JPH0562507A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH0562507A
JPH0562507A JP3220186A JP22018691A JPH0562507A JP H0562507 A JPH0562507 A JP H0562507A JP 3220186 A JP3220186 A JP 3220186A JP 22018691 A JP22018691 A JP 22018691A JP H0562507 A JPH0562507 A JP H0562507A
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JP
Japan
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knockout
end member
wall portion
lighting fixture
fixture
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JP3220186A
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English (en)
Inventor
Masao Igawa
正夫 井川
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、複数台相隣接して配設される
とともに、互いの端部が連結されてライン状照明装置を
形成するにあたり、前記端部を連結するための連結具を
紛失することがなく、部品点数を削減できるとともに、
在庫管理や包装も容易にできる照明器具を得ることにあ
る。 【構成】器具本体21がその両端部に合成樹脂製の端部
材23を備え、この端部材23に分離孔62により囲ま
れて端部材23から分離可能なノックアウト部61を一
体に設け、ノックアウト部61は端部材23に設けた掛
合孔68に掛合可能な引掛け突部64を有して、このノ
ックアウト部61を端部材23から分離して隣接する器
具本体21との連結具として使用するとともに、ノック
アウト部61の除去跡92を送り電線86を通す部分と
したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば天井等の被取付
け面に複数台相隣接して直付けされ、互いの端部が連結
されてライン状照明装置をなすのに適する照明器具に関
する。
【0002】
【従来の技術】ライン状照明装置は隣接する照明器具の
器具本体1の端部同志を連結して形成されるが、その連
結は図9,図10に示すように照明器具とは別体に用意
された連結具2を用いて以下のようにして実施されてい
た。
【0003】すなわち、図9に示すように器具本体1の
両端部(一端部のみ図示)には一対の掛合孔3が夫々形
成されている。連結具2は、合成樹脂の成形品であっ
て、図9に示すように平板状をなす連結ベース4の長さ
方向両端部に掛合孔3に圧入される掛合突起5,6を夫
々一体に突設するとともに、これら掛合突起5,6間に
位置する電線保持片7を連結ベース4の側縁から一体に
突設して形成されている。各掛合突起5,6は先細状
で、その周部に複数のリブ状をなす突状8を有してい
る。一対の電線保持片7は相対向しているとともに、そ
の先端側が互いに近付く方向に湾曲されており、かつ、
これら電線保持片7は塑性変形が可能である。
【0004】この連結具2を用いた照明器具の連結手順
は次の通りである。まず、図9に示すように連結具2
を、その一端側の掛合突起5を器具本体1の裏面側から
この器具本体1の一端部の掛合孔3に圧入して前記器具
本体1の端部に取付ける。この状態で、図8に示すよう
に器具本体1の電源線導入孔9に、天井面等の被取付け
面から導出されている電源線10を挿通してから、この
器具本体1の取付け孔11を通してねじ12を被取付け
面に螺合して器具本体1を被取付け面に固定する。次
に、器具本体1に取付けられている端子台13に、引込
まれた電源線10を接続するとともに、前記器具本体1
の長さ方向に隣接する他の照明器具の器具本体1を被取
付け面に押付けながら、その一端部の掛合孔3に前記連
結具2の他の掛合突起6を圧入させる。なお、この場
