殊転写紙上に画像を形成
する技術と、その特殊転写紙上の画像を他の二次転写媒
体に転写する場合の従来の技術である。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おける特殊転写紙への画像形成は、普通紙へのプロセス
条件や透明フィルムへのプロセス条件と同様の条件で行
ってしまうと、画像形成を行う際の特殊転写紙に対する
転写率や電気的な抵抗率等のプロセス的な特性が異なっ
ているために、画質的に良いレベルの画像が特殊転写紙
上に形成されなかった。
【0037】さらに、この画質的に不充分なレベルの画
像を二次転写媒体上に転写すると、さらに画像は画質的
に劣化していた。
【0038】そこで、本発明は、特殊転写紙上に形成さ
れた画像の品質を劣化させることなくこれを二次転写媒
体上に転写することのできる画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0039】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の画像形成装置は、感光体と、感光体を一様
に帯電させる帯電器と、帯電器に接続され、当該帯電器
に対する印加電圧を可変制御する帯電電圧制御部と、帯
電器により帯電された感光体にレーザを照射して画像デ
ータに対応した潜像を形成する露光手段と、トナーを感
光体に供給して感光体に形成された潜像を顕像化する現
像ローラと、現像ローラに接続され、当該現像ローラに
対する印加電圧を可変制御する現像電圧制御部とを有
し、記録媒体の種類に応じて帯電電圧制御部および現像
電圧制御部による帯電器および現像ローラへの印加電圧
をそれぞれ変化させるようにしたものである。
【0040】これにより、特殊転写紙上に形成された画
像の品質を劣化させることなくこれを二次転写媒体上に
転写することが可能になる。
【0041】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、感光体と、感光体を一様に帯電させる帯電器と、帯
電器に接続され、当該帯電器に対する印加電圧を可変制
御する帯電電圧制御部と、帯電器により帯電された感光
体にレーザを照射して画像データに対応した潜像を形成
する露光手段と、トナーを感光体に供給して感光体に形
成された潜像を顕像化する現像ローラと、現像ローラに
接続され、当該現像ローラに対する印加電圧を可変制御
する現像電圧制御部とを有し、記録媒体の種類に応じて
帯電電圧制御部および現像電圧制御部による帯電器およ
び現像ローラへの印加電圧をそれぞれ変化させる画像形
成装置であり、特殊転写紙上に形成された画像の品質を
劣化させることなくこれを二次転写媒体上に転写するこ
とが可能になるという作用を有する。
【0042】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、帯電電圧制御部および現像電圧
制御部は、記録媒体が二次転写媒体への画像転写を行う
特殊転写紙のときには普通紙のときよりも薄く画像形成
が行われるように帯電器および現像ローラへの印加電圧
を制御する画像形成装置であり、特殊転写紙上に形成さ
れた画像の品質を劣化させることなくこれを二次転写媒
体上に転写することが可能になるという作用を有する。
【0043】本発明の請求項3に記載の発明は、感光体
と、感光体を一様に帯電させる帯電器と、帯電器に接続
され、当該帯電器に対する印加電圧を可変制御する帯電
電圧制御部と、帯電器により帯電された感光体にレーザ
を照射して画像データに対応した潜像を形成する露光手
段と、トナーを感光体に供給して感光体に形成された潜
像を顕像化する現像ローラと、現像ローラに接続され、
当該現像ローラに対する印加電圧を可変制御する現像電
圧制御部と、感光体に接触して設けられ、中間転写体ロ
ーラの押圧力により感光体から転写されたトナー像を記
録媒体へと転写する中間転写体と、中間転写体ローラに
接続され、当該中間転写体ローラに対する印加電圧を可
変制御する中間転写電圧制御部とを有し、記録媒体の種
類に応じて帯電電圧制御部、現像電圧制御部および中間
転写電圧制御部による帯電器、現像ローラおよび中間転
写ローラへの印加電圧をそれぞれ変化させる画像形成装
置であり、特殊転写紙上に形成された画像の品質を劣化
させることなくこれを二次転写媒体上に転写することが
可能になるという作用を有する。
【0044】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
