JP2016147513A - 後輪転舵装置 - Google Patents

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寛哲 徳永
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Abstract

【課題】後輪転舵装置のハウジングを小さくする。
【解決手段】ハウジング16は、二つ以上のハウジング要素14,15の結合によって形成され、シャシー12に連結される。ハウジング16に対して軸方向に移動可能に支持されたロッド17は後輪9に連結される。ロッド17の軸方向移動に応じて後輪9の向きが変化する。ロッド17を軸方向に移動させる駆動部18は、スラスト支持機構19により、軸方向に移動不能に支持される。スラスト支持機構19は、二つ以上のハウジング要素14,15の中で一つのハウジング要素14の内部にのみ設けられる。ハウジング16は、スラスト支持機構19を内部に有するハウジング要素14のみでロッド17からのスラスト力を受けるようにシャシー12に連結される。
【選択図】図2

Description

この発明は、自動車等の車両に用いられる後輪転舵装置に関する。
自動車の直進時又は旋回時に走行安定性を高めるため、前輪とともに後輪を転舵する機構や、後輪のトー角を調整する装置を備えた自動車が実用化されつつある。この種の装置として、ステアリング操舵角(前輪転舵角)に応じて後輪を転舵する後輪転舵装置が利用されている。
例えば、特許文献1に開示された後輪転舵装置は、左右の後輪それぞれに直動アクチュエータを備え、左右の後輪を独立して制御し得るものであって、前輪の転舵角に対して後輪を同位相又は逆位相に転舵したり、左右の後輪の転舵角をずらしたりすることによって、後輪のトー角調整を行うようになっている。
また、特許文献2に開示された後輪転舵装置は、左右の後輪を一体で転舵するものであって、シャシーに固定されたハウジングと、ハウジングに対して軸方向に移動可能に支持されたロッドと、ロッドの両端に連結された一対のタイロッドと、各タイロッドに対応するナックルアームとを備え、ロッドを軸方向に駆動することによって左右の後輪の転舵角を変化させるようになっている。
特開2009−173192号公報 特開平10−278834号公報
しかしながら、特許文献1の後輪転舵装置において、左右の各直動アクチュエータの基端とシャシーとが防振ゴムを介して連結され、左右の各直動アクチュエータの先端と後輪のナックルアームとが防振ゴムを介して連結される。後輪を転舵するには、例えば、片輪あたり最大で3kN程度の大きな力が必要となることもある。この力は、主に軸方向(ロッドの軸方向)である。この力を受けるため、ハウジングの内部には、スラスト軸受等のスラスト支持機構が設けられている。ハウジングは、直動アクチュエータやスラスト支持機構を内部に組み込むため、複数のハウジング要素に分割されており、これらハウジング要素を結合することによって形成される。スラスト支持機構が組み込まれたロッド側のハウジング要素と、シャシーに連結されたモータ側のハウジング要素とを結合するねじには、スラスト支持機構が受ける力と同じ大きさのスラスト力が負荷される。そのため、ねじは、安全性を考慮して、大きなサイズを選択することとなり、ねじを含むハウジングのサイズは大きくなる。
また、特許文献2の後輪転舵装置は、ハウジングに設けられたねじ穴でシャシーにねじ固定される。そして、防振・防音や組立上の観点から、ハウジングとシャシーの間には特許文献1と同様に防振ゴムなどが用いられる。後輪を転舵するための両輪分の力は、ロッドからスラスト支持機構を介してハウジング要素同士の結合部に負荷される。そのため、特許文献1同様にハウジングのサイズは大きくなる。
そこで、この発明が解決しようとする課題は、後輪転舵装置のハウジングを小さくすることである。
