JP2016159725A - 作業車両 - Google Patents

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太樹 中村
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Abstract

【課題】ミッションケース外側面への装着構成でありながら、効果的な飛散防止構造を得ようとする。併せて、ミッションケースの側方空間を利用して装着する燃料タンクの支持構造の合理化を図る。【解決手段】ミッションケース12の側面に、該ミッションケース12内作動油用のサクションフィルタ71,71を着脱自在に取付け、サクションフィルタ71,71の下面を覆う保護プレート79を設けた。また、保護プレート79は、ミッションケース12の下面に取付プレート78S,78Rを設けて装着する。さらに取付プレート78Sを燃料タンク80のタンク支持プレート81の支持に兼用する。【選択図】 図5

Description

本発明は、農用トラクタ等の作業車両に関し、特に油圧装置の油圧回路途中に設けるサクションフィルタの保護構造に関する。
作業車両の一例としての農業用トラクタには、各種作業機の昇降駆動や旋回操舵等のために油圧装置を設けるが、油圧装置の作動油をミッションケースに充填する構成とし、油圧ポンプの駆動により作動圧油は配管を経由して各種バルブおよびシリンダ機構に送油する構成としている。そして、ミッションケースの側面にフィルタ支持ブラケットを突出状に設け、このブラケットの先端側の前後分岐部にそれぞれサクションフィルタを前後方向に沿わせて取り付けている(特許文献1)。
また、この特許文献1における2つのサクションフィルタは、走行車輪の前後幅内に配備されている。
特開2006−8050号公報
ところで、特許文献1のサクションフィルタは、ミッションケースの外側面に装着されるものであるからメンテナンスの容易化が図れる。また、走行車輪の前後幅内にあって、走行時に側方から接触する枝木や飛石等からガードされることとなる。
しかしながら、走行車輪の前後幅内にあって側方からの枝木飛散に対応できても、比較的頻繁に起こり得る下方側、すなわち圃場面や走行路面側からの小石等異物飛散に対応できず改善を要する。
この発明は、上記の欠点を解消し、ミッションケース外側面への装着構成でありながら、効果的な飛散防止構造を得ようとする。併せて、ミッションケースの側方空間を利用して装着する燃料タンクの支持構造の合理化を図る。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
請求項1に記載の発明は、ミッションケース12の側面に、該ミッションケース12内作動油用のサクションフィルタ71,71を着脱自在に取付け、サクションフィルタ71,71の下面を覆う保護プレート79を設けたことを特徴とする作業車両とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、ミッションケース12の下面に取付プレート78S,78Rを設け、取付プレート78S,78Rに保護プレート79を装着することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、取付プレート78Sを燃料タンク80のタンク支持プレート81の支持に兼用する。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか一に記載の発明において、ミッションケース12内に、サクション油通路75を形成し、サクションフィルタ71,71をミッションケースの装着穴75b,75bにアダプタ72,72を介して着脱自在に装着し、サクションフィルタ71,71内で濾過した作動油をサクション用通路75に送出する構成とし、前記サクション油通路75に油圧ポンプ70に連通する流出通路75cを設ける。
請求項1に記載の発明によると、サクションフィルタ71,71はその下面を保護プレート79で覆われており、圃場面や走行路面側からの小石等異物飛散による損傷を防止できる。
請求項2に記載の発明によると、請求項1に記載の効果に加え、ミッションケース12の下方に取付プレート78S,78Rを設けて前期保護プレート79を支持するものであるから、着脱が容易で下方からのサクションフィルタ71,71の着脱作業が容易である。
請求項3に記載の発明によると、取付プレート78Sを燃料タンク80のタンク支持プレート81の支持に兼用するから構成を簡素化でき、コスト低廉できる。
