JP7042727B2 - 屋根構造 - Google Patents

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Description

本発明は、断熱性、耐震性、防水性、施工性、等を向上した屋根構造に係るものである。
一般に、金属製板材をロール成形、プレス成形等して加工した屋根材、あるいは瓦を用いて形成した屋根構造は数多く上市されている。(例えば、特許文献1~4参照)。
実開昭51-127618号公報 実開昭52-034519号公報 特開昭58-150643号公報 特開平8-068166号公報
特許文献1、2においては、木造下地よりなる躯体上に木製野地板を形成し、野地板上に屋根材を形成する構造が記載されている。また、特許文献3は木造の下地上にALC(軽量気泡コンクリート)板を形成し、このALC板上に屋根材(瓦)を形成する構造が記載されている。さらに、特許文献4は鉄筋コンクリート上に軽量気泡コンクリートパネルを野地板として使用した構造が記載されている。しかしながら、特許文献1~2においては躯体が木製のため大きな地震等の揺れに対して強度不足となると共に、高温多湿の地域においては、虫害、腐朽の危険性があった。また、特許文献4においては躯体が鉄筋コンクリートであるために地震等の揺れに対しては強いものの、軽量気泡コンクリートパネルを野地板として使用するために、コスト・施工性に問題があった。
本発明はこのような欠点を解決するために、屋根下地を断面略C字状の金属製長尺部材でトラス構造下地を構築し、該トラス構造下地上に、金属製屋根材と裏面材間に断熱材を形成し上下端に雄型連結部と雌型連結部を形成した断熱屋根材の働き幅で、軒から棟にかけて複数本横桟を形成し、該横桟は屋根材固定片と屋根材固定片の両端部を下方に屈曲した嵩上げ片と、嵩上げ片の下端を外側方へ突出した固定片よりなる長尺部材であり、該横桟の屋根固定片上に断熱屋根材を形成したことを特徴とする屋根構造を提供するものである。
以上説明したように、本発明に係る屋根構造によれば、(1)軽量鉄骨の屋根下地ため、耐震性・耐久性が向上する。(2)軽量な金属系屋根材を使用するために、さらに軽量な鉄骨下地で形成出来るためコストを削減出来る。(3)横桟がトラス構造下地の足場となり施工性が向上する。(4)野地板が必要なく、施工性、コスト削減に寄与する。(5)防水性が向上する。等の特徴、効果がある。
本発明に係る屋根構造の代表的一例を示す断面図である。 本発明に係る屋根構造の代表的一例を示す断面図である。 本発明に係る屋根構造の一般部のその他の一例を示す断面図である。 本発明に係る屋根構造に使用する断熱屋根材の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る屋根構造に使用するC形鋼材とハット形鋼材の一実施例を示す断面図である。 本発明に係る屋根構造に使用する軒先唐草と軒先カバー材の一実施例を示す断面図である。 本発明に係る屋根構造に使用する断熱屋根材の施工順序を示す説明図である。 本発明に係る屋根構造に使用する断熱屋根材の施工状態を示す説明図である。 本発明に係る屋根構造に使用する断熱屋根材の施工状態を示す説明図である。 本発明に係る屋根構造に使用する断熱屋根材を示す説明図である。 本発明に係る屋根構造に使用する断熱屋根材を示す説明図である。 本発明に係る屋根構造に使用する断熱屋根材を示す説明図である。 本発明に係る屋根構造に使用する断熱屋根材を示す説明図である。 本発明に係る屋根構造に使用する断熱屋根材の施工状態と、断熱屋根材の端部を示す説明図である。 本発明に係る屋根構造に使用する断熱屋根材を示す説明図である。 本発明に係る屋根構造に使用する断熱屋根材の施工順序を示す説明図である。 本発明に係る屋根構造に使用する断熱屋根材の施工順序を示す説明図である。 本発明に係る屋根構造に使用する断熱屋根材の施工状態を示す説明図である。 本発明に係る屋根構造に使用する断熱屋根材のその他の実施例を示す説明図である。 本発明に係る屋根構造に使用する断熱屋根材のその他の実施例を示す説明図である。 本発明に係る屋根構造に使用する断熱屋根材のその他の実施例を示す説明図である。 本発明に係る屋根構造に使用する断熱屋根材のその他の実施例を示す説明図である。 本発明に係る断熱屋根材のその他の実施例を示す説明図である。 本発明に係る断熱屋根材のその他の実施例を示す説明図である。
