JP2016152792A - 動物捕獲用箱わな - Google Patents
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Abstract
【課題】少ない労力で組み立ておよび分解することができ、部品を紛失する可能性が低く、十分な強度を有する、箱わなの各面部の接続方法およびその接続方法を用いた動物捕獲用箱わなを提供する。
【解決手段】動物捕獲用の閉空間を形成する複数の面部2、3、4、5のうち、少なくとも1つの複数の面部の端部には曲げ部22、26、31、32、41、42、51、52が形成され、曲げ部が形成された面部と他の1つの面部とが、曲げ部を用いて互いに接続される。
【選択図】図1
【解決手段】動物捕獲用の閉空間を形成する複数の面部2、3、4、5のうち、少なくとも1つの複数の面部の端部には曲げ部22、26、31、32、41、42、51、52が形成され、曲げ部が形成された面部と他の1つの面部とが、曲げ部を用いて互いに接続される。
【選択図】図1
Description
本発明は動物捕獲用箱わなに関する。
従来、箱わなの輸送や保管を容易にするために箱わなを組み立ておよび分解可能とすることが提案されている(例えば、実用新案文献1、2参照)。図27は金属棒によって構成された組み立ておよび分解可能な箱わな1を示す図である。図27では金属棒の太さを無視しており、右側面部3の一部を切り欠いて図示してある。箱わな1は、6つの面部である上面部2、右側面部3、左側面部4、底面部5、奥面部6、扉面部7(以下、これら6つの面部を「各面部」と呼ぶ)とからなる。各面部は互いに脱着可能に構成される。箱わな1は、輸送時や保管時には各面部を分離することでコンパクトな形態とすることができ、使用時には各面部を互いに接続することで動物を捕獲する形態とすることができる。
箱わな1の各面部を互いに接続するための構成として、実用新案文献1には線状コイルを用いる構成が開示されており、実用新案文献2には20本のワイヤークリップを用いる構成が開示されている。
実用新案登録第3147701号
実用新案登録第3170855号
しかしながら、線状コイルを用いる構成によると、各面部を接続または分離するために線状コイルを何度も回転させる必要がある。また、ワイヤークリップを用いる構成によると、各面部を接続または分離するためにワイヤークリップを多数(例えば20本)取り付けまたは取り外しする必要がある。いずれの場合も、各面部を接続または分離するために必要とされる労力が大きい。しかも、箱わなの組み立ておよび分解は草木が生い茂った山野で行われることから、線状コイルやワイヤークリップといった接続用の特殊な専用部品を紛失する可能性が高い。更に、捕獲された猪等の動物の突進力は非常に大きく、ときに箱わなを変形させるほどである。このため、各面部を互いに接続するための構造には十分な強度が必要とされ、接続用の専用部品の長大化や部品数の増加を招く。そこで本発明の目的は、少ない労力で組み立ておよび分解することができ、部品を紛失する可能性が低く、十分な強度を有する、箱わなの各面部の接続方法およびその接続方法を用いた動物捕獲用箱わなを提供することである。
本発明の第1の課題解決手段は、動物捕獲用箱わなであって、動物捕獲用の閉空間を形成する複数の面部を有し、少なくとも1つの前記複数の面部の端部には曲げ部が形成され、前記曲げ部が形成された前記面部と他の1つの前記面部とが、前記曲げ部を用いて互いに接続され、前記曲げ部を用いて接続される2つの前記面部は、前記箱わなの組み立て状態において、前記曲げ部を含む、それぞれの面部を構成する部材同士が互いに幾何学的に拘束されることによって接続される、動物捕獲用箱わなである。
本発明の第2の課題解決手段は、動物捕獲用箱わなであって、動物捕獲用の閉空間を形成する複数の面部を有し、互いに接続される2つの面部の少なくとも一方の面部の端部に曲げ部が形成され、前記2つの面部は、前記箱わなの組み立て状態において、前記曲げ部を含む、それぞれの面部を構成する部材同士が互いに幾何学的に拘束されることによって接続される、動物捕獲用箱わなである。
本発明の第3の課題解決手段は、第1または第2の課題解決手段に加えて、互いに幾何学的に拘束される前記2つの面部は、それぞれの面部を構成する部材同士が少なくとも3つの接点で接し、それらの接点における接触反力によって、それら面部の辺に平行な軸周りの、それら2つの面部の少なくとも一方向への相対回転、および、その辺に垂直な方向の、それら2つの面部の2自由度の相対移動が制限される、動物捕獲用箱わなである。
本発明の第4の課題解決手段として、第1乃至第3の課題解決手段における前記曲げ部が形成された前記面部の全部または一部が格子状の金属棒からなり、前記曲げ部が前記金属棒からなるようにしてもよい。