合、前記他の照明器具に対し更に他の照明器具が連結さ
れる場合には、前記他の照明器具の他端部の掛合孔3に
他の連結具2の掛合突起5を圧入して、連結具2を取付
ける。この後に、前記他の照明器具の器具本体1を被取
付け面にねじ止めする。以上で隣接する器具本体1の端
部同志が連結具2を介して連結される。
【0005】この連結の後には、連結された器具本体1
の端子台13間の寸法に合わせた長さの送り電線14を
用意して、その両端を夫々端子台13の電源接続送り端
子と送り電線接続端子とに接続し、かつ、この送り電線
14の中間部を連結具2の電線保持片7間に通して、こ
の保持片7を塑性変形させて送り電線14を保持する。
この状態は図10に示される。そして、最後に、各器具
本体1に図7に代表して示す反射板15をねじ止めした
後に、各器具本体1に予め取付けられているランプソケ
ット16に棒状けい光ランプ17を装着して、各照明器
具の取付け施工を完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来にあ
っては、隣接する照明器具の器具本体1相互を連結する
のに、器具本体1とは別に用意した連結具2を用いてい
る。そのため、在庫管理や包装等に手間がかかるという
問題があった。しかも、ライン状照明装置の取付けにお
いて、使用するすべての器具を開梱して必要な部品を出
しておくために、連結具等小物部品は紛失することが多
々ある。そして、紛失の場合には連結具の入手を待って
照明装置の取付け施工をしなければならず、その手間が
面倒であるという問題もあった。
【0007】本発明の目的は、ライン状照明装置を形成
するにあたり連結具を紛失することがないとともに、部
品点数を削減でき、かつ、在庫管理や包装を容易にでき
る安価な照明器具を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の照明器具は、器具本体がその長さ方向両端
部に、この器具本体の長さ方向と直交する第1壁部およ
びこの壁部に一体に連なり前記器具本体の端部裏側に配
置される第2壁部を有した端部材を夫々備え、これら端
部材に、前記第1壁部と第2壁部とにわたって形成した
分離孔で囲まれ前記両壁部から分離可能なノックアウト
部を一体に設けるとともに、このノックアウト部の裏面
に対向する掛合孔を前記第2壁部の裏側に設け、かつ、
前記ノックアウト部は、その分離により送り電線が通さ
れる除去跡を形成する中央突部と、この突部の両側に位
置されて前記掛合孔に掛合可能な引掛け突部とを夫々前
記第1壁部に有したことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記の構成において、端部材のノックアウト部
は分離孔に囲まれているために、その周囲との連結強度
が小さく、このノックアウト部は、複数台の照明器具を
互いに連結してライン状照明器具を形成する場合に、端
部材からノックアウトして容易に分離できる。そして、
ノックアウト部が有した一対の引掛け突部のうちの一方
を端部材の掛合孔に掛合させることにより、分離された
ノックアウト部を、端部材の第1壁部におけるノックア
ウト部の中央突部の除去跡を横切って配置できる。この
ように配置されたノックアウト部は、隣接した他の器具
本体の端部材におけるノックアウト部の中央突部除去跡
を横切るとともに、このノックアウト部の他方の引掛け
突部は、前記隣接した他の器具本体の端部材に設けられ
た掛止孔に掛合される。このようにノックアウト部は、
隣接された器具本体の端部相互にわたり、これらの掛合
孔に掛合して設けられるから、隣接された器具本体の長
さ方向および幅方向の移動を防止して、これらを連結す
る連結具として使用できる。そして、連結された両器具
本体の前記中央突部の除去跡には、両器具本体間にわた
る送り電線が通される。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図6を参照して本発明の一実施
例を説明する。
【0011】本実施例に係る照明器具は図1,図2等に
示すように天井面に直付けされる長尺な器具本体21を
備えている。この本体21は、板金製の反射板22と、
この両端部に夫々取付けられた合成樹脂製の端部材23
とから形成されている。
【0012】図3等に詳しく示すように反射板22は、
