JP2016153335A - 吊荷監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モニタの画面から実空間上での任意の高さ位置を直感的に認識することのできる吊荷監視装置を提供する。
【解決手段】クレーンの伸縮ブームの先端部に設けた監視カメラ30と、監視カメラ30で撮像した画像を表示するモニタ70とを備えた吊荷監視装置100であって、監視カメラ30が撮像している撮像空間の任意の高さの位置の平面を示す網目状のガイド線を、モニタ70の画像上にその高さ位置に対応させて重畳表示する。
【選択図】図3

Description

この発明は、吊荷監視カメラで撮像された画像上に所定の高さ位置の水平面を示すガイド線を重畳表示する吊荷監視装置に関する。
従来から、ブームの先端部にテレビカメラを設けたクレーン用監視カメラ装置が知られている(特許文献1参照)。
係るクレーン用監視カメラ装置は、ブームの先端部にカメラハウジングを設け、このカメラハウジング内にテレビカメラを下向きに且つ揺動可能に設けたものである。
このクレーン用監視カメラ装置によれば、テレビカメラをX,Y方向に適宜揺動させることによって、フックをモニタの画面中央に位置させることができ、これによりフック周辺領域が広く映し出され、フック周辺状況を明確に確認することができることになる。
特開平6−30315号公報
しかしながら、このようなクレーン用監視カメラ装置にあっては、テレビカメラをX,Y方向に適宜揺動させて、モニタの画面中央にフックを映し出すようにしただけなので、モニタの画面から実空間上での任意の高さ位置が直感的に認識し難いという問題があった。
この発明の目的は、モニタの画面から実空間上での任意の高さ位置を直感的に認識することのできる吊荷監視装置を提供することにある。
請求項1の発明は、作業車のブームの先端部に設けた吊荷監視カメラと、吊荷監視カメラで撮像した画像を表示するモニタとを備えた吊荷監視装置であって、
前記吊荷監視カメラが撮像している撮像空間の任意の高さの位置の平面を示す網目状のガイド線を、前記モニタの画像上にその高さ位置に対応させて重畳表示することを特徴とする。
この発明によれば、モニタの画面から実空間上での任意の高さ位置を直感的に認識することができる。
この発明に係る吊荷監視装置を搭載した移動式クレーンを示した側面図である。 吊荷監視装置の構成を示したブロック図である。 図2に示す吊荷監視装置の画像処理コントローラの構成を示したブロック図である。 フックの高さを示す平面に網目状のガイド線を重畳表示したモニタの画面の表示例を示した説明図である。 図4に示すフックを下げた場合を示した説明図である。 地上を任意の高さ位置とした場合の画面を示した説明図である。 ガイド線をクモの巣状に形成した場合の画面を示した説明図である。 ガイド線を半径方向と旋回方向を示す線で形成した場合の画面を示した説明図である。 他の例の高さ位置の平面を示した説明図である。
以下、この発明に係る吊荷監視装置の実施の形態である実施例を図面に基づいて説明する。
[第1実施例]
図1に作業領域線表示装置を搭載した作業機であるクレーン(作業車)としてラフテレーンクレーン10を示す。このラフテレーンクレーン10(以下クレーンとして記載する)は、走行機能を有する車両の本体部分となるキャリア11と、このキャリア11の前側に設けられた左右一対の前側アウトリガ12と、キャリア11の後側に設けられた左右一対の後側アウトリガ13と、キャリア11の上部に水平旋回可能に取り付けられた旋回台14と、旋回台14に設けたキャビン20と、旋回台14に固定されたブラケット15に取り付けられた伸縮ブーム16等とを備えている。
伸縮ブーム16は、その基端部が支持軸17を介して取り付けられており、支持軸17を中心に起伏可能となっている。ブラケット15と伸縮ブーム16との間には起伏用シリンダ18が介装され、この起伏用シリンダ18の伸縮により伸縮ブーム16が起伏される。
