JP2016144982A - 弾性クローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】効果的に曲げ剛性の低減を図ることが可能な弾性クローラを提供する。
【解決手段】弾性体により無端体状に形成されたクローラ本体10と、クローラ本体10の周方向に並べて設けられる複数の芯金30と、を具備し、クローラ本体10は、当該クローラ本体10の内周面において、周方向に並べて形成される複数の凹部27と、当該クローラ本体10の内周面において、周方向において隣り合う凹部27の間に形成される複数の凸部28と、を具備し、周方向において、隣り合う当該凸部28の間に少なくとも1つの芯金30が配置される。
【選択図】図13

Description

本発明は、車両の走行に用いられる弾性クローラの技術に関する。
従来、車両の走行に用いられる弾性クローラの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、外周面に複数のラグが形成された弾性クローラ(ゴムクローラ)が記載されている。当該弾性クローラは、幅方向中央部にスプロケットの歯部が係合され、当該スプロケットから伝達される駆動力により回転駆動される。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、弾性クローラの曲げ剛性が高いため、車両が走行する際の振動や駆動ロスが大きくなるおそれがある点で不利であった。
特開2009−78796号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、効果的に曲げ剛性の低減を図ることが可能な弾性クローラを提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、弾性体により無端体状に形成されたクローラ本体と、前記クローラ本体の周方向に並べて設けられる複数の補強部材と、を具備し、前記クローラ本体は、当該クローラ本体の内周面において、周方向に並べて形成される複数の凹部と、当該クローラ本体の内周面において、周方向において隣り合う前記凹部の間に形成される複数の凸部と、を具備し、周方向において、隣り合う当該凸部の間に少なくとも1つの前記補強部材が配置されるものである。
請求項2においては、前記クローラ本体は、当該クローラ本体の外周面において、周方向に並べて形成される複数のラグを具備し、前記凸部は、周方向において前記複数のラグのうちいずれか1つのラグと同一位置に配置されるものである。
請求項3においては、前記凸部は、幅方向における前記クローラ本体の一側に偏るように形成される複数の第一凸部と、幅方向における前記クローラ本体の他側に偏るように形成される複数の第二凸部と、を含み、前記複数の第一凸部と前記複数の第二凸部は、周方向において互いに位相がずれた千鳥状に配置されるものである。
請求項4においては、幅方向における前記凹部の一端は、幅方向における前記クローラ本体の外側端まで延びて開口され、前記凹部の底部は、当該凹部の一端に向かうにつれて、前記クローラ本体の内周面側から外周面側に向かって傾斜するように形成されるものである。
請求項5においては、前記クローラ本体は、当該クローラ本体の内周面側を形成する内周部と、前記内周部とは異なる硬度の材料で形成され、当該クローラ本体の外周面側を形成する外周部と、を具備し、前記複数の凹部及び前記複数の凸部は、前記内周部に形成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、効果的に弾性クローラの曲げ剛性の低減を図ることができる。すなわち、クローラ本体に凹部を形成することによって、弾性クローラの曲げ剛性の低減を図ることができる。特に、弾性クローラのうち曲げ剛性の高い部分(補強部材が設けられる部分)を隣り合う凸部の間(凹部に対応する部分)に配置することで、当該部分における曲げ剛性の低減を図ることができる。これによって、車両が走行する際の振動や駆動ロスの低減を図ることができる。また一方で、クローラ本体に凸部を形成することによって、ある程度のねじり剛性を確保することができる。これによって、弾性クローラの損傷や脱輪等の不具合の発生を抑制することができる。
