JP2018167750A - 後輪操舵装置および車両 - Google Patents

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寛哲 徳永
幸宏 西尾
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幸宏 西尾
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Abstract

【課題】効率のよい運動変換が可能で、ロッドの位置移動時の消費電力を抑え、電動モータサイズのコンパクト化を図ることが可能な後輪操舵装置およびこれを用いた車両を提供する。
【解決手段】軸方向に移動可能に支持されるロッドを備え、このロッドの軸方向の移動に応じて後輪の向きを変化させる後輪操舵装置である。ロッドは電動アクチュエータのロッドである。電動アクチュエータの駆動部は、回転トルクを発生させる電動モータと、回転速度を減速する差動減速機と、差動減速機に減速された回転運動を前記ロッドの直線運動に変換するボールねじ機構を有する運動変換機構とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、後輪操舵装置およびそれを用いた車両に関する。
自動車の直進時あるいは旋回時の走行安定性を高めるために、前輸を操舵する機構に加えて後輪を操舵する機構も備えた自動車や、車両の走行状態に応じて後輸のトー角を変化させる機構を備えた自動車が実用化されつつある。
例えば、特許文献1には、運転者がステアリングを操舵したときに、前輪の操舵角に応じて後輸を操舵する後輪操舵装置が開示されている。この後輪操舵装置は、左右の後輪それぞれに直動アクチュエータを設け、この直動アクチュエータで左右の後輪を独立して操舵することを可能としている。したがって、この後輪操舵装置は、上位の制御装置の指令信号により、車両が旋回するときの走行安定性を高めるために前輪の操舵角に対して後輪を同位相又は逆位相に操舵したり、あるいは車両が直進するときの走行安定性を高めるために左右の後輸の操舵角をずらしてトー角を調整できる。
特開2015−202826号公報
後輪操舵装置の運動変換機構は、ボルト・ナット嵌合機構が用いられ、このボルト・ナット嵌合機構に、台形ねじ(ねじ山の断面が台形となっているねじ)が使われることが多い。特許文献1の後輪操舵装置でも、運動変換機構として台形ねじが例示されている。リード角が摩擦角より小さい台形ねじは、回転運動を直線運動に変換することは可能であるが、直線運動を回転運動に変換することができない不可逆な運動変換機構である。そのため、タイヤに外力が加わった場合でも、アクチュエータのロッドの位置ずれが起こらない。また、アクチュエータのロッドの位置移動以外には消費電力が不要となり、エネルギー消費を抑えられる。
しかし、台形ねじの回転運動を直線運動に変換する効率は、約25%であり、決して効率のよい運動変換機構とは言えない。例えば、遊星歯車減速機効率を一般的な効率である、90%とした場合、特許文献1の後輪操舵装置では、電動モータ出力とロッド出力間の効率を計算すると22.5%程度となる。したがって、アクチュエータのロッドの位置移動時には大きなトルクが必要となり、電動モータサイズが大きくなる。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みて、効率のよい運動変換が可能で、ロッドの位置移動時の消費電力を抑え、電動モータサイズのコンパクト化を図ることが可能な後輪操舵装置およびこれを用いた車両を提供するものである。
本発明の後輪操舵装置は、軸方向に移動可能に支持されるロッドを備え、このロッドの軸方向の移動に応じて後輪の向きを変化させる後輪操舵装置であって、前記ロッドは電動アクチュエータのロッドであり、電動アクチュエータの駆動部は、回転トルクを発生させる電動モータと、回転速度を減速する差動減速機と、この差動減速機に減速された回転運動を前記ロッドの直線運動に変換するボールねじ機構を有する運動変換機構とを備えたものである。
