JP2016153321A - リフィル - Google Patents

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俊一 吉田
康二 萩田
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康二 萩田
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Nobuyuki Shirai
信之 白井
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Abstract

【課題】内容物がこぼれたりはねたりすることを抑制し、開封時の安定性を向上させたリフィルを提供する。【解決手段】再使用可能な詰替容器に内容物を移し替えるためのリフィルは、詰替容器の開口部に挿入可能な柱状の挿入部であって、開封時に引き裂かれて開口となる開封部の形状を規定する溝が側面に形成された挿入部と、開封部の一端に突設され、挿入部を詰替容器の開口部に挿入した状態において、詰替容器に設けられた被係合部と係合する係合片とを備える。また、係合片と被係合部とが係合した状態において、挿入部を軸としてリフィルと詰替容器とを相対的に回転させることにより、溝に沿って開封部が引き裂かれる。【選択図】図1

Description

本発明は、リフィルに関する。
従来、再使用可能な詰替容器に液体製品等を移し替えて使用するための詰替製品であるリフィルが使用されている。リフィルを用いることには、廃棄物の削減や、容器を製造するための資源の浪費防止、製品価格の低減といった利点がある。
また、注入口の開口端縁にフック部を係合させ、容器の注出筒を本容器の注入口へ差し込むように移動させることで、注出筒の閉塞板に引張力を作用させることができるというリフィルも提案されている(例えば特許文献1)。このリフィルは、弱体部を破断しながら閉塞板を徐々に捲るように変形させ、閉塞していた抽出口を開放することができるとされている。
また、リフィル(「詰替容器」)の注出ノズルを本容器本体の口部に挿入し、本容器本体の上部にリフィルを倒立させた状態で自立させるという詰替方法(例えば特許文献2)や、繰り返し使用容器の開口部周縁に嵌合、連結させることができるというリフィル(例えば特許文献3)も提案されている。
特開2014−129100号公報 特開2011−184060号公報 特許第4352671号公報
従来、様々なリフィルが提案されている。パウチ等のような剛性の低い簡易包装の場合、詰め替える際には使用者が詰替容器の口元にリフィルの抽出口を保持する必要があるところ、バランスを崩して内容物をこぼしてしまうことがあった。また、抽出口の形状を詰替容器の口元に連結させられるようにしたボトル型のリフィルも提案されているが、まず繰り返し使用する容器を逆さにして連結する必要があるため、繰り返し使用する容器に内容物が残った状態で注ぎ足すことができないという問題があった。
また、リフィルの抽出口を開栓する際にも内容物がはねることがある。これに対し、抽出口を詰替容器の口に挿入して押し込む動作により、詰替容器の口元の縁に係合させたフック部とつながった閉塞板を捲るように変形させて開封するリフィルも提案されている。しかしながら、一般的にリフィルの口よりも本体部分の方が太くなっているため詰替容器の口にリフィルの口を一定以上押し込むことはできないところ、使用者が力の加減を誤ると、勢い余ってリフィルの抽出口が詰替容器の口から外れたり、詰替容器を倒してしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、内容物がこぼれたりはねたりすることを抑制し、開封時の安定性を向上させたリフィルを提供することを目的とする。
本発明に係る再使用可能な詰替容器に内容物を移し替えるためのリフィルは、詰替容器
の開口部に挿入可能な柱状の挿入部であって、開封時に引き裂かれて開口となる開封部の形状を規定する溝が側面に形成された挿入部と、開封部の一端に突設され、挿入部を詰替容器の開口部に挿入した状態において、詰替容器に設けられた被係合部と係合する係合片とを備える。また、係合片と被係合部とが係合した状態において、挿入部を軸としてリフィルと詰替容器とを相対的に回転させることにより、溝に沿って開封部が引き裂かれる。
このようなリフィルによれば、詰替容器内に挿入した挿入部の側面を切り裂いて開封することができる。したがって、開封時に使用者が手などを汚すことを抑制できる。また、リフィルと詰替容器とを相対的に回転させる操作であれば力を加減し易いため、開封時に勢いを余らせて内容物をこぼすようなことが抑制できる。すなわち、内容物がこぼれたりはねたりすることを抑制できると共に、開封時の安定性を向上させることができる。
