JP2016161440A - 端末位置判定システム - Google Patents
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Abstract
【課題】より高精度に端末位置を判定できる端末位置判定システムを提供する。
【解決手段】端末位置判定システム1は、車両の内外を隔てる車両ドアの外面に設けられる車外スピーカ21と、車両ドアの内面に設けられる車内スピーカ22と、携帯電話2のマイクにおいて受信される音波信号の強度の比較を通じて携帯電話2が車内及び車外のどちらに位置するのかを判定する位置判定部とを備える。車外スピーカ21と車内スピーカ22とが車両ドアを境にして背中合わせとなる位置に設けられる。
【選択図】図2
【解決手段】端末位置判定システム1は、車両の内外を隔てる車両ドアの外面に設けられる車外スピーカ21と、車両ドアの内面に設けられる車内スピーカ22と、携帯電話2のマイクにおいて受信される音波信号の強度の比較を通じて携帯電話2が車内及び車外のどちらに位置するのかを判定する位置判定部とを備える。車外スピーカ21と車内スピーカ22とが車両ドアを境にして背中合わせとなる位置に設けられる。
【選択図】図2
Description
本発明は、端末の車内外位置を音波によって判定する端末位置判定システムに関する。
従来、車体を通過することにより音波信号が減衰することを利用して端末の車内外位置を判定する技術がある。特許文献1の端末位置判定システムでは、車内スピーカ及び車外スピーカから、強度が同程度且つ周波数の異なる音波信号を送信する。携帯電話は、マイクを通じて受信する車内スピーカ及び車外スピーカから送信された音波信号の強度を測定し、当該測定した強度を示すデータを車両に無線送信する。車両の制御部は、携帯電話で受信された車内スピーカから送信した音波信号の強度と車外スピーカから送信した音波信号の強度とを比較し、強度が強いスピーカ側に携帯電話が存在すると判定する。
車外スピーカの位置及び車内スピーカの位置によっては、ボデーやウインドウ等の車両の内外を区画する境界部以外の要因によって、車外スピーカから送信された音波信号及び車内スピーカから送信された音波信号のどちらか一方のみが減衰して、携帯電話の位置を誤判定するおそれがある。
本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、より高精度に端末位置を判定できる端末位置判定システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、端末位置判定システムは、車両の内外を隔てる境界部の外側に設けられて車外音波信号を出力する車外音波信号送信部と、前記境界部の内側に設けられて車内音波信号を出力する車内音波信号送信部と、端末の集音部において受信される前記車外音波信号及び前記車内音波信号のそれぞれの強度の比較を通じて前記端末が車内及び車外のどちらに位置するのかを判定する位置判定部と、を備え、前記車外音波信号送信部及び前記車内音波信号送信部は、前記境界部を境にして表裏の位置関係となるように設けられることを要旨とする。
このシステムによれば、車外音波信号送信部と車内音波信号送信部とが近接した状態となる。このため、境界部以外の構成が、車外音波信号送信部から端末に受信される車外音波信号の経路と車内音波信号送信部から端末に受信される車内音波信号の経路とのどちらか一方の経路のみに進入することが抑制される。ひいては、車外音波信号と車内音波信号とのどちらか一方のみが、境界部以外の構成によって減衰してしまうことが抑制される。これにより、車外音波信号の強度と車内音波信号の強度との比較を通じて、端末の位置をより高精度に判定することができる。
上記システムにおいて、前記車外音波信号送信部及び前記車内音波信号送信部は、前記境界部を境にして背中合わせとなる位置関係となるように設けられることが好ましい。
このシステムによれば、車外音波信号送信部から端末に受信される車外音波信号の経路と車内音波信号送信部から端末に受信される車内音波信号の経路が同じ方向に向かって延びる。このため、車外音波信号と車内音波信号とのどちらか一方のみが、境界部以外の構成によって減衰することが大きく抑制される。これにより、より端末の位置をより高精度に判定することができる。
