JP2016143975A - 光信号品質モニタ装置、光信号品質モニタ方法、及び光中継器 - Google Patents

光信号品質モニタ装置、光信号品質モニタ方法、及び光中継器 Download PDF

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Abstract

【課題】 広い範囲にわたって光信号対雑音比を精度良く測定する。
【解決手段】 光信号品質モニタ装置は、信号光強度とノイズ強度と光信号対雑音比との関係を表わす関係式と、前記関係式で用いられる校正係数を複数保持する保持部と、入力光の光電力と前記入力光中のノイズ電力を測定する測定部と、測定された前記光電力と前記ノイズ電力に基づき、前記関係式および前記複数の校正係数を用いて複数の光信号対雑音比を算出する演算部と、算出された前記複数の光信号対雑音比の大小関係に基づいて、前記複数の光信号対雑音比の中からひとつの光信号対雑音比を選択して出力する判断部と
を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、光信号品質のモニタ技術に関する。
波長多重(WDM:Wavelength Division Multiplex)信号を伝送する光伝送ネットワークでは、光信号対雑音比(OSNR:Optical Signal-to-Noise Ratio)を監視し、一定値以上のOSNRが得られるように光ネットワーク上に配置される光デバイスを制御している。また、OSNRをモニタすることで、光伝送路や光伝送装置の異常や故障を検出することができる。次世代光ネットワークでは、光信号の波長や方路をよりダイナミックに変えることが予想され、光信号品質のモニタリングに対する要請はさらに高まると考えられる。
OSNRのモニタ方法として、入力受信された信号光を2つのパスに分岐し、一方のパスで光電力を測定し、他方のパスでノイズ電力Nbeatを測定し、信号光電力Psigを求めて式(1)からOSNRを算出する方法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
Figure 2016143975
ここで、Rは測定分解能、Bは光信号の帯域幅、Aは定数である。
米国特許第6433864号
発明者らは、信号電力とノイズ電力とOSNRの関係を表わす関係式で定数あるいは定数セットを固定的に用いてOSNRを算出すると、モニタ範囲によっては得られたOSNRと実際のOSNRとの間にエラーが生じることを見出した。
そこで、広いOSNRのモニタ範囲にわたって精度よくOSNRをモニタする技術を提供することを課題とする。
ひとつの態様では、光信号品質モニタ装置は、
信号光強度とノイズ強度と光信号対雑音比との関係を表わす関係式と、前記関係式で用いられる校正係数を複数保持する保持部と、
入力光の光電力と前記入力光中のノイズ電力を測定する測定部と、
測定された前記光電力と前記ノイズ電力に基づき、前記関係式および前記複数の校正係数を用いて、複数の光信号対雑音比を算出する演算部と、
算出された前記複数の光信号対雑音比の大小関係に基づいて、前記複数の光信号対雑音比の中からひとつの光信号対雑音比を選択して出力する判断部と、
を有する。
広いOSNRのモニタ範囲にわたって精度よくOSNRをモニタすることができる。
従来のOSNRモニタ方法で生じる課題を説明する図である。 従来のOSNRモニタ方法で生じる課題を説明する図である。 実施形態が適用されるOSNRモニタ装置の概略ブロック図である。 図3の装置のOSNRモニタ制御部の概略ブロック図である。 複数の校正係数セットと、各領域でのOSNR大小関係を取得するフローチャートである。 複数のOSNR値の中で最も小さい値を最も適切なOSNR値とする最適化の例を示す図である。 複数のOSNR値の中で最も大きい値を最も適切なOSNR値とする最適化の例を示す図である。 図6または図7の大小関係テーブルを取得するフローチャートである。 大小関係テーブルに領域情報を付加する例を示す図である。 図9の大小関係テーブルを取得するフローチャートである。 実施形態のOSNRモニタ方法を示すフローチャートである。 実施形態のOSNRモニタリングの効果を示す図である。 実施形態のOSNRモニタ装置が適用される光中継装器の例を示す図である。 OSNRモニタ結果の利用例を示す図である。 OSNRモニタ装置の変形例1である。 OSNRモニタ装置の変形例2である。 OSNRモニタ装置の変形例3である。
