JP2016151538A - 部品判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電極部の種々の変形状態に対応して、電子部品の良否判定の精度を向上できる部品判定装置を提供することを目的とする。【解決手段】部品判定装置は、部品本体に設定された測定点の三次元位置、および複数の電極部にそれぞれ設定された測定点の三次元位置を測定する測定ユニットと、電子部品が平面上に載置された場合に複数の電極部に対する平面の位置を示す基準平面を、複数の電極部にそれぞれ設定された測定点の三次元位置に基づいて算出する平面算出部と、部品本体に設定された測定点と基準平面との距離に基づいて電子部品の適否を判定する適否判定部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、保持された電子部品の適否を判定する部品判定装置に関するものである。
部品検査装置は、回路基板に実装される電子部品を対象として、当該電子部品における電極部の状態などが電子部品の用途に適しているか否かを判定する。例えば、特許文献1には、複数の電極部(リード)の平坦度検査などを行う外観検査装置が開示されている。このように電子部品の適否を判定することにより、電極部が変形しているなどの不良な電子部品の使用が防止される。
特開2001−155160号公報
しかしながら、電極部の変形状態には種々の状態が含まれ、電子部品の保持状態によっては、検査結果に影響することがある。不良な電子部品の使用をより確実に防止するために、電子部品の良否判定には精度向上の要請がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、電極部の種々の変形状態に対応して、電子部品の良否判定の精度を向上できる部品判定装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る部品検査装置は、部品本体および複数の電極部を有する電子部品が保持装置に保持された状態において当該電子部品の適否を判定する。保持された前記電子部品のうち保持装置側とは反対側を向いた前記部品本体の外面および前記複数の電極部の外面を検査面と定義する。
部品判定装置は、前記部品本体に設定された測定点の三次元位置、および前記複数の電極部にそれぞれ設定された測定点の三次元位置を測定する測定ユニットと、前記電子部品が平面上に載置された場合に前記複数の電極部に対する前記平面の位置を示す基準平面を、前記複数の電極部にそれぞれ設定された前記測定点の前記三次元位置に基づいて算出する平面算出部と、前記部品本体に設定された前記測定点と前記基準平面との距離に基づいて前記電子部品の適否を判定する適否判定部と、を備える。
請求項1に記載の発明によると、電子部品の適否検査は、保持装置側とは反対側に位置する検査面を対象として行われる。適否検査に用いられる基準平面は、電子部品が平面上に載置されたと仮定した場合の仮想的な載置台上面に相当する。この基準平面が複数の電極部にそれぞれ設定された測定点の三次元位置に基づいて算出されることから、より適切な基準平面を定めることが可能となり、複数の電極部の種々の変形状態を適否検査に反映させることができる。
さらに、当該基準平面に対する部品本体に設定された測定点の距離が適否検査に用いられる。当該距離が電子部品の保持状態によって変動することから、電子部品の保持状態を適否判定に反映させることができる。これにより、電極部の種々の変形状態に対応して、電子部品の良否判定の精度を向上できる。
実施形態における部品実装機の全体を示す平面図である。 部品判定装置が適用された部品実装機の制御装置を示すブロック図である。 吸着ノズルと測定ユニットの位置関係を示す模式図である。 位相の異なるパターン光を示す図である。 形状測定された電子部品の検査面を示す図である。 適否判定を説明するための電子部品を拡大して示す側面図である。 部品実装機による実装処理を示すフロー図である。 部品判定装置による適否判定処理を示すフロー図である。
以下、本発明の部品判定装置を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。部品判定装置は、部品実装機に適用され、当該部品実装機において部品移載装置の装着ヘッドに保持された状態の電子部品の適否を判定する。部品実装機は、供給位置にある電子部品を吸着ノズルにより吸着して保持し、この電子部品を回路基板上の所定の座標位置に装着する装置である。
<実施形態>
(部品実装機1の全体構成)
部品実装機1は、図1に示すように、基板搬送装置10と、部品供給装置20と、部品移載装置30と、部品カメラ41と、基板カメラ42と、測定ユニット50と、制御装置60とを備える。以下の説明において、部品実装機1の水平幅方向(図1の左右方向)をX軸方向とし、部品実装機1の水平長手方向(図1の上下方向に)をY軸方向とし、X軸およびY軸に垂直な鉛直方向(図1の前後方向)をZ軸方向とする。