このシステムによれば、車外音波信号送信部から端末に受信される車外音波信号の経路と車内音波信号送信部から端末に受信される車内音波信号の経路が同じ方向に向かって延びる。このため、車外音波信号と車内音波信号とのどちらか一方のみが、境界部以外の構成によって減衰することが大きく抑制される。これにより、より端末の位置をより高精度に判定することができる。
上記システムにおいて、前記車内音波信号は、前記車外音波信号と異なるものであって、前記車外音波信号送信部及び前記車内音波信号送信部は、前記車外音波信号及び前記車内音波信号を同時に出力することが好ましい。
このシステムによれば、車外音波信号及び車内音波信号が端末で受信されるタイミングもほぼ同時となるため、端末の時間的な移動分を考慮しなくても、端末の位置を高精度に判定することができる。
本発明の端末位置判定システムは、より高精度に端末位置を判定できる。
以下、本発明を具体化した端末位置判定システムの一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両1には、キー機能を有する携帯電話2との近距離無線通信(通信距離:10数cm)によってキー照合を行う近距離無線認証システム3が搭載されている。近距離無線通信は、車両1側からの電波を電力として携帯電話2が動作する双方向通信の近距離無線認証の一種であって、例えばNFC(Near Field Communication)が使用される。なお、携帯電話2が端末(キー機能付き端末)に相当する。
図1に示すように、車両1には、キー機能を有する携帯電話2との近距離無線通信(通信距離:10数cm)によってキー照合を行う近距離無線認証システム3が搭載されている。近距離無線通信は、車両1側からの電波を電力として携帯電話2が動作する双方向通信の近距離無線認証の一種であって、例えばNFC(Near Field Communication)が使用される。なお、携帯電話2が端末(キー機能付き端末)に相当する。
車両1には、携帯電話2とのID照合を行う照合ECU4と、車載電装品の電源を管理するボディECU5と、エンジン7を制御するエンジンECU6とが設けられ、これらが車内バス8を通じて相互接続されている。照合ECU4のメモリ(図示略)には、近距離無線認証で用いるIDコードが登録されている。照合ECU4には、車外の携帯電話2との間で近距離無線通信する車外リーダライタ9と、車内の携帯電話2との間で近距離無線通信する車内リーダライタ10とが接続されている。車外リーダライタ9及び車内リーダライタ10は、例えばLF(Low Frequency)帯やHF(High Frequency)帯の電波を送受する。なお、車外リーダライタ9はドアミラーやドアトリム等に、車内リーダライタ10は車内のセンタコンソール等にそれぞれ配置される。
ボディECU5には、車両ドアの施解錠を行うときの駆動源となるドアロックモータ11と、車両1の電源状態を切り換える際に操作するプッシュモーメンタリ式のエンジンスイッチ12とが接続されている。また、ボディECU5には、車載アクセサリに繋がるACC(アクセサリ)リレー13と、走行系の電装品に繋がるIG(イグニッション)リレー14と、スタータモータに繋がるスタータリレー15とが接続されている。
携帯電話2には、携帯電話2の各種動作を制御する端末制御部16が設けられている。端末制御部16には、携帯電話2における通話動作やインターネット通信動作等を制御する主制御部17や、携帯電話2を車両1の電子キーとして動作させるキー認証処理部18が設けられている。携帯電話2(キー認証処理部18)のメモリ(図示略)には、近距離無線認証で用いるIDコードが登録されている。携帯電話2のIDコードは、予め携帯電話2に登録されていてもよいし、サーバからネットワーク通信により取得してもよい。端末制御部16には、近距離無線通信に準ずる電波を送受する近距離通信部19が接続されている。
車両ドアを携帯電話2で施解錠するときは、車外から携帯電話2を車外リーダライタ9にかざす操作をとる。車外リーダライタ9は、携帯電話2の電力となる駆動電波Sccを定期的に送信している。よって、キー認証処理部18は、車外リーダライタ9からの駆動電波Sccを受信すると起動し、車外リーダライタ9との車外近距離無線通信が確立すると、近距離無線認証用のID信号Sidを送信する。このID信号Sidには、携帯電話2に登録された近距離無線認証用のIDコードが含まれる。照合ECU4は、携帯電話2からID信号Sidを受信すると、自身に登録されたIDコードで車外近距離無線認証を行う。そして、車外近距離無線認証が成立すると、ボディECU5によるドアロック施解錠を実行させる。