本発明によれば、少ない労力で組み立ておよび分解することができ、部品を紛失する可能性が低く、十分な強度を有する、箱わなの各面部の接続方法およびその接続方法を用いた動物捕獲用箱わなを得ることができる。
以下、本願発明の実施形態について図面に基づいて説明する。以下では、全ての図面を通じて同一または相当する要素には同じ符号を付して、重複する説明は省略する。以下の説明における「上」「下」「左」「右」「奥」「反時計回り」等の用語は、特に説明のない場合は単に各図面における位置関係を表すものであり、箱わなの実物を3次元空間に置いた場合の位置関係と必ずしも一致しない。
(箱わなの構成)
本実施形態における箱わな1の構成について説明する。箱わな1が、上面部2、右側面部3、左側面部4、底面部5、奥面部6、扉面部7から構成されている点と、それら各面部が互いに接続および分離できるように構成されている点は、本願発明の実施形態と図27に示す従来技術とで共通している。扉面部7は動物が箱わな1に進入するための進入口と、進入した動物を箱わな1の閉空間内に閉じ込めるための扉(図示せず)を有する。上面部2、右側面部3、左側面部4、底面部5、奥面部6、扉面部7は動物捕獲用の閉空間を形成する面部である。閉空間を形成できさえすれば、面部の数は6つに限らない。本実施形態における箱わな1は、高さ(上面部2と底面部5の間の距離)や幅(右側面部3と左側面部4の間の距離)に比べて奥行(奥面部6と扉面部7の間の距離)が長い直方体形状である。
本実施形態における箱わな1の構成について説明する。箱わな1が、上面部2、右側面部3、左側面部4、底面部5、奥面部6、扉面部7から構成されている点と、それら各面部が互いに接続および分離できるように構成されている点は、本願発明の実施形態と図27に示す従来技術とで共通している。扉面部7は動物が箱わな1に進入するための進入口と、進入した動物を箱わな1の閉空間内に閉じ込めるための扉(図示せず)を有する。上面部2、右側面部3、左側面部4、底面部5、奥面部6、扉面部7は動物捕獲用の閉空間を形成する面部である。閉空間を形成できさえすれば、面部の数は6つに限らない。本実施形態における箱わな1は、高さ(上面部2と底面部5の間の距離)や幅(右側面部3と左側面部4の間の距離)に比べて奥行(奥面部6と扉面部7の間の距離)が長い直方体形状である。
図1は箱わな1の分解状態における上面部2、右側面部3、左側面部4および底面部5を示す斜視図である。図1に示すように、上面部2、右側面部3、左側面部4および底面部5は、格子状の金属棒からなる金網と金網に取り付けられた板材からなる。図1では金属棒の太さと板材の厚さを無視している。上面部2は、上面右側部20と上面左側部21とからなる。
本願において、各面部の外側に向かう方向を「外側方向」と呼ぶ。例えば上面右側部20の右端部において、図1の紙面右方向が外側方向である。また、箱わなの組み立て状態において上面右側部20、上面左側部21、右側面部3、左側面部4または底面部5のいずれかから、その接続相手に向かう方向を「接続相手方向」と呼ぶ。例えば、上面右側部20の右端部において、図1の紙面下方向が接続相手方向である。上面右側部20の右端部には外側方向(図1の右方向)に延在する金属棒(上面右側部20の延在部)を、接続相手方向(図1の下方向)に直角に曲げた上面右側曲げ部22が形成されている。上面右側部20の左端部には上面右側板材23が固定されている。上面右側部20の奥面部6側と扉面部7側にはそれぞれ、上面右側奥側板材24、上面右側扉側板材25が固定されている。
上面左側部21の左端部には上面左側部21の外側方向(図1の左方向)に延在する金属棒(上面左側部21の延在部)を、接続相手方向(図1の下方向)に直角に曲げた上面左側曲げ部26が形成されている。上面左側部21の右端部には上面左側板材27が固定されている。上面左側部21の奥面部6側と扉面部7側にはそれぞれ、上面左側奥側板材28、上面左側扉側板材29が固定されている。上面右側板材23と上面左側板材27にはそれぞれ、箱わなの組み立て状態において互いに重なり合う穴が設けられている。
右側面部3の上端部には右側面部3の外側方向(図1の上方向)に延在する金属棒(右側面部3の延在部)を、接続相手方向(図1の左方向)に直角に曲げた右側面上側曲げ部31が形成されている。右側面部3の下端部には右側面部3の外側方向(図1の下方向)に延在する金属棒(右側面部3の延在部)を、接続相手方向(図1の左方向)に直角に曲げた右側面下側曲げ部32が形成されている。右側面部3の奥面部6側と扉面部7側にはそれぞれ、右側面奥側板材33、右側面扉側板材34が固定されている。
