JP2016152187A - 電気接点対およびコネクタ用端子対 - Google Patents

電気接点対およびコネクタ用端子対 Download PDF

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Abstract

【課題】接点部における摺動時の摩耗量を減少させることが可能な電気接点対、コネクタ用端子対を提供する。
【解決手段】電気接点対1は、第1電気接点11と、第2電気接点12と、接点部13とを有している。第1電気接点11は、第1導電性母材111の上方にAg−Sn合金層113と、Ag−Sn合金層113の表面に積層された第1Ag層114とを備え、第1Ag層114が最表面に露出している。第2電気接点12は、第2導電性母材121の上方に第2Ag層123を備え、第2Ag層123が最表面に露出している。接点部13は、第1電気接点11における第1Ag層114の表面と第2電気接点12における第2Ag層123の表面とが接触してなる。接点部13にかかる接触圧力は、500N/mm以下である。
【選択図】図7

Description

本発明は、電気接点対およびコネクタ用端子対に関する。
近年、ハイブリッド自動車や電気自動車等の普及に伴い、モーター等へ電力を供給する電力供給線等に大電流用のコネクタ用端子が使用されるようになっている。この種のコネクタ用端子における電気接点には、通常、接触抵抗の低いAgめっきが用いられている。そして、各コネクタ用端子同士が嵌合されることにより、各電気接点のAg層同士が接触し、電気接点対における接点部が形成される。
上記コネクタ用端子としては、例えば、特許文献1には、CuまたはCu合金よりなる母材と、母材表面を被覆するAg−Sn合金層と、Ag−Sn合金層を被覆し、最表面に露出するAg層とを有するめっき部材よりなるコネクタ用端子が開示されている。
特開2013−231228号公報
しかしながら、従来技術は、以下の点で改善の余地がある。すなわち、Agは、比較的軟質で凝着しやすい金属である。そのため、Ag層同士が接触してなる接点部を有する電気接点対は、Agの凝着による摩耗を生じやすく、耐摩耗性に劣る。特に、電気接点対に摺動による摩擦が作用する場合に、上記凝着による摩耗が顕著になる。激しい摩耗が生じると、表面に露出した母材やAg層よりも接触抵抗の大きい下層が接点部を構成することになるため、コネクタ用端子対の接続信頼性が低下する。
この点に関し、特許文献1では、Ag層の下に比較的硬いAg−Sn合金層を設けることによって表面の摩擦係数を小さくし、電気接点対の耐摩耗性を確保している。しかし、このような構成を採用した場合でも、接点部における摺動時の摩耗量を十分に減少させることができない場合がある。
本発明は、上記背景に鑑みてなされたものであり、接点部における摺動時の摩耗量を減少させることが可能な電気接点対、コネクタ用端子対を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、第1導電性母材の上方にAg−Sn合金層と、該Ag−Sn合金層の表面に積層された第1Ag層とを備え、該第1Ag層が最表面に露出している第1電気接点と、
第2導電性母材の上方に、第2Ag層を備え、該第2Ag層が最表面に露出している第2電気接点と、
上記第1電気接点における上記第1Ag層の表面と上記第2電気接点における上記第2Ag層の表面とが接触してなる接点部とを有しており、
該接点部にかかる接触圧力が500N/mm以下であることを特徴とする電気接点対にある。
本発明の他の態様は、電気接点対を有することを特徴とするコネクタ用端子対にある。
上記電気接点対は、第1電気接点における第1Ag層の表面と第2電気接点における第2Ag層の表面とが接触してなる接点部を有している。ここで、第1電気接点は、第1Ag層の下に、第1Ag層より硬いAg−Sn合金層を有している。そのため、第1電気接点は、最表面の摩擦係数が小さくなり、摺動時の耐摩耗性が向上する。さらに、上記電気接点対は、接点部にかかる接触圧力が500N/mm以下とされている。つまり、上記電気接点対は、上記構成を有する第1電気接点および第2電気接点を用いて構成される接点部にかかる接触圧力が500N/mm以下に制限されている。そのため、上記電気接点対は、接点部にかかる接触圧力が500N/mm超えの場合と比較して、接点部における摺動時の摩耗量を減少させることができる。
