JP2016154406A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】永久磁石を用いることなく、有効にマグネットトルクを利用可能な磁気変調二軸型の回転電機を提供すること。
【解決手段】回転電機100は、集中巻きの電機子コイル14を有するステータ10と、電機子コイルで発生した磁束が鎖交する磁路部材21が配置されるアウタロータ20と、磁路部材を通過する磁束の鎖交により誘導電流を誘起させる誘導コイル34および界磁電流の通電によって磁界を発生させる界磁コイル35が巻かれる複数のロータティース32を有するインナロータ30と、誘導コイルで発生する誘導電流を直流の界磁電流に整流する整流回路36とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダブルロータタイプの回転電機に関する。
回転電機は、各種装置に動力源として搭載されている。例えば、車両の場合には単独に搭載されて電気自動車の動力源として機能し、あるいは、内燃機関と共に搭載されてハイブリッド車の動力源として機能する。
ハイブリッド車の場合、遊星歯車を介して内燃機関と組み合わせて発電用と駆動用とで活用するシステムに組み込まれる場合がある。この場合には、内燃機関と、発電用モータと、駆動用モータとのそれぞれを遊星歯車と共にシステム内に組み込むことから大型化してしまい小型車両に車載するのが難しい、という課題があった。
これに対して、特許文献1に記載の回転電機では、発電用モータ、駆動用モータ、および遊星歯車(ギヤ)として機能させることができるように複合化されている。
例えば、図9に示すように、特許文献1に記載の回転電機Mは、6極対の電機子コイルCを有するステータS(極対数A)と、10極対の永久磁石PMを有する第1のロータR1(極対数P)と、16極の磁気導通路MPを有する第2のロータR2(極数H(A+P))と、を備えている。この回転電機Mは、磁気変調原理を利用して、ステータSと、第1のロータR1と、第2のロータR2との3つの要素を、遊星歯車におけるサンギヤ、リングギヤ、キャリアと同等に機能させることができる磁気変調型二軸モータになっている。
特開2013−188065号公報
しかしながら、特許文献1に記載の回転電機Mにあっては、永久磁石の磁力をマグネットトルクとして利用できるIPMモータ(Interior Permanent Magnet Motor)のように、トルク密度を増大させて大出力を得るようにすることが難しく、そのトルクを補うためには残留磁束密度の大きな高価な永久磁石を用いる必要がある。
また、回転電機Mの構造では、永久磁石に鎖交する磁束の変動が大きいことから、保磁力が大きく、しかも、熱による減磁の少ない、例えば、Dy(ジスプロシウム)やTb(テルビウム)のような高価な希土類を添加した高価な永久磁石、例えば、Nd−Fe−B磁石(ネオジウム磁石)を採用する必要がある。
そこで、本発明は、永久磁石を用いることなく、有効にマグネットトルクを利用可能な磁気変調二軸型の回転電機を提供することを目的としている。
上記課題を解決する回転電機の発明の一態様は、通電により磁束を発生させる電機子コイルを有するステータと、前記磁束の通過により回転する第1のロータと、前記第1のロータを通過する前記磁束の磁路の途中に配置されて回転する第2のロータと、を備える回転電機であって、前記ステータは、前記電機子コイルが集中巻きされて、前記第2のロータは、周方向に所定の間隔を保持するように複数の軟磁性体が配置されて、前記第1のロータは、前記電機子コイルで発生した磁束の鎖交により誘導電流を誘起させる誘導コイル、および、前記誘導電流の通電によって磁界を発生させる界磁コイルが巻かれて周方向に並列されている複数の突極部と、前記誘導コイルで発生する前記誘導電流を直流電流に整流する整流回路と、を備える。