基板搬送装置10は、ベルトコンベアなどにより構成され、回路基板70を搬送方向へと順次搬送する。基板搬送装置10は、部品実装機1の機内における所定の位置に回路基板70を位置決めする。そして、基板搬送装置10は、部品実装機1による実装処理が実行された後に、回路基板70を部品実装機1の機外に搬出する。
部品供給装置20は、回路基板70に装着される電子部品を供給する。部品供給装置20は、X軸方向に並んで配置された複数のスロットを有する。複数のスロットには、フィーダ21が着脱可能にそれぞれセットされる。部品供給装置20は、フィーダ21によりキャリアテープを送り移動させて、フィーダ21の先端側(図1の上側)に位置する取出し部において電子部品を供給する。
また、部品供給装置20は、例えばリード部品などの比較的大型の電子部品を、トレイ22上に並べた状態で供給する。部品供給装置20は、上下方向に区画された収納棚23に複数のトレイ22を収納し、実装処理に応じて所定のトレイ22を引き出してリード部品などの電子部品を供給する。
部品移載装置30は、X軸方向およびY軸方向に移動可能に構成される。部品移載装置30は、部品実装機1の長手方向の後部側(図1の上側)から前部側の部品供給装置20の上方にかけて配置される。部品移載装置30は、ヘッド駆動装置31と、移動台32と、装着ヘッド33とを備える。ヘッド駆動装置31は、直動機構により移動台32をXY軸方向に移動可能に構成される。
装着ヘッド33は、ヘッド駆動装置31の移動台32に着脱可能に設けられ、電子部品を保持する保持装置である。また、装着ヘッド33は、複数のノズルホルダに着脱可能に設けられた複数の吸着ノズル34(図3を参照)を支持する。装着ヘッド33は、Z軸と平行なR軸回りに回転可能に、且つ昇降可能に吸着ノズル34をそれぞれ支持する。
吸着ノズル34の各々は、装着ヘッド33に対する昇降位置(Z軸方向位置)や角度、負圧の供給状態を制御される。吸着ノズル34は、負圧を供給されることにより、フィーダ21の取出し部において供給される電子部品、およびトレイ22により供給される電子部品を吸着して保持する。このような構成により、本実施形態の装着ヘッド33は、電子部品を吸着により保持する。
部品カメラ41および基板カメラ42は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を有するデジタル式の撮像装置である。部品カメラ41および基板カメラ42は、通信可能に接続された制御装置60による制御信号に基づいてカメラ視野に収まる範囲の撮像を行い、当該撮像により取得した画像データを制御装置60に送出する。
部品カメラ41は、光軸が鉛直方向(Z軸方向)となるように部品実装機1の基台に固定され、部品移載装置30の下方から撮像可能に構成される。より具体的には、部品カメラ41は、吸着ノズル34に保持された状態の電子部品の下面を撮像可能に構成される。詳細には、部品カメラ41のレンズユニットは、撮像素子から一定の距離にある対象物に焦点が合うように設定される。また、部品カメラ41のレンズユニットのカメラ視野は、装着ヘッド33が支持する全ての吸着ノズル34が収まる大きさに設定されている。
基板カメラ42は、光軸が鉛直方向(Z軸方向)の下向きとなるように部品移載装置30の移動台32に設けられる。基板カメラ42は、回路基板70を撮像可能に構成されている。この基板カメラ42から画像データを取得した制御装置60は、画像処理により例えば基板に付された位置決めマークを認識することで、基板搬送装置10による回路基板70の位置決め状態を認識する。そして、制御装置60は、回路基板70の位置決め状態に応じて移動台32の位置を補正して、電子部品の装着を行うように実装処理を制御する。
測定ユニット50は、電子部品に設定される測定点の三次元位置(三次元座標により示される空間位置)を測定する。本実施形態において、測定ユニット50は、三次元座標により示される検査面の形状(立体的な形状)を測定することによって、それぞれの測定点の三次元位置を測定する。測定ユニット50は後述する部品判定装置Dpを構成するため、詳細構成については部品判定装置Dpの構成の説明において説明する。
制御装置60は、主として、CPUや各種メモリ、制御回路により構成される。制御装置60は、部品カメラ41および基板カメラ42の撮像により取得した画像データ、後述する部品判定装置Dpによる電子部品の適否の判定結果に基づいて、回路基板70に電子部品を実装する実装処理を制御する。制御装置60は、図2に示すように、実装制御部61、形状測定部62、平面算出部63、平坦度検査部64、適否判定部65、および記憶装置66に、バスを介して入出力インターフェース67が接続されている。入出力インターフェース67には、モータ制御回路68および撮像制御回路69が接続されている。