下側に向けて凸となるように湾曲された反射部24の両
側に、天井面に接する水平な当接部25を一体に折曲げ
るとともに、各当接部25に夫々連続して断面L状をな
す固定縁26を一体に折曲げている。各固定縁26は当
接部25よりも下がって位置されているとともに、反射
板22の幅方向に相対向して設けられている。各固定縁
26の水平部分には、これら固定縁26の長さ方向両端
部に夫々位置して図3に示すように第1ねじ孔27が設
けられているとともに、これら第1ねじ孔27間におい
て図1に示すように第2ねじ孔28と第3ねじ孔29と
が夫々設けられている。
【0013】図1〜図4に示すように反射部24の一端
側および他端側には長方形状をなす配線用開口30が夫
々形成されている。これら開口30の長さ方向に沿う両
側には、上向きに突出する側縁31が一体に折曲げられ
ているとともに、長さ方向両端部には夫々突片32が一
体に曲げられている。突片32は次に説明するカバーの
板厚に略等しい段部を形成して設けられ開口30と対向
されている。
【0014】配線用開口30は夫々カバー33で塞がれ
ている。カバー33は板金製であって、反射部24と同
じ曲率で曲げられており、その表面は配線用開口30を
塞いだ状態で反射部24の表面と面一に連なるようにな
っている。図1および図2に示すようにカバー33の両
側には上向きに突出して前記側縁31に係合するフラン
ジ34が一体に折曲げられている。
【0015】これらカバー33は、多少撓めた状態にし
て開口30に挿入されることにより、この開口30を塞
いで取付けられるもので、その装着状態ではフランジ3
4が側縁31に弾性的に圧接されて下方への外れが防止
されるとともに、前記挿入時におけるカバー34の位置
決めは、その両端部裏面が前記突片32に下側から当接
することによりなされている。
【0016】両端部材23は、図3〜図6に示したよう
に器具本体21の長さ方向と直交して上下方向に沿う第
1壁部41と、この壁部41の上端に一体に連なり器具
本体21の端部裏面を覆う第2壁部42と、第1壁部4
1の下部に一体に連なり横断面が略コ字形状をなしたソ
ケットカバー壁43とを有して、その第1側部41と反
対側、つまり反射板22側は開口された構成である。
【0017】第1壁部41の内面には図6に示すように
リブ状の突起からなる係合突部44,45が突設されて
いるとともに、ソケットカバー壁43の外面には図3〜
図5等に示すようにソケットカバー嵌合溝46が形成さ
れている。第2壁部42には前記当接部25および固定
縁26により形成される凹部47(図3参照)に嵌入す
る嵌入部48が形成されている。
【0018】両端部材23の内部には板金製のソケット
取付け板49およびこれに固定されたランプソケット5
0が収納されている。図6に示すようにソケット取付け
板49は係合突部44,45に係合して位置決めされる
とともに、ランプソケット50はソケットカバー壁43
に嵌合されて位置決めされる。端部材23は反射板22
の端部開口を塞いで配置され、その第2壁部42の通孔
51(図3参照)を通って前記第1ねじ孔27に螺合す
るねじ52を介して反射板22に固定され、もって反射
板22とともに器具本体21を形成している。このよう
な端部材23の装着により、図6に示すように反射板2
2の反射部24の端面とランプソケット50とが当接し
て、このソケット50の図6図中矢印方向への移動が防
止される。
【0019】両端部材23にはこれから分離可能であっ
て隣接する器具本体21の端部同志の連結具として使用
されるノックアウト部61が一体に設けられている。す
なわち、ノックアウト部61は、第1壁部41と第2壁
部42とにわたって間隔的に設けられたスリット状の分
離孔62で囲まれて形成されている。図3に詳しく示す
ようにノックアウト部61は、第1壁部41の上部中央
部に位置する半円状の中央突部63と、この両側に設け
られて同じく第1壁部41の上部に位置する一対の引掛
け突部64と、これら両突部63,64の上端に直角に
連なって第2壁部42に位置する長方形状のノックアウ
ト本体部65とから形成されている。
【0020】中央突部63は引掛け突部64よりも下方
に延びて形成されており、その下部にはノックアウト部
61を端部材23から分離した際に係合凹部66(図4