左側面部4の上端部には左側面部4の外側方向(図1の上方向)に延在する金属棒(左側面部4の延在部)を、接続相手方向(図1の右方向)に直角に曲げた左側面上側曲げ部41が形成されている。左側面部4の下端部には左側面部4の外側方向(図1の下方向)に延在する金属棒(左側面部4の延在部を、接続相手方向(図1の右方向)に直角に曲げた左側面下側曲げ部42が形成されている。左側面部4の奥面部6側と扉面部7側にはそれぞれ、左側面奥側板材43、左側面扉側板材44が固定されている。
底面部5の左端部には底面部5の外側方向(図1の左方向)に延在する金属棒(底面部5の延在部)を、接続相手方向(図1の上方向)に直角に曲げた底面左側曲げ部51が形成されている。底面部5の右端部には底面部5の外側方向(図1の右方向)に延在する金属棒(底面部5の延在部)を、接続相手方向(図1の上方向)に直角に曲げた底面右側曲げ部52が形成されている。底面部5の奥面部6側と扉面部7側にはそれぞれ、底面奥側板材53、底面扉側板材54が固定されている。
図2は奥面部6を扉面部7側から見た斜視図である。図3は図2のA−A断面の拡大図である。図2では金属棒の太さとアングル材の厚さを無視している。奥面部6は、「ロ」の字型に接続された奥面アングル部材61からなる。アングル部材とは、断面がL字状の部材である。奥面アングル部材61には金属棒(金属棒65等)が固定されている。
図4は扉面部7を奥面部6側から見た図である。図5(a)は図4の矢視Aの拡大図、図5(b)は図4のB−B断面の拡大図、図5(c)は図4のC−C断面の拡大図である。図4ではアングル材の厚さを無視している。扉面部7は、「ロ」の字型に接続された扉面アングル部材71と、レール部73とからなる。レール部73は、上下方向に伸びる2本のアングル部材72と、それらのアングル部材72の上部を接続する補強部材74からなる。扉面アングル部材71とレール部73は互いに溶接や、ボルトナット等の手段により接続されている。
図1乃至図5に示すように、奥面アングル部材61、扉面アングル部材71、上面右側奥側板材24、上面左側奥側板材28、右側面奥側板材33、左側面奥側板材43、底面奥側板材53、上面右側扉側板材25、上面左側扉側板材29、右側面扉側板材34、左側面扉側板材44および底面扉側板材54にはそれぞれ穴が設けられている。奥面アングル部材61に設けられた穴は箱わな1の組み立て状態において上面右側奥側板材24、上面左側奥側板材28、右側面奥側板材33、左側面奥側板材43および底面奥側板材53に設けられた穴と互いに重なり合うように構成されている。扉面アングル部材71に設けられた穴は箱わな1の組み立て状態において上面右側扉側板材25、上面左側扉側板材29、右側面扉側板材34、左側面扉側板材44および底面扉側板材54に設けられた穴と互いに重なり合うように構成されている。
(曲げ部を用いた接続)
以下、曲げ部を用いた接続方法について説明する。図6は、右側面部3と上面右側部20を接続する方法を説明する図である。図6は右側面部3と上面右側部20の接続部を扉面部7側から見た図であり、金属棒以外の構成は省略してある。まず、図6(a)に示す矢印のように右側面部3を上面右側部20に組み合わせる。次に、図6(b)に示すように、上面右側部20を構成する部材であって上面右側曲げ部22に隣接する金属棒81に右側面上側曲げ部31を掛けた状態で、右側面部3を、金属棒81を中心として反時計回りに回転させる。すると、図6(c)に示すように、右側面部3を構成する部材であって右側面上側曲げ部31に隣接する金属棒82が上面右側曲げ部22と接触し、それ以上右側面部3を反時計回りに回転させることができない状態になる。
以下、曲げ部を用いた接続方法について説明する。図6は、右側面部3と上面右側部20を接続する方法を説明する図である。図6は右側面部3と上面右側部20の接続部を扉面部7側から見た図であり、金属棒以外の構成は省略してある。まず、図6(a)に示す矢印のように右側面部3を上面右側部20に組み合わせる。次に、図6(b)に示すように、上面右側部20を構成する部材であって上面右側曲げ部22に隣接する金属棒81に右側面上側曲げ部31を掛けた状態で、右側面部3を、金属棒81を中心として反時計回りに回転させる。すると、図6(c)に示すように、右側面部3を構成する部材であって右側面上側曲げ部31に隣接する金属棒82が上面右側曲げ部22と接触し、それ以上右側面部3を反時計回りに回転させることができない状態になる。