請求項4に記載の発明によると、請求項1〜請求項3に記載の効果に加え、サクション用通路75をミッションケース12に形成するので、該サクション用通路75の長手方向に沿って複数のサクションフィルタ71,71を装着できる。
トラクタの側面図である。 トラクタの変速装置の伝動機構を示す線図である。 (A)はトラクタの変速装置の特に走行系伝動機構を示す断面図、(B)はトラクタの変速装置の特にPTO系伝動機構を示す断面図である。 (A)(B)はPTO軸支持構成及び防塵構造を示す断面図、(C)はその背面図である。 トラクタのミッションケースを車幅方向左側から視た部分側面図である。 トラクタのフロントミッションケースを車幅方向右側から視た部分側面図である。 トラクタのフロントミッションケースを車幅方向左側から視た部分側面図である。 (A)、(B)及び(C)は、トラクタのスペーサケースの側面図、背面図及び平面図である。 トラクタのミッションケース及びサクションフィルタ、ギヤポンプの分解斜視図である。 サクションフィルタ装着箇所の拡大側面図である。 トラクタのミッションケースを下方側から視た部分底面図である。 トラクタのミッションケース及び燃料タンクを車幅方向左側から視た部分側面図である。 トラクタのミッションケース及び燃料タンクを下方側から視た部分底面図である。 トラクタのミッションケース及び燃料タンクを上方側から視た部分平面図である。 (A)燃料タンクを左後方から視た斜視図、(B)燃料タンクを右前方から視た斜視図、(C)燃料タンクを下方側から視た斜視図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下の説明では、前後方向とは、トラクタ1の前後方向である。さらに言えば、前後方向とは、このトラクタ1が直進する際の進行方向であり、進行方向前方側を前後方向前側、後方側を前後方向後側という。トラクタ1の進行方向とは、トラクタ1の直進時において、トラクタ1の操縦席8からステアリングハンドル11に向かう方向であり、ステアリングハンドル11側が前側、操縦席8が後側となる。また、車幅方向とは、当該前後方向に対して水平に直交する方向である。ここでは、前後方向前側を視た状態で右側を車幅方向右側、前後方向前側を視た状態で左側を車幅方向左側という。さらに、鉛直方向とは、前後方向と車幅方向とに直交する方向である。これら前後方向、車幅方向及び鉛直方向は、互いに直交する。
図1〜図4に示す本実施形態の作業車両としてのトラクタ1は、動力源が発生する動力によって、自走しながら圃場等での作業を行う農用トラクタ等の作業車両である。トラクタ1は、前輪2と、後輪3と、動力源としてのエンジン4と、変速装置(トランスミッション)5とを備えている。このうち、前輪2は、主に操舵用の車輪、すなわち、操舵輪として設けられる。後輪3は、主に駆動用の車輪、すなわち、駆動輪として設けられる。後輪3には、機体前部のボンネット6内に搭載されるエンジン4で発生した回転動力を、変速装置(トランスミッション)5で適宜減速して伝達可能になっており、後輪3は、この回転動力によって駆動力を発生する。また、この変速装置5は、エンジン4で発生した回転動力を、必要に応じて前輪2にも伝達可能になっており、この場合は、前輪2と後輪3との四輪が駆動輪となり駆動力を発生する。すなわち、変速装置5は、二輪駆動と四輪駆動との切り替えが可能になっており、エンジン4の回転動力を減速し、減速された回転動力を前輪2、後輪3に伝達可能である。また、トラクタ1は、機体後部に、ロータリ(図示省略)等の作業機を装着可能な連結装置7が配設されている。
トラクタ1は、操縦席8前側のダッシュボード10からステアリングハンドル11が立設されると共に、操縦席8の周りにクラッチペダル、ブレーキペダル、アクセルペダル等の各種操作ペダルや前後進レバー、変速レバー等の各種操作レバーが配置されている。
図2は、変速装置5のミッションケース12内の伝動機構13を示す線図である。変速装置5は、ミッションケース12(図3,5参照)と、このミッションケース12内に配置されエンジン4から後輪3等へ回転動力を伝達する伝動機構13とを含んで構成される。伝動機構13は、エンジン4からの回転動力を前輪2、後輪3、及び、機体に装着した作業機に伝達し、これらをエンジン4からの回転動力によって駆動するものである。
