JP2016157667A - 照明器具及び照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源装置と電線とが干渉することを防ぐことができる照明装置を提供する。
【解決手段】長手方向に延びた凹部211であって、内側に側面部211bと底面部211aとを有すると共に開口部211eが形成され、底面部211aに端子台が設置されると共に電源装置140の少なくとも一部が開口部211eから挿入される凹部211と、凹部211に設けられ、端子台240に接続される電線の一部を側面部211bに沿わせて固定する電線固定部211cとを有し、電線固定部211cは、凹部211において電源装置140の少なくとも一部が挿入される部分の長手方向の両端部の各端部に配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、照明器具及び照明装置に関するものである。
特許文献1には、天井に取り付けられた照明器具に、長尺状の光源ユニットの一方を係止片で引っかけ、他方をバネで取り付ける照明装置が開示されている。
特開2014−78426号公報
特許文献1のように照明器具の凹部に光源ユニットを取り付ける照明装置では、光源ユニットを照明器具に取り付ける際に、照明器具の凹部に自己に接続する電源電線や他の照明器具へ送る送り電源電線等の電線を収納する。しかし、照明器具の凹部の幅が狭いため、光源ユニットに搭載される電源装置を凹部に収納させるとき、電線と電源装置とが干渉する虞がある。また、電線と電源装置とが干渉することにより、光源ユニットと照明器具の間に隙間が生じたり、電線が光源ユニットと照明器具との間に挟まれたりする虞がある。
本発明は、光源ユニットを照明器具に取り付ける際に、電線が光源ユニットに搭載された電源装置等と干渉することを防止する照明器具を提供することを目的とする。
本発明に係る照明器具は、電源装置を備える光源ユニットを着脱可能に取り付ける照明器具において、長手方向に延びた凹部であって、内側に側面部と底面部とを有すると共に前記底面部に対向する位置に開口部が形成され、前記底面部に端子台が設置されると共に前記電源装置の少なくとも一部が前記開口部から挿入される凹部と、前記凹部に設けられ、前記端子台に接続される電線の一部を前記側面部に沿わせて固定する電線固定部とを有し、前記電線固定部は、前記凹部において前記電源装置の少なくとも一部が挿入される部分の長手方向の両端部の各端部に配置される。
本発明に係る照明器具によれば、電線固定部が凹部において電源装置の少なくとも一部が挿入される部分の長手方向の両端部の各端部に配置されるので、電源装置が挿入される部分の電線を側面部に沿わせることができ、電源装置と電線とが干渉することを防ぐことができる。
実施の形態1に係る照明装置を示す斜視図。 実施の形態1に係る照明装置を示す分解斜視図。 実施の形態1に係る光源ユニットを示す斜視図。 実施の形態1に係る照明装置の断面図。 実施の形態1に係る照明装置の断面図であり、図4で示した電線固定部とは異なる構成の電線固定部を示す図。 実施の形態1に係る照明器具における電線の配線についての説明図。 実施の形態2に係る照明装置を示す分解斜視図。 実施の形態2に係る照明器具における電線の配線についての説明図。 実施の形態2に係る照明装置の分解斜視図であり、図7に示した端板部とは異なる形状の端板部が取り付けられた照明装置を示す図。 実施の形態2に係る端板部を示す図であり、(a)が端板部220aの正面図、(b)が端板部220bの正面図、(c)が端板部220cの正面図。 実施の形態3に係る照明器具の断面図。 実施の形態3に係る電線固定部の取り付け工程を示す模式図。 実施の形態4に係る照明装置を示す図であり、(a)は照明装置の斜視図、(b)は照明装置の分解斜視図。 実施の形態4に係る端板部の構成を示す斜視図。 実施の形態4に係る端板部における第1電線挿通孔部の取り外し工程を示す図。 実施の形態4に係る端板部における第2電線挿通孔部の取り外し工程を示す図。 実施の形態4に係る端板部における第2電線挿通孔部の取り外し工程を示す図。 実施の形態5に係る電線固定部の取り付け工程を示す斜視図。 実施の形態5に係る電線固定部を示す図であり、(a)が電線固定部の取り付け状態を示す斜視図、(b)が(a)の短手方向で切った断面図。 実施の形態5に係る電線固定部の別例の取り付け工程を示す斜視図。 実施の形態5に係るストッパーを備えた電線固定部を示す4面図。 実施の形態5に係る電線固定部の別例の取り付け工程を示す斜視図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、実施の形態の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「表」、「裏」といった方向や位置が示されている場合、それらの表記は、説明の便宜上、そのように記載しているだけであって、装置、器具、部品等の配置や向き等を限定するものではない。なお、以下の説明では、被取付部の方向を取付方向あるいは上方とし、光源の照射方向を下方として説明する。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1から図5を用いて、本実施の形態に係る照明装置10について説明する。
図1は、本実施の形態に係る照明装置10を示す斜視図である。図2は、本実施の形態に係る照明装置10を示す分解斜視図である。図3は、本実施の形態に係る光源ユニット100を示す斜視図である。図4は、本実施の形態に係る照明装置10の断面図である。図5は、本実施の形態に係る照明装置10の断面図であり、図4で示した電線固定部とは異なる構成の電線固定部を示す図である。