以下、曲げ部を用いた接続方法について更に説明する。本願において、互いに接続される2つの面部が成す辺を「2つの面部の辺」と呼ぶ。図6(a)、(b)の状態では、互いに接続される2つの面部である右側面部3と上面右側部20の辺に平行な軸周りの、それら2つの面部の相対回転、または、その辺に垂直な方向の、それら2つの面部の少なくとも1自由度の相対移動が制限されていない。その状態から、それら2つの面部の辺に平行な軸周りにそれら2つの面部を相対回転させる。すると、右側面部3と上面右側部20の辺に平行な軸周りの、それら2つの面部の一方向(図6(b)の矢印方向)への相対回転、および、その辺に垂直な方向の、それら2つの面部の2自由度の相対移動が制限される状態となる。
このように、接続される2つの面部の辺に平行な軸周りの、それら2つの面部の少なくとも一方向への相対回転、および、その辺に垂直な方向の、それら2つの面部の2自由度の相対移動が制限される状態を、本願において「ロック状態」と呼ぶ。また、本願において「制限」には、箱わな1の組み立てが不可能にならない程度のずれや隙間が存在する場合と存在しない場合の両方を含む。
ロック状態においては、それら2つの面部の他方向(図6(b)の矢印方向の反対方向)への相対回転を作業者が手で支えることにより、それら2つの面部の辺に平行な軸周りの、それら2つの面部の相対回転、および、その辺に垂直な方向の、それら2つの面部の2自由度の相対移動を制限することができる。このように、互いに接続される2つの面部をロック状態にできると、作業者が箱わな1を組み立てることが容易になる。また、箱わなの組み立て状態においては、箱わなを構成する各面部が互いに支え合うことによって、接続される2つの面部の他方向への相対回転が支えられることになる。ロック状態において、図6における紙面と垂直な方向におけるそれら2つの面部の相対移動は必ずしも制限されないが、この相対移動は後述する板材を用いた接続によって制限される。
ロック状態を実現するためには、箱わなの組み立てが不可能にならない程度のずれや隙間を許容しつつ、互いに接続される2つの面部を幾何学的に互いに拘束すればよい。本願において幾何学的拘束とは、溶接やボルトナット等による締結力ではなく部材間の接触反力のみによって、互いに接続される2つの面部の相対回転や相対移動を制限することをいう。ここで、互いに接続される2つの面部は、少なくとも1部が幾何学的に互いに拘束していればよく、幾何学的拘束とボルトナット等による締結が併用されてもよい。例えば、互いに接続される2つの面部を、主に幾何学的に拘束しつつ、補助的にボルトナットを用いて接続してもよい。
図7(a)は、図6(c)のA部拡大図である。図7(a)のA乃至Dは各部位の寸法を表している。Aは、金属棒81に右側面上側曲げ部31を掛けるための余裕代である。Bは金属棒81の直径である。Cは右側面上側曲げ部31を構成する金属棒の直径である。Dは金属棒82の直径である。箱わな1を構成する金属棒が全て同じ直径である場合、B乃至Dは等しくなる。図7(a)では、上面右側曲げ部22と金属棒81との間隔がC+Dとなるように、金属棒81が上面右側部20に固定されている。別の言い方をすれば、金属棒81との間隔がC+Dとなるように、上面右側曲げ部22が形成される。このようにすると、ロック状態では右側面部3と上面右側部20の交わる角度が90度となる。
図7(b)、(c)はロック状態を説明するための図である。図7(b)のx軸とy軸は2次元の座標軸である。矢印701乃至704は、右側面部3と上面右側部20の全ての接点85乃至88について、右側面部3から上面右側部20が受ける接触反力のx軸成分とy軸成分である。
図7(b)のx軸成分である矢印702と矢印704は互いに逆向きである。このことは、このロック状態において、右側面部3と上面右側部20のx軸方向の相対移動が制限されていることを示している。
図7(b)のy軸成分である矢印701と矢印703は互いに逆向きである。このことは、このロック状態において、右側面部3と上面右側部20のy軸方向の相対移動が制限されていることを示している。
このように、接続される2つの面部のうちの一方の面部から他方の面部が受ける接触反力の、任意に設定した2次元の各座標軸成分に、正と負の両方が存在すれば、それら2つの面部の相対移動が制限されることになる。
図7(c)に示すように、右側面部3と上面右側部20の接点87から、他の接点85、86、88に向かう直線である補助線を考える。すると、矢印701および矢印702は補助線の左下側に存在する、すなわち、接点87から見て反時計方向である。一方、矢印703は補助線の右上側に存在する、すなわち、接点87から見て時計方向である。
このように、接続される2つの面部のうちの一方の面部から他方の面部が受ける接触反力を、任意の接点から見たときに、時計方向であるものと反時計方向であるものの両方が存在すれば、それら2つの面部の相対回転が制限されることになる。