運動変換機構に、ボールねじ機構を用いるので、以下の利点を有する。ねじ軸を回転駆動するトルクを小さくでき、ボールねじを駆動するサーボ・モータの小形・軽量化ができる。起動摩擦トルクと運動摩擦トルクの差が小さく、またスティック・スリップがおこらないので、メカトロニクスにとって制御性の良いメカになる。高い送り精度を容易に実現することができる。ねじとナットの間の接触面における摩擦係数が小さく、ねじまたはナットの一方にトルクを加え、それによって他方のナットまたはねじに発生した軸力が仕事をするときの効率が高くなる。
前記差動減速機が、少なくとも、太陽歯車と、内歯歯車と、遊星歯車と、遊星歯車を自転可能に支持されるキャリヤとを備えた3K型遊星歯車減速機であるのが好ましい。3K型遊星歯車減速機を用いることで、コンパクト化で高減速比を得ることが可能となる。3K型遊星歯車装置は、1個の太陽歯車と1個の内歯歯車とが最低限必要な構成要素となる。そして、3K型遊星歯車装置には、3本の基本軸のうち2本が内歯歯車で構成されるA型と、3本の基本軸のうち2本が外歯歯車で構成されるB型とがある。
前記3K型遊星歯車減速機が、前記太陽歯車から入力し、可動内歯歯車から出力するときの入力時の効率を50%以下に設定するのが好ましい。
前記3K型遊星歯車減速機の前記キャリヤが、浮動支持されているのが好ましい。
前記3K型遊星歯車減速機は、太陽歯車に噛合する第1遊星歯車と、第1遊星歯車と一体に回転する第2遊星歯車とで構成される遊星歯車組と、遊星歯車組の各遊星歯車が自転可能に支持されるキャリヤと、第1遊星歯車に噛合する固定内歯歯車と、第2の遊星歯車に噛合するとともに前記ボールねじ機構の回転側部材に連結される可動内歯歯車とを備え、遊星歯車組の回転支持軸受、キャリヤの回転支持軸受、及び回転側部材の回転支持軸受の少なくともいずれか1つにすべり軸受を用いることができる。
前記すべり軸受の軸受すきまが0.1mm以上であるのが好ましい。
本発明の車両は、前記後輪操舵装置を用いている。
本発明では、タイヤに外力が加わった場合でも、アクチュエータのロツドの位置ずれが起こらず、アクチュエータのロッドの位置移動時以外には消費電力が不要で、エネルギー消費を抑えられるなどの従来技術の長所を保ちつつ、電動モータ出力とロッド出力間の効率を向上させ、アクチュエータのロッドの位置移動時の消費電力を抑え、電動モータサイズのコンパクト化が図れる。
この発明の実施形態に係る後輪操舵装置を搭載した車両を示す概略図である。 この発明の実施形態に係る後輪操舵装置の断面図である。 図2に示す後輪換舵装置の第1駆動部乃至その近傍の拡大断面図である。 図2に示す後輪操舵装置の3K型遊星歯車減速機乃至その近傍の拡大断面図である。 構成歯車の効率と3K型遊星歯車減速機の効率の関係を示すグラフ図である。 図2に示す後輪操舵装置の3K型遊星歯車減速機において、回転支持軸受にすべり軸受を用いた場合の拡大断面図である。 図2に示す後輪操舵装置の3K型遊星歯車減速機において、キャリヤを回転支持する軸受を用いない場合の拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1に、この発明に係る後輪操舵装置を搭載した車両1を示す。この車両1は自動車であり、左右一対の前輪2L、2Rと左右一対の後輪3L、3Rとを有する。
前輪2L、2Rは、ステアリングホイール4の操舵角に応じて前輪操舵機構5のステアリングロッド6が移動することで操舵される。すなわち、運転者がステアリングホイール4を操舵したとき、ステアリングホイール4の回転がステアリングコラム7を介して前輪操舵機構5に伝達し、これにより前輪操舵機構5のステアリングロッド6が軸方向に移動し、この直線移動がタイロッド90を介して伝わることで、前輪2L、2Rの向きが一体に変化するようになっている。ステアリングホイール4と一体に回転するステアリングコラム7には、舵角センサ8が設けられている。舵角センサ8、車速センサ9、及びヨーレートセンサ10の出力は、電子制御ユニット(ECU)11に入力される。ECU(engine control unit)とは、エンジンの運転制御を電気的な補助装置を用いて行う際に、それらを総合的に制御するマイクロコントローラ(マイコン)である。