また、上記コネクタ用端子対は、上記電気接点対を有している。そのため、上記コネクタ用端子対は、接点部における摺動時の摩耗量を減少させることができる。それ故、上記コネクタ用端子対は、高い接続信頼性を維持することができる。
実施例1の電気接点対を模式的に示した断面図である。 実施例1のコネクタ用端子対を模式的に示した断面図である。 実施例2の電気接点対を模式的に示した断面図である。 実施例3の電気接点対を模式的に示した断面図である。 実施例3のコネクタ用端子対を模式的に示したV−V断面図である。 実施例3のコネクタ用端子対を模式的に示したVI−VI断面図である。 実験例で得られた、接点部にかかる接触圧力(N/mm)と摩耗体積(μm)との関係を示したグラフである。
上記電気接点対において、接点部にかかる接触圧力は500N/mm以下とされる。なお、接点部にかかる接触圧力は、接点部にかかる荷重(N)を、接点部における第1Ag層と第2Ag層との接触面積(mm)で除すことにより算出することができる。
接点部にかかる接触圧力は、接点部における摺動時の摩耗量を減少させやすくなる観点から、好ましくは490N/mm以下、より好ましくは480N/mm以下、さらに好ましくは470N/mm以下、さらにより好ましくは460N/mm以下、さらにより一層好ましくは450N/mm以下とすることができる。なお、接点部にかかる接触圧力の下限は、接点部における摺動時の摩耗量を減少させる観点からは特に限定されることはない。接点部にかかる接触圧力の下限は、端子形状、端子の大きさ等を考慮し、電気的接触が確保されるように設定することができる。
上記電気接点対において、第1電気接点は、第1導電性母材の上方にAg−Sn合金層と、Ag−Sn合金層の表面に積層された第1Ag層とを備え、第1Ag層が最表面に露出している。Ag−Sn合金層は、第1導電性母材の上方に配置されておれば、第1導電性母材に接していなくてもよいし、第1導電性母材に接していてもよい。前者の場合には、第1導電性母材とAg−Sn合金層との間に、必要に応じて、他の金属(合金含む、以下省略)層を1層または2層以上介在させることができる。つまり、第1電気接点は、第1導電性母材と、第1導電性母材の表面に直接または他の金属層を介して積層されたAg−Sn合金層と、Ag−Sn合金層の表面に積層された第1Ag層とを備え、第1Ag層が最表面に露出している構成とすることができる。
上記電気接点対において、第2電気接点は、第2導電性母材の上方に第2Ag層を備え、第2Ag層が最表面に露出している。第2Ag層は、第2導電性母材の上方に配置されておれば、第2導電性母材に接していなくてもよいし、第2導電性母材に接していてもよい。前者の場合には、第2導電性母材と第2Ag層との間に、必要に応じて、他の金属層を1層または2層以上介在させることができる。つまり、第2電気接点は、第2導電性母材と、第2導電性母材の表面に直接または他の金属層を介して積層された第2Ag層とを備え、第2Ag層が最表面に露出している構成とすることができる。
上記電気接点対は、第1導電性母材とAg−Sn合金層との間、および/または、第2導電性母材と第2Ag層との間に、Ni層および/またはNi合金層を有している構成とすることができる。
Ni層、Ni合金層は、高い耐熱性を有する。そのため、この場合には、上記電気接点対が高温環境下に曝された場合であっても、Ni層、Ni合金層の下方から表面に向かって拡散してくる酸化物形成元素(例えば、導電性母材のCu成分等)を、Ni層、Ni合金層にて遮断することができる。そのため、接点部に絶縁性の酸化物が形成され難くなり、接触抵抗の増大を抑制しやすくなる。
上記電気接点対において、第1導電性母材および第2導電性母材は、銅または銅合金、あるいは、アルミニウムまたはアルミニウム合金より構成することができる。