実施形態を説明する前に、図1及び2を参照して、発明者らが見出した技術的課題を説明する。光信号電力(Psig)とノイズ電力(Nbeat)とOSNRの関係を表わす式、たとえば式(1)からOSNRを求める場合、定数Aを適切に決めることが望まれる。OSNRを広範囲にわたって精度よく測定するには、多様なPsigとNbeatの組み合わせについて最適な定数Aを取得することが望ましい。しかしながら、測定工程(コスト)が増大するという問題が生じるため、Psigをある一定の範囲に絞ってひとつの定数Aを決定して用いる。この場合に大きなモニタエラーが生じる。
図1と図2は、OSNRモニタエラーを示す図である。通常のOSNRモニタ装置で得られるモニタ値が実際のOSNRと一致するかを調べるために、図1(A)の試験装置を組み立てる。送信器から出力された光信号を雑音負荷部に入力して所望のOSNRに調節した後、光信号をOSNRモニタと光スペクトルアナライザに入力する。光スペクトルアナライザから得られるOSNRは実際のOSNRである。このOSNRを「参照(reference)OSNR」と称する。他方、OSNRモニタから出力されるのは、ノイズ電力と光電力の測定値を用いて式(1)から計算されたOSNRである。この計算されたOSNRを「モニタOSNR」と称する。
図1(B)は、図1(A)の試験装置で得られた参照OSNRとモニタOSNRから、モニタエラーをプロットした図である。モニタエラーは、参照OSNRと計算されたモニタOSNRの差で表される。たとえば、±0.5dBを許容エラーとすると、参照OSNRが10〜15dBの領域と、25〜30dBの領域で、大きなモニタエラーが生じていることがわかる。
図2は、定数Aの決定を説明する図である。たとえば、図2(A)のようなOSNRモニタ制御部120を構成して、式(1)で用いる定数Aを取得し保持する。具体的には、ノイズ電力比較判定部121で、ノイズ電力の測定値Nbeat[dBm]と、ノイズ電力計算部122で式(1)から計算されるNbeatが一致する定数Aを決定し、出力する。別の言い方をすれば、モニタOSNRと参照OSNRが一致する定数Aを出力する。モニタOSNRと参照OSNRを一致させるという点で、定数Aを「校正係数A」と呼んでもよい。校正係数Aを校正係数/関係式保持部123に保持し、実際のOSNRモニタ時に読み出して用いることで、OSNRモニタの精度向上を試みる。
図2(B)は、式(1)による校正係数Aのフィッティングを示す。丸印は、ノイズ電力の測定値、三角印は参照OSNRとフィッテングで得られた校正係数Aを用いて計算されたノイズ計算値である。この例では、OSNRが10〜20dBの範囲で非常によくフィットしているが、20dBを超える範囲では、測定されるノイズ電力と、式(1)から計算されるノイズ電力がかい離することがわかる。ノイズ電力とOSNRの間には相関関係があることから、20dBを超える領域で別の校正係数Aを設定して保持することでOSNRを精度よく算出できるという着想にいたる。
通常の光伝送装置では、光スペクトルアナライザを用いずに、OSNRモニタによるOSNR測定を行っている。光信号に含まれる光ノイズレベルを正確に測定できる光スペクトルアナライザはコストが高く装置が大型化するからである。OSNRモニタの場合、すべての信号光電力Psigとノイズ電力Nbeatの組み合わせについてOSNRを測定し、PsigとNbeatとOSNRの関係を表わす式と校正係数Aを算出すると、測定工数(コスト)が増大する。これに対し、図2(B)の見地から、OSNRのモニタ範囲を複数の領域に分け、領域ごとに最適な校正係数を用いることで、簡易な方法で広いOSNRモニタ範囲にわたって精度よくOSNRを算出することができる。これが実施形態の原理である。
