JP2016160028A - 搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成部品に対する厳密な寸法管理を必要とせずに、装置本体に着脱される給送トレイによってローラを安定的に移動させることができる搬送装置を提供する。【解決手段】給送トレイ13に設けられたガイド部13Cの第2ガイド面13Eが、下部フレーム25Bに当接すると、第1リリース部材23Aが、ねじりコイルバネ23Cによってガイド部13Cの第1ガイド面13Dに押圧される。ガイド部13Cは、下部フレーム25Bに摺接して移動すると、第1リリース部材23Aが第1位置へ移動される。これにより、ローラホルダ26Bが上方へ移動して、ピンチローラ26Aが第1搬送ローラ22に当接される。ピンチローラ26Aは、バネ支持フレーム25Gに支持されたホルダ付勢バネ26Fによって、第1搬送ローラ22に付勢される。【選択図】図4

Description

本発明は、給送トレイに支持されたシートを搬送する搬送装置に関する。
インクジェット記録装置等の画像記録装置には、通常、普通紙等のシートが収容される給送トレイが設けられている。給送トレイは、シート等の被記録媒体に画像を記録する記録部等を備えた装置本体に対して着脱可能になっている。給送トレイが装置本体に装着されると、給送トレイに収容されたシートは、例えば、相互に圧接されたローラ対によって記録部へ搬送されて、記録部において画像が記録される。画像が記録されたシートも、相互に圧接されたローラ対によって、装置本体の外部へ排出される。
特許文献1には、装置本体に給送トレイ(給紙カセット)が装着されると、ローラ対を相互に圧接させ、給送トレイが装置本体から引き出されると、ローラ対の圧接状態を解除する解除装置を備えた画像記録装置が開示されている。ローラ対は、第1ローラ及び第2ローラによって構成されており、第1ローラが、押圧バネによって第2ローラに圧接するように付勢されている。
上記解除装置は、第1端部及び第2端部を有する解除レバーを有しており、解除レバーが、給送トレイの近傍において回動可能に設けられている。解除レバーの第1端部は、第1ローラに連結されており、解除レバーの第2端部は、装置本体に装着された給送トレイの側壁部に接した状態になっている。
解除レバーは、給送トレイが装置本体から引き出されると、解除レバーの第1端部が、給送トレイの側壁部に設けられたガイド部に当接されて、解除レバーが押圧バネの付勢力に抗して回動する。これにより、解除レバーの第1端部に連結された第1ローラが、第2ローラから離間される。
このような構成により、第1ローラと第2ローラとの間において紙詰まりが発生した場合に、給送トレイを装置本体から引き出すと、解除装置によって、第1ローラ及び第2ローラの圧接状態が解除される。これにより、第1ローラと第2ローラとの間の紙詰まりを容易に解消することができる。
特開2009−298550号公報
特許文献1に開示された解除装置の構成では、給送トレイが装置本体に対して着脱されることによって、第1ローラが直接的に移動される。このため、給送トレイの着脱時に第1ローラが所定の移動状態になるように、給送トレイの側壁部、解除レバー、付勢部材等の構成部品を高精度に位置決めする必要がある。
例えば、給送トレイを装置本体に装着した際に、第1ローラが第2ローラに対して適切に移動されない場合には、第1ローラと第2ローラとが適切な圧接状態にならず、シートを適切に搬送できないおそれがある。このため、第1ローラが第2ローラに対して適切な圧接状態になるように、各構成部品を高精度に位置決めしなければならない。
各構成部品の高精度な位置決めは、それぞれの構成部品の寸法管理を厳密に行うことによって可能となるが、そのような寸法管理は容易でないという問題がある
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、構成部品に対する厳密な寸法管理を必要とせずに、装置本体に着脱される給送トレイに対してローラを所定の状態にすることができる搬送装置を提供することにある。
(1) 本発明に係る搬送装置は、装置本体と、上記装置本体に対して移動可能であって、シートを支持する給送トレイと、第1フレームと、上記第1フレームに支持された第1ローラと、上記第1ローラから離間する離間方向へ移動可能な第2ローラと、第1位置及び第2位置に移動可能であって、第1位置への移動によって上記第2ローラを上記第1ローラに当接させ、第2位置への移動によって上記第2ローラを上記第1ローラから離間させるリリース部材と、上記第1フレームに支持された第2フレームと、上記第1フレームに支持されており、上記第2フレームに対して上記離間方向に間隔を空けて配置された第3フレームと、上記給送トレイに設けられており、上記第2フレームと上記第3フレームとの間に位置し、上記リリース部材と当接可能なガイド部と、上記第2フレームと上記第3フレームとの間に配置されており、上記リリース部材を上記ガイド部へ向けて付勢する第1付勢部材と、を備え、上記ガイド部は、上記給送トレイの移動に伴って上記リリース部材に摺接して、上記リリース部材を上記第1位置及び上記第2位置へ案内する第1ガイド面と、当該第1ガイド面が上記リリース部材と摺接している状態において、上記第2フレーム又は上記第3フレームに摺接する第2ガイド面と、を有する。
この構成では、給送トレイが装置本体に装着される際には、ガイド部の第2ガイド面が第2フレーム又は第3フレームに当接した状態で、リリース部材が、第1付勢部材によってガイド部の第1ガイド面に押圧される。この場合、ガイド部は、第2フレーム又は第3フレームと摺接して移動するために、ガイド部が安定的に移動し、リリース部材が安定的に第1位置へ移動される。また、給送トレイの変位によってガイド部が変位した場合には、その変位が付勢部材によって吸収されるために、リリース部材の移動が安定する。以上のことから、第2ローラを第1ローラに対して適切な当接状態とすることができる。その結果、ガイド部、リリース部材等の構成部品を位置決めする際の精度が緩和され、構成部品に対する厳密な寸法管理が不要になる。
(2) 好ましくは、上記第1ガイド面が上記リリース部材と摺接している状態において、上記第2ガイド面と摺接している上記第2フレーム又は上記第3フレームは、上記離間方向から見たときに、上記第1ガイド面における上記リリース部材と摺接している箇所と少なくとも一部が重なっている。これにより、ガイド部の移動が、より一層安定する。
(3) 好ましくは、上記第2フレームに支持されており、上記第2ローラを上記第1ローラの方へ付勢する第2付勢部材をさらに有する。これにより、装置本体に装着された給送トレイの変位が、第2付勢部材によっても吸収されるために、第1ローラに対する第2ローラの当接状態がさらに安定する。