このようにして、右側面部3と上面右側部20の辺に平行な軸周りのこれら2つの面部の相対回転、および、前記辺に垂直な方向のこれら2つの面部の2自由度の相対移動が制限されるロック状態となる。ロック状態と実現するためには、少なくとも3つの接点が必要となる(接点が3つである実施形態については図20参照)。
上面左側部21と左側面部4、右側面部3と底面部5、左側面部4と底面部5も、上記の右側面部3と上面右側部20を接続する方法と同様に接続する。
(板材を用いた接続)
以下、板材を用いた接続方法について説明する。上面右側板材23と上面左側板材27を用いて上面右側部20と上面左側部21を接続する方法について、図8と図9を用いて説明する。図8は上面右側部20と上面左側部21を扉面部7側から見た図であり、図9は上面右側部20と上面左側部21を箱わな1の上方向から見た図である。図8(a)と図9(a)は上面右側部20と上面左側部21が接続されていない状態を示す図である。
以下、板材を用いた接続方法について説明する。上面右側板材23と上面左側板材27を用いて上面右側部20と上面左側部21を接続する方法について、図8と図9を用いて説明する。図8は上面右側部20と上面左側部21を扉面部7側から見た図であり、図9は上面右側部20と上面左側部21を箱わな1の上方向から見た図である。図8(a)と図9(a)は上面右側部20と上面左側部21が接続されていない状態を示す図である。
板材を用いて2つの面部を互いに接続するためには、まず、図8(b)と図9(b)に示すように、上面右側板材23と上面左側板材27を重ねる。次に、図8(c)と図9(c)に示すように、上面右側板材23と上面左側板材27にそれぞれ設けられた、箱わな1の組み立て状態において互いに重なり合う穴にボルト83を通してナット84で固定する。このようにして上面右側板材23と上面左側板材27が互いに接続される。
図8(d)は上面右側板材23と上面左側板材27の代わりに上面右側アングル部材123と上面左側アングル部材127を用いて上面右側部20と上面左側部21を接続する他の実施形態を示す図である。この構成によると、上面右側アングル部材123と上面左側アングル部材127にボルト83を通すだけで、すなわちナット84を取り付ける前に、上面右側部20と上面左側部21が崩落するのを防ぎ、形態を維持することができる。ボルト83とナット84による接続が容易になる。ボルト83またはナット84を、上面右側板材23または上面左側板材27、あるいは、上面右側アングル部材123または上面左側アングル部材127に溶接で固定してもよい。また、上面右側板材23または上面左側板材27、あるいは、上面右側アングル部材123または上面左側アングル部材127にネジを切ってもよい。このようにすることでボルト83とナット84による接続が容易になる。また、部品を紛失する可能性が低くなる。
同様に、奥面アングル部材61と、上面右側奥側板材24、上面左側奥側板材28、右側面奥側板材33、左側面奥側板材43および底面奥側板材53も、互いに重なり合った穴にボルトを通してナットで固定することにより互いに接続される。
同様に、扉面アングル部材71と、上面右側扉側板材25、上面左側扉側板材29、右側面扉側板材34、左側面扉側板材44および底面扉側板材54も、互いに重なり合った穴にボルトを通してナットで固定することにより、互いに接続される。
(箱わなの組み立て手順)
本実施形態における箱わなの組み立て手順について説明する。図10と図11は、右側面部3、左側面部4、底面部5、上面右側部20および上面左側部21の組み立て手順を示す図であり、箱わなを扉面部7側から見た図である。箱わな1を組み立てるために、まず図10(a)に示すように、底面部5と、右側面部3および左側面部4を組み合わせて、右側面部3と左側面部4を図中の矢印方向に回転させる。
本実施形態における箱わなの組み立て手順について説明する。図10と図11は、右側面部3、左側面部4、底面部5、上面右側部20および上面左側部21の組み立て手順を示す図であり、箱わなを扉面部7側から見た図である。箱わな1を組み立てるために、まず図10(a)に示すように、底面部5と、右側面部3および左側面部4を組み合わせて、右側面部3と左側面部4を図中の矢印方向に回転させる。
すると図10(b)に示すように、底面部5と、右側面部3および左側面部4がロック状態になる。その状態で、右側面部3と左側面部4にそれぞれ上面右側部20と上面左側部21を組み合わせて、上面右側部20と上面左側部21を図中の矢印方向に回転させる。すると図11(a)に示すように、右側面部3と上面右側部20、左側面部4と上面左側部21がそれぞれロック状態になるとともに上面右側板材23と上面左側板材27にそれぞれ設けられた穴が互いに重なり合う。そこで、図11(b)に示すように、上面右側板材23と上面左側板材27をボルト83とナット84により互いに接続する。