第1導電性母材および第2導電性母材が、銅または銅合金からなる場合には、銅または銅合金を導電性母材とするコネクタ用端子対に好適な電気接点対が得られる。また、第1導電性母材および第2導電性母材が、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる場合には、アルミニウムまたはアルミニウム合金を導電性母材とするコネクタ用端子対に好適な電気接点対が得られる。
上記電気接点対において、第1電気接点は、突起状の形状を有しており、第2電気接点は、突起状の第1電気接点の頂部と電気的に接触する板形状を有する構成とすることができる。また、第2電気接点は、突起状の形状を有しており、第1電気接点は、突起状の第2電気接点の頂部と電気的に接触する板形状を有する構成とすることもできる。その他にも、上記電気接点対において、第1電気接点は、屈曲部を有しており、第2電気接点は、第1電気接点の屈曲部と電気的に接触する板形状を有する構成とすることができる。また、第2電気接点は、屈曲部を有しており、第1電気接点は、第2電気接点の屈曲部と電気的に接触する板形状を有する構成とすることもできる。
上記電気接点対において、第1Ag層の厚みは、第2Ag層の厚みよりも薄い構成とすることができる。この場合には、第1Ag層の下に比較的硬いAg−Sn合金層を有することによる第1電気接点の最表面の摩擦係数の低減効果と、第1Ag層よりも厚い第2Ag層による接触抵抗の低減効果との両方を発揮しやすくなる。
上記コネクタ用端子対は、上記電気接点対を有している。上記コネクタ用端子対は、上記電気接点対を1つ有していてもよいし、上記電気接点対を複数有していてもよい。また、上記コネクタ用端子対は、上記電気接点対以外にも、上記電気接点対とは異なる構成の電気接点対を有することもできる。上記コネクタ用端子対は、好ましくは、上記コネクタ用端子対が有する電気接点対の全てが上記電気接点対より構成されているとよい。この場合には、全ての接点部において摺動時の摩耗量を減少させることが可能になるため、高い接続信頼性を維持しやすいコネクタ用端子対が得られる。
上記コネクタ用端子対は、具体的には、第1電気接点を有する第1端子と、第2電気接点を有する第2端子とを有しており、第1端子と第2端子とが嵌合されることによって接点部が形成されている構成とすることができる。この場合には、上記電気接点対を有するコネクタ用端子対を確実に得ることができる。
より具体的には、例えば、第1端子は、第1電気接点としての突起部を有するメス型端子形状を呈することができ、第2端子は、突起部の頂部と接触する第2電気接点としての板状部を有するオス型端子形状を呈することができる。この場合、第1端子は、突起部を1または2以上有することができ、第2端子は、板状部を1または2以上有することができる。また、第2端子は、第2電気接点としての突起部を有するメス型端子形状を呈することができ、第1端子は、突起部の頂部と接触する第1電気接点としての板状部を有するオス型端子形状を呈することができる。この場合、第2端子は、突起部を1または2以上有することができ、第1端子は、板状部を1または2以上有することができる。
また例えば、第1端子は、第1電気接点としての屈曲部を有するメス型端子形状を呈することができ、第2端子は、屈曲部と接触する第2電気接点としての板状部を有するオス型端子形状を呈することができる。この場合、第1端子は、屈曲部を1または2以上有することができ、第2端子は、板状部を1または2以上有することができる。また、第2端子は、第2電気接点としての屈曲部を有するメス型端子形状を呈することができ、第1端子は、屈曲部と接触する第1電気接点としての板状部を有するオス型端子形状を呈することができる。この場合、第2端子は、屈曲部を1または2以上有することができ、第1端子は、屈曲部を1または2以上有することができる。
なお、上述した各構成は、上述した各作用効果等を得るなどのために必要に応じて任意に組み合わせることができる。
以下、実施例の電気接点対およびコネクタ用端子対について、図面を用いて説明する。
(実施例1)