このように本発明の一態様によれば、永久磁石を用いることなく、マグネットトルクを有効に利用可能な第1のロータと第2のロータとを備える磁気変調二軸型の回転電機を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る回転電機を示す図であり、その概略構成の1/2モデルを示す回転軸に直交する断面図である。 図2は、その回転電機の概略全体構成を説明するモデルであり、その回転軸と平行な断面概念図である。 図3は、インナロータに設置するダイオードの接続閉回路を示す結線図である。 図4は、ステータ(回転磁束)と、アウタロータと、インナロータとの回転速度の関係を示す概念図である。 図5は、図4におけるステータ(回転磁束)と、アウタロータと、インナロータとが同一の周波数で回転する場合の関係を示す概念図である。 図6は、電機子コイルを分布巻きにしたときのトルク特性を示すグラフである。 図7は、誘導コイルで鎖交する磁束に応じて発生する誘起電圧を示すグラフである。 図8は、電機子コイルを集中巻きする本実施形態でのトルク特性を示すグラフである。 図9は、実施形態と比較する異なる構造の磁気変調二軸型の回転電機を示す図であり、その概略全体構成を示す回転軸に直交する断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1〜図9は本発明の一実施形態に係る回転電機を説明する図である。
図1および図2において、回転電機(ダブルロータ型モータ)100は、概略円筒形状に形成されているステータ10と、このステータ10内に回転自在に収納されて軸心に一致するアウタ回転軸(単に回転軸ともいう)101が固定されているアウタロータ(第2のロータ)20と、このアウタロータ20内に回転自在に収納されて軸心に一致するインナ回転軸(単に回転軸ともいう)102が固定されているインナロータ(第1のロータ)30と、を備えている。なお、図1は機械角360度のうちの180度分(1/2)の径方向断面図を図示している。
ステータ10には、軸心に向かう径方向に延伸されている複数本のステータティース12が周方向に並列されており、ステータティース12は、後述するアウタロータ20の磁路部材21の外周面21aにエアギャップG1を介して内周面12a側を対面させるように形成されている。
このステータ10は、ステータティース12の側面12b間をスロット13として、巻線コイルを集中巻きした電機子コイル14が設けられており、その電機子コイル14に電力供給されて発生される磁束をアウタロータ20やインナロータ30に鎖交させることによりこれらロータ20、30をそれぞれ回転駆動させる。
アウタロータ20は、透磁率の高い鋼材などの軟磁性体からなる角柱状の磁路部材21が軸方向に延伸されて周方向に並列されており、磁路部材21は、例えば、アウタロータ20の軸方向の一端側に位置する円盤状の第1エンドプレート25と、軸方向の他端側に位置する同心のリング形状に形成されている第2エンドプレート26とに両端部を連結支持されて、所謂、カゴ型モータのロータ形態に形成されている。
すなわち、このアウタロータ20は、磁束を良く通す磁路部材21と、磁束を通さない空隙22とが周方向に交互に位置しており、ステータ10のステータティース12の内周面12aと、後述するインナロータ30のロータティース32の外周面32aとに、磁路部材21の径方向の両端面側の外周面21aと内周面21bとが、周方向に空隙22を間に挟んで連続して対面するように形成されている。
このアウタロータ20は、ステータ10の電機子コイル14で発生し鎖交する磁束が磁路部材21を効率よく通過する一方、空隙22ではその磁束の通過を妨げる。このステータ10の電機子コイル14で発生する磁束は、アウタロータ20の磁路部材21を通過した後には、後述するように、インナロータ30のロータティース32の外周面32aに鎖交して、再度、アウタロータ20の磁路部材21を通過することにより、ステータ10に戻る磁気回路を形成する。
このとき、アウタロータ20は、ステータ10に対して回転するので、磁束を通過させる磁路部材21と磁束の通過を制限する空隙22とが繰り返し切り換えられて磁気回路を形成する。