以下に図面を用いて本発明に係る屋根構造について詳細に説明する。図1(a)、(b)~図2は本発明に係る屋根構造の代表的一例を示す断面図、図3(a)、(b)は本発明に係る屋根構造の一般部のその他の一例を示す断面図である。
図4(a)~(c)は本発明に係る屋根構造に使用する金属製屋根材Bと断熱材C、裏面材Dよりなる断熱屋根材Aの代表的一例を示す説明図である。
屋根下地αは、図1(a)、(b)~図3(a)、(b)に示すように鉄骨下地であり、図5(a)に示すC形型鋼材よりなるトラス構造下地1を縦に形成したものである。
トラス構造下地1上には、図では図5(b)に示すようなハット形鋼材よりなる横桟2をトラス構造下地1上に横に複数本形成するものである。
勿論、横桟2は断熱屋根材Aの働き幅と同じ幅でトラス構造下地1上に複数本形成するものである。
トラス構造下地1となるC形鋼材は、図5(a)に示すような断面であり、支持面1a、支持面1aの上下端部を同一方向に屈曲した固定面1bと、固定面1bの先端を内方に屈曲した補強面1cよりなる金属製の長尺部材である。
横桟2となるハット形鋼材は、図5(b)、(c)に示すような断面であり、屋根材固定片2aと、屋根材固定片2aの両端部を下方に垂下した嵩上げ片2bと、嵩上げ片2bの下端を外側方へ突出した固定片2cよりなる金属製の長尺部材である。なお、3は軒の天井部分に形成する軒天部材である。ハット形鋼材の代わりに一般的に使用されているLGS(ライトゲージスチール)の形鋼を使用することも出来る。
断熱屋根材Aは金属製屋根材Bと裏面材D間に断熱材Cを形成した長尺板状部材であり、図4(a)~(c)に示すように、略水平面状の化粧面4と、裏面5と、化粧面4の水下側端部を下方に垂下した段差化粧面6と、水上側に開口するように略コ字状に屈曲して差込縁7を形成し、化粧面4と段差化粧面6と差込縁7とから略U字状の引っ掛け溝8を形成して雄型連結部9としたものである。なお、14は下連結部、19は上連結部であり、左右端部を重ね合わせたり、差し込むことにより連結するものである。
また、図4(a)~(c)に示すように、化粧面4の水上側端部には化粧面4の先端を水下側に開口して断面略U字状に形成した前記差込縁7と嵌合する嵌合溝10と、嵌合溝10の上縁となる嵌合縁11と、固定面12を形成し雌型連結部13としたものである。
図3(a)、(b)に二点鎖線で示すSはシートであり、アルミシート、アスファルトルーフィング、ゴムアスファルトルーフィング、等を使用するものであり、断熱屋根材A間より万が一に屋内へ浸入した雨水等が、屋内側に浸入しないように形成しても良いものである。なお、シートSとしてアルミシート、あるいはアルミエアキャップシートを使用した場合には、遮熱材、断熱材としても機能するものである。
図6(a)は断熱屋根材Aを施工する際に軒先に形成する軒先唐草は、平面状の固定片E1と、固定片E1の軒側先端を上方に突出した立ち上がり片E3と、立ち上がり片E3の先端を軒側に折り返した係止片E4とからなる係止部E2と、立ち上がり片Eの根元を下方に垂下した化粧片E5と、化粧片E5の下端を外方に折り返した片E6とから長尺状に形成したものである。
また、図6(b)に示す軒先カバー材Fはカバー面F1と、カバー面F1の上端を内方に屈曲したカバー材固定面F2と、カバー面F1の下端を内方に屈曲した支持面F3とから長尺状に形成したものである。
軒先唐草Eと軒先カバー材Fは、例えば金属板(カラー鋼板、銅板、アルミニウム板、チタン板、ステンレス板、サンドイッチ鋼板、クラッド鋼板等)等をロール成形、プレス成形、押出成形、等によって形成したものである。