本実施の形態に係る照明装置10は、天井面などの被取付部に取り付けられる照明装置であり、長手方向に伸びた長尺状の照明装置である。この照明装置10は、長手方向に複数連結して用いられる場合がある。
照明装置10は、電源装置140を備える光源ユニット100と、光源ユニット100を着脱可能に取り付ける照明器具200とを有する。
<光源ユニット100の説明>
光源ユニット100は、長尺状であり、取付部材110、取付部材110に取り付けられるLEDモジュール120、このLEDモジュール120を覆う透光性カバー130、LEDモジュール120に電力を供給する電源装置140、及び照明器具200に取り付けるための2つの取付具150を有する。
なお、光源はLEDモジュールに限らず、有機ELあるいはレーザなどの発光素子を用いてもよい。
取付部材110は、長尺状の平面部111と、この平面部111の幅手方向、すなわち短手方向の両端が折り曲げられて形成される立上部112とを有する。
平面部111の照射側の面にはLEDモジュール120が取り付けられる。また、平面部111の取付側の面、すなわち立上部112が折り曲げられた側の面には電源装置140と2つの取付具150とが取り付けられる。
電源装置140は、平面部111のうち中央よりも長手方向の一方側に寄せて取り付けられている。2つの取付具150は、平面部111の長手方向の両端側にそれぞれ取り付けられている。立上部112には透光性カバー130の端部が取り付けられ、透光性カバー130が取付部材110に固定される。
<照明器具200の説明>
まず、照明器具200の構成の概要について説明する。
照明器具200は、長手方向に延びた凹部211と、電線固定部211cとを備える。
凹部211は、内側に側面部211bと底面部211aとを有すると共に底面部211aに対向する位置に開口部211eが形成される。また、凹部211は、底面部211aに端子台240が設置されると共に光源ユニット100が備える電源装置140の少なくとも一部が開口部211eから挿入される。
電線固定部211cは、凹部211に設けられ、端子台240に接続される電線20の一部を側面部211bに沿わせて固定する。また、電線固定部211cは、凹部211において電源装置140の少なくとも一部が挿入される部分250の長手方向の両端部の各端部に配置される。さらに、電線固定部211cは、凹部211の長手方向の両端部のうち少なくともいずれかの端部に配置されていてもよい。
次に、照明器具200の構成について詳しく説明する。
照明器具200は、長尺状の本体部210と、この本体部210の長手方向の両端に取り付けられる台形状の端板部220と、本体部210に取り付けられる2つのバネ230及びコネクタ付きの端子台240とを備えている。端子台240は、電源端子台である。あるいは、端子台240は信号端子台でもよい。
本体部210は、板金が折り曲げられて形成される。
端子台240には、外部電源に接続される電源電線21が接続される。また、照明器具200を長手方向に連結した場合に、隣接する照明器具に送る送り電線22が接続される。電源電線21や送り電線22を単に電線20と称する場合もある。
本体部210は、コの字状に折り曲げられて形成される凹部211と、この凹部211の短手方向の両端から斜め方向、すなわち凹部211の開口部211eとは反対側の方向に折り曲げられて形成される傾斜部211dとを有する。2つの傾斜部211dは、凹部211の両側の縁部から、取付側に向かって広がるように形成される。
凹部211の底面部211aには、2つのバネ230と端子台240とが取り付けられる。底面部211aは、部品取付部とも称される。側面部211bは、底面部211aの短手方向の両端から折り曲げられて形成される。
<電線固定部211cの説明>
側面部211bには、取付側に2つの電線固定部211cが設けられる。
電線固定部211cは、短手方向の両側の側面部211bのそれぞれに2つずつ設けられる。すなわち、照明器具200には、全部で4つの電線固定部211cが形成される。
なお、電線固定部211cはいずれか一方の側面部211bにのみ2つ形成されていてもよい。
光源ユニット100が照明器具200に取り付けられた際に、光源ユニット100に搭載された電源装置140が凹部211に収納される。凹部211において、電源装置140が収納される部分を、挿入される部分250とする。2つの電線固定部211cは、光源ユニット100が照明器具200に取り付けられた際に、凹部211に収納された電源装置140の長手方向の両端側の位置、すなわち挿入される部分250の長手方向の両端部の各端部に配置されるように、底面部211aまたは側面部211bに形成されている。
図2に示すように、2つの電線固定部211cのうち、側面部211bの長手方向中央部側に設けられた電線固定部211cを電線固定部211caとし、側面部211bの長手方向部側に設けられた電線固定部211cを電線固定部211cbとする。
また、図2に示す点線部分が、凹部211に収納された場合の電源装置140の位置、すなわち挿入される部分250を示している。
電線固定部211caと電線固定部211cbとは、凹部211に収納された電源装置140の長手方向の両端側の位置にそれぞれ配置される。
なお、電線固定部211cは、電線固定部211caと電線固定部211cbとの間に、さらにもう1つ配置されていてもよい。
図4及び図5に示すように、電線固定部211cは、側面部211bに対向して形成された保持部2111を備える。電線20の一部は、側面部211bと保持部2111との間の空間2115に、開口部211eから底面部211aに向かう方向に挿入される。保持部2111は、空間2115に挿入された電線20の一部を側面部211bに沿わせて保持する。