(4) 好ましくは、上記第1付勢部材が上記第2フレームに支持されている。この場合、リリース部材を付勢する第1付勢部材と、第2ローラを付勢する第2付勢部材とが、第2フレームに支持されることから、第1付勢部材及び第2付勢部材が安定的に支持される。これにより、第1付勢部材及び第2付勢部材の付勢力の調整が容易になり、リリース部材の移動に伴う第2ローラの位置決めを高精度で行うことができる。
(5) 好ましくは、上記第2ローラは、上記第1ローラの軸方向に間隔を空けて複数が設けられており、上記各第2ローラは、各々がローラホルダに回転可能に支持されており、上記リリース部材は、上記複数のローラホルダを一体に移動させることによって、上記各第2ローラを上記第1ローラから離間するものである。これにより、複数の第2ローラのそれぞれが第1ローラに対して安定的に当接される。
(6) 好ましくは、上記第2ローラは、上記第1ローラの軸方向に沿ったローラ軸に複数が設けられており、上記リリース部材は、上記ローラ軸を移動させることによって複数の第2ローラを一体に移動させるものである。この場合も、複数の第2ローラのそれぞれが第1ローラに対して安定的に当接される。
(7) 好ましくは、上記第1ローラは、ローラホルダに支持されており、上記ローラホルダは、上記第1フレームに支持された第4フレームに支持されたものである。これにより、第2ローラのそれぞれが第1ローラに対して安定的に当接される。
(8) 好ましくは、シートに画像を記録する記録部を備え、上記第4フレームは、上記記録部を支持する。これにより、部品点数が削減される。
(9) 好ましくは、上記リリース部材は、上記第1フレームに回動可能に支持されている。これにより、リリース部材を配置するためのスペースの確保が容易になる。
(10) 好ましくは、上記第1フレームは、上記第1ローラの軸方向の両端部をそれぞれ支持するサイドフレーム部を有するものであり、上記第2フレームは、上記サイドフレーム部に支持されている。これにより、第2ローラが安定的に支持されるために、第1ローラとの当接状態が安定する。
(11) 好ましくは、上記給送トレイは、底部、及び当該底部から起立された側壁部を有するものであり、上記ガイド部は、上記側壁部に設けられている。これにより、ガイド部を配置するためのスペースの確保が容易になる。
(12) 好ましくは、上記ガイド部は、上記給送トレイの側壁部に取り付けられており、上記側壁部とは異なる材料によって成型されたものである。この場合、ガイド部の第1ガイド面及び第2ガイド面のそれぞれが、リリース部材を安定的に移動させることができる材質にすることができる。
(13) 好ましくは、上記第2ガイド面は上記第3フレームに摺接し、上記第3フレームは、上記第1フレームの一部である。この場合、第3フレームが第1フレームと一体になっているために、ガイド部の移動を安定させることができる。
(14) 好ましくは、上記給送トレイを装着位置において位置決めする位置決め機構をさらに備え、上記位置決め機構は、上記ガイド部に設けられた凹部と、上記リリース部材に設けられて上記付勢部材の付勢力によって上記凹部と係合する係合部とによって構成されている。これにより、給送トレイが装置本体に対して変位されることが抑制される。
本発明によれば、構成部品に対する厳密な寸法管理を必要とせずに、第2ローラを第1ローラに対して安定的に移動させることができる。
図1は、本発明の実施形態の一例である複合機10の斜視図である。 図2は、複合機10の内部の構成を示す模式図である。 図3は、装置本体11に装着された給送トレイ13の幅方向9における一方の端部の断面の模式図である。 図4は、第1リリース部材23A及び第2リリース部材81Aを説明するための概略的な側面図である。 図5は、第1リリース部材23A及び第2リリース部材81Aの構成を説明するための概略的な斜視図である。 図6は、第1リリース部材23Aの動作説明のための概略的な側面図である。 図7は、第2リリース部材81Aを説明するための給送トレイ13の幅方向9における一方の端部の模式的な断面図である。 図8は、変形例に係る第1リリース部材23Aの構成を説明するための給送トレイ13の幅方向9における一方の端部の模式的な断面図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。以下の説明においては、複合機10が使用可能に設置された図1の状態を基準として、上下方向7、前後方向8、左右方向9(以下、「幅方向9」とする)が定義される。
[複合機10の全体構成]
図1に示される複合機10(搬送装置を備えた画像記録装置の一例)は、プリント機能、ファクシミリ機能、コピー機能等の各種の機能を有している。複合機10は、概ね薄型の直方体形状に構成された装置本体11と、装置本体11の下部に対して着脱可能になった給送トレイ13とを有している。
給送トレイ13は、図1に示されるように、装置本体11に装着された状態で、装置本体11に対して前向きに引き出されることによって装置本体11に対して非装着状態になる。なお、以下においては、給送トレイ13が装置本体11から引き出される向きをトレイ引き出し向き5(図2参照)とする。
図2に示されるように、装置本体11内の上部には、被記録媒体に画像を記録する記録部31が設けられている。装置本体11に装着された給送トレイ13は、記録部31の下方に位置しており、記録部31で画像が形成される複数枚のシート(被記録媒体)が底部13A上に収容可能である。
装置本体11の内部には、給送トレイ13内に収容された最上部の1枚のシート14を後方へ向けて搬送する給送部16と、給送トレイ13から後方に向けて搬送されるシート14を上方へ案内する給送ガイド部材15とが設けられている。給送ガイド部材15は、装置本体11内における背面に近接した位置に配置されている。
給送部16は、幅方向9に沿って配置された給送ローラ16Aと、給送ローラ16Aを上下方向7に移動可能に支持する支持アーム16Bとを有している。支持アーム16Bは、幅方向9に沿った支持軸16Dに回動可能に支持されており、給送ローラ16Aは、支持アーム16Bの先端部に回転可能に支持されている。給送ローラ16Aは、支持アーム16Bが支持軸16Dを中心として上下方向7に回動することにより、給送トレイ13内に収容された最上部のシート14に当接する位置と、当該シート14から上方に離間した位置とに移動する。給送ローラ16Aは、動力伝達機構16Cによって図示しないモータの動力が伝達されることによって回転する。
給送ローラ16Aが、給送トレイ13内に収容された最上部のシート14に当接した状態で回転されると、当該シート14が後方に向けて給送される。給送トレイ13から給送されるシート14は、給送ガイド部材15の下端部へ搬送される。
給送ガイド部材15には、シート14が通過する給送路15Cが設けられている。給送路15Cは、装置本体11の背面に向かって突出した円弧状になっており、給送ガイド部材15によって案内されるシート14は、給送ガイド部材15の上端部から前方に向かって搬送される。