図3は、実施形態のOSNRモニタ装置10の概略ブロック図である。OSNRモニタ装置10は、フォトディテクタ11と、バンドパスフィルタ(BPF)12と、光電力モニタ13と、OSNRモニタ制御部20を有する。フォトディテクタ11は、受信した信号光を電流に変換する。出力された電流は2つのパスに分岐され、BPF12と光電力モニタ13に入力される。BPF12は、詳細な構成は図示しないが、たとえば入力された電気信号にローパスフィルタ(LPF)で帯域制限をかけ、直流成分を除去して交流成分(ノイズ電力)を出力する。BPF12の出力を「BPF通過電力」または「PBPF」とする。光電力モニタ13は、フォトディテクタ11で検出された信号の電力を出力する。この電力値を「PTOTAL」とする。説明を簡便にするため、PTOTALから交流成分を差し引いた信号を所望信号電力「PDC」とする。
OSNRモニタ制御部20は、入力されたPBPFとPDCから、式(2)によりOSNRを算出する。
Figure 2016143975
ここで、CnoiseはASE以外の一定のバックグラウンドノイズ、CBPFはBPF通過電力を算出する際の校正係数、CLPFは光電力モニタ13における校正係数、γは定数である。式(2)には4つの校正係数(Cnoise,CBPF,CLPF,γ)が含まれている。OSNRモニタ制御部20はこの校正係数セットを複数セット保持している。校正係数セットの取得については、後述する。
図4は、OSNRモニタ制御部20の構成例を示す。OSNRモニタ制御部20は、OSNR決定部21と、校正係数/関係式保持部24と、モニタOSNR大小関係テーブル25(以下、「大小関係テーブル25」と略称する)を有する。OSNR決定部21は、OSNR演算部22と、校正係数決定部23を有する。OSNR演算部22は、光電力PTOTALとノイズ電力PBPFに基づき、校正係数/関係式保持部24に保持されている関係式と複数の校正係数セットを用いて、複数のOSNRを計算する。OSNR値校正係数判定部23は、モニタOSNR大小関係テーブル25を参照して、複数のOSNRの大きさを比較して、最適な校正係数セットで計算されたOSNRを出力する。
最適な校正係数セットとは、実際のOSNR(参照OSNR)と算出されたモニタOSNRの差を最小にする校正係数セットである。換言すると、BPF12を通過したPBPFの測定値と、既知のOSNRを用いて式(2)から計算されるBPF12の通過電力の計算値PBPF_calの差を最小にする校正係数セットである。
大小関係テーブル25には、OSNRモニタ範囲を複数の領域に区分して、領域ごとに複数の校正係数で算出されたOSNRの大小関係と、そこで選択すべきOSNRとが記述されている。
図5は、複数の校正係数セットと、大小関係テーブル25の設定を示すフローチャートである。OSNRのモニタ範囲を複数の領域に区分し、各領域でPBPFとPBPF_calの差分(あるいは参照OSNRとモニタOSNRの差分)を最小にする校正係数セットを取得する(S101)。次に、各領域で、複数の校正係数セットを用いて算出された複数のOSNR値(たとえばOSNR,OSNR,OSNR)の大小関係を取得して、大小関係テーブル25を設定する(S102)。各ステップの詳細については後述する。
図6及び図7は、大小関係テーブル25の例を示す。図6の大小関係テーブルは、複数の校正係数セットA,B,Cを用いて計算されたOSNR値(OSNR,OSNR,OSNR)の中から最も小さいOSNRが選択され出力されるように最適化されている。図7の大小関係テーブルは、複数の校正係数セットA,B,Cを用いて計算されたOSNR値(OSNR,OSNR,OSNR)の中から最も大きいOSNRが選択され出力されるように最適化されている。
図6(A)は、複数の領域I、II、IIIに区分されたOSNRのモニタ範囲と、複数の校正係数セットで式(2)から計算されるBPF通過電力値(PBPF)の関係を示す。破線はBPF通過電力の測定値である。領域Iでは、校正係数セットAを用いて計算されたBPF通過電力値が最も測定値とフィットする。領域IIでは、校正係数セットBを用いて計算されたBPF通過電力値が最も測定値とフィットする。領域IIIでは、校正係数セットCを用いて計算されたBPF通過電力値が最も測定値とフィットする。
図6(B)は、図6(A)の関係を参照OSNRとモニタOSNRの関係に置き換えた図である。図中の破線は、参照OSNRとモニタOSNRが一致する線である。図6(A)と同様に、領域Iでは、校正係数セットAを用いて計算されたモニタOSNRが最も参照OSNRと近似し、領域IIでは、校正係数セットBを用いて計算されたOSNRが最も参照OSNRと近似し、領域IIIでは、校正係数セットCを用いて計算されたOSNRが最も参照OSNRと近似する。
