JP2016159068A - レーザ治療装置及び治療レポート作成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】実施形態は、患者眼のレーザ治療を行うためのレーザ治療装置であって、レポートのテンプレートを記憶する記憶部と、患者眼のレーザ治療に適用された条件を示す条件情報を取得する情報取得部と、条件情報をテンプレートに配置することにより当該レーザ治療のレポートを作成するレポート作成部と、作成されたレポートを出力する出力部とを備える。
【選択図】図3
Description
[構成]
本実施形態に係るレーザ治療装置1の構成の一例を図1に示す。レーザ治療装置1は、患者眼Eに対してレーザ治療を施すために使用される。レーザ治療は、眼底Efや隅角に対して施される。隅角は、角膜Ecと虹彩Eiとが接触している部位である。図1に示す符号Elは水晶体を表す。
光源ユニット2は、患者眼Eに照射される光を発生する。光源ユニット2は、照準光源2aと、治療光源2bと、ガルバノミラー2cと、遮光板2dとを含む。なお、図1に示す部材以外の部材を光源ユニット2に設けることができる。たとえば、光ファイバ4の直前位置に、光源ユニット2により発生された光を光ファイバ4の端面に入射させる光学素子(レンズ等)を設けることができる。
照準光源2aは、レーザ治療を施す部位に照準を合わせるための照準光LAを発生する。照準光源2aとしては任意の光源が用いられる。たとえば、患者眼Eを目視観察しつつ照準を合わせる構成が適用される場合、術者眼E0により認識可能な可視光を発する光源(レーザ光源、発光ダイオード等)が照準光源2aとして用いられる。また、患者眼Eの撮影画像を観察しつつ照準を合わせる構成が適用される場合、撮影画像を取得するための撮像素子が感度を有する波長帯の光を発する光源(レーザ光源、発光ダイオード等)が照準光源2aとして用いられる。照準光LAは、ガルバノミラー2cに導かれる。照準光源2aの動作は、処理ユニット5により制御される。
治療光源2bは、治療用のレーザ光(治療光LT)を発する。治療光LTは、その用途に応じて可視レーザ光でも不可視レーザ光でもよい。また、治療光源2bは、異なる波長のレーザ光を発する単一のレーザ光源又は複数のレーザ光源であってよい。治療光LTは、ガルバノミラー2cに導かれる。治療光源2bの動作は、処理ユニット5により制御される。
ガルバノミラー2cは、反射面を有するミラーと、ミラーの向き(反射面の向き)を変更するアクチュエータとを含んで構成される。照準光LAと治療光LTは、ガルバノミラー2cの反射面の同じ位置に到達するようになっている。なお、照準光LAと治療光LTをまとめて「照射光」と呼ぶことがある。ガルバノミラー2c(の反射面)の向きは、少なくとも、照射光を光ファイバ4に向けて反射させる向き(照射用向き)と、照射光を遮光板2dに向けて反射させる向き(停止用向き)とに変更される。ガルバノミラー2cの動作は、処理ユニット5により制御される。
ガルバノミラー2cが停止用向きに配置されている場合、照射光は遮光板2dに到達する。遮光板2dは、たとえば照射光を吸収する材質及び/又は形態からなる部材であり、遮光作用を有する。
スリットランプ顕微鏡3は、患者眼Eの前眼部及び眼底Efの観察に用いられる装置である。より詳しく説明すると、スリットランプ顕微鏡3は、患者眼Eをスリット光で照明し、この照明野を拡大観察するための眼科装置である。なお、「観察」には、肉眼での観察と、撮像素子による撮影画像の観察の一方又は双方が含まれる。
図2を参照してスリットランプ顕微鏡3の光学系について説明する。患者眼Eには、眼底Efや隅角のレーザ治療に用いられるコンタクトレンズCLが当接される。スリットランプ顕微鏡3は、照明系10と、観察系30と、撮影系40と、レーザ照射系50とを含む。
照明系10は、患者眼Eを観察するための照明光を出力する。照明部3aは、照明系10の光軸(照明光軸)10aの向きを左右方向及び上下方向に変更可能に構成されている。それにより、患者眼Eの照明方向を任意に変更することができる。
観察系30は、患者眼Eからの照明光の戻り光を術者眼E0に案内する光学系である。観察系30は、左右両眼での観察を可能とする左右一対の光学系を含む。左右の光学系は実質的に同一の構成を有するので、図2には一方の光学系のみが示されている。