また、リフィルは、開封部及び係合片の組を複数備えるようにしてもよい。開封部及び係合片の組が1つの場合よりも、リフィルと詰替容器とを相対的に回転させる操作のバランスがとれる。
また、係合片を鉤状とし、被係合部は詰替容器の開口部の周囲に設けられた雄ねじ部分のねじ山に、挿入部の挿入方向と略平行に設けられたスリットとしてもよい。具体的にはこのような構成とすることで、係合片及び被係合部を形成することができる。
また、複数の係合片は、挿入部の挿入方向の延長上から見て、挿入部を軸として回転対称性を有する位置に設けられるようにしてもよい。このようにすれば、リフィルと詰替容器とを相対的に回転させる際のバランスがさらに安定する。
また、複数の開封部は、挿入部の挿入方向の端部の位置が互いに異なるようにしてもよい。このようにすれば、開封して形成される開口から注出される内容物の量のバランスをくずすことができ、一方を主に空気の取り入れ口として機能させることができるようになる。
また、挿入部の横断面の周囲に挿入部と略平行に延在する壁面をさらに備えるようにしてもよい。このようにすれば、使用者が誤って係合部に力を加えて開封してしまうようなことを低減できる。また、挿入部の周りを汚して詰め替えの際に内容物を汚染させてしまう可能性を低減できる。
なお、課題を解決するための手段に記載した構成は、本発明の課題や技術的思想を逸脱しない範囲で可能な限り組み合わせることができる。
内容物がこぼれたりはねたりすることを抑制し、開封時の安定性を向上させたリフィルを提供することができる。
実施形態に係るリフィルの一例を示す斜視図である。 実施形態に係るリフィルの一例を示す平面図である。 実施形態に係るリフィルの一例を示す正面図である。 実施形態に係るリフィルの一例を示す右側面図である。 実施形態に係るリフィルの使用方法を説明するための斜視図である。 実施形態に係るリフィルの使用方法を説明するための斜視図である。 実施形態に係るリフィルの使用方法を説明するための斜視図である。 実施形態に係るリフィルを図5CにおけるA−Aで切断した斜視断面図である。 実施形態に係るリフィルの開封時の状態を説明するための横断面図である。 実施形態に係るリフィルの開封時の状態を説明するための横断面図である。 実施形態に係るリフィルの開封時の状態を説明するための横断面図である。 変形例1に係るリフィルの蓋部を示す斜視図である。 変形例2に係るリフィルの蓋部を示す平面図である。 変形例3に係るリフィルの蓋部を示す平面図である。 変形例4に係るリフィルの蓋部を示す正面図である。 変形例5に係るリフィル及び詰替容器を示す斜視図である。 変形例6に係るリフィルの蓋部を示す平面図である。
以下、図面を参照して、実施形態に係るリフィルについて説明する。なお、リフィルの構成要素の寸法、材質、形状、相対的な位置等は、特定的な記載がない限り実施形態の例には限定されない。
また、本実施形態に係るリフィルとは、内容物を補充して再使用することが可能な詰替容器に移し替えるための内容物を保持する詰替製品をいうものとする。本実施形態では、内容物としてシャンプー、リンス、トリートメント、コンディショナー、ローション、エッセンス等のような液状の製品を保持する、ボトル型のリフィルを例に説明する。また、リフィルの材質は、充填する内容物に応じて選択することができる。例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタラート(PET)等が好適であるがこれらには限定されない。
<構成>
図1は、本実施形態に係るリフィルの一例を示す斜視図である。図2は、図1に示したリフィルを鉛直上方から見た平面図である。また、図2の平面図には便宜上、前後左右を定義しており、図3は、図2に示したリフィルを前から見た正面図である。また、図4は、図2に示したリフィルを右から見た右側面図である。
本実施形態に係るリフィル1は、ボトル状の本体11とリフィル1を密封する蓋部12とを備える。本体11は、その内部に上述した内容物を保持する容器であり、円柱に限らず任意の形状とすることができる。また、蓋部12は、内容物を移し替える際に詰替容器の開口部に挿入する柱状の挿入部121と、詰替容器の開口部周囲に設けられた被係合部と係合する係合部(「係合片」とも呼ぶ)122と、開封するために挿入部121の一部を引き裂く位置を規定する溝部123と、本体11に結合される部分である結合部124とを含む。なお、例えば円筒状の結合部124に雄ねじ又は雌ねじを設け、対応する雌ねじ又は雄ねじを有し内容物を保持する他の容器に着脱可能としてもよい。