実施例1の電気接点対およびコネクタ用端子対について、図1、図2を用いて説明する。図1に示されるように、本例の電気接点対1は、第1電気接点11と、第2電気接点12と、接点部13とを有している。第1電気接点11は、第1導電性母材111の上方に、Ag−Sn合金層113と、Ag−Sn合金層113の表面に積層された第1Ag層114とを備えている。第1電気接点11において、第1Ag層114は最表面に露出している。第2電気接点12は、第2導電性母材121の上方に第2Ag層123を備えている。なお、各電気接点11、12では、各導電性母材111、121を基準として各層形成側が上側とされる。第2電気接点12において、第2Ag層123は、最表面に露出している。接点部13は、第1電気接点11における第1Ag層114の表面と第2電気接点12における第2Ag層123の表面とが接触してなる。接点部13にかかる接触圧力は、500N/mm以下とされている。以下、これを詳説する。
本例では、第1電気接点11は、突起状の形状を有している。第1電気接点11は、具体的には、突起状に形成された第1導電性母材111と、第1導電性母材111の表面に積層されたNi層112と、Ni層112の表面に積層されたAg−Sn合金層113と、Ag−Sn合金層113の表面に積層された第1Ag層114とを備えている。第1導電性母材111は、銅または銅合金からなり、厚みは250μmである。Ni層112の厚みは、1μmである。Ag−Sn合金層113の厚みは、4μmである。第1Ag層114の厚みは、1μmである。
一方、本例では、第2電気接点12は、突起状の第1電気接点11の頂部と電気的に接触する板形状を有している。第2電気接点12は、具体的には、板形状に形成された第2導電性母材121と、第2導電性母材121の表面に積層されたNi層122と、Ni層122の表面に積層された第2Ag層123とを有している。第2導電性母材121は、銅または銅合金からなり、厚みは250μmである。Ni層122の厚みは、1μmである。第2Ag層123の厚みは、5μmである。なお、第1電気接点11のNi層112、第2電気接点12のNi層122は、Ni合金層に変更することができる。
次に、図2に示されるように、本例のコネクタ用端子対2は、電気接点対1を有している。以下、詳説する。
本例において、コネクタ用端子対2は、上記第1電気接点11を有する第1端子21と、上記第2電気接点12を有する第2端子22とを有している。コネクタ用端子対2は、第1端子21と第2端子22とが嵌合されることによって接点部13が形成されている。なお、本例では、第1端子21は、第1電気接点11を1つ有しており、第2端子22は、第2電気接点12を1つ有している。したがって、本例のコネクタ用端子対2は、電気接点対1を1つ有しており、接触圧力が500N/mm以下とされる接点部13を1つ有している。
コネクタ用端子対2は、自動車用ワイヤーハーネス(不図示)に用いられるものである。より具体的には、コネクタ用端子対2は、自動車において大電流が流れる電力供給線に適用される。第1端子21は、具体的には、メス型端子である。第2端子22は、具体的には、オス型端子である。
より具体的には、第1端子21は、前端に挿入口211が開口した筒状部212を有している。一方、第2端子22は、第1端子21の挿入口211内に挿入させるための板状部221を有している。第1端子21の筒状部212の内部には、底面板213が内側後方へ折り返されて形成された弾性接触片214が設けられている。弾性接触片214は、挿入された第2端子22の板状部221に上向きの力を加えるためのものである。第2端子22の板状部221は、弾性接触片214によって筒状部212の天井板215の内側面に押し付けられる。これにより、第2端子22の板状部221が弾性接触片214と天井板215の内側面との間に挟圧状態で保持される。
弾性接触片214には、突起部216が形成されている。突起部216は、弾性接触片214を裏側から表面に向かって半球状に膨出させることによって形成されている。本例では、弾性接触片214の突起部216が第1電気接点11とされる。また、第2端子22の板状部221のうち、突起部216の頂部と接触する部分とその周辺部分が、第2電気接点12とされる。