上記の課題を達成するため、この発明に係る後輪転舵装置は、二つ以上のハウジング要素の結合によって形成され、シャシーに連結されるハウジングと、前記ハウジングに対して軸方向に移動可能に支持され、当該軸方向の移動に応じて後輪の向きが変化するように当該後輪に連結されるロッドと、前記ロッドを軸方向に移動させる駆動部と、前記駆動部を軸方向に移動不能に支持するスラスト支持機構と、を備えており、前記スラスト支持機構が、前記二つ以上のハウジング要素の中でいずれか一つのハウジング要素の内部にのみ設けられており、前記ハウジングが、前記スラスト支持機構を内部に有するハウジング要素のみで前記ロッドからのスラスト力を受けるように前記シャシーに連結される構成を採用したものである。
上記構成によれば、後輪に連結されるロッドからの軸方向の力(スラスト力)を受けるスラスト支持機構は、一つのハウジング要素内にのみ設けられ、ハウジングは、そのスラスト支持機構を内部に有するハウジング要素のみでロッドからのスラスト力を受けるようにシャシーに連結されるので、そのスラスト力は、ハウジング要素同士の結合部に掛からなくなる。このため、その結合部をコンパクトにすることが可能になる。
駆動部として、例えば、次の具体的手段を採用することができる。すなわち、前記駆動部が、モータと、前記モータの回転を減速する減速機と、前記減速機で減速した回転を前記ロッドの軸方向移動に変換する運動変換機構とを有しており、前記運動変換機構が、前記ロッドの軸周りの回転を阻止する回り止め手段と、前記ロッドに設けられた雌ねじと、前記スラスト支持機構によって回転可能に支持されると共に軸方向の移動を拘束されたシャフトと、前記シャフトに設けられ、前記雌ねじにねじ込まれる雄ねじとを備えており、減速機で減速した回転が前記シャフトに入力される。
また、スラスト力を受けないハウジング要素同士の結合手段として、例えば、次の具体的手段を採用することができる。すなわち、前記スラスト支持機構を内部に有するハウジング要素と、他の前記ハウジング要素とが圧入によって結合されている。
このようにすると、ねじ締結の場合に比して結合部の形状が簡単となり、部品点数も削減できるため、後輪駆動装置の原価低減を図ることができる。
この発明に係る後輪転舵装置は、上記構成の採用により、ロッドからのスラスト力がハウジング要素同士の結合部に掛からず、その結合部をコンパクトにすることが可能なため、ハウジングを小さくすることができる。
この発明の第1実施形態に係る後輪転舵装置を備える車両の概略構成図 第1実施形態に係る後輪転舵装置の全体構成を示す縦断面図 図2のスラスト支持機構付近の拡大図 図2の減速機の横断面図 この発明の第2実施形態に係る後輪転舵装置を備える車両の概略構成図 第2実施形態に係る後輪転舵装置の全体構成を示す縦断面図 図6のスラスト支持機構付近の拡大図 第2実施形態に係る後輪転舵装置とシャシーの連結構造の一例を示す平面図 第2実施形態に係る後輪転舵装置とシャシーの連結構造の他例を示す平面図 第2実施形態に係る後輪転舵装置を図6と異なる断面で示す縦断面図
以下、この発明の一例としての第1実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1は、第1実施形態に係る後輪転舵装置を搭載した自動車の概略構成を示す。自動車の前輪1,2は、ステアリングホイール3の操舵角を、ラックアンドピニオンを備えた前輪転舵機構4に伝達することで左右に転舵される。ステアリングホイール3の転舵軸に設けた舵角センサ5、車速センサ6、及びヨーレートセンサ7の出力は、電子制御ユニット(ECU)8に入力される。後輪9,10は、それぞれのナックルアーム11,11とシャシー(車体)12の間に配置された後輪転舵装置13,13により転舵される。電子制御ユニット8は、舵角センサ5、車速センサ6、ヨーレートセンサ7等の自動車の走行情報を元に後輪9,10の転舵角を後輪転舵制御装置(図示省略)へ指令し、後輪転舵制御装置は、この指令に基づいて後輪転舵装置13,13へ駆動制御信号を送り、この信号を受けて後輪転舵装置13,13は、左右の後輪9、10の転舵角を独立して制御する。なお、図中の右側の後輪10用の後輪転舵装置13は、左側の後輪9用の後輪転舵装置13と同じ構成を有する。以下、後輪9用の後輪転舵装置13を代表例にその構成を説明する。