挿入部121は、本体11の一端に設けられ、中空になっている。なお、挿入部121についても、詰替容器の開口部に挿入可能な範囲で角柱状など任意の形状とすることができる。また、係合部122は、柱状である挿入部121の側面に突設されており、側面と接続された接続部1221と、一端が側面から略垂直に延設された腕部1222と、腕部1222の他端に接続され、詰替容器の開口部周囲に設けられ、被係合部と係合する鉤部1223とを有する。鉤部1223は、腕部1222から挿入部121の挿入方向に向けて伸びており、鉤部1223は挿入部121と略平行になっている。また、挿入部121の側面には、接続部1221の周囲から挿入部121の周方向に沿って溝部123が設け
られており、リフィル1を開封する際には係合部122を引っ張ることにより溝部123に沿って挿入部121の側面を引き裂くことができる。溝部123は、接続部1221の周囲のうち、接続部1221の一端(本実施形態では、挿入部121の側面に向かって右側)に設けられ、引き裂く処理の起点となる起点部1231と、起点部1231から連続した溝であり、挿入部121の横断面の周方向に沿って設けられた切り裂きガイド部1232とを含む。溝部123は挿入部121の側面の中でも肉厚が薄くなっており、挿入部121は溝部123に沿って側面が破断し易くなっている。そして、係合部122を引っ張ることにより図3にハッチングを施した開封部の周囲の溝部123が切り裂かれ、開封部に開口が形成される。また、溝部123は、いわゆる閉路を形成しないようになっており、リフィル1を開封しても挿入部121の側面の一部が分離することはない。なお、本実施形態では接続部1221を挿入部121の側面から突設させて明示したが、接続部1221は開封部の一端に設けられていれば凸状でなくてもよい。
<使用方法>
次に、リフィル1の使用方法(作用)について説明する。図5A〜図5Cは、リフィル1の使用方法を説明するための斜視図である。図5Aは、詰替容器2の開口部21にリフィル1の挿入部121を挿入する前の状態を示している。
ここで、詰替容器2は再使用可能な容器であり、内容物が減少したり内容物を使い切った場合にリフィル1から充填し直すことができる。本実施形態に係る開口部21は筒状の開口部分であり、開口部21の外周にねじ山(「雄ねじ部」とも呼ぶ)22を有する。開口部21は、雌ねじ部を有する蓋やポンプ部(図示せず)を用いて閉蓋できるものとする。また、本実施形態に係るねじ山22には、筒状である開口部21の軸方向(すなわち、挿入部121の挿入方向)に沿って複数の凸部(山)にまたがるスリット23が設けられている。スリット23は、本実施形態ではリフィル1の係合部122(特に鉤部1223)と係合する被係合部として利用されるが、例えば産業用ロボットがボトルを掴む際の位置合わせ等の目的を兼ねていてもよい。
図5Bは、詰替え容器2の開口部21にリフィル1の挿入部121を挿入し、スリット23と係合部122とが係合した状態を示している。略円柱形状である挿入部121の横断面の外径は、筒状である開口部21の横断面の内径よりも小さくなっており、挿入部121を開口部21の中へ挿入することができる。なお、本実施形態では接続部1221にも挿入部121の径方向の厚さがあるところ、挿入部121の内径及び接続部1221の厚さよりも開口部21の内径の方が大きくなっており、また、挿入された状態においても嵌合せず遊びを有するようになっている。
図5Cは、詰替容器2のスリット23とリフィル1の係合部122とが係合した状態において、挿入部121及び開口部21の周方向に、リフィル1と詰替え容器2とを相対的に回転させて開封した状態を示している。また、図6は、図5CにおけるA−Aで切断した斜視断面図である。なお、図5Cに示す一点鎖線は挿入部121及び開口部21の軸方向を示しており、その周囲の矢印はリフィル1が相対的に回転する方向を示している。ここで、リフィル1を開封する際に使用者は、挿入部121の周方向のうち、接続部1221から見て起点部1231とは反対方向に向かってリフィル1を回転させるものとする。本実施形態では、リフィル1を右回りに回転させることで、起点部1231を始点として溝部123に沿って挿入部121の側面が引き裂かれ、形成された開口から内容物を注出することができる。
図7A〜図7Cは、図5CにおけるB−Bで切断した横断面図であり、リフィル1を回転させて開封する際のリフィル1及び詰替容器2の状態を段階的に示している。図7Aに示す開口部21に挿入部121を挿入した状態から、矢印で示す方向にリフィル1を回転
させると、図7Bに示すようにスリット23の端部に鉤部1223が接触して係合部122が引っ張られると共に、接続部1221の周囲のうち引っ張られる方向と反対側の起点部1231に応力が集中する。さらにリフィル1を回転させると、図7Cに示すように肉厚が薄くなっている溝部123のうち起点部1231がまず破断し、順に切り裂きガイド部1232に沿って切り裂かれる。このようにして、リフィル1が開封される。