また、運転者が乗車したことが例えばカーテシスイッチ(図示略)により検出されると、車外リーダライタ9に代えて今度は車内リーダライタ10から駆動電波Sccの間欠送信が開始される。このとき、車内に持ち込まれた携帯電話2が車内リーダライタ10にかざされると、車内近距離無線認証が開始される。そして、車内近距離無線認証が成立すると、エンジンスイッチ12による電源遷移操作/エンジン始動操作が許可される。
車両1には、車両1のイグニッションスイッチがオン状態下での携帯電話2の車外持ち出しを防止する携帯電話車外持ち出し監視システム20が設けられている。本例の携帯電話車外持ち出し監視システム20は、音波を利用して携帯電話2が車内及び車外のどちらにあるのかを判定し、イグニッションスイッチがオンであるにもかかわらず、携帯電話2が車外に持ち出されたことを確認すると、車外持ち出し警告をユーザに行うものである。また、イグニッションスイッチがオンとは、例えばACCリレー13やIGリレー14がオンになった状態のことを言う。なお、携帯電話車外持ち出し監視システム20が端末位置判定システムに相当する。
この場合、車両1には、車外に音波信号(以降、車外音波信号Ssw1と記す)を送信する車外スピーカ21と、車内に音波信号(以降、車内音波信号Ssw2と記す)を送信する車内スピーカ22とが設けられている。車外スピーカ21は、例えば車両1がハイブリッド車の場合、自車の存在を音によって周囲に通知する電子音発生装置が使用される。また、車内スピーカ22は、車内に設置された既存のオーディオスピーカが使用される。
図2(b)及び図3に示すように、車外スピーカ21は車両の内外を隔てる車両ドア1aの外面に、車内スピーカ22は車両ドア1aの内面に、それぞれ設けられる。これら車外スピーカ21及び車内スピーカ22は、車両における前後方向位置及び高さ方向位置が等しくなるように、すなわち車両ドア1aを境にして背中合わせとなるように、設けられている。なお、車外スピーカ21が車外音波信号送信部を構成し、車内スピーカ22が車内音波信号送信部を構成する。
音波信号Ssw1,Ssw2は、人が聞きとることのできる可聴音や、人が聞き取ることのできない超音波のどちらでもよい。また、音波信号Ssw1,Ssw2は、これらが混信しないようにするために、異なる周波数に設定されている。さらに、車外音波信号Ssw1の送信強度と車内音波信号Ssw2の送信強度は同等に設定され、これら車外音波信号Ssw1及び車内音波信号Ssw2は同時に送信される。
図1に示すように、車両1には、車外スピーカ21及び車内スピーカ22の動作を管理するスピーカ制御部23が設けられている。スピーカ制御部23は、ACCリレー13やIGリレー14からオン信号(イグニッションオン信号)を入力すると、スピーカ21,22から音波信号Ssw1,Ssw2を送信させる。音波信号Ssw1,Ssw2は、イグニッションオン中、常時送信されてもよいし、例えばドア開閉や窓開閉などの携帯電話2が車外に持ち出される可能性が発生したときに送信を開始してもよい。なお、スピーカ制御部23が車外音波信号送信部及び車内音波信号送信部を構成する。
車両1と携帯電話2とは、例えばブルートゥース等の狭域無線通信によって双方向通信が可能となっている。この場合、車両1には、車両1側において狭域通信を行う狭域無線通信部24が設けられ、これがボディECU5に接続されている。また、携帯電話2にも、同様の狭域無線通信部25が設けられ、これが端末制御部16に接続されている。
ボディECU5には、例えばイグニッションスイッチがオンとなったときに、携帯電話2の車外持ち出し監視機能を起動させる起動要求通知部26が設けられている。起動要求通知部26は、例えばイグニッションスイッチがオンとなったことを確認すると、狭域無線通信部24から起動要求信号Sonを送信させる。起動要求信号Sonは、例えばブルートゥース通信に準ずる電波であって、携帯電話2を特定するIDや、携帯電話2の車外持ち出し監視機能を開始させる指令などを含む。