領域ごとに複数のOSNR値を比較すると、領域Iでは、校正係数セットAで計算されたOSNRが最も小さく、次に、校正係数セットBで計算されたOSNRが小さい。領域IIの前半(OSNR値が小さい方の領域)では、OSNRが最も小さく、次にOSNRが小さい。領域IIの後半(OSNR値が大きい方の領域)では、OSNRが最も小さく、次に校正係数セットCで計算されたOSNRが小さい。すべての領域で、最も小さいOSNR値が最も良く測定値にフィットしている。
図6(C)は、上述したモニタOSNR値の大小関係を記述した大小関係テーブル25である。この大小関係テーブル25は、区分された領域に関係なく、複数のモニタOSNRの中で、常に一番小さいOSNR(太字で標記)が適切なOSNR値として選択されるように最適化されている。この場合、モニタ制御部20の校正係数判定部23は、OSNR演算部22によって計算された複数(たとえば3つ)のOSNR値の大小関係を判断して大小関係テーブル25から一致する大小関係を見つけ、選択OSNRとして指定されているOSNRを出力する。また、選択されたOSNR値を与える校正係数セットを選択する。
図7(A)では、領域Iで、校正係数セットAを用いて計算されたBPF通過電力値が最も破線の測定値とフィットし、領域IIで、校正係数セットBを用いて計算されたBPF通過電力値が最も測定値とフィットし、領域IIIで、校正係数セットCを用いて計算されたBPF通過電力値が最も測定値とフィットする。
図7(B)は、図7(A)の関係を参照OSNRとモニタOSNRの関係に置き換えた図である。図中の破線は、参照OSNRの実際の測定値である。図7(A)と同様に、領域Iでは、校正係数セットAを用いて計算されたモニタOSNRが最も参照OSNRとフィットし、領域IIでは、校正係数セットBを用いて計算されたOSNRが最も参照OSNRとフィットし、領域IIIでは、校正係数セットCを用いて計算されたOSNRが最も参照OSNRとフィットする。図6(B)と異なり、各領域で一番大きいOSNR値が最も良く測定値にフィットしている。
図7(C)は、図7(B)のモニタOSNR値の大小関係を記述した大小関係テーブル25である。この例では、区分された領域に関係なく、複数のモニタOSNRの中で、常に最も大きいOSNRが選択されるように最適化されている。この場合、モニタ制御部20の校正係数判定部23は、算出された複数(たとえば3つ)のOSNR値の大小関係を判断し、大小関係テーブル25から一致する大小関係を特定して、選択すべきと指定されているOSNR値を決定する。決定されたOSNRをモニタ結果として出力し、そのOSNRを与える校正係数セットを選択する。
図6または図7の大小関係テーブル25を有するモニタ制御部20は、複数のモニタOSNRの計算と最適OSNRの選択を毎回行う代わりに、所定のタイミングで行ってもよい。その場合、OSNR演算部22は次の校正係数判定のタイミングまで、選択された校正係数セットを用いて、式(2)からひとつのOSNRを計算してモニタOSNRを出力するように構成されてもよい。所定のタイミングは、一定の時間間隔でもよいし、PDCとPBPFの少なくとも一方が所定値を超えて変動した場合であってもよい。
DCとPBPFの関係が変わるとOSNRは変化するが、複数の校正係数セットを用いて計算されたOSNR間の大小関係は変わらない。実施形態では、PDCとPBPFの変化にかかわらず、計算されたOSNR値の大小関係だけから正しいOSNR値と、そのときの校正係数を判断することができる。
図8は、OSNRモニタ装置10の運用に先立って行われる領域設定および大小関係設定を説明するフローチャートである。このうち、S201〜S204は、図5のステップS101の詳細、S205とS206が図5のステップS102の詳細である。まず、事前に決められたOSNR測定範囲にわたって参照OSNRを変化させ、入力信号の光電力PTOTALとBPF通過電力PBPFを測定する(S201)。次に、最も小さい、または最も大きいOSNRから連続して、BPF通過電力の測定値と式(2)によるPBPFの計算値の差分が所定値以内である領域を特定し、そのときの校正係数セットを算出する(S202)。