伸縮ブーム16は、ベースブーム16Aと中間ブーム16Bと先端ブーム16Cとを有し、この順序でベースブーム16A内に外側から内側に入れ子式に組み合わされて構成されている。また、伸縮ブーム16は伸縮シリンダ(図示せず)によって伸縮するようになっている。
先端ブーム16Cの先端部にはシーブ(図示せず)が設けられており、このシーブにワイヤロープ25(以下ワイヤと表記する)が掛けられ、このワイヤ25によってフックブロック19が吊されている。フックブロック19にはフック21が取り付けられている。
ワイヤ25は、図示しないウインチによって巻き取られたり、送り出されたりする。
先端ブーム16Cの先端部には、監視カメラ(吊荷監視カメラ)30が取り付けられている。
監視カメラ30は、自重によって常に下方に向くようにダンパを介して先端ブーム16Cの先端部に取り付けられており、図示しないパンモータやチルトモータによってパン及びチルト方向へ傾動させることができるようになっている。
監視カメラ30の傾斜(向き)の操作はキャビン20内に設けた操作部(図示せず)のパンスイッチ(図示せず)とチルトスイッチ(図示せず)の操作によって行われる。
図2は、吊荷監視装置100の構成を示すブロック図である。
吊荷監視装置100は、伸縮ブーム16の先端部に設けられた監視カメラ30と、監視カメラ30の傾斜角を検出するチルトセンサS1及びパンセンサS2と、伸縮ブーム16の姿勢を検出するブーム姿勢センサ50と、操作レバーセンサ51と、任意の高さ位置の平面を示す網目状のガイド線を生成したり作業領域線を求めたりする画像処理コントローラ60と、監視カメラ30で撮像した画像などを表示するモニタ70とを備えている。
操作レバーセンサ51は、伸縮ブーム16を伸縮させる操作レバー(図示せず)や伸縮ブーム16を旋回させる操作レバー(図示せず)などの操作を検出して検出信号を出力するものである。
[画像処理コントローラ]
画像処理コントローラ60は、図3に示すように、監視カメラ30と地上からの任意の高さとの間の距離を求める距離演算部61と、作業領域線を求める作業領域演算部62と、距離演算部61が求めた距離と監視カメラ30の傾斜角(チルト角,パン角)とに基づいて網目状のガイド線を生成するガイド線生成部63と、このガイド線生成部63が生成したガイド線G1(図4参照)と監視カメラ30が撮像した画像とを合成する第1画像合成部64と、監視カメラ30で撮像された画像上の各位置におけるクレーン座標系の座標位置を求める座標位置演算部(座標位置演算手段)65と、第2画像合成部66と、操作レバーセンサ51の検出信号に基づいてフック21の移動方向を示す矢印を生成する矢印生成部52と、画像処理演算部67とを有している。
[距離演算部]
距離演算部61は、ブーム姿勢センサ50から出力される検出信号に基づいて伸縮ブーム16の長さ及び起仰角を求め、この長さ及び起仰角から監視カメラ30の高さ位置を求め、この監視カメラ30の高さ位置と例えばフック21までの離間距離と、地上からのフック21の高さ位置を求める。
[ガイド線生成部]
ガイド線生成部63は、距離演算部61が求めた監視カメラ30からフック21までの離間距離やフック21の高さ位置に基づいて、図4に示すようにフック21の高さ位置の平面を示すとともに、その平面上のスケールを示す網目状のガイド線G1を生成する。このガイド線G1は、伸縮ブーム16の伸縮方向(作業半径方向)に平行な複数の伸縮方向平行線G1aと、この伸縮方向平行線G1aに直交する複数の直交平行線G1bとから形成されている。
複数の伸縮方向平行線G1aは、上記の平面上において1mの間隔を示すように等間隔に配置されており、同様に、複数の直交平行線G1bもその平面上において1mの間隔を示すように等間隔に配置されている。
監視カメラ30がパンやチルトされている場合、ガイド線生成部63は、チルトセンサS1及びパンセンサS2が検出するチルト角やパン角に応じて、そのパンやチルト方向にいくにしたがって間隔が狭くなるように網目状のガイド線を生成する。これにより、任意の高さにおける平面上の距離を正確に表示することができる。
[矢印生成部]