後輪3L、3Rは、本発明に係る後輪操舵装置12で操舵される。この後輪操舵装置12は、車体13に取り付けられている。後輪3L、3Rの操舵角は、舵角センサ8、車速センサ9、ヨーレートセンサ10等、車両1の走行情報を元に、電子制御ユニット11からの指令を受けて後輪操舵制御装置14で制御される。また後輪3L、3Rの操舵角は、左右で独立して制御される。
本発明の後輪操舵装置12の構成を図2〜図7を用いて説明する。図2に示すように、後輪操舵装置12は、左側の後輪3Lを操舵する第1操舵部15Lと、右側の後輪3Rを操舵する第2操舵部15Rから構成される。第1操舵部15Lと第2操舵部15Rは、後輪操舵装置12の中央に対して左右対称の同じ構成とされる。このため、第1操舵部15Lの構造を説明し、第2操舵部15Rの構造は詳細な説明を省略する。なお、左側の後輪3Lを操舵する操舵部を第1操舵部15Lと呼び、各部品の符号にLを付し、右側の後輪3Rを操舵する操舵部を第2操舵部15Rと呼び、各部品の符号にRを付するようにした。また、区別する必要がない場合にはR、Lを省略した。
第1操舵部15Lは、軸方向に移動可能に支持された第1のロッド16L(電動アクチュエータのロッド)と、第1のロッド16Lを軸方向に移動させる第1駆動部17L(電動アクチュエータの駆動部)とを備えている。同様に、第2操舵部15Rは、軸方向に移動可能に支持された第2のロッド16Rと、第2のロッド16Rを軸方向に移動させる第2駆動部17Rとを備えている。
第1のロッド16Lと第1駆動部17Lと第2のロッド16Rと第2駆動部17Rは1つのハウジング18で共通して支持されている。ここで、ハウジング18は、左側ハウジング部18Lと中央ハウジング部18Cと右側ハウジング部18Rとを結合されてなる。また、第1駆動部17Lと第2駆動部17Rは、ハウジング18の中央に対し略対称に構成されている。ハウジング18は、図示しないボルトで車体13(図1参照)に固定される。
第1のロッド16Lは、図1に示すように、その軸方向の移動に応じて後輪3Lの向きが変化するように後輪3Lに接続されている。具体的には、第1のロッド16Lの端部にボールジョイント88を介してタイロッド62の一端が連結され、そのタイロッド62の他端がボールジョイント19を介してナックルアーム20に連結されている。このため、第1のロッド16Lが軸方向に移動すると、これに連動してナックルアーム20が支点21を中心に揺動し、 後輪3Lの向きが変化するようになっている。同様に、第2のロッド16Rは、その軸方向の移動に応じて後輪3Rの向きが変化するように後輪3Rに接続されている。
図2に示すように、第1駆動部17Lは、第1の電動モータ22Lと、その第1の電動モータ22Lの回転速度を減速して伝達する第1の差動減速機としての3K型遊星歯車減速機23Lと、その第1の3K型遊星歯車減速機23Lで減速された回転運動を第1のロッド16Lの軸方向移動に変換する第1の運動変換機構24Lとを備えている。
図3に示すように、第1の電動モータ22Lは、第1のロッド16Lを囲むように同軸に設けられた中空のロータ25と、そのロータ25に回転力を付与するステータ26とからなる。ロータ25は、左側ハウジング部18Lの内周に装着した左右一対の転がり軸受27、27で回転可能に支持された中空のロータ軸28と、ロータ軸28の外周に固定されたロータコア29とを有する。ロータコア29は、例えば周方向に沿ってN極とS極が交互に表れるように設けられた永久磁石である。ステータ26は、左側ハウジング部18Lの内周に固定されたステータコア30と、ステータコア30に巻回された電磁コイル31とで構成されている。このため、電磁コイル31に通電すると、ステータコア30とロータコア29の間に働く電磁力によってロータコア29に回転力が発生し、ロータコア29と一体にロータ軸28が回転する。