請求項2においては、より効果的に弾性クローラの曲げ剛性の低減を図ることができる。すなわち、曲げ剛性の高い凸部とラグを同一位置に配置することで、弾性クローラのうち曲げ剛性が高くなる部分を集中させることができる。これによって、他の部分の曲げ剛性を効果的に低減させることができる。
請求項3においては、弾性クローラの曲げ剛性の低減を図りながら、耐久性の低下を抑制することができる。すなわち、第一凸部と第二凸部を千鳥状に配置することで、強度が低下する部分(凹部)を分散させることができる。これによって、破損が発生するのを抑制することができ、ひいては耐久性の低下を抑制することができる。
請求項4においては、凹部に溜まった水や泥を外部に排出し易くすることができる。すなわち、凹部の底部を傾斜させることで、当該凹部に溜まった水等を排出される方向に案内することができる。これによって、凹部に溜まった水等によるクローラ本体の劣化の抑制を図ることができる。
請求項5においては、凹部及び凸部を容易に形成することができる。すなわち、異なる材料に亘るように凹部及び凸部を形成する場合に比べて、容易に凹部及び凸部を形成することができる。
第一実施形態に係る弾性クローラを内周側から見た平面図。 同じく、外周側から見た底面図。 (a)図1におけるA−A断面図。(b)同じく、B−B断面図。 第一実施形態に係る弾性クローラの斜視図。 第一実施形態に係る弾性クローラを幅方向から見た側面図。 凹部の内側の端部の位置を示した平面図。 第一実施形態の第一変形例に係る弾性クローラを示した側面図。 同じく、第二変形例に係る弾性クローラを示した平面図。 同じく、第三変形例に係る弾性クローラを示した断面図。 同じく、第四変形例に係る弾性クローラを示した平面図。 第二実施形態に係る弾性クローラを内周側から見た平面図。 第二実施形態に係る弾性クローラの斜視図。 第二実施形態に係る弾性クローラを幅方向から見た側面図。 第二実施形態の変形例に係る弾性クローラを示した平面図。
以下では、図中に示した矢印Sを後述する無端体状に形成された弾性クローラ1Aの周方向、矢印Lを当該弾性クローラ1Aの幅方向における左方向、矢印Rを当該弾性クローラ1Aの幅方向における右方向、矢印Nを当該弾性クローラ1Aの内周側、矢印Oを当該弾性クローラ1Aの外周側とそれぞれ定義して説明を行う。
まず、図1から図5までを用いて、第一実施形態に係る弾性クローラ1Aの構成について説明する。
弾性クローラ1Aは、当該弾性クローラ1Aに駆動力を伝達するためのスプロケット(不図示)や、当該弾性クローラ1Aが回転起動から外れないように案内するための転輪H(図3参照)等に巻回され、車両の走行に用いられるものである。弾性クローラ1Aは、無端体状(環状)に形成される。弾性クローラ1Aは、主としてクローラ本体10、芯金30及び補強コード40を具備する。
クローラ本体10は、弾性体であるゴムにより形成される無端体状の部材である。クローラ本体10は、主として外周部11、中央部12及び内周部13を具備する。
外周部11(図3参照)は、クローラ本体10のうち、外周側の部分を形成するものである。外周部11は、比較的硬度が低いゴムによって形成される。
中央部12(図3参照)は、クローラ本体10のうち、内周側の幅方向中央部分を形成するものである。中央部12は、外周部11に比べて硬度が高いゴムによって形成される。
内周部13(図3参照)は、クローラ本体10のうち、内周側の幅方向両端部分を形成するものである。内周部13は、外周部11に比べて硬度が高く、かつ中央部12に比べて硬度が低いゴムによって形成される。
また、クローラ本体10には、主としてラグ14、転輪通過部15、突起部16、凹部17及び凸部18が形成される。
ラグ14は、クローラ本体10の外周面から突出するように形成される部分である。ラグ14は、主として第一ラグ14a及び第二ラグ14bを具備する。
第一ラグ14aは、幅方向に沿う略直線状に形成される。第一ラグ14aは、クローラ本体10の幅方向中央部分で左右に分離されることで、左右で対になるように形成される。すなわち、一対の第一ラグ14aは、クローラ本体10の周方向において同一の位置に形成される。一対の第一ラグ14aは、クローラ本体10の幅方向中央部近傍から、左右両端部までそれぞれ延びるように形成される。一対の第一ラグ14aは、クローラ本体10の周方向に沿って並ぶように複数(複数対)形成される。
