JP2016157712A - 冷却装置及びこれを用いた熱処理装置、並びに冷却方法 - Google Patents

冷却装置及びこれを用いた熱処理装置、並びに冷却方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016157712A
JP2016157712A JP2015032535A JP2015032535A JP2016157712A JP 2016157712 A JP2016157712 A JP 2016157712A JP 2015032535 A JP2015032535 A JP 2015032535A JP 2015032535 A JP2015032535 A JP 2015032535A JP 2016157712 A JP2016157712 A JP 2016157712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal exhaust
substrate holder
wafer
exhaust duct
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015032535A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6345134B2 (ja
Inventor
孝祐 長谷川
Kosuke Hasegawa
孝祐 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2015032535A priority Critical patent/JP6345134B2/ja
Publication of JP2016157712A publication Critical patent/JP2016157712A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6345134B2 publication Critical patent/JP6345134B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

【課題】ウエハの冷却時間の短縮を図ることができる熱処理装置を提供すること。【解決手段】複数の基板を棚状に保持する基板保持具及び当該基板保持具に保持された基板を冷却する冷却装置であって、基板保持具の外周を囲むように基板保持具の周囲に設けられ、基板保持具及び基板の熱を排気するための複数の排気口が形成された熱排気部を有し、熱排気部は、当該熱排気部により囲まれた空間をサイクロン状に排気する、冷却装置が提供される。【選択図】図3

Description

本発明は、冷却装置及びこれを用いた熱処理装置、並びに冷却方法に関する。
従来から、多数枚のウエハに対して一括(バッチ)で熱処理を行う縦型熱処理装置が知られている。縦型熱処理装置では、FOUP(Front-Opening Unified Pod)に収納されたウエハをウエハボートに棚状に保持させた後、ウエハボートを熱処理炉内にロードし、多数枚のウエハに対して同時に所定の熱処理を行う。その後、ウエハボートを熱処理炉からアンロードし、移載ロボットにより熱処理後のウエハをFOUPに回収する。
ところで、熱処理炉からアンロードされた直後のウエハボートに搭載されたウエハは高温であるため、直ちにFOUPに回収しようとすると、FOUPが溶解したり、アウトガスが発生したりするおそれがある。このため、熱処理後のウエハを直ちにFOUPに移載することができず、ウエハが80℃程度に降温するまで、アンロード位置にてウエハを待機させている。
アンロード位置でのウエハの待機時間を短縮する方法として、ウエハボートを熱処理炉からアンロードするタイミングで、ウエハボートやウエハに対して窒素ガスを吹き付けることにより、ウエハを冷却する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記技術では、有機物等の不純物を巻き込み、ウエハに形成される膜の膜質や膜厚に異常が発生することがあった。
そこで、アンロードされたウエハボートの近傍に、平面形状が長形状の筒状部材からなる熱排気ダクトを設置し、熱を排気することにより、ウエハを冷却する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2012−227392号公報 特開2012−169367号公報
しかしながら、上記技術では、ウエハの大口径化やウエハボートに搭載されるウエハの枚数の増加等によって、ウエハボート及びウエハの熱容量が大きくなると、アンロード位置におけるウエハボート及びウエハからの放熱量が大きくなる。このため、アンロードされたウエハボートに搭載されたウエハを冷却するために必要な時間が長くなる。
そこで、本発明の一つの案では、ウエハの冷却時間の短縮を図ることを目的とする。
