JP2016143587A - コンセント - Google Patents

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Abstract

【課題】プラグとの間で高熱が発生することを抑制することができるコンセントを提供する。【解決手段】コンセントA1は、電源用栓刃201を保持する電源用刃受部41と、電源用栓刃201よりも距離L1だけ前方に突出する接地用栓刃203を保持する接地用刃受部51とを有する。電源用刃受部41は、電源用栓刃201を弾性力で保持して導通する電源保持部47と、電源保持部47よりも挿入方向V上流側に設けられた案内部44dとを有する。接地用刃受部51は、接地用栓刃203を弾性力で保持して導通する接地保持部59と、接地保持部59よりも挿入方向V上流側に設けられた案内部54dとを有する。案内部54dは、案内部44dから挿入方向Vの下流側に距離L1未満だけ離間した位置よりも、挿入方向Vの上流側の位置に設けられている。接地保持部59は、電源保持部47から挿入方向Vの下流側に距離L1以上離間した位置に設けられている。【選択図】図5

Description

本発明は、コンセントに関するものである。
従来、コンセントとしては、プラグの栓刃をコンセントに設けられた刃受で挟持することにより、プラグと電気的に導通してプラグに電力を供給する構造が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
図14は、従来の刃受構造を有するコンセントA2とプラグB2とを示している。
図14(a)に示すように、プラグB2は、使用者がプラグB2を把持するためのプラグボディ200と、プラグボディ200の先端面200Aから前方に突出する一対の電源用栓刃201(図14では、片側のみを図示)及び接地用栓刃203とを有している。接地用栓刃203は、電源用栓刃201よりも前方に突出している。
コンセントA2は、プラグB2の先端部が挿入される凹部301が形成されたコンセント本体300を有している。凹部301の底面301Aには、電源用栓刃201が挿脱可能に挿入される電源用挿入孔302と、接地用栓刃203が挿脱可能に挿入される接地用挿入孔303とが設けられている。
図14(b)に示すように、コンセント本体300内部には、電源用挿入孔302を通じてコンセント本体300内に挿入される電源用栓刃201を挟持して保持する導電性の一対の板ばね305を有する電源用刃受部304が収納されている。また、コンセント本体300内部には、接地用挿入孔303を通じてコンセント本体300内に挿入される接地用栓刃203を挟持して保持する導電性の一対の板ばね307を有する接地用刃受部306が収納されている。
このようなコンセントA2にプラグB2が挿入されると、まず、感電防止のために、電源用栓刃201よりも前方に突出された接地用栓刃203が接地用刃受部306に接触される。続いて、接地用栓刃203が接地用刃受部306で保持され、次いで、電源用栓刃201が電源用刃受部304で保持される。
特開2011−198745号公報 特開2011−198751号公報
ところで、従来のコンセントA2では、接地用栓刃203が接地用刃受部306に保持された後に、電源用栓刃201と電源用刃受部304とが接触面積が小さい状態で接触(点接触)する場合がある。このような点接触した状態でプラグB2がコンセントA2に保持されてしまうと、電源用栓刃201と電源用刃受部304との間の接触抵抗が増大して高熱が発生するという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、プラグとの間で高熱が発生することを抑制することができるコンセントを提供することにある。
上記課題を解決するために、プラグボディの先端面から突出した一対の電源用栓刃と、前記先端面から突出して前記電源用栓刃よりも所定距離だけ突出した接地用栓刃とを有するプラグが接続されるコンセントであって、前記一対の電源用栓刃をそれぞれ保持する一対の電源用刃受部と、前記接地用栓刃を保持する接地用刃受部と、を有し、前記各電源用刃受部は、前記電源用栓刃を弾性力で保持して導通する電源保持部と、前記電源保持部よりも前記電源用栓刃及び前記接地用栓刃の挿入方向の上流側に設けられ、前記電源用栓刃と接触する電源接触部とを有し、前記接地用刃受部は、前記接地用栓刃を弾性力で保持して導通する接地保持部と、前記接地保持部よりも前記挿入方向の上流側に設けられ、前記接地用栓刃と接触する接地接触部とを有し、前記接地接触部は、前記電源接触部から前記挿入方向の下流側に前記所定距離未満だけ離間した位置よりも、前記挿入方向の上流側の位置に設けられ、