参照)をなす凹み予定部66aを有している。この予定
部66aすなわち係合凹部66の幅A(図4参照)は、
第1壁部41の板厚Bの約2倍に設定されている。ま
た、図4に示すようにノックアウト本体部65の長さC
は、第2壁部42の幅Dの丁度2倍に設定されている。
図4〜図6に示すように第2壁部42には、ノックアウ
ト本体部65の裏面と対向する一対の突片67が一体に
突設されており、これらには前記引掛け突部64が掛合
可能な掛合孔68が夫々設けられている。
【0021】図1において符号71は長方形の平板から
なる板金製の第1取付け板、同72は同様形状の板金製
の第2取付け板である。第1取付け板71は、一方の開
口30に対向して反射板22の固定縁26にわたって載
置され、前記第2ねじ孔28に螺合するねじ73を介し
て固定縁26に固定されている。同様に、第2取付け板
72は、他方の開口30に対向して反射板22の固定縁
26にわたって載置され、前記第3ねじ孔29に螺合す
るねじ74を介して固定縁26に固定されている。
【0022】第1取付け板71には器具本体21の長さ
方向に延びる長孔75が形成されているとともに、この
取付け板71の下面には端子台76が固定されている。
第2取付け板72にも器具本体21の長さ方向に延びる
長孔77が形成されているとともに、この取付け板72
の下面には安定器などの点灯装置78が固定されてい
る。点灯装置78は前記ランプソケット50にわたって
支持される棒状けい光ランプ79(図2,図6参照)を
点灯させるに必要な電気部品をユニット化してなるもの
である。
【0023】図2において符号81,82は長孔75,
77を通り天井面に螺合される器具固定用のねじ、83
は天井面から引込まれて端子台76に差込み接続される
電源線、84は端部用のソケットカバー、85は連結部
用のソケットカバーである。両カバー84,85はソケ
ットカバー壁43のソケットカバー嵌合溝46に着脱可
能に嵌合し、ソケットカバー壁43およびランプソケッ
ト50を覆隠して設けられる。また、図7において符号
86は隣接する器具本体21の端子台76間の距離と略
等しい長さを有した送り電線であり、これはノックアウ
ト部61の除去跡92を通って配線される。
【0024】次に、前記構成の器具本体1、カバー3
3、ランプソケット50付きのソケット取付け板49、
両取付け板71,72、端子台76,点灯装置78およ
びソケットカバー84等を備えて形成される照明器具を
複数台用いてライン状照明装置を天井面に装着する手順
を説明する。
【0025】まず、端子台76付きの第1取付け板7
1、および点灯装置78付きの第2取付け板72が予め
固定された1台目の照明器具の器具本体21に対して、
カバー33を外した状態で、2台目の照明器具の器具本
体21との連結時に隣合う側に位置する端部材23のノ
ックアウト部61を分離する。このノックアウト部61
は、分離孔62に囲まれているために、その周囲との連
結強度が小さい。したがって、ノックアウト部61は端
部材23からノックアウトして容易に分離できる。
【0026】ノックアウト部61が除去された端部材2
3の状態は図5に示され、掛合孔68が露出されるとと
もに、第1壁部41においてノックアウト部61の引掛
け突部64の形状に対応した溝からなる一対の引掛け突
部除去跡91と、中央突部63の形状に対応した略半円
状の溝からなる中央突部除去跡92とが形成される。ま
た、分離されて連結具として使用されるノックアウト部
61の中央突部63の下部には図4等に示すように係合
凹部66が形成される。
【0027】次に、図4に示すように分離されたノック
アウト部61を、その除去跡を横切るように配置して、
その係合凹部66を第1壁部41の一方の引掛け突部除
去跡91に係合させるとともに、一方の引掛け突部64
を一方の突片67の係合孔68に挿入し掛合させる。ま
た、前述と同様にして連結すべき2台目の照明器具の器
具本体21の端部材23から分離した他のノックアウト
部61を、図4に示すように前記除去跡にすでに取付け
たノックアウト部61の取付けと同様にして、前記端部
材23における第1壁部41の他方の引掛け突部除去跡
91に係合させるとともに、一方の引掛け突部64を他
方の突片67の係合孔68に挿入し掛合させる。この他
のノックアウト部61の取付け状態は図4の二点鎖線で