撮影系40は、患者眼Eを撮影するための光学系である。撮影系40は、ビームスプリッタ41と、結像レンズ42と、イメージセンサ43とを含む。撮影系40は観察系30から分岐している。ビームスプリッタ41は、観察系30の結像レンズ35と偏向部36との間に配置されている。ビームスプリッタ41は、たとえばハーフミラーである。結像レンズ41は、患者眼Eの像をイメージセンサ43上に結ばせるレンズ(系)である。イメージセンサ43は、たとえば、CCDやCMOS等の撮像素子を含むエリアセンサである。イメージセンサ43から出力される信号(画像信号、映像信号)は、処理ユニット5に送られる。
レーザ照射系50は、光源ユニット2から光ファイバ4を介してスリットランプ顕微鏡3に伝送された照射光を患者眼Eに導く光学系である。レーザ照射系50は、コリメータレンズ51と、光スキャナ52と、ミラー53と、リレーレンズ54及び55と、ミラー56と、コリメータレンズ57と、偏向部材58とを含む。
眼底Efや隅角のレーザ治療を行う場合、角膜EcにコンタクトレンズCLが当接される。各種のレーザ治療を行うために、倍率や形態が異なる複数のコンタクトレンズが準備されている。ユーザは、治療種別や治療部位や患者眼Eの状態などに応じてコンタクトレンズを選択する。
本例では、予め設定されたパターンの照射光が患者眼Eに適用される。照射光のパターンには様々な条件(照射条件)がある。照射光の投影像をスポットと呼ぶ。照射条件としては、複数のスポットの配列パターン(配列条件)、配列パターンのサイズ(配列サイズ条件)、配列パターンの向き(配列方向条件)、各スポットのサイズ(スポットサイズ条件)、スポットの間隔(スポット間隔条件)などがある。照射条件には、パターンやスポット以外の事項に関するものも含まれる。たとえば、照射光の強度(パワー)や波長が照射条件に含まれる。これら照射条件に基づく制御は、従来のパターン照射型レーザ治療装置と同様にして実行される。
レーザ治療装置1の制御系について、図3を参照しながら説明する。レーザ治療装置1の制御系は、処理ユニット5に設けられた制御部101を中心に構成される。図3においては、いくつかの構成部位が省略されている。
制御部101は、レーザ治療装置1の各部を制御する。たとえば、制御部101は、光源ユニット2の制御、表示ユニット7の制御、照明系10の制御、観察系30の制御、レーザ照射系50の制御などを行う。制御部101は、少なくとも図3に示す各要素を制御する。たとえば、制御部101は、前述した照射条件に基づく制御を実行する。
記憶部102は各種のデータやコンピュータプログラムを記憶する。記憶部102は、たとえばRAM、ROM、ハードディスクドライブ等の記憶装置を含む。
操作ユニット6は、各種のハードウェアキー及び/又はソフトウェアキーを含む。表示ユニット7は、たとえばフラットパネルディスプレイを含む。操作ユニット6の少なくとも一部と表示ユニット7の少なくとも一部とを一体的に構成することが可能である。タッチパネルディスプレイはその一例である。
データ処理部110は各種のデータ処理を行う。データ処理部110には情報取得部111とレポート作成部112とが設けられている。
情報取得部111は、患者眼Eのレーザ治療に適用された条件を示す条件情報を取得する。条件情報の取得は、制御部101から入力される情報に基づき条件情報を生成すること、及び、制御部101から条件情報を取得することの一方又は双方に相当する。条件情報は次に示す情報のいずれか1つ以上を含んでよい:照射条件;治療部位;手術時間。
レポート作成部112は、情報取得部111により取得された条件情報等を、記憶部102に記憶されたレポートテンプレート102aに配置することにより、患者眼Eのレーザ治療のレポートを作成する。条件情報等をレポートテンプレート102aに配置する処理は次のいずれか1以上の処理を含んでよい:条件情報等に含まれる情報をその記入項目に対応する記入欄に埋め込む処理;条件情報等に含まれる情報をその記入項目に対応する記入欄に貼り付ける処理;条件情報等に含まれる情報をその記入項目に対応する記入欄に関連付ける処理(リンク付け等)。