3記載の発明において、帯電電圧制御部、現像電圧制御
部および中間転写電圧制御部は、記録媒体が二次転写媒
体への画像転写を行う特殊転写紙のときには普通紙のと
きよりも薄く画像形成が行われるように帯電器、現像ロ
ーラおよび中間転写ローラへの印加電圧を制御する画像
形成装置であり、特殊転写紙上に形成された画像の品質
を劣化させることなくこれを二次転写媒体上に転写する
ことが可能になるという作用を有する。
【0045】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図7を用いて説明する。
【0046】図1は本発明の一実施の形態である画像形
成装置を示す概略図、図2は図1の画像形成装置におけ
る印加電圧値のプロセステーブルデータを示す説明図、
図3は特殊転写紙に形成された画像をTシャツに転写す
る際に発生するドットの変化を示す説明図、図4は図1
の画像形成装置に設けられた階調補正ロジックに入出力
される階調特性を示す説明図、図5は用紙種類ごとに参
照される階調テーブルデータを示す説明図、図6は図1
の画像形成装置におけるプロセス条件切り替えの手順を
示すフローチャート、図7は図1の画像形成装置におけ
る階調テーブル切り替えの手順を示すフローチャートで
ある。
【0047】先ず、特殊転写紙の特性について説明す
る。
【0048】記録媒体の一種である特殊転写紙は、転写
対象としている二次転写媒体の材質によって特性に差は
あるが、一般的には、オフィス等で広く用いられている
記録媒体である普通紙に比べて厚みがあり、用紙自体に
コーティングが施されているために電気抵抗が高くなっ
ている。そのため、電子写真方式を用いた画像形成にお
いては、このような高抵抗の特殊転写紙上に必要な量の
トナーを付着させるために用紙転写ローラ7に加える電
圧も普通紙と変えなければならない。すると、転写電圧
の変更に伴い、他のプロセスパラメータである感光体へ
の帯電電圧やトナーによる現像を行う際においてトナー
へ加える電圧もプロセス系のバランスを考慮して変更調
整する必要がある。したがって、特殊転写紙上に電子写
真による画像形成を行う場合においては、普通紙とは異
なる特殊転写紙専用のプロセス制御を行う必要がある。
【0049】そこで、図1に示す画像形成装置が用いら
れる。
【0050】図1に示す本実施の形態の画像形成装置
は、半導体レーザ素子(図示せず)が内蔵されてシア
ン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色ドットデータ
がラスタライズされた画像データが発光信号として入力
される露光手段であるLSU(Laser Scann
ing Unit)1を有している。このLSU1は、
画像データの発光信号に応じてドットごとに発光と消灯
を切り替えるレーザを照射する。
【0051】また、画像形成装置には、潜像が形成され
る感光体ベルト(感光体)3が回転自在に調帯支持され
ており、感光体ベルト3の近傍には、この感光体ベルト
3を一様に負に帯電させる帯電器4が配置されている。
そして、LSU1から一様に帯電された感光体ベルト3
に前述のレーザを照射することにより、感光体ベルト3
上には潜像が形成される。
【0052】この帯電器4には、画像形成装置内の制御
部(図示せず)から指示された所定の電圧値を帯電器4
に印加する帯電電圧制御部24が接続されている。そし
て、この帯電電圧制御部24の可変制御によって帯電器
4に印加された電圧によってコロナ放電が行われ、感光
体ベルト3を規定の電圧値で帯電させる。
【0053】感光体ベルト3に対して各々が接近離反可
能に、黒色のトナー画像を現像するブラック現像器のブ
ラック現像ローラ26、シアンのトナー画像を現像する
シアン現像器のシアン現像ローラ29、マゼンタのトナ
ー画像を現像するマゼンタ現像器のマゼンタ現像ローラ
30、イエローのトナー画像を現像するイエロー現像器
のイエロー現像ローラ31が配置されている。これらの
現像ローラ26,29,30,31は感光体ベルト3と
離反する方向に付勢されており、各々の現像ローラ2
6,29,30,31の現像器に対応して設けられたカ
ムの回転によりこの付勢力に抗して感光体ベルト3に押
圧される。そして、押圧された現像ローラ26,29,
30,31から供給されたトナーにより潜像が顕像化さ
れて感光体ベルト3上にトナー像が形成される。
【0054】現像ローラ26,29,30,31には、
画像形成装置内の制御部(図示せず)から指示された所
定の電圧値を現像ローラ26,29,30,31に印加