一つの案では、複数の基板を棚状に保持する基板保持具及び当該基板保持具に保持された基板を冷却する冷却装置であって、前記基板保持具の外周を囲むように前記基板保持具の周囲に設けられ、前記基板保持具及び前記基板の熱を排気するための複数の排気口が形成された熱排気部を有し、前記熱排気部は、当該熱排気部により囲まれた空間をサイクロン状に排気する、冷却装置が提供される。
一態様によれば、ウエハの冷却時間の短縮を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る縦型熱処理装置の概略平面図である。 本発明の一実施形態に係る縦型熱処理装置の概略縦断面図(その1)である。 本発明の一実施形態に係る縦型熱処理装置の概略縦断面図(その2)である。 図1の縦型熱処理装置の熱排気ダクトの概略平面図である。 第1の熱排気ダクトについて説明するための図である。 第1の熱排気ダクトの他の例について説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る縦型熱処理装置の熱排気ダクトの他の例を示す概略平面図(その1)である。 本発明の一実施形態に係る縦型熱処理装置の熱排気ダクトの他の例を示す概略平面図(その2)である。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
(縦型熱処理装置の構成)
本発明の一実施形態に係る冷却装置が組み込まれた縦型熱処理装置1について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る縦型熱処理装置1の概略平面図である。図2及び図3は、本発明の一実施形態に係る縦型熱処理装置1の概略縦断面図である。具体的には、図2は図1に示す縦型熱処理装置1をY方向から視たときの概略縦断面図であり、図3は図1に示す縦型熱処理装置1をX方向から視たときの概略縦断面図である。図4は、図1の縦型熱処理装置1の熱排気ダクトの概略平面図である。
なお、以下の説明では、図1乃至4における+X方向を前方向、−X方向を後方向、+Y方向を右方向、−Y方向を左方向、+Z方向を上方向、−Z方向を下方向という。
図1及び図2に示すように、縦型熱処理装置1は、筐体11に収容されて構成される。筐体11は、縦型熱処理装置1の外装体を構成し、この筐体11内に、被処理体である基板の一例としてのウエハWを収納した容器であるキャリアCが装置に対して搬入、搬出されるためのキャリア搬送領域S1と、キャリアC内のウエハWを搬送して後述の熱処理炉22内に搬入するための移載領域であるウエハ搬送領域S2とが形成されている。キャリアCとしては、例えば直径300mmのウエハWが複数枚棚状に配列されて収納されるキャリア本体31と、キャリア本体31の前面に設けられた取出し口を塞ぐ蓋体41とを有する、例えば樹脂からなる密閉型のFOUPが用いられる。
キャリア搬送領域S1とウエハ搬送領域S2とは、隔壁2により仕切られている。キャリア搬送領域S1は、大気雰囲気下にある領域であり、キャリアCに収納したウエハWを搬送する領域である。各処理装置間の領域がキャリア搬送領域S1に該当し、本実施形態においては、縦型熱処理装置1の外部のクリーンルーム内の空間がキャリア搬送領域S1に該当する。一方、ウエハ搬送領域S2は、搬入されたウエハWに酸化膜が形成されることを防ぐために、不活性ガス雰囲気、例えば窒素ガス雰囲気とされており、キャリア搬送領域S1よりも清浄度が高く、かつ低酸素濃度に維持されている。
キャリア搬送領域S1は、第1の搬送領域12と、第1の搬送領域12の後方側(ウエハ搬送領域S2側)に位置する第2の搬送領域13とからなる。
図1に示すように、第1の搬送領域12の左右方向には、キャリアCを各々載置する2つの第1の載置台14が設けられている。各第1の載置台14の載置面には、キャリアCを位置決めするピン15が例えば3個所に設けられている。
第2の搬送領域13には、第1の載置台14に対して前後に並ぶように、左右に2つの第2の載置台16が配置されている。各第2の載置台16は前後に移動自在に構成されている。第2の載置台16の載置面にも第1の載置台14と同様にキャリアCを位置決めするピン15が、3個所に設けられている。また、第2の載置台16の載置面には、キャリアCを固定するためのフック16aが設けられている。
第2の搬送領域13の上部側には、キャリアCを保管するキャリア保管部18が設けられている。キャリア保管部18は2段以上の棚により構成されており、各棚は左右に2つのキャリアCを載置することができる。図1では棚が2段である例を示している。
そして、第2の搬送領域13には、キャリアCを第1の載置台14と第2の載置台16とキャリア保管部18との間で搬送するキャリア搬送機構21が設けられている。このキャリア搬送機構21は左右に伸び、かつ昇降自在なガイド部21aと、このガイド部21aにガイドされながら左右に移動する移動部21bと、この移動部21bに設けられ、キャリアCを保持して水平方向に搬送する関節アーム21cと、を備えている。