給送ガイド部材15の上端部に近接した前方位置には、給送ガイド部材15の上端部を通過したシート14を記録部31の下方へ搬送する第1搬送ローラ対21が設けられている。第1搬送ローラ対21の前方、すなわち、第1搬送ローラ対21によるシート14の搬送向き(以下、シート搬送向き6(図2参照)とする)には、記録部31の下方においてシート14を支持するプラテン35が設けられている。記録部31の下部に設けられた記録ヘッド33に対してシート搬送向き6の上流には、シート14に幅方向9に沿った波形状を付与する波形状付与機構61が設けられている。また、記録ヘッド33に対してシート搬送向き6の下流には、第2搬送ローラ対41が設けられている。
第1搬送ローラ対21は、給送ガイド部材15を通過したシート14を、プラテン35と記録部31との間に形成された第1搬送路29に搬送する。第1搬送路29は、第2搬送ローラ対41、経路切換ガイド51及び反転ローラ対71を介して、排紙トレイ17にまで達している。
第1搬送ローラ対21は、給送ガイド部材15を通過したシート14の上面(第1面)に当接する1つの第1搬送ローラ22と、シート14の下面(第2面)に当接する複数のピンチローラ26Aとを有している。給送ガイド部材15を通過したシート14は、回転状態になった第1搬送ローラ22及びピンチローラ26Aによって挟持されて、プラテン35上に搬送される。
プラテン35の上方に設けられた記録部31は、それぞれが幅方向9に沿って配置された第1ガイドフレーム36及び第2ガイドフレーム37によって支持されている。第1ガイドフレーム36及び第2ガイドフレーム37は、シート搬送向き6に一定の間隔を空けた状態で、幅方向9に沿って延びている。
記録部31は、第1ガイドフレーム36及び第2ガイドフレーム37の間にわたってスライド可能に支持されたキャリッジ32と、キャリッジ32の下部に取り付けられた記録ヘッド33とを有している。キャリッジ32は、第1ガイドフレーム36及び第2ガイドフレーム37に沿って、幅方向9に沿って往復移動可能である。
記録ヘッド33は、下方に向かってインクを吐出する複数のノズル34を備えている。各ノズル34には、インクカートリッジ(不図示)からインクが供給される。複数のノズル34は、シート搬送向き6に沿った列状に配置されており、記録ヘッド33の下面であるノズル面34Aに開口している。ノズル面34Aは、前後方向8及び幅方向9に沿った平面である。
記録部31の下方に設けられたプラテン35は、第1搬送ローラ対21によって搬送されるシート14を支持する。第1搬送ローラ対21によって搬送されるシート14がプラテン35上の所定位置になると、シート14の搬送が停止される。このような状態で、記録部31のキャリッジ32が幅方向9にスライドされるとともに、そのスライドの間に記録ヘッド33のノズル34からインクが選択的に吐出される記録処理が実行される。その後、プラテン35上のシート14が第1搬送ローラ対21によって所定の距離だけ搬送される搬送処理と、記録ヘッド33による記録処理とが繰り返し実行されることにより、シート14の全体にわたって画像が記録される。
プラテン35に対してシート搬送向き6に設けられた第2搬送ローラ対41は、プラテン35上に支持されたシート14の下面に接する複数の第2搬送ローラ42Aと、シート14の上面に接する複数の第1拍車ローラ43Aとを有する。複数の第1拍車ローラ43Aのそれぞれは、第2搬送ローラ42Aのそれぞれの上方に対向して配置されている。プラテン35上のシート14は、第2搬送ローラ42A及び第1拍車ローラ43Aに挟持されてシート搬送向き6に搬送される。
経路切換ガイド51は、第2搬送ローラ対41によって搬送されるシート14が当接すると、当該シート14が経路切換ガイド51の上方を通過する状態になる。また、後述されるように、経路切換ガイド51を通過して反転ローラ対71へ案内されたシート14は、その後端部が経路切換ガイド51と反転ローラ対71との間に位置する場合に、経路切換ガイド51と当接することによって、経路切換ガイド51の下方へ案内される。
反転ローラ対71は、シート14の下面に接する反転ローラ71Aと、反転ローラ71Aの上方に配置された第2拍車ローラ72Aとを備えている。反転ローラ71Aは、正逆回転可能である。第2拍車ローラ72Aは、反転ローラ71Aに接した状態において、反転ローラ71Aの回転に追従して回転する。
反転ローラ71Aが回転する向きは、シート14がシート搬送向き6に搬送される場合を正転(図2に矢印D3で示す方向)、シート14がシート搬送向き6とは逆向きに搬送される場合を逆転(図2に矢印D4で示す方向)と称する。シート14の片面にのみ画像が記録される場合には、反転ローラ71Aが正転され、反転ローラ対71により搬送されるシート14が排紙トレイ17上に排出される。
シート14の両面に画像が記録される場合には、反転ローラ71Aが正転されて、片面に画像が記録されたシート14の後端部が反転ローラ対71を通過する直前まで搬送された後に、反転ローラ71Aが逆転される。これにより、シート14は、経路切換ガイド51に向かって後向きに搬送されて、経路切換ガイド51の下方へ案内される。経路切換ガイド51の下方から給送ガイド部材15の下端部にかけて分岐搬送ガイド53が設けられている。分岐搬送ガイド53に沿って搬送されるシート14は給送ガイド部材15の下端部にまで搬送される。
[給送トレイ]
図2に示されるように、給送トレイ13は、上面が開放された薄型の直方体形状になっている。給送トレイ13は、幅方向9の両端に、前後方向8に沿った側壁部13B(図3参照)をそれぞれ有する。各側壁部13Bは、シート14が積載される底部13Aにおける幅方向9の両端からそれぞれ起立されている。装置本体11における幅方向9の両端には、前後方向8に沿ったサイドフレーム部25Aが設けられており、給送トレイ13は、サイドフレーム部25Aの間に装着される。この場合、各側壁部13Bは、各サイドフレーム部25Aとは間隔を空けた状態になる。なお、2つのサイドフレーム部25Aは第1フレームを構成する。
図3、図4に示されるように、各側壁部13Bにおける幅方向9の両外に位置する側面の上部には、ガイド部13Cがそれぞれ設けられている。ガイド部13Cは、前後方向8に沿って側壁部13Bの全域にわたって設けられている。ガイド部13Cの上面は、前後方向8に沿った第1ガイド面13Dであり、側壁部13Bの上面と同一平面に位置する。また、ガイド部13Cの下面は、第1ガイド面13Dとは平行な第2ガイド面13Eである。第2ガイド面13Eは、後述するように、サイドフレーム部25Aと一体に構成された下部フレーム25B(「第2フレーム」の一例)に摺接する。