図2は、この後輪転舵装置13の全体構成を示す。後輪転舵装置13は、二つ以上のハウジング要素14,15の結合によって形成されたハウジング16と、ハウジング16に対して軸方向に移動可能に支持されたロッド17と、ロッド17を軸方向に移動させる駆動部18と、駆動部18をロッド17及びハウジング16に対して軸方向に移動不能に支持するスラスト支持機構19と、を備えている。
ロッド17は、図1に示すように、その軸方向の移動に応じて後輪9の向きが変化するように後輪9に連結される。例えば、ロッド17の端部は、ボールジョイント20を介して後輪9のナックルアーム11に連結される。ロッド17が軸方向に移動すると、ナックルアーム11が支点21を中心に揺動し、後輪9の向きが変化する。
図2に示すように、駆動部18は、モータ22と、モータ22の回転を減速する減速機23と、減速機23で減速した回転をロッド17の軸方向移動に変換する運動変換機構24とを有する。
ハウジング16は、ロッド17を通すと共に駆動部18及びスラスト支持機構19を内部に配置する収容体になっている。第1のハウジング要素14は、軸方向の一端側に底部をもった有底筒状に形成されている。第1のハウジング要素14の内部には、スラスト支持機構19及び減速機23が配置されている。第2のハウジング要素15は、軸方向に貫通した筒状に形成されている。第2のハウジング要素15の内部には、モータ22が配置されている。
モータ22は、ロッド17を囲む中空のロータ25と、ロータ25に回転力を付与するステータ26とを有する。ロータ25は、軸方向に貫通した中空状のロータ軸27と、ロータ軸27の外周に固定されたロータコア28とを有する。ロータ軸27の両端と、第2のハウジング要素15の内周との間には、左右一対の転がり軸受29が介在している。ロータ軸27は、左右一対の転がり軸受29により、ロッド17と同軸に配置され、かつハウジング16に対して回転可能に支持される。ロータコア28は、例えば、N極とS極を周方向に交互に有する永久磁石からなる。ステータ26は、第2のハウジング要素15の内周に固定されたステータコア30と、ステータコア30に巻回された電磁コイル31とを有する。電磁コイル31に通電すると、ステータコア30とロータコア28間に働く電磁力によってロータコア28に回転力が発生し、ロータコア28と一体のロータ軸27が回転する。
減速機23は、図3、図4に示すように、ロータ25の外周に設けられた太陽歯車32と、第1のハウジング要素14の内周に設けられた内歯車33と、太陽歯車32及び内歯車33に噛み合う遊星歯車34と、遊星歯車34を自転可能かつ公転可能に支持する遊星キャリア35とを有する。太陽歯車32は、ロータ軸27の一端部の外周に形成されている。内歯車33は、太陽歯車32を取り囲むリング状の部材とされ、第1のハウジング要素14の内周に固定されている。遊星歯車34は、太陽歯車32及び内歯車33間の環状空間に周方向に間隔をおいて複数配置されている。太陽歯車32がロータ25と一体に回転すると、各遊星歯車34がピン36を中心に回転(自転)しながら、太陽歯車32を中心に回転(公転)する。遊星歯車34の公転が、減速機23で減速した回転となる。ピン36を支える遊星キャリア35は、その減速した回転を図2に示す運動変換機構24に伝える。
運動変換機構24は、図2に示すように、ロッド17の軸周りの回転を阻止する回り止め手段37と、ロッド17に設けられた雌ねじ38と、スラスト支持機構19によって回転可能に支持されると共に軸方向の移動を拘束されたシャフト39と、シャフト39に設けられ、雌ねじ38にねじ込まれる雄ねじ40とを備えている。雌ねじ38、雄ねじ40、モータ22及び減速機23は、ロッド17と同軸上に配置されている。