前記接地保持部は、前記電源保持部から前記挿入方向の下流側に前記所定距離以上離間した位置に設けられていることを特徴とする。
本発明のコンセントによれば、プラグとの間で高熱が発生することを抑制することができる。
(a)は、一実施形態のプラグ及びコンセントの縦断面図、(b)は、(a)に示したコンセントの一部を拡大した拡大断面図である。 一実施形態のコンセントの分解斜視図である。 一実施形態のコンセントブロックの分解斜視図である。 (a)は、一実施形態の受口カバーを下方から見た構造を示す平面図、(b)は、一実施形態の受口カバーを上方から見た構造を示す平面図である。 一実施形態のコンセントブロックを平面上に展開して示す展開図である。 一実施形態の接地用刃受部を示す斜視図である。 一実施形態のコンセントブロックを示す断面図である。 一実施形態のコンセントを示す断面図である。 (a)は、一実施形態のプラグを下方から見た斜視図、(b)は、一実施形態のプラグを下方から見た構造を示す平面図である。 (a)〜(c)は、コンセントへプラグを挿入するときの動作を示す模式図である。 (a)〜(d)は、コンセントへプラグを挿入するときの動作を示す模式図である。 コンセントへプラグを挿入するときの動作を示す模式図である。 変形例の接地用刃受部を示す断面図である。 (a)は、従来のプラグ及びコンセントを示す模式図、(b)は、従来のコンセントを平面上に展開して示す展開図である。
以下、コンセントの一実施形態を図面に従って説明する。
図1(a)に示すように、コンセントA1には、プラグB1が挿入される。コンセントA1は、例えば、家屋の屋外の壁面に設けられる。図1(a)及び図1(b)は、プラグB1をコンセントA1の中途まで差し込んだ状態を示している。
まず、図9を参照して、コンセントA1に挿入されるプラグB1の構造について説明する。なお、図9の説明において、「前後方向」、「左右方向」及び「上下方向」をいう場合は、特に説明がない限り、矢印で示す「前後方向X」、「左右方向Y」、「上下方向Z」をいうものとする。
図9(a)に示すように、プラグB1は、使用者がプラグB1を把持するための略円筒形状のプラグボディ200を有している。プラグB1は、プラグボディ200の先端面200Aから前方に突出する一対の電源用栓刃201,202と、先端面200Aから前方に突出して電源用栓刃201,202よりも前方に突出する接地用栓刃203とを有している。プラグボディ200の後方には、電源用栓刃201,202及び接地用栓刃203が受けた電力を機器(図示略)に供給するためのケーブル204が設けられている。プラグボディ200は、樹脂材料を射出成形することにより成形されている。
一対の電源用栓刃201,202は、左右方向Yに隣接して配列されている。接地用栓刃203は、一対の電源用栓刃201,202の左右方向Yの間、且つ、電源用栓刃201,202よりも下方に配置されている。電源用栓刃201は、前後方向Xの平面視において左右方向Yが長手の略長方形状に形成された本体部201aと、先端の角部が面取りされた先端部201bとを有している。電源用栓刃202は、前後方向Xの平面視においてL字状に形成された本体部202aと、先端の角部が面取りされた先端部202bとを有している。接地用栓刃203は、丸ピン形状に形成されている。接地用栓刃203は、円柱状に形成された本体部203aと、略半球状に形成された先端部203bとを有している。
図9(b)に示すように、先端面200Aからの接地用栓刃203の突出量は、先端面200Aからの電源用栓刃201,202の突出量よりも距離L1だけ大きい。ここで、本実施形態では、接地用栓刃203の先端部203bは、電源用栓刃201,202の先端部201b,202bと同一の長さに設定されている。このため、接地用栓刃203の本体部203aの先端は、電源用栓刃201,202の本体部201a,202aの先端から距離L1だけ前方に突出している。
図9(a)に示すように、プラグボディ200には、前後方向Xの中央部の両側面に使用者の指が係る平面形状の把持部205と、プラグボディ200の下部に下方に向かって突出する突起部206とが設けられている。
次に、図1〜図8を参照して、コンセントA1の構造について説明する。
図1に示すように、コンセントA1は、電源用栓刃201,202及び接地用栓刃203が挿入される差込口26(図3参照)が設けられたコンセント本体10と、コンセント本体10に設けられ、差込口26の開閉動作を行う扉開閉機構11とを有している。
