JP2016148188A - 温水洗浄便座装置 - Google Patents
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Abstract
Description
ケーシング21は、第一ケーシング21aおよび第二ケーシング21bを備えている(図1、図3および図14参照)。第一ケーシング21aは、本体部20の上方を覆うとともに、底部を開放する箱状に形成されている。第二ケーシング21bは、ケーシング21の底部を形成する。第二ケーシング21bは、第一ケーシング21aの底部を塞ぐ底壁21b1および底壁21b1の周縁に全周に亘って、上方に突出するように形成された周側壁21b2を備えている(図12乃至図14参照)。第一ケーシング21aの下端部の内面と第二ケーシング21bの周側壁21b2の外面とが全周に亘って接触するように、第一ケーシング21aが第二ケーシング21bに例えばスナップフィットやネジ締めによって取り付けられる。
本体着脱機能部50は、本体部20を固定プレート10に着脱可能に取り付けるものである。本実施形態においては、図1に示すように、便座設置面2a上における実線にて示された取付位置P1(後述する)よりD2方向(図1における左側)の二点破線にて示された被取付位置P2に位置する本体部20が、D1方向(図1における右側)にスライドされて取付位置P1に位置することによって、固定プレート10に取り付けられる。このとき、本体着脱機能部50の制限部(後述する)によって、本体部20が固定プレート10から外れることが制限される。そして、本体部20は、本体着脱機能部50の解除部(後述する)によって、制限部による制限が解除されて、D2方向にスライドされることにより、固定プレート10から取り外される。本実施形態においては、D1方向が後方に、D2方向が前方に該当する。
被取付部51は、図2および図4に示すように、固定プレート10の外形状である上面部51a、前面部51b、左側面部51cおよび右側面部51dによって構成されている。上面部51aは、略平面状に形成されている。前面部51bには、中央に位置決め用窪み部51b1が形成されている。左側面部51cには、左方向に向かって突出し、前後方向に延びる左フランジ部51c1が形成されている。また、右側面部51dには、右方向に向かって突出し、前後方向に延びる右フランジ部51d1が形成されている。
各側面部52c,52dは、前後方向に延びる溝状に形成され、それぞれフランジ部51c1,51d1がはまることにより、本体部20をD1方向およびD2方向にガイドする溝部52c1,52d1を有している。
レバー部54aは、外力が作用していない状態において、図7に実線にて示す位置X3に位置する。レバー部54aは、位置X3に位置する場合、凹部53にはまっている突起部51eに接触しない大きさに形成されている(図10参照)。レバー部54aの右端面は、本体部20の便座保持面20aに対して右方の側面である右側面20b(本発明の第一側面に相当)にてケーシング21の外部に面している。使用者によってレバー部54aの右端面を左方向に向かって押されるように操作されることにより、レバー部54aが位置X3から左方向に変位する。レバー部54aは、レバー部54aの左端面と、レバー部54aの左端面に対向するように底壁21b1に形成された面21b7とが接触する位置X4に位置することにより、左方向への変位量が制限される。レバー部54aが位置X4に位置したときは、レバー部54aの左端面が係り面53aの左端より左側に位置する。このように、操作レバー54のレバー部54aは、棒状に形成され、長手方向を左右方向に沿うように、左右方向に変位可能に設けられている。すなわち、操作レバー54は、左右方向に操作可能に設けられている。また、操作レバー54は、脱臭部材64の下方に配設されている(後述する)。