図4に示すように、第1の3K型遊星歯車減速機23Lは、ロータ25の一端部の外周に設けられた太陽歯車32と、一対の遊星歯車80,81で構成される遊星歯車組33とを備える。一方(第1)の遊星歯車80の外径面の歯80aが太陽歯車32の外径面の歯32aに噛合し、この一方の遊星歯車80の軸方向の他端に他方(第2)の遊星歯車81が設けられ、この一対の遊星歯車80,81は一体に回転する。また、複数個の遊星歯車組33が円周方向に等配され、各遊星歯車組33は、それぞれ自転を可能にする遊星歯車組用軸36に装着されている。そして、各遊星歯車組用軸36はキャリヤ35に支持され、キャリヤ35は、キャリヤ用軸受(キャリヤの回転支持軸受)82を介してその軸心廻りに回転自在となっている。第1遊星歯車80の歯80aは固定内歯歯車34の内径面の歯34aに噛合し、第2の遊星歯車81の歯81aが、回転軸廻りを自在に回転できるように支持された可動内歯歯車83の内径面の歯83aに噛合する。
このため、ロータ25の回転力は、太陽歯車32に伝達され、遊星歯車80と遊星歯車81を介して、可動内歯歯車83より、減速された回転として出力される。
図3に示すように、第1の運動変換機構24Lは、第1の3K型遊星歯車減速機23Lで減速した回転が入力される第1のシャフト37Lと、第1のロッド16Lを軸方向に移動可能な状態で回り止めする回り止め機構38と、第1のシャフト37Lの回転に応じて第1のロッド16Lを軸方向に移動させるためのボールねじ機構39とを備える。ボールねじ機構39は、第1のロッド16Lの先端部に設けられたねじ軸部39aと、ナット部39bと、ねじ軸部39aとナット部39bとの間に介在されるボール(図示省略)とを備える。なお、第1のロッド16Lは、大径の本体軸部16aと、この大径の本体軸部16aからハウジング中央側に延びる中径軸部16bと、この中径軸部16bからハウジング中央側に延びる前記ねじ軸部39aとからなる。
この場合、第1のシャフト37Lは、前記ナット部39bと、このナット部39bよりもハウジング中央側に配設される先端部材37aと、このナット部39bよりも反ハウジング中央側に配設される基端部材37bとで構成され、これらは一体化されている。先端部材37aは、大径短円筒部37a1と、この大径短円筒部37a1の内径側に配設される小径短円筒部37a2と、大径短円筒部37a1と小径短円筒部37a2を連結する側壁部37a3と、側壁部37a3からハウジング中央側に突設される中径短円筒部37a4とからなる。また、基端部材37bは円筒体からなり、すべり軸受43aを介して第1のロッド16Lの中径軸部16bに回転自在に支持されている。第1のシャフト37Lの先端部材37aの大径短円筒部37a1の内径面に前記可動内歯歯車83が形成される。このため、第1のシャフト37Lと可動内歯歯車83とが一体に回転する。
第1のシャフト37Lの先端部材37aは、その中径短円筒部37a4に嵌入された、後述する第1連結軸53Lに、一対の第1スラスト転がり軸受41L、41Lで回転可能に軸方向に支持されている。この一対の第1スラスト転がり軸受41L、41Lは、第1のシャフト37Lの回転を許容しながら、第1のシャフト37Lの軸方向の両方向の移動を拘束している。
また、第1のシャフト37L、すなわち、先端部材37aの中径短円筒部37a4は、第1ラジアル軸受42Lで半径方向に支持されている。第1ラジアル軸受42Lは、中径短円筒部37a4の外周面と中央ハウジング部18Cの内周との間に挿入された転がり軸受(例えば、外輪付きの針状ころ軸受)である。このため、この第1ラジアル軸受42Lとすべり軸受43aとが、ボールねじ機構39の回転側部材の回転支持軸受を構成する。なお、第1の電動モータ22Lと第1の3K型遊星歯車減速機23Lとボールねじ機構39が、第1のロッド16Lと同軸上に配置されている。
第1のロッド16Lは、左側ハウジング部18Lの開口端部内周に取り付けたすべり軸受43で軸方向に移動可能に支持されている。回り止め機構38は、第1のロッド16Lの外周に形成された軸方向に延びる溝44と、その溝44に先端部が挿入されたストッパ45とからなる。ストッパ45は、第1のロッド16Lの軸方向および周方向のいずれにも移動しないように左側ハウジング部18Lに取り付けられている。溝44は、軸方向の両端が閉じた止まり溝である。
第1のロッド16Lが軸方向に移動したとき、第1のロッド16Lとともにストッパ45と溝44が軸方向に相対移動する。そして、ストッパ45が溝44の端面に当接すると、そこで第1のロッド16Lが停止し、第1のロッド16Lの軸方向移動が制限される。このように、ストッパ45と溝44は、第1のロッド16Lの機械的リミットとしても機能する。