図4に示されるように、ガイド部13Cの第1ガイド面13Dには、トレイ引き出し向き5の上流端の近傍に、凹部13Fが設けられている。凹部13Fは、装置本体11に給送トレイ13が装着された状態では、後述する第1リリース部材23Aが係合する位置に設けられている。凹部13Fは、トレイ引き出し向き5の下流が、下流になるにつれて底部13Aから離れるように、比較的緩やかに傾斜しており、トレイ引き出し向き5の上流が、上流になるにつれて底部13Aから離れるように、下流の傾斜状態よりも大きな傾斜状態で傾斜している。凹部13Fは、装置本体11に装着された給送トレイ13を位置決めする位置決め機構を構成する。
ガイド部13Cは、側壁部13Bと同じ材料によって一体に構成されてもよいが、側壁部13Bとは異なる材料によって成型されたものとしてもよい。この場合、ガイド部13Cの第1ガイド面13D及び第2ガイド面13Eのそれぞれが、第1リリース部材23Aを安定的に移動させることができる材質にすることができる。
[搬送ローラ対]
図3に示されるように、第1搬送ローラ対21の第1搬送ローラ22(「第1ローラ」の一例)は、第1ガイドフレーム36の幅方向9の両端部をそれぞれ支持するサイドフレーム部25A(図3参照)に支持されている。第1搬送ローラ22には、図示しないモータの回転が伝達されて、図2に矢印D1で示す向きに回転される。
図5に示されるように、複数のピンチローラ26A(「第2ローラ」の一例)は、第1搬送ローラ22の下方に設けられたローラホルダ26Bに、ローラ軸が幅方向9(第1搬送ローラ22の軸方向)に沿った状態でそれぞれ支持されている。各ローラホルダ26Bは、幅方向9に間隔を隔てて配置されている。
図4に示されるように、各ローラホルダ26Bにおけるトレイ引き出し向き5の上流端部には、ホルダ支持軸26Cが幅方向9に沿って挿通している。図3に示されるように、ホルダ支持軸26Cの幅方向9の両端部は、サイドフレーム部25Aにそれぞれ支持されている。ホルダ支持軸26Cに支持されたローラホルダ26Bは、トレイ引き出し向き5の下流端が、ホルダ支持軸26Cを中心として上下方向7に回動可能になっている。従って、ローラホルダ26Bに支持されたピンチローラ26Aは、第1搬送ローラ22から離間する方向に移動可能である。
図3に示されるように、各ローラホルダ26Bにおけるトレイ引き出し向き5の下流端部には、幅方向9に沿ったホルダロッド26Dが挿通している。このホルダロッド26Dは、ローラホルダ26Bのそれぞれに固定されており、ホルダロッド26Dの幅方向9の両端部が、第1リリース部材23Aにそれぞれ支持されている。第1リリース部材23Aの詳細については後述する。
図3及び図4に示されるように、各ローラホルダ26Bにおけるトレイ引き出し向き5の上流端部の下方には、幅方向9に沿って配置されたバネ支持フレーム25Gが設けられている。バネ支持フレーム25Gは、幅方向9に沿って延出する帯板状であり、幅方向9の両端部が、各サイドフレーム部25Aに支持されている。バネ支持フレーム25Gは、下部フレーム25Bよりも上方に位置している。サイドフレーム部25Aと、各ローラホルダ26Bとの間には、各ローラホルダ26Bを上方に付勢するホルダ付勢バネ26F(第2付勢部材の一例)がそれぞれ設けられている。各ホルダ付勢バネ26Fは、コイルバネによって構成されている。各ローラホルダ26B上に支持されたピンチローラ26Aは、ホルダ付勢バネ26Fの付勢力によって第1搬送ローラ22に接することが可能である。第1搬送ローラ22に接した各ピンチローラ26Aは、第1搬送ローラ22の回転に追従して回転する。
[第1リリース部材]
図3に示されるように、第1リリース部材23A(リリース部材の一例)は、給送トレイ13に設けられたガイド部13Cにおける第1ガイド面13Dの上方に対応する位置に設けられている。第1リリース部材23Aは、図4に示されるように、前後方向8及び上下方向7に沿った平板状であり、幅方向9に沿った視点において台形状に構成されている。図4に示されるように、第1リリース部材23Aにおけるトレイ引き出し向き5の下流端の下部には、幅方向9の外に向かって突出する支持軸23Bが設けられている。各支持軸23Bは、サイドフレーム部25Aに回動可能に支持されている。
図4に示されるように、支持軸23Bには、ねじりコイルバネ23C(第1付勢部材の一例)が設けられている。ねじりコイルバネ23Cは、金属製の線材がコイル状に巻回されて、線材の各端部がトレイ引き出し向き5の上流に向かって延出されている。ねじりコイルバネ23Cにおけるコイル状に巻回された部分は支持軸23Bに嵌合されており、線材の一方の端部は、図3及び図4に示されるように、サイドフレーム部25Aに設けられた上部フレーム25C(第2フレームの一例)に係合する。線材の他方の端部は、図4及び図5に示されるように、当該サイドフレーム部25Aに対向する第1リリース部材23Aの側面に設けられた係合部23Dに係合する。
このような状態のねじりコイルバネ23Cは、第1リリース部材23Aにおけるトレイ引き出し向き5の上流端を、支持軸23Bを中心に下方に付勢する。第1リリース部材23Aの上流端においてねじりコイルバネ23Cが第1リリース部材23Aを下方へ付勢する力は、ホルダ付勢バネ26Fがピンチローラ26Aを上方へ付勢する力よりも強い。
上部フレーム25Cは、サイドフレーム部25Aと一体に構成されており、サイドフレーム部25Aの一部である。下部フレーム25Bは、上部フレーム25Cに対してピンチローラ26Aが離間する方向に間隔を空けて配置されている。下部フレーム25Bも、サイドフレーム部25Aと一体に構成されており、サイドフレーム部25Aの一部である。係合部23Dは、上部フレーム25Cよりも下方であって、下部フレーム25Bよりも上方に位置している。
図4に示されるように、第1リリース部材23Aにおけるトレイ引き出し向き5の上流端の下部には、給送トレイ13の第1ガイド面13D上をスライドするスライド部23Eが設けられている。スライド部23Eの下面は、トレイ引き出し向き5の上流に向かって突出した円弧状になっている。第1リリース部材23Aのスライド部23Eが、給送トレイ13の第1ガイド面13Dにおける凹部13F以外の部分に接した状態では、第1リリース部材23Aは、上方に回動された第1位置になる。この場合、スライド部23Eは、ねじりコイルバネ23Cによって、下方に位置する給送トレイ13の第1ガイド面13Dに圧接される。また、スライド部23Eは、給送トレイ13が装置本体11に対して装着状態になると、第1ガイド面13Dに設けられた凹部13F内に係合する係合部として機能する。
図4及び図5に示されるように、第1リリース部材23Aの上部には、係合孔部23Fが設けられており、各係合孔部23Fには、ホルダロッド26Dにおける幅方向9の両端部が挿入されている。ホルダロッド26Dは、係合孔部23F内に、前後方向8及び上下方向7に間隙を有する状態で嵌合されている。
[第1リリース部材の作用効果]