携帯電話2には、各スピーカ21,22から出力された音波信号Ssw1,Ssw2を集音するマイク27が設けられている。マイク27は、携帯電話2での通話時に音を集音するマイクであって、携帯電話2の通話機能と、携帯電話2の車外持ち出し監視機能とで共用される。マイク27は、集音した音波データDswを端末制御部16に出力する。マイク27は、携帯電話2が車両1から起動要求信号Sonを受信すると、停止状態から起動状態に切り換わる。音波データDswには、車外音波信号Ssw1に準ずる車外音波データDsw1と、車内音波信号Ssw2に準ずる車内音波データDsw2とがある。なお、マイク27が集音部に相当する。
端末制御部16には、車両1から送信された起動要求信号Sonを基に、携帯電話2の車外持ち出し監視機能を起動させる状態切換部28が設けられている。状態切換部28は、起動要求信号Sonを狭域無線通信部25で受信すると、起動要求信号Sonの指示により、携帯電話2の車外持ち出し監視機能を起動させる。携帯電話2の車外持ち出し監視機能とは、例えばマイク27や、後述する各種機能部のことを言う。
端末制御部16には、マイク27によって得られた音波データDsw1,Dsw2を取得する音波信号取得部29が設けられている。音波信号取得部29は、音波データDswを取得した際、音波データDswの周波数を基に、音波データDswが車外音波データDsw1又は車内音波データDsw2かを識別する。
端末制御部16には、音波信号取得部29が取得した音波データDsw1,Dsw2を基に携帯電話2の位置を判定する位置判定部30が設けられている。位置判定部30は、例えば車外音波データDsw1と車内音波データDsw2との強さ(信号レベル)を比較し、この比較結果を基に、携帯電話2が車内及び車外のどちらに位置するのかを判定する。
端末制御部16には、イグニッションスイッチオン状況下での携帯電話2の車外持ち出し時に、携帯電話2側において警告動作を実行する端末側警告動作実行部31が設けられている。端末側警告動作実行部31は、例えば携帯電話2の画面やスピーカで、携帯電話2の車外持ち出しを警告する。また、端末側警告動作実行部31は、車両1でも警告動作を行う場合、狭域無線通信部25を介して車外持ち出し通知信号Skを送信する。車外持ち出し通知信号Skは、携帯電話2が車外に持ち出されたことを車両1に通知する指令である。
ボディECU5には、イグニッションスイッチオン状況下での携帯電話2の車外持ち出し時に、車両1側において警告動作を実行する車両側警告動作実行部32が設けられている。車両側警告動作実行部32は、携帯電話2から狭域無線通信により車外持ち出し通知信号Skを受信すると、車両1側において警告動作を実行する。
次に、本例の携帯電話車外持ち出し監視システム20の動作を、図2及び図3を用いて説明する。
図2(a)に示すように、車両1の狭域無線通信部24は、車両1のイグニッションスイッチがオンになったことを確認すると、例えばブルートゥース通信を介して、起動要求信号Sonを携帯電話2に送信する。状態切換部28は、車両1から起動要求信号Sonを受信すると、携帯電話2の車外持ち出し監視機能を、それまでの待機状態から起動状態に切り換える。これにより、携帯電話2の持ち出し監視機能に関する各種機能部やマイク27が起動し、携帯電話2における車外持ち出し監視機能が有効となる。
図2(a)に示すように、車両1の狭域無線通信部24は、車両1のイグニッションスイッチがオンになったことを確認すると、例えばブルートゥース通信を介して、起動要求信号Sonを携帯電話2に送信する。状態切換部28は、車両1から起動要求信号Sonを受信すると、携帯電話2の車外持ち出し監視機能を、それまでの待機状態から起動状態に切り換える。これにより、携帯電話2の持ち出し監視機能に関する各種機能部やマイク27が起動し、携帯電話2における車外持ち出し監視機能が有効となる。
続いて、図2(b)に示すように、スピーカ制御部23は、イグニッションスイッチがオンとなったことを確認すると、車外スピーカ21及び車内スピーカ22から音波信号Ssw1,Ssw2の送信を開始する。これにより、携帯電話2は、車外音波信号Ssw1及び車内音波信号Ssw2をマイク27で受信する。
ここで、図2(b)の位置Aに示すように、携帯電話2が車外に位置し、車両ドア1aが閉じられているとする。
この場合、車外スピーカ21から送信される車外音波信号Ssw1は車両ドア1aによって減衰することなく携帯電話2に受信される。一方、車内スピーカ22から送信される車内音波信号Ssw2は車両ドア1aによって減衰してから携帯電話2に受信される。送信時点において、車外音波信号Ssw1及び車内音波信号Ssw2の送信強度は同等であることから、この場合、携帯電話2で受信される信号の信号強度は、車外音波信号Ssw1が車内音波信号Ssw2よりも強くなる。