たとえば、図6(A)の場合、最も小さいOSNRから連続して、PBF通過電力の測定値と計算値の差分が所定値以内に維持されるのは、領域Iである。PBF通過電力測定値と計算値の差分が所定値を超えて大きくなる地点を領域Iの終点とし、領域Iで、最も測定値と計算値をフィットさせる校正係数セットを算出する。式(2)の場合、例えば最小二乗法を用いて校正係数セット(Cnoise,CBPF,CLPF,γ)を決定することができる。ここで決定される校正係数セットが、図6の例では校正係数セットAである。
次に、すべてのOSNR範囲で校正係数を算出したかを判断する(S203)。構成係数セットが決定されていない領域がある場合は(S203でNo)、S202に戻って、残りのOSNR、すなわち領域Iの終点から、BPF通過電力の測定値と計算値の差分が連続して所定値以内に維持される領域を特定する。そして、その領域での校正係数セットを決定する(S204)。図6の例では、BPF通過電力の計算値と測定値の差分が所定値を超える地点が領域IIの終点となり、式(2)から領域IIの校正係数セットを算出する。ここで得られる校正係数セットが校正係数セットBである。
OSNRの全範囲にわたって、領域及び校正係数セットの決定がなされるまで、S203とS204を繰り返す。図6の例では、領域IIの終点からOSNR範囲の最大値まで、BPF通過電力の測定値と計算値の差分が連続して所定値以内におさまり、領域IIIが特定される。式(2)から、領域IIIの校正係数セットCが算出される。
OSNRの全範囲にわたって、領域が特定と校正係数の決定がされたなら(S203でYes)、各領域のOSNR大小関係を取得する(S205)。S203が終了した時点では、各領域について一つの最適な校正係数セットだけが算出されている。領域Iで算出された校正係数セットAを用いて、他の領域についてもモニタOSNRを計算すると、図6(B)の実線のOSNR(校正係数セットAを用いて計算したOSNR)が得られる。領域IIで算出された校正係数セットBを用いて他の領域についてもモニタOSNRを計算すると、図6(B)の二点鎖線のOSNR(校正係数セットBを用いて計算したOSNR)が得られる。領域IIIで算出された校正係数セットCを用いて他の領域についてもモニタOSNRを計算すると、図6(B)の一点鎖線のOSNR(校正係数セットCを用いて計算したOSNR)が得られる。これにより、各領域I、II、IIIでOSNR、OSNR、OSNRの大小関係が得られる。
次に、各領域で、最も小さいモニタOSNR(図6の場合)、または最も大きいモニタOSNR(図7の場合)が実際のOSNRに最も近いことを確認して(S206)、処理を終了する。
図6及び図7の例では、OSNR測定範囲は3つの領域に区分されているが、3以外の領域に区分されることもある。BPF通過電力の測定値と計算値の差分が長い範囲にわたって連続して所定値以内にあれば、2つの領域に区分され得る。BPF通過電力の測定値と計算値の差分が短い範囲で所定値を超える場合は、4つ(またはそれ以上)の領域に区分され得る。
図9は、大小関係テーブル25に領域情報を付加する例を示す。図6及び図7では、各領域で最も小さい、または最も大きいモニタOSNRが最適なOSNRとなるように大小関係テーブル25が設定されていた。この場合、運用中のOSNRモニタ装置10は、複数の校正係数セットを用いて計算された複数のOSNRの中から、最も小さい(または最も大きい)OSNR値をOSNRモニタ値として出力し、そのOSNR値にひもづけられている校正係数セットを選択する。
しかし、OSNRの全範囲にわたって、常に最小または最大のモニタOSNRが実際のOSNRに最もフィットするとは限らない。そこで、図9のように、大小関係テーブルに領域情報を追加する。
図9(A)に示すように、領域IでBPF通過電力の計算値と測定値が最もフィットするのは校正係数セットAを用いたときである。図9(B)に示すように、校正係数セットAで計算されるモニタOSNRは、領域Iで算出される3つのモニタOSNRの中で、中間の大きさである。領域IIでは、校正係数セットBで計算されたモニタOSNRが最も参照OSNRに近く、3つのモニタOSNRのなかで最も小さい値となる。領域IIIでは、校正係数セットCで計算されたモニタOSNRが最も参照OSNRに近いが、算出される3つのOSNRの中の中間の大きさである。領域IIとIIIでは、最も小さいモニタOSNRが最適なモニタ値となるが、領域Iではこれが当てはまらない。