具体的には、伝動機構13は、入力軸14、前後進切替機構15、高低変速機構としてのHi−Lo変速機構16、主変速機構17、副変速機構18、2WD/4WD切替機構19、PTO(Power take−off)駆動機構20等を含んで構成される。伝動機構13は、エンジン4が発生させた回転動力を入力軸14、前後進切替機構15、Hi−Lo変速機構16、主変速機構17、副変速機構18を順に介して後輪3に伝達することができる。また、伝動機構13は、エンジン4が発生させた回転動力を入力軸14、前後進切替機構15、Hi−Lo変速機構16、主変速機構17、副変速機構18、2WD/4WD切替機構19を順に介して前輪2に伝達することができる。さらに、伝動機構13は、エンジン4が発生させた回転動力を入力軸14、PTO駆動機構20を順に介して作業機に伝達することができる。
入力軸14は、エンジン4の出力軸に結合されており、エンジン4からの回転動力が入力される。
前後進切替機構15は、エンジン4から伝達された回転動力を、前進方向回転又は後進方向回転に切り替え可能なものである。前後進切替機構15は、前進側ギヤ段15a、後進側ギヤ段15b、逆転カウンタギヤ15c、油圧多板クラッチ形態の前進油圧多板クラッチC1、後進油圧多板クラッチC2を含んで構成される。前・後進油圧多板クラッチC1、C2は、係合/解放状態を切り替えることで前後進切替機構15における動力の伝達経路を切り替え可能である。前後進切替機構15は、前・後進油圧多板クラッチC1、C2の係合/解放状態に応じて入力軸14に伝達された回転動力を、伝達経路を変えてカウンタ軸21に伝達する。
前後進切替機構15は、前進油圧多板クラッチC1が係合状態、後進油圧多板クラッチC2が解放状態である場合に、入力軸14に伝達された回転動力を、前進側ギヤ段15a、前進油圧多板クラッチC1を介して前進方向回転でカウンタ軸21に伝達する。前後進切替機構15は、前進油圧多板クラッチC1が解放状態、後進油圧多板クラッチC2が係合状態である場合に、入力軸14に伝達された回転動力を後進側ギヤ段15b、逆転ギヤ15c、後進油圧多板クラッチC2を介して後進方向回転で、カウンタ軸21に伝達する。これにより、前後進切替機構15は、トラクタ1の前後進を切り替えることができる。
また、前後進切替機構15は、メインクラッチとしても機能し、前・後進油圧多板クラッチC1、C2を共に解放状態とすることで、ニュートラル状態となり、前輪2、後輪3側への動力伝達を遮断することができる。前後進切替機構15は、例えば、作業員によって図外前後進切替レバーが操作されることで油圧制御によって前進、後進、ニュートラルを切り替えることができる。また、クラッチペダルを踏み込み操作することで前・後進油圧多板クラッチC1、C2を共に解放状態にできる。
Hi−Lo変速機構16は、エンジン4から伝達された回転動力を、高速段又は低速段で変速可能なものである。Hi−Lo変速機構16は、Hi(高速)側ギヤ段16a、Lo(低速)側ギヤ段16b、油圧多板クラッチ(Hi(高速)側クラッチ)C3、油圧多板クラッチ(Lo(低速)側クラッチ)C4を含んで構成される。油圧多板クラッチC3、C4は、係合/解放状態を切り替えることでHi−Lo変速機構16における動力の伝達経路を切り替え可能である。Hi−Lo変速機構16は、油圧多板クラッチC3、C4の係合/解放状態に応じて、カウンタ軸21に伝達された回転動力を、伝達経路を変えて変速軸22に伝達する。Hi−Lo変速機構16は、油圧多板クラッチC3が係合状態、油圧多板クラッチC4が解放状態である場合に、カウンタ軸21に伝達された回転動力を、油圧多板クラッチC3、Hi側ギヤ段16aを介して変速して変速軸22に伝達する。
Hi−Lo変速機構16は、油圧多板クラッチC3が解放状態、油圧多板クラッチC4が係合状態である場合に、カウンタ軸21に伝達された回転動力を、油圧多板クラッチC4、Lo側ギヤ段16bを介して変速して変速軸22に伝達する。これにより、Hi−Lo変速機構16は、エンジン4からの回転動力をHi側ギヤ段16aの変速比、あるいは、Lo(低速)側ギヤ段16bの変速比で変速して後段に伝達することができる。Hi−Lo変速機構16は、例えば、作業員によって図外Hi−Lo切替スイッチ(高低変速操作スイッチ)がオン/オフされることで油圧制御によってHi(高速)側、Lo(低速)側を切り替えることができ、高速と低速の2段のうちのいずれかで変速することができる。また、Hi−Lo変速機構16は、上記の構成によりトラクタ1の走行中に変速可能である。
主変速機構17は、エンジン4から伝達された回転動力を、複数の変速段のいずれかで変速可能である。主変速機構17は、シンクロメッシュ式の変速機構であり、ここでは、エンジン4から前後進切替機構15、及び、Hi−Lo変速機構16を介して伝達される回転動力を変速可能である。主変速機構17は、複数の変速段として第1速ギヤ段17a