レーザ治療装置1の動作について説明する。レーザ治療装置1の基本動作の例を図4に示す。ここでは、一般的な条件情報等が治療レポートに記載される場合について説明する。後述の実施形態では、条件情報等のいくつかの典型例が治療レポートに記載される場合について説明する。本実施形態及び後述の実施形態において、レポートテンプレート102aが記憶部102に予め記憶されているものとする。
ユーザ及び/又は制御部101は、患者眼Eのレーザ治療を行うために、照射条件等の設定を行う。このとき、術前プランニングにて作成された治療計画情報や患者眼Eの画像を参照することができる。
照射条件等の設定後、ユーザは、レーザ治療を開始するための操作を行う。この操作を受けた制御部101は、患者眼Eのレーザ治療を開始する。レーザ治療は、ステップS1で設定された照射条件等と、所定の操作とに基づき実行される。所定の操作は、たとえば、照射光の目標位置を変更するための操作や、治療光LTを照射するための操作や、照射条件等を変更するための操作を含む。
制御部101は、レーザ照射に適用された照射条件等を示す情報を記憶部102に格納する。
予定されていた部位(治療対象部位)のレーザ治療が完了したときや、患者が痛みを感じる等の理由でレーザ治療の中断が決定されたときに、レーザ治療は終了となる。制御部101は、たとえば、ユーザが所定の操作(治療終了操作、治療中断操作等)を行ったことを受けてレーザ治療の終了を認識することができる。或いは、制御部101は、治療計画情報等を参照することにより、既定の治療対象部位のレーザ治療が終了したことを認識することができる。
レーザ治療の終了を認識した制御部101は、条件情報(レーザ照射量、治療部位等)や手術時間や画像や統計情報や相関情報等を取得するための制御を実行する。この制御は、たとえば、ステップS3で記憶された照射条件等を記憶部102から読み出して情報取得部111に送る処理を含む。情報取得部111は、制御部101から入力された照射条件等に基づいて条件情報等を生成する。この処理の具体例は後述の実施形態にて説明される。生成された条件情報等は治療レポート作成部112に送られる。
制御部101は、記憶部102に記憶されたレポートテンプレート102aを読み出して治療レポート作成部112に送る。異なる種別の複数のレポートテンプレート102aが格納されている場合、ユーザ又は制御部101により選択されたレポートテンプレート102aが治療レポート作成部112に送られる。
制御部101は、ステップS6にて作成された治療レポートを表示ユニット7に表示させることができる。また、制御部101は、前述した通信デバイスを制御することにより治療レポートを外部装置に送信することができる。また、制御部101は、前述したドライブ装置を制御することにより治療レポートを記録媒体に記録することができる。以上で本動作例は終了である。
本実施形態に係るレーザ治療装置の効果について説明する。
第1の実施形態では、本発明に係るレーザ治療装置の基本的な構成及び動作について説明した。その具体例として、本実施形態では、レーザ治療において患者眼に適用されたレーザ光(特に治療光)の照射量が治療レポートに記録される場合について説明する。
本実施形態は、レーザ治療が施された部位を治療レポートに記載することが可能である。本実施形態のレーザ治療装置は、第1の実施形態と同様の全体構成及び光学的構成を備えていてよい(図1及び図2を参照)。図6は、本実施形態の制御系の構成例を示す。この制御系は、第1の実施形態のそれとほぼ同様であるが、照射制御部101b、移動制御部101c、保持部61及び移動機構62が設けられている点においてそれと異なる。
本実施形態は、患者眼Eのレーザ治療に掛かった手術時間を治療レポートに記載することが可能である。本実施形態のレーザ治療装置は、第1の実施形態と同様の全体構成及び光学的構成を備えていてよい(図1及び図2を参照)。図8は、本実施形態の制御系の構成例を示す。この制御系は、第1の実施形態のそれとほぼ同様であるが、計時部64が設けられている点においてそれと異なる。
本実施形態は、患者眼Eの画像を治療レポートに記載することが可能である。本実施形態のレーザ治療装置は、第1の実施形態と同様の全体構成、光学的構成及び制御的構成を備えていてよい(図1〜図3を参照)。