これにより、アウタロータ20は、電機子コイル14で発生し鎖交する磁束を変動させることができる。このため、このアウタロータ20では、ステータ10とインナロータ30との間でエアギャップG1と後述のエアギャップG2とを介して通過する磁束がインナロータ30側に鎖交する際に、後述する電磁力に応じた磁路を選択して経由することにより磁束密度に回転方向の偏りを発生させつつ、その磁路を最短にしようとする回転トルク(回転力)が発生して回転することができる。
インナロータ30は、軸心から離隔する径方向に向かって延長されている複数本のロータティース(突極部)32が周方向に並列されており、ロータティース32は、アウタロータ20の磁路部材21の内周面21bにエアギャップG2を介して外周面32aを対面させるように形成されている。
このロータティース32は、隣接するロータティース32の側面32b間をスロット33として、アウタロータ20側に誘導コイル34が巻き付けられているとともに、軸心側に界磁コイル35が巻き付けられている。
誘導コイル34は、ロータティース32毎にインナロータ30の径方向に対して、後述する分類(グループ)毎に同一の周回巻線となる集中巻に形成されている。また、誘導コイル34は、インナロータ30の周方向に配列されており、その分類毎に直列接続されて両端部が並列接続されている。この誘導コイル34は、鎖交する磁束密度が変化することにより誘導電流を発生(誘起)する。
界磁コイル35は、ロータティース32毎にインナロータ30の径方向に対して隣同士が逆向きの周回巻線となる集中巻きになるように形成されている。また、界磁コイル35は、インナロータ30の周方向に配列されており、そのコイルの両端部がインナロータ30の外周側と軸心側とを接続して全直列接続されている。この界磁コイル35は、界磁電流が供給されることにより励磁されて電磁石として機能する。
これら誘導コイル34と界磁コイル35は、図3に示すように、整流回路36と共に閉回路39を形成しており、閉回路39は、後述の分類毎の誘導コイル34で発生する交流の誘導電流を、整流回路36を構成するダイオード(整流素子)37A、37B、37C、37Dのそれぞれが一方向に整流して、界磁コイル35に可能な限り平滑化された直流界磁電流として供給するように結線される回路構成となっている。
この回路構成により、誘導コイル34で発生させた誘導電流を整流し、界磁電流として界磁コイル35を励磁させることにより、ロータティース32を電磁石として機能させることができる。この界磁コイル35による電磁石は、その電磁力によって、ステータ10の電機子コイル14で発生してアウタロータ20の磁路部材21を通過する磁束の磁路中における磁束密度に偏りを生じさせることができる。また、この界磁コイル35による電磁石は、インナロータ30からアウタロータ20に鎖交させる磁束を増量する(回転トルクを補助する)ことができる。
ここで、整流回路36は、誘導コイル34や界磁コイル35を多極化させる場合でも、後述する誘導コイル34の分類分けをしてダイオード37A、37B、37C、37D毎に誘導コイル34を直列接続することにより使用数を抑えている。
整流回路36は、誘導コイル34で発生する交流の誘導電流の電流波形が可能な限り重なるように分類して、ダイオード37A、37B、37C、37D毎の上流側に誘導コイル34を接続するようになっている。この誘導コイル34は、誘導電流の交流波形がダイオード37A、37Bとダイオード37C、37Dとでそれぞれ180度程度の位相差になるように結線して、一方の誘導電流を反転させて半波整流出力する中性点クランプ型の半波整流回路を形成している。
これにより、誘導コイル34は、それぞれダイオード37A、37B、37C、37Dの何れかに直列接続することにより、交流の誘導電流が整流されて平滑化されている直流電流を、直列接続されている界磁コイル35に界磁電流として供給(通電)することができる。
この閉回路39の界磁コイル35は、隣接するロータティース32毎の巻付方向を逆向きにされている。このことから、磁気回路の一部を構成するインナロータ30の一つのロータティース32は、鎖交する磁束をアウタロータ20の磁路部材21から誘導する方向となるS極を対面させる電磁石として機能するように磁化されている。また、隣接するもう一つのロータティース32は、磁束をアウタロータ20側に誘導する方向となるN極を対面させる電磁石として機能するように磁化されている。