給送トレイ13が装置本体11に装着される際には、給送トレイ13は、装置本体11内に、引き出し向き5の上流に向かってスライドされる。この場合、給送トレイ13に設けられたガイド部13Cの第2ガイド面13E(下面)が、装置本体11におけるサイドフレーム部25Aに設けられた下部フレーム25B上を摺接する。これにより、ガイド部13Cは、下部フレーム25B上を安定的に移動する。
給送トレイ13が装置本体11に装着されると、第1リリース部材23Aにおけるスライド部23Eが給送トレイ13のガイド部13Cに設けられた凹部13F内に係合する。これにより、給送トレイ13は、装置本体11に対して位置決めされ、給送トレイ13の変位が抑制される。
給送トレイ13が装置本体11に装着された状態において、トレイ引き出し向き5の下流に位置するホルダロッド26Dは、係合孔部23Fの上方に位置する側縁部に接した状態、あるいは僅かに間隔を空けた状態になる。ローラホルダ26Bにおけるトレイ引き出し向き5の下流端がホルダ付勢バネ26Fの付勢力によって上方へ付勢されているので、ピンチローラ26Aは第1搬送ローラ22に接している。
第1搬送ローラ22とピンチローラ26Aとの間にシート14が搬送されると、ピンチローラ26Aには下向きの力が作用し、ローラホルダ26Bにも下向きの力が作用する。このとき、ローラホルダ26Bに設けられたホルダロッド26Dは、第1リリース部材23Aの係合孔部23F内において下方への移動が可能になっている。したがって、ローラホルダ26Bは、ホルダ支持軸26Cを中心として下向きに回動し、ピンチローラ26Aは、第1搬送ローラ22から離間する向きに移動する。これにより、シート14は、第1搬送ローラ22及びピンチローラ26Aによって適切な圧力で挟持されて安定的に搬送される。
これに対して、例えば、第1搬送ローラ22とピンチローラ26Aとの間において紙詰まりが生じた場合には、ユーザによって、装置本体11に装着された給送トレイ13がトレイ引き出し向き5にスライドされる。これにより、第1リリース部材23Aは、凹部13Fよりもトレイ引き出し向き5の上流に位置する第1ガイド面13Dに摺接し、その後、第1ガイド面13Dとの当接が解除される。
この場合、ねじりコイルバネ23Cによって第1リリース部材23Aが下方へ付勢される力は、ホルダ付勢バネ26Fがローラホルダ26Bを上方へ付勢する力よりも強い。このため、第1リリース部材23Aが下方へ回動することによって、第1リリース部材23Aの係合孔部23F内に位置するホルダロッド26Dは、係合孔部23Fの上方に位置する側縁部に当接して、第1リリース部材23Aと共に下方に押し下げられる。これにより、第1リリース部材23Aは、図6に示されるように、給送トレイ13における第1ガイド面13Dよりも下方の第2位置にまで回動し、これに伴って、ローラホルダ26Bもホルダ支持軸26Cを中心に下向きに回動する。その結果、ピンチローラ26Aは、第1搬送ローラ22と離間した状態になるので、第1搬送ローラ22とピンチローラ26Aとの間において詰まったシート14が容易に取り除かれる。
以上のように、給送トレイ13が装置本体11に装着される際には、ガイド部13Cの第2ガイド面13Eが、下部フレーム25Bに当接した状態で、第1リリース部材23Aが、ねじりコイルバネ23Cによってガイド部13Cの第1ガイド面13Dに付勢される。この場合、ガイド部13Cは、下部フレーム25Bに摺接して移動する。すなわち、第1ガイド面13Dが第1リリース部材23Aと摺接している状態では、第2ガイド面13Eに摺接している下部フレーム25Bの箇所は、第1搬送ローラ22に対するピンチローラ26Aの離間方向から見たときに、第1ガイド面13Dにおける第1リリース部材23Aが摺接している箇所と、給送トレイ13の移動方向に連続して重なっている。このために、ガイド部13Cが安定的に移動し、第1リリース部材23Aが安定的に第1位置へ移動される。また、バネ支持フレーム25Gにホルダ付勢バネ26Fが支持されており、ホルダ付勢バネ26Fによって、ピンチローラ26Aが第1搬送ローラ22に付勢されている。したがって、ピンチローラ26Aが第1搬送ローラ22に対して適切に当接した状態に保持される。その結果、ガイド部13C、第1リリース部材23A等の構成部品を位置決めする際の精度が緩和され、構成部品に対する厳密な寸法管理が不要になる。
第1搬送ローラ22の軸方向に間隔を空けて複数が設けられたピンチローラ26Aは、各々がローラホルダ26Bに回転可能に支持されている。第1リリース部材23A材は、複数のローラホルダ26Bを一体に移動させることによって、各ピンチローラ26Aを第1搬送ローラ22から離間させる。これにより、複数のピンチローラ26Aのそれぞれが第1搬送ローラ22に対して安定的に当接される。
第1リリース部材23Aは、第1フレームのサイドフレーム部25Aに回動可能に支持されている。これにより、第1リリース部材23Aを配置するためのスペースの確保が容易になる。
第1フレームのサイドフレーム部25Aは、第1搬送ローラ22の軸方向の両端部をそれぞれ支持し、バネ支持フレーム25Gは、サイドフレーム部25Aに支持される。これにより、ピンチローラ26Aが安定的に支持されるために、第1搬送ローラ22との当接状態が安定する。
給送トレイ13は、底部13A、及び底部13Aから起立された側壁部13Bを有し、ガイド部13Cは、側壁部13Bに設けられている。これにより、ガイド部13Cを配置するためのスペースの確保が容易になる。
給送トレイ13の側壁部13Bに取り付けられたガイド部13Cが、側壁部13Bとは異なる材料によって成型されたものである場合、ガイド部の第1ガイド面13D及び第2ガイド面13Eのそれぞれが、第1リリース部材23Aを安定的に移動させることができる材質とすることができる。
第2ガイド面13Eは下部フレーム25Bに摺接し、下部フレーム25Bは、第1フレームの一部であるサイドフレーム部25Aに支持されているために、ガイド部13Cの移動を安定させることができる。
給送トレイ13を装置本体11の装着位置において位置決めする位置決め機構は、ガイド部13Cに設けられた凹部13Fと、ねじりコイルバネ23Cの付勢力によって凹部13Fと係合する第1リリース部材23Aのスライド部23Eとによって構成されている。これにより、装置本体に装着された給送トレイが変位することを抑制できる。
[第2搬送ローラ対]
図5に示されるように、第2搬送ローラ対41における複数の第2搬送ローラ42A(「第2ローラ」の他の例)は、それぞれの軸心部に1本のローラ軸42Bが挿通している。ローラ軸42Bにおける幅方向9の各端部は、ローラホルダ42Cに取り付けられている。図7に示されるように、各ローラホルダ42Cは、装置本体11における幅方向9の両端部に設けられた各サイドフレーム部25Aに回動可能に支持されている。