このように、実際のOSNRに最もフィットするモニタOSNRの大きさの順位が領域によって異なる場合は、大小関係テーブル25に領域情報を付加して、領域ごとに最適なモニタOSNRが選択されるように構成する。OSNRモニタ装置10自体は、現在算出したモニタOSNRがどの領域に区分されているかを知らないので、大小関係テーブル25を参照して領域判断する。
図9(C)の例では、校正係数セットBで計算されたOSNRを、第1閾値OSNR及び第2閾値OSNRと比較することで領域を特定する。OSNRを領域判断に用いる理由は、図9の例では、OSNRが領域IとIIの境界、及び領域IIとIIIの境界の双方で参照OSNRと一致または近似しているからである。もっとも、別のモニタOSNRを用いて閾値判断してもよい。
OSNRモニタ装置10の運用中は、OSNR決定部21は、校正係数セットBで算出されたモニタ値OSNRを、第1閾値OSNR及び第2閾値OSNRと比較し、大小関係テーブル25を参照して、領域判断を行う。OSNRが第1閾値OSNRよりも小さいときは、領域Iの大小関係に従うと判断して、3つの校正係数セットA、B、Cで算出された3つのモニタOSNRの中で中間の大きさのモニタOSNRを出力する。OSNRが第1閾値OSNR以上、第2閾値OSNRの以下である場合は、領域IIの大小関係に従うと判断して、3つのモニタOSNRの中で一番小さいモニタOSNRを出力する。OSNRが第2閾値OSNRよりも大きいときは、領域IIIの大小関係に従うと判断して、3つのモニタOSNRの中で中間の値のモニタOSNRを出力する。
複数の校正係数セットを用いて計算されたOSNRの大小関係は、PDC、PBPFが変わっても不変であるため、安定して最適なOSNRを出力することができる。また、すべてのPDCとPBPFの組み合わせにで最適な校正係数を用意する工程が削減される。
図10は、図9の領域設定と大小関係設定のフローチャートである。図8と同じステップには同じ符号を付けて重複する説明を省略または簡素化する。図8と同様に、BPF通過電力の測定値と計算値の差分が連続して所定値以内となる領域を順次特定し、各領域での最適な校正係数セットを取得する(S201〜S204)。取得された校正係数セットを用いて他の領域のOSNRを計算し、OSNRの大小関係を取得する(S205)。OSNRの全範囲にわたって最も小さい、または最も大きいモニタOSNRが最適OSNRになっているかを確認する(S301)。計算された複数のOSNRの中で最も小さいOSNRが最適OSNRになる場合は、図6のパターンである。複数のOSNRの中で最も大きいOSNRが最適OSNRになる場合は図7のパターンである。
複数のモニタOSNRの中で最も小さい、または最も大きいモニタOSNRが選択されるように最適化がされていない場合は(S301でNo)、領域情報を取得する(S302)。たとえば、実際のOSNRと最もフィットするモニタOSNRを与える校正係数セットが切り替わる地点を領域境界とし、図9(C)のように領域境界のOSNR値を閾値とする領域情報を大小関係テーブル25に記述する。
図11は、実施形態のOSNRモニタ方法のフローチャートである。図11のフローはOSNRモニタ装置10の運用中に行われる処理である。OSNRモニタ制御部20で、入力される信号の光電力PTOTALとノイズ電力PBPF(BPF通過電力)を測定する(S401)。測定されたPTOTAL、PBPF、及びあらかじめ保持している複数の校正係数セットを用いて、式(2)から複数のモニタOSNRを計算する(S402)。大小関係テーブル25を参照して、複数のモニタOSNRの中から最適なOSNRを出力する(S403)。計算された複数のモニタOSNRの大小関係が、大小関係テーブル25に記述されているどの大小関係と一致するかを判断することで、どのモニタOSNRを選択して出力するかが判断される。