<効果>
以上のように、本実施形態に係るリフィル1によれば、リフィル1のうち詰替容器2内に挿入した部分を切り裂いて開封することができるため、開封時に使用者が手などを汚すことがなくなる。また、リフィルを詰替容器に押し込む操作よりも、リフィルと詰替容器とを相対的に回転させる操作の方が一般的に力を加減し易いため、開封時に勢いを余らせて内容物をこぼすようなことが抑制できる。すなわち、上述の実施形態に係るリフィル1の挿入部121の側面には横断面の周方向に沿って切り裂きガイド部1232が設けられており、切り裂きガイド部1232を弧とする中心角は90〜135°程度になっているところ、使用者が手でリフィル等を一度にひねる際の回転角も同程度であり、開封時に勢いを余らせるおそれが低いといえる。したがって、本実施形態に係るリフィルによれば、内容物がこぼれたりはねたりすることを抑制し、開封時の安定性を向上させることができる。
また、図3に示したように接続部1221は鉛直方向の長さが異なっている。このようにすれば、リフィル1を開封して挿入部121の側面に2つの開口が形成された後、開口から注出される内容物の量のバランスを崩すことができ、一方を主に内容物の注出口として、他方を主に空気の取り入れ口として機能させ易くなる。なお、係合部122と挿入部121との接続部分のうち鉛直(すなわち、挿入部121の挿入方向)上端又は下端の少なくともいずれかが異なるようにすればよい。なお、接続部1221の鉛直方向の長さは必ずしも異なっている必要はなく、同一であってもよい。
<変形例1>
図8は、変形例1に係るリフィル1の蓋部12を示す斜視図である。変形例については、上述した実施形態と対応する箇所に同一の符号を付し、相違点を中心に説明する。変形例1に係る蓋部12は、使用者が誤って係合部122に触れてしまわないよう、挿入部121の周囲に接触防止部125を備えている。具体的には、挿入部121の水平方向の周囲の少なくとも一部に壁部1251を備える。また、壁部1251は、鉛直上方の端部が挿入部121よりも高くなっている。なお、図8の壁部1251は、周状接続部1252及び放射状接続部1253を介して蓋部12の結合部124と接続されている。このようにすれば、意図せずにリフィル1を開封して内容物をこぼしてしまったり、挿入部121の周りを汚して詰め替えの際に内容物を汚染(「二次汚染」とも呼ぶ)させてしまう可能性を低減できる。また、壁部1251は、鉤部1223よりもさらに外周に設けられているため、リフィル1と詰替容器2とを相対的に回転させる際に接触防止部125が支障となることはない。
なお、壁部1241は、挿入部121の全周にわたって設けられていてもよい。また、壁部1241は図示したような各接続部を介して設けられるのでなく、例えば本体11から鉛直上方に連設されていてもよい。また、接触防止部125は、いわゆるキャップのようなカバー部材によって形成されていてもよい。
<変形例2>
図9は、他の変形例に係るリフィル1の蓋部12を示す平面図である。本変形例についても、上述した実施形態と対応する箇所に同一の符号を付し、相違点を中心に説明する。本変形例に係る蓋部12は、係合部122が1つになっている。このような態様であって
も、詰替容器2の被係合部に係合部122を係合させ、リフィル1と詰替容器2とを相対的に回転させることによってリフィル1を開封することができる。
<変形例3>
図10は、他の変形例に係るリフィル1の蓋部12を示す平面図である。本変形例についても、上述した実施形態と対応する箇所に同一の符号を付し、相違点を中心に説明する。本変形例に係る蓋部12は、係合部122が3つになっている。このような態様であっても、詰替容器2の被係合部に係合部122を係合させ、リフィル1と詰替容器2とを相対的に回転させることによってリフィル1を開封することができる。実施形態並びに変形例2及び変形例3に示したように、係合部122の数は特に限定されないが、係合部122を複数設ける場合は、平面視において挿入部121を軸として回転対称性を有するような位置に係合部122が突設されていると、使用者がリフィル1と詰替容器2とを相対的に回転させる際に安定性が向上するため好ましい。
<変形例4>