なお、本例では、第1端子21における第1電気接点11を含む弾性接触片214以外の部分は、銅または銅合金からなる導電性母材の表面にNi層が積層され、Ni層の表面にSn層またはSn合金層が積層されている。第1端子21を構成する導電性母材は、第1電気接点11の第1導電性母材111と連続している。また、第2端子22における第2電気接点12を含む板状部221以外の部分(不図示)は、銅または銅合金からなる導電性母材の表面にNi層が積層され、Ni層の表面にSn層またはSn合金層が積層されている。第2端子22を構成する導電性母材は、第2電気接点12の第2導電性母材121と連続している。
次に、本例の電気接点対およびコネクタ用端子対の作用効果について説明する。
本例の電気接点対1は、第1電気接点11における第1Ag層114の表面と第2電気接点12における第2Ag層123の表面とが接触してなる接点部13を有している。ここで、第1電気接点11は、第1Ag層114の下に、第1Ag層114より硬いAg−Sn合金層113を有している。そのため、第1電気接点11は、最表面の摩擦係数が小さくなり、摺動時の耐摩耗性が向上する。さらに、本例の電気接点対1は、接点部13にかかる接触圧力が500N/mm以下とされている。つまり、本例の電気接点対1は、上記構成を有する第1電気接点11および第2電気接点12を用いて構成される接点部13にかかる接触圧力が500N/mm以下に制限されている。そのため、本例の電気接点対1は、接点部13にかかる接触圧力が500N/mm超えの場合と比較して、接点部13における摺動時の摩耗量を減少させることができる。
また、本例のコネクタ用端子対2は、本例の電気接点対1を有している。そのため、本例のコネクタ用端子対2は、接点部13における摺動時の摩耗量を減少させることができる。それ故、本例のコネクタ用端子対2は、高い接続信頼性を維持することができる。
(実施例2)
実施例2の電気接点対およびコネクタ用端子について、図3を用いて説明する。図3に示されるように、本例の電気接点対1において、第2電気接点12は、突起状の形状を有している。第2電気接点12は、具体的には、突起状に形成された第2導電性母材121と、第2導電性母材121の表面に積層されたNi合金層122と、Ni合金層122の表面に積層された第2Ag層123とを備えている。第2導電性母材121は、銅または銅合金からなり、厚みは250μmである。Ni合金層122の厚みは、1μmである。第2Ag層123の厚みは、1μmである。
一方、本例では、第1電気接点11は、突起状の第2電気接点12の頂部と電気的に接触する板形状を有している。第1電気接点11は、具体的には、板形状に形成された第1導電性母材111と、第1導電性母材111の表面に積層されたNi合金層112と、Ni合金層112の表面に積層されたAg−Sn合金層113と、Ag−Sn合金層113の表面に積層された第1Ag層114とを有している。第1導電性母材111は、銅または銅合金からなり、厚みは250μmである。Ni合金層112の厚みは、1μmである。Ag−Sn合金層113の厚みは、4μmである。第1Ag層114の厚みは、1μmである。その他の構成については、実施例1の電気接点対1と同様の構成を有する。
また、本例のコネクタ用端子対(不図示)は、第1端子がオス型端子であり、第2端子がメス型端子である。つまり、本例のコネクタ用端子対は、実施例1のコネクタ用端子対とオス、メスの構成が逆になっている。したがって、本例では、弾性接触片の突起部が第2電気接点とされる。また、第1端子の板状部のうち、突起部の頂部と接触する部分とその周辺部分が、第1電気接点とされる。その他の構成については、実施例1のコネクタ用端子対と同様の構成を有する。
本例の電気接点対およびコネクタ用端子対についても、実施例1の電気接点対およびコネクタ用端子対と同様の作用効果を奏することができる。
(実施例3)
実施例3の電気接点対およびコネクタ用端子について、図4〜図6を用いて説明する。図4に示されるように、本例の第1電気接点11は、屈曲部218を有している。第1電気接点11は、具体的には、屈曲部218を有するように折り曲げ形成された第1導電性母材111と、第1導電性母材111の表面に積層されたAg−Sn合金層113と、Ag−Sn合金層113の表面に積層された第1Ag層114とを備えている。第1導電性母材111は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなり、厚みは250μmである。Ag−Sn合金層113の厚みは、4μmである。第1Ag層114の厚みは、1μmである。