この場合、車外スピーカ21から送信される車外音波信号Ssw1は車両ドア1aによって減衰することなく携帯電話2に受信される。一方、車内スピーカ22から送信される車内音波信号Ssw2は車両ドア1aによって減衰してから携帯電話2に受信される。送信時点において、車外音波信号Ssw1及び車内音波信号Ssw2の送信強度は同等であることから、この場合、携帯電話2で受信される信号の信号強度は、車外音波信号Ssw1が車内音波信号Ssw2よりも強くなる。
一方、図2(b)の位置Bに示すように、携帯電話が車内に位置し、車両ドア1aが閉じられている場合には、上記の状況とは逆の状況となるので、携帯電話2で受信される信号の信号強度は、車内音波信号Ssw2が車外音波信号Ssw1よりも強くなる。
さて、本例の車外スピーカ21及び車内スピーカ22は、図2(b)及び図3に示すように、車両ドア1aを境にして背中合わせとなる位置関係とされている。このため、図2(b)において位置Cで示すように、車外スピーカ21から送信され携帯電話2に受信される音波信号Ssw1の経路に信号を減衰させるような障害物がある場合、その障害物は、車内スピーカ22から送信され携帯電話2に受信される音波信号Ssw2の経路にも位置することになる。このように、本例のような構成を採用すれば、車外スピーカ21及び車内スピーカ22から送信され携帯電話2に受信される音波信号Ssw1,Ssw2の経路が近接するため、経路上に障害物があっても音波信号Ssw1,Ssw2は、同程度減衰する。したがって、この場合、携帯電話2で受信される信号の信号強度は、車外音波信号Ssw1が車内音波信号Ssw2よりも強くなる。
このように、本例では、車外スピーカ21及び車内スピーカ22が互いに近接しているため、これら各スピーカから送信された音波信号Ssw1,Ssw2は、車両ドア1aを通過する以外、距離や方向がほぼ同じとなる経路を通って携帯電話2に受信される。また、音波信号Ssw1,Ssw2のどちらか一方のみが、障害物の影響を受けることもない。
以上説明したように、位置判定部30は、音波信号Ssw1,Ssw2の信号レベルの差を通じて、携帯電話2が車内外のどちらにあるかをより正確に判定することができる。また、位置判定部30は、車内音波信号Ssw2が車外音波信号Ssw1より強い状態から車外音波信号Ssw1が車内音波信号Ssw2よりも強い状態に変化したことを通じて、携帯電話2が車外に持ち出されたと判定することもできる。
なお、これら車外音波信号Ssw1及び車内音波信号Ssw2は同時に送信される。車外スピーカ21及び車内スピーカ22が互いに近接しているので、車外音波信号Ssw1及び車内音波信号Ssw2が携帯電話2で受信されるタイミングもほぼ同時となる。したがって、位置判定部30は、携帯電話2の位置の判定に関し、携帯電話2の時間的な移動分を考慮しなくても、正確にその位置を判定することができる。
端末側警告動作実行部31は、イグニッションスイッチオン状況下での携帯電話2の車外持ち出しを認識すると、携帯電話2において携帯電話2の車外持ち出しをユーザに警告する。この警告動作としては、例えば携帯電話2の画面でのメッセージ警告や、携帯電話2のスピーカを用いた音声警告などがある。
また、車両1でも持ち出し警告を行う場合、端末側警告動作実行部31は、狭域無線通信(ブルートゥース通信)を介して、車外持ち出し通知信号Skを車両1に送信する。車両側警告動作実行部32は、車外持ち出し通知信号Skを狭域無線通信部24で受信すると、車両1において携帯電話2の車外持ち出しをユーザに通知する。この警告動作としては、この警告動作としては、例えば車両1のブザーやホーンを鳴らしたり、ハザードを点滅させたりする警告がある。
以上により、本例においては、車両1のイグニッションスイッチがオンのとき、車外スピーカ21及び車内スピーカ22からそれぞれ音波信号Ssw1,Ssw2を出力させ、携帯電話2がマイク27で音波信号Ssw1,Ssw2を集音したときの強度の変化により、携帯電話2が車内及び車外のどちらにあるのかを判定する。そして、イグニッションスイッチがオン状況下で携帯電話2が車外に持ち出されたことを確認すると、その車外持ち出しを携帯電話2や車両1でユーザに警告する。