ストッパ45の左側ハウジング部18Lへの接続部には、ストッパ45を回転可能に支持する軸受46が組み込まれている。そのため、第1のロッド16Lが軸方向に移動するときにストッパ45の先端部と溝44の内側面とが接触しても、ストッパ45は軸受46で回転し、ストッパ45および溝44の内面の偏摩耗が抑制される。
第1の電動モータ22Lには、ロータ25の回転角を検出する回転検出器47が取り付けられている。回転検出器47は、例えば、中空のロータ軸28の一端部に固定されたレゾルバロータ47aと、これに対峠するように左側ハウジング部18Lに固定されたレゾルバステータ47bとからなるレゾルバを採用することができる。なお、中空のロータ軸28には第1のロッド16Lが挿入されている。また、中空のロータ軸28の内部に、ボールねじ機構39が配置されているため、後輪操舵装置12の軸方向長さを短くすることが可能となっている。
第1の電動モータ22Lが回転すると、その回転が第1の3K型遊星歯車減速機23Lで減速されて伝達し、第1のシャフト37Lの端部に形成されたボールねじ機構39のナットが回転し、その回転量に応じて第1のロッド16Lが左右方向に移動し、その第1のロッド16Lが、図1に示すボールジョイント88、タイロッド62、ボールジョイント19を介してナックルアーム20を動かし、後輪3Lのトー角を調整する。
第1のロッド16Lには、その軸方向位置を検出する位置検出器48が取り付けられている。この位置検出器48で検出される第1のロッド16Lの軸方向位置(絶対位置)に基づいて、後輪3Lの操舵角を検出することができる。位置検出器48の出力信号は、後輪操舵制御装置14に入力される。位置検出器48としては、例えば、第1のロッド16Lに固定された永久磁石49と、永久磁石49に対向するように左側ハウジング部18Lに国定されたアナログ出力のホールIC50とからなるものを採用することができる。
この位置検出器48は、ホールIC50で検出される磁束密度を位置情報に変換することで第1のロッド16Lの軸方向位置(絶対位置)を検出する。ホールIC50としてプログラム可能なものを用いれば、予め第1のロッド16Lの位置と磁束密度の関係をプログラムすることで絶対位置精度を向上することができる。また、ホールIC50の出力が2系統あるものを選択すれば、片方の系統が故障しても残りの系統で位置検出が可能とな り、信頼性が向上する。
なお、位置検出器48としてホールIC50を利用した方式を説明したが、軸方向の移動量を回転に変換して、回転角センサで検出する方式であってもよく、検出方法は限定されない。また、車両1の電源投入時(始動時)に位置検出器48からロッドの絶対位置を検出し、その後は回転検出器47の信号をカウントして、位置を算出する方式で、あってもよい。
図4を用いて、第1スラスト転がり軸受41Lおよび第2スラスト転がり軸受41Rによる支持機構について説明する。ハウジング18の中央ハウジング部18Cは、軸方向中間の小径部18C1と、この小径部18C1の両端側に配設される大径部18C2,18C3とを備える。そして、軸方向中間の小径部18C1には、貫通孔100を有する隔壁59が形成されている。
そして、第1のシャフト37L側の先端部材37aの中径短円筒部37a4に第1連結軸53Lが嵌入され、第2のシャフト37R側の先端部材37aに中径短円筒部37a4に第2連結軸53Rが嵌入されている。第1連結軸53Lは、隔壁59側の端面にねじ孔60が形成され、外周面には外鍔部(第1フランジ)52Lが設けられている。また、第2連結軸53Rは、隔壁59側の端面にねじ軸61が形成され、このねじ軸61が隔壁59に形成された貫通孔100を介して、第1連結軸53Lのねじ孔60に螺合される。これによって、第1連結軸53Lと第2連結軸53Rとで隔壁59を締め付けることができ、第1連結軸53Lと第2連結軸53Rとを中央ハウジング部18Cに固定している。