図4に示す電線固定部211cについて説明する。電線固定部211cの保持部2111は、凹部211の開口部211e側が開口するように短手方向で切った断面が略L字形状に形成される。
保持部2111は、側面部211bから突出し、空間2115に挿入された電線20の一部を底面部211a側から止める止め部2113と、止め部2113の端部から開口部211eに向かって形成され、電線20の一部を側面部211bに押し付ける押圧部2114とを備える。
保持部2111の止め部2113及び押圧部2114は、バネ性を有するとともにL字状の内側に電線20が挿入された際に、電線20を側面部211bに押し付けるように電線20に接する。
電線固定部211cは、保持部2111の端部に電線20の一部の挿入をガイドする挿入ガイド部2112を備える。挿入ガイド部2112は、電線20を挿入しやすくする。このように、保持部2111は凹部211の奥側に配置され、挿入ガイド部2112は凹部211の開口部211e側に配置される。これにより、凹部211の開口部211eから挿入された電線20を側面部211bに沿わせるようにして電線固定部211cに挿入するとともに固定することができる。
なお、電線固定部211cは、側面部211bから切り起こされたもの、つまり一体形成されたものであってもよいし、側面部211bとは別部材であっても構わない。
次に、図5に示す電線固定部211cについて説明する。図5に示す電線固定部211cは、保持部2111が底面部211aから開口部211eに向かって形成され、電線20の一部を側面部211bに押し付ける。保持部2111の端部には、電線20の一部の挿入をガイドする挿入ガイド部2112を備える。
図5に示す電線固定部211cについても、底面部211aから切り起こされたもの、つまり一体形成されたものであってもよいし、底面部211aとは別部材であっても構わない。
<端板部220の説明>
端板部220は、本体部210の長手方向の両端、すなわち凹部211の長手方向の端部に取り付けられる。図1に示すように、端板部220には、取付側が開口するU字状の第1電線挿通孔221が形成される。第1電線挿通孔221は、電線固定部211cにより側面部211bに沿って保持された電線20を通過させる。第1電線挿通孔221は、端板部220の幅方向、すなわち短手方向の中央部にノックアウト加工により形成される。第1電線挿通孔221は、隣り合う他の照明器具へ送り電線22を送るために、ノックアウトを解除して開口を形成させて使用する。第1電線挿通孔221は、中央電線挿通孔とも称される。
<光源ユニット100の取り付け工程>
次に、図6を用いて、照明器具200と光源ユニット100の取り付け工程について説明する。
図6は、本実施の形態に係る照明器具200における電線20の配線について説明するための図である。
まず、端板部220のノックアウトを解除して第1電線挿通孔221の開口を形成させる。複数の照明器具200の第1電線挿通孔221の開口が連通するように、複数の照明器具200を長手方向にかつ数珠繋ぎ状に天井に取り付ける。天井への取り付けは、天井からつり下げられている吊りボルトに固定する方法、ネジなどの固定具により直接天井に固定する方法などがある。
次に、天井から引き出される電源電線21、すなわちFケーブルを照明器具200の凹部211内に引き込み、端子台240に接続する。
さらに、端子台240から他の照明器具へ電源電線21を送るための送り電線22を取り付け、この送り電線22を2つの電線固定部211ca,211cbに挿入する。
このとき、送り電線22を挿入ガイド部2112と側面部211bとの間に押し込むように電線固定部211cに挿入する。送り電線22は、保持部2111と側面部211bとの間の空間2115に配置され、保持部2111の弾性力により保持される。
次に、送り電線22を端板部220の第1電線挿通孔221を通して隣接する照明器具200に送り、隣接する照明器具200の端子台240に接続する。
次に、バネ230を光源ユニット100の取付具150に引っ掛け、端子台240のコネクタと電源装置140とを接続する。その後、光源ユニット100を照明器具200に押し上げ、光源ユニット100が照明器具200に取り付けられる。
***効果の説明***
以上のように、本実施の形態に係る照明装置10によれば、電源線を開口部から挿入し、上方にスライドするだけで、そのまま電源固定部に挿入できる。このように、電線を一方向に動かせばよいので、作業性が向上する。
また、本実施の形態に係る照明装置10によれば、送り電線を電線固定部に固定するので、送り電線が凹部内で遊ぶことがなくなり、凹部内を広くすることができる。よって、端子台のコネクタと電源装置のコネクタとを接続する際の作業性が向上する。
また、本実施の形態に係る照明装置10によれば、電線固定部が、電源装置が挿入される部分の両端部近傍に配置されているので、電源装置が挿入される部分を広くすることができる。よって、光源ユニットを照明器具に取り付ける際、送り電線が電源装置に干渉することがない。これにより、作業性が向上し、光源ユニットを照明器具に容易に取り付けることができる。
また、本実施の形態に係る照明装置10によれば、送り電線が電線固定部に固定されているので、送り電線が凹部から垂れ下がって、凹部の開口部からはみ出すことがない。これにより、光源ユニットと照明器具の凹部との間に送り電線が挟まる虞がなく、作業性が向上する。
以上のように、本実施の形態に係る照明装置10によれば、電線を照明器具の凹部に開口部から挿入し易くするとともに、確実に凹部の内部に電線を収納することができる。
実施の形態2.