一方、本例では、第2電気接点12は、第1電気接点11の屈曲部218と電気的に接触する板形状を有している。第2電気接点12は、具体的には、板形状に形成された第2導電性母材121と、第2導電性母材121の表面に積層された第2Ag層123とを有している。第2導電性母材121は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなり、厚みは250μmである。第2Ag層123の厚みは、5μmである。その他の構成については、実施例1の電気接点対1と同様の構成を有する。
また、図5、図6に示されるように、本例のコネクタ用端子対2は、実施例1のコネクタ用端子対1と同様に、上記第1電気接点11を有する第1端子21と、上記第2電気接点12を有する第2端子22とを有している。そして、コネクタ用端子対2は、第1端子21と第2端子22とが嵌合されることによって接点部13が形成されている。
但し、本例では、第1端子21は、第1電気接点11を6つ有しており、第2端子22は、一つの板状部212に第2電気接点12を6つ有している。したがって、本例のコネクタ用端子対2は、電気接点対1を6つ有しており、接触圧力が500N/mm以下とされる接点部13を6つ有している。つまり、コネクタ用端子対2は、複数の電気接点対を有しており、その全ての電気接点対が上記電気接点対1より構成されている
より具体的には、第1端子21の筒状部212の内部には、天面板217と底面板213とがそれぞれ内側後方へ折り返されて形成された三対の弾性接触片214が設けられている。天面板217側に配置された3つの各弾性接触片214は、挿入された第2端子22の板状部221に下向きの力を加えるためのものである。また、天面板217側に配置された3つの各弾性接触片214と対向するように、底面板213側に配置された3つの各弾性接触片214は、挿入された第2端子22の板状部221に上向きの力を加えるためのものである。これにより、第2端子22の板状部221は、三対の弾性接触片214によって挟圧状態で保持される。
各弾性接触片214には、それぞれ屈曲部218が形成されている。屈曲部218は、弾性接触片214の先端部を、第2端子22側と反対側へ折り曲げて屈曲させることにより形成されている。本例では、弾性接触片214の屈曲部218が第1電気接点11とされる。また、第2端子22の板状部221のうち、屈曲部218の頂部と接触する部分とその周辺部分が、第2電気接点12とされる。その他の構成については、実施例1のコネクタ用端子対1と同様の構成を有する。
本例の電気接点対およびコネクタ用端子対についても、実施例1の電気接点対およびコネクタ用端子対と同様の作用効果を奏することができる。
<実験例>
以下、実験例を用いてより具体的に説明する。
−試験片の作製−
厚み250μmの清浄な銅合金板の表面に、電解めっき法により、厚み1μmのNiめっき膜を形成した。次いで、このNiめっき膜の表面に、電解めっき法により、厚み1.3μmのAgめっき膜、厚み1.4μmのSnめっき膜、厚み2.3μmのAgめっき膜を順に形成した後、290℃でリフロー処理した。これにより、銅合金板の表面に、Ni層(厚み1μm)、Ag−Sn合金層(厚み4μm)、Ag層(厚み1μm)をこの順に形成した。次いで、この銅合金板の一部を曲率半径3mmとなるように裏側から表側に向かって膨出させることにより、略半球状の突起部を形成した。これにより試験片1Aを得た。なお、試験片1Aは、電気接点対を構成する第1電気接点を模擬したものである。
また、試験片1Aの作製において、曲率半径1mmの略半球状の突起部を形成した以外は同様にして、試験片1Bを得た。なお、試験片1Bは、電気接点対を構成する第1電気接点を模擬したものである。