第二ラグ14bは、幅方向に沿う略直線状に形成される。第二ラグ14bは、クローラ本体10の幅方向中央部分で左右に分離されることで、左右で対になるように形成される。すなわち、一対の第二ラグ14bは、クローラ本体10の周方向において同一の位置に形成される。一対の第二ラグ14bは、クローラ本体10の幅方向中央部近傍から、左右両端部近傍までそれぞれ延びるように形成される。第二ラグ14bの長手方向長さ(幅方向長さ)は、第一ラグ14aの長手方向長さよりも短くなるように形成される。一対の第二ラグ14bは、クローラ本体10の周方向に沿って並ぶように複数(複数対)形成される。
一対の第一ラグ14a及び一対の第二ラグ14bは、クローラ本体10の周方向に沿って一定の間隔で交互に並ぶように配置される。
転輪通過部15は、弾性クローラ1Aが巻回される転輪Hが通過する部分である。転輪通過部15は、クローラ本体10の内周面の他の部分(当該転輪通過部15の左右両側)に比べて内周側に向かって隆起するように形成される。転輪通過部15は、クローラ本体10の内周面の幅方向中央部に、左右で対になるように形成される。一対の転輪通過部15は、それぞれ中央部12から内周部13に亘るように形成される。転輪通過部15の内周面は、概ね平坦になるように形成される。転輪通過部15は、周方向に沿って直線状に延びるように形成される。
突起部16は、クローラ本体10の内周面から突出するように形成される部分である。突起部16は、一対の転輪通過部15の間に形成される。突起部16は左右で対になるように形成される。一対の突起部16は、クローラ本体10の周方向に沿って並ぶように複数(複数対)形成される。一対の突起部16は、クローラ本体10の周方向において一対のラグ14(第一ラグ14a又は第二ラグ14b)と交互に配置される。より詳細には、一対の突起部16は、クローラ本体10の周方向において隣り合う一対のラグ14の中間位置にそれぞれ配置される。
凹部17は、クローラ本体10の内周面を窪ませるように形成される部分である。凹部17は、クローラ本体10のうち内周部13に形成される。凹部17は、幅方向に沿う略直線状に形成される。凹部17は、クローラ本体10の幅方向両端部にそれぞれ形成されることで、左右で対になるように形成される。一対の凹部17は、クローラ本体10の幅方向において、一対の転輪通過部15のすぐ外側から、当該クローラ本体10の左右両端部までそれぞれ延びるように形成される。一対の凹部17の外側の端部は、クローラ本体10の左右両端部においてそれぞれ外側に向かって開口されている。凹部17のうち、最も低く窪んだ底部17aは、クローラ本体10の幅方向に略平行になるように形成される。
一対の凹部17は、クローラ本体10の周方向に沿って並ぶように複数(複数対)形成される。一対の凹部17は、クローラ本体10の周方向において、隣り合う一対のラグ14(第一ラグ14a又は第二ラグ14b)と後述する芯金30(突起部16)との間に配置される。なお、当該凹部17の配置については、後に詳述する。
凸部18は、クローラ本体10の内周面に形成され、凹部17に比べて内周側に向かって突出するように形成される部分である。凸部18は、クローラ本体10のうち内周部13に形成される。凸部18は、クローラ本体10の周方向において隣り合う2つの凹部17の間に形成される。これによって、凸部18は左右で対になるように形成されることになる。また一対の凸部18は、クローラ本体10の周方向に沿って並ぶように複数(複数対)形成されることになる。
芯金30は、クローラ本体10を補強するためのものである。芯金30は、適宜の金属材料によって形成される。芯金30は、主として基板31及び突起32を具備する。
基板31は、クローラ本体10と略平行に配置される板状の部分である。基板31は、長手方向をクローラ本体10の幅方向に向けた状態で配置される。基板31の長手方向長さは、クローラ本体10の一対の転輪通過部15の幅と略同一となるように形成される。
突起32は、基板31に対して略垂直に形成される板状の部分である。突起32は、長手方向をクローラ本体10の内周側に向けて形成される。突起32は、基板31の左右中央部に、左右で対になるように形成される。