本実施の形態では、主に、実施の形態1と異なる点について説明する。
本実施の形態は、実施の形態1で説明した照明装置10とは異なる構成の照明装置10a,10bについて説明する。
本実施の形態において、実施の形態1と同様の構成部については同一の符号を付し、その説明を省略する。
***構成の説明***
図7から図10を用いて、本実施の形態に係る照明装置10a,10bについて説明する。
図7は、本実施の形態に係る照明装置10aを示す分解斜視図である。図8は、本実施の形態に係る照明器具200aを連結して取り付けた場合を示す正面図である。図9は、図7に示した端板部220aとは異なる形状の端板部220bが取り付けられた照明装置10bを示す図である。図10は、端板部を示す図であり、(a)が端板部220aの正面図、(b)が端板部220bの正面図、(c)が端板部220cの正面図である。
照明器具200aの凹部211には、実施の形態1で説明した2つの電線固定部211cに加え、さらにもう1つ電線固定部211cを備える。
照明器具200aには、2つの電線固定部211cのうちの端板部220a側の電線固定部211cbと端板部220aとの間に、さらにもう一つの電線固定部211ccが配置される。
図7及び図10の(a)に示すように、端板部220aには、実施の形態1で説明した第1電線挿通孔221と、第1電線挿通孔221の幅よりも広い幅の第2電線挿通孔222とがともにノックアウト加工により形成される。第2電線挿通孔222の外郭形状は、台形、半円形、四角形、多角形などである。第2電線挿通孔222の外郭形状は、第1電線挿通孔221の外郭形状より広い幅を有する形状であればどのような形状でも構わない。
図8に示すように、送り電線22は、3つの電線固定部211ca,211cb,211ccに固定される。したがって、端板部220a近傍における送り電線22の遊びは、図6と比較して少ない。このように、本実施の形態では、送り電線22の遊びがより少なくなるように構成したため、送り電線22を端板部220aの短手方向中央部の第1電線挿通孔221に引き込みにくくなる。本実施の形態では、短手方向に広がる形状の第2電線挿通孔222を開口させることができるので、遊びが少ない送り電線22であっても幅の広い第2電線挿通孔222に引き込み易くすることができる。
なお、図8の隣接した照明器具200aに示すように、電線固定部211ccが配置されている凹部211の端部の反対側の端部にも電線固定部211cdを配置してもよい。この電線固定部211ccと電線固定部211cdとを配置することにより、バネ230近傍の凹部211を広くすることができる。よって、照明器具200aに光源ユニット100を取り付ける作業の作業性が向上する。
図9及び図10の(b)に示すように、端板部220bには、実施の形態1で説明した第1電線挿通孔221と、第1電線挿通孔221の両脇に楕円形状の第3電線挿通孔223をノックアウト加工で形成するようにしてもよい。第3電線挿通孔223の形状は、楕円形以外でもよく、円形、多角形などでもよい。あるいは、図10の(c)に示すように、第1電線挿通孔221と同様の形状の電線挿通孔を3つ並べてノックアウト加工により形成してもよい。
図10の(b)(c)のように電線挿通孔を形成することにより、幅の広い第2電線挿通孔222を形成した場合と同様の効果を得ることができる。なお、端板部において側面部寄りに電線挿通孔を形成することができれば、図10の(a)から(c)に示した電線挿通孔以外の形状でも構わない。
***効果の説明***
以上のように、本実施の形態に係る照明装置10a,10bによれば、端板部に大きな電線挿通孔を形成することで、他の照明器具と連結する際、送り電線を送ることが容易となる。一方、電線挿通孔が大きくなることで、送り電線の遊びが大きくなってしまうが、端板部近傍の側面部に電線固定部を形成したので、この電線固定部に送り電線を固定することで、遊びを少なくし、送り電線の配線の引き回しをすっきりと整理することができる。
実施の形態3.
本実施の形態では、主に、実施の形態1,2と異なる点について説明する。
本実施の形態は、実施の形態1で説明した電線固定部211cとは異なる構成の電線固定部211xについて説明する。
***構成の説明***
図11は、本実施の形態に係る照明器具200xの断面図である。図12は、本実施の形態に係る電線固定部の取り付け工程を示す模式図である。
本実施の形態において、実施の形態1,2と同様の構成部については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図11及び図12に示すように、電線固定部211xは、照明器具200xとは別部材のクリップである。
電線固定部211xは、電線保持部211xaと、電線止め部211xbと、嵌入部211xcと、つまみ部211xdとを備える。
電線保持部211xaは、電線20を保持する。電線保持部211xaは、断面がJ字状であり、J字状の曲線部分に電線20を載せて保持する。
電線止め部211xbは、電線20における奥側、すなわち底面部211a側を保持する。
嵌入部211xcは、凹部211の底面部211aに形成された取付孔2116に嵌入される突起部である。
つまみ部211xdは、P方向に回動可能であり、P方向に回動することにより嵌入部211xcの大きさを変更する。つまみ部211xdが電線保持部211xaに近づくに従って嵌入部211xcの大きさが小さくなり、つまみ部211xdが電線保持部211xaから離れるに従って嵌入部211xcの大きさが大きくなる。よって、つまみ部211xdをつまんで嵌入部211xcの大きさを小さくすることで、電線固定部211xを取付孔2116に着脱することができる。つまみ部211xdは、力を加えない状態では、電線保持部211xaから離れた状態となっている。
次に、凹部211に電線固定部211xを取り付ける取り付け工程について説明する。
まず、電線20を電線固定部211xの電線保持部211xaに引っ掛ける。すなわち、電線20を電線保持部211xaのJ字状の曲線部分に載せる。
そして、つまみ部211xdをつまみ、嵌入部211xcのサイズを小さくして、取付孔2116に嵌め込む。
嵌入部211xcを取付孔2116に嵌め込んだ後、つまみ部211xdを離し、嵌入部211xcが取付孔2116から抜けないようにする。
***効果の説明***
以上のように、本実施の形態に係る照明器具200xによれば、電線固定部が設けられていない照明器具であっても、底面部に取付孔を形成するだけで、電線固定部を設置することができる。また、電源装置の配置の変更や電源装置の大きさの変更などにより、凹部内において電線を側面部に沿わせたい場所に変更があった場合でも、取付孔の位置を変更するだけで電線固定部の位置を変更することができる。
なお、電線固定部211xの形状は、図11で示した形状以外の形状でもよい。例えば、電線止め部やつまみ部は無くても構わない。また、電線保持部の形状は、断面がL字、U字、V字状でも構わない。
実施の形態4.