隔壁2には、キャリア搬送領域S1とウエハ搬送領域S2とを連通させるウエハWの搬送口20が設けられている。搬送口20には、当該搬送口20をウエハ搬送領域S2側から塞ぐ開閉ドア5が設けられている。開閉ドア5には駆動機構50が接続されており、駆動機構50により開閉ドア5は前後方向及び上下方向に移動自在に構成され、搬送口20が開閉される。開閉ドア5のキャリア搬送領域S1側には、蓋体41を取り外すための蓋体取り外し機構6が設けられている。
ウエハ搬送領域S2には、下端が炉口として開口された縦型の熱処理炉22が設けられ、この熱処理炉22の下方側には、多数枚のウエハWを棚状に保持する基板保持具の一例としてのウエハボート23が断熱部24を介してキャップ25の上に載置されている。キャップ25は昇降機構26の上に支持されており、この昇降機構26によりウエハボート23が熱処理炉22に対して搬入あるいは搬出される。
また、ウエハボート23と隔壁2の搬送口20との間には、ウエハ搬送機構27が設けられている。ウエハ搬送機構27は、左右に伸びるガイド機構27aに沿って移動すると共に、鉛直軸回りに回動する移動体27bに、例えば5枚の進退自在なアーム27cを設けて構成され、ウエハボート23と第2の載置台16上のキャリアCとの間でウエハWを搬送する。
ウエハ搬送領域S2における筐体11の右側面には、フィルタユニット7が設けられている。フィルタユニット7は、図3に示すように、上端が熱処理炉22の開口部近傍の高さに位置し、下端が筐体11の底部に接続されるように、上下方向に延びるように設けられている。フィルタユニット7は、フィルタ部71とその右側に形成された通気空間72とを備えており、この通気空間72は、ウエハ搬送領域S2の下方に形成された通気室8と連通するように構成されている。
通気室8は、内部にラジエータ81を備えると共に、右端側にフィルタユニット7の通気空間72に連通するファン82を備える。
また、ウエハ搬送領域S2におけるアンロード位置にあるウエハボート23の周囲には、アンロードされたウエハボート23の外周を囲むように熱排気部の一例としての熱排気ダクト9が設けられている。図1では、熱排気ダクト9は、第1の熱排気ダクト91と、第2の熱排気ダクト92とを備える。なお、第1の熱排気ダクト91は第1の熱排気部の一例であり、第2の熱排気ダクト92は第2の熱排気部の一例である。
第1の熱排気ダクト91は、アンロード位置にあるウエハボート23の外周のうち後方部分を囲むように、ウエハボート23の周方向に沿って設けられている。具体的には、第1の熱排気ダクト91は、図3及び図4に示すように、上下方向に伸び、横断面形状が円弧状に形成された部材であり、上端が熱処理炉22の開口部近傍の高さに位置し、下端が筐体11の底部に接続され、通気室8と連通している。
第1の熱排気ダクト91のウエハボート23と対向する面には、少なくともアンロードされたウエハボート23のうちウエハWが搭載されている領域と対向し、ウエハボート23及びウエハWの熱を吸引排気するための排気口91aが形成されている。そして、アンロードされたウエハボート23及びウエハWの熱は、排気口91aから排気され、通気室8へと移動する。
第1の熱排気ダクト91の内部には、アンロードされたウエハボート23が設けられた空間に旋回流を形成するための案内板91cが設けられている。具体的には、図3に示すように、案内板91cは、所定の幅W1を有し、第1の熱排気ダクト91の外周壁の周方向に沿って、上方側から下方側に向けて傾きをもって第1の熱排気ダクト91の外周壁の内側面に取り付けられている。所定の幅W1としては、第1の熱排気ダクト91の内周壁と外周壁との間の長さをW2とすると、W2の半分以上(W1≧0.5×W2)であることが好ましい。
また、第1の熱排気ダクト91には、当該第1の熱排気ダクト91を冷却するための水冷ジャケットが取り付けられていることが好ましい。これにより、第1の熱排気ダクト91により排気した熱を速やかに冷却することができる。
第2の熱排気ダクト92は、アンロード位置にあるウエハボート23の外周のうち前方部分を囲むように、ウエハボート23の周方向に沿って設けられている。具体的には、第2の熱排気ダクト92は、図3及び図4に示すように、上下方向に伸び、横断面形状が円弧状に形成された部材であり、上端が熱処理炉22の開口部近傍の高さに位置し、下端が筐体11の底部に回転自在に接続され、通気室8と連通している。
第2の熱排気ダクト92は、第1の熱排気ダクト91よりもウエハボート23に近接する位置に設けられており、例えばエアシリンダにより、図4の破線矢印R1で示すように、ウエハボート23の中心を回転の中心として右回りに回転する。これにより、第2の熱排気ダクト92は、第1の熱排気ダクト91とウエハボート23との間に収納可能となっている。
第2の熱排気ダクト92のウエハボート23と対向する面には、第1の熱排気ダクト91と同様に、少なくともアンロードされたウエハボート23のうちウエハWが搭載されている領域と対向し、アンロードされたウエハボート23及びウエハWの熱を吸引排気するための排気口92aが形成されている。そして、アンロードされたウエハボート23及びウエハWの熱は、排気口92aをから排気され、通気室8へと移動する。