ところで、インナロータ30は、アウタロータ20の回転によって変調されない成分を含むステータ10からの非同期の磁束がロータティース32の外周面32aに鎖交する。
すなわち、回転電機100は、インナロータ30の誘導コイル34に鎖交する磁束に、アウタロータ20により変調されずに(インナロータ30の回転に同期せずに)変動する成分が含まれており、誘導コイル34に誘導電流を発生させることができる。そして、その誘導電流をダイオード37A〜37Dで整流して直流界磁電流とし、界磁コイル35に通電することにより、ロータティース32を電磁石として機能させて界磁磁束を発生させることができる。
これに加えて、インナロータ30は、ステータ10からアウタロータ20を介して鎖交する磁束のうちで、そのアウタロータ20の回転によって変調された磁束がインナロータ30の回転と同期して鎖交する。これによって、回転電機100は、トルクを発生することができる。
これらのことから、回転電機100は、永久磁石を設けることなく、インナロータ30をマグネットトルク(回転力)により回転させることができる。このインナロータ30では、磁化方向(N極、S極)が周方向に向かって交互になるように並列されている電磁石としてロータティース32を機能させることにより、アウタロータ20との間で鎖交させる磁束を、円滑にスロット33を迂回させて受け渡すことができる。
この回転電機100は、ステータ10に対してアウタロータ20が回転し、また、その回転するアウタロータ20(磁路部材21)を経由する磁束が鎖交されるインナロータ30がマグネットトルクにより回転されるので、アウタロータ20を低速回転させつつインナロータ30を高速回転させることができる。
また、この回転電機100は、ステータ10、アウタロータ20およびインナロータ30の構造に応じて上述の回転駆動に必要なトルクが発生するようになっている。具体的には、ステータ10の電機子コイル14の極対数をAとし、アウタロータ20の極数となる磁路部材21の数をHとし、インナロータ30の極対数となるロータティース(電磁石)32の極対数をPとしたときに、次式(1)を成立させる組み合わせとなる。
H=|A±P| ......(1)
この構造では、トルクを効果的に発生させてアウタロータ20とインナロータ30とをステータ10に対して効率よく回転させることができる。例えば、本実施形態の回転電機100では、ステータ10の電機子コイル14の極対数A=6、アウタロータ20の磁路部材21の極数H=16、および、インナロータ30のロータティース32の極対数P=10であり、上記の式(1)を満たしている。
そして、回転電機100は、ステータ10内にアウタロータ20を回転自在に収容されて、さらに、そのアウタロータ20内にインナロータ30を回転自在に収容されており、アウタロータ20およびインナロータ30と一体に同軸回転するアウタ回転軸101とインナ回転軸102とがそれぞれ設けられている。
このため、回転電機100は、図2に示すように、遊星歯車に対応して、ステータ10がサンギヤに、アウタロータ20がキャリアに、インナロータ30がリングギヤとして機能することができるようになっており、磁気変調原理を利用して動力を伝達することのできる磁気変調型二軸モータの構造となっている。なお、本実施形態に係る回転電機100は、磁路部材21が形成されるアウタロータ20がキャリアとして機能するよう構成される。
この構造により、回転電機100は、図示することは省略するが、例えば、ハイブリッド自動車にエンジン(内燃機関)と共に駆動源として搭載する場合、アウタロータ20のアウタ回転軸101とインナロータ30のインナ回転軸102とをそれぞれ車両の動力伝達経路に直接連結して、ステータ10の電機子コイル14にインバータを介して車両のバッテリを接続することにより、駆動源と共に動力伝達機構としても機能させることができる。