本実施の形態では、主に、実施の形態1〜3と異なる点について説明する。
本実施の形態は、実施の形態1〜3で説明した端板部220,220a,220b,220cとは異なる構成の端板部220eについて説明する。
本実施の形態において、実施の形態1〜3と同様の構成部については同一の符号を付し、その説明を省略する。
***構成の説明***
図13は、本実施の形態に係る照明装置10cを示す図であり、(a)は照明装置10cの斜視図、(b)は照明装置10cの分解斜視図である。
図13の(a)は、実施の形態1の図1に対応する図である。図13の(a)において図1と異なる点は、端板部220eの構成である。
図13の(b)は、実施の形態1の図2に対応する図である。図13の(a)において図1と異なる点は、端板部220eの構成及び電線固定部3000の構成である。
図14は、本実施の形態に係る端板部220eの構成を示す斜視図である。
端板部220eは、凹部211の長手方向の端部に取り付けられた状態で、凹部211の長手方向の端部を塞ぐ端板本体部2200を有する。また、端板部220eは、凹部211の長手方向の端部に取り付けられた状態で、端板本体部2200の周縁から長手方向に立ち上がる端板側辺部1200を有する。
端板部220eにおいて、端板本体部2200と端板側辺部1200との境界を境界部1212とする。
端板本体部2200は、第1電線挿通孔221が形成される領域を含み、第1電線挿通孔221より大きい第2電線挿通孔222の形状の第2切り込み部2221により形成された第2電線挿通孔部2220を有する。第2電線挿通孔部2220は、第2切り込み部2221の一部に端板部220eと連結する第2つなぎ部2222を有する。
第2電線挿通孔部2220は、第2切り込み部2221が境界部1212から端板側辺部1200の縁部1211まで延びている。
第2切り込み部2221において境界部1212から端板側辺部1200の縁部1211まで延びた部分が、くさび部2221aを形成する。すなわち、第2電線挿通孔部2220は、くさび部2221aを有する。
くさび部2221aは、端板側辺部1200において凹部211の短手方向の端部220ea側に突き出す形状である。
第2電線挿通孔部2220は、第2切り込み部2221における端板側辺部1200の部位の一部に端板側辺部1200と連結する第2連結部2223を備える。すなわち、くさび部2221aは、周縁の一部に第2連結部2223を備える。なお、第2連結部2223は、くさび部2221aの周縁と端板側辺部1200との間であれば、どの位置に形成されていても構わない。
また、端板本体部2200は、第2電線挿通孔部2220に形成され、第1電線挿通孔221の形状の第1切り込み部2211により形成された第1電線挿通孔部2210を有する。第1電線挿通孔部2210は、第1切り込み部2211の一部に第2電線挿通孔部2220と連結する第1つなぎ部2212を有する。
第1電線挿通孔部2210は、第1切り込み部2211が境界部1212から端板側辺部1200の縁部1211まで延びている。
第1電線挿通孔部2210は、第1切り込み部2211における端板側辺部1200の部位の一部に第2電線挿通孔部と連結する第1連結部2213を備える。
端板部220eは、図14に示すように、略6角形状をした端板本体部2200と、端板部220eの周辺部から略垂直に立ち上がった端板側辺部1200を有している。
端板本体部2200には、U字状に形成された第1電線挿通孔部2210と第1電線挿通孔部2210の外側に略四角形状に形成された第2電線挿通孔部2220が形成されている。
なお、第1電線挿通孔部2210と第2電線挿通孔部2220との各々の形状は、図14に示す形状以外でも構わない。第1電線挿通孔部2210と第2電線挿通孔部2220との両方とも同様の形状でもよい。
第1電線挿通孔部2210は、U字形状の対向する側辺のそれぞれに、第2電線挿通孔部2220と接続する第1つなぎ部2212を有している。
第1電線挿通孔部2210の周囲の第1切り込み部2211は、端板側辺部1200の縁部1211まで切り込まれている。
第2電線挿通孔部2220の周囲の第2切り込み部2221において、端板側辺部1200を切り込む部分がくさび部2221aとなる。
くさび部2221aは、端板本体部2200と端板側辺部1200との境界部1212から縁部1211まで切り込まれることにより形成される。くさび部2221aは、端板部220eの短手方向の端部220ea側に突出する形状であり、例えば略四角形状である。くさび部2221aは、略四角形状の他に略半円形状に突出していてもよいし、略三角形状に突出していてもよい。
第2つなぎ部2222は、第2電線挿通孔部2220の取付側の2ヶ所で端板本体部2200と接続する。
なお、上述した第1連結部2213、第2連結部2223については無くても構わない。
図15は、本実施の形態に係る端板部220eにおける第1電線挿通孔部2210の取り外し工程を示す図である。
図15を用いて、第1電線挿通孔部2210の取り外し工程に関して説明を行う。
(1)図15の(a)は、第1電線挿通孔部2210が端板本体部2200に取り付けられた状態である。
(2)図15の(b)は、ペンチ(図示なし)などで第1電線挿通孔部2210を掴み、第1つなぎ部2212を軸としてP方向に回動させている状態である。このとき、第1つなぎ部2212は屈曲されて破断し、第1電線挿通孔部2210は端板本体部2200から取り外し可能になる。なお、第2電線挿通孔部2220もP方向に力が加わるが、くさび部2221aが境界部1212に引っ掛かり、第2電線挿通孔部2220はP方向に回動しない構造となる。したがって、第2電線挿通孔部2220は第1電線挿通孔部2210の回動につられて端板本体部2200から外れるということはない。
(3)図15の(c)は、端板本体部2200から第1電線挿通孔部2210が取り外され、第1電線挿通孔221が形成された状態である。