図2、図3に示すように、シャフト39は、ラジアル軸受41で半径方向に支持されている。ラジアル軸受41は、シャフト39のラジアル方向振れを抑えるため、シャフト39の端部の外周と、第1のハウジング要素14の底部側の内周との間に介在している。ラジアル軸受41は、転がり軸受になっている。図示例は、ラジアル軸受41として、外輪付き針状ころ軸受を採用している。
シャフト39は、遊星キャリア35と一体になっている。このため、減速機23で減速した回転がシャフト39に入力される。遊星キャリア35は、シャフト39の外周にフランジ状に形成されている。
図2に示すように、ロッド17は、第2のハウジング要素15の開口側の内周に取り付けられた滑り軸受42で軸方向に移動可能に支持されている。
雌ねじ38は、ロッド17の端部に開口する穴の内周に設けられている。雄ねじ40は、シャフト39の端部の外周に設けられている。雌ねじ38及び雄ねじ40は、例えば、台形ねじである。雌ねじ38と雄ねじ40は、互いのねじ山同士の係合により、シャフト39に入力された回転をロッド17の軸方向移動に変換する。なお、ロッド17の穴の開口側の内周に滑り軸受43が取り付けられている。滑り軸受43は、ロッド17とシャフト39との間に介在し、雌ねじ38と雄ねじ40に対するラジアル荷重の負荷を防ぐ。
中空のロータ軸27にはロッド17が挿入されている。また、ロータ軸27の内部に、雄ねじ40と雌ねじ38が配置されているため、後輪転舵装置13の軸方向長さを短くすることが可能となっている。
回り止め手段37は、ロッド17に形成された長穴44と、長穴44に挿入されたストッパ45とを有する。長穴44は、軸方向に長く、ロッド17の外周に開口している。ストッパ45は、その先端部を長穴44に挿入した状態で軸方向及び周方向のいずれにも移動しないように第2のハウジング要素15に接続されている。ストッパ45の先端部と長穴44の穴内周面との間には、長穴44の短手方向に一定の隙間が設定されている。回り止め手段37は、長穴44の内面とストッパ45との係合により、ロッド17を軸方向に移動可能かつ軸方向の回転中心線周りに回転不能な状態に保つ。ロッド17が軸方向に移動した際、ストッパ45の先端部は、長穴44上を軸方向に相対移動する。そして、ストッパ45が、長穴44を規定する穴内周面の軸方向端部に当接すると、そこでロッド17が停止し、ロッド17の軸方向移動が制限される。このように、ストッパ45は、ロッド17の機械的リミットとしても機能する。
ストッパ45と第2のハウジング要素15とは、軸受46を介して接続されている。軸受46は、第2のハウジング要素15に固定されている。そのため、ロッド17が軸方向に移動するとき、仮にストッパ45の先端部と長穴44の穴内周面とが接触しても、軸受46で支持されたストッパ45が回転し、ストッパ45および長穴44の穴内周面の偏摩耗が抑制される。
モータ22には、ロータ25の回転角を検出する回転検出器47が取り付けられている。回転検出器47は、例えば、ロータ軸27の一端部に固定されたレゾルバロータ48と、これに対峙するように第2のハウジング要素15に固定されたレゾルバステータ49とからなるレゾルバを採用することができる。
モータ22が回転すると、減速機23がモータ22の回転を減速してシャフト39に伝え、シャフト39に形成された雄ねじ40が回転し、その回転量に応じてロッド17が軸方向(図中の左右方向)に移動し、図1に示すボールジョイント20を介してナックルアーム11を動かし、後輪9の向き(トー角)が変化する。
図2に示すように、ロッド17には、その軸方向位置を検出する位置検出器50が取り付けられている。位置検出器50で検出されるロッド17の軸方向位置(絶対位置)に基づいて、後輪9の転舵角を検出することができる。位置検出器50の出力信号は、後輪転舵制御装置(図示省略)に入力される。後輪転舵制御装置は、モータ22を制御する。
位置検出器50としては、例えば、永久磁石51と、永久磁石51に対向するアナログ出力のホールIC52とからなるものを採用することができる。永久磁石51は、ホルダ53に固定されており、そのホルダ53がロッド17に固定されている。ホールIC52は、永久磁石51に対峙する第2のハウジング要素15側に固定されている。位置検出器50は、ホールIC52に印加される磁束変化を位置出力に変換することでロッド17の軸方向の絶対位置を検出する。
