JP2016155571A - 塗布容器と、それを使用する医薬 - Google Patents

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洋行 岡崎
Hiroyuki Okazaki
洋行 岡崎
廣田 剛治
Koji Hirota
剛治 廣田
康暢 今西
Yasunobu Imanishi
康暢 今西
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Abstract

【課題】容器本体10の内圧が高くなることによる不具合を回避する。
【解決手段】容器本体10と、容器本体10の口部11に圧入し、吐出孔24を有するノズル体20と、ノズル体20に内装し、押込み形の栓体33を有する栓部材30と、ねじ式のキャップ40とを設け、栓体33の上端、吐出孔24の下端にそれぞれ互いに当接する斜面35、25を形成し、斜面25に径方向の溝25a、25a…を形成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、押込み形の栓体を有し、吐出孔からの薬液を塗布する塗布容器と、それを使用する医薬に関する。
押込み形の栓体を介して吐出孔を開閉し、吐出孔からの薬液を塗布する塗布容器は、たとえば外気温が高くなると薬液容器内の内圧が高くなり、使用開始時に過大な量の薬液が一時的に吐出されてしまうことがある。このような不具合は、たとえばアルコールのような揮発性の溶剤を含む薬液の場合に殊に発生しがちである。そこで、使用開始に先き立ってキャップを緩めると、それに伴って薬液容器の内圧を自動的に放出し、過大な量の薬液の吐出事故を防止することができる塗布容器が提案されている(たとえば特許文献1)。
すなわち、従来の塗布容器のキャップは、薬液容器の口部の雄ねじに適合する雌ねじを有し、押込み形の栓体に対向する突部が天面に形成され、突部の周りには、押込み形の栓体を内装するノズル体の上端面に垂下してシールするシーリングが形成されている。そこで、使用開始に先き立ってキャップを開方向に回転させると、シールリングの下端がノズル体の上端面から離れてシールが破壊される一方、キャップ側の突部を介して押込み形の栓体が押されてノズル体の吐出孔が開いているため、薬液容器の内圧を外部に有効に放出させることができる。
特開平9−66959号公報
かかる従来技術によるときは、キャップは、使用時を除いて常時突部を介して押込み形の栓体を押し下げているため、栓体を上向きに付勢するばね片にへたりを生じたり、それに起因して塗布時に薬液のぼた落ちを生じたりすることが起こりがちであるという問題があった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、吐出孔を開閉するための液止め用の斜面の一方にガス抜き用の溝を形成することによって、容器本体の内圧が高くなることによる不具合を簡単に回避することができる塗布容器と、それを使用する医薬を提供することにある。
かかる目的を達成するためのこの出願に係る第1発明(請求項1の発明をいう、以下同じ)の構成は、薬液を収容する容器本体と、容器本体の口部に圧入し、上向きの吐出孔を上端に開口するノズル体と、ノズル体に内装し、吐出孔を開閉する押込み形の栓体を有する栓部材と、容器本体の口部に装着するねじ式のキャップとを備えてなり、栓部材は、栓体を上向きに付勢する複数の螺旋状のばね片を一体成形し、栓体の上端、吐出孔の下端には、それぞれ互いに当接する上向き、下向きのリング状の斜面を形成し、斜面の一方には、複数の径方向の溝を形成することをその要旨とする。
なお、キャップは、全閉位置においてノズル体の上端面に密接して吐出孔の周りをシールするシールリングを天面に垂設することができ、シールリングの下端には、ノズル体の上端面に当接する小径のシールリブと、ノズル体の上端の外周縁に密着する大径のシールリブとを形成することができる。
また、各溝は、吐出孔が閉じているとき、容器本体内の薬液が流出しないような断面積に設定してもよい。
第2発明(請求項5の発明をいう、以下同じ)の構成は、第1発明に係る塗布容器に外用薬液が収容されてなることをその要旨とする。
なお、外用薬液が、鎮痛剤、水虫薬、鎮痒剤、痔疾用剤、養毛剤のいずれかであってもよい。
かかる第1発明の構成によるときは、栓部材は、ノズル体に内装され、螺旋状のばね片を介して付勢する押込み形の栓体を介してノズル体の上端の吐出孔を開閉することができる。なお、押込み形の栓体には、吐出孔を貫通してノズル体の上端に突出する突出部が形成されている。また、栓体の上端、吐出孔の下端には、それぞれ互いに当接する上向き、下向きのリング状の斜面が形成され、斜面の一方には、複数の径方向の溝が形成されている。そこで、薬液の塗布に先き立ち、斜面の一方の溝を介して容器本体内の内圧を外部に放出させることができる。ただし、上向き、下向きの斜面は、吐出孔が閉じているときの液止め用であり、斜面の一方の溝は、吐出孔が閉じていても容器本体の内部をキャップ側に連通させるガス抜き用である。