脱臭機能部60は、図12に示すように、ケーシング21内の右側に配設されている。脱臭機能部60は、便鉢部2b内の空気をケーシング21内に吸入して、空気の臭気を除去する脱臭を行うものである。脱臭機能部60は、図13および図14に示すように、第二ケーシング21bの底壁21b1に形成された開口部21b8を介して、便鉢部2b内の空気をケーシング21内に吸入する。なお、便鉢部2b内の空気の流れは、矢印Fにて示されている。開口部21b8は、ケーシング21内と便鉢部2b内とを連通するように、便鉢部2b内に向けて開口する貫通穴である。開口部21b8は、スリット状に複数形成されている。また、第二ケーシング21bには、底壁21b1から上方に向かって突出する側壁21b9,21baが形成されている。側壁21b9,21baは、開口部21b8と脱臭機能部60との間に、便鉢部2b内の空気を流通させる通気路を形成するように、ケーシング21内を区画するものである。
脱臭ダクト61は、両端をそれぞれ開口する断面矩形状の管状に形成され、便鉢部2b内の空気を流通させるものである。脱臭ダクト61は、下方を開放する断面U字形状の第一脱臭ダクト61aと、上方を開放する断面U字形状の第二脱臭ダクト61bとを組み合わせることにより形成されている(図15参照)。第一脱臭ダクト61aの下端部と第二脱臭ダクト61bの上端部とが気密に接触するように形成されている。また、第一脱臭ダクト61aと第二脱臭ダクト61bとは、例えばスナップフィットによって組み付けられている。
制御部は、例えば、使用者が便座30に着座したことを検知する着座センサ(例えば赤外線センサ;図示なし)の検知信号によって、脱臭機能部60による脱臭を開始する。具体的には、制御部は、吸入ファン63の駆動を開始する。
洗浄機能部70は、図12に示すように、ケーシング21内において、本体部20の便座保持面20aに対して左方の側面である左側面20c(本発明の第二側面に相当)の側に、左右方向における左側から中央かけて配設されている。なお、ケーシング21内における脱臭機能部60と洗浄機能部70との間の空間は、例えば、温水洗浄便座装置1が人体の局部を乾燥させる乾燥機能部を有する際に、乾燥機能部を配設するために確保された空間である。
これによれば、脱臭機能部60の脱臭部材64の下方に、右側面20bの側から操作可能な操作レバー54を配設することにより、脱臭機能部60と操作レバー54とがケーシング21内において右側面20bの側に配設される。洗浄機能部70は、ケーシング21内において、従来技術のように左右方向に分けて配設されることなく、左側面20cの側に配設される。よって、従来の温水洗浄便座装置と比べて、ケーシング21内におけるレイアウトの自由度の向上を図ることができる。
そして、洗浄機能部70をケーシング21内において、従来技術のように左右方向に分けることなく配設することができるため、給水バルブ71等の洗浄機能部70を構成する部材の間の空間を、従来技術のものに比べて小さくすることができる。よって、洗浄機能部70を構成する部材を接続する接続ホース73等の接続部材を短くすることができる。さらには、洗浄機能部70を構成する部材を直接接続することにより、接続部材を無くすことができる。これにより、洗浄機能部70の小型化を図ることができるため、ケーシング21内のレイアウトの向上をさらに図ることができるとともに、ケーシング21ひいては温水洗浄便座装置1の小型化を図ることができる。
これによれば、操作レバー54をケーシング21内において比較的下方に位置させることができる。よって、脱臭部材64ひいては脱臭機能部60をケーシング21内において比較的下方に位置させることができる。よって、ケーシング21内におけるレイアウトの向上をより図ることができる。
これによれば、操作レバー54がケーシング21の底部と一体に形成されることにより、脱臭部材64ひいては脱臭機能部60をケーシング21内においてさらに下方に位置させることができる。よって、ケーシング21内におけるレイアウトの向上をさらに図ることができる。
脱臭ダクト61内にスリット21b3〜21b6が形成されている場合、スリット21b3〜21b6から脱臭ダクト61内の空気が漏れることを抑制するために、例えばスリット21b3〜21b6を覆う部材等にて気密性を確保する必要が生じる。本実施形態においては、操作レバー54は、脱臭部材64の下方に配設されている。また、操作レバー54は、脱臭部材64の前端部64dと後端部64eとの間に配設されている。前端部64dおよび後端部64eは、上述したように気密性が確保されているため、各スリット21b3〜21b6からケーシング21外部に脱臭ダクト61内の空気が漏れることを抑制することができる。このように、操作レバー54を脱臭部材64の下方に配設することにより、スリット21b3〜21b6からの脱臭ダクト61内の空気の漏れを比較的簡便に抑制することができる。