第2の熱排気ダクト92の内部には、アンロードされたウエハボート23が設けられた空間に旋回流を形成するための案内板92cが第1の熱排気ダクト91に設けられた案内板91cと同様に設けられている。
また、第2の熱排気ダクト92には、当該第2の熱排気ダクト92を冷却するための水冷ジャケットが取り付けられていることが好ましい。これにより、第2の熱排気ダクト92により排気した熱を速やかに冷却することができる。
以上に説明した第1の熱排気ダクト91及び第2の熱排気ダクト92によって、第1の熱排気ダクト91及び第2の熱排気ダクト92で囲まれた空間の熱がサイクロン状に排気される。
このため、熱排気ダクト9により囲まれた空間では、図3及び図4の実線矢印で示すように、熱排気ダクト9に形成された排気口91a、92aに向かってサイクロン状に流れる気流が形成される。このサイクロン状に形成される気流により、ウエハボート23及びウエハWの熱は、単純に直線的に排気する場合と比較して効率よく排気される。
第1の熱排気ダクト91及び第2の熱排気ダクト92に形成されている排気口91a、92aについて説明する。なお、第1の熱排気ダクト91に形成されている排気口91aと第2の熱排気ダクト92に形成されている排気口92aとは、同様のものとすることができるため、以下では、第1の熱排気ダクト91に形成されている排気口91aを例として説明する。図5及び図6は、第1の熱排気ダクト91について説明するための図である。
第1の熱排気ダクト91に形成されている排気口91aは、第1の熱排気ダクト91及び第2の熱排気ダクト92で囲まれた空間の熱がサイクロン状に排気されるように、第1の熱排気ダクト91の内周壁に形成されていれば特に限定されるものではない。
例えば、第1の熱排気ダクト91内の圧力損失に差がある場合、圧力損失が大きい部分に形成される排気口91aの穴径を大きくし、圧力損失が小さい部分に形成される排気口91aの穴径を小さくすることが好ましい。具体的には、第1の熱排気ダクト91の周方向における一方の側(図5中の左側)から他方の側(図5中の右側)に向かって圧力損失が小さくなる場合、第1の熱排気ダクト91の周方向における一方の側から他方の側に向かって穴径が小さくなるように排気口91aが形成されていることが好ましい。これにより、圧力損失が小さい部分に形成された排気口91aによる排気風量を小さくし、圧力損失が大きい部分に形成された排気口91aによる排気風量を大きくすることができるため、各排気口91aの風量を均一又は略均一にすることができる。結果として、ウエハWをより効率的に冷却することが可能となり、かつ、旋回流が生じやすくなる。
また、第1の熱排気ダクト91としては、例えば図6に示すように、排気口91aが所定の長さを有する管状構造を有し、管状構造の長さ方向が第1の熱排気ダクト91の内周壁に垂直な方向から傾きをもって取り付けられていることが好ましい。これにより、熱の流れが同一の回転方向となるため、旋回流が生じやすくなる。
なお、図5及び図6では、排気口91aの形状として円形の場合について説明したが、本発明はこの点において限定されるものではなく、例えば楕円形、矩形であってもよい。
また、第1の熱排気ダクト91の上端部には、図3に示すように、アンロードされたウエハボート23に冷却ガスを供給する冷却ガス供給部の一例としての冷却ガス供給ノズル95が設けられている。
冷却ガス供給ノズル95は、水平方向又は水平方向から所定の角度だけ下方向に冷却ガスを供給するように設けられていることが好ましい。これにより、第1の熱排気ダクト91及び第2の熱排気ダクト92で囲まれた領域に、冷却ガスによる旋回流を導入することができるため、熱排気ダクト9によるウエハボート23及びウエハWの熱の吸引排気効率を向上させることができる。冷却ガスとしては、窒素、アルゴン、清浄乾燥気体等を用いることができる。
なお、本実施形態では、冷却ガス供給ノズル95が1つ設けられている構成について説明したが、本発明はこの点において限定されるものではなく、例えば2つ以上の冷却ガス供給ノズル95が設けられていてもよい。
また、図2に示すように、縦型熱処理装置1には、例えばコンピュータからなる制御部1Aが設けられている。制御部1Aはプログラム、メモリ、CPUからなるデータ処理部等を備えており、プログラムには、制御部1Aから縦型熱処理装置1の各部に制御信号を送り、後述する各処理工程を進行させるように命令が組み込まれている。このプログラムは、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、ハードディスクMO(光磁気ディスク)、メモリーカード等の記憶媒体に格納されて制御部1Aにインストールされる。
以上、第1の熱排気ダクト91と第2の熱排気ダクト92とを備える熱排気ダクト9について説明したが、熱排気ダクト9の構成としては、上記実施形態に限定されるものではなく、2つ以上の熱排気ダクトにより構成されていればよい。図7及び図8は、本発明の一実施形態に係る縦型熱処理装置における熱排気ダクトの他の例を示す平面図である。