本実施形態は、レーザ治療後に患者眼Eを撮影し、それにより取得された画像を解析することで治療部位を求め、求められた治療部位を治療レポートに記載することが可能である。本実施形態のレーザ治療装置は、第1の実施形態と同様の全体構成及び光学的構成を備えていてよい(図1及び図2を参照)。図9は、本実施形態の制御系の構成例を示す。この制御系は、第1の実施形態のそれとほぼ同様であるが、解析部111aが設けられている点においてそれと異なる。また、本実施形態のレーザ治療装置は、第5の実施形態と同様の画像取得部を備える。
本実施形態は、レーザ治療に関する統計的な情報を生成する機能を有する。本実施形態のレーザ治療装置は、第1の実施形態と同様の全体構成及び光学的構成を備えていてよい(図1及び図2を参照)。図10は、本実施形態の制御系の構成例を示す。この制御系は、第1の実施形態のそれとほぼ同様であるが、条件情報102b及び属性情報102cが記憶部102に格納されている点と、統計情報作成部113が設けられている点においてそれと異なる。
本実施形態は、術前プランニングにて作成された治療計画情報の内容を治療レポートに記載する機能を有する。本実施形態のレーザ治療装置は、第1の実施形態と同様の全体構成及び光学的構成を備えていてよい(図1及び図2を参照)。図12は、本実施形態の制御系の構成例を示す。この制御系は、第1の実施形態のそれとほぼ同様であるが、記憶部102に格納された治療計画情報102eが明示されている点においてそれと異なる。
治療レポート作成装置の実施形態を説明する。治療レポート作成装置は、第1〜8の実施形態のいずれかにて説明した情報取得機能と治療レポート作成機能とを備えていてよい。治療レポート作成装置は、たとえば、単一のコンピュータ又は複数のコンピュータの組み合わせにより実現される。単体のコンピュータは、たとえばコンピュータ端末又はサーバである。複数のコンピュータの組み合わせは、たとえばクライアント−サーバシステムやクラウドシステムであってよい。
2 光源ユニット
3 スリットランプ顕微鏡
5 処理ユニット
7 表示ユニット
101 制御部
102 記憶部
102a レポートテンプレート
110 データ処理部
111 情報取得部
112 レポート作成部
Claims (16)
- 患者眼のレーザ治療を行うためのレーザ治療装置であって、
レポートのテンプレートを記憶する記憶部と、
前記患者眼のレーザ治療に適用された条件を示す条件情報を取得する情報取得部と、
前記条件情報を前記テンプレートに配置することにより当該レーザ治療のレポートを作成するレポート作成部と、
作成された前記レポートを出力する出力部と
を備えるレーザ治療装置。 - レーザ光を前記患者眼に照射する照射系と、
前記レーザ光の照射量を変更するために前記照射系を制御する照射制御部と
を備え、
前記情報取得部は、前記照射系に対する制御内容を示す照射制御情報を前記照射制御部から取得し、前記照射制御情報に基づいて当該レーザ治療において前記患者眼に適用された前記レーザ光の照射量を示す照射量情報を生成し、
前記レポート作成部は、前記照射量情報を含む前記条件情報を前記テンプレートに配置することにより前記レポートを作成する
ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ治療装置。 - 前記情報取得部は、前記照射制御情報に基づいて前記患者眼に複数回照射された前記レーザ光の総照射量を算出し、
前記照射量情報は前記総照射量を含む
ことを特徴とする請求項2に記載のレーザ治療装置。 - 光源から出力されたレーザ光を走査部により偏向して前記患者眼に照射する照射系と、
前記走査部を制御する照射制御部と
を備え、
前記情報取得部は、前記走査部に対する制御内容を示す走査制御情報を前記照射制御部から取得し、前記走査制御情報に基づいて当該レーザ治療による治療部位を示す治療部位情報を生成し、
前記レポート作成部は、前記治療部位情報を含む前記条件情報を前記テンプレートに配置することにより前記レポートを作成する
ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ治療装置。 - 当該レーザ治療は、前記患者眼に当接されたコンタクトレンズを介して実施され、
前記情報取得部は、前記コンタクトレンズの位置を示す位置情報を取得し、