曲げ部を用いて互いに接続された右側面部3、左側面部4、底面部5、上面右側部20および上面左側部21に、図12(a)に示すように奥面部6および扉面部7を、板材を用いて接続することで箱わなの外形部分が完成する。図12(b)は図12(a)の矢視Aの拡大図であり、扉面部7のレール部73のアングル部材72に落下扉76を取り付けた状態を示す図である。落下扉76はアングル部材72に沿って落下可能に取り付けられる。落下扉76は、待機時には公知のトリガー機構(図示せず)によってアングル部材72上部に保持される。このトリガー機構は動物が箱わなの中に入ったことを検知すると落下扉の保持状態を解除して落下扉を落下させるように構成されている。
以上説明したように、本実施形態によると比較的少ない労力で箱わなを組み立ておよび分解することができる。また、曲げ部を用いた接続部では接続用の専用部品を使用しないので部品を紛失する可能性が低い。更に、仮に1本の金属棒では強度が不足する場合でも、複数の金属棒で曲げ部を構成することにより十分な強度を得ることができる。
(他の実施形態)
以下、本発明の他の実施形態について説明する。なお、以下に述べる実施形態では、上記実施形態と同一部分または相当する部分については、符号を共通して使用するとともに新たな図示や説明を省略し、上記実施形態と異なる点についてのみ説明することにする。図13(a)に示すように、上面右側曲げ部22や右側面上側曲げ部31は金属棒81や金属棒82と曲線で接するようにしてもよい。この場合には接触線を多数の接触点の集合と考えることができる。上面右側曲げ部22や右側面上側曲げ部31は金属棒81や金属棒82と面で接触するようにしてもよい。この場合には接触面を多数の接触点の集合と考えることができる。更に、図13(b)に示すように、金属棒81や金属棒82の断面は円形でなくてもよい。
以下、本発明の他の実施形態について説明する。なお、以下に述べる実施形態では、上記実施形態と同一部分または相当する部分については、符号を共通して使用するとともに新たな図示や説明を省略し、上記実施形態と異なる点についてのみ説明することにする。図13(a)に示すように、上面右側曲げ部22や右側面上側曲げ部31は金属棒81や金属棒82と曲線で接するようにしてもよい。この場合には接触線を多数の接触点の集合と考えることができる。上面右側曲げ部22や右側面上側曲げ部31は金属棒81や金属棒82と面で接触するようにしてもよい。この場合には接触面を多数の接触点の集合と考えることができる。更に、図13(b)に示すように、金属棒81や金属棒82の断面は円形でなくてもよい。
図14(a)、(b)に示すように、上面右側曲げ部22や右側面上側曲げ部31は、90度以外の角度で曲げられていてもよい。もちろん、90度で曲げられていてもよい。要するに、接続される2つの面部が互いに幾何学的に拘束されるために十分な接点、接触線または接触面が得られればよい。
図15(a)は図7に対応する図であり、図15(b)は、ある実施形態における図15(a)の矢視Aであり、図15(c)は、別の実施形態における図15(a)の矢視Aである。図15(b)に示すように、上面右側曲げ部22や右側面上側曲げ部31は、右側面部3と上面右側部20の辺に垂直な方向に曲げられてもよいし、図15(c)に示すように、右側面部3と上面右側部20の辺に垂直でない方向に曲げられてもよい。要するに、扉面部7側から見た断面において、接続される2つの面部が互いに幾何学的に拘束されるために十分な接点、接触線または接触面が得られればよい。
図16(a)は図7に対応する図であり、BとCの間にEの隙間が存在する点が図7と異なる。このようにすると、図16(b)に示すように、右側面部3と上面右側部20の交わる角度が90度より大きい状態でロック状態となる。図10と図11では、右側面部3と上面右側部20の交わる角度が90度でロック状態となることを考慮して、右側面部3と上面右側部20の交わる角度が0度から90度の範囲で組み立てが行えるように、各面部を、組み立て状態における箱わなの内側から外側に回転させて組み立てる方法を示した。これに対して、右側面部3と上面右側部20の交わる角度を90度より大きくできれば、各面部を、組み立て状態における箱わなの外側から内側に回転させて組み立てることが可能になる(図示しない)。また、図16(c)に示すように右側面部3と上面右側部20を曲げて箱わな1を構成することもできる。
図17乃至図23は、右側面部3と上面右側部20をロック状態にするための様々な実施形態を示す図である。図17に示す実施形態では、接点85乃至88によって、接続される2つの面部が互いに幾何学的に拘束される。