第2搬送ローラ42Aのそれぞれは、ゴム等の弾性部材によって円筒形状に構成されており、上記ローラ軸42Bに、幅方向9に間隔を隔てて嵌合されている。ローラ軸42Bは、図示しない伝動機構を介して、モータの回転力が伝達されて、図2に矢印D2で示す向きに回転される。これにより、全ての第2搬送ローラ42Aが一体的に回転する。
図7に示されるように、各第1拍車ローラ43A(「第1ローラ」の他の例)は、第2搬送ローラ42Aのそれぞれに接した状態でローラホルダ46に回転可能に支持されている。ローラホルダ46は、第2ガイドフレーム37(第4フレームの一例)に支持されている。第2ガイドフレーム37は、幅方向9の両端部が、サイドフレーム部25Aのそれぞれに支持される。
図5に示されるように、第2搬送ローラ42Aのローラ軸42Bが取り付けられたローラホルダ42Cは、前後方向8に沿って延出しており、トレイ引き出し向き5の上流に位置する端部が、サイドフレーム部25Aに支持された支持軸25Dに回動可能に支持されている。ローラ軸42Bは、ローラホルダ42Cにおける前後方向8の中程に支持されている。
図4及び図5に示されるように、支持軸25Dには、ねじりコイルバネ42Dが設けられている。ねじりコイルバネ42Dは、金属製の線材がコイル状に巻回されて構成されており、コイル状に巻回された部分が支持軸25Dに嵌合されている。図4に示されるように、線材の一方の端部は、トレイ引き出し向き5の上流に向かって延出されて、サイドフレーム部25Aに設けられた係合部25Eに係合している。線材の他方の端部は、トレイ引き出し向き5の下流に向かって延出されて、サイドフレーム部25Aに対向するローラホルダ42Cに設けられた係合部42Fに係合している。このような状態のねじりコイルバネ42Dは、ローラホルダ42Cにおけるトレイ引き出し向き5の上流端部を、支持軸25Dを中心として上向きに付勢する。
ローラホルダ42Cにおけるトレイ引き出し向き5の下流端部には、トレイ引き出し向き5に沿った長孔42Eが形成されている。長孔42E内には、後述の第2リリース部材81Aに幅方向9に沿って支持された第1連結軸81Eが挿通している。第1連結軸81Eは、長孔42E内を前後方向8に沿って相対的に移動可能である。
[第2リリース部材]
第2リリース部材81A(リリース部材の他の例)は、図5に示されるように、前後方向8及び上下方向7に沿った平板状をしている。第2リリース部材81Aは、下部を除いて、幅方向9(厚さ方向)の中央部に空隙が形成されており、その空隙の上部に、ローラホルダ42Cにおけるトレイ引き出し向き5の上流端部が嵌合されている。第1連結軸81Eは、第2リリース部材81Aにおけるトレイ引き出し向き5の下流端部の上部に支持されている。
第2リリース部材81Aには、トレイ引き出し向き5の下流端の下部に、支持軸81Cが設けられている。支持軸81Cは、サイドフレーム部25Aに回動可能に支持されている。
支持軸81Cには、ねじりコイルバネ81Dが設けられている。ねじりコイルバネ81Dは、金属製の線材がコイル状に巻回されて構成されており、コイル状に巻回された部分が支持軸81Cに嵌合されている。図5に示されるように、線材の一方の端部は、トレイ引き出し向き5の上流に向かって延出されて、サイドフレーム部25Aに設けられた係合部25Eに係合している。線材の他方の端部は、トレイ引き出し向き5の下流に向かって延出されて、第2リリース部材81Aに設けられた係合部81Fに係合している。ねじりコイルバネ81Dは、第2リリース部材81Aにおけるトレイ引き出し向き5の下流端を、支持軸81Cを中心として、給送トレイ13の第1ガイド面13Dに向けて付勢している。
第2リリース部材81Aには、トレイ引き出し向き5の下流端の下部に、給送トレイ13の第1ガイド面13D上をスライドする第2スライド部81Bが設けられている。第2スライド部81Bの下面は、下方に向かって円弧状に突出しており、この下面が第1ガイド面13Dに摺接する。
第2リリース部材81Aにおけるトレイ引き出し向き5の中央の上部には、第2連結軸81Gが幅方向9に沿って支持されている。この第2連結軸81Gには、後述する反転ローラ71Aのローラ軸71Bを支持するローラホルダ71Cが連結されている。
[反転ローラ対]
図5に示されるように、反転ローラ対71における複数の反転ローラ71Aは、それぞれの軸心部に1本のローラ軸71Bが挿通している。ローラ軸71Bにおける幅方向9の各端部は、ローラホルダ71Cに支持されている。ローラホルダ71Cは、装置本体11における幅方向9の両端部に設けられた各サイドフレーム部25Aに回動可能に支持されている。
反転ローラ71Aの各々は、ゴム等の弾性部材によって円筒形状に構成されており、上記ローラ軸71Bに、幅方向9に間隔を隔てて嵌合されている。ローラ軸71Bは、図示しない伝動機構を介してモータの回転力が伝達されて、図2に矢印D3及びD4で示す向きに回転される。これにより、全ての反転ローラ71A第2搬送ローラ42Aが同じ向きに一体的に回転する。
図7に示されるように、各第2拍車ローラ72Aは、反転ローラ71Aのそれぞれの上方に配置されている。なお、第2拍車ローラ72Aは、第1拍車ローラ43Aを支持するローラホルダ46に回転可能に支持されている。
反転ローラ71Aのローラ軸71Bを支持するローラホルダ71Cは、前後方向8に沿って延出しており、前後方向8の中程に、反転ローラ71Aのローラ軸71Bが支持されている。ローラホルダ71Cには、トレイ引き出し向き5の下流に位置する端部に、サイドフレーム部25Aに向かって突出した支持軸71Hが設けられている。支持軸71Hは、幅方向9に沿って配置されており、サイドフレーム部25Aに回動可能に支持されている。
支持軸71Hには、ねじりコイルバネ71Dが設けられている。ねじりコイルバネ71Dは、金属製の線材がコイル状に巻回されて構成されており、コイル状に巻回された部分が支持軸71Hに嵌合されている。図4及び図5に示されるように、線材の一方の端部は、トレイ引き出し向き5の上流に向かって延出されて、サイドフレーム部25Aに設けられた係合部25Kに係合している。線材の他方の端部は、トレイ引き出し向き5の上流に向かって延出されて、ローラ軸71Bに嵌合された軸受け71Fの下部に係合している。このような状態のねじりコイルバネ71Dは、ローラホルダ71Cに支持されたローラ軸71Bを上方に付勢する。
図5に示されるように、ローラホルダ71Cにおけるトレイ引き出し向き5の上流端部は、第2リリース部材81Aに形成された空隙の上部に嵌合されており、図4に示されるように、第2リリース部材81Aの空隙内に嵌合された端部に、前後方向8に沿った長孔71Eが形成されている。第2リリース部材81Aには、長孔71E内を挿通する第2連結軸81Gが支持されている。
[第2リリース部材の作用効果]