実装制御部61は、モータ制御回路68を介して装着ヘッド33の位置や吸着機構の動作を制御する。より詳細には、実装制御部61は、部品実装機1に複数設けられた各種センサから出力される情報や、各種の認識処理の結果を入力する。そして、実装制御部61は、記憶装置66に記憶されている制御プログラム、各種センサによる情報、画像処理や認識処理の結果に基づいて、モータ制御回路68に制御信号を送出する。これにより、装着ヘッド33に支持された吸着ノズル34の位置および回転角度が制御される。
形状測定部62、平面算出部63、平坦度検査部64、および適否判定部65は後述する部品判定装置Dpを構成するため、詳細については部品判定装置Dpの構成の説明において説明する。記憶装置66は、ハードディスク装置などの光学ドライブ装置、またはフラッシュメモリなどにより構成される。この記憶装置66には、部品実装機1を動作させるための制御プログラム、バスや通信ケーブルを介して部品カメラ41および基板カメラ42から制御装置60に転送された画像データ、部品判定装置Dpによる画像処理の一時データなどが記憶される。入出力インターフェース67は、CPUや記憶装置66と各制御回路76,77との間に介在し、データ形式の変換や信号強度を調整する。
モータ制御回路68は、実装制御部61による制御信号に基づいて、部品移載装置30に設けられた各軸モータの制御に用いられる。これにより、装着ヘッド33が各軸方向に位置決めされる。また、この各軸のモータの制御により、所定の吸着ノズル34の昇降位置(Z軸方向位置)および回転角度が割り出される。
撮像制御回路69は、制御装置60が送出する撮像の制御信号に基づいて、部品カメラ41、基板カメラ42および測定ユニット50の測定カメラ53による撮像を制御する。また、撮像制御回路69は、部品カメラ41、基板カメラ42および測定カメラ53の撮像による画像データを取得して、入出力インターフェース67を介して記憶装置66に記憶させる。
(部品判定装置Dpの構成)
部品判定装置Dpは、電子部品の適否を判定する装置である。本実施形態において、部品判定装置Dpは、部品実装機1の一部を構成するように組み込まれている。部品判定装置Dpは、部品移載装置30の吸着ノズル34に吸着により保持された電子部品を適否判定の対象とする。
ここで、部品判定装置Dpが適否判定の対象とする電子部品は、部品本体および複数の電極部を有する電子部品である。電子部品の電極部は、部品本体に設けられ、電子部品が回路基板70上に載置された後に、回路基板70のランドに電気的に接続される。具体的には、電極部は、リード部品のリード、またはチップ部品の突起状の端子である。以下では、適否判定の対象の電子部品80は、上記のリード部品であるものとして説明する。
電子部品80は、図3に示すように、部品本体81と、複数の電極部に相当するリード82とを有する。ここで、装着ヘッド33に保持された電子部品80のうち装着ヘッド33側とは反対側(鉛直方向の下側)を向いた部品本体81の外面および複数のリード82の外面を「検査面」と定義する。つまり、図3に示すように、電子部品80が適正な姿勢で吸着により保持された状態、即ち部品本体81の本体上面が吸着ノズル34に吸着された吸着面81aとなった状態においては、部品本体81の本体下面81b、およびリード82のリード下面82aが「検査面」である。一方で、電子部品80が上下反対に保持された状態、即ち本体下面81bが吸着面となった状態においては、部品本体81の本体上面およびリード82のリード上面が「検査面」となる。
部品判定装置Dpは、図2に示すように、測定ユニット50と、平面算出部63と、平坦度検査部64と、適否判定部65とを備える。測定ユニット50は、電子部品80に設定される測定点の三次元位置を測定する。本実施形態において、測定ユニット50は、三次元座標により示される検査面の立体的な形状(以下、単に「立体形状」とも称する)を測定することによって、それぞれの測定点の三次元位置を測定する。
測定ユニット50は、立体形状の測定に用いられる画像データを取得する2つのプロジェクタ51,52および測定カメラ53と、制御装置60の一部を構成する形状測定部62(図2を参照)とを有する。2つのプロジェクタ51,52および測定カメラ53は、部品実装機1の基台に固定される。2つのプロジェクタ51,52は、測定カメラ53の光軸を中心に90°ずれた位置に配置され、立体形状の測定対象となる対象物に予め定められたパターン光を投影する装置である。
2つのプロジェクタ51,52の各々は、光源の光をスリットまたは透過型の液晶などにより所定のパターン光を生成し、投影レンズにより当該パターン光を対象物に投影している。本実施形態において、プロジェクタ51,52により投影されるパターン光は、図4に示すように、輝度が正弦波状に変化する縞状からなる。