従って、イグニッションスイッチのオン状況下での携帯電話2の車外持ち出しをユーザに通知することが可能となるので、例えば携帯電話2を車内に戻すなどの行為をユーザにとらせることが可能となる。よって、携帯電話2を車外に放置したままの車両1の再発進が防止されるので、目的地に到着した後に携帯電話2が手元にない状況が回避されることになる。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)車外スピーカ21及び車内スピーカ22を車両ドア1aを境にして背中合わせとなる位置に配置した。これにより、車外スピーカ21及び車内スピーカ22から送信され携帯電話2に受信される音波信号Ssw1,Ssw2の経路が近接するため、音波信号Ssw1,Ssw2のどちらか一方のみが、障害物の影響を受けることがない。したがって、位置判定部30は、音波信号Ssw1,Ssw2の信号レベルの差を通じて、携帯電話2の位置、及び携帯電話2の車外への持ち出しを正確に判定することができる。
(1)車外スピーカ21及び車内スピーカ22を車両ドア1aを境にして背中合わせとなる位置に配置した。これにより、車外スピーカ21及び車内スピーカ22から送信され携帯電話2に受信される音波信号Ssw1,Ssw2の経路が近接するため、音波信号Ssw1,Ssw2のどちらか一方のみが、障害物の影響を受けることがない。したがって、位置判定部30は、音波信号Ssw1,Ssw2の信号レベルの差を通じて、携帯電話2の位置、及び携帯電話2の車外への持ち出しを正確に判定することができる。
(2)車外音波信号Ssw1及び車内音波信号Ssw2を同時に送信するようにした。これにより、車外スピーカ21及び車内スピーカ22が互いに近接しているので、車外音波信号Ssw1及び車内音波信号Ssw2が携帯電話2で受信されるタイミングもほぼ同時となる。したがって、位置判定部30は、携帯電話2の位置の判定に関し、携帯電話2の時間的な移動分を考慮しなくても、正確にその位置を判定することができる。
なお、実施形態はこれまでの述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・上記実施形態において、位置判定部30による位置判定は、車両1のイグニッションスイッチがオンとされている場合に限定されない。例えば、車両1のイグニッションスイッチがオフとされている場合であっても、位置判定部30による位置判定を行い、携帯電話2が車内に位置していると判定される場合には、上記実施形態のように、車両1のブザーやホーンを鳴らしたり、ハザードを点滅させたりして携帯電話2が車内に位置している旨、警告してもよい。
・上記実施形態において、位置判定部30による位置判定は、車両1のイグニッションスイッチがオンとされている場合に限定されない。例えば、車両1のイグニッションスイッチがオフとされている場合であっても、位置判定部30による位置判定を行い、携帯電話2が車内に位置していると判定される場合には、上記実施形態のように、車両1のブザーやホーンを鳴らしたり、ハザードを点滅させたりして携帯電話2が車内に位置している旨、警告してもよい。
・上記実施形態の構成を利用すれば、携帯電話2の位置判定に限らず、車両ドア1aやウインドウガラスなどの車両の開閉部が開いている状態を判定することも可能である。
例えば、車両ドア1aが開いている場合、携帯電話2は、受信する音波信号Ssw1,Ssw2のうち、車両の内面等で反射した成分、すなわち、車両ドア1aをはじめとする境界部によって減衰していない成分を含むことになる。この場合、車両ドア1aが閉じている、すなわち、車両内外が完全に区画されている場合と比較して、携帯電話2で受信される車外音波信号Ssw1の信号強度と車内音波信号Ssw2の信号強度との差が小さくなる。この法則を利用すれば、位置判定部30は、車両ドア1aなどの開口部が開いていることも判定することができる。
例えば、車両ドア1aが開いている場合、携帯電話2は、受信する音波信号Ssw1,Ssw2のうち、車両の内面等で反射した成分、すなわち、車両ドア1aをはじめとする境界部によって減衰していない成分を含むことになる。この場合、車両ドア1aが閉じている、すなわち、車両内外が完全に区画されている場合と比較して、携帯電話2で受信される車外音波信号Ssw1の信号強度と車内音波信号Ssw2の信号強度との差が小さくなる。この法則を利用すれば、位置判定部30は、車両ドア1aなどの開口部が開いていることも判定することができる。