、第2速ギヤ段17b、第3速ギヤ段17c、第4速ギヤ段17d、第5速ギヤ段17e、第6速ギヤ段17fを含んで構成される。主変速機構17は、第1速ギヤ段17a〜第6速ギヤ段17fの変速軸22との結合状態に応じて、変速軸22に伝達された回転動力を、第1速ギヤ段17a〜第6速ギヤ段17fのいずれかを介して変速して変速軸23に伝達する。これにより、主変速機構17は、エンジン4からの回転動力を第1速ギヤ段17a〜第6速ギヤ段17fのいずれかの変速比で変速して後段に伝達することができる。主変速機構17は、例えば、作業員によって主変速操作レバー(図示せず)が操作されることで複数の変速段のうちの1つを選択し切り替えることができ、第1速ギヤ段17a〜第6速ギヤ段17fの6段のうちのいずれかで変速することができる。また、主変速機構17は、上記の構成によりトラクタ1の走行中に変速可能である。
副変速機構18は、エンジン4から前後進切替機構15、Hi−Lo変速機構16、及び、主変速機構17を順に介して伝達される回転動力を変速可能である。副変速機構18は、第1副変速機24、第2副変速機25等を含んで構成され、変速軸23に伝達された回転動力を、第1副変速機24、第2副変速機25等を介して変速して変速軸26に伝達する。第1副変速機24は、エンジン4から伝達され主変速機構17等で変速された回転動力を高速段又は低速段で変速して駆動輪である後輪3側に伝達可能である。第2副変速機25は、エンジン4から伝達され主変速機構17等で変速された回転動力を第1副変速機24よりもさらに低速の超低速段で変速して駆動輪である後輪3側に伝達可能である。なお、第2副変速機25は仕様の簡素化等が求められる場合には省略するものである。
副変速機構18の第1副変速機24は、第1ギヤ24a、第2ギヤ24b、第3ギヤ24c、第4ギヤ24d、シフタ24eを含んで構成される。第1ギヤ24aは、変速軸23と一体回転可能に結合され変速軸23からの回転動力が伝達(入力)される。第2ギヤ24bは、第1ギヤ24aと噛み合っている。第3ギヤ24cは、第2ギヤ24bと一体回転可能に結合されている。第4ギヤ24dは、第3ギヤ24cと噛み合っている。シフタ24eは、第1ギヤ24a、第4ギヤ24dと変速軸26との結合状態を切り替えるものである。すなわち、変速軸26と一体に設けるクラッチ爪26aと、第1ギヤ24aに一体のクラッチ爪24acと、第4ギヤ24dに一体のクラッチ爪24dcとが同径同歯数に形成されて隣接状態に配置されており、シフタ24eがクラッチ爪26aとクラッチ爪24acが同時係合すると第1ギヤ2aから変速軸26に動力が伝わり、クラッチ爪26aとクラッチ爪24dcが同時係合すると第4ギヤ24dから変速軸26に動力が伝わる構成である。なおシフタ24eがクラッチ爪24ac及びクラッチ爪24dcのいずれにも係合しない位置にシフト可能に各クラッチ爪を配置構成している。
シフタ24eは、第1ギヤ24aと変速軸26とを一体回転可能に結合するHi(高速)側位置、第4ギヤ24dと変速軸26とを一体回転可能に結合するLo(低速)側位置、第1ギヤ24a、第4ギヤ24dのいずれもが変速軸26と結合せず、解放される中立位置(ニュートラル位置)に移動可能である。第1副変速機24は、シフタ24eの位置に応じて、変速軸23に伝達された回転動力を、伝達経路を切り替えて変速軸26に伝達する。
副変速機構18の第2副変速機25は、第1ギヤ25a、第2ギヤ25b、第3ギヤ25c、第4ギヤ25d、シフタ25eを含んで構成される。第1ギヤ25aは、第1副変速機24の第4ギヤ24dと一体回転可能に結合されている。第2ギヤ25bは、第1ギヤ25aと噛み合っている。第3ギヤ25cは、第2ギヤ25bと一体回転可能に結合されている。第4ギヤ25dは、第3ギヤ25cと噛み合っている。シフタ25eは、第4ギヤ25dと変速軸26との結合状態を切り替えるものである。すなわち、変速軸26と一体に設けるクラッチ爪26bと、第4ギヤ25dに一体のクラッチ爪25dcとが同径同歯数に形成されて隣接状態に配置されており、シフタ25eがクラッチ爪26bとクラッチ爪25dcが同時係合すると第4ギヤ25dから変速軸26に動力が伝わる構成である。