第一のプロジェクタ51は、例えば図4の上段に示すように、周波数Aの周期の1/4にあたる(1/2)πずつ位相を縞状の配列方向(図4の上下方向)にシフトさせたパターン光を順次投影する。第二のプロジェクタ52は、第一のプロジェクタ51と同一の周波数Aまたは異なる周波数B(図4の下段を参照)のパターン光を、(1/2)πずつ位相を縞状の配列方向にシフトさせて順次投影する。
測定カメラ53は、部品カメラ41と同様に、撮像素子を有するデジタルカメラである。測定カメラ53は、図3に示すように、プロジェクタ51(52)から規定距離Lpだけパターン光の配列方向に離間して配置され、対象物に投影されたパターン光を撮像する。測定カメラ53は、通信可能に接続された制御装置60による制御信号に基づいて撮像を行い、当該撮像により取得した画像データを制御装置60に送出する。
形状測定部62は、測定カメラ53の撮像により取得した複数の画像データに基づいて対象物の立体形状を測定する。本実施形態において、形状測定部62は、図4に示される各パターン光にそれぞれ対応する複数の画像データを用いて、位相シフト法により対象物の立体形状を測定する構成としている。
上記の位相シフト法では、対象物に投影する位相の異なるパターン光については少なくとも3種類が必要とされ、1周期を4分割して(1/2)πずつシフトさせる方法が一般に多く用いられる。本実施形態では、測定対象が小さい場合、また測定対象のリードなどの凹凸が不連続となる場合などに鑑みて、測定ユニット50は、図4に示すように、異なる周波数A,Bからなる2組のパターン光を用いる構成を採用する。
形状測定部62は、立体形状の測定において、先ず、各周波数A,Bにおける4種類のパターン光に対応した画像データに基づいて画素ごとの輝度を算出する。次に、形状測定部62は、算出された輝度に依存するパターン光の投影角度、規定距離Lp、測定カメラ53の焦点距離に基づいて、各画素に対応する測定対象の各部位までの距離を各組についてそれぞれ算出する。そして、形状測定部62は、各組で算出された距離の値で補間し合うことにより、対象物の各部位までの距離を算出して、結果として対象物の立体形状を測定する。
図5は、形状測定部62により測定された電子部品80の立体形状を可視化したものであり、各部位における輝度(図5における濃淡)により、当該部位の高さ(Z座標)が示される。本実施形態において、電子部品80には、部品本体81に3点の測定点91、および複数のリード82に各1点の測定点92が設定されている。
本実施形態において、それぞれの測定点91,92は、電子部品80の外形を形成する部品本体81のエッジ部81cおよびリード82のエッジ部82bから離間して設定される。より詳細には、測定点91,92は、それぞれのエッジ部81c,82b(図5の太実線部)により囲まれる領域の内周側に位置する。形状測定部62は、例えば測定ユニット50の座標系を基準として、設定された測定点91,92のXY座標に対するZ座標を算出して、測定点91,92の三次元位置を測定する。
平面算出部63は、複数のリード82にそれぞれ設定された測定点92の三次元位置に基づいて基準平面85を算出する。ここで、基準平面85とは、電子部品80が平面上に載置された場合に、複数のリード82に対する当該平面の位置を示す仮想平面である。基準平面85は、複数のリード82のうち最下の3点により構成される平面により定義されてもよいし、全てのリード82の測定点92に基づいて定義されてもよい。
本実施形態において、平面算出部63は、電子部品80が回路基板70にある程度の力で押し付けて載置されることを想定して、複数のリード82の測定点92からノイズを除去した後に、測定点92の三次元位置に基づく近似平面を、例えば最小自乗法を用いて算出する。平面算出部63は、図6に示すように、算出された近似平面を基準平面85とする。
平坦度検査部64は、複数のリード82にそれぞれ設定された測定点92と基準平面85との各距離に基づいて、複数のリード82の平坦度検査を行う。より詳細には、平坦度検査部64は、図6に示すように、基準平面85に許容値を加えた平坦度許容範囲Tcに、複数のリード82の各測定点92が収まるか否かによって、リード82の平坦度を検査する。リード82の平坦度は、端子最下面の均一性とも称されるものであり、それぞれのリード82の変形量によって評価される。平坦度検査部64は、例えば一つのリード82が電気的な接続が不可となる程度に変形している場合には、リード82の平坦度が不足していると判定する。
適否判定部65は、電子部品80の適否を判定する。本実施形態において、適否判定部65は、以下の判定項目(A)〜(C)について順次判定を行い、全ての判定項目について適正である場合に電子部品80が部品実装機1による実装処理に適しているものと判定する。一方で、適否判定部65は、何れかの判定項目について不適である場合に電子部品80が部品実装機1による実装処理に適していないものと判定する。