図11は、他の変形例に係るリフィル1の蓋部12を示す正面図である。本変形例についても、上述した実施形態と対応する箇所に同一の符号を付し、相違点を中心に説明する。上述した実施形態に係る切り裂きガイド部1232は本変形例に係る蓋部12は、切り裂きガイド部1232が挿入部121の横断面の周方向に沿って平行に設けられていたが、本変形例に係る起点部1231は挿入部121の軸方向の長さが上述した実施形態よりも短くなっており、本変形例に係る切り裂きガイド部1232は挿入部121の横断面の周方向に沿って徐々に幅が広がるようになっている。なお、図11においても開口が形成される開封部にハッチングを施しており、また、背面側に設けられた切り裂きガイド部1232を破線で示している。このように、起点部1231を小さくすることにより、係合部122を引っ張る際の応力を小さな領域に集中させることができ、より小さな力で開封できるようになる。
また、上述した実施形態又は変形例に示した溝部123の深さは、起点部1231内の少なくとも一部が最も深くなるように形成してもよい。このように破断し易い箇所を設けることにより容易に開封できるようになる。さらに、溝部123は、この最も深い部分から徐々に浅くなるように形成されていてもよい。
<変形例5>
図12は、他の変形例に係るリフィル1の蓋部12及び詰替容器2を示す斜視図である。本変形例についても、上述した実施形態と対応する箇所に同一の符号を付し、相違点を中心に説明する。本変形例に係る詰替容器2は、筒状の開口部21の鉛直上端にリフィル1の腕部1222と係合する切欠き24を有している。そして、スリット23及び切欠き24が、リフィル1の係合部122と係合する被係合部として働く。このように、被係合部はねじ山に設けられたスリット以外の態様であってもよく、例えば切欠き24のみとしてもよい。
以上のような変形例に係る態様であっても、リフィル1と詰替容器2とを相対的に回転させて開封することができ、内容物がこぼれたりはねたりすることを抑制できると共に、開封時の安定性を向上させることができる。
<変形例6>
図13は、他の変形例に係るリフィル1の蓋部12を示す平面図である。リフィル1の係合部122が接続された位置及び係合部122が伸びる方向は、平面視において蓋部12(挿入部121)の中心を外れていてもよい。換言すれば、平面視において、係合部122は、蓋部12の中心から放射状に伸びていなくてもよい。例えば図13の例では、厚
さを有する係合部122のうち、起点部1231と接続された面が、平面視において一直線状になっており、係合部122は蓋部12の中心から放射状に伸びていない。
<変形例7>
上述した実施形態又は変形例に係る蓋部12について、例えば円筒状の結合部124に雄ねじ又は雌ねじを設け、対応する雌ねじ又は雄ねじを有し内容物を保持する他の容器に着脱可能としてもよい。すなわち、本発明は、リフィルの蓋(注出口の構造)として特定することもできる。このようにすれば、様々な容器を、使用者が手などを汚さずに開封及び詰め替えができるリフィルとして使用するための、交換可能な蓋を提供することができる。
1 リフィル
11 本体
12 蓋部
121 挿入部
122 係合部
1221 接続部
1222 腕部
1223 鉤部
123 溝部
1231 起点部
1232 切り裂きガイド部
124 結合部
125 接触防止部
1251 壁部
1252 周状接続部
1253 放射状接続部
2 詰替容器
21 開口部
22 ねじ山
23 スリット
24 切欠き

Claims (6)

  1. 再使用可能な詰替容器に内容物を移し替えるためのリフィルであって、
    前記詰替容器の開口部に挿入可能な柱状の挿入部であって、開封時に引き裂かれて開口となる開封部の形状を規定する溝が側面に形成された挿入部と、
    前記開封部の一端に突設され、前記挿入部を前記詰替容器の開口部に挿入した状態において、前記詰替容器に設けられた被係合部と係合する係合片と、
    を備え、
    前記係合片と前記被係合部とが係合した状態において、前記挿入部を軸として前記リフィルと前記詰替容器とを相対的に回転させることにより、前記溝に沿って前記開封部が引き裂かれる
    リフィル。
  2. 前記開封部及び前記係合片の組を複数備える
    請求項1に記載のリフィル。
  3. 前記係合片は鉤状であり、前記被係合部は前記詰替容器の開口部の周囲に設けられた雄ねじ部分のねじ山に、前記挿入部の軸方向と略平行に設けられたスリットである
    請求項1又は2に記載のリフィル。
  4. 複数の前記係合片は、前記挿入部の軸方向の延長上から見て、前記挿入部を軸として回転対称性を有する位置に設けられる
    請求項2又は3に記載のリフィル。
  5. 複数の前記開封部は、前記挿入部の挿入方向の端部の位置が互いに異なる
    請求項2から4のいずれか一項に記載のリフィル。
  6. 前記挿入部の横断面の周囲に前記挿入部と略平行に延在する壁面をさらに備える
    請求項1から5のいずれか一項に記載のリフィル。
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