する現像電圧制御部25が接続されている。そして、こ
の現像電圧制御部25の可変制御によって現像ローラ2
6,29,30,31に所定の現像電圧が印加されて感
光体ベルト3の静電潜像が顕像化され、各色トナー像が
形成される。
【0055】感光体ベルト3に接触して中間転写体ベル
ト(中間転写体)37が設けられている。この中間転写
体ベルト37も回転自在に調帯支持されている。中間転
写体ベルト37は中間転写体ローラ28の位置で感光体
ベルト3に接触しており、感光体ベルト3に形成された
トナー像は中間転写体ローラ28の押圧力で中間転写体
ベルト37に転写される。
【0056】中間転写体ローラ28には、画像形成装置
内の制御部(図示せず)から指示された所定の電圧値を
中間転写体ローラ28に印加する中間転写電圧制御部2
7が接続されている。そして、この中間転写電圧制御部
27の可変制御によって中間転写体ローラ28に所定の
転写電圧が印加され、感光体ベルト3に形成されたトナ
ー像が中間転写体ローラ28の位置で中間転写体ベルト
37に転写される。
【0057】次に、このような構成を有する画像形成装
置の動作について説明する。
【0058】画像形成装置に入力されるデータの形式と
して適合している画像データが画像展開装置(図示せ
ず)より入力され、その画像データに応じてCPUを有
する制御部(図示せず)がLSU(Laser Sca
nning Unit)1に対して発光信号を送る。ま
た、LSU1に対して発光信号を送り始めるのとほぼ同
時でLSU1の内部にある半導体レーザ素子内が発光駆
動を開始する前に、感光体ベルト3を帯電するために帯
電器4の動作が開始する。帯電器4は、帯電電圧制御部
24によって制御されコロナ放電を行い、感光体ベルト
3を規定の電圧値で帯電させる。LSU1は、発光信号
に応じてドットごとにレーザの発光と消灯とを切り替
え、所定のマイナス電位に帯電している感光体ベルト3
に対してレーザを照射していく。そして、感光体ベルト
3上にレーザが照射されると、感光体ベルト3上には、
視覚的に認知できない電気的な潜像が形成される。
【0059】この感光体ベルト3上の潜像は、現像電圧
制御部25によって制御されて電圧が加えられたブラッ
ク現像ローラ26が感光体ベルト3に当接することによ
ってブラックで現像され、感光体ベルト3上にブラック
トナー画像が形成される。この感光体ベルト3上のブラ
ックトナー画像は、感光体ベルト3の回転に伴って中間
転写体ベルト37と接触する位置において、中間転写電
圧制御部27で制御された電圧が加えられる中間転写体
ローラ28の位置で中間転写体ベルト37に転写され
る。
【0060】ブラック単色印刷動作時において、この中
間転写ベルト37上のブラックトナー画像は用紙転写ロ
ーラ(図示せず)の位置に送られ、そこで特殊転写紙
(図示せず)上に転写される。
【0061】また、カラー印刷動作時においては、ブラ
ックトナー画像が中間転写を行われている間に次の色で
あるシアン画像の帯電と露光が始まっており、感光体ベ
ルト3上にシアン画像の潜像が形成される。シアン画像
の現像においては、現像電圧制御部25によって制御さ
れて電圧が加えられたシアン現像ローラ29が感光体ベ
ルト3に当接することによってシアンで現像され、感光
体ベルト3上にシアントナー画像が形成される。このシ
アントナー画像は、ブラックトナー画像と同様に感光体
ベルト3の回転に伴って中間転写体ベルト37と接触す
る位置において、中間転写電圧制御部27から制御され
た電圧が加えられる中間転写体ローラ28の位置で、ブ
ラックトナー画像と印刷領域が上下左右ズレることなく
同一に重なるように中間転写体ベルト37に転写され
る。
【0062】その後、シアントナー画像と同様に、マゼ
ンタ現像ローラ30が感光体ベルト3に当接することに
よってマゼンタのトナー画像が現像され、中間転写体ロ
ーラ28の位置でさらにシアントナー画像の上に重な
る。そして、イエロー現像ローラ31が感光体ベルト3
に当接することによってイエローのトナー画像が現像さ
れ、中間転写体ローラ28の位置でさらにマゼンタトナ
ー画像の上に重なり、4色のトナーによる4層のカラー
トナー画像を形成する。
【0063】その後、4層のトナー画像は用紙転写され
て、定着器(図示せず)において熱と圧力によって用紙
上に定着される。
【0064】本実施の形態では、画像形成の際、帯電電
圧制御部24、現像電圧制御部25および中間転写電圧
制御部27における印加電圧を可変制御するために、画