なお、位置検出器50としてホールIC52を利用した方式を説明したが、軸方向の移動量を回転に変換して、回転角センサで検出する方式であってもよく、検出方法は限定されない。また、車両の電源投入時(始動時)に位置検出器50からロッド17の絶対位置を検出し、その後は回転検出器47の信号をカウントして、位置を算出する方式であってもよい。
図3に示すように、スラスト支持機構19は、一対のスラスト転がり軸受55と、一対のスラスト転がり軸受55で軸方向両側から挟まれたフランジ56を有する連結軸57とを備えている。スラスト転がり軸受55は、保持器付き針状ころを一対の軌道輪で挟んだ構造とされている。連結軸57は、第1のハウジング要素14の内部に固定されている。
連結軸57は、雄ねじ58を有する。フランジ56及び雄ねじ58は、一体の部品に形成されている。雄ねじ58は、第1のハウジング要素14の底部に形成された雌ねじ穴59にねじ込まれる。この雄ねじ58と雌ねじ穴59のねじ締結により、連結軸57は、第1のハウジング要素14の内部に固定される。
シャフト39の端面には、第1のハウジング要素14の内部に収まる内径部60が形成されている。連結軸57及び一対のスラスト転がり軸受55は、内径部60の内側に収容されている。このように、シャフト39の内径部60にスラスト転がり軸受55及び連結軸57を収容することで、後輪転舵装置13の軸方向長さを短くすることが可能となっている。
シャフト39は、内径部60に隣接する環状の端面部61を有する。端面部61には、環状の第1スペーサ62が軸方向に突き当てられている。第1スペーサ62は、端面部61と押さえ板63により軸方向に挟まれている。内径部60には、環状の第2スペーサ64が挿入されている。第2スペーサ64に第1スペーサ62が軸方向に突き当てられている。端面部61に近い側のスラスト転がり軸受55と、第1スペーサ62との間に第2スペーサ64が介在している。シャフト39の外周には、内径部60を取り囲むように周方向に間隔をおいて複数の貫通孔が形成されている。その貫通孔にボルト65が軸方向に通される。押さえ板63には、ボルト65に対応の雌ねじ穴66が形成されている。ボルト65は、押さえ板63の雌ねじ穴66にねじ込まれる。押さえ板63、第1スペーサ62は、ボルト65の締め込み量で軸方向に位置調整可能となっている。ボルト65の締め込みにより、押さえ板63及び第1スペーサ62は、フランジ56の方へ軸方向に変位し、第2スペーサ64を押圧する。押圧された第2スペーサ64は、スラスト転がり軸受55をフランジ56の方へ押す。このため、スラスト転がり軸受55に予圧が付与される。なお、第1スペーサ62及び第2スペーサ64を一体の部品に形成してもよいし、さらに押さえ板63を当該一体の部品に形成してもよい。
このように、第1のハウジング要素14の内部において、連結軸57の位置が、雄ねじ58と雌ねじ穴59のねじ締結によって第1のハウジング要素14に固定され、シャフト39に対する連結軸57のフランジ56及び一対のスラスト転がり軸受55の軸方向位置が、シャフト39と押さえ板63間のねじ締結によって固定されている。このため、スラスト支持機構19は、シャフト39からのスラスト力をフランジ56で受け、駆動部18のシャフト39をロッド17及びハウジング16に対して軸方向に移動不能かつ軸周りに回転可能に支持することができる。すなわち、スラスト支持機構19は、第1のハウジング要素14の内部にのみ設けられている。ロッド17からのスラスト力を軸方向に受ける支持機構は、スラスト支持機構19の他に存在しない。
図2に示すように、第1のハウジング要素14の内部及び第2のハウジング要素15の内部に、それぞれ上述のような所要の部材を収めた状態で、これら二つのハウジング要素14,15同士を結合することにより、ハウジング16が形成される。