図16及び図17は、本実施の形態に係る端板部220eにおける第2電線挿通孔部2220の取り外し工程を示す図である。
図16及び図17を用いて、第2電線挿通孔部2220の取り外し工程に関して説明を行う。
(1)図16の(a)は、第2電線挿通孔部2220が端板本体部2200に取り付けられた状態である。
(2)図16の(b)は、ペンチ(図示なし)などでくさび部2221aを掴み、端板側辺部1200からくさび部2221aを外して起こした状態である。
(3)図17の(c)は、図16の(b)の状態より、ペンチ(図示なし)などで第2電線挿通孔部2220を掴み、第2つなぎ部2222を軸としてP方向に回動させている状態である。このとき、第2つなぎ部2222は屈曲されて破断し、第2電線挿通孔部2220は端板本体部2200から取り外し可能になる。
(4)図17の(d)は、端板本体部2200から第2電線挿通孔部2220が取り外され、第2電線挿通孔222が形成された状態である。
以上のように、本実施の形態に係る端板部220eは、第1電線挿通孔部2210が第1つなぎ部2212により第2電線挿通孔部2220に接続し、第2電線挿通孔部2220がくさび部2221aと第2つなぎ部2222により端板部220eに接続されている。したがって、本実施の形態に係る端板部220eによれば、第1電線挿通孔部2210をはずす時にくさび部2221aが第2電線挿通孔部2220が回動することを防ぐ回動係止部となる。よって、第1電線挿通孔部2210を外す際に第2電線挿通孔部2220が誤って外れることを防いでいる。また、第2電線挿通孔部2220はくさび部2221aをはずした後に、第2つなぎ部2222を外すので、過度に端板本体部2200に力が付加されることを防いでいる。
***本実施の形態の効果の説明***
照明器具の端板部は、電線挿通孔部をノックアウト加工する際、電線挿通孔部を大きくする場合や異形状にする場合に、不要に電線挿通孔部が抜けないように電源挿通孔部が外周と接続するつなぎ部を大きく形成する必要がある。このように、つなぎ部を大きく形成したり、つなぎ部の箇所を増やすことによって施工性が悪くなる虞がある。しかし、本実施の形態に係る端板部によれば、端板側辺部まで切り込まれた第1電線挿通孔部及び第2電線挿通孔部を備えるので、第2電線挿通孔部が第1電線挿通孔部につられて外れてしまうことを防ぐことができる。
また、本実施の形態に係る端板部によれば、第1電線挿通孔部が第1つなぎ部により第2電線挿通部に接続し、第2電線挿通部がくさび部と第2つなぎ部により端板部に接続されているので、第2電線挿通孔部が第1電線挿通孔部につられて外れてしまうことをより確実に防ぐので、つなぎ部を大きく形成したり、つなぎ部の箇所を増やすことなく、作業性の高い端板部を提供することができる。
実施の形態5.
本実施の形態では、主に、実施の形態1〜4と異なる点について説明する。
本実施の形態は、実施の形態1〜4で説明した電線固定部211c,211ca,211cb,211cc,211cd,211xとは異なる構成の電線固定部3000について説明する。
本実施の形態において、実施の形態1〜4と同様の構成部については同一の符号を付し、その説明を省略する。
***構成の説明***
図18は、本実施の形態に係る電線固定部3000の取り付け工程を示す斜視図である。
図19は、本実施の形態に係る電線固定部3000を示す図であり、(a)が電線固定部3000の取り付け状態を示す斜視図であり、(b)が(a)において電線固定部300を短手方向で切った断面図である。
本実施の形態に係る電線固定部3000は、電線保持部3100、電線止め部3200と、T字形状をした係止部3300とを有している。
電線固定部3000は、凹部211の底面部211aに取り付けられる。
底面部211aには、係止開口部3400が形成される。係止開口部3400は、直線形状をしたツバ部分と、ツバ部分の略中央より垂直方向に直線に形成された中心軸部分とからなるT字形状であり電線固定部3000が取り付けられる。係止開口部3400は、T字形状における中心軸部分が側面部211bと沿う方向に向いている。
電線固定部3000は、底面部211aに取り付けられた状態で底面部211aに対向する電線止め部3200を備える。
また、電線固定部3000は、電線止め部3200から立ち上がり、電線の一部を保持する電線保持部3100を備える。
また、電線固定部3000は、電線止め部3200において電線保持部3100が立ち上がる方向の反対方向に形成され、底面部211aの係止開口部3400と係り合うことにより底面部211aに係止される係止部3300を備える。係止部3300は、T字形状を係止開口部3400のT字形状に合わせて係止開口部3400に挿入される。
電線保持部3100は、電線固定部3000が底面部211aに取り付けられた状態で端部が側面部211bの側に曲がっている。図19の(b)に示すように、電線固定部3000は、電線保持部3100と、電線止め部3200と、側面部211bとにより、電線を保持する。電線保持部3100は、端部が側面部211bの側に曲がっているので、電線が電線保持部3100と電線止め部3200と側面部211bとにより形成される空間から外れるのを防ぐことができる。
次に、電線固定部3000の取り付け工程に関して説明を行う。
電線固定部3000は、係止部3300が係止開口部3400に挿入された後に底面部211aに沿ってスライドされることにより底面部211aに係止される。
まず、電線固定部3000の係止部3300を係止開口部3400に挿し込む。すなわち、係止部3300は、図18におけるA方向に係止開口部3400に挿入される。
次に、係止開口部3400に挿し込まれた電線固定部3000を水平方向、すなわち底面部211aに沿った図18におけるB方向に可動させる。このとき、図19の(b)に示すように、底面部211aが電線止め部3200と係止部3300との間に挿し込まれ、電線固定部3000は底面部211aに固定される。