このように構成された芯金30は、クローラ本体10の突起部16に対応する位置において、当該クローラ本体10(より詳細には、中央部12及び内周部13)に埋め込まれるように配置される。この際、芯金30の突起32は、クローラ本体10の突起部16内に埋め込まれる。このようにして、芯金30によってクローラ本体10(特に、転輪通過部15及び突起部16)が補強される。また芯金30は、突起部16と同様に、クローラ本体10の周方向において隣り合う一対のラグ14の中間位置にそれぞれ配置されることになる。
補強コード40は、クローラ本体10を補強するためのものである。補強コード40は、適宜の金属材料によって形成される。補強コード40は、クローラ本体10に埋め込まれ、芯金30のすぐ外周側に配置される。補強コード40は左右一対設けられる。補強コード40は、クローラ本体10の周方向に沿って延びるように形成される。
以下では、クローラ本体10に形成された凹部17の配置について詳細に説明する。
前述の如く、凹部17は、クローラ本体10の周方向において、隣り合う一対のラグ14(第一ラグ14a又は第二ラグ14b)と芯金30との間に配置されている。ここで、「ラグ14と芯金30との間」とは、図5に示すように、ラグ14の中心位置C1と芯金30の中心位置C2との間を意味する。中心位置C1とは、周方向におけるラグ14の中心位置(図5においては、紙面左右方向における中心位置)を意味する。同様に、中心位置C2とは、周方向における芯金30の中心位置を意味する。
本実施形態においては、凹部17は、周方向において、中心位置C1から中心位置C2に亘るように形成される。具体的には、凹部17の周方向における一端部(図5における紙面左側の端部)が中心位置C1に位置している。また、凹部17の周方向における他端部が中心位置C2に位置している。すなわち、凹部17の周方向における幅は、中心位置C1から中心位置C2までの幅と略一致している。
また、凹部17の少なくとも一部分は、クローラ本体10の周方向において、隣り合う一対のラグ14の周方向端部E1と芯金30の周方向端部E2との間に配置されている。ここで、「ラグ14の周方向端部E1」とは、ラグ14の突出端面(外周側の端面)のうち、凹部17が形成されている側の端部(図5においては、紙面右側の端部)を意味する。また「芯金30の周方向端部E2」とは、芯金30の周方向端部のうち、凹部17が形成されている側の端部(図5においては、紙面左側の端部)を意味する。
本実施形態においては、凹部17は、その一部分(特に、底部17aが形成された部分)がラグ14の周方向端部E1と芯金30の周方向端部E2との間に位置するように配置されている。
ここで、クローラ本体10のうち、ラグ14が形成される部分(中心位置C1近傍)は、当該ラグ14の分だけクローラ本体10の厚みが増している。このため、当該部分におけるクローラ本体10の曲げ剛性(クローラ本体10が内周側又は外周側に屈曲することに対する剛性)は他の部分に比べて高くなっている。これに対して、当該ラグ14が途切れる部分、すなわち図5においてラグ14の周方向端部E1の外側(例えば、部分T1)は、中心位置C1近傍と比べてクローラ本体10の曲げ剛性は低くなっている。
また、芯金30はゴムに比べて硬度が高い金属材料によって形成されている。このため、クローラ本体10のうち、当該芯金30が配置される部分(中心位置C2近傍)におけるクローラ本体10の曲げ剛性は他の部分に比べて高くなっている。これに対し、当該芯金30に隣接する部分、すなわち、図5において芯金30の周方向端部E2の外側(例えば、部分T2)は、芯金30が配置されていないため、中心位置C2近傍と比べてクローラ本体10の曲げ剛性は低くなっている。
よって、本実施形態においては、クローラ本体10の周方向において、部分T1及び部分T2が含まれる部分、すなわちラグ14と芯金30との間に凹部17を形成している。このように、クローラ本体10の曲げ剛性が比較的低い部分において、さらに当該クローラ本体10の厚みを減少させることで、当該クローラ本体10の曲げ剛性を効果的に低減させることができる。このように、クローラ本体10の曲げ剛性を低減させることで、弾性クローラ1Aを滑らかに回転させることができ、ひいては車両が走行する際の振動や駆動ロスの低減を図ることができる。
特に本実施形態では、凹部17の少なくとも一部分をラグ14の周方向端部E1と芯金30の周方向端部E2との間(すなわち、ラグ14の突出端面及び芯金30が配置されていない部分)に形成することで、クローラ本体10の曲げ剛性をより効果的に低減させることができる。