軒先唐草Eは、軒先部分のカバー材、断熱屋根材Aの軒先部分の固定部材、張り始めのスタート部材として機能するものである。
軒先カバー材Fは、軒先部分のトラス構造下地1となるC形鋼材のカバー材、防水材、補強材として機能すると共に、壁と軒先の天井部分に形成する、軒天部材3のカバー材、支持部材としても機能するものである。
次に、本発明に係る屋根構造の施工方法について簡単に説明する。まず、図7(a)に示すように、屋根下地α上にC形鋼材よりなるトラス構造下地1を縦に形成する。
C形鋼材よりなるトラス構造下地1の施工が完了したら、図7(a)に示すようにC形鋼材よりなるトラス構造下地1上に、ハット形鋼材よりなる横桟2を断熱屋根材Aの働き幅で複数本軒から棟に向かって複数本横に形成する。
その後、図7(a)に示すように、軒先部分のトラス構造下地1、横桟2、軒天部材3を覆うように図6(b)に示す軒先カバー材Fを固定具βにより固定する。
次に、図7(b)に示すように図6(a)に示す軒先唐草Eを固定具βにより固定し、図7(c)に示すように断熱屋根材Aを軒から棟に向かって、雄雌嵌合と、固定具βによる横桟2の屋根材固定片2aへの固定により施工を完了するものである。なお、現場によりその施工順序は変更される場合もある。
さらに、断熱屋根材について詳細に説明する。図4(a)~(c)は金属製屋根材Bと断熱材C、裏面材Dよりなる断熱屋根材Aの代表的一例を示す説明図、図8、図9は断熱屋根材Aの施工状態を示す説明図、図10~図13は断熱屋根材Aの左右端部を示す説明図、図14(a)~(c)において、(a)図は図8のa-a部端面図、(b)図は図10のb-b部端面図、(c)図は図11のc-c部端面図である。また、図15(a)~(c)において、(a)図は図13のd-d部断面図、(b)図は図13のe-e部断面図、(c)図は図10のf-f部断面図である。さらに、図16(a)~()、図17(a)~(c)は施工順序を示す説明図、図18は施工状態を示す説明図である。図中、αは屋根下地、βは固定具、γは縦目地、γ1は横目地、Kは家屋、Mは窓、Yは屋根を示している。
金属製屋根材Bは、例えば金属板(カラー鋼板、銅板、アルミニウム板、チタン板、ステンレス板、サンドイッチ鋼板、クラッド鋼板等)等をロール成形、プレス成形、押出成形、等によって形成したものである。
さらに説明すると、金属製屋根材Bは長尺板状であり、図4(a)~(c)に示すように、略水平面状の化粧面4と、裏面5と、化粧面4の水下側端部を下方に垂下した段差化粧面6と、水上側に開口するように略コ字状に屈曲して差込縁7を形成し、化粧面4と段差化粧面6と差込縁7とから略U字状の引っ掛け溝8を形成して雄型連結部9としたものである。なお、14は下連結部、19は上連結部であり、左右端部を重ね合わせながら差し込むことにより連結するものである。
また、図4(a)~(c)に示すように、化粧面4の水上側端部には化粧面4の先端を水下側に開口して断面略U字状に形成した前記差込縁7と嵌合する嵌合溝10と、嵌合溝10の上縁となる嵌合縁11と、固定面12を形成し雌型連結部13としたものである。
さらに、図8、図14(b)に示すように、金属製屋根材Bの一端縁の下端部14aを内側方に突出して折り返し片15と、折り返し片15に形成した凹部16と、凹部16により形成した防水空隙17と、折り返し片15の先端よりも外方の化粧面4上に、化粧面4中央へ傾斜して突出した凸部18とから形成した下連結部14と、図11、図14(c)に示すように、金属製屋根材Bの他端縁の上端部19aを外側方に突出した突出片20と、突出した部分の雌型連結部13部分を切断した切り欠き2と、突出片20の先端を内側に折り返した空隙防止片22と、突出片20の裏面部分の切り欠き23と、差込縁7の上端部19a近傍を切り欠いた水抜き孔24、第2水抜き孔25と、位置決め片26と、空隙防止片22より形成される防水空隙27とから形成した上連結部19を形成したものである。