また、第1のシャフト37Lの端面、つまり、中径短円筒部37a4の端面凹部51が形成され、この端面凹部51に環状のスペーサ54Lが嵌合し、さらに、第1のシャフト37Lの端面からはみ出した状態で、第1押さえ板55Lが配置されている。この第1押さえ板55Lは、そのスペーサ54Lを介して第1スラスト転がり軸受41Lを中径短円筒部37a4内に押さえ込むものである。すなわち、環状のスペーサ54Lと、第1押さえ板55Lは、ボルト56で軸方向に位置調整可能となっており、ボルト56の締め込みによりスペーサ54Lを中径短円筒部37a4内に向けて押しつける。このため、このスペーサ54Lを介して、第1フランジ52Lを挟持している第1スラスト転がり軸受41L、41Lに予圧を付与する。なお、第1スラスト転がり軸受41Lは、保持器付き針状ころを一対の軌道輪で挟んだ構造とされている。
ボルト56は、第1のシャフト37Lの先端部材37aの中径短円筒部37a4に、周方向に沿って所定間隔に複数個形成された軸方向の貫通孔57に差し込まれ、その貫通孔57からの突出部分が第1押さえ板55Lに設けたねじ孔58にねじ込まれている。このように第1のシャフト37Lの中径短円筒部37a4に第1スラスト転がり軸受41Lを組み込むことで、後輪操舵装置12の軸方向長さを短くすることが可能となっている。
次に、第1の3K型遊星歯車減速機23Lの諸元の一例を示す。モジュール数が1で、太陽歯車32の歯数が37、遊星歯車80の歯数が17、遊星歯車81の歯数が20、固定内歯歯車34の歯数が71、可動内歯歯車83の歯数が74の場合、減速比は22.7となる。
そして、第1の3K型遊星歯車減速機23Lの太陽歯車32から入力し、可動内歯歯車83から出力する時の入力時の効率と、可動内歯歯車83から入力し、太陽歯車32から出力する逆入力時の効率を、構成歯車の一対の歯車の伝達効率ηがほぼ等しいとして、この歯車の効率ηをパラメータとして計算したものを図5に示す。図5の入力時の効率は次の数1で計算でき、図5の逆入力時の効率は次の数2で計算できる。なお、数2における、ηa、ηb、ηc、Z1、Z2、Z3、Z12、Z11は、数1における、ηa、ηb、ηc、Z1、Z2、Z3、Z12、Z11と同様である。
Figure 2018167750
Figure 2018167750
一般的に歯車の効率は高く、97%以上である。その場合の第1の3K型遊星歯車減速機23Lの前記入力時の効率は85%以上で、前記逆入力時の効率は82%以上で、入力時と逆入時の効率にはたいした差がない。
そこで、歯車の効率を94%まで低下させた場合、第1の3K型遊星歯車減速機23Lの前記入力時の効率は63%で、前記逆入力時の効率は46%で、両効率に差ができる。アクチュエータによるロッド16の位置移動をかなりの頻度に行い、停止時間が短い時には、完全な逆入力不可ではなく、入力時と逆入力時の効率に差を持たせる設定にて、第1の3K型遊星歯車減速機23Lを利用することができる。
歯車の効率を88%まで低下させた場合、第1の3K型遊星歯車減速機23Lの前記入力時の効率は46%で、前記逆入力時の効率は0%となる。この場合、第1の3K型遊星歯車減速機23Lは、前記逆入力時の回転運動の伝達が不可となり、従来技術同様にタイヤから外力を受けても、アクチュエータのロッド16の位置ずれが起こらず、アクチュエータのロッド16の位置移動以外には消費電力が不要となる。そして、第1の3K型遊星歯車減速機23Lとボールねじの組合わせでは、ボールねじの効率を90%として、電動モータ出力とロッド出力間の効率が41. 4%となり、従来技術の遊星歯車減速機と台形ねじの組合わせの効率22.5%よりも高く、アクチュエータのロッド16の位置移動時の消費電力を抑え、電動モータサイズのコンパクト化が図れる。
この発明においては、運動変換機構24にボールねじ機構39を用いるので、以下の利点を有する。ねじ軸部39aを回転駆動するトルクを小さくでき、ボールねじ機構39を駆動するサーボ・モータ(電動モータ22)の小型・軽量化ができる。起動摩擦トルクと運動摩擦トルクの差が小さく、またスティック・スリップがおこらないので、メカトロニクスにとって制御性の良いメカになる。高い送り精度を容易に実現することができる。ねじ軸部39aとナット部39bの間の接触面における摩擦係数は小さく、ねじ軸部39aまたはナット部39bの一方にトルクを加え、それによって他方のナット39bまたはねじ軸部39aに発生した軸力が仕事をするときの効率が高くなる。