シフタ25eは、第4ギヤ25dと変速軸26とを一体回転可能に結合する超Lo(超低速)側位置、第4ギヤ25dと変速軸26とが結合されず、解放される中立位置(ニュートラル位置)に移動可能である。この場合は、変速軸26の回転は、第1副変速機24のシフタ24e位置に支配される。第2副変速機25は、シフタ25eの位置に応じて、変速軸23に伝達された回転動力を、伝達経路を切り替えて変速軸26に伝達する。第2副変速機25は、第1副変速機24がニュートラルの状態で、シフタ25eが超Lo側位置にある場合、変速軸23に伝達された回転動力を、第1副変速機24の第1ギヤ24aから、第2ギヤ24b、第3ギヤ24c、第4ギヤ24d、第2副変速機25の第1ギヤ25a、第2ギヤ25b、第3ギヤ25c、第4ギヤ25d、シフタ25eを介して順次減速して変速軸26に伝達する。これにより、第2副変速機25は、エンジン4からの回転動力を、第2ギヤ24b、第3ギヤ24c、第4ギヤ24d、第1ギヤ25a、第2ギヤ25b、第3ギヤ25c、第4ギヤ25dを介した超Lo(超低速)側の変速比で変速して後段に伝達することができる。また、第2副変速機25は、シフタ25eが中立位置にある場合、第4ギヤ25dが変速軸26に対して空転する状態、すなわち、ニュートラルの状態となる。
したがって、副変速機構18は、変速軸23に伝達された回転動力を、第1副変速機24と第2副変速機25とを組み合わせることで、高速と低速と超低速の3段のうちのいずれかで変速して変速軸26に伝達することができる。
そして、変速装置5の伝動機構13は、変速軸26に伝達された回転動力を、後輪デフ27、後車軸28、減速用の遊星歯車減速機構29等を介して後輪3に伝達する。この結果、トラクタ1は、後輪3がエンジン4からの回転動力により駆動輪として回転駆動する。
2WD/4WD切替機構19が油圧多板クラッチC6、C7を含んで構成されると共に、前輪増速機構としても機能する。2WD/4WD切替機構19は、伝達軸19a、Hi(高速)側ギヤ段19b、Lo(低速)側ギヤ段19c、油圧多板クラッチ(Lo(低速)側クラッチ)C6、油圧多板クラッチ(Hi(高速)側クラッチ)C7、伝達軸19dを含んで構成される。油圧多板クラッチC6、C7は、係合/解放状態を切り替えることで2WD/4WD切替機構19における動力の伝達経路を切り替え可能である。2WD/4WD切替機構19は、油圧多板クラッチC6、C7の係合/解放状態に応じて、伝達軸19aに伝達された回転動力を、伝達経路を変えて伝達軸19dに伝達する。2WD/4WD切替機構19は、油圧多板クラッチC6が係合状態、油圧多板クラッチC7が解放状態である場合に、伝達軸19aに伝達された回転動力を、Lo側ギヤ段19c、油圧多板クラッチC6を介して変速して伝達軸19dに伝達する。
2WD/4WD切替機構19は、変速軸26に伝達された回転動力を、前輪2側に伝達するか否かを切り替えるものである。2WD/4WD切替機構19は、伝達軸19a、Hi側ギヤ段19b、Lo側ギヤ段19c、伝達軸19dを含んで構成される。伝達軸19aは、変速軸26からの回転動力が、ギヤ30、ギヤ31、伝達軸32、カップリング33等を介して伝達(入力)される。第1ギヤ19bは、伝達軸19aが挿入され、当該伝達軸19aに対して相対回転可能に組み付けられる。
変速装置5の伝動機構13は、伝達軸19dに伝達された回転動力を、前輪デフ34、前車軸35、縦軸36、遊星歯車減速機構37等を介して前輪2に伝達する。この結果、トラクタ1は、前輪2及び後輪3がエンジン4からの回転動力により駆動輪として回転駆
動し、四輪駆動で走行することができる。2WD/4WD切替機構19は、油圧多板クラッチC6、C7が共に解放状態となることで、伝達軸19aに伝達された回転動力の伝達軸19d側への動力伝達が遮断される。この結果、トラクタ1は、二輪駆動で走行することができる。
PTO駆動機構20は、エンジン4から伝達される回転動力を変速して機体後部のPTO軸40(図2参照)から作業機に出力することで、エンジン4からの動力によって作業機を駆動するものである。PTO駆動機構20は、PTOクラッチ機構38、PTO変速機構39、PTO軸40等を含んで構成される。
PTOクラッチ機構38は、PTO軸40側への動力の伝達と遮断とを切り替えるものである。PTOクラッチ機構38は、ギヤ38a、油圧多板クラッチC5、伝達軸38bを含んで構成される。ギヤ38aは、入力軸14と一体回転可能に結合されたギヤ41と噛み合っている。油圧多板クラッチC5は、係合/解放状態が切り替わることで、ギヤ38aと伝達軸38bとの間の動力の伝達状態を切り替えるものである。PTOクラッチ機構38は、油圧多板クラッチC5が係合状態となることでPTO軸40側へ動力を伝達するPTO駆動状態となり、入力軸14からギヤ41を介してギヤ38aに伝達された回転動力を、油圧多板クラッチC5を介して伝達軸38bに伝達する。PTOクラッチ機構38は、油圧多板クラッチC5が解放状態となることでPTO軸40側への動力の伝達が遮断されたPTO非駆動状態(ニュートラル状態)となり、ギヤ38aに伝達された回転動力の伝達軸38b側への伝達が遮断される。