下連結部14は、図8、図9、図14(a)~(c)に示すように、上連結部19が連結されることにより、防水機能を発揮する部分である。
折り返し片15は、下端部14aを折り返して形成することにより、突出片20の裏面5に当接して防水性を強化すると共に、途中に凹部16を形成することにより、防水空隙17を連結部内に形成し、さらに防水性を向上するものである。
凸部18は、図10に示すように化粧面4中央の水下側へ傾斜して一定ピッチで複数個形成することにより、内部に浸入しようとする雨水、風等を図8に点線矢印で示すように外部に排出すると共に、折り返し片15、凹部16、防水空隙17、空隙防止片22、防水空隙27との相乗効果により、さらに、防水性、気密性を向上するものである。
図では、その形成角度rは、r=30°としている。また、凸部18の形成位置は、下端部14aから凸部18形成位置までの幅をw、図11に示すように上端部19aから突出片20の先端までの幅(切り欠き23の幅)をWとすると、W>wの関係である。なお、図10に示すように凸部18間の関係において、凸部18間に垂直方向の重なりtを設けると、さらに防水性が向上するものである。なお、凸部18の垂直方向の重なりをTとすると、T≧0である。
このように凸部18を傾斜して複数個形成することにより、端部の成形歪みを最小限にして成型が可能である。また、歪みがないので金属製屋根材Bの寸法精度が向上し、さらに、寸法精度の向上により、施工性、防水性が向上するものである。
上連結部19は、図8、図9、図14(a)~(c)に示すように、下連結部14上に連結されることにより、防水機能を発揮する部分である。
突出片20は、図14(a)に示すように、切り欠き21を介して下連結部14上に形成され、防水性を有する縦目地γを形成する部分であり、凸部18、空隙防止片22により複数の防水空隙27を形成して防水性、気密性を向上するものである。
切り欠き21は、金属製屋根材B同士を連結する際に、雌型連結部13部分が邪魔にならないように、嵌合縁11、固定片12を切り欠いた空間である。勿論、切り欠き21には断熱材Cと裏面材Dは存在しない。
空隙防止片22は、突出片20と化粧面4間の縦目地γに空隙が形成されるのを防止し、防水性を向上すると共に、意匠性の向上と、端部がバタ付かないように形成するものである。
切り欠き23は、断熱屋根材A同士を横方向で連結する際に、断熱材Cと裏面材Dが邪魔にならないように切り欠いた空間である。
水抜き孔24は、図8~図9に示すように連結した際に、縦目地γ部分から浸入した雨水が、差込縁7部分から内部に浸入しないように、下段の断熱屋根材A上の化粧面4に排水する部分である。
第2水抜き孔25は、図8~図9に示すように連結した際に、縦目地γ部分から浸入した雨水が、水抜き孔24を越えて浸入しようとした際に、下段の断熱屋根材A上の化粧面4に排水する部分である。また、第2水抜き孔25によりを形成するものであり、位置決め片26は切り欠き23の形成位置を特定するための部分である。勿論、位置決め片26は断熱屋根材A製造時には、断熱材Cと裏面材Dを形成した複数枚の連続した断熱屋根材A同士を、切り離すための断熱材Cと裏面材Dの切断位置としても機能する部分である。
断熱材Cは断熱材、補強材、嵩上げ材、防音材、吸音材、緩衝材、防火材、結露防止材、等として機能するものであり、主に、合成樹脂発泡体を使用するものである。その素材としては、スチレンフォーム、ポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、塩化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチレンフォーム、ユリアフォーム等、の合成樹脂発泡体からなるものであり、例えばレゾール型フェノールの原液と、硬化剤、発泡剤を混合し、表面材、もしくは裏面材の裏面側に吐出させ、加熱して反応・発泡・硬化させて形成したものである。