矢印生成部52は、操作レバーセンサ51の検出信号に基づいて、伸縮ブーム16の伸縮方向すなわちフック21の移動方向である作業半径方向を示す矢印Yg1(図4参照)と、フック2の旋回方向(旋回移動する円弧の接線方向)を示す矢印Yg2とを生成する。また、ウインチによってフック21が上下動する移動方向を示す矢印Y3を生成する。
[第1画像合成部]
第1画像合成部64は、監視カメラ30が撮像した画像に、ガイド線生成部63で生成したガイド線G1と、矢印生成部52が生成した矢印Yg1,Yg2とを合成する。
この合成の際、ガイド線生成部63が例えば図4に示すように、フック21の高さ位置の平面を示すガイド線G1を生成した場合には、監視カメラ30が撮像した画像から第1画像合成部64が有している画像処理回路(図示せず)によりフック画像21Gを抽出し、このフック画像21Gの位置にガイド線G1の伸縮方向平行線G1aと直交平行線G1bの交点K(図4参照)が位置するように第1画像合成部64が合成する。また、その交点Kを通る伸縮方向平行線G1aと直交平行線G1bに沿って、その交点Kに矢印Yg1,Yg2を合成する。
[作業領域演算部]
作業領域演算部62は、吊荷の実荷重に基づいて吊荷の移動可能な領域を示す作業領域線を求める。この実荷重は起伏用シリンダ18の圧力センサ(図示せず)によって検出されるシリンダ圧力と伸縮ブーム16の起伏角度及び伸縮ブーム16の長さとに基づいて画像処理コントローラ60の図示しない演算部が演算して求める。吊荷を吊っていない場合、予め吊荷の荷重が分かっているときには、図示しない操作部のキー操作によって入力してもよく、仮想の荷重を入力してもよい。
[座標位置演算部]
座標位置演算部65は、チルトセンサS1及びパンセンサS2が検出した検出角度とブーム姿勢センサ50から出力される伸縮ブーム16の各種の検出信号と監視カメラ30のズーム倍率などに基づいて、伸縮ブーム16の旋回中心位置を原点とする撮像された画像上の各位置におけるクレーン座標系の座標位置を求め、このクレーン座標系の座標位置と画像上の位置との対応関係を求める。
これは、監視カメラ30の画角が既知であり、監視カメラ30の高さ位置が分かれば、地上の撮像範囲を求めることができ、これによって撮像された画像上の各位置におけるクレーン座標系の座標位置を求めて、このクレーン座標系の座標位置と画像上の位置との対応関係を求めるものである。
[第2画像合成部]
第2画像合成部66は、作業領域演算部62が求めた作業領域線をガイド線生成部63が生成するガイド線が示す平面上に投影した作業領域線(図示せず)として求め、この投影した作業領域線を座標位置演算部65が演算した座標位置に対応する画像上の位置として求め、さらに、この画像上の作業領域線を第1画像合成部64が合成した合成画像に合成するものである。
また、第2画像合成部66は、平面上に投影した作業領域線がモニタ70の表示画面70Aの外側に位置してしまう場合には、その表示画面70A内に表示される性能線を表示するとともにその負荷率を表示するようになっている。
平面上に投影した作業領域線がモニタ70の表示画面70Aに表示できるか否かの判断は、画像処理演算部67が座標位置演算部65の演算データと作業領域演算部62の演算データと距離演算部61の距離データとに基づいて判断し、表示できないと判断したとき、表示画面70Aに表示できる最大性能線より少し小さめの性能線L1を求め、この性能線L1とこの性能線L1の負荷率(%)を表示画面70Aに表示させる。
なお、ガイド線が示す平面上に投影した作業領域線は、画像処理演算部67が求めるようにしてもよい。
[動 作]
次に、上記のように構成される吊荷監視装置100の動作について説明する。
先ず、クレーン10を図1に示すように作業位置に固定し、伸縮ブーム16を必要に応じて伸長させるとともに所定の起伏角にする。次いで、監視カメラ30で撮像を開始させていき、画像処理コントローラ60を動作させる。これにより、画像処理コントローラ60の距離演算部61は、ブーム姿勢センサ50から出力される検出信号に基づいて、監視カメラ30から例えばフック21までの距離を求める。
