JP2016156171A - 軒先唐草 - Google Patents

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【目的】本発明は、排水機能、防水機能、施工機能、等を向上した軒先唐草に係るものである。【構成】横張り屋根材の張り始めの軒先唐草において、水平面状の固定片F1と、固定片F1の軒側先端を上方に突出した立ち上がり片F4と、立ち上がり片F4の先端を軒側に折り返した係止片F5とからなる係止部F3と、立ち上がり片F4の根元を軒側に突出した突出片F6と、突出片F6の先端を下方に傾斜して突出した傾斜片F7と、傾斜片F7の先端を棟側に屈曲し、垂直線との角度を90度以下とした水切り片F8とから長尺状に形成した軒先唐草である。【選択図】図1

Description

本発明は、排水機能、防水機能、施工機能、等を向上した軒先唐草に係るものである。
一般に、金属製板材をロール成形、プレス成形等して加工した軒先唐草は数多く上市されている。(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開平8−226202号公報 特開平10−110509号公報 特開2007−309074号公報
特許文献1〜3においては、スレート屋根等の新生瓦屋根を改修するものであり、スレート屋根の軒先先端部分をスタート部分とするために袋状の嵌合溝を形成し、上部に金属製屋根材を張り始めるために係止部を形成し、この係止部を介して金属製屋根材を張り始めるものであった。しかしながら、この袋状の嵌合溝が、垂直または垂直方向よりも屋内側に形成されるために、雨水の切れが悪くなるものであった。また、特許文献3においては、雨水の水切れ位置が唐草の先端部分になるために、既存の雨樋から、雨水の流下速度によっては、雨樋を超えて流れ落ちてしまう危険性があった。
本発明はこのような欠点を解決するために、横張り屋根材の張り始めの軒先唐草において、水平面状の固定片と、固定片の軒側先端を上方に突出した立ち上がり片と、立ち上がり片の先端を軒側に折り返した係止片とからなる係止部と、立ち上がり片の根元を軒側に突出した突出片と、突出片の先端を下方に傾斜して突出した傾斜片と、傾斜片の先端を棟側に屈曲し、垂直線との角度を90度以下とした水切り片とから長尺状に形成した軒先唐草を提供するものである。
以上説明したように、本発明に係る軒先唐草によれば、(1)屋根材上を流れてきた雨水の水切れが良くなり、雨水がスムーズに雨樋内に流れ落ちる。(2)係止部の先端側に突出片を形成したために、軒先の屋根材から流れ落ちた雨水が軒先部分の突出片に流れ落ちることにより雨樋と雨水の流下地点の段差が小さくなり、確実に既存の雨樋内に流下する。(3)傾斜片の表面を雨水が流れ落ちるために、雨水が飛散せず確実に雨水が雨樋内に流下する。等の特徴、効果がある。
本発明に係る軒先唐草の代表的一例を示す断面図である。 本発明に係る軒先唐草の施工状態の代表的一例を示断面明図である。 本発明に係る軒先唐草の雨水の流れを示す説明図である。 本発明に係る軒先唐草に施工する屋根材の代表的一例を示す断面図である。 本発明に係る軒先唐草に施工する屋根材の施工状態を示す説明図である。 本発明に係る軒先唐草に使用する軒先唐のその他の実施例を示す説明図である。 本発明に係る軒先唐草に使用する軒先唐のその他の実施例を示す説明図である。
以下に図面を用いて本発明に係る軒先唐草について詳細に説明する。図1は本発明に係る軒先唐草の代表的一例を示す断面図である。図2は本発明に係る軒先唐草の施工状態の代表的一例を示断面明図である。図3は本発明に係る軒先唐草の雨水の流れを示す説明図である。
図4(a)、(b)は本発明に係る軒先唐草に施工する金属製屋根材Bと断熱材C、裏面材Dよりなる屋根材Aの代表的一例を示す断面図、図5は屋根材Aの施工状態を示す断面図である。
軒先唐草Fは図1に示すように、水平面状の固定片F1と、固定片F1の棟側先端を折り返した舌片F2と、固定片F1の軒側先端を上方に突出した立ち上がり片F4と、立ち上がり片F4の先端を軒側に折り返した係止片F5とからなる係止部F3と、立ち上がり片F4の根元を軒側に突出した突出片F6と、突出片F6の先端を下方に傾斜して突出した傾斜片F7と、傾斜片F7の先端を棟側に屈曲し、延長線が固定片F1の延長線上で接触する角度、つまりθ3<90度にした水切り片F8とから長尺状に形成したものである。
軒先唐草Fは、例えば金属板(カラー鋼板、銅板、アルミニウム板、チタン板、ステンレス板、サンドイッチ鋼板、クラッド鋼板等)等をロール成形、プレス成形、押出成形、等によって形成したものである。
固定片F1は図1に示すように軒先唐草Fを下地αに固定するための部分である。
舌片F2は、万が一の雨水R等の浸入時に際し、防水壁として機能し、下地αまで雨水Rが浸入するのを防止するために形成したものである。
係止部F3は図2に示すように、屋根材Aの差し込み縁7を係止し、屋根材Aの第1段目のスタート部として機能するものである。
傾斜片F7は垂直面に対してθの角度で傾斜し、図2に示す屋根材Aの傾斜角度θ1よりも大きい関係、つまりθ>θ1とするものである。この関係とすることにより、図2に示すように傾斜片F7がθ3の角度で形成されるものである。つまり、θ−θ1=θ3の角度関係となるものである。