なお、このトラクタ1は、ギヤ38aと噛み合うギヤ70a、当該ギヤ70aと噛み合うギヤ70b等を介してギヤポンプ70が設けられている。ギヤポンプ70は、伝動機構13等の油圧系統に油圧を付与するものである。
PTO変速機構39は、PTO軸40側に動力を伝達する際に変速を行うものである。PTO変速機構39は、Hi(高速)側ギヤ段39a、Lo(低速)側ギヤ段39b、伝達軸39c、シフタ39dを含んで構成される。PTO変速機構39は、シフタ39dの位置に応じて、伝達軸38bに伝達された回転動力を、Hi側ギヤ段39a、あるいは、Lo側ギヤ段39bを介して変速して、伝達軸39cに伝達する。
PTO軸40は、自在継ぎ手軸(図示せず)を介して作業機側入力軸(図示せず)に結合され、エンジン4からの回転動力を作業機に伝達するものである。PTO軸40は、伝達軸39cが機体中心から偏った位置にあるため、第1ギヤ44、第2ギヤ45等を介して伝動可能に機体左右中心に配置される。
PTO軸40支持構成を詳細に説明すると、図4のように、PTO軸40の前側端はミッションケース12内に一体形成された支持壁46に軸支され、途中をミッションケース12後壁に形成した貫通孔部に軸支され、この軸支部の軸受47の移動規制等のため、ミッションケース12の後面にボルトで締結したPTOメタル48を設けている。さらにこのPTOメタル48の後面に第2のPTOメタル49をボルト及びノックピンで締結してなる。上記軸受47と第1のPTOメタル48との間に第1シール50を設け、第1のPTOメタル48の外面と第2のPTOメタル49との間に第2シール51を配設している。即ち、第1シール50は第1のPTOメタル48の内周に形成したシール保持空間に配置し、第2シール51は第2のPTOメタル49の内周に形成したシール保持空間に配置する。
そして、これら第1シール50と第2シール51の間のPTO軸40外周部にはグリスを充填するもので、第1のPTOメタル48にグリスニップル52を設け、該グリスニッ
プル52を経て注入されるグリスはグリス充填孔53を経てPTO軸外周に到達でき、背中向きに対向するシール50,51間にグリスが充填保持される構成としている。
上記のように、ダブルのシール50,51とグリス充填によって耐泥水性を向上できる。
なお、符号54はPTOカバーである。
なお、本実施形態のミッションケース12は、図5〜図7に示すように、前後方向前側のフロントミッションケース12Fと、前後方向後側のリヤミッションケース12Rとに分かれている。そして、本実施形態のフロントミッションケース12Fは、図6、図7に示すように、前後進切替機構15の油圧多板クラッチC1、C2の制御用のクラッチバルブ55、Hi−Lo変速機構16の油圧多板クラッチC3、C4の制御用のクラッチバルブ56、PTOクラッチ機構38の油圧多板クラッチC5の制御用のクラッチバルブ57、2WD/4WD切替機構19の油圧多板クラッチC6,C7の制御用のクラッチバルブ64、ギヤポンプ70等が左右の面に振り分けて配置されている。ここでは、フロントミッションケース12Fは、図9に示すように、車幅方向右側の面にクラッチバルブ55、クラッチバルブ56、クラッチバルブ64が配置される。一方、フロントミッションケース12Fは、図10に示すように、車幅方向左側の面にクラッチバルブ57、ギヤポンプ70が配置される。この結果、このトラクタ1は、クラッチバルブ55、56、57、64、ギヤポンプ70等をフロントミッションケース12Fの外面に効率的に配置することができる。
フロントミッションケース12Rとリヤミッションケース12Rの2つのケース構成でもよいが、本実施例では、更にスペーサ状のスペーサケース12Sをこれらのケース12F,12Rとの間に挟んで構成している(図5)。即ち、ミッションケース12のフロントミッションケース12Fとリヤミッションケース12Rの間にスペーサケース12Sを設け(図8)、主変速機構17の前記変速軸22及び変速軸23、2WD/4WD切替機構19への前記伝達軸32を支持するメタル部12Saを形成している。このように構成すると、フロントミッションケース12Fとリヤミッションケース12Rとの間のスペーサケース12Sのメタル部12Saによって変速軸22,23や伝達軸32を支持することで、リヤミッションケース12R前側のメタル構成を省略できる。フロントミッションケース12Fとスペーサケース12Sを接続すべく組み立てるが、フロントミッションケース12F内で後方に延出する上記変速軸22,23や伝達軸32は、比較的重量的にも大きさ的にも取り扱い易いスペーサケース12Sを巧みに調整し芯あわせしながらメタル部12Saにこれら軸を軸支でき、同時にフロントミッションケース12Fの後面に接合でき、結果として内装ギアやシャフトの組み付けと共にスペーサケース12Saの接合作業を容易とさせる。