例えば図7に示すように、熱排気ダクト9Aは、第1の熱排気ダクト91Aと、第2の熱排気ダクト92Aと、第3の熱排気ダクト93Aとを備える構成であってもよい。この場合、第1の熱排気ダクト91Aは、下端が筐体11の底部に接続され、通気室8と連通している。第2の熱排気ダクト92Aは、第1の熱排気ダクト91Aよりもウエハボート23に近接する位置に設けられ、下端が筐体11の底部に回転自在に接続され、通気室8と連通している。第3の熱排気ダクト93Aは、第1の熱排気ダクト91Aよりもウエハボート23に近接する位置に設けられ、下端が筐体11の底部に回転自在に接続され、通気室8と連通している。そして、第2の熱排気ダクト92A及び第3の熱排気ダクト93Aは、各々、ウエハボート23の中心を回転の中心として左回り(図7中の矢印L2参照)及び右回り(図7中の矢印R2参照)に回転することにより、第1の熱排気ダクト91Aとウエハボート23との間に収納可能となっている。
また、例えば図8に示すように、熱排気ダクト9Bは、第1の熱排気ダクト91Bと、第2の熱排気ダクト92Bと、第3の熱排気ダクト93Bとを備える構成であってもよい。この場合、第1の熱排気ダクト91Bは、下端が筐体11の底部に接続され、通気室8と連通している。第2の熱排気ダクト92Bは、第1の熱排気ダクト91Bよりもウエハボート23に近接する位置に設けられ、下端が筐体11の底部に回転自在に接続され、通気室8と連通している。第3の熱排気ダクト93Bは、第2の熱排気ダクト92Bよりもウエハボート23に近接する位置に設けられ、下端が筐体11の底部に回転自在に接続され、通気室8と連通している。そして、第2の熱排気ダクト92Bは、例えばウエハボート23の中心を回転の中心として左回り(図8中の矢印L3参照)に回転することにより、第1の熱排気ダクト91Bとウエハボート23との間に収納可能となっている。また、第3の熱排気ダクト93Bは、例えばウエハボート23の中心を回転の中心として左回り(図8中の矢印L4参照)に回転することにより、第2の熱排気ダクト92Bとウエハボート23との間に収納可能となっている。
(縦型熱処理装置の動作)
本発明の一実施形態に係る縦型熱処理装置の動作の一例について説明する。
図1及び図2において、例えばクリーンルームの天井部又は床面に沿って移動する自動搬送ロボットによりキャリアCが第1の載置台14に載置される。続いて、キャリア搬送機構21によりキャリアCが第2の載置台16に搬送され、フック16aにより第2の載置台16に固定され、第2の載置台16が隔壁2に向けて移動することで、搬送口20に気密に当接される。
次いで、蓋体取り外し機構6によりキャリアCから蓋体41が取り外され、例えば窒素ガスがキャリアC内に向けて吹き出されて、キャリアC内及びキャリアCと開閉ドア5との間の空間が窒素ガスにより置換される。その後、開閉ドア5、蓋体取り外し機構6及び蓋体41が例えば後退した後に下降し、搬送口20から退避して、キャリアC内とウエハ搬送領域S2とが連通した状態となる。
次いで、ウエハ搬送機構27によりキャリアC内のウエハWが順次取り出されてウエハボート23に移載される。キャリアC内のウエハWが空になると、前述と逆の動作でキャリアCの蓋体41が閉じられると共にキャリア本体31に固定される。その後、第2の載置台16が後退してキャリアCが隔壁2から離れ、キャリア搬送機構21によりキャリア保管部18に搬送されて一時的に保管される。
一方、ウエハWが搭載されたウエハボート23は、昇降機構26が上昇して熱処理炉22内のロード位置に搬入され、ウエハボート23に搭載されたウエハWに対して、CVD処理、アニール処理、酸化処理等の熱処理が行われる。
熱処理後のウエハボート23は、昇降機構26が下降して熱処理炉22からアンロード位置に搬出される。
ここで、ウエハボート23が熱処理炉22からアンロード位置に搬出されると、ウエハボート23の熱容量が大きいため、ウエハボート23近傍の空間はウエハボート23やウエハWにより加熱され高温状態となっている。
しかしながら、本実施形態では、冷却ガス供給ノズル95から吐出される冷却ガスがウエハボート23に供給されると共に、ウエハボート23の外周を囲むように設けられた第1の熱排気ダクト91と第2の熱排気ダクト92によりウエハボート23及びウエハWの熱が通気室8に向けて排出される。そして、通気室8内の高温状態の雰囲気は、ラジエータ81により冷却されてファン82を介してフィルタユニット7へ還流され、再びウエハ搬送領域S2へ循環供給される。
このため、ウエハボート23に搭載されているウエハWは、例えば80℃程度まで速やかに冷却される。
ウエハボート23に搭載されているウエハWの冷却が完了すると、キャリアCからウエハWを払い出す時と同様の手順で蓋体41が解放され、ウエハWはウエハ搬送機構27によりウエハボート23からキャリアCへと移載される。