また、水切り片F8は、傾斜片F7の先端を棟側に屈曲し、垂直線との角度θ2<90度とするものである。このように形成することにより、傾斜片F7を伝ってきた雨水Rが、水切り片F8の下端にて落下し、水切れが良いものとなるものである。
さらに、図1に示すように係止部F3の先端から突出片F6の先端までの幅Wを形成することにより、図3に示すように形成された場合に、流れてきた矢印で示す雨水Rが屋根材Aの先端から直接雨樋R1に流下せず、突出片F6、傾斜片F7を介して流下するために、雨水Rの飛び跳ねが無く確実に雨水Rが雨樋R1内に流下するものである。
なお、降水量が3mm〜20mm程度の降雨の場合には、係止部F3の先端から傾斜片F7の先端までの幅をW、係止部F3の高さをHとすると、W>Hの関係とすることにより、さらに上記作用効果が確実になるものである。
下地αは、図5に示すように垂木1、野地板2、防水シート3から構成した木造下地の屋根下地を示したものである。
金属製屋根材Bは、例えば金属板(カラー鋼板、銅板、アルミニウム板、チタン板、ステンレス板、サンドイッチ鋼板、クラッド鋼板等)等をロール成形、プレス成形、押出成形、等によって形成したものである。
さらに説明すると、金属製屋根材Bは長尺板状であり、図4(a)、(b)に示すように、略水平面状の化粧面4と、裏面5と、化粧面4の水下側端部を屋内側に垂下した段差化粧面6と、水上側に開口するように略コ字状に屈曲して差込縁7を形成し、化粧面4と段差化粧面6と差込縁7とから略U字状の引っ掛け溝8を形成して雄型連結部9としたものである。
また、図4(a)、(b)に示すように、化粧面4の水上側端部には化粧面4の先端を水下側に開口して断面略U字状に形成した前記差込縁7と嵌合する嵌合溝10と、嵌合溝10の上縁となる嵌合縁11と、固定面12を形成し雌型連結部13としたものである。
断熱材Cは防水材、断熱材、補強材、嵩上げ材、防音材、吸音材、緩衝材、防火材、結露防止材、等として機能するものであり、主に、合成樹脂発泡体を使用するものである。その素材としては、スチレンフォーム、ポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、塩化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレンフォーム、ユリアフォーム等、の合成樹脂発泡体からなるものであり、例えばレゾール型フェノールの原液と、硬化剤、発泡剤を混合し、表面材、もしくは裏面材の裏面側に吐出させ、加熱して反応・発泡・硬化させて形成したものである。
また、断熱材C中には各種難燃材として軽量骨材(パーライト粒、ガラスビーズ、石膏スラグ、タルク石、シラスバルーン、水酸化アルミニウム等)、繊維状物(グラスウール、ロックウール、カーボン繊維、グラファイト等)を混在させ、耐火性、防火性を向上させることもできる。
裏面材Dはクラフト紙、アルミ蒸着紙、アスファルトフェルト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シート、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、ガラス繊維不織布等の1種、または2種以上をラミネートしたもの、あるいは防水処理、難燃処理されたシート等からなるものである。
以上説明したのは、本発明に係る軒先唐草の一実施例にすぎず、図6(a)〜(c)、図7a)〜(c)に示すように形成することが出来る。
すなわち、図6(a)〜(c)において、(a)図は傾斜片F7の角度を大きく形成した軒先唐草F、(b)図は係止部F3を低く形成した軒先唐草F、(c)図は固定片F1と突出片F6の長さをほぼ同じに形成した軒先唐草Fである。
図7(a)〜(c)において、(a)図は係止部F3の形状を変えた軒先唐草F、(b)図は軒先側に係止部F3を移動した軒先唐草F、(c)図は固定片F1<突出片F6の関係に形成した軒先唐草Fである。
α 下地
β 固定具
A 屋根材
B 金属製屋根材
C 断熱材
D 裏面材
F 軒先唐草
F1 固定片
F2 舌片
F3 係止部
F4 立ち上がり片
F5 係止片
F6 突出片
F7 傾斜片
F8 水切り片
R 雨水
R1 雨樋
S 既存新生瓦屋根
S1 既存唐草
1 垂木
2 野地板
2a 防水シート
3 防水シート
4 化粧面
5 裏面
6 段差化粧面
7 差込縁
8 引っ掛け溝
9 雄型連結部
10 嵌合溝
11 嵌合縁
12 固定片
13 雌型連結部

Claims (1)

  1. 横張り屋根材の張り始めの軒先唐草において、水平面状の固定片と、該固定片の軒側先端を上方に突出した立ち上がり片と、該立ち上がり片の先端を軒側に折り返した係止片とからなる係止部と、立ち上がり片の根元を軒側に突出した突出片と、該突出片の先端を下方に傾斜して突出した傾斜片と、該傾斜片の先端を棟側に屈曲し、垂直線との角度を90度以下とした水切り片とから長尺状に形成したことを特徴とする軒先唐草。
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