また、断熱材C中には各種難燃材として軽量骨材(パーライト粒、ガラスビーズ、石膏スラグ、タルク石、シラスバルーン、水酸化アルミニウム等)、繊維状物(グラスウール、ロックウール、カーボン繊維、グラファイト等)を混在させ、耐火性、防火性を向上させることも出来る。
裏面材Dはクラフト紙、アルミ蒸着紙、アスファルトフェルト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シート、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、ガラス繊維不織布等の1種、または2種以上をラミネートしたもの、あるいは防水処理、難燃処理されたシート等からなるものである。
そこで、本発明に係る断熱屋根材の施工方法について説明する。そこで、図4(a)~(c)に示すような断熱屋根材Aを、図1(a)、(b)、図2、図16(a)、(b)~図18に示すように施工するとする。
まず、図1(a)、(b)~図2に示すように下段の断熱屋根材A上に上段の断熱屋根材Aを施工した図16(a)、図17(a)の左の断熱屋根材A1の下連結部14上に、図16(b)、図17(b)に示すように右の断熱屋根材A2の上連結部19を重ね合わせる。
その後、図16(b)、図17(b)に矢印で示すように右の断熱屋根材Aを押し込むように差し込んで施工し、断熱屋根材A2の固定片12を図1に示すように釘等の固定具βにより屋根下地αに固定し、図17(c)に示すように施工するものである。この工程を、右方向、上方向に順次行うことにより、図18に示すように施工を完了するものである。勿論、右の断熱屋根材A2を斜め方向に押し込むように差し込んで施工することも可能である。
以上説明したのは、本発明に係る断熱屋根材の一実施例にすぎず、図19(a)、(b)~図24(a)~(f)に示すように形成することが出来る。
図19(a)、(b)~図21(a)、(b)は凸部18のその他の実施例を示す平面図であり、特に図19(b)~図21(a)、(b)は、凸部18を垂直方向に於いて寸法Tだけ重なるように形成して防水性をさらに強化した断熱屋根材Aである。
図22(a)~()~図24(a)~(f)は凸部18の形状のその他の実施例を示す平面図である。勿論、図では下連結部14を右端部に、上連結部19を左端部に形成しているが、左右を逆に形成しても良いものである。

α 屋根下地
β 固定具
γ 縦目地
γ1 横目地
A 断熱屋根材
A1 断熱屋根材
A2 断熱屋根材
B 金属製屋根材
C 断熱材
D 裏面材
E 軒先唐草
E1 固定片
E2 係止部
E3 立ち上がり片
E4 係止片
E5 化粧片
E6 下片
F 軒先カバー材
F1 カバー面
F2 カバー材固定面
F3 支持面
K 家屋
M 窓
S シート
Y 屋根
1 トラス構造下地
2 横桟
3 軒天部材
4 化粧面
5 裏面
6 段差化粧面
7 差込縁
8 引っ掛け溝
9 雄型連結部
10 嵌合溝
11 嵌合縁
12 固定片
13 雌型連結部
14 下連結部
14a 下端部
15 折り返し片
16 凹部
17 防水空隙
18 凸部
19 上連結部
19a 上端部
20 突出片
21 切り欠き
22 空隙防止片
23 切り欠き
24 水抜き孔
25 第2水抜き孔
26 位置決め片
27 防水空隙

Claims (2)

  1. 屋根下地を断面略C字状の金属製長尺部材でトラス構造下地を構築し、該トラス構造下地上に、金属製屋根材と裏面材間に断熱材を形成し上下端に雄型連結部と雌型連結部を形成した断熱屋根材の働き幅で、軒から棟にかけて複数本横桟を形成し、該横桟は屋根材固定片と屋根材固定片の両端部を下方に屈曲した嵩上げ片と、嵩上げ片の下端を外側方へ突出した固定片よりなる長尺部材であり、該横桟の屋根固定片上に断熱屋根材を形成したことを特徴とする屋根構造。
  2. トラス構造下地と横桟間、あるいは横桟と断熱屋根材間の全面にシートを形成したことを特徴とする請求項1記載の屋根構造。
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