本実施の形態では、電線固定部3000は係止部3300を有しており、底面部211aに係止開口部3400が形成されていることで、電線固定部3000を容易に底面部211aに取り付けすることができる。
また、電線固定部3000はB方向に可動させ固定される。このB方向は、電線を抑える方向、すなわち図19の(a)のC方向と略垂直な方向であり、抑えられた電線の反力により電線固定部3000が外れることを抑制している。
図20は、本実施の形態に係る電線固定部3000の別例である電線固定部3000aの取り付け工程を示す斜視図である。
図20は、図18に対応する図である。図20において、図18と異なる点は、係止部3300aの形状と、係止開口部3400aの形状である。
係止開口部3400aは、T字形状における中心軸部分が側面部211bから離れる方向、すなわち図20のBa方向に向いている。したがって、係止開口部3400aに対応する係止部3300aは、T字形状が係止開口部3400aのT字形状に合うように形成されている。
電線固定部3000aは、まずA方向に係止部3300aを係止開口部3400aに挿入された後に、Ba方向にスライドされ係止される。
このように、電線の反力を考慮した上で、電線固定部3000を水平方向においてB方向に対して垂直方向であるBa方向に可動させるような形状でも良い。B方向に対して垂直なBa方向に可動させることにより電線が配設された後に電線固定部3000aを取り付けすることができる。
また、このように、凹部211の側面部211bから内側に向かって電線固定部3000aをスライドさせて取り付けることによって、電源線を電線固定部3000aに挿入して固定したとき、電源線が凹部211との間に挟み込まれるので、電線固定部3000aがスライドして外れる恐れがない。
また、電線固定部3000a、係止開口部3400aの変形例として、Ba方向に対して反対方向、つまり、短手方向における側面部211bに近づくようにしても良い。それにより、電線をよりおさえる事ができる。また、電線の反力に対しては、ストッパーを用いる事で外れ防止をすることができる。
図21は、本実施の形態に係るストッパー3500を備える電線固定部3000を示す4面図である。
図21に示すように、電線固定部3000は、係止部3300が係止開口部3400の縁部とあたるストッパー3500を備える。ストッパー3500は、弾性変形する形状である。
電線固定部3000bは、ストッパー3500を備えるので、係止部3300が係止開口部3400の縁部から外れることを防ぐ。
図22は、本実施の形態に係る電線固定部3000の別例である電線固定部3000bの取り付け工程を示す斜視図である。
図22に示すように、電線固定部3000bでは、電線保持部3100が電線止め部3200の側面部211b側の端辺から立ち上がって形成される。
電線固定部3000bは、図22のように形成されるので、電線保持部3100と側面部211bとの間を狭くすることができる。
また、電線固定部3000bは、電線止め部3200から底面部211aに向かって形成された側壁部3201を備える。側壁部3201は、電線固定部3000bが底面部211aに固定された状態で、電線止め部3200と底面部211aとの間に位置する。
電線固定部3000bは側壁部3201を有しているので、電線固定部3000bが底面部211aに固定された状態で電線固定部3000bのガタツキを防ぐことができる。
***本実施の形態の効果の説明***
以上のように、本実施の形態に係る電線固定部は、底面部に固定する際に、凹部内に突設されたつまみ部のような構成を必要としないため、他部材と干渉し難い電線固定部を実現することができる。また、他部材と干渉し難いため、外れ難い電線固定部を実現することができる。
また、本実施の形態に係る電線固定部によれば、係止部を有し、凹部の底面部には係止部が嵌め込まれる係止開口部が形成されているので、係止部を係止開口部に挿入してスライドさせるだけで電線固定部を取り付けることができ、取り付け易い電線固定部を実現することができる。
以上、本発明の実施の形態1から5について説明したが、これらの実施の形態の2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。その他、これらの5つの実施の形態を、全体としてあるいは部分的に、どのように組み合わせて実施しても構わない。
なお、上記の実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
10,10a,10b,10c 照明装置、20 電線、21 電源電線、22 送り電線、100 光源ユニット、110 取付部材、111 平面部、112 立上部、120 LEDモジュール、130 透光性カバー、140 電源装置、150 取付具、200,200a,200c,200x 照明器具、210 本体部、211 凹部、211a 底面部、211b 側面部、211c,211ca,211cb,211cc,211cd,211x 電線固定部、211xa 電線保持部、211xb 電線止め部、211xc 嵌入部、211xd つまみ部、211d 傾斜部、211e 開口部、220,220a,220b,220c,220e 端板部、221 第1電線挿通孔、222 第2電線挿通孔、223 第3電線挿通孔、230 バネ、240 端子台、250 挿入される部分、2111 保持部、2112 挿入ガイド部、2113 止め部、2114 押圧部、2115 空間、2116 取付孔、1200 端板側辺部、1211 縁部、1212 境界部、2200 端板本体部、2210 第1電線挿通孔部、2211 第1切り込み部、2212 第1つなぎ部、2213 第1連結部、2220 第2電線挿通孔部、2221 第2切り込み部、2222 第2つなぎ部、2223 第2連結部、2221a くさび部、220ea 短手方向の端部、3000,3000a,3000b 電線固定部、3100 電線保持部、3200 電線止め部、3300,3300a 係止部、3400,3400a 係止開口部、3500 ストッパー、3201 側壁部。