図18に示す実施形態では、接点85乃至87の他、金属棒81と金属棒82の接触線によって、接続される2つの面部が互いに幾何学的に拘束される。このように、接続される2つの面部は、全体として互いに幾何学的に拘束されればよい。この実施形態によると、接続部の出っ張りを少なくすることができる。
図19に示す実施形態では、上面右側部20が曲げ部を有しない。このような場合でも、右側面上側曲げ部31の形状を工夫することで、接点85乃至88によって、接続される2つの面部が互いに幾何学的に拘束される。この実施形態によると、部材を曲げるための労力を軽減することができる。
図20に示す実施形態では、右側面上側曲げ部31の形状の工夫により、3つの接点86乃至88によって、接続される2つの面部が互いに幾何学的に拘束される。
図21に示す実施形態では、上面右側部20の端部に金属棒81と金属棒89が固定され、これらの金属棒と右側面上側曲げ部31の3つの接点と、金属棒82と上面右側部20との接点によって、接続される2つの面部が互いに幾何学的に拘束される。
図22は、右側面部3と上面右側部20を扉面部7側から見た図であり、図23は、右側面部3と上面右側部20を箱わな1の上方向から見た図である。図22および23に示す実施形態では、接点85乃至88によって、接続される2つの面部が互いに幾何学的に拘束される。
以上の説明では、互いに接続される2つの面部が、1箇所でロック状態になる実施形態を取り上げたがこれに限らない。例えば、図24に示す、A部乃至D部の4箇所全体として、接続される2つの面部が互いに幾何学的に拘束されるようにとしてもよい。図24では金属棒の太さを無視している。図25(a)乃至(d)は、図24のA部乃至D部それぞれを、扉面部7側から見た断面図である。図25(a)乃至(d)の接点85乃至88それぞれ単独では、接続される2つの面部が互いに幾何学的に拘束されるために不十分であるが、これらの接点を全体として考えると、接続される2つの面部が互いに幾何学的に拘束されるために十分である。要するに、接続される2つの面部が互いに幾何学的に拘束されるために十分な接点、接触線または接触面が、接続される2つの面部全体として得られればよい。
図26は、上面部2と左側面部4、右側面部3と底面部5をそれぞれヒンジ90で回転可能に接続した実施形態を示す図である。ヒンジ90で接続されていない側の端部を曲げ部とすることにより、図26(b)、(c)に示すように各面部をヒンジまたは曲げ部で接続することが可能になる。このように、各面部は曲げ部を用いた方法や板材を用いた方法以外の様々な方法により互いに接続され得る。また、各面部の接続部毎に様々な方法によって接続されてもよい。例えば、各面部の一端が曲げ部を用いた方法によって接続され、各面部の他端が曲げ部を用いた方法以外の方法によって接続されてもよい。
以上の説明では、各面部は金属製の金網からなるとしたが、必要な強度さえ確保できるのであれば、繊維強化プラスチック等、他の材料を採用することができる。板材の材質も任意のものを採用することができる。また、各面部の一部または全部が板等の金網以外の部材で構成されていてもよい。
面部の端部に存在する金属棒の内、一部のみを曲げ部としてもよいし、全部を曲げ部としてもよい。
曲げ部は必ずしも金属棒によって形成される必要はなく、板材等、任意の部材によって形成され得る。
曲げ部は必ずしも金属棒等を曲げることによって形成される必要はなく、2つの部材を、互いに角度を付けて溶接等により接合すること等によって形成されてもよい。奥面部6は奥面アングル部材61からなるとしたが、奥面部6を金網によって構成し、奥面部6と他の各面部とを曲げ部を用いて接続してもよい。
各面部の構造や材質は、必要とされる強度に応じて互いに異なってもよい。例えば、特に高い強度が必要とされる、箱わなの側面(右側面部3と左側面部4)には、直径6mmの金属棒が100mmピッチで固定されている金網を使用し、側面ほどは高い強度が必要とされない上下面(上面部2と底面部5)には、直径5.5mmの金属棒が150mmピッチで固定されている金網を使用してもよい。すなわち、箱わな1の側面(右側面部3、左側面部4、奥面部6)の強度を上下面(上面部2や底面部5)の強度よりも高くしてもよい。
板材は、接続される2つの面部の辺の全長にわたって存在する必要は必ずしもなく、穴を設ける箇所毎に小さい板材を複数設けてもよい。
箱わな1が扉面部7を1つのみならず、複数有してもよい。例えば、奥面部6の変わりに扉面部7を設けて両方向から動物が箱わな1に進入可能としてもよい。
以上の説明では曲げ部を用いた方法以外の方法によって接続するとした接続部の1つまたは複数を、曲げ部を用いた方法で接続してもよい。逆に、以上の説明では曲げ部を用いた方法で接続するとした接続部の1つまたは複数を、曲げ部を用いた方法以外の方法によって接続してもよい。