距離演算部61がフック21までの距離を求めると、ガイド線生成部63は、図4に示すように、フック21の位置の平面を示す網目状のガイド線G1を生成する。
伸縮ブーム16を伸縮や旋回させる操作レバー(図示せず)が操作されると、矢印生成部52は、操作レバーセンサ51の検出信号に基づいて、フック21の移動方向を示す矢印Yg1,Yg2を生成する。また、フック21の上下方向の移動を示す矢印Y3を生成する。なお、操作レバーが操作されて不感帯の位置に位置しているときには、伸縮ブーム16の伸縮動作や旋回動作は行われないことになり、これら伸縮動作や旋回動作が実際に行われる前に矢印Yg1,Yg2を表示することが可能となる。
また、画像処理コントローラ60の作業領域演算部62は、フック21に吊荷が吊られている場合、吊荷の実荷重に基づいて作業領域線を求める。吊荷が吊られていない場合には、予め吊荷の荷重が分かっているときには、操作部のキー操作によって入力し、あるいは仮想の荷重を入力する。
一方、座標位置演算部65は、ブーム姿勢センサ50から出力される検出信号とチルトセンサS1及びパンセンサS2が検出した検出角度とに基づいて、伸縮ブーム16の旋回中心位置を原点にして撮像された画像上の各位置におけるクレーン座標系の座標位置を求め、このクレーン座標系の座標位置と画像上の位置との対応関係を求める。
第1画像合成部64は、ガイド線生成部63がガイド線G1を生成すると、監視カメラ30が撮像した画像と、この画像のフック画像21Gにガイド線G1の交点K(図4参照)が位置するように、ガイド線G1とを合成し、矢印生成部52が生成した矢印Yg1,Yg2を、その交点Kを通る伸縮方向平行線G1aと直交平行線G1bに沿って合成する。また、フック21の上下動の方向を示す矢印Y3も合成される。
第2画像合成部66は、作業領域演算部62が求めた作業領域線をガイド線が示す平面上に投影した作業領域線として求め、この投影した作業領域線を座標位置演算部65が演算した座標位置に対応する画像上の位置として求め、この画像上の作業領域線を第1画像合成部64が合成した合成画像に合成する。
画像上の作業領域線がモニタ70の表示画面70Aの外側に位置してしまう場合には、その表示画面内に表示可能な最大の性能線より少し小さめの性能線L1を求め、この性能線L1を表示画面70Aに表示させる。また、この性能線L1の負荷率(60%)を表示画面70Aに表示させる。
監視カメラ30からフック21までの距離が大きい場合には、監視カメラ30からフック21の高さ位置の平面までの距離が遠くなるので、図5に示すように、その平面を示すガイド線G1の網目の間隔は狭くなる。このため、負荷率(80%)の大きい性能線L2を表示することが可能となる。
上述のように、監視カメラ30が撮像した画像上に、ガイド線G1がフック画像21Gの位置にその交点Kが位置するように合成されてモニタ70の表示画面70Aに表示されるので、その表示画面70Aからフック21の高さ位置の平面を直感的に認識することができる。このため、3次元空間(実空間)上でのフック位置を直感的に認識することができる。
また、ガイド線G1を伸縮方向平行線G1aと直交平行線G1bとで形成したものであるから、作業半径方向や奥行き感が認識し易くなり、クレーン10の操作が容易となる。さらに、操作レバーを操作した場合、その操作レバーの操作に基づいて、フック21の移動方向を示す矢印Yg1,Yg2を伸縮方向平行線G1aと直交平行線G1bに沿って、フック画像21Gの位置に表示するので、3次元空間上でのフック21の実際の移動方向を感覚的に認識することができる。
上記実施例では、フック21の高さ位置の平面を示すガイド線G1を示したが、図6に示すように、地面の位置の平面を示すガイド線G2を表示するようにしてもよい。なお、G2aはG1aと同様な伸縮方向平行線であり、G2bはG1bと同様な直交平行線である。
この場合、フック21の真下の地面上の位置を示すマークM1を表示する。また、操作レバーを操作した場合のフック21の方向を示す矢印Yg1,Yg2をそのマークM1を起点にして表示する。