第一の判定項目(A)は、リード82の高さに関するものである。適否判定部65は、部品本体81に設定された測定点91と基準平面85との距離(以下、「リード高さHd」と称する)に基づいて電子部品80の適否を判定する。具体的には、適否判定部65は、リード高さHdが許容範囲に収まる場合に、第一の判定項目(A)について適正と判定する。なお、リード高さHdは、例えば部品本体81に設定された複数の測定点91のうち任意の一点と基準平面85との距離により算出される。
ここで、例えば複数のリード82が均一に湾曲して全体が平坦度許容範囲Tcに収まる電子部品80や、形状自体が正常であるが上下反対に保持された電子部品80は、部品本体81との位置関係によらず判定される平坦度検査においては、リード82の平坦度が満たされていると判定されることがある。これに対して、第一の判定項目(A)によると、電子部品80は、部品本体81が回路基板70の上面に過度に接近または接触するような実装処理に不適な電子部品であると判定されて検出される。これにより、上記のようなリード82の変形状態、および電子部品80の保持状態に対応した電子部品80の良否判定が可能となる。
第二の判定項目(B)は、リード82の平坦度に関するものである。適否判定部65は、平坦度検査部64による平坦度検査の検査結果に基づいて電子部品80の適否を判定する。なお、本実施形態における平坦度検査は、上述したように、複数のリード82にそれぞれ設定された測定点92の三次元位置に基づいて算出された基準平面85を用いる。そのため、例えば電子部品80の側方視によりリード82のZ軸方向の位置を比較する平坦度検査と比較すると、実際の回路基板70への実装状態に近く、より高精度な平坦度検査が可能となる。
第三の判定項目(C)は、電子部品80の部品本体81と基準平面85との角度に関するものである。適否判定部65は、検査面を構成する部品本体81の外面が基準平面85とのなす角度(以下、「傾斜角度An」と称する)を部品本体81に設定された測定点91の三次元位置に基づいて算出し、算出された当該傾斜角度Anに基づいて電子部品80の適否を判定する。
ここで、例えば部品本体81の中央から偏った位置に荷重が加えられるなどの要因によって、複数のリード82のそれぞれの変形量が一定の割合で変化する場合には、当該電子部品80は、リード82の平坦度が満たされ、且つ部品本体81に設定された測定点91の位置によってはリード高さHdが適正であると判定されることがある。これに対して、第三の判定項目(C)によると、上記のような電子部品80は、部品本体81の一部が回路基板70の上面に過度に接近または接触するような実装処理に不適な電子部品であると判定されて検出される。
(部品実装機1による実装処理)
部品実装機1による電子部品80の実装処理において、実装制御部61は、先ず装着ヘッド33が複数支持する吸着ノズル34に電子部品80を順次吸着させて、電子部品80を保持する吸着処理(ステップ10(以下、「ステップ」を「S」と表記する))を実行する。次に、制御装置60は、部品移載装置30の動作により装着ヘッド33を部品カメラ41の上方に移動させて、吸着された複数の電子部品80を撮像する撮像処理(S20)を実行する。
部品判定装置Dpは、複数の吸着ノズル34に保持された電子部品80を対象として適否判定処理を実行する(S30)。この適否判定処理は、複数の吸着ノズル34に保持された電子部品80に、リード部品などの適否判定を要する電子部品が含まれている場合にのみ実行するようにしてもよい。制御装置60は、適否判定処理における判定結果に基づいて、不適部品の有無を判定する(S40)。適否判定処理において、回復処理の要請が送出された場合には不適部品があったものとして(S40:Yes)、制御装置60は、回復処理を実行する(S50)。
上記の回復処理には、実装処理に不適と判定された電子部品80の修正または廃棄、必要な電子部品80の再度の吸着、再度の適否判定処理などが含まれる。当該回復処理を実行した後に、または適否判定処理において不適部品がないものと判定された場合(S40:No)、実装制御部61は、電子部品80を回路基板70に順次装着する装着処理(S60)を実行する。そして、実装制御部61は、制御プログラムに基づいて、全ての電子部品80の装着処理が終了したか否かを判定する(S70)。制御装置60は、装着処理が終了するまで上記処理(S10〜S60)を繰り返し実行する。
また、部品実装機1による実装処理において、実装精度の向上を図るために、実装制御部61は、吸着ノズル34による電子部品80の吸着状態に対応して吸着ノズル34の移動を制御する。そのため、実装制御部61は、撮像処理(S20)により取得された制御装置60において画像処理して、吸着ノズル34による電子部品80の吸着状態を認識するようにしている。
(部品判定装置Dpによる適否判定処理)