給送トレイ13が装置本体11に装着されると、図4に示されるように、第2リリース部材81Aの第2スライド部81Bが第1ガイド面13Dに接しているために、第2スライド部81Bは、支持軸23Gを中心として上方に回動した第1位置になる。第2リリース部材81Aが第1位置になると、第1連結軸81Eは上方に移動して、ローラホルダ42Cにおけるトレイ引き出し向き5の下流端部を、ねじりコイルバネ42Dの付勢力に抗して、支持軸25Dを中心として上方に回動させる。これにより、ローラホルダ42Cに支持されたローラ軸42Bが上方へと移動して、第2搬送ローラ42Aのそれぞれが、上方の第1拍車ローラ43Aに接した状態になる。
給送トレイ13が装置本体11に装着された状態では、プラテン35からシート14が第2搬送ローラ対41に搬送されると、シート14は、第2搬送ローラ42A及び第1拍車ローラ43Aに挟持されてシート搬送向き6の下流に搬送される。
また、給送トレイ13が装置本体11に装着された状態では、第2リリース部材81Aが第1位置になって、第2連結軸81Gが上方に移動し、ローラホルダ71Cにおけるトレイ引き出し向き5の上流端部が上方に移動する。これにより、反転ローラ71Aが上方の第2拍車ローラ72Aに接した状態になる。シート14は反転ローラ71A及び第2拍車ローラ72Aによって挟持されて搬送される。
これに対して、例えば、第2搬送ローラ42A及び第1拍車ローラ43Aとの間において紙詰まりが生じた場合には、装置本体11に対して装着状態になった給送トレイ13が引き出し向き5にスライドされる。その後、第2リリース部材81Aにおける第2スライド部81Bが、給送トレイ13におけるガイド部13Cの第1ガイド面13Dと当接しない状態になる。
給送トレイ13が引き出されると、第2リリース部材81Aには、ねじりコイルバネ81Dの付勢力によって、第1連結軸81Eに支持軸81Cを中心とした下向きの力が作用する。これにより、ローラホルダ42Cにおけるトレイ引き出し向き5の下流端には、ねじりコイルバネ42Dの付勢力よりも大きな力が作用する。その結果、ローラホルダ42Cにおけるトレイ引き出し向き5の下流端が第1連結軸81Eによって下方に押し下げられる。これにより、第2搬送ローラ42Aが、第1拍車ローラ43Aから離れた状態になり、第2搬送ローラ42A及び第1拍車ローラ43Aとの間において詰まったシート14が容易に取り除かれる。
同様に、反転ローラ71A及び第2拍車ローラ72Aの間において紙詰まりが生じた場合にも、第2リリース部材81Aが給送トレイ13におけるガイド部13Cの第1ガイド面13Dと当接しない状態とされる。これにより、ローラホルダ71Cにおけるトレイ引き出し向き5の上流端部に設けられた第2連結軸81Gが下方に押し下げられる。その結果、反転ローラ71Aが、第2拍車ローラ72Aから離れた状態になり、反転ローラ71A及び第2拍車ローラ72Aの間において詰まったシート14が容易に取り除かれる。
以上のように、給送トレイ13が装置本体11に装着される際には、ガイド部13Cの第2ガイド面13Eが、下部フレーム25Bに当接した状態で、第2リリース部材81Aが、ねじりコイルバネ81Dによってガイド部13Cの第1ガイド面13Dに押圧される。この場合、ガイド部13Cは、下部フレーム25Bに摺接して移動するために、ガイド部13Cが安定的に移動し、第2リリース部材81Aが安定的に第1位置へ移動される。
第2搬送ローラ42Aは、第1拍車ローラ43Aの軸方向に沿ったローラ軸42Bに複数が設けられており、第2リリース部材81Aは、ローラ軸42Bに当接することによって複数の第2搬送ローラ42Aを一体に移動させる。このため、複数の第2搬送ローラ42Aのそれぞれが第1拍車ローラ43Aに対して安定的に当接される。
第1拍車ローラ43Aは、ローラホルダ46に支持され、ローラホルダ46は、第1フレームのサイドフレーム部25Aに支持された第2ガイドフレーム37に支持される。これにより、第2搬送ローラ42Aのそれぞれが第1拍車ローラ43Aに対して安定的に当接される。また、第2ガイドフレーム37が記録部31を支持するため、部品点数が削減される。
[変形例]
本変形例では、図8に示されるように、第1搬送ローラ22の上方に、ローラホルダ26Bに支持されたピンチローラ26Aがそれぞれ配置されている。ローラホルダ26Bは、ホルダ支持軸26Cに回動可能に支持されており、ホルダ支持軸26Cの幅方向9の両端がサイドフレーム部25Aに支持されている。ローラホルダ26Bの上方には第1ガイドフレーム36が配置されている。各ローラホルダ26Bと第1ガイドフレーム36との間には、ホルダ付勢バネ26Fが設けられている。これにより、各ローラホルダ26Bは下方に付勢される。
第1リリース部材23Aは、給送トレイ13のガイド部13Cとサイドフレーム部25Aとの間に配置されており、ガイド部13Cの下面に対向するガイド体23Kが設けられる。ガイド体23Kと下部フレーム25Bとの間には、ガイド体23Kを上向きに付勢するコイルバネ23M(第1付勢部材の他の例)が設けられている。コイルバネ23Mは、ガイド体23Kを、給送トレイ13に設けられたガイド部13Cの下面に当接させる。また、サイドフレーム部25Aには、第1リリース部材23Aよりもトレイ引き出し向き5の上流に上部フレーム25Cが設けられている。上部フレーム25Cは、給送トレイ13におけるガイド部13Cの上面に接する位置に設けられている。給送トレイ13のガイド部13Cは、下面が第1リリース部材23Aを案内する第1ガイド面13Dであり、上面が上部フレーム25Cに接する第2ガイド面13Eである。
給送トレイ13が装置本体11に装着される際には、給送トレイ13におけるガイド部13Cの第2ガイド面13Eが、上部フレーム25Cに摺接し、コイルバネ23Mによって上方へ付勢された第1リリース部材23Aのガイド体23Kが、給送トレイ13の第1ガイド面13Dに当接する。これにより、ローラホルダ26Bが、コイルバネ23Mの付勢力に抗して下方に移動し、各ピンチローラ26Aは、下方の第1搬送ローラ22に当接する。給送トレイ13が装置本体11に装着された状態において、シート14が第1搬送ローラ22とピンチローラ26Aの間に進入すると、ピンチローラ26Aは、ホルダ付勢バネ26Fの付勢力に抗して上方へ移動する。
給送トレイ13が装置本体11から引き出されると、第1リリース部材23Aは、給送トレイ13のガイド部13Cとの当接が解除され、コイルバネ23Mの付勢力によって上方に移動する。これにより、ローラホルダ26Bは上方に移動し、ピンチローラ26Aは、第1搬送ローラ22から離間した状態になる。
このような構成によっても、ピンチローラ26Aを第1搬送ローラ22に対して適切な当接状態とすることができる。
[他の変形例]