また、厚み250μmの清浄な銅合金板の表面に、電解めっき法により、厚み1μmのNiめっき膜を形成した。次いで、このNiめっき膜の表面に、電解めっき法により、厚み5μmのAgめっき膜を形成した。これにより、銅合金板の表面に、Ni層(厚み1μm)、Ag層(厚み5μm)をこの順に有する試験片2を得た。なお、試験片2は、電気接点対を構成する第2電気接点を模擬したものである。
−摩擦摩耗試験−
試験片1Aまたは試験片1Bの突起部の頂部を試験片2のAg層に鉛直方向にて接触させた状態で保持し、ピエゾアクチュエータを用いて鉛直方向に表1に示す所定の荷重(N)を印加した。これは、試験片1Aまたは試験片1Bと試験片2とを接触させてなる接点部を有する電気接点対を模擬したものである。次いで、上記所定の荷重を印加しつつ、10mm/min.の速度で試験片1Aまたは試験片1Bを水平方向に25mm引っ張り、両試験片を摺動させた。その後、突起部を観察し、摺動痕の面積を求めた。そして、この摺動痕の面積を、簡易的に、試験片1Aまたは試験片1Bと試験片2との接点部における接触面積(mm)とみなし、上記印加荷重を上記接触面積で除すことにより、接触圧力(N/mm)を求めた。また、共焦点顕微鏡(レーザーテック社製、「OPTELICS H1200」)を用い、試験前の突起部の先端と、試験後の突起部に形成された摺動痕の表面との距離を測定し、摺動痕の面積に上記距離を乗じた値を、簡易的に、摩耗体積(μm)として求めた。その結果を、まとめて表1に示す。また、図7に、接点部にかかる接触圧力(N/mm)と摩耗体積(μm)との関係を示す。
Figure 2016152187
表1および図7によれば、接点部にかかる接触圧力が500N/mmを超えると、急激に摩耗体積が増加することがわかる。また、本例では、接点部にかかる接触圧力が100N/mm以上とされているが、接点部にかかる接触圧力が500N/mm以下とされている場合には、摩耗体積の急激な増加が抑制されることがわかる。この結果から、接点部にかかる接触圧力を500N/mm以下に制限することにより、接点部にかかる接触圧力が500N/mm超えの場合と比較して、接点部における摺動時の摩耗量を減少させることが可能であるといえる。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を損なわない範囲内で種々の変更が可能である。
1 電気接点対
11 第1電気接点
111 第1導電性母材
113 Ag−Sn合金層
114 第1Ag層
12 第2電気接点
121 第2導電性母材
123 第2Ag層
13 接点部
2 コネクタ用端子対

Claims (5)

  1. 第1導電性母材の上方に、Ag−Sn合金層と、該Ag−Sn合金層の表面に積層された第1Ag層とを備え、該第1Ag層が最表面に露出している第1電気接点と、
    第2導電性母材の上方に第2Ag層を備え、該第2Ag層が最表面に露出している第2電気接点と、
    上記第1電気接点における上記第1Ag層の表面と上記第2電気接点における上記第2Ag層の表面とが接触してなる接点部とを有しており、
    該接点部にかかる接触圧力が500N/mm以下であることを特徴とする電気接点対。
  2. 上記第1導電性母材と上記Ag−Sn合金層との間、および/または、上記第2導電性母材と上記第2Ag層との間に、Ni層および/またはNi合金層を有していることを特徴とする請求項1に記載の電気接点対。
  3. 上記第1導電性母材および上記第2導電性母材は、銅または銅合金、あるいは、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなることを特徴とする請求項1または2に記載の電気接点対。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気接点対を有することを特徴とするコネクタ用端子対。
  5. 上記第1電気接点を有する第1端子と、上記第2電気接点を有する第2端子とを有しており、上記第1端子と上記第2端子とが嵌合されることによって上記接点部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載のコネクタ用端子対。
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