Claims (16)

  1. 電源装置を備える光源ユニットを着脱可能に取り付ける照明器具において、
    長手方向に延びた凹部であって、内側に側面部と底面部とを有すると共に前記底面部に対向する位置に開口部が形成され、前記底面部に端子台が設置されると共に前記電源装置の少なくとも一部が前記開口部から挿入される凹部と、
    前記凹部に設けられ、前記端子台に接続される電線の一部を前記側面部に沿わせて固定する電線固定部と
    を有し、
    前記電線固定部は、
    前記凹部において前記電源装置の少なくとも一部が挿入される部分の長手方向の両端部の各端部に配置される照明器具。
  2. 前記電線固定部は、さらに、
    前記凹部の長手方向の両端部のうち少なくともいずれかの端部に配置される請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記電線固定部は、
    前記側面部に対向して形成された保持部を備え、
    前記電線の一部は、
    前記側面部と前記保持部との間の空間に、前記開口部から前記底面部に向かう方向に挿入され、
    前記保持部は、
    前記空間に挿入された前記電線の一部を前記側面部に沿わせて保持する請求項1または2に記載の照明器具。
  4. 前記照明器具は、
    前記凹部の長手方向の端部に取り付けられる端板部を備え、
    前記端板部は、
    前記電線固定部により前記側面部に沿って保持された前記電線を通過させる第1電線挿通孔が形成される請求項3に記載の照明器具。
  5. 前記第1電線挿通孔は、
    前記端板部の幅方向の中央部にノックアウト加工により形成され、
    前記端板部は、さらに、
    前記第1電線挿通孔の幅よりも広い幅の第2電線挿通孔がノックアウト加工により形成される請求項4に記載の照明器具。
  6. 前記保持部は、
    前記側面部から突出し、前記空間に挿入された前記電線の一部を止める止め部と、
    前記止め部の端部から前記開口部に向かって形成され、前記電線の一部を前記側面部に押し付ける押圧部と
    を備える請求項3から5のいずれか1項に記載の照明器具。
  7. 前記保持部は、
    前記底面部から前記開口部に向かって形成され、前記電線の一部を前記側面部に押し付ける請求項3から5のいずれか1項に記載の照明器具。
  8. 前記電線固定部は、
    前記保持部の端部に前記電線の一部の挿入をガイドする挿入ガイド部を備える請求項3から7のいずれか1項に記載の照明器具。
  9. 前記端板部は、
    前記凹部の長手方向の端部に取り付けられた状態で、前記凹部の長手方向の端部を塞ぐ端板本体部を有し、
    前記端板本体部は、
    前記第1電線挿通孔が形成される領域を含み、前記第1電線挿通孔より大きい第2電線挿通孔の形状の第2切り込み部により形成された第2電線挿通孔部であって、前記第2切り込み部の一部に前記端板部と連結する第2つなぎ部を有する第2電線挿通孔部と、
    前記第2電線挿通孔部に形成され、前記第1電線挿通孔の形状の第1切り込み部により形成された第1電線挿通孔部であって、前記第1切り込み部の一部に前記第2電線挿通孔部と連結する第1つなぎ部を有する第1電線挿通孔部と
    を備える請求項4に記載の照明器具。
  10. 前記端板部は、
    前記凹部の長手方向の端部に取り付けられた状態で、前記端板本体部の周縁から前記凹部の長手方向に立ち上がる端板側辺部を有し、
    前記第1電線挿通孔部は、
    前記第1切り込み部が前記端板本体部と前記端板側辺部との境界部から、前記端板側辺部の縁部まで延び、
    前記第2電線挿通孔部は、
    前記第2切り込み部が前記境界部から前記端板側辺部の縁部まで形成され、前記第2切り込み部の前記境界部から前記端板側辺部の縁部までの部分が前記凹部の短手方向の端部に突き出すことにより形成されたくさび部を備える請求項9に記載の照明器具。
  11. 前記第1電線挿通孔部は、
    前記端板側辺部において前記第2電線挿通孔部と連結する第1連結部を備え、
    前記第2電線挿通孔部は、
    前記端板側辺部において前記端板側辺部と連結する第2連結部を備えた請求項10に記載の照明器具。
  12. 前記電線固定部は、前記底面部に取り付けられ、
    前記底面部には、係止開口部が形成され、
    前記電線固定部は、
    前記底面部に取り付けられた状態で前記底面部に対向する電線止め部と、
    前記電線止め部から立ち上がり、前記電線の一部を保持する電線保持部と、
    前記電線止め部において前記電線保持部が立ち上がる方向の反対方向に形成され、前記底面部の係止開口部と係り合うことにより前記底面部に係止される係止部と
    を備える請求項1または2に記載の照明器具。
  13. 前記電線保持部は、
    前記電線固定部が前記底面部に取り付けられた状態で端部が前記側面部の側に曲がる請求項12に記載の照明器具。
  14. 前記電線保持部は、
    前記電線固定部が前記底面部に取り付けられた状態で端部が前記側面部の反対側に曲がる請求項12に記載の照明器具。
  15. 前記電線固定部は、
    前記係止部が前記係止開口部に挿入された後に前記底面部に沿ってスライドされることにより前記底面部に係止される請求項12から14のいずれか1項に記載の照明器具。
  16. 請求項1から15のいずれか1項に記載の照明器具と、前記照明器具に取り付けられる光源ユニットとを有する照明装置。
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