示される。
【0028】以上のようにして同じ端部材23に互いに
向い合わせて取付けられた一対のノックアウト部61
は、引掛け突部除去跡91および掛合孔68への係合に
より位置決めされて、第1壁部42の上面と面一に連な
るとともに、半分が第1壁部41から側方に突出され
る。
【0029】この後、複数のノックアウト部61が取付
られた1台目の照明器具の器具本体21を天井側に配置
して、天井面に導かれている電源線83を器具本体21
内に導入する。そして、配線用開口30からねじ81,
82を第1,第2取付け板71,72の長孔75,77
に通して、これらねじ81,82を天井面に螺合するこ
とによって、器具本体21を天井面に直付けする。
【0030】そして、既に1台目の照明器具側の端部材
23からノックアウト部61が除去された2台目の照明
器具の器具本体21を天井側に配置して、図7に示すよ
うに隣接する端部材23の第1壁部41が互いに接する
ように押し上げる。そうすると、2台目の照明器具の端
部材23の第1壁部41における引掛け突部除去跡91
が、1台目の照明器具の端部材23に取付けられた一対
のノックアウト部61の係合凹部66に圧入気味に挿入
されるとともに、2台目の照明器具の端部材23が備え
る一対の掛合孔68が、1台目の照明器具の端部材23
に取付けられた一対のノックアウト部61の他方の引掛
け突部64に掛合される。この状態において、2台目の
照明器具の器具本体21をねじ81,82を介して天井
面に直付けする。
【0031】以上の手順により1台目と2台目の照明器
具の器具本体21の端部同志が、一対のノックアウト部
61を介して連結され、2台の器具本体21はライン状
に配設される。この連結状態で一対のノックアウト部6
1は、その引掛け突部64の掛合孔68への掛合によ
り、両器具本体21が長さ方向に分離することを防止す
るとともに、幅方向にずれることも防止する。しかも、
連結された器具本体21において、互いに重なり合った
第1壁部41をノックアウト部61の強度が大きい係合
凹部66に係合させたから、両器具本体21が長さ方向
に分離しようとする際の力を中央突部63で支持でき
る。そのため、引掛け突部61の破損を防止して安定し
た連結状態を維持できる。
【0032】なお、前記2台目の照明器具の器具本体2
1に対して3台目の照明器具を連結する場合には、2台
目の照明器具の他方の端部材23についても1台目の照
明器具の場合と同様の手順で、2台目の照明器具の他方
の端部材23に対して、そのノックアウト部61および
3台目の照明器具の端部材23のノックアウト部61
が、これら端部材23から分離されて取付けられた後
に、2台目の照明器具の器具本体21が天井面に直付け
されるものであり、4台目以降の場合も同様の手順が繰
返される。
【0033】最後に、連結後の後処理がなされる。すな
わち、1台目の照明器具の器具本体21に導入された電
源線83を、2台目の照明器具側の配線用開口30を利
用して端子台76に接続する。次に、送り電線86を、
前記配線用開口30を利用してノックアウト部61の中
央突部除去跡92に通すとともに、この電線86を2台
目の照明器具の器具本体21内にその配線用開口30を
利用して配線した後、送り電線86の両端を両器具本体
21に内装された端子台76の送り電線接続用端子に夫
々接続して、電源などの送り配線を行う。なお、送り電
線は器具本体21の両側に位置する端子台76間におい
ては予め器具本体23内にて接続配線されているもので
ある。前記のようにして送り配線された送り電線86は
隣接する器具本体21間において中央突部除去跡92を
通っているから、その部分での垂れ下がりの発生がな
い。
【0034】そして、以上の送り配線作業の終了後に、
各器具本体21の配線用開口30に対してこれらを塞ぐ
カバー33を装着してから、ランプソケット50にけい
光ランプ79を支持させ、最後に端部材23のソケット
カバー壁43に、そのソケットカバー嵌合溝46を利用
して適合するソケットカバー84または85を嵌合して
取付ける。以上の手順により、天井面への各照明器具の
取付け施工作業が完了し、それによりライン状の照明装
置が形成される。
【0035】既述のように器具本体21が備えた端部材
23のノックアウト部61は、隣接された器具本体21