キャップの天面に垂設するシールリングは、キャップの全閉位置においてノズル体の上端面に密接して吐出孔の周りを液密にシールすることにより、保管中、輸送中の温度上昇や、振動、衝撃などによっても、容器本体からの液漏れを有効に防止することができる。なお、シールリングの下端の小径のシールリブ、大径のシールリブは、同心円状の2重のシール構造を形成し、液漏れを一層完全に防止することができる。ただし、小径のシールリブは、ノズル体の上端面に当接してノズル体を弾性変形させ、大径のシールリブは、ノズル体の上端の外周縁に密着してノズル体の過大な変形を防止する。
液止め用の斜面の一方に形成する溝は、1本当たりの断面積をたとえば0.1〜0.3mm2 程度とし、容器本体内の薬液が表面張力により実質的に外部に流出しないように設定することができる。
第2発明の構成によるときは、塗布容器は、キャップを取り外して開封することにより、内部の外用薬液を患部などに塗布することができる。なお、塗布容器に収容する外用薬液は、鎮痛剤、水虫薬、鎮痒剤、痔疾用剤、養毛剤のいずれであってもよい。
要部構成説明図 ノズル体の構成説明図 栓部材の構成説明図 要部構成説明図 動作状態を説明する図1相当図 他の実施の形態を示す図2相当図 他の実施の形態を示す栓部材の構成説明図
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
塗布容器は、容器本体10、ノズル体20、栓部材30の他、ねじ式のキャップ40を備えてなる(図1)。ただし、図1(A)は、要部拡大正面半断面図であり、図1(B)は、同図(A)の要部拡大図である。
容器本体10は、上向きの口部11を有する有底円筒状の容器であり、所定量の図示しない薬液が収容されている。口部11の外周には、キャップ40用の雄ねじ12が形成されている。容器本体10は、たとえばポリプロピレンなどのプラスチック材料により一体成形されている。
ノズル体20は、中間の外フランジ21、下部のスカート部22、上部のノズル部23を有する中空の円筒体である(図2)。ただし、図2(A)〜(C)は、それぞれノズル体20の縦断面図、上面図、底面図であり、図2(D)は、同図(A)の要部拡大図である。スカート部22は、中間部において外径を下向きテーパ状に縮径して小径部22aを形成し、下部内周に上下2段の係合リブ22b、22bが形成されている。また、スカート部22の内面上端には、外フランジ21の下面よりやや高い位置に下向きの段部22cが形成されている。
ノズル部23は、先細のテーパ状に形成されており、ノズル部23の上端部は、さらに上向きテーパ状に縮径されている。ノズル部23の上端面には、円形の吐出孔24が上向きに開口されている。吐出孔24の下端には、下向きのリング状の斜面25が形成されており、斜面25には、径方向の溝25a、25a…が放射状に形成されている。また、斜面25の下端は、短い直線部25b、下向きのテーパ部25cを介してノズル部23の内面に連続している。ノズル体20は、たとえば低密度ポリエチレンなどのプラスチック材料により一体成形されている。
栓部材30は、上下開放の略円筒状のベース部31、螺旋状のばね片32、32…、上部の押込み形の栓体33、上端の突出部34を一体成形している(図3)。ただし、図3(A)〜(C)は、それぞれ栓部材30の全体正面図、縦断面図、上面図である。
ベース部31の下部外周には、下向きの係合リブ31aが形成されており、ベース部31の上端には、上向きテーパ状の小径部31bが形成されている。また、下向き略円筒状の栓体33は、上向きのリング状の斜面35を上端に形成し、突出部34は、栓体33の上面に突設されている。なお、突出部34は、上面視Y字状に形成されている。
ばね片32、32…は、ベース部31と栓体33とを弾発的に連結している。ばね片32、32…は、共通の軸まわりに互いに等ピッチの螺旋状に形成されており、フリー状態から軸方向に圧縮することにより(図3(A)の矢印K1 方向)、上向きの反発力を発生して栓体33を上向きに付勢することができる。栓体33、フリー状態のばね片32、32…の全体外形は、下向きに僅かに拡径する一連のテーパ状に形成されている。
栓部材30は、ノズル体20に内装されている(図4)。ただし、図4(A)、(B)は、それぞれノズル体20、栓部材30の組立縦断図面、上面図であり、図4(C)は、同図(A)の要部拡大図である。