図12は、実施形態の効果を示す図である。複数の校正係数セットを最適に選択することで、モニタエラーを許容範囲内に抑えることができる。たとえば、OSNRが15dBよりも小さい領域では、校正係数セットAを用いて計算されたOSNRをモニタ結果として出力する。このときのモニタエラーを三角印で示す。OSNRが15dB以上、20dB以下の領域では、校正係数セットBを用いて計算されたOSNRをモニタ結果として出力する。このときのモニタエラーを丸印で示す。OSNRが20dBを超えて30dB以下の領域では、校正係数セットCを用いて計算されたOSNRをモニタ結果として出力する。このときのモニタエラーを四角印で示す。いずれの場合も、エラーの許容範囲内にある。複数のOSNR計算値の中から出力すべきOSNRは、大小関係テーブルを参照して大小関係を判断することで簡易に決定される。これにより、OSNRモニタ結果を広い範囲にわたって精度よく出力することができる。
上述した実施形態では、式(2)で用いられる4つの定数を校正係数セットとしたが、式(1)を用いて、区分された領域ごとに複数の値の定数Aを用意しておき、複数の値の定数Aで計算されたOSNRの大小関係を判断して最適なOSNRを出力してもよい。
図13は、実施形態のOSNRモニタ装置10を用いた光中継器3と、光中継器3が適用される光ネットワーク1の概略図である。光中継器3は、光ネットワーク1のノード(Node 1〜Node 4)として用いられる。ノード1からノード4への通信を考える。たとえばノード2の光中継器3で、伝送路から受信される光信号は光増幅器(プリアンプ)4で増幅され、伝送路へ出力される光信号は光増幅器(ポストアンプ)5で増幅される。信号光が増幅される際に自然放出光が発生し、増幅された自然放出光(ASE)がノイズとして光信号に重畳される。OSNRモニタ装置10は図3及び図4に示す構成を有して、OSNRを測定し、取得したモニタ情報をネットワーク制御装置2に供給する。ネットワーク制御装置2では、各ノード1〜5からOSNRモニタ情報が集められる。
図14は、ネットワーク制御装置2で収集されるOSNRモニタ情報の例を示す。白丸は正常時にノード(Node)1〜ノード(Node)4から収集されたモニタ結果である。光ネットワーク1にある障害が発生し、ノード2、3、4でOSNRの劣化が発生すると、黒丸で示すモニタ結果が得られ、アラームがネットワーク制御装置2に上げられる。ネットワーク制御装置2は、収集されたモニタ結果から、ノード2で障害が発生していることを特定し、障害復旧が行われる。
OSNRモニタ装置10を、光分岐/挿入装置で選択される各チャネルに配置して波長ごとのOSNRを測定してもよい。OSNRモニタ装置10は、複数の校正係数で算出された複数のOSNRの大小関係に基づいて最も適切なOSNRモニタ値を出力するので、各チャネルで光信号品質を精度よく測定することができる。
図15は、実施形態のOSNRモニタ装置10の変形例1として、OSNRモニタ装置10Aを示す。OSNRモニタ装置10Aでは、フォトディテクタ11で検出されたアナログ電気信号をアナログ−ディジタルコンバータ51でディジタル信号に変換し、D(F)FT52で離散(高速)フーリエ変換を行う。D(F)FT52の出力はBPF12と光電力モニタ13に供給され、OSNRモニタ制御部20は、BPF12からのノイズ電力と光電力モニタ13からの光電力に基づいて、OSNRを出力する。
図16は、実施形態のOSNRモニタ装置10の変形例2として、OSNRモニタ装置10Bを示す。OSNRモニタ装置10Bでは、WDM信号から波長可変フィルタ53で選択された波長の光をフォトディテクタ11で検出する。フォトディテクタ11から出力される電気信号はBPF12と光電力モニタ13に供給され、OSNR制御部20はBPF12と光電力モニタ13の出力を用いて、選択された波長(チャネル)のOSNRを出力する。
図17は、実施形態のOSNRモニタ装置10の変形例3として、OSNRモニタ装置10Cを示す。OSNRモニタ装置10Cでは、信号光を光カプラ等の図示しない光分岐手段で2つの光パスに分岐して、フォトディテクタ11aと11bに導く。フォトディテクタ11aから出力される電気信号のパワーは光電力モニタ13で測定され、光電力測定値がOSNRモニタ制御部20に入力される。フォトディテクタ11bから出力される電気信号はPBF12を通過し、帯域通過交流電力がOSNRモニタ制御部20に入力される。OSNR制御部20は、光電力測定値と、帯域通過交流電力に基づいてOSNRを算出し出力する。