また、スペーサケース12Sはフロントミッションケース12Fの左右幅よりもやや広いフランジ部に形成されており、フロントミッションケース12Fの左右側面にデッドスペースを形成する形態となるが、このデッドスペース部分を利用して前記制御クラッチバルブ55,56,57,64を配設できる。
次いで前記油圧ポンプとしてのギヤポンプ70およびその周辺構成について説明する。ギヤポンプ70は、その駆動によって、ミッションケース12に収容される作動油を吸い上げて、作業機昇降用油圧回路、操舵制御用油圧回路に分配供給するが、前記のようにミッションケース12(図例ではフロントミッションケース12F)の一側面(図例では左側)に配置される。
リヤミッションケース12Rの一側面で、ギヤポンプ70と左右同一の側面(図例では左側)に、複数(図例では2個)のサクションフィルタ71,71を着脱自在に設ける。サクションフィルタ71,71は円筒状ケーシング内にカートリッジフィルタを内装しており、アダプタ72,72を介してミッションケース12Rの左側面の開口を覆蓋するよう2個並べて装着されている。すなわち、リヤミッションケース12Rのサクションフィルタ71,71の装着開口部73,73には、リヤミッションケース12R内部空間を該開口部73,73に連通する通穴74,74を形成し、リヤミッションケース12R内作動油が開口部73,73に装着されたサクションフィルタ71,71の内部に流入可能に構成している。また、前記アダプタ72,72一端はサクションフィルタ71,71の中心部に螺子止めされる。このアダプタ72,72は中空に形成され、その一端はサクションフィルタ71,71に通じ、他端はリヤミッションケース12Rへの装着とともに、該リヤミッションケース12Rの隅部に形成したサクション油通路75に連通している。
このサクション油通路75は、鋳造成型によって予め形成された肉厚部に貫通孔75aを形成することによって形成されている。サクション油通路75は前後方向に形成され、前記2個のサクションフィルタ71,71のアダプタ72,72を装着する装着穴75b,75bが形成され、この装着穴75b,75bへのサクションフィルタ71,71装着とともに両アダプタ72,72の各他端はいずれもサクション油通路75に通じる。したがって通穴74,74から流入した作動油は、後述のようにギヤポンプ駆動に伴う吸い込み作用を受けることにより、カートリッジフィルタを通過しアダプタ72,72の中空部を経てサクション油通路75に至る構成である。
リヤミッションケース12Rの前記装着穴75b,75bに並列して前記サクション油通路75に通じる流出通路75cを形成している。該流出通路75cは、ホース76やパイプ77を経由して前記ギヤポンプ70に連通している。なお、ギヤポンプ70の上面にパイプ77の終端部のブロック部77aを装着して着脱自在にボルト止めできる構成としている。
ギヤポンプ70の駆動によって油吸い込み作用が発生すると、リヤミッションケース12R内の作動油は、通穴74,74から2個のサクションフィルタ71,71に流入し、サクションフィルタ71,71内では、外周側からカートリッジフィルタを経由する間に異物等は濾過されアダプタ72,72の中空部を経てサクション油通路75に至る。さらにこのサクション油通路75の作動油は流出通路75cから流出し、ホース76やパイプ77を経由してギヤポンプ70内に流入できる。
なお、前記サクション油通路75の穿孔加工の始端側開口は前側のミッションケース(図例ではスペーサケース12S)のフランジ部に接合され密封されている。
次いで、サクションフィルタ71,71の保護構成について説明する。リヤミッションケース12Rへ装着された2個並列のサクションフィルタ71,71は、その側方を左後輪3で覆われるよう配置される。また、リヤミッションケース12Rの下面に取付プレート78Rを、スペーサケース12Sの下面に取付プレート78Sを設ける。すなわち断面U状に形成され補強構造とされた取付プレート78R,78Sをミッションケース12の下面に接合して2箇所をボルトによって強固に締結している。そして、これら前後の取付プレート78R,78Sを跨ぐように保護プレート79を装着する。この保護プレート79によって並列するサクションフィルタ71,71の下面を覆う構成である。保護プレート79は平板状を呈するが、後部を屈曲形成して補強を図りながら高さの異なるリヤミッションケース12Rとスペーサケース12Sに適用させている。保護プレート79の板厚は、素材強度にもよるが、瓦礫や小石類の飛散衝突によっても変形しない程度の厚さが好ましい。