上記の適否判定処理(S30)において、部品判定装置Dpは、先ず測定カメラ53による撮像処理を実行する(S31)。詳細には、部品判定装置Dpは、図3に示すように、部品移載装置30の動作により吸着ノズル34により保持された電子部品80を測定カメラ53の上方に移動させる。このとき、部品判定装置Dpは、先に実行されている部品カメラ41による撮像処理(S20)により取得された画像データに基づいて、測定カメラ53に対する電子部品80の姿勢を調整する。
そして、部品判定装置Dpは、2つのプロジェクタ51,52によるパターン光の投影と、測定カメラ53による撮像とを交互に繰り返すことにより、撮像処理(S31)を実行する。次に、形状測定部62は、撮像処理(S31)により取得された画像データを用いて、三次元座標により示される電子部品80の検査面の立体的な形状の測定処理を実行する(S32)。
より詳細には、形状測定部62は、電子部品80に対する縞状の配列方向の異なる2組計8枚の画像データを用いて、位相シフト法により各組で部品の各部位(画素に対応する)までの距離を算出する。そして、形状測定部62は、算出された部品の各部位までの距離に基づいて、三次元座標により示される検査面の形状を取得する(図5を参照)。これにより、部品判定装置Dpは、部品本体81の測定点91の三次元位置、および複数のリード82のそれぞれの測定点92の三次元位置を取得する。このとき、部品判定装置Dpは、取得した検査面の形状に基づいて、リード82の変形量に対応して測定点92の位置ずれを調整する。これにより、部品判定装置Dpは、リード82の変形により変位した測定点92の三次元位置を取得する。
続いて、平面算出部63は、複数のリード82のそれぞれの測定点92の三次元位置に基づいて基準平面85を算出する(S33)。適否判定部65は、第一の判定項目(A)として、基準平面85と部品本体81に設定された測定点91とを用いて、リード高さHdが許容範囲に収まる否かにより電子部品80の適否を判定する(S34)。リード高さHdが許容範囲に収まらない場合には(S34:No)、適否判定部65は、制御装置60に対して回復処理を要請して(S39)、当該電子部品80に係る適否判定処理を終了する。
一方で、リード高さHdが許容範囲に収まる場合には(S34:Yes)、平坦度検査部64は、複数のリード82を対象とする平坦度検査処理を実行する(S35)。平坦度検査処理においては、全てのリード82のそれぞれに設定された測定点92の三次元位置が平坦度許容範囲Tcに収まる否かによって、リード82の平坦度が検査される。適否判定部65は、第二の判定項目(B)として、平坦度検査の検査結果に基づいて電子部品80の適否を判定する(S36)。
リード82の平坦度が不足していると判定された場合には(S36:No)、適否判定部65は、制御装置60に対して回復処理を要請して(S39)、当該電子部品80に係る適否判定処理を終了する。一方で、リード82の平坦度が満たされている場合には(S36:Yes)、適否判定部65は、電子部品80の部品本体81と基準平面85との傾斜角度Anを算出する(S37)。そして、適否判定部65は、第三の判定項目(C)として、算出された傾斜角度Anが許容角度範囲に収まるか否かによって、電子部品80の適否を判定する(S38)。
傾斜角度Anが許容角度範囲に収まらない場合には(S38:No)、適否判定部65は、制御装置60に対して回復処理を要請して(S39)、当該電子部品80に係る適否判定処理を終了する。一方で、傾斜角度Anが許容角度範囲に収まる場合には(S38:Yes)、適否判定部65は、回復処理の要請をすることなく適否判定処理を終了する。なお、部品移載装置30の複数の吸着ノズル34によって適否判定処理を要する電子部品80が複数保持されている場合には、部品判定装置Dpは、保持される電子部品80の数量だけ上記の適否判定処理(S30)を繰り返す。
(実施形態の構成による効果)
実施形態において、部品判定装置Dpは、部品本体81および複数の電極部(リード82)を有する電子部品80が保持装置(装着ヘッド33)に保持された状態において当該電子部品80の適否を判定する。保持された電子部品80のうち保持装置(装着ヘッド33)側とは反対側を向いた部品本体81の外面および複数の電極部(リード82)の外面を検査面と定義する。
部品判定装置Dpは、部品本体81に設定された測定点91の三次元位置、および複数の電極部(リード82)にそれぞれ設定された測定点92の三次元位置を測定する測定ユニット50と、電子部品80が平面上に載置された場合に複数の電極部(リード82)に対する平面の位置を示す基準平面85を、複数の電極部(リード82)にそれぞれ設定された測定点92の三次元位置に基づいて算出する平面算出部63と、部品本体81に設定された測定点91と基準平面85との距離(リード高さHd)に基づいて電子部品80の適否を判定する適否判定部65と、を備える。