次いで、前述と逆の動作によりキャリアCの蓋体41が閉じられると共にキャリア本体31に固定される。次いで、第2の載置台16が後退してキャリアCが隔壁2から離れ、キャリア搬送機構21により、第1の載置台14に搬送される。続いて、第1の載置台14に搬送されたキャリアCは、例えばクリーンルームの天井部又は床面に沿って移動する自動搬送ロボットにより第1の載置台14から取り外される。
以上、本発明の一実施形態によれば、ウエハボート23の外周を囲むようにウエハボート23の周囲に設けられ、ウエハボート23及びウエハWの熱を排気するための排気口91a、92aが形成された熱排気ダクト9を有する。このため、ウエハボート23及びウエハWの熱を効率よく排気することができる。結果として、ウエハWの冷却時間の短縮を図ることができる。
また、ウエハWの冷却時間が短縮されるため、熱処理後のウエハWをキャリアCに移載するまでの時間が短縮され、スループットを向上させることができる。結果として、生産性が向上する。
また、ウエハボート23及びウエハWの外周が熱排気ダクト9により囲まれているため、ウエハ搬送領域S2内のその他の領域に熱が拡散することを抑制することができる。これにより、ウエハ搬送領域Sの全体の温度を低く抑えることができ、メカ機構部に使用している各センサーを安価な耐熱温度の低い部品に変更することが可能となり、かつ、ケーブルベア(登録商標)等の樹脂からのアウトガスの発生を抑制することができる。結果として、ウエハWに形成される膜の膜質の改善や異常な結晶成長の防止等に寄与する。
また、熱排気ダクト9によりウエハWの外周の全方向に熱が排気されるため、ウエハWの冷却時間の面内均一性を向上させることができる。結果として、ウエハWの熱割れを抑制することができるため、熱処理炉22からアンロード位置までウエハボート23を下降させる時間を短縮することができる。
また、本発明の一実施形態では、熱排気ダクト9は、当該熱排気ダクト9により囲まれた空間をサイクロン状に排気する。このため、単純に直線的に熱を排気する場合と比較して大幅に熱回収効率が向上する。
また、本発明の一実施形態では、熱排気ダクト9は、固定式の第1の熱排気ダクト91と回転式の第2の熱排気ダクト92とを有し、第2の熱排気ダクト92は、ウエハボート23の中心を回転の中心として回転することで第1の熱排気ダクト91とウエハボート23との間に収納される。このため、ウエハ搬送機構27によりキャリアC内のウエハWをウエハボート23にウエハWを移載するとき、又はウエハ搬送機構27によりウエハボート23に搭載されたウエハWをキャリアC内に移載するときの妨げとなることがない。
また、本発明の一実施形態では、第1の熱排気ダクト91の上端部に、アンロードされたウエハボート23に冷却ガスを供給する冷却ガス供給ノズル95が設けられている。このため、ウエハボート23の上方側から高スピードで冷却ガスを吹き付けることができ、ウエハWからのパーティクルの飛散やメカ側からのパーティクルの巻き上げを抑制することができる。結果として、歩留まりの向上を図ることができる。
また、熱処理炉22からアンロード位置にウエハボート23が搬出される際、ウエハボート23の上方側は、下方側よりも熱処理炉22外に搬出されるのが遅い。このため、ウエハボート23の上方側は、下方側よりも高温となっている。しかしながら、本発明の一実施形態では、ウエハボート23の上方側から冷却ガスが導入されるため、より速くウエハボート23の上方側に搭載されたウエハWを冷却することができる。結果として、ウエハボート23に搭載されたウエハWの冷却時間の面間均一性を向上させることができる。
また、ウエハボート23の上方側から冷却ガスが熱排気ダクト9に囲まれた空間に選択的に導入されるため、冷却ガスの使用量を低減することができる。
以上、熱処理装置及び熱処理方法を実施例によって説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
1 縦型熱処理装置
22 熱処理炉
23 ウエハボート
26 昇降機構
9 熱排気ダクト
91 第1の熱排気ダクト
91a 排気口
92 第2の熱排気ダクト
92a 排気口
95 冷却ガス供給ノズル
W ウエハ

Claims (8)

  1. 複数の基板を棚状に保持する基板保持具及び当該基板保持具に保持された基板を冷却する冷却装置であって、
    前記基板保持具の外周を囲むように前記基板保持具の周囲に設けられ、前記基板保持具及び前記基板の熱を排気するための複数の排気口が形成された熱排気部を有し、
    前記熱排気部は、当該熱排気部により囲まれた空間をサイクロン状に排気する、
    冷却装置。
  2. 前記熱排気部は、固定式の第1の熱排気部と回転式の第2の熱排気部とを有し、
    前記第2の熱排気部は、前記基板保持具の中心を回転の中心として回転することで前記第1の熱排気部と前記基板保持具との間に収納される、
    請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記第1の熱排気部の上端部に、前記基板保持具に冷却ガスを供給する冷却ガス供給部が設けられている、
    請求項2に記載の冷却装置。