また、操作レバー54は、脱臭部材64の下方に配設され、洗浄機能部70の下方に配設されていない。よって、例えば、洗浄機能部70の故障により洗浄水の水漏れが発生した場合において、各スリット21b3〜21b6よりケーシング21外部に洗浄水が漏れることを抑制することができる。
具体的には、図17に示すように、本変形例においては、固定プレート10の右フランジ部51d1に左方向に向かって窪む凹部153が形成され、操作レバー154に外力が作用していない場合、位置X3に位置する操作レバー154のレバー部154aが凹部153にはまるように形成されている。この場合、取付部52の被取付部51からの外れの制限がされている。この状態からレバー部154aに右方向に向かって外力S2が作用した場合、レバー部154aが位置X3より右方向の位置X5に位置して、レバー部154aの左端部が凹部153から離脱することにより、取付部52の被取付部51からの外れの制限が解除される。
また、上述した実施形態において、洗浄機能部70は、洗浄水を貯留する水タンク72を備えているが、これに代えて、洗浄水を貯留せずに、洗浄水が流通するときに洗浄水を加熱する瞬間給湯式の熱交換器にしても良い。
また、上述した実施形態において、脱臭部材64を着脱するための開口部が本体部20に設けられていないが、これに代えて、例えば本体部20の右側面20b側に、この開口部を設けるようにしても良い。
また、上述した実施形態において、操作レバー54は、ケーシング21に一体に形成されているが、これに代えて、操作レバー54をケーシング21と別体に構成するようにしても良い。
また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、脱臭ダクト61や操作レバー54の形状、脱臭部材64の取付位置、洗浄機能部70の配置等を変更しても良い。
Claims (3)
- 便座を保持する本体部のケーシングの底部に形成された取付部を、便鉢部を有する便器に固定された固定プレートの被取付部に着脱可能に取り付ける本体着脱機能部と、
前記便鉢部内の空気を前記ケーシング内に吸入して、前記空気の臭気を除去する脱臭部材を用いて前記空気の脱臭を行う脱臭機能部と、
洗浄水を噴出して人体の局部を洗浄する洗浄機能部と、を備えている温水洗浄便座装置であって、
前記本体着脱機能部は、前記本体部の前記取付部が前記固定プレートの前記被取付部に取り付けられた状態において、前記取付部の前記被取付部からの外れの制限を行う制限部、および、操作されることにより前記制限部による前記制限の解除を行う解除部を備え、
前記解除部は、前記本体部における前記便座を保持された面である便座保持面に対して一方の側面である第一側面の側から操作可能に、かつ、前記脱臭部材の下方に配設され、
前記洗浄機能部は、前記ケーシング内において、前記便座保持面に対して他方の側面である第二側面の側に配設されている温水洗浄便座装置。 - 前記解除部は、棒状に形成され、長手方向を水平方向に沿うように、かつ、前記水平方向に操作可能に設けられている請求項1記載の温水洗浄便座装置。
- 前記解除部は、前記ケーシングの前記底部の一部をスリットによって隔離されるとともに、前記ケーシングの前記底部と連結する連結部を有することにより、前記ケーシングに一体に形成されている請求項1または請求項2記載の温水洗浄便座装置。
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JPS60101883A (ja) * | 1983-11-08 | 1985-06-05 | 松下電器産業株式会社 | 端子台 |
JPH08326130A (ja) * | 1995-05-30 | 1996-12-10 | Toto Ltd | 衛生洗浄装置の水抜弁開閉機構 |
JP2005021188A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Toto Ltd | 便座装置 |
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