像形成装置内の制御部が指示する電圧値制御データをテ
ーブルデータ形式やその他の保持形式によって画像形成
装置内に保持しておき、特殊転写紙の種類や使用用途に
応じて分類したテーブルデータを使用し、その特殊転写
に相応しいプロセス条件で画像を形成していくようにし
ている。
【0065】図2はプロセステーブルデータの構成例
で、普通紙や特殊紙など用紙ごとに各プロセス条件の最
適な値が、前もって画像形成装置の開発段階においてテ
ーブルの中にデータとして入力されている。プロセステ
ーブルの可変データとしては、中間転写電圧や用紙転写
電圧も可変にすることができ、それらの値も画像形成装
置で用いられる用紙の種類に応じて切り替えることが可
能である。さらに、本実施の形態では電圧値可変の例を
示したが、これが電流値可変でプロセス制御を行っても
よい。
【0066】図3は、Tシャツ用の特殊転写紙に画像を
形成した後、その印刷結果を用いてTシャツ16を製作
した際に発生するドットの変化を概略的に示したもので
ある。
【0067】符号32はTシャツ転写前のドットを拡大
したものであり、特殊転写紙17に画像を形成した後、
Tシャツ16に転写する前の画像領域内の300μm範
囲程度を概略的に拡大して示している。
【0068】この特殊転写紙17上に形成されている画
像において、各ドットの大きさであるドット径は、通常
に用いられる普通紙と同程度のドット径である。しか
し、この特殊転写紙17上の画像を図9に示した工程に
沿って転写・加工を行っていくと、Tシャツ16上に画
像が転写され、その画像を同様に概略的に拡大したTシ
ャツ転写後のドット拡大図である符号33に示すよう
に、各ドット径が拡大されてしまう。この原因は、特殊
転写紙17からTシャツ16に転写する際、アイロンに
よってトナーの融点に近い温度を特殊転写紙17に加え
ている上に、アイロンによる圧力が加わるため、その熱
と圧力によってドット径が広がってしまうためである。
【0069】そして、このTシャツ16への転写前と転
写後を比べてドット径が拡大してしまう現象のため、視
覚的に特殊転写紙17上の画像とTシャツ16上の画像
の濃度を比べると、面積的に画像の白地が隠れてしま
い、Tシャツ16上の画像は、特殊転写紙17上に画像
形成したときに比べて暗めになってしまう。
【0070】通常の普通紙における画像形成において
は、用紙上に画像を形成した後にその画像を再転写する
ことを考える必要はないが、特殊転写紙17においては
この再転写が行われることを見込んで、先ず、特殊転写
紙17上に形成する画像を通常に用いる普通紙に形成す
る画像に比べ、濃度的に薄めに印刷しておくことが効果
的である。この薄めに印刷する方法としては、先に説明
したプロセステーブルの設定値を薄めに印刷するような
条件に設定しておくことや、画像形成装置の制御部にお
いて特殊転写紙17の使用要求があった場合の画像デー
タの値をある一定の比率か、ある階調曲線データに従っ
て濃度を薄くする方法がある。
【0071】以上のようにすれば、特殊転写紙17を用
いてTシャツ16上に画像を形成した場合、Tシャツ1
6において、期待していた濃度よりも暗い画像になって
しまう問題を改善することが可能になる。
【0072】ここで、図4は画像形成装置の内部に設け
られた階調補正ロジックに入出力される階調特性を概略
的に図示したものである。そして、この図4における階
調補正ロジックが、画像形成する用紙種類ごとに参照さ
れる階調テーブルデータを図示したものが図5である。
【0073】図4において、普通紙階調補正ロジックと
特殊転写紙階調補正ロジックの2つのロジックを図示し
ているが、これは図示して説明するために便宜的に2つ
設けているだけであり、実際にロジックは一つである。
この2つの違いは、図5に示している用紙種類ごとに参
照される階調テーブルデータを、どの用紙の種類から選
択するかの違いである。
【0074】さらに、図4について説明すると、通常に
おいて画像形成装置は、装置内の中で階調補正を行わず
そのままの状態で、スキャナ等で読み取られた画像デー
タを印刷して画像形成を行うと、符号34で示すグラフ
のような階調特性によって画像形成が行われる。
【0075】このような階調特性になってしまう原因と
しては、電子写真方式の画像形成装置に用いられる感光
体の光減衰特性とトナーによる現像特性によるものが主
たるものである。この光減衰特性というものは、感光体
にレーザによる光が照射される際、光が照射される光量
に正比例して感光体上に帯電している電位が変動するの
ではなく、照射される光量が微量な場合においては電位