図1、図2に示すように、ハウジング16は、第1のハウジング要素14に設けられた連結部67を用いることにより、シャシー12に連結される。連結部67は、第1のハウジング要素14の内周に環状の防振ゴムを一体化した構造となっている。ハウジング16は、連結部67の他にシャシー12との連結箇所をもたない。したがって、ハウジング16は、スラスト支持機構19を内部に有する第1のハウジング要素14のみでロッド17からのスラスト力を受けるようにシャシー12に連結される。すなわち、ロッド17が軸方向(左右方向)に移動すると、ロッド17と連結された後輪9が転舵され、トー角が調整される。ここで、ロッド17がナックルアーム11に連結され、シャシー12に連結された第1のハウジング要素14内にスラスト支持機構19が構成されていることにより、後輪9のタイヤに発生する力は、ナックルアーム11、ロッド17に形成された雌ねじ38、シャフト39に形成された雄ねじ40、シャフト39を回転可能に支持するとともにシャフト39の軸方向移動を拘束するスラスト支持機構19、ストスト支持機構19が内部に取り付けられた第1のハウジング要素14へ伝わり、その第1のハウジング要素14の連結部67からシャシー12へ負荷される。一方、スラスト支持機構19が内部に取り付けられた状態でシャシー12に連結された第1のハウジング要素14と、モータ22等が内部に収められた第2のハウジング要素15との結合部には、後輪9のタイヤで発生する力が負荷されない。
そのため、この後輪転舵装置13では、両ハウジング要素14,15の結合部は、スラスト支持機構19を含む第1のハウジング要素14側に寸法管理された嵌め合い面68を定め、第2のハウジング要素15側に寸法管理された嵌め合い面69を定め、それらを圧入することにより構成されている。この場合、締結ボルトを使用していないため、ねじ締結用のハウジング外径の肉厚箇所や突起部が無く、ハウジング16を小さくすることができ、軽量化を図ることが可能である。
なお、この後輪転舵装置13では、ハウジング要素14,15同士の結合方法として圧入を用いているが、結合力を上げるために焼嵌めを用いることもできる。また、圧入や焼嵌めに加締めを加えることも可能である。圧入の締め代は一般に直径で0.1mm以下であり、例えば、後輪転舵装置13のハウジング径がφ100以下の場合、製造時の公差を考慮すると、抜け力は1kN程度となる。この圧入による結合力(抜け力相当)は、締結ボルトでの結合と比べて弱い。
この後輪転舵装置13では、上述のように、2つ以上のハウジング要素14,15でハウジング16を構成しているが、スラスト支持機構19が一つのハウジング要素14の内部にのみ設けられ、ハウジング16がハウジング要素14のみでロッド17からのスラスト力を受けるようにシャシー12に連結されるので、これらハウジング要素14,15同士の結合部(嵌め合い面68,69)に後輪9のタイヤで発生するスラスト力が負荷されない。このため、結合力の大きな締結ボルトを使う必要がなく、M5程度の小さな締結ボルトや、締結ボルトに比べて締結力が弱い圧入や焼嵌め、加締めなどの結合方法を採用することができるため、ハウジング16の外径が小さくなり、後輪転舵装置13がコンパクトで、軽量となる。
また、この後輪転舵装置13では、ハウジング要素14,15同士の結合に圧入を採用しているので、ハウジング要素14,15の結合部の形状が簡単となり、締結ボルトを採用する場合と比して部品点数も削減できるため、原価低減を図ることもできる。
以下、この発明の第2実施形態を図5〜図10に基づいて説明する。なお、以下、第1実施形態との相違点を述べるに留める。図5は、第2実施形態に係る後輪転舵装置70を搭載した自動車の概略構成を示す。この後輪転舵装置70は、一つのハウジング内に左側の後輪9を独立して制御するための第1転舵部と、右側の後輪10を独立して制御するための第2転舵部とを収めている。電子制御ユニット8からの指令を受けた後輪転舵制御装置71が第1転舵部、第2転舵部へ駆動制御信号を送ることにより、左右の後輪9,10の転舵角が独立して制御される。