の端部相互にわたり、これらの掛合孔68に掛合して設
けられるから、隣接された器具本体の長さ方向および幅
方向の移動を防止して、これらを連結する連結具として
使用できる。そのため、照明器具相互を連結するための
連結具を、これら器具とは別に用意する必要がないの
で、部品点数を削減できる。したがって、梱包や部品管
理を容易にできる。その上、連結具としてのノックアウ
ト部61は端部材23と一体であって、連結の必要に応
じてその都度端部材23から分離して使用するから、そ
の紛失の恐れがない。したがって、連結具の紛失に伴う
取寄せの手間や施工作業の中断等もなく、施工期間の遅
延の原因にならない。
【0036】なお、本発明に係る前記構成の照明器具
は、ノックアウト部を分離しないで単独でも使用でき、
ライン状照明装置用の照明器具として用途を制限される
ものではない。
【0037】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の照明器具に
よれば、器具本体が備える端部材にこの部材から分離可
能なノックアウト部を一体に設けて、このノックアウト
部を、複数台の照明器具を用いてライン状照明装置を形
成する場合に、分離して相隣接して配設される器具本体
の連結具として使用するとともに、ノックアウト部の除
去跡を利用して送り電線を通すようにしたから、器具の
施工の際において隣接する器具本体の端部同志を連結す
るための連結具の紛失がなく、しかも、在庫管理や包装
を容易にできるとともに、ライン状照明装置を形成する
際に器具とは別に連結具を用意する必要がないので、部
品点数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る照明器具を分解して示
す斜視図。
【図2】同一実施例に係り連結すべき複数の照明器具を
個々に分解して示す斜視図。
【図3】同一実施例に係り器具本体の反射板とこれから
分離された端部材とを示す斜視図。
【図4】同一実施例に係り器具本体の端部にノックアウ
ト部をセットする状況を示す斜視図。
【図5】同一実施例に係りノックアウト部が除去された
状態での端部材を示す斜視図。
【図6】同一実施例に係り器具本体の端部を示す断面
図。
【図7】同一実施例に係り隣接する器具本体同志を連結
する状況を一部断面して示す側面図。
【図8】従来例に係る照明器具を分解して示す斜視図。
【図9】同従来例に係り隣接する器具本体同志を連結す
る状況を示す斜視図。
【図10】同従来例に係り隣接した器具本体同志の連結
部分を一部切り欠いて示す斜視図。
【符号の説明】
21…器具本体、23…端部材、41…第1壁部、42
…第2壁部、61…ノックアウト部、62…分離孔、6
3…中央突部、64…引掛け突部、68…掛合孔、86
…送り電線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具本体がその長さ方向両端部に、この
    器具本体の長さ方向と直交する第1壁部およびこの壁部
    に一体に連なり前記器具本体の端部裏側に配置される第
    2壁部を有した端部材を夫々備え、これら端部材に、前
    記第1壁部と第2壁部とにわたって形成した分離孔で囲
    まれ前記両壁部から分離可能なノックアウト部を一体に
    設けるとともに、このノックアウト部の裏面に対向する
    掛合孔を前記第2壁部の裏側に設け、かつ、前記ノック
    アウト部は、その分離により送り電線が通される除去跡
    を形成する中央突部と、この突部の両側に位置されて前
    記掛合孔に掛合可能な引掛け突部とを夫々前記第1壁部
    に有したことを特徴とする照明器具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016042434A (ja) * 2014-08-18 2016-03-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具
JP2016157667A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 三菱電機株式会社 照明器具及び照明装置

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