の変動しにくいというような感光体の感度に関係した特
性である。また、トナーによる現像においては、感光体
上にトナーがある一定量付着している部分のさらにその
上にトナーを付着させる場合においては、トナー量が増
すにつれてトナーの付着特性が落ち、感光体に照射され
るレーザの光量に対してトナーの付着量が減ってくる。
そのため、トナーが多く付着する高濃度の領域において
は、感光体に照射されるレーザの光量に対して濃度の増
加は飽和してくる。
【0076】以上のような理由によって、画像形成装置
において濃度が線形的に変化するような階調特性の画像
を得るには、装置内において階調補正の処理を行う必要
がある。
【0077】普通紙用に補正した階調特性である符号3
5に示すグラフは、階調特性を線形的に変化させるよう
に普通紙用の階調テーブルデータを用いて補正したもの
で、通常の普通紙印刷の際には線形的な階調変化を行う
画像を形成させる。しかし、Tシャツを二次転写媒体に
設定している用紙に対しては、先に説明したようにTシ
ャツに転写すると暗めにTシャツ上に画像が形成される
ことから、特殊転写紙用に補正した階調特性である符号
36に示すグラフのように、階調特性が遅く立ち上がり
気味の階調テーブルデータにしておくと、Tシャツに転
写した後の画像のハイライト部分が適度に再現され、見
栄えとして良好になる。
【0078】次に、プロセス条件の電位のバランスを二
次転写媒体ごとに切り替える際の流れを説明する。
【0079】図6において、画像形成装置内の制御部に
おいて画像データの展開を行い(ステップ1)、次に、
画像形成装置内の制御部が展開した画像データにより画
像形成を行う用紙の種類を決定する(ステップ2)。そ
して、用紙種類が普通紙または透明フィルムか、あるい
は特殊転写紙かどうかを判断し(ステップ3)、普通紙
や透明フィルム等であれば、普通紙や透明フィルム等の
プロセステーブルを用いてプロセスパラメータを設定し
(ステップ4)、特殊転写紙であれば、特殊転写紙のプ
ロセステーブルを用いてプロセスパラメータを設定する
(ステップ5)。そして、これら設定したプロセスパラ
メータにより画像形成を行う(ステップ6)。
【0080】次に、階調テーブルデータを二次転写媒体
ごとに切り替える際の流れを説明する。
【0081】図7において、画像形成装置内の制御部に
おいて、画像データの展開を行い(ステップ10)、次
に、画像形成装置内の制御部が展開した画像データによ
り画像形成を行う用紙の種類を決定する(ステップ1
1)。そして、用紙種類が普通紙または透明フィルム
か、あるいは特殊転写紙かどうかを判断し(ステップ1
2)、普通紙や透明フィルム等であれば、普通紙や透明
フィルム等の階調テーブルデータを用いて階調特性を設
定し(ステップ13)、特殊転写紙であれば、特殊転写
紙の階調テーブルデータを用いて階調特性を設定する
(ステップ14)。そして、これら設定した階調特性に
より画像形成を行う(ステップ15)。
【0082】このように、本実施の形態によれば、二次
転写媒体への画像転写を行う特殊転写紙のときには普通
紙のときよりも薄く画像形成が行われるように帯電電圧
制御部24、現像電圧制御部25および中間転写電圧制
御部27による帯電器4、現像ローラ26,29,3
0,31および中間転写体ローラ28への印加電圧をそ
れぞれ制御しているので、特殊転写紙上に形成された画
像の品質を劣化させることなくこれを二次転写媒体上に
転写することが可能になる。
【0083】なお、本実施の形態では、4色のカラー画
像が形成される画像形成装置が示されているが、モノク
ロ画像の画像形成装置に適用することもできる。そし
て、この場合には、中間転写体ローラ28および中間転
写電圧制御部27は省略することもできる。
【0084】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、記録媒
体の種類に応じて帯電電圧制御部、現像電圧制御部およ
び中間転写電圧制御部による帯電器、現像ローラおよび
中間転写ローラへの印加電圧を変化させているので、特
殊転写紙上に形成された画像の品質を劣化させることな
くこれを二次転写媒体上に転写することが可能になると
いう有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である画像形成装置を示
す概略図
【図2】図1の画像形成装置における印加電圧値のプロ
セステーブルデータを示す説明図
【図3】特殊転写紙に形成された画像をTシャツに転写