このような構成によると、電子部品80の適否検査は、吸着面81aとは反対側に位置する検査面(本実施形態においては、本体下面81b、リード下面82a)を対象として行われる。適否検査に用いられる基準平面85は、電子部品80が平面上に載置されたと仮定した場合の仮想的な載置台上面に相当する。この基準平面85が複数のリード82にそれぞれ設定された測定点92の三次元位置に基づいて算出されることから、より適切な基準平面85を定めることが可能となり、複数のリード82の種々の変形状態を適否検査に反映させることができる。
さらに、当該基準平面85に対する部品本体81に設定された測定点91の距離(リード高さHd)が適否検査(S34)に用いられる。当該リード高さHdが電子部品80の保持状態によって変動することから、電子部品80の保持状態を適否判定に反映させることができる。これにより、リード82の種々の変形状態に対応して、電子部品80の良否判定の精度を向上できる。
また、部品判定装置Dpは、複数の電極部(リード82)にそれぞれ設定された測定点92と基準平面85との各距離に基づいて、複数の電極部(リード82)の平坦度検査(S35)を行う平坦度検査部64をさらに備える。適否判定部65は、平坦度検査(S35)の検査結果に基づいて電子部品80の適否を判定する(S36)。
このような構成によると、平坦度検査(S35)において基準平面85が用いられる。これにより、仮想的な載置台上面に相当する基準平面85に基づいて平坦度検査(S35)が行われるので、当該平坦度検査(S35)の精度を向上できる。また、当該平坦度検査(S35)の検査結果を電子部品80の適否判定(S36)に用いることによって、当該適否判定の精度をさらに向上できる。
また、適否判定部65は、検査面を構成する部品本体81の外面が基準平面85に対してなす角度(傾斜角度An)を部品本体81に設定された測定点91の三次元位置に基づいて算出し(S37)、算出された当該角度(傾斜角度An)に基づいて電子部品80の適否を判定する(S38)。
このような構成によると、算出された角度(傾斜角度An)は、電子部品80が平面上に載置されたと仮定した場合の載置台に対して部品本体81がなす角度(傾斜角度An)に相当する。当該角度(傾斜角度An)に基づく検査結果を電子部品80の適否判定に用いることによって、部品本体81の一部が回路基板70の上面に過度に接近または接触するような実装処理に不適な電子部品を検出できる。よって、適否判定の精度をさらに向上できる。
また、測定点91,92は、電子部品80の外形を形成する部品本体81のエッジ部81cおよび電極部(リード82)のエッジ部82bから離間して設定される。
このような構成によると、測定点91,92は、検査面(本実施形態においては、本体下面81b、リード下面82a)においてエッジ部81c,82bを除いた任意の位置に設定される。当該位置は、何れかの方向から電子部品80を見た場合に、外形を形成しない部位である。よって、上記構成は、二次元形状として電子部品80を画像処理して外観検査を行う構成と比較すると、適否検査に好適な部位を選択可能であり、当該適否判定の精度を向上できる。
また、測定ユニット50は、三次元座標により示される検査面の形状を測定することによって、それぞれの測定点91,92の三次元位置を測定する。
このような構成によると、測定点91,92を検査面(本実施形態においては、本体下面81b、リード下面82a)の任意の位置に設定することが可能であり、測定点91,92の設定自由度が高い。また、必要な検査精度に応じて測定点91,92の増減が可能であるため、多様な検査に対応できる。また、検査面の立体的な形状を認識できるので、設定された測定点91,92について、例えば電極部(リード82)の変形に対応して動的に測定点91,92を移動させるなどの対応が可能となる。
また、部品実装機1は、部品判定装置Dpと、部品判定装置Dpによる電子部品80の適否の判定結果に基づいて、回路基板に電子部品80を実装する実装処理を制御する制御装置と、を備える。
このような構成によると、装着処理(S60)の前段階において電子部品80に不良がないか否か、電子部品80の保持状態に異常がないか否かを含む適否判定を行うことができるので、不要な装着処理(S60)の実行を抑制できる。これにより、不良基板の生産を防止することができるので、部品実装機1への部品判定装置Dpの適応は特に有用である。
<実施形態の変形態様>
実施形態において、電子部品80には、部品本体81に3点の測定点91、および複数のリード82に各1点の測定点92が設定されるものとした。これに対して、測定点91,92の数量や位置は、任意に設定することが可能である。例えば、複数のリード82に各2点の測定点92が設定される構成としてもよい。これにより、リード82の根元部から先端部にかけての湾曲状態などをより正確に認識することができる。