ここで、回転電機100は、ステータ10の電機子コイル14を集中巻きにしているが、その電機子コイル14を分布巻きにすることも考えられる。電機子コイル14を分布巻きにする場合には、高調波成分の少ない磁束を発生させて回転磁界としアウタロータ20やインナロータ30を回転駆動させることができる。
ところで、この回転電機100は、上述のように、遊星歯車に対応する磁気変調型二軸モータの構造であることから、図4に示すように、ステータ10(電機子コイル14で生じる回転磁束)と、アウタロータ20(磁路部材21)と、インナロータ30(誘導コイル34)とのそれぞれの回転周波数を縦軸にしたときに直線的に連続する関係となる、所謂、共線図を作成することができる。例えば、インナロータ30の回転速度(回転周波数)を300Hzに固定してステータ10の回転磁界の回転周波数を変化させることができる。このとき、アウタロータ20の回転を停止させるステータ10の回転磁界は500Hzとなり、ステータ10の回転磁界とインナロータ30の回転速度の差分周波数800Hzで回転する。
なお、図4において、ステータ10と、アウタロータ20と、インナロータ30とのそれぞれの回転周波数の縦軸の間隔は、上記の式(1)におけるアウタロータ20(極数H=16)を中心としてステータ10(極対数A=6)とインナロータ30(極対数P=10)の逆数比となっている。
この構造では、図5に示すように、ステータ10(回転磁界)、アウタロータ20およびインナロータ30のいずれもが300Hzで同一回転する場合には、ステータ10の回転磁界とインナロータ30との回転速度に差がない(アウタロータ20との回転速度差もない)状況となる。
この状況において、ステータ10の電機子コイル14を分布巻きにする上述の構造(誘導コイル34を2つに分類して整流回路36を2つのダイオードで整流した誘導電流を界磁コイル35に通電する構造)を採用すると、図6に示すように、この構造では、ステータ10の回転磁界とインナロータ30の回転速度の差分周波数が0となって、アウタロータ20を独自回転させるトルクを得ることが出来ない。すなわち、このときには、ステータ10での回転磁束とインナロータ30(誘導コイル34)との回転速度に差がないことから、誘導コイル34に鎖交する磁束量に変化が生じない状況となり、界磁コイル35に界磁電流を通電することが出来ずにマグネットトルクを利用することが出来ない。
これに対して、本実施形態の回転電機100は、ステータ10の電機子コイル14を集中巻きにしていることから、アウタロータ20(磁路部材21)を介してインナロータ30の誘導コイル34には第2次空間高調波成分の重畳する磁束が鎖交する。ここで、第2次空間高調波成分とは、電機子コイル14に供給する基本周波数(正弦波形)の交流駆動電流で発生する回転磁束に重畳する磁束であり、ステータ10の基本回転磁束(基本周波数)の2倍の周波数で、基本周波数の回転磁界の逆向きに発生する磁束である。
これにより、誘導コイル34では、ステータ10の電機子コイル14で発生する基本周波数の回転磁界と、その回転磁界に重畳する第2次空間高調波成分と、が鎖交して、それぞれのインナロータ30の回転周波数に対する回転速度差に応じて変化する磁束により誘導電流が発生する。この場合、誘導コイル34は、インナロータ30に鎖交する磁束の回転周波数差に応じた誘導電流を発生する。これは、ステータ10の電機子コイル14に交流駆動電流を通電することにより生じる基本周波数の回転磁界と、この回転磁界に重畳する第2次空間高調波成分と、でインナロータ30に対する回転周波数(回転速度)が異なるので、それぞれの回転周波数差に応じた誘導電流が発生するというものである。
したがって、図7に誘導コイル34における誘導特性を誘起電圧で示すように、ステータ10の電機子コイル14で発生する基本周波数の回転磁界と、この回転磁界に重畳する第2次空間高調波成分と、でインナロータ30に対する回転周波数(回転速度)の変化の傾向が異なっている。そして、ステータ10の電機子コイル14で発生する基本周波数の回転磁界と、この回転磁界に重畳する第2次空間高調波成分のそれぞれが異なるタイミングで同一速度(周波数)となり、そのときには誘導コイル34に誘導電圧を発生させない。