栓部材30は、ノズル体20のスカート部22側から上向きに挿入され、前者のベース部31は、外周の係合リブ31aがスカート部22の内周の係合リブ22b、22bに係合することによりスカート部22内に位置決めされている。また、栓部材30の栓体33は、斜面35がノズル体20の斜面25に対向して当接することにより吐出孔24を内側から閉じるとともに、斜面25の各溝25aを介して液止め用の斜面25、35を内外に連通させている。なお、栓部材30の突出部34は、吐出孔24を下から上に貫通してノズル体20の上端に突出している。また、栓部材30のばね片32、32…は、ノズル体20内においてフリー状態より短縮されており、栓体33を上向きに付勢している。栓部材30は、たとえば低密度ポリエチレンのような弾性を有するプラスチック材料により一体成形されている。
栓部材30は、突出部34を下向きに押すと(図4(A)の矢印K2 方向)、栓体33を押し下げて吐出孔24を開くことができ、突出部34に加える押圧力を除去すると、ばね片32、32…を介して栓体33が上昇し、吐出孔24を閉じることができる。すなわち、栓体33は、吐出孔24を開閉する押込み形となっている。
ノズル体20は、栓部材30を内装して、容器本体10の口部11に圧入して装着することができる(図1)。すなわち、ノズル体20は、外フランジ21の下面が口部11の上端面に当接することによりスカート部22が口部11に圧入されて抜止めされている。
キャップ40は、容器本体10の雄ねじ12に適合する雌ねじ41が下部内周面に形成されており、雄ねじ12、雌ねじ41を介して容器本体10の口部11に着脱自在に装着されている。キャップ40の天面には、環状のシールリング42が垂設されている。なお、シールリング42の下端には、大径、小径のシールリブ42a、42bが下向きに同心円状に形成されている。キャップ40は、たとえばポリプロピレンなどのプラスチック材料により一体成形されている。
キャップ40は、ノズル体20と、ノズル体20の上端に突出する突出部34とをカバーするようにして容器本体10の口部11に装着し(図1(A))、全閉位置に締め込むことができる。このとき、キャップ40の天面のシールリング42は、ノズル体20の上端面に密接して吐出孔24の周りをシールする(図1(B))。すなわち、シールリング42の下端の小径のシールリブ42bは、ノズル体20の上端面に当接し、大径のシールリブ42aは、ノズル体20の上端の外周縁に密着し、両者は、同心円状の2重のシール構造を形成することができる。また、このとき、栓部材30の押込み形の栓体33は、ばね片32、32…を介して上向きに付勢され、ノズル体20の吐出孔24を内側から閉じている。ただし、吐出孔24は、斜面25の各溝25aを介して内外に連通している(図4(C))。
容器本体10内の薬液を使用するときは、それに先き立って、全閉位置のキャップ40を開方向に回転させる(図5(A)の矢印K3 方向)。ただし、図5(A)、(B)は、それぞれ動作状態を示す図1(A)、(B)相当図である。このとき、キャップ40は、雄ねじ12、雌ねじ41を介して口部11から外れる方向に上昇し、天面のシールリング42がノズル体20の上端面から離れてシールリブ42a、42bによるシール構造が破壊される(図5(B))。そこで、容器本体10内の内圧は、斜面25の各溝25a、吐出孔24を介して外部に放出することができる(図5(B)の各矢印方向)。すなわち、斜面25の各溝25aは、容器本体10の内圧を放出させるガス抜き用となっている。
その後、キャップ40を開方向にさらに回転させ、キャップ40を容器本体10の口部11から取り外すと、ノズル体20、突出部34が外部に露出する。そこで、全体を倒立させて突出部34を患部などに押し当ててノズル体20の吐出孔24を開き、容器本体10からの薬液を塗布することができる。なお、容器本体10の内圧は、キャップ40を取り外すに先立って外部に放出されているため、塗布作業の最初に過大な量の薬液が不用意に吐出されるようなことはない。ただし、斜面25の各溝25aは、全体を倒立させるだけでは容器本体10内の薬液が実質的に流出しないように、十分小さい断面積に設定されている。
他の実施の形態
ノズル体20は、下向きのリング状の斜面25の径方向の溝25a、25a…を少数にして幅広に形成することができる(図6)。ただし、図6(A)〜(D)は、それぞれ図2(A)〜(D)相当図である。
なお、図6において、斜面25の各溝25aの部分に代えて、それ以外の略三角形の各部分を溝25a、25a…としてもよい。このときの各溝25aは、吐出孔24側に開口する端部を極めて小さい幅にして、薬液の流出を阻止するための小断面積を一層容易に実現することができる。