このため、本発明では、タイヤに外力が加わった場合でも、アクチュエータのロッド16の位置ずれが起こらず、アクチュエータのロッド16の位置移動時以外には消費電力が不要で、エネルギー消費を抑えられるなどの従来技術の長所を保ちつつ、電動モータ出力とロッド出力間の効率を向上させ、アクチュエータのロッド16の位置移動時の消費電力を抑え、電動モータサイズのコンパクト化が図れる。
ところで、歯車の効率を低下させるには、歯車に通常用いられる0.1程度の転位よりも大きな転位を設ける方法もあるが、これでは歯車の歯肉が薄くなる。そこで、図6を用いて、他の方法を説明する。
まず、第1の3K型遊星歯車減速機23Lにおいて、転がり軸受を用いて回転支持している軸受にすべり軸受を適用する箇所を設ける。すべり軸受の箇所は、全てすべり軸受にしてもよいし、一部すべり軸受にしてもよく、目標の歯車の効率に合わせて選択すればよい。
例えば、軸と受けの間に針状のラジアルころ軸受が挿入されている第1の複数個の遊星歯車組33の各々の自転を可能にする遊星歯車組用軸36にすべり軸受84を用いる。すなわち、この場合の遊星歯車組用軸36であるすべり軸受84が、遊星歯車組の回転支持軸受を構成する。ただし、このすべり軸受84には、軸と受けの間にリング状の樹脂製すべり軸受を挿入する場合と、軸、もしくは、第1の複数個の遊星歯車組33の軸受受け部となる孔に、めっきやコーティングにより焼付き防止をし、すべり軸受として用いる方法がある。
また、キャリヤ35を回転軸廻りに回転自在に支持するキャリヤ用軸受82にすべり軸受85を用いる方法がある。例えば樹脂製のすべり軸受を圧入などで第1のシャフト37Lに固定し、軸受すきまを持ってキャリヤ35を回転支持する。
また、可動内歯歯車83が連結されている第1のシャフト37Lを回転支持している第1ラジアル軸受42L(ボールねじ機構39の回転側部材の回転支持軸受)にすべり軸受86を用いる方法がある。第1ラジアル軸受42Lにすべり軸受を用いる一例としては、中央ハウジング部18Cの内周に固定したすべり軸受で、第1のシャフト37Lの端部の円筒状の外周面を、軸受すきまを設けて回転支持する。
次に、第1の3K型遊星歯車減速機23Lにおいて回転支持している軸受で、すべり軸受を適用した箇所の軸受隙間を通常の0. 05mm前後よりも大きな軸受すきま、例えば、0.1mm以上の軸受すきまを用いる方法がある。これは、歯車の転位を大きくした場合と同様に、歯車の歯当たりが低下し、歯車の効率低下が得られる。
また、次の図7では、キャリヤ35を回転軸廻りに回転自在に支持するキャリヤ用軸受82をなくしている。この場合、キャリヤ35の倒れなどを防ぎ、キャリヤ35を概略位置に安定させるために、第1の複数個の遊星歯車組33のキャリヤ35の反対面にも円板87を設け、円板87にも遊星歯車組用軸36を固定している。効果としては、キャリヤ35の概略位置への安定度が軸受を用いる場合よりは低下し、歯車の転位を大きくした場合と同様に、歯車の効率低下が得られる。なお、図3等に示す遊星歯車組用軸36では、頭部を有する軸部材であったが、図7に示す遊星歯車組用軸36は頭部を有さない軸部材である。
第1の3K型遊星歯車減速機23Lにおいて、転がり軸受を用いて回転支持している軸受にすべり軸受を適用する方法や、すべり軸受の軸受すきまを0.1mm以上にする方法や、キャリヤ用軸受をなくす方法など、前記の歯車の効率を低下させる方法は、目標の歯車の効率に合わせて組合せを選択すればよい。
第1の3K型遊星歯車減速機23Lにおいて、逆入力が不可となる入力時の効率は、50%以下で、入力時の効率が、約45%前後の場合、この逆入力が不可となる歯車の効率は、減速比が10の時、87%前後であり、減速比が30の時、93%前後である。歯車の効率を低下させるにも限界があるため、第1の3K型遊星歯車減速機23Lの減速比は10から30の範囲が適当である。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。すなわち、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。例えば、3K型遊星歯車減速機23Lと同じく、入力時の効率と逆入力時の効率に差がある減速機として、同様に差動を用いるハイポサイクロイド減速機、サイクロイド減速機、ボール減速機、ハーモニック減速機などがあり、これらを、本発明の差動減速機として用いてもよい。