図15〜図17のいずれの構成でも、OSNRモニタ制御部20は、信号光のパワーと信号光に含まれるノイズ成分のパワーから、複数の校正係数(または校正係数セット)を用いて複数のOSNRを計算し、複数のOSNRの大小関係に基づいてひとつの最適なOSNRを出力する。これにより、広範囲にわたってOSNRを精度良くモニタすることができる。また、複数の校正係数を用いて算出したOSNRの大小関係は、所望信号の強度やノイズ強度が変化しても変わらないので、簡易で安定した測定が可能になる。
1 光ネットワーク
3 光中継器
10、10A〜10C OSNRモニタ装置
20 OSNRモニタ制御部
21 OSNR決定部
22 OSNR演算部
23 校正係数判定部
24 校正係数/関係式保持部
25 大小関係テーブル

Claims (9)

  1. 信号光強度とノイズ強度と光信号対雑音比との関係を表わす関係式と、前記関係式で用いられる校正係数を複数保持する保持部と、
    入力光の光電力と前記入力光中のノイズ電力を測定する測定部と、
    測定された前記光電力と前記ノイズ電力に基づき、前記関係式および前記複数の校正係数を用いて、複数の光信号対雑音比を算出する演算部と、
    算出された前記複数の光信号対雑音比の大小関係に基づいて、前記複数の光信号対雑音比の中からひとつの光信号対雑音比を選択して出力する判断部と、
    を有する光信号品質モニタ装置。
  2. 光信号品質の測定範囲を複数の領域に区分し、領域ごとに前記複数の校正係数を用いたときに得られる複数のモニタ値の大小関係と、選択すべきモニタ値を関連付けて記述したテーブル、
    をさらに有し、
    前記判断部は、前記テーブルを参照して算出された前記複数の光信号対雑音比の中から前記ひとつの光信号対雑音比を選択することを特徴とする請求項1に記載の光信号品質モニタ装置。
  3. 前記複数の校正係数は、前記複数の領域に対応して最適化されていることを特徴とする
    請求項2に記載の光信号品質モニタ装置。
  4. 前記テーブルは、前記複数のモニタ値の中で最も小さい、または最も大きいモニタ値が選択されるように設定されていることを特徴とする請求項2に記載の光信号品質モニタ装置。
  5. 前記テーブルは、前記領域を特定する領域情報を含み、
    前記判断部は、算出された前記複数の光信号対雑音比の大小関係と、前記領域情報とに基づいて、前記ひとつの光信号対雑音比を選択することを特徴とする請求項2に記載の光信号品質モニタ装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の信号品質モニタ装置と、
    伝送路から入力または伝送路に出力される主信号を増幅する光増幅器と、
    を有することを特徴とする光中継器。
  7. メモリに、信号光強度とノイズ強度と光信号対雑音比との関係を表わす関係式と、前記関係式で用いられる校正係数を複数記憶し、
    入力光の光電力と前記入力光中のノイズ電力を測定し、
    測定された前記光電力と前記ノイズ電力に基づき、前記関係式および前記複数の校正係数を用いて、複数の光信号対雑音比を算出し、
    算出された前記複数の光信号対雑音比の大小関係に基づいて、前記複数の光信号対雑音比の中からひとつの光信号対雑音比を選択して出力する、
    ことを特徴とする光信号品質モニタ方法。
  8. 光信号品質の測定範囲を複数の領域に区分し、領域ごとに最適な1の校正係数を決定して前記複数の校正係数を取得する工程、
    を含むことを特徴とする請求項7に記載の光信号品質モニタ方法。
  9. 前記領域ごとに、前記複数の校正係数を用いたときに得られる複数のモニタ値の大小関係と、前記最適な1の校正係数を用いて得られるモニタ値とを関連付けたテーブルを作成する工程、
    を含み、
    前記ひとつの光信号対雑音比は、前記テーブルに基づいて選択されることを特徴とする請求項8に記載の光信号品質モニタ方法。
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