する際に発生するドットの変化を示す説明図
【図4】図1の画像形成装置に設けられた階調補正ロジ
ックに入出力される階調特性を示す説明図
【図5】用紙種類ごとに参照される階調テーブルデータ
を示す説明図
【図6】図1の画像形成装置におけるプロセス条件切り
替えの手順を示すフローチャート
【図7】図1の画像形成装置における階調テーブル切り
替えの手順を示すフローチャート
【図8】従来の画像形成装置を示す概略図
【図9】特殊転写紙に画像を形成した後に二次転写媒体
であるTシャツに画像を転写するステップを示す説明図
【図10】特殊転写紙に画像を形成した後に二次転写媒
体であるマグカップに画像を転写するステップを示す説
明図
【符号の説明】
1 LSU(露光手段) 3 感光体ベルト(感光体) 4 帯電器 24 帯電電圧制御部 25 現像電圧制御部 26 ブラック現像ローラ(現像ローラ) 27 中間転写電圧制御部 28 中間転写体ローラ 29 シアン現像ローラ(現像ローラ) 30 マゼンタ現像ローラ(現像ローラ) 31 イエロー現像ローラ(現像ローラ) 37 中間転写体ベルト(中間転写体)
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DC02 EA01 EA03 EA05 EC06 ED08 ED24 2H032 AA05 AA15 BA07 BA09 BA12 BA13 BA23 CA02 CA12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体と、 前記感光体を一様に帯電させる帯電器と、 前記帯電器に接続され、当該帯電器に対する印加電圧を
    可変制御する帯電電圧制御部と、 前記帯電器により帯電された前記感光体にレーザを照射
    して画像データに対応した潜像を形成する露光手段と、 トナーを前記感光体に供給して前記感光体に形成された
    前記潜像を顕像化する現像ローラと、 前記現像ローラに接続され、当該現像ローラに対する印
    加電圧を可変制御する現像電圧制御部とを有し、 前記記録媒体の種類に応じて前記帯電電圧制御部および
    前記現像電圧制御部による前記帯電器および前記現像ロ
    ーラへの印加電圧をそれぞれ変化させることを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記帯電電圧制御部および前記現像電圧制
    御部は、前記記録媒体が二次転写媒体への画像転写を行
    う特殊転写紙のときには普通紙のときよりも薄く画像形
    成が行われるように前記帯電器および前記現像ローラへ
    の印加電圧を制御することを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】感光体と、 前記感光体を一様に帯電させる帯電器と、 前記帯電器に接続され、当該帯電器に対する印加電圧を
    可変制御する帯電電圧制御部と、 前記帯電器により帯電された前記感光体にレーザを照射
    して画像データに対応した潜像を形成する露光手段と、 トナーを前記感光体に供給して前記感光体に形成された
    前記潜像を顕像化する現像ローラと、 前記現像ローラに接続され、当該現像ローラに対する印
    加電圧を可変制御する現像電圧制御部と、 前記感光体に接触して設けられ、中間転写体ローラの押
    圧力により前記感光体から転写されたトナー像を記録媒
    体へと転写する中間転写体と、 前記中間転写体ローラに接続され、当該中間転写体ロー
    ラに対する印加電圧を可変制御する中間転写電圧制御部
    とを有し、 前記記録媒体の種類に応じて前記帯電電圧制御部、前記
    現像電圧制御部および前記中間転写電圧制御部による前
    記帯電器、前記現像ローラおよび前記中間転写ローラへ
    の印加電圧をそれぞれ変化させることを特徴とする画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】前記帯電電圧制御部、前記現像電圧制御部
    および前記中間転写電圧制御部は、前記記録媒体が二次
    転写媒体への画像転写を行う特殊転写紙のときには普通
    紙のときよりも薄く画像形成が行われるように前記帯電
    器、前記現像ローラおよび前記中間転写ローラへの印加
    電圧を制御することを特徴とする請求項3記載の画像形
    成装置。
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