なお、上記実施形態のように、開閉部が開いている旨、警告することが好ましい。
・上記実施形態では、車外スピーカ21と車内スピーカ22との位置関係は背中合わせとなる位置としたが、これに限定されるものではない。車外スピーカ21と車内スピーカ22との位置関係は、車両ドア1aをはじめとする車両の境界部を境にして、表裏の位置関係にあればよい。図4に示すように、車外スピーカ21と車内スピーカ22とが車両ドア1aに設けられていれば、車両の高さ方向や車両の前後方向にずれていた場合でも、車外スピーカ21と車内スピーカ22とが他のドアに設けられているような場合と比較して、音波信号Ssw1,Ssw2の経路は近接しているので、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、車外スピーカ21と車内スピーカ22との位置関係は背中合わせとなる位置としたが、これに限定されるものではない。車外スピーカ21と車内スピーカ22との位置関係は、車両ドア1aをはじめとする車両の境界部を境にして、表裏の位置関係にあればよい。図4に示すように、車外スピーカ21と車内スピーカ22とが車両ドア1aに設けられていれば、車両の高さ方向や車両の前後方向にずれていた場合でも、車外スピーカ21と車内スピーカ22とが他のドアに設けられているような場合と比較して、音波信号Ssw1,Ssw2の経路は近接しているので、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
・携帯電話2の位置判定機能やマイク27は、車両1からの起動要求信号Sonにて起動開始することに限定されない。例えば、携帯電話2が自ら車外持ち出しに相当する動きを監視し、この動きがあったとき、起動状態に入ってもよい。この一例としては、例えば携帯電話2にモーションセンサ(加速度センサ)を設け、このセンサで車外持ち出しの動きを検出したときに、携帯電話2の位置判定機能やマイク27が起動する。
また、車両ドア1aやウインドウガラスの開閉など、携帯電話2が車外に持ち出される可能性が生じたときに起動状態にはいってもよい。
・携帯電話2の位置判定は、音波信号Ssw1,Ssw2の信号レベルが図3の波形変化をとるか否かによって検出する方式をとることに限定されない。例えば、音波信号Ssw1,Ssw2を出力するタイミングを変更すれば、音波信号Ssw1,Ssw2に同一の周波数を採用してもよい。なお、この場合、ブルートゥース通信等により、音波信号Ssw1,Ssw2の送信タイミングを携帯電話2に伝達したり、信号内のデータにて送信元を識別するようにしたりすることが好ましい。要は、位置判定の方式は、種々の方式を適宜使用可能である。
・携帯電話2の位置判定は、音波信号Ssw1,Ssw2の信号レベルが図3の波形変化をとるか否かによって検出する方式をとることに限定されない。例えば、音波信号Ssw1,Ssw2を出力するタイミングを変更すれば、音波信号Ssw1,Ssw2に同一の周波数を採用してもよい。なお、この場合、ブルートゥース通信等により、音波信号Ssw1,Ssw2の送信タイミングを携帯電話2に伝達したり、信号内のデータにて送信元を識別するようにしたりすることが好ましい。要は、位置判定の方式は、種々の方式を適宜使用可能である。
・携帯電話2の位置判定機能やマイク27は、位置判定のときに起動するものに限定されず、常時起動としてもよい。この場合、ブルートゥース通信機能が不要になる。
・起動要求信号Sonの通信網は、ブルートゥース通信に限定されず、他の通信を採用してもよい。
・起動要求信号Sonの通信網は、ブルートゥース通信に限定されず、他の通信を採用してもよい。
・音波信号Ssw1,Ssw2は、例えば間欠送信されるものでもよい。
・音波信号Ssw1,Ssw2の判定は、電波の周波数にて行う方式に限定されない。
・車両1には、他の電子キーシステムが並設されていてもよい。電子キーシステムには、車両1からの通信を契機に例えば狭域無線通信(通信距離:数m)によりID照合を行うキー操作フリーシステムや、電子キーからの通信を契機に狭域無線通によりID照合を行うワイヤレスキーシステムなどがある。
・音波信号Ssw1,Ssw2の判定は、電波の周波数にて行う方式に限定されない。