また、本実施形態においては、部品実装機1の測定ユニット50は、2つのプロジェクタ51,52と測定カメラ53を用いた能動型測定のアクティブステレオ法のうち位相シフト法により対象物の立体形状を測定するものとした。アクティブステレオ法としては、位相シフト法の他にスポット光投影法やスリット光投影法、交換コード化法などが知られ、測定ユニット50は、これらの方法を用いた構成としてもよい。
何れのアクティブステレオ法においても、部品に異なる複数のパターン光をそれぞれ投影した状態で撮像して取得された画像データが用いられる。具体的には、位相シフト法では上述のようにパターン光の位相が異なり、空間コード化法ではパターン光の明暗のピッチが異なり、スポット光投影法およびスリット光投影法では対象物に対するパターン光の投影位置が異なる。そのため、本実施形態で例示したように、異なるパターン光を別々のプロジェクタから投影する構成についても同様に適用することが可能である。
また、測定ユニット50は、アクティブステレオ法を用いて検査面の立体的な形状を測定する他に、レーザー光などを用いて測定点91,92における高さ(Z座標)を測定するようにしてもよい。このような構成においても実施形態と同様の効果を奏する。但し、検査面の立体的な形状に基づいて測定点92の位置ずれを調整し、また多様な測定点91,92の設定に対応するという観点からは、実施形態において例示した構成(検査面の立体的な形状の取得により測定点の三次元位置を取得する構成)が好適である。
また、本実施形態では、電子部品を保持する保持装置は、吸着により電子部品を保持する装着ヘッド33である。これに対して、保持装置としては、チャックにより電子部品を把持により保持する構成を採用し得る。また、本実施形態では、部品判定装置Dpが部品実装機1を構成する場合を例示して説明した。その他に、部品判定装置Dpは、部品実装機1の機外において電子部品80を検査する装置として適用され得る。このような構成においても実施形態と同様の効果を奏する。
1:部品実装機
30:部品移載装置、 33:装着ヘッド(保持装置)
50:測定ユニット、 51,52:プロジェクタ、 53:測定カメラ
60:制御装置
62:形状測定部、 63:平面算出部、 64:平坦度検査部
65:適否判定部
70:回路基板
80:電子部品
81:部品本体
81a:吸着面、 81b:本体下面(検査面)、 81c:エッジ部
82:リード(電極部)
82a:リード下面(検査面)、 82b:エッジ部
85:基準平面
91:(本体側の)測定点、 92:(リード側の)測定点
Dp:部品判定装置、 Hd:リード高さ、 Tc:平坦度許容範囲
An:傾斜角度、 Lp:規定距離

Claims (6)

  1. 部品本体および複数の電極部を有する電子部品が保持装置に保持された状態において当該電子部品の適否を判定する部品判定装置であって、
    保持された前記電子部品のうち前記保持装置側とは反対側を向いた前記部品本体の外面および前記複数の電極部の外面を検査面と定義し、
    前記部品本体に設定された測定点の三次元位置、および前記複数の電極部にそれぞれ設定された測定点の三次元位置を測定する測定ユニットと、
    前記電子部品が平面上に載置された場合に前記複数の電極部に対する前記平面の位置を示す基準平面を、前記複数の電極部にそれぞれ設定された前記測定点の前記三次元位置に基づいて算出する平面算出部と、
    前記部品本体に設定された前記測定点と前記基準平面との距離に基づいて前記電子部品の適否を判定する適否判定部と、
    を備える部品判定装置。
  2. 前記複数の電極部にそれぞれ設定された前記測定点と前記基準平面との各距離に基づいて、前記複数の電極部の平坦度検査を行う平坦度検査部をさらに備え、
    前記適否判定部は、平坦度検査の検査結果に基づいて前記電子部品の適否を判定する、請求項1に記載の部品判定装置。
  3. 前記適否判定部は、前記検査面を構成する前記部品本体の前記外面が前記基準平面に対してなす角度を前記部品本体に設定された前記測定点の前記三次元位置に基づいて算出し、算出された当該角度に基づいて前記電子部品の適否を判定する、請求項1または2に記載の部品判定装置。
  4. 前記測定点は、前記電子部品の外形を形成する前記部品本体のエッジ部および前記電極部のエッジ部から離間して設定される、請求項1〜3の何れか一項に記載の部品判定装置。
  5. 前記測定ユニットは、三次元座標により示される前記検査面の形状を測定することによって、それぞれの前記測定点の前記三次元位置を測定する、請求項1〜4の何れか一項に記載の部品判定装置。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の部品判定装置と、
    前記部品判定装置による前記電子部品の適否の判定結果に基づいて、回路基板に前記電子部品を実装する実装処理を制御する制御装置と、
    を備える部品実装機。
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