また本実施形態では、クローラ本体10の周方向において、ラグ14と芯金30を交互に配置することで、凹部17が形成される部分(すなわち、ラグ14と芯金30との間)をできるだけ多く確保している。これによって、クローラ本体10の曲げ剛性をより効果的に低減させることができる。
また、図6に示すように、凹部17のうち、クローラ本体10の幅方向における内側の端部(より詳細には、当該端部の周方向における中心位置P)が、クローラ本体10の周方向においてラグ14の周方向端部E1と芯金30の周方向端部E2との間に配置されることが望ましい。このように構成することによって、クローラ本体10のうち、転輪Hや前記スプロケットによって曲げの力が加わる部分(すなわち、転輪通過部15)の近傍の曲げ剛性を効果的に低減させることができる。
また、本実施形態においては、ラグ14及び凹部17はクローラ本体10の幅方向に沿う略直線状に形成されているものとしたが、当該ラグ14や凹部17を、クローラ本体10の幅方向に対して傾斜したり屈曲したりするように形成する場合も想定される。このように凹部17等の形状が複雑な場合においても、凹部17の内側の端部の中心位置Pが、ラグ14の周方向端部E1と芯金30の周方向端部E2との間に配置されるようにすることで、クローラ本体10の曲げ剛性を効果的に低減させることができる。
また、本実施形態においては、凹部17及び凸部18は、クローラ本体10のうち内周部13に形成されている。このように、凹部17及び凸部18が硬度の異なる材料(例えば、内周部13と外周部11)に亘らないように形成されているため、弾性クローラ1Aを製造する際に、当該凹部17及び凸部18を容易に形成することができる。
なお、第一実施形態においては、ラグ14と芯金30との間に凹部17が1つ配置されるものとしたが、例えば2つ以上の凹部17を配置する構成とすることも可能である。
以下では、第一実施形態に係る弾性クローラ1Aの変形例について説明する。
図7には、弾性クローラ1Aの第一変形例(弾性クローラ1B)を示している。弾性クローラ1Bにおいては、凹部17の周方向における幅は、中心位置C1から中心位置C2までの幅よりも小さく形成されている。このように、凹部17は、ラグ14と芯金30との間に配置されるものであれば、その周方向における幅は任意に設定することができる。
図8には、弾性クローラ1Aの第二変形例(弾性クローラ1C)を示している。弾性クローラ1Cにおいては、クローラ本体10の左側(左端部)に形成された凹部17(左側凹部17L)と、クローラ本体10の右側(右端部)に形成された凹部17(右側凹部17R)とが、当該クローラ本体10の周方向において互いに位相がずれた千鳥状に配置されている。
具体的には、左側凹部17Lは、芯金30と当該芯金30の一側(図8における紙面上側)のラグ14との間に配置される。一方、右側凹部17Rは、芯金30と当該芯金30の他側(図8における紙面上側)のラグ14との間に配置される。このようにして、左側凹部17Lと右側凹部17Rは、クローラ本体10の周方向において互いに異なる位置に配置されることになる。さらに、弾性クローラ1Cにおいては、各右側凹部17Rは、周方向において互いに隣り合う左側凹部17Lの中間位置にそれぞれ配置されている。すなわち、左側凹部17L及び右側凹部17Rは、クローラ本体10の周方向において等間隔に配置されている。
このように構成することにより、クローラ本体10の強度が低下する部分(すなわち、凹部17)を、クローラ本体10の周方向に分散させることができる。これによって、左側凹部17Lと右側凹部17Rを周方向において同一位置に配置する場合に比べて、弾性クローラ1C(クローラ本体10)の破損の発生を抑制することができ、凹部17を形成することによる耐久性の低下を抑制することができる。
図9には、弾性クローラ1Aの第三変形例(弾性クローラ1D)を示している。弾性クローラ1Dにおいては、凹部17の底部17aが傾斜するように形成されている。具体的には、底部17aは、クローラ本体10の内側の端部から外側の端部に向かうにつれて、クローラ本体10の外周側に(内周面側から外周面側に)徐々に下がるように傾斜している。