  4. 前記熱排気部の外周壁の周方向に沿って、前記熱排気部の外周壁の内側面に上方側から下方側に向けて傾きをもって設けられる案内板を有する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の冷却装置。
  5. 前記複数の排気口は、前記熱排気部の周方向における一方の側から他方の側に向かって穴径が小さくなる、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の冷却装置。
  6. 前記複数の排気口の各々は、所定の長さを有する管状構造を有し、前記管状構造の長さ方向が前記熱排気部の内周壁に垂直な方向から傾きをもって取り付けられている、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の冷却装置。
  7. 基板保持具により棚状に保持された複数の基板に熱処理を行う熱処理炉と、
    前記熱処理炉の下方側に配置された請求項1乃至6のいずれか一項に記載の冷却装置と、
    前記熱処理炉と前記冷却装置との間で前記基板保持具を昇降させる昇降機構と
    を有する、
    熱処理装置。
  8. 複数の基板を棚状に保持する基板保持具の外周を囲むように前記基板保持具の周囲に設けられ、前記基板保持具及び前記基板の熱を排気するための排気口が形成された熱排気部により、前記基板保持具及び前記基板を冷却する冷却方法であって、
    前記熱排気部は、当該熱排気部により囲まれた空間をサイクロン状に排気する、
    冷却方法。
JP2015032535A 2015-02-23 2015-02-23 冷却装置及びこれを用いた熱処理装置、並びに冷却方法 Active JP6345134B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015032535A JP6345134B2 (ja) 2015-02-23 2015-02-23 冷却装置及びこれを用いた熱処理装置、並びに冷却方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015032535A JP6345134B2 (ja) 2015-02-23 2015-02-23 冷却装置及びこれを用いた熱処理装置、並びに冷却方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016157712A true JP2016157712A (ja) 2016-09-01
JP6345134B2 JP6345134B2 (ja) 2018-06-20

Family

ID=56826655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015032535A Active JP6345134B2 (ja) 2015-02-23 2015-02-23 冷却装置及びこれを用いた熱処理装置、並びに冷却方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6345134B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018101741A (ja) * 2016-12-21 2018-06-28 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置及び基板処理方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002261102A (ja) * 2001-03-02 2002-09-13 Mitsubishi Electric Corp 熱処理装置およびこれを用いた熱処理方法並びに半導体装置の製造方法
JP2004304096A (ja) * 2003-04-01 2004-10-28 Tokyo Electron Ltd 熱処理方法及び熱処理装置
JP2012169367A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置及び熱処理方法
JP2012227392A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Tokyo Electron Ltd ローディングユニット及び処理システム
JP2013030676A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置
JP2013062317A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Tokyo Electron Ltd 基板冷却機構および基板冷却方法ならびに熱処理装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002261102A (ja) * 2001-03-02 2002-09-13 Mitsubishi Electric Corp 熱処理装置およびこれを用いた熱処理方法並びに半導体装置の製造方法