また、本発明の実施形態では、電動モータ22として、ロータ25が中空である中空モータを使用し、電動モータ22の中空部分に運動変換機構24を配置した後輪操舵装置について説明した。しかしながら、電動モータ22として、ロータ25が中実である中実モータを使用してもよい。そのような場合には、ロータ25と同軸上に3K型遊星歯車減速機23を配置し、ロータ25と平行な軸上に運動変換機構24を配置し、3K型遊星歯車減速機23の出力を運動変換機構24の入力にベルトや歯車で動力伝達する構造を採用することができる。また、中実のロータ25と平行な軸上に3K型遊星歯車減速機23および運動変換機構24を配置し、電動モータ22の出力を、3K型遊星歯車減速機23の入力にベルトや歯車で動力伝達する構造を採用してもよい。
逆入力が不可で、減速比は10から30の3K型遊星歯車減速機23とボールねじを用いた場合の電動モータ出力からロッド出力までの効率と、その際のロッド速度が24mm/sで、ロッド推力が3500Nの場合の電動モータ22の回転速度と電動モータ22の出力との関係を表1にまとめた。
Figure 2018167750
また、従来例の遊星歯車減速機と台形ねじの場合を表2にまとめた。
Figure 2018167750
表1と表2とを比較すれば、従来例の遊星歯車減速機と台形ねじの場合よりも、電動モータ出力とロッド出力間の効率を向上させ、アクチュエータのロッドの位置移動時の消費電力を抑えることができることがわかる。
16L、16R ロッド
17L、17R 駆動部
22L、22R電動モータ
23L、23R 差動減速機(3K型遊星歯車減速機)
24L、24R 運動変換機構
32 太陽歯車
33 遊星歯車組
34 固定内歯歯車
35 キャリヤ
39 ボールねじ機構
80,81 遊星歯車
82 キャリヤ用軸受
83 可動内歯歯車
84、85、86 軸受

Claims (7)

  1. 軸方向に移動可能に支持されるロッドを備え、このロッドの軸方向の移動に応じて後輪の向きを変化させる後輪操舵装置であって、
    前記ロッドは電動アクチュエータのロッドであり、電動アクチュエータの駆動部は、回転トルクを発生させる電動モータと、回転速度を減速する差動減速機と、この差動減速機に減速された回転運動を前記ロッドの直線運動に変換するボールねじ機構を有する運動変換機構とを備えたことを特徴とする後輪操舵装置。
  2. 前記差動減速機が、少なくとも、太陽歯車と、内歯歯車と、遊星歯車と、遊星歯車を自転可能に支持されるキャリヤとを備えた3K型遊星歯車減速機であることを特徴とする請求項1に記載の後輪操舵装置。
  3. 前記3K型遊星歯車減速機が、前記太陽歯車から入力し、可動内歯歯車から出力するときの入力時の効率を50%以下に設定したことを特徴とする請求項2に記載の後輪操舵装置。
  4. 前記3K型遊星歯車減速機の前記キャリヤが、浮動支持されていることを特徴とする請求項2又は請求項3のいずれか1項に記載の後輪操舵装置。
  5. 前記3K型遊星歯車減速機は、太陽歯車に噛合する第1遊星歯車と、第1遊星歯車と一体に回転する第2遊星歯車とで構成される遊星歯車組と、遊星歯車組の各遊星歯車が自転可能に支持されるキャリヤと、第1遊星歯車に噛合する固定内歯歯車と、第2遊星歯車に噛合するとともに前記ボールねじ機構の回転側部材に連結される可動内歯歯車とを備え、遊星歯車組の回転支持軸受、キャリヤの回転支持軸受、及び回転側部材の回転支持軸受の少なくともいずれか1つにすべり軸受を用いたことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の後輪操舵装置。
  6. 前記すべり軸受の軸受すきまが0.1mm以上であることを特徴とする請求項5に記載の後輪操舵装置。
  7. 前記請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の後輪操舵装置を用いたことを特徴とする車両。
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