このように構成することにより、凹部17に溜まった水や泥等を弾性クローラ1Dの外部に排出し易くすることができる。例えば、雨天時に凹部17に溜まった水は、底部17aに案内されて外部へと排出される。同様に、泥等も凹部17から外部へと排出され易くなる。これによって、凹部17に溜まった水や泥等による弾性クローラ1D(クローラ本体10)の劣化を抑制することができる。また、当該凹部17に溜まった水によって形成された氷や泥等が、弾性クローラ1Dの円滑な回転を阻害するのを抑制することができ、ひいては振動や駆動ロスの低減を図ることができる。
図10には、弾性クローラ1Aの第四変形例(弾性クローラ1E)を示している。弾性クローラ1Eにおいては、クローラ本体10の内周面と外周面とを連通するように、貫通孔10aが形成されている。具体的には、貫通孔10aは、クローラ本体10の周方向において隣り合う芯金30の中間位置にそれぞれ形成される。このように、凹部17に加えて貫通孔10aを形成することにより、クローラ本体10の曲げ剛性をより効果的に低減させることができる。
なお、貫通孔10aの形状や、貫通孔10aが形成される位置及び数等は任意に設定することができる。また貫通孔10aは、ラグ14及び芯金30と重複しない位置に形成されることが望ましい。
以下では、図11から図13までを用いて、第二実施形態に係る弾性クローラ2Aの構成について説明する。第二実施形態に係る弾性クローラ2Aが、第一実施形態に係る弾性クローラ1Aと異なる点は、凹部17及び凸部18に代えて凹部27及び凸部28を具備する点である。よって以下では、主に凹部27及び凸部28の構成について説明し、他の構成については第一実施形態と同様の符号を付して説明を省略する。
凹部27は、クローラ本体10の内周面を窪ませるように形成される部分である。凹部27は、クローラ本体10を内周側から見て略矩形状になるように形成される。凹部27は、クローラ本体10の幅方向両端部にそれぞれ形成されることで、左右で対になるように形成される。一対の凹部27は、クローラ本体10の幅方向において、一対の転輪通過部15のすぐ外側から、当該クローラ本体10の左右両端部までそれぞれ延びるように形成される。一対の凹部27の外側の端部は、クローラ本体10の左右両端部においてそれぞれ外側に向かって開口されている。凹部27のうち、最も低く窪んだ底部27aは、クローラ本体10の幅方向に略平行になるように形成される。
一対の凹部27は、クローラ本体10の周方向に沿って並ぶように複数(複数対)形成される。一対の凹部27は、クローラ本体10の周方向において、互いに隣り合う2つの芯金30に亘るように配置される。具体的には、隣り合う芯金30Aと芯金30B(図11及び図13参照)に着目すると、凹部27の一端は、周方向において芯金30Aよりも一側(図11においては、紙面上側)に位置する。また当該凹部27の他端は、周方向において芯金30Bよりも他側(図11においては、紙面下側)に位置する。
凸部28は、クローラ本体10の内周面に形成され、凹部27に比べて内周側に向かって突出するように形成される部分である。凸部28は、クローラ本体10の周方向において隣り合う2つの凹部27の間に形成される。これによって、凸部28は左右で対になるように形成されることになる。また一対の凸部28は、クローラ本体10の周方向に沿って並ぶように複数(複数対)形成されることになる。また一対の凸部28は、クローラ本体10の周方向において、芯金30と重複しない位置に配置されることになる。特に本実施形態においては、一対の凸部28は、クローラ本体10の周方向において、いずれかのラグ14と同一位置に配置されている。これによって、凸部28が配置された部分においては、当該凸部28及びラグ14によってクローラ本体10の厚みが厚くなるように形成されることになる。
クローラ本体10の周方向において、隣り合う凸部28の間には、2つの芯金30が配置される。ここで、「隣り合う凸部28の間」とは、図13に示すように、一の凸部28の中心位置C3と、当該凸部28と隣り合う他の凸部28の中心位置C3との間を意味する。中心位置C3とは、周方向における凸部28の中心位置を意味する。
このように、本実施形態においては、クローラ本体10の周方向において、隣り合う凸部28の間に2つの芯金30が配置されている。すなわち、当該2つの芯金30が配置された部分(比較的曲げ剛性が高い部分)は、凹部27に対応する位置に配置されている。このように構成することによって、曲げ剛性を低減させることができる。これによって、車両が走行する際の振動や駆動ロスの低減を図ることができる。