前記レポート作成部は、前記走査制御情報及び前記位置情報に基づいて前記治療部位情報を生成する
ことを特徴とする請求項4に記載のレーザ治療装置。 - 前記コンタクトレンズを保持する保持部と、
前記保持部により保持された前記コンタクトレンズを移動するための移動機構と、
前記移動機構を制御する移動制御部と
を備え、
前記情報取得部は、前記移動機構に対する制御内容を示す移動制御情報を前記移動制御部から取得し、前記移動制御情報に基づいて前記位置情報を生成する
ことを特徴とする請求項5に記載のレーザ治療装置。 - 前記情報取得部は、前記コンタクトレンズの位置を検知して前記位置情報を生成する位置検知部を含む
ことを特徴とする請求項5に記載のレーザ治療装置。 - 前記走査部は、予め設定されたパターンに基づいて前記レーザ光を偏向し、
前記走査制御情報は、前記パターンを示す照射パターン情報を含み、
前記レポート作成部は、前記照射パターン情報を前記テンプレートに配置することにより前記レポートを作成する
ことを特徴とする請求項4〜請求項7のいずれか一項に記載のレーザ治療装置。 - 前記情報取得部は、当該レーザ治療の開始から終了までの時間を計測する計時部を含み、
前記レポート作成部は、前記計時部により計測された時間を示す情報を前記テンプレートに配置することにより前記レポートを作成する
ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ治療装置。 - 前記情報取得部は、前記患者眼の画像を取得する画像取得部を含み、
前記レポート作成部は、前記画像取得部により取得された画像を前記テンプレートに配置することにより前記レポートを作成する
ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ治療装置。 - 前記情報取得部は、
前記患者眼の画像を取得する画像取得部と、
前記画像取得部により取得された画像を解析することにより当該レーザ治療による治療部位を示す治療部位情報を生成する解析部と
を含み、
前記レポート作成部は、前記治療部位情報を含む前記条件情報を前記テンプレートに配置することにより前記レポートを作成する
ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ治療装置。 - 前記記憶部は、複数の患者眼に対して過去に実施されたレーザ治療において適用された条件を示す条件情報を記憶し、
前記情報取得部により取得された前記条件情報と、前記記憶部に記憶された前記条件情報とを統計的に処理することにより統計情報を生成する統計情報生成部と
を備えることを特徴とする請求項1に記載のレーザ治療装置。 - 前記記憶部は、前記複数の患者眼及び/又は複数の患者に関する属性情報を記憶し、
前記統計情報生成部は、前記情報取得部により取得された前記条件情報と、前記記憶部に記憶された前記条件情報と、前記属性情報とを統計的に処理することにより前記統計情報を生成する
ことを特徴とする請求項12に記載のレーザ治療装置。 - 前記記憶部は、眼科装置により取得された前記複数の患者眼のデータを記憶し、
前記統計情報生成部は、前記情報取得部により取得された前記条件情報に示す条件及び前記記憶部に記憶された前記条件情報に示す条件と、前記データとの間の相関を求める
を備えることを特徴とする請求項12又は請求項13に記載のレーザ治療装置。 - 前記記憶部は、当該レーザ治療のために予め作成された治療計画情報を記憶し、
前記レポート作成部は、前記条件情報と前記治療計画情報に含まれるいずれかの情報とを前記テンプレートに配置することにより当該レーザ治療のレポートを作成する
ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ治療装置。 - レーザ治療のレポートのテンプレートを記憶する記憶部と、
患者眼のレーザ治療に適用された条件をレーザ治療装置から受け付け、当該条件を示す条件情報を取得する情報取得部と、
前記条件情報を前記テンプレートに配置することにより当該レーザ治療のレポートを作成するレポート作成部と、
作成された前記レポートを出力する出力部と
を備える治療レポート作成装置。
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