上記のように構成することによって、サクションフィルタ71,71は、その横側方は左後輪3に保護され、下面は保護プレート79によって保護され、他物への衝突や飛散物による損傷を未然に防止できる。
図12〜図15は、前記取付プレートのうち、スペーサケース12S側の取付プレート78Sを延長して燃料タンク80の支持に利用する構成を示している。燃料タンク80は、ミッションケース12の左右一側(図例では左側)に設ける。すなわち、燃料タンク80の底部を受けるタンク支持プレート81を、その後部側はミッションケース12に対して前記取付プレート78Sによって着脱自在にボルト締結支持し、その前部側は、帯プレート82を介して、安全フレーム構造のフロアパネル部やキャビン構造のフロアパネル部をミッションケース12に対して防振的に支持する防振支持フレーム82に吊下げ支持している。なお、この防振支持フレーム82は、ミッションケース12(図例ではフロントミッションケース12Fの側面に着脱自在にボルトで固定するものである。
前部側支持構成について詳述すると、帯プレート83は、燃料タンク80とタンク支持プレート81に同時に巻き掛けて防振支持フレーム82に吊り下げられるが、帯プレート83は第1帯プレート83aと第2帯プレート83bに分割され、第1帯プレート83aは一端が防振支持プレート82に連結され、燃料タンク80の外側方からタンク支持プレート81を迂回し、他端を第2帯プレート83bに連結し、これら第1,2帯プレート83a,83bで吊下げ支持する。なお第2帯プレート83bと燃料タンク80との間をステー84で着脱自在に連結してずれ防止を図っている。
さらに、スペーサケース12S側取付プレートの直前には、後部側帯プレート85によって、燃料タンク80とタンク支持プレート81を固定する。なお、この後部側帯プレート85は前部側の帯プレート83と同様にミッションケース12との連結関係を採用しても良い。
なお、燃料タンク80は樹脂成型によって前部側は給油部80aに、中間部は左右幅広部に、後部側は底面が側面視で後方ほど高い斜上を呈しかつやや狭幅部に形成され、あわせて燃料タンク80のミッションケース12側に接近する形状は、前記ギヤポンプ70や前記PTO用制御クラッチバルブ57のミッションケース12への装着状態で相互に干渉しないよう成型され、このため燃料タンク80は、前記PTO用制御クラッチバルブ57及びギヤポンプ70の側方を囲うこととなり、これらを他物との衝突などから保護する。また、前記サクションフィルタ71,71の上面は燃料タンク80の後部側80bで囲われて保護される。燃料タンク80の前側に向けてエンジン側への供給用パイプ86、戻りパイプ87を設け、燃料タンク80の後部にはブリーザパイプ88を設ける。ブリーザパイプ88の端部を二股に構成し、その上端部は、例えば、安全フレーム用又はキャビンの支柱部に設けられ内部空洞と連通する連結細管(図示せず)に装着されている。
12 ミッションケース
12R リヤミッションケース(ミッションケース)
12S スペーサケース(ミッションケース)
70 ギヤポンプ(油圧ポンプ)
71 サクションフィルタ
72 アダプタ
75 サクション油通路
75b 装着穴
78R 取付プレート
78S 取付プレート
79 保護プレート
80 燃料タンク
81 タンク支持プレート

Claims (4)

  1. ミッションケース(12)の側面に、該ミッションケース(12)内作動油用のサクションフィルタ(71,71)を着脱自在に取付け、サクションフィルタ(71,71)の下面を覆う保護プレート(79)を設けたことを特徴とする作業車両。
  2. ミッションケース(12)の下面に取付プレート(78S,78R)を設け、取付プレート(78S,78R)に保護プレート(79)を装着することを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
  3. 取付プレート(78S)を燃料タンク(80)のタンク支持プレート(81)の支持に兼用する請求項2に記載の作業車両。
  4. ミッションケース(12)内に、サクション油通路(75)を形成し、サクションフィルタ(71,71)をミッションケースの装着穴(75b,75b)にアダプタ(72,72)を介して着脱自在に装着し、サクションフィルタ(71,71)内で濾過した作動油をサクション用通路(75)に送出する構成とし、前記サクション油通路(75)に油圧ポンプ(70)に連通する流出通路(75c)を設けた請求項1〜請求項3のいずれか一に記載の作業車両。
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