また一方で、凹部27に隣接する部分(周方向において、2つの芯金30の外側)に凸部28を形成することで、当該部分においてある程度のねじり剛性(クローラ本体10がねじれることに対する剛性)を確保することができる。これによって、弾性クローラの損傷や脱輪等の不具合の発生を抑制することができる。特に本実施形態においては、凸部28はねじり剛性の高いラグ14と同一位置に配置されている。このため、効果的にねじり剛性を確保することができる。また、凸部28をラグ14と同一位置に配置することで、当該位置に曲げ剛性が高くなる部分(凸部28及びラグ14)を集中させることができる。これによって、他の部分(曲げ剛性が高くならない部分)を広く確保することができ、ひいてはクローラ本体10の曲げ剛性を効果的に低減させることができる。
また、本実施形態においては、第一実施形態と同様に、凹部27及び凸部28は、クローラ本体10のうち内周部13に形成されている。このように、凹部27及び凸部28が硬度の異なる材料(例えば、内周部13と外周部11)に亘らないように形成されているため、弾性クローラ2Aを製造する際に、当該凹部27及び凸部28を容易に形成することができる。
なお、第二実施形態においては、隣り合う凸部28の間には、2つの芯金30が配置されるものとしたが、例えば1つ又は3つ以上の芯金30が配置される構成とすることも可能である。
以下では、第二実施形態に係る弾性クローラ2Aの変形例について説明する。
図14には、弾性クローラ2Aの変形例(弾性クローラ2B)を示している。弾性クローラ2Bにおいては、クローラ本体10の左側(左端部)に形成された凸部28(左側凸部28L)と、クローラ本体10の右側(右端部)に形成された凸部28(右側凸部28R)とが、当該クローラ本体10の周方向において互いに位相がずれた千鳥状に配置されている。
具体的には、左側凸部28Lは、クローラ本体10の周方向において、互いに隣り合う芯金30A及び芯金30Bを挟むように配置される。すなわち、隣り合う左側凸部28Lの間に、芯金30A及び芯金30Bが配置される。一方、右側凸部28Rは、当該芯金30A及び芯金30Bのうちの一方(図14においては、芯金30B)、及び芯金30Aとは反対側において当該芯金30Bと隣り合う芯金30Cを挟むように配置される。さらに、弾性クローラ2Bにおいては、各右側凸部28Rは、周方向において互いに隣り合う左側凸部28Lの中間位置にそれぞれ配置されている。すなわち、左側凸部28L及び右側凸部28Rは、クローラ本体10の周方向において等間隔に配置されている。
このように構成することにより、クローラ本体10の強度が低下する部分(すなわち、凹部27)を、クローラ本体10の周方向に分散させることができる。これによって、左側凸部28Lと右側凸部28Rを周方向において同一位置に配置する場合に比べて、弾性クローラ2B(クローラ本体10)の破損の発生を抑制することができ、凹部27を形成することによる耐久性の低下を抑制することができる。また同様に、クローラ本体10の強度が向上する部分(すなわち、凸部28)を、クローラ本体10の周方向に分散させることで、弾性クローラ2Bの耐久性の低下を抑制することができる。
なお、第二実施形態の弾性クローラ2Aにおいても、第一実施形態の弾性クローラ1Aと同様に、凹部27の底部27aを傾斜するように形成してもよい(図9参照)。これによって、凹部27に溜まった水(特に氷)や泥等が、弾性クローラ2Aの円滑な回転を阻害するのを抑制することができ、ひいては振動や駆動ロスの低減を図ることができる。
また、第二実施形態の弾性クローラ2Aにおいても、第一実施形態の弾性クローラ1Aと同様に、クローラ本体10の内周面と外周面とを連通するように貫通孔を形成してもよい(図10の貫通孔10a参照)。これによって、クローラ本体10の曲げ剛性をより効果的に低減させることができる。