図6は、この後輪転舵装置70の全体構成を示す。第1転舵部72及び第2転舵部73は、それぞれ第1実施形態の後輪転舵装置と同様の駆動部18、スラスト支持機構19、運動変換機構24等を備えるが、ハウジング74の要素数、ハウジング74とシャシー12の連結構造、スラスト支持機構19の連結軸75,76とハウジング74の連結構造の点で第1実施形態から変更したものとなっている。第1転舵部72のロッド17が左右に移動すると、図5に示すように、ロッド17と連結された後輪9が転舵され、トー角が調整される。図6に示すように、後輪転舵装置70の全体構成は、軸方向の中央を境として略左右対称構造となっており、第2転舵部73によっても同様に図5に示す後輪10が転舵され、トー角が調整される。
図6に示すように、ハウジング74は、第1転舵部72及び第2転舵部73のスラスト支持機構19,19等を収めた中央ハウジング要素77を有する。中央ハウジング要素77は、第1転舵部72及び第2転舵部73間で共用の第1のハウジング要素として機能し、中央壁78を境として左側に第1転舵部72用の収容部、右側に第2転舵部73用の収容部を有する。
図7に拡大図示するように、第1転舵部72の連結軸75の一端面に形成された雌ねじ79と、第2転舵部73の連結軸76の一端部に形成された雄ねじ80とが、中央壁78に形成された貫通孔81を通して螺合されている。このねじ締結により、両連結軸75,76が中央ハウジング要素77に固定される。連結軸75,76同士がハウジング74の中央壁78を介して螺合締結されているため、左右のシャフト39,39に加わる負荷が中央壁78に均等に受けられる。
なお、図6に示すように、ハウジング74は、第1転舵部72のモータ22を収めた左側の中継ハウジング要素82と、第2転舵部73のモータ22を収めた右側の中継ハウジング要素82と、第1転舵部72の回り止め手段37や位置検出器50を収めた左側の端部ハウジング要素83と、第2転舵部73の回り止め手段37や位置検出器50を収めた右側の端部ハウジング要素83とをさらに有する。中継ハウジング要素82と端部ハウジング要素83は、ボルト84で締結されており、この締結体が、第1実施形態の第2のハウジング要素に相当する(図10参照)。
この後輪転舵装置70は、防振ゴムを介してシャシー12へ固定されている。例えば、図8に示すように、中央ハウジング要素77は、中継ハウジング要素82との圧入域を取り囲む外径部85のところで金属部材86を介してシャシー12と連結されている。金属部材86は、中央ハウジング要素77とボルトで締結され、また、シャシー12ともボルトで締結されている。一方、左右両側の中継ハウジング要素82と端部ハウジング要素83の締結体は、それぞれ垂直方向Zと水平方向Yの力を主に受ける弾性力に異方性をもった防振ゴム87を介してシャシー12に連結されている。防振ゴム87は、その締結体の外周と金属部材88との間に介在し、金属部材88がシャシー12にボルトで締結されている。
図9は、この後輪転舵装置70とシャシー12の連結構造の他例を示す。同図例の中央ハウジング要素77は、スラスト方向であるX方向の力を主に受ける弾性力に異方性をもった防振ゴム89を介してシャシー12に連結されている。防振ゴム89は、金属部材90の内周に一体化されている。その金属部材90は、シャシー12にボルトで締結されている。中央ハウジング要素77は、金属部材91にボルトで締結され、金属部材91は、金属部材90とボルトで締結される。なお、中継ハウジング要素82と端部ハウジング要素83の締結体は、図8例と同じくシャシー12と連結されている。図8例の場合は、金属部材86により中央ハウジング要素77とシャシー12を連結固定しているため、締結方法としては図9例よりも簡易ではあるが、防振、防音の観点からは図9例よりも劣る。