・車両1には、他の電子キーシステムが並設されていてもよい。電子キーシステムには、車両1からの通信を契機に例えば狭域無線通信(通信距離:数m)によりID照合を行うキー操作フリーシステムや、電子キーからの通信を契機に狭域無線通によりID照合を行うワイヤレスキーシステムなどがある。
・警告動作は、車両1及び携帯電話2の両方で行うことに限定されず、いずれか一方のみで行うようにしてもよい。
・車外スピーカ21及び車内スピーカ22は、車両1に予め搭載されている部材を流用することに限らず、新たに搭載された部材でもよい。
・車外スピーカ21及び車内スピーカ22は、車両1に予め搭載されている部材を流用することに限らず、新たに搭載された部材でもよい。
・車外スピーカ21及び車内スピーカ22の数や設置位置は、適宜変更可能である。
・車外持ち出し通知信号Skの通信網は、ブルートゥース等の狭域通信に限定されず、他の通信を利用可能である。
・車外持ち出し通知信号Skの通信網は、ブルートゥース等の狭域通信に限定されず、他の通信を利用可能である。
・端末をキーとするシステムは、近距離無線認証通信を用いたシステムに限定されず、他の通信を利用したシステムとしてもよい。
・端末は、キー機能を有する携帯電話2に限定されず、キー機能のない単なる携帯電話でもよい。また、端末は、携帯電話2に限定されず、例えばICカードでもよい。
・端末は、キー機能を有する携帯電話2に限定されず、キー機能のない単なる携帯電話でもよい。また、端末は、携帯電話2に限定されず、例えばICカードでもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)上記構成において、前記車内音波信号送信部及び前記車外音波信号送信部は、車内外を通じさせる車載機器が操作されたことを検出すると、前記音波信号の出力を開始する。この構成によれば、音波信号の送信を真に必要なときのみ行うことが可能となるので、車両の電源の省電力化に寄与する。なお、車載機器は、例えば車両ドアや窓ガラス等がある。
(イ)上記構成において、前記車内音波信号送信部及び前記車外音波信号送信部は、車内外を通じさせる車載機器が操作されたことを検出すると、前記音波信号の出力を開始する。この構成によれば、音波信号の送信を真に必要なときのみ行うことが可能となるので、車両の電源の省電力化に寄与する。なお、車載機器は、例えば車両ドアや窓ガラス等がある。
1…車両、1a…車両ドア、2…端末(キー機能付き端末)としての携帯電話、20…端末位置判定システムとしての携帯電話車外持ち出し監視システム、21…車外音波信号送信部としての車外スピーカ、22…車内音波信号送信部としての車内スピーカ、23…車外音波信号送信部及び車内音波信号送信部を構成するスピーカ制御部、26…起動要求通知部、27…集音部としてのマイク、28…状態切換部、29…音波信号取得部、30…位置判定部、31…端末側警告動作実行部、32…車両側警告動作実行部、Ssw1,Ssw2…音波信号、Son…起動要求信号。
Claims (3)
- 車両の内外を隔てる境界部の外側に設けられて車外音波信号を出力する車外音波信号送信部と、
前記境界部の内側に設けられて車内音波信号を出力する車内音波信号送信部と、
端末の集音部において受信される前記車外音波信号及び前記車内音波信号のそれぞれの強度の比較を通じて前記端末が車内及び車外のどちらに位置するのかを判定する位置判定部と、を備え、
前記車外音波信号送信部及び前記車内音波信号送信部は、前記境界部を境にして表裏の位置関係となるように設けられる端末位置判定システム。 - 請求項1に記載の端末位置判定システムにおいて、
前記車外音波信号送信部及び前記車内音波信号送信部は、前記境界部を境にして背中合わせとなる位置関係となるように設けられる端末位置判定システム。 - 請求項1又は2に記載の端末位置判定システムにおいて、
前記車内音波信号は、前記車外音波信号と異なるものであって、
前記車外音波信号送信部及び前記車内音波信号送信部は、前記車外音波信号及び前記車内音波信号を同時に出力する端末位置判定システム。
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- 2015-03-03 JP JP2015041251A patent/JP2016161440A/ja active Pending
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