このため、誘導コイル34で発生する誘導電流波形は、ステータ10の電機子コイル14で発生する基本周波数の回転磁界に第2次空間高調波成分が重畳するタイミングが周方向に異なることから、誘導コイル34i1〜34i10毎にずれが生じている。このことから、誘導コイル34は、誘導電流波形の同相か逆相かのみで分類するだけでは合成したときに逆相となる範囲が大きくなって損失となってしまう位置関係が存在する。なお、図1には回転電機100を2分割にして図示しており、誘導コイル34i1〜34i10が図中の反時計回りに同様に繰り返されて配置されている。すなわち、言い換えると、インナロータ30の周方向における配列パターンが同一になるように分類されて配置されている(図3を参照)。
そこで、本実施形態の回転電機100は、整流回路36の整流素子としてダイオード37A〜37Dの4個を使用し、誘導コイル34i1〜34i10のそれぞれで発生する誘導電流の交流波形ができるだけ重なるように、その誘導コイル34i1〜34i10を分類して接続している。すなわち、誘導コイル34で発生する誘導電流の電流値が、可能な限り、整流前の合成(合流)時に、所謂、相殺されて減少してしまわないように、誘導コイル34i1〜34i10を分類している。また、言い換えると、閉回路39は、同一分類内における誘導電流の電流波形で逆相となる範囲が最小となるように誘導コイル34i1〜34i10をグループ34A、34B、34C、34Dに分類して、それぞれ直列接続している。
具体的には、誘導コイル34i1、34i3、34i4のグループ34Aと誘導コイル34i6、34i8、34i9のグループ34Cとにおいて発生する誘導電流が逆相となる位相関係にあり、さらに、誘導コイル34i7、34i10のグループ34Bと誘導コイル34i2、34i5のグループ34Dとにおいて発生する誘導電流が逆相となる位相関係にある。
また、このうちグループ34A、34Bは、大まかには同相で変移する電流波形であるがその波形中において逆相となる範囲の大小でも区別(分類)することにより、ダイオード37A、37Bの上流側で誘導電流を合流させる際に、合成した電流値が小さくなってしまうことを出来るだけ回避するように組み合わせている。グループ34C、34Dでも、同様に区別することにより、ダイオード37C、37Dの上流側で合成した電流値が小さくなってしまうことを出来るだけ回避するように組み合わせている。
この結果、誘導コイル34は、グループ34A、34B、34C、34Dに分類して、その分類毎にそれぞれダイオード37A、37B、37C、37Dに直列接続して経由させることにより、損失少なく交流の誘導電流を整流して、できるだけ平滑化させた直流電流を直列接続されている界磁コイル35に供給(通電)することができる。
したがって、ステータ10の電機子コイル14で発生する基本周波数の回転磁束に第2次空間高調波成分が重畳していることから、アウタロータ20側に鎖交する磁束によって発生する誘導電流波形は、誘導コイル34の周方向の配置位置に応じて異なる。このため、図6に示す電機子コイル14を分布巻きにする場合にアウタロータ20を独自回転させるトルクを得ることが出来なくなってしまうタイミングには、誘導コイル34で誘導電流を発生させて界磁電流として界磁コイル35に通電することができ、マグネットトルクを利用して回転トルクを確実に得ることが出来る。
ところで、特許文献1に記載の回転電機Mは、図9に示すように、ステータSの電機子コイルCの極対数A=6、アウタロータR1の永久磁石PMの極対数P=10、インナロータR2の磁気導通路MPの極数H(A+P)=16の構造で、磁気変調原理を利用して遊星歯車におけるサンギヤ、リングギヤ、キャリアと同等に機能する磁気変調型二軸モータに構成されている。