JP2004304096A (ja) * 2003-04-01 2004-10-28 Tokyo Electron Ltd 熱処理方法及び熱処理装置
JP2012169367A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置及び熱処理方法
JP2012227392A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Tokyo Electron Ltd ローディングユニット及び処理システム
JP2013030676A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置
JP2013062317A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Tokyo Electron Ltd 基板冷却機構および基板冷却方法ならびに熱処理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018101741A (ja) * 2016-12-21 2018-06-28 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置及び基板処理方法
CN108231625A (zh) * 2016-12-21 2018-06-29 东京毅力科创株式会社 基板处理装置和基板处理方法
KR20180072572A (ko) * 2016-12-21 2018-06-29 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
KR102205383B1 (ko) * 2016-12-21 2021-01-19 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP6345134B2 (ja) 2018-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5617708B2 (ja) 蓋体開閉装置
JP5625981B2 (ja) 熱処理装置及び熱処理方法
JP2000150400A (ja) 縦型熱処理装置およびボート搬送方法
JP2004103990A (ja) 半導体製造装置および半導体装置の製造方法
KR20110128149A (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
JP2014207306A (ja) 収納容器内の雰囲気管理方法
TW201041068A (en) Substrate processing apparatus
TWI592495B (zh) 磁性退火裝置(一)
JP5724713B2 (ja) 熱処理装置
US11404291B2 (en) Substrate processing apparatus and method of manufacturing semiconductor device
JP6345134B2 (ja) 冷却装置及びこれを用いた熱処理装置、並びに冷却方法
JP5928185B2 (ja) 基板搬送設備
US20160086835A1 (en) Cover opening/closing apparatus and cover opening/closing method
US11211277B2 (en) Substrate processing apparatus
JP2012169534A (ja) 基板処理装置及び半導体装置の製造方法
JP5027430B2 (ja) 基板処理装置
JP5031960B2 (ja) 基板処理装置および半導体装置の製造方法
JP4283973B2 (ja) 基板処理装置および半導体装置の製造方法
JP2006019320A (ja) 縦型熱処理装置及びその運用方法
CN108666239B (zh) 基板处理装置、基板处理方法和存储介质
KR20080072257A (ko) 기판 이송 장치 및 이를 이용한 기판 이송 방법
JP2007242764A (ja) 基板処理装置
JP2002289666A (ja) 熱処理装置
JP2002009000A (ja) 半導体製造装置
JP2005093928A (ja) 基板処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170815

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180522

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6345134

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250