以上、本発明の実施形態及び変形例を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、上記説明では、クローラ本体10は、外周部11、中央部12及び内周部13がそれぞれ硬度の異なるゴムによって形成されるものとしたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、全て同じ硬度のゴムで形成することや、外周部11と内周部13を同じ硬度のゴムで形成すること等も可能であり、ゴムの硬度や当該ゴムで形成する部分は任意に変更することが可能である。
また、上記説明における凹部17(及び凹部27)並びに凸部18(及び凸部28)の形状は限定するものではない。例えば、凹部17は、クローラ本体10の左右両端部において外側に向かって開口されていなくてもよい。また、凹部17及び凸部18は、クローラ本体10の内周側から見て矩形状ではなく、任意の形状に形成することが可能である。
また、上記説明では、クローラ本体10の周方向において、ラグと芯金が交互に配置される例を説明した。例えば第一実施形態(図2等参照)においては、一対のラグ14と芯金30が交互に配置されている。しかし、ラグと芯金は交互に配置されるものに限らず、それぞれ任意に配置することが可能である。
また、上記説明では、芯金30は金属材料によって形成されるものとしたが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、芯金30に代えて、金属材料以外の材料(例えば、合成樹脂等)により形成された補強部材を用いることも可能である。
また、上記説明では、クローラ本体10は、転輪通過部15が幅方向中央部に形成されるものとしたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、転輪通過部15をクローラ本体10の幅方向の左右いずれか一方に偏った位置に配置することも可能である。
また、本発明に係る弾性クローラは、種々の車両(農業車両、建設車両、産業車両等)に適用することが可能である。
1A 弾性クローラ
10 クローラ本体
11 外周部
12 中央部
13 内周部
14 ラグ
27 凹部
27a 底部
28 凸部
28L 左側凸部(第一凸部)
28R 右側凸部(第二凸部)
30 芯金(補強部材)

Claims (5)

  1. 弾性体により無端体状に形成されたクローラ本体と、
    前記クローラ本体の周方向に並べて設けられる複数の補強部材と、
    を具備し、
    前記クローラ本体は、
    当該クローラ本体の内周面において、周方向に並べて形成される複数の凹部と、
    当該クローラ本体の内周面において、周方向において隣り合う前記凹部の間に形成される複数の凸部と、
    を具備し、
    周方向において、隣り合う当該凸部の間に少なくとも1つの前記補強部材が配置される、
    弾性クローラ。
  2. 前記クローラ本体は、
    当該クローラ本体の外周面において、周方向に並べて形成される複数のラグを具備し、
    前記凸部は、
    周方向において前記複数のラグのうちいずれか1つのラグと同一位置に配置される、
    請求項1に記載の弾性クローラ。
  3. 前記凸部は、
    幅方向における前記クローラ本体の一側に偏るように形成される複数の第一凸部と、
    幅方向における前記クローラ本体の他側に偏るように形成される複数の第二凸部と、
    を含み、
    前記複数の第一凸部と前記複数の第二凸部は、周方向において互いに位相がずれた千鳥状に配置される、
    請求項1又は請求項2に記載の弾性クローラ。
  4. 幅方向における前記凹部の一端は、
    幅方向における前記クローラ本体の外側端まで延びて開口され、
    前記凹部の底部は、
    当該凹部の一端に向かうにつれて、前記クローラ本体の内周面側から外周面側に向かって傾斜するように形成される、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の弾性クローラ。
  5. 前記クローラ本体は、
    当該クローラ本体の内周面側を形成する内周部と、
    前記内周部とは異なる硬度の材料で形成され、当該クローラ本体の外周面側を形成する外周部と、
    を具備し、
    前記複数の凹部及び前記複数の凸部は、
    前記内周部に形成される、
    請求項1から請求項4でのいずれか一項に記載の弾性クローラ。
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