これに対して、回転電機100は、ステータ10の電機子コイル14の極対数A=6、インナロータ30のロータティース32の極対数P=10、アウタロータ20の磁路部材(変調子)21の極数H(A+P)=16の構造で、上記の式(1)を満たしており、アウタロータ20には変調子(磁気導通路)を、インナロータ30には電磁石(ロータティース32)を配置している。これにより、図8のグラフに示すように、電機子コイル14を分布巻きで作製する構造のようにトルクが得られなくなる回転条件をなくして、その回転電機Mと同等のトルク波形で回転駆動させることができる。回転電機100のインナロータ30で利用する電磁力は、ロータティース32の径方向に十分な長さを確保して誘導コイル34と界磁コイル35の巻数によりその巻線量や比率を調整することができ、最適な誘導電流や界磁電流を発生させて十分なトルクを得ることができる。
また、回転電機100では、誘導コイル34と界磁コイル35とをインナロータ30側のロータティース32に巻き付けて設置していることから、コイル長を十分に確保しつつ磁気抵抗の脈動が大きくなるようにすることができており、誘導コイル34で大きな誘導電流を発生させて界磁コイル35に大きな界磁電流を供給することができ、十分な電磁力を発生させてマグネットトルクとして回転駆動に寄与させることができる。
ここで、回転電機Mのように、アウタロータ20側に十分な長さを有する突極を配置して誘導コイルや界磁コイルを巻き付けることもできるが、この場合には、相対的にインナロータの径が小さくなってしまい磁気抵抗の脈動も小さくなって十分な電磁力(マグネットトルク)を得ることができない。このため、本実施形態の回転電機100の構造を採用するのが好適である。
このように、本実施形態の回転電機100においては、アウタロータ20に複数の磁路部材21を配置して、インナロータ30のロータティース32に誘導コイル34と界磁コイル35とを配置する。このため、ステータ10の電機子コイル14に交流の駆動電流を供給することにより発生する磁束を、アウタロータ20の磁路部材21を通過させて、インナロータ30のロータティース32に鎖交させ誘導コイル34に誘導電流を発生させることができ、その誘導電流をダイオード37A〜37Dで整流して界磁コイル35に供給することにより界磁磁束を発生させることができる。
このことから、回転電機100では、永久磁石を用いることなく、ステータ10で発生させた磁束に加えて、インナロータ30で発生させた磁束もアウタロータ20(磁路部材21)を介してステータ10に戻すことができ、閉じた磁気回路を形成することができる。
したがって、回転電機100は、その磁気回路における磁路長を最短にしようとするトルクを発生させることができる。また、インナロータ30のロータティース32を電磁石として機能させることによるマグネットトルクで回転トルクを発生させることができる。
この結果、永久磁石を用いることなく、マグネットトルクを有効に利用可能なアウタロータ20とインナロータ30とを備える磁気変調二軸型の回転電機100を提供することができる。
ここで、誘導コイル34は、インナロータ30のロータティース32の外周側において、誘導電流波形に応じた分類毎に同一方向の集中巻きにし、界磁コイル35はそのロータティース32の軸心側に巻付方向を交互にして集中巻きにしている。このため、回転電機100では、アウタロータ20(磁路部材21)を介してステータ10の電機子コイル14による磁束を誘導コイル34に効果的に鎖交させて効率よく誘導電流を発生させることができ、界磁コイル35の巻付方向に応じて磁化させて電磁石としてのN極とS極とを交互にアウタロータ20の磁路部材21に対面させて適正な磁気回路を形成することができる。
また、ステータ10の電機子コイル14も集中巻きにされているため、インナロータ30側に鎖交する回転磁束に重畳する高調波成分が、誘導コイル34に鎖交することによって誘導電流が発生する。その誘導電流の電流波形に応じて分類されている誘導電流が、整流回路36のダイオード37A〜37Dにより無駄を少なく整流されることにより、界磁コイル35で大きなマグネットトルクを発生させて回転トルクを効果的に得ることが出来る。