図10は、この後輪転舵装置70の図6と異なる断面を示す。図8や図9のようにハウジング74をシャシー12に固定した場合、図5に示す後輪9,10のタイヤに発生する力は、図10に示すロッド17に伝わる。そのロッド17からのスラスト力は、シャフト39、スラスト支持機構19を経て中央ハウジング要素77の順に伝わり、さらに、図8例の場合、金属部材86及びこの締結用ボルトによって少なくともスラスト方向の力を受けるように工夫された態様で中央ハウジング要素77と連結されたシャシー12へ負荷される。また、図9例の場合、中央ハウジング要素77まで伝わったスラスト力は、さらに、金属部材91、防振ゴム89、金属部材90及びこれらの締結用ボルトによって少なくともスラスト方向の力を受けるように工夫された態様で中央ハウジング要素77と連結されたシャシー12へ負荷される。一方、そのスラスト力は、図10に示すように、中央ハウジング要素77と中継ハウジング要素82の結合部92や、中継ハウジング要素82と端部ハウジング要素83の結合部93には負荷されない。このように、第2実施形態においても、第1実施形態と同様にハウジング要素同士の結合部92,93にスラスト方向の力が負荷されることはなく、その結合方法として圧入や焼嵌めを採用することができる。また、中継ハウジング要素82と端部ハウジング要素83の結合部93に採用されたボルト84は、M5のものであり、4本のボルト84で締結されている。なお、自動車の使用環境は厳しく、タイヤで発生する力は衝撃荷重となることも多いので、仮に、両輪分の6kNをボルト締結部で受ける場合は、M8ボルト以上の径のボルトが必要となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。例えば、今回の例ではモータはロッドに対して同軸上に配置されているが、ロッドに対して平行、並列又は垂直に配置し、減速機などで駆動を伝達する実施例なども考えられる。したがって、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
9,10 後輪
12 シャシー
13,70 後輪転舵装置
14 第1のハウジング要素
15 第2のハウジング要素
16,74 ハウジング
17 ロッド
18 駆動部
19 スラスト支持機構
22 モータ
23 減速機
24 運動変換機構
37 回り止め手段
38 雌ねじ
39 シャフト
40 雄ねじ
68,69 嵌め合い面
77 中央ハウジング要素
82 中継ハウジング要素
83 端部ハウジング要素
84 ボルト
86,88,90,91 金属部材
87,89 防振ゴム
92,93 結合部

Claims (3)

  1. 二つ以上のハウジング要素の結合によって形成され、シャシーに連結されるハウジングと、
    前記ハウジングに対して軸方向に移動可能に支持され、当該軸方向の移動に応じて後輪の向きが変化するように当該後輪に連結されるロッドと、
    前記ロッドを軸方向に移動させる駆動部と、
    前記駆動部を軸方向に移動不能に支持するスラスト支持機構と、を備えており、
    前記スラスト支持機構が、前記二つ以上のハウジング要素の中で一つのハウジング要素の内部にのみ設けられており、
    前記ハウジングが、前記スラスト支持機構を内部に有するハウジング要素のみで前記ロッドからのスラスト力を受けるように前記シャシーに連結される後輪転舵装置。
  2. 前記駆動部が、モータと、前記モータの回転を減速する減速機と、前記減速機で減速した回転を前記ロッドの軸方向移動に変換する運動変換機構とを有しており、
    前記運動変換機構が、前記ロッドの軸周りの回転を阻止する回り止め手段と、前記ロッドに設けられた雌ねじと、前記スラスト支持機構によって回転可能に支持されると共に軸方向の移動を拘束されたシャフトと、前記シャフトに設けられ、前記雌ねじにねじ込まれる雄ねじとを備えており、
    前記減速機で減速した回転が前記シャフトに入力される請求項1に記載の後輪転舵装置。
  3. 前記スラスト支持機構を内部に有するハウジング要素と、他の前記ハウジング要素とが圧入によって結合されている請求項1又は2に記載の後輪転舵装置。
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