第1リリース部材23Aをガイド部13Cに付勢するねじりコイルバネ23Cを、コイルバネに代えてもよい。この場合、例えば、上部フレーム25Cを設けることなく、コイルバネの上端部及び下端部を、バネ支持フレーム25Gと、第1リリース部材23Aに設けられたバネ受けとによって支持する構成としてもよい。同様に、第2リリース部材81Aを付勢するねじりコイルバネ81Dをコイルバネに代えてもよい。
また、給送トレイ13における各側壁部13Bにガイド部13Cがそれぞれ設けられる構成に代えて、このようなガイド部13Cを設けることなく、各側壁部13Bの上面を第1ガイド面13D、各側壁部13Bの下面を第2ガイド面13Eとしてもよい。この場合には、給送トレイ13の各側壁部13Bがそれぞれガイド部13Cになるために、ガイド部材13Cを構成するための特別な部材が不要になる。
また、給送トレイ13の各側壁部13Bをガイド部13Cの一部とする構成としてもよい。すなわち、側壁部13Bの上部等に、側壁部13Bとともにガイド部13Cを構成するガイド部構成部材を設ける構成としてもよい。この場合、側壁部13Bに設けられたガイド部構成部材の上面が第1ガイド面13Dとされ、側壁部13Bの底面が第2ガイド面13Eとされる。
さらに、第1ガイド面13Dが第1リリース部材23Aと摺接している状態において、第1ガイド面13Dと第1リリース部材23Aとが摺接している箇所と、第2ガイド面13Eと下部フレーム25Bとの摺接箇所とは、第1搬送ローラ22に対するピンチローラ26Aの離間方向から見たときに、給送トレイ13の移動方向に連続して重なっている必要はなく、少なくとも一部が重なっていればよい。
11・・・・装置本体
13・・・・給送トレイ
13D・・・第1ガイド面
13C・・・ガイド部
13E・・・第2ガイド面
21・・・・第1搬送ローラ対
22・・・・第1搬送ローラ(第1ローラ)
31・・・・記録部
23A・・・第1リリース部材(リリース部材)
23C・・・ねじりコイルバネ(第1付勢部材)
23E・・・スライド部
25A・・・サイドフレーム部
25B・・・下部フレーム(第3フレーム)
25C・・・上部フレーム(第2フレーム)
26A・・・ピンチローラ(第1ローラ)
26B・・・ローラホルダ
26F・・・ホルダ付勢バネ(第2付勢部材)
37・・・・第2ガイドフレーム(第4フレーム)
25C・・・上部フレーム
41・・・・第2搬送ローラ対
42A・・・第2搬送ローラ(第2ローラ)
42C・・・ローラホルダ
43A・・・第1拍車ローラ(第1ローラ)
46・・・ローラホルダ
81A・・・第2リリース部材
81D・・・ねじりコイルバネ(第1付勢部材)

Claims (14)

  1. 装置本体と、
    上記装置本体に対して移動可能であって、シートを支持する給送トレイと、
    第1フレームと、
    上記第1フレームに支持された第1ローラと、
    上記第1ローラから離間する離間方向へ移動可能な第2ローラと、
    第1位置及び第2位置に移動可能であって、第1位置への移動によって上記第2ローラを上記第1ローラに当接させ、第2位置への移動によって上記第2ローラを上記第1ローラから離間させるリリース部材と、
    上記第1フレームに支持された第2フレームと、
    上記第1フレームに支持されており、上記第2フレームに対して上記離間方向に間隔を空けて配置された第3フレームと、
    上記給送トレイに設けられており、上記第2フレームと上記第3フレームとの間に位置し、上記リリース部材と当接可能なガイド部と、
    上記第2フレームと上記第3フレームとの間に配置されており、上記リリース部材を上記ガイド部へ向けて付勢する第1付勢部材と、を備え、
    上記ガイド部は、上記給送トレイの移動に伴って上記リリース部材に摺接して、上記リリース部材を上記第1位置及び上記第2位置へ案内する第1ガイド面と、当該第1ガイド面が上記リリース部材と摺接している状態において、上記第2フレーム又は上記第3フレームに摺接する第2ガイド面と、を有する搬送装置。
  2. 上記第1ガイド面が上記リリース部材と摺接している状態において、上記第2ガイド面と摺接している上記第2フレーム又は上記第3フレームは、上記離間方向から見たときに、上記第1ガイド面における上記リリース部材と摺接している箇所と少なくとも一部が重なっている請求項1に記載の搬送装置。
  3. 上記第2フレームに支持されており、上記第2ローラを上記第1ローラの方へ付勢する第2付勢部材をさらに有する請求項1又は2に記載の搬送装置。
  4. 上記第1付勢部材が上記第2フレームに支持されている請求項3に記載の搬送装置。
  5. 上記第2ローラは、上記第1ローラの軸方向に間隔を空けて複数が設けられており、
    上記各第2ローラは、各々がローラホルダに回転可能に支持されており、
    上記リリース部材は、上記複数のローラホルダを一体に移動させることによって、上記各第2ローラを上記第1ローラから離間するものである請求項1から4のいずれかに記載の搬送装置。
  6. 上記第2ローラは、上記第1ローラの軸方向に沿ったローラ軸に複数が設けられており、
    上記リリース部材は、上記ローラ軸を移動させることによって複数の第2ローラを一体に移動させるものである請求項1から4のいずれかに記載の搬送装置。
  7. 上記第1ローラは、ローラホルダに支持されており、
    上記ローラホルダは、上記第1フレームに支持された第4フレームに支持されたものである請求項6に記載の搬送装置。
  8. シートに画像を記録する記録部を備え、
    上記第4フレームは、上記記録部を支持する請求項7に記載の搬送装置。
  9. 上記リリース部材は、上記第1フレームに回動可能に支持されている請求項1から8のいずれかに記載の搬送装置。
  10. 上記第1フレームは、上記第1ローラの軸方向の両端部をそれぞれ支持するサイドフレーム部を有するものであり、
    上記第2フレームは、上記サイドフレーム部に支持されている請求項1から9のいずれかに記載の搬送装置。
  11. 上記給送トレイは、底部、及び当該底部から起立された側壁部を有するものであり、
    上記ガイド部は、上記側壁部に設けられている請求項1から5のいずれかに記載の搬送装置。
  12. 上記ガイド部は、上記給送トレイの側壁部に取り付けられており、上記側壁部とは異なる材料によって成型されたものである請求項11に記載の搬送装置。
  13. 上記第2ガイド面は上記第3フレームに摺接し、上記第3フレームは、上記第1フレームの一部である請求項1から12のいずれかに記載の搬送装置。
  14. 上記給送トレイを装着位置において位置決めする位置決め機構をさらに備え、
    上記位置決め機構は、上記ガイド部に設けられた凹部と、上記リリース部材に設けられて上記付勢部材の付勢力によって上記凹部と係合する係合部とによって構成されている請求項1から13のいずれかに記載の搬送装置。
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