本願において、「端部」とは、面部の中心以外の部分であって、その端部に形成された曲げ部を用いて2つの面部が接続されることにより、動物捕獲用の閉空間を形成することができる全ての部分を意味する。曲げ部が形成される端部は、面部の中心から離れていれば離れている程、動物捕獲用の閉空間を大きくすることができる。
1 箱わな
2 上面部
3 右側面部
4 左側面部
5 底面部
6 奥面部
7 扉面部
20 上面右側部
21 上面左側部
22 上面右側曲げ部
26 上面左側曲げ部
31 右側面上側曲げ部
32 右側面下側曲げ部
41 左側面上側曲げ部
42 左側面下側曲げ部
51 底面左側曲げ部
52 底面右側曲げ部
2 上面部
3 右側面部
4 左側面部
5 底面部
6 奥面部
7 扉面部
20 上面右側部
21 上面左側部
22 上面右側曲げ部
26 上面左側曲げ部
31 右側面上側曲げ部
32 右側面下側曲げ部
41 左側面上側曲げ部
42 左側面下側曲げ部
51 底面左側曲げ部
52 底面右側曲げ部
本発明の第1の課題解決手段は、動物捕獲用箱わなであって、動物捕獲用の閉空間を形成する複数の面部を有し、少なくとも1つの前記複数の面部の端部には曲げ部が形成され、前記曲げ部が形成された前記面部と他の1つの前記面部とが、前記曲げ部を用いて互いに接続され、前記曲げ部を用いて接続される2つの前記面部は、前記箱わなの組み立て状態において、前記曲げ部を含む、それぞれの面部を構成する部材同士が互いに幾何学的に拘束されることによって接続され、互いに幾何学的に拘束される前記2つの面部は、それぞれの面部を構成する部材同士が少なくとも3つの接点で接し、それらの接点における接触反力によって、それら面部の辺に平行な軸周りの、それら2つの面部の少なくとも一方向への相対回転、および、その辺に垂直な方向の、それら2つの面部の2自由度の相対移動が制限される、動物捕獲用箱わなである。
本発明の第2の課題解決手段は、動物捕獲用箱わなであって、動物捕獲用の閉空間を形成する複数の面部を有し、互いに接続される2つの面部の少なくとも一方の面部の端部に曲げ部が形成され、前記2つの面部は、前記箱わなの組み立て状態において、前記曲げ部を含む、それぞれの面部を構成する部材同士が互いに幾何学的に拘束されることによって接続され、互いに幾何学的に拘束される前記2つの面部は、それぞれの面部を構成する部材同士が少なくとも3つの接点で接し、それらの接点における接触反力によって、それら面部の辺に平行な軸周りの、それら2つの面部の少なくとも一方向への相対回転、および、その辺に垂直な方向の、それら2つの面部の2自由度の相対移動が制限される、動物捕獲用箱わなである。
本発明の第3の課題解決手段は、第1または2の課題解決手段における前記曲げ部が形成された前記面部の全部または一部が格子状の金属棒からなり、前記曲げ部が前記金属棒からなる、動物捕獲用箱わなである。
本発明の第4の課題解決手段は、第1乃至第3のいずれかの課題解決手段における互いに幾何学的に拘束される前記2つの面部が、幾何学的拘束と、ボルトナットによる締結が併用されて接続される、動物捕獲用箱わなである。
Claims (4)
- 動物捕獲用箱わなであって、
動物捕獲用の閉空間を形成する複数の面部を有し、
少なくとも1つの前記複数の面部の端部には曲げ部が形成され、
前記曲げ部が形成された前記面部と他の1つの前記面部とが、前記曲げ部を用いて互いに接続され、
前記曲げ部を用いて接続される2つの前記面部は、前記箱わなの組み立て状態において、前記曲げ部を含む、それぞれの面部を構成する部材同士が互いに幾何学的に拘束されることによって接続される、動物捕獲用箱わな。 - 動物捕獲用箱わなであって、
動物捕獲用の閉空間を形成する複数の面部を有し、
互いに接続される2つの面部の少なくとも一方の面部の端部に曲げ部が形成され、
前記2つの面部は、前記箱わなの組み立て状態において、前記曲げ部を含む、それぞれの面部を構成する部材同士が互いに幾何学的に拘束されることによって接続される、動物捕獲用箱わな。 - 互いに幾何学的に拘束される前記2つの面部は、それぞれの面部を構成する部材同士が少なくとも3つの接点で接し、それらの接点における接触反力によって、それら面部の辺に平行な軸周りの、それら2つの面部の少なくとも一方向への相対回転、および、その辺に垂直な方向の、それら2つの面部の2自由度の相対移動が制限される、請求項1または2に記載の動物捕獲用箱わな。
- 前記曲げ部が形成された前記面部の全部または一部が格子状の金属棒からなり、
前記曲げ部が前記金属棒からなる、
請求項1乃至3に記載の動物捕獲用箱わな。
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