ノズル体20の斜面25の溝25a、25a…は、栓部材30の斜面35の溝35a、35a…に代えることができる(図7)。ただし、図7(A)、(B)は、それぞれ栓部材30の正面図、上面図であり、図7(C)は、同図(A)の要部拡大図である。すなわち、ガス抜き用の各溝25a、35aは、斜面25、35のいずれか一方に形成すればよい。また、各溝25a、35aの形態は、それぞれ図2、図6、図7のいずれに準じて形成してもよく、図示以外の任意の形態にしてもよい。ただし、各溝25a、35aは、それぞれリング状の斜面25、35の径方向に、斜面25、35を横切るように形成するものとする。
この発明は、たとえば鎮痛剤、水虫薬、鎮痒剤、痔疾用剤、養毛剤等として用いられる外用液剤などを収容する用途に広く好適に適用することができる。外用液剤に含有せしめる有効成分としては、たとえば、インドメタシン、ケトプロフェン、サリチル酸、サリチル酸グリコール、サリチル酸メチル、ジクロフェナクナトリウム、フェルビナク、ロキソプロフェンナトリウム水和物等の消炎鎮痛剤;ウンデシレン酸、ウンデシレン酸亜鉛、フェニル−11−ヨード−10−デンデシノエート、エキサラミド、塩酸テルビナフィン、塩酸ブテナフィン、クロトリマゾール、硝酸エコナゾール、硝酸ミコナゾール、チオコナゾール、ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛、シクロピロクスオラミン、シッカニン、トリコマイシン、ピロールニトリン、チアントール、2,4,6−トリブロムフェニルカプロン酸エステル、トリメチルセチルアンモニウムペタンクロロフェネート、トルシクラート、トルナフタート、ルリコナゾール、ラノコナゾール等の抗白癬菌剤;コルチゾン酢酸エステル、デキサメタゾン酢酸エステル、デキサメタゾン、ヒドロコルチゾン酢酸エステル、ヒドロコルチゾン、プレドニゾロン酢酸エステル、プレドニゾロン、ヒドロコルチゾン酪酸エステル、プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル等の副腎皮質ホルモン;アミノ安息香酸エチル、塩酸ジブカイン、塩酸プロカイン、塩酸リドカイン、ジブカイン、リドカイン等の局所麻酔剤;塩酸ナフォゾリン、塩酸フェニレフリン等の血管収縮剤、塩酸ジフェニルピラリン、塩酸ジフェンヒドラミン、クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン等の抗ヒスタミン剤;クロタミン;肝油、パルミチン酸レチノール、ビタミンA油、酢酸トコフェロール、トコフェロール、パンテノール等のビタミン類;カンフル、ハッカ油、ボルネオール、メントール、ユーカリ油等のテルペン類;グリチルリチン酸、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸等のグリチルリチン酸類等を挙げることができ、これらは適宜1種又は2種以上を用いることができ、公知の製剤化技術を用いて外用液剤を製することができる。
10…容器本体
11…口部
20…ノズル体
24…吐出孔
25…斜面
25a…溝
30…栓部材
32…ばね片
33…栓体
35…斜面
35a…溝
40…キャップ
42…シールリング
42a、42b…シールリブ

特許出願人 興和株式会社 伸晃化学株式会社

Claims (6)

  1. 薬液を収容する容器本体と、該容器本体の口部に圧入し、上向きの吐出孔を上端に開口するノズル体と、該ノズル体に内装し、前記吐出孔を開閉する押込み形の栓体を有する栓部材と、前記容器本体の口部に装着するねじ式のキャップとを備えてなり、前記栓部材は、前記栓体を上向きに付勢する複数の螺旋状のばね片を一体成形し、前記栓体の上端、前記吐出孔の下端には、それぞれ互いに当接する上向き、下向きのリング状の斜面を形成し、該斜面の一方には、複数の径方向の溝を形成することを特徴とする塗布容器。
  2. 前記キャップは、全閉位置において前記ノズル体の上端面に密接して前記吐出孔の周りをシールするシールリングを天面に垂設することを特徴とする請求項1記載の塗布容器。
  3. 前記シールリングの下端には、前記ノズル体の上端面に当接する小径のシールリブと、前記ノズル体の上端の外周縁に密着する大径のシールリブとを形成することを特徴とする請求項2記載の塗布容器。
  4. 前記各溝は、前記吐出孔が閉じているとき、前記容器本体内の薬液が流出しないような断面積に設定することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の塗布容器。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか記載の塗布容器に外用薬液が収容されてなる医薬。
  6. 外用薬液が、鎮痛剤、水虫薬、鎮痒剤、痔疾用剤、養毛剤のいずれかである請求項5記載の医薬。
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