このようにすることにより、地面からフック21までの高さ位置を感覚的に認識することができ、しかもフック21の真下の位置から対象物(図示せず)までの水平距離を把握することができる。また、フック21から真下の地面までの距離「フック下:5m」などを表示するようにしてもよい。この表示により、地上からフック21までの高さを正確に認識することができる。
[他の例]
図7に示すガイド線G3は、クモの巣状に表示するようにした例を示したものである。このガイド線G3は、フック画像21Gを中心にした複数の円弧を示す円弧線G3a〜G3cで形成して、フック21の高さ位置の平面を示すようにしたものである。この円弧線G3a〜G3cにより、上記と同様に、フック21の高さ位置の平面を直感的に認識することができる。さらに、円弧線G3a〜G3cによりフック21から対象物(図示せず)までの距離が直ぐに分かることになる。
図8に示すガイド線G4は、X軸線G4aとY軸線G4bとで形成したものである。X軸線G4aは旋回方向を示すものであり、Y軸線G4bは伸縮ブーム16の伸縮方向を示すものである。このガイド線G4によって、フック21の高さ位置の平面を直感的に認識することができ、矢印Yg1,Yg2の表示により、3次元空間上でのフック21の実際の移動方向を認識することができる。
上記実施例は、フック21の高さ位置や地面の高さ位置の平面を示すガイド線G1〜G4をモニタ70の表示画面70Aに表示するようにしているが、これに限らず、どの高さの位置の平面を示すようにしてもよい。この場合、例えば、図9に示すように、ワイヤ画像Wgの延長線Waを表示し、この延長線Wa上にその高さ位置を示すマークM2を示すとともに、フック21の真下の地面上の位置をマークM1で示す。このようにすることにより、任意の高さの平面を感覚的に認識することができる。
この発明は、上記実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
10 クレーン
16 伸縮ブーム
21 フック
30 監視カメラ(吊荷監視カメラ)
50 ブーム姿勢センサ
60 画像処理コントローラ
62 作業領域演算部
63 ガイド線生成部
64 第1画像合成部
65 第2画像合成部
70 モニタ
100 吊荷監視装置

Claims (6)

  1. 作業車のブームの先端部に設けた吊荷監視カメラと、吊荷監視カメラで撮像した画像を表示するモニタとを備えた吊荷監視装置であって、
    前記吊荷監視カメラが撮像している撮像空間の任意の高さの位置の平面を示す網目状のガイド線を、前記モニタの画像上にその高さ位置に対応させて重畳表示することを特徴とする吊荷監視装置。
  2. 前記ガイド線は格子状に形成され、この格子を形成する線は、ブームの伸縮方向に平行な複数の伸縮方向平行線と、伸縮方向に直交する複数の直交平行線とから形成されることを特徴とする請求項1に記載の吊荷監視装置。
  3. フックを伸縮方向に移動させる操作が行われた際に、伸縮方向を示す伸縮方向平行線に沿った矢印でフックの移動方向を示し、
    フックを旋回させる操作が行われた際に、フックの旋回方向を示す直交平行線に沿った矢印でフックの移動方向を示すことを特徴とする請求項2に記載の吊荷監視装置。
  4. 前記ガイド線は、地上の高さ位置の平面を示し、フックの真下の地上の位置にマークを表示することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の吊荷監視装置。
  5. 前記ガイド線は、フックの高さ位置の平面を示すことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の吊荷監視装置。
  6. 前記ガイド線が示す平面上に作業領域を示す性能線を重畳表示することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の吊荷監視装置。
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