ここで、本実施形態の第1の他の態様としては、図示することは省略するが、インナロータ30のロータティース32内に永久磁石を埋設してもよい。この永久磁石は、ダイオード37A〜37Dにより整流してロータティース32を電磁石として機能させるときの磁化方向に、磁極(N極、S極)が一致するように配置する。この場合には、ロータティース32の電磁石の磁力に、永久磁石の磁力を加えて機能させることができ、より大きな磁力を作用させてインナロータ30(インナ回転軸102)を大きなトルクで回転駆動させることができる。なお、この永久磁石は、誘導コイル34により機能させる電磁力を補助するだけの磁力で十分であることから、例えば、ネオジウム磁石のような希少で高価な永久磁石である必要はなく、安定供給可能で安価な種類のものを採用すればよい。なお、ネオジウム磁石のような希少で高価な永久磁石を採用してもよく、この場合、安定して大きなトルクを得ることができる。
さらに、本実施形態の第2の他の態様としては、回転電機100のように径方向にエアギャップG1、G2を形成するラジアルギャップ構造に限定されず、回転軸方向にギャップを形成するアキシャルギャップ構造で構成しても良い。この場合も、軸方向に並列するステータと2組のロータ側にそれぞれ電機子コイルや磁路部材、誘導コイルを配置する。
また、回転電機100のようなラジアルギャップ構造の場合には、ステータ10やアウタロータ20やインナロータ30を電磁鋼板の積層構造で構成することに限定されず、例えば、鉄粉などの磁性を有する粒子の表面を絶縁被覆処理した軟磁性複合粉材(Soft Magnetic Composites)をさらに鉄粉圧縮成形および熱処理製造した圧粉磁心、所謂、SMCコアを採用してもよい。このSMCコアは、成形が容易であることからアキシャルギャップ構造に好適である。
また、回転電機100は、車載用に限定されるものではなく、例えば、風力発電や、工作機械などの駆動源として好適に採用することができる。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
10 ステータ
12 ステータティース
14 電機子コイル
20 アウタロータ(第2のロータ)
21 磁路部材
22 空隙
30 インナロータ(第1のロータ)
32 ロータティース(突極部)
34 誘導コイル
35 界磁コイル
36 整流回路
37A〜37D ダイオード(整流素子)
39 閉回路
100 回転電機
101 アウタ回転軸
102 インナ回転軸
G1、G2 エアギャップ

Claims (5)

  1. 通電により磁束を発生させる電機子コイルを有するステータと、
    前記磁束の通過により回転する第1のロータと、
    前記第1のロータを通過する前記磁束の磁路の途中に配置されて回転する第2のロータと、を備える回転電機であって、
    前記ステータは、前記電機子コイルが集中巻きされて、
    前記第2のロータは、周方向に所定の間隔を保持するように複数の軟磁性体が配置されて、
    前記第1のロータは、前記電機子コイルで発生した磁束の鎖交により誘導電流を誘起させる誘導コイル、および、前記誘導電流の通電によって磁界を発生させる界磁コイルが巻かれて周方向に並列されている複数の突極部と、前記誘導コイルで発生する前記誘導電流を直流電流に整流する整流回路とを備える、回転電機。
  2. 前記整流回路は、前記誘導電流の電流波形が重なる前記誘導コイル毎に分類された当該誘導コイルが整流素子の上流側に接続され、前記界磁コイルが前記整流素子の下流側に接続される、請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記整流回路は、同一分類内における前記誘導電流の電流波形の逆相となる範囲が最小となる組み合わせに前記誘導コイルが分類される、請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記整流回路は、同一分類内の前記誘導コイルが当該分類毎に前記整流素子の上流側で直列接続されている、請求項2または請求項3に記載の回転電機。
  5. 前記誘導コイルは、前記第1のロータの周方向における配列パターンが同一になるように分類されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機。

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