以下の説明では、コンセントA1が設けられる壁面の表側及び裏側を規定する方向を「前後方向X」とし、鉛直方向に沿う方向を「上下方向Z」とし、前後方向X及び上下方向Zの両方に直交する方向を「左右方向Y」とする。また、前後方向Xにおいて、壁面の表側からコンセントA1に向かう方向を「前方」とし、壁面の裏側に向かう方向を「後方」とする。なお、図1〜図8における「前後方向X」、「左右方向Y」、「上下方向Z」は、図9における「前後方向X」、「左右方向Y」、「上下方向Z」とは別の方向である。
まず、コンセント本体10の構造について説明する。
コンセント本体10は、コンセントブロック20と、ボディ70と、防水パッキン(パッキン)80と、取付枠90と、化粧カバー100とを有している。
コンセントブロック20は、電線(図示略)及びプラグB1が接続されると、電線からの電力をプラグB1に供給する。ボディ70は、矩形状の枠体である本体部71と、本体部71から前方に向かって突出する保持部72とを有している。保持部72には、コンセントブロック20が収容されるとともに保持されている。
パッキン80は、壁面とボディ70との間であって、ボディ70の後方に配置されている。パッキン80は、矩形状の枠体である本体部81と、本体部81の前面を被覆する蓋部82とを有している。蓋部82の上部には、蓋部82を前後方向Xに貫通する電線貫通孔83が設けられている。電線貫通孔83には、壁面の裏側から配線された電線が挿通される。蓋部82の外周縁と本体部81との接続部分には、全周に亘って段差部84が設けられている。段差部84により、ボディ70とパッキン80とが互いに嵌合する。
以上説明したボディ70及び防水パッキン80の双方は、ねじ部材SC1によって、壁面の裏側に配置された取付枠90に固定されている。
化粧カバー100は、ボディ70の保持部72を前方及び側方から被覆する周壁部101と、周壁部101の上部を被覆する上壁102とを有している。周壁部101と上壁102とにより、化粧カバー100は下方に開口するように形成されている。
次に、コンセントブロック20の構造について説明する。
図3に示すように、コンセントブロック20は、ボディ70(図2参照)に保持される筐体であるコンセントボディ21、コンセントカバー22及び受口カバー23を有している。コンセントボディ21、コンセントカバー22及び受口カバー23は、樹脂材料を射出成形することにより成形されている。コンセントボディ21とコンセントカバー22と受口カバー23とによって形成される内部空間には、3個の端子板35と、4個の錠ばね36と、2個の解除釦37とが収納されている。
コンセントボディ21及びコンセントカバー22には、受口カバー23を嵌合することにより固定する固定部21a,22aが設けられている。
コンセントボディ21の底壁21bには、底壁21bを前後方向Xに貫通するとともに、コンセントボディ21及びコンセントカバー22によって形成される内部空間に連通する電線挿通孔21cが設けられている。電線挿通孔21cには電線が挿入される。底壁21bには、底壁21bを前後方向Xに貫通するとともに、解除釦37を操作するための操作孔21dが設けられている。
受口カバー23は、上下方向Zの平面視において略四角形状に形成された本体部24を有している。本体部24の下面24Aには、上下方向Zの平面視において円形に形成され、下面24Aから上方に向かって凹む凹部25が設けられている。凹部25には、プラグボディ200の先端部が挿入可能である。凹部25の底面25Aには、差込口26が設けられている。すなわち、凹部25の底面25Aは、コンセントA1のうち差込口26が形成された差込面となる。
図1(b)に示すように、凹部25の内壁と下面24Aとの間の角部25B(つまり、凹部25の開口縁部)は、全周に亘って面取りされた形状をなしている。このため、角部25Bにおける凹部25の開口径は、凹部25の底面25A側から下面24Aに向かうに連れて拡径されている。角部25Bは、C面取り加工が施されている。
図4(a)に示すように、差込口26は、上下方向Zの平面視において左右方向Yが長手の長方形状となる電源用挿入孔26Aと、L字状の電源用挿入孔26Bと、略丸形となる接地用挿入孔26Cとを有している。電源用挿入孔26A,26Bは、左右方向Yに隣接して配列されている。接地用挿入孔26Cは、電源用挿入孔26A,26Bの左右方向Yの間であって、且つ電源用挿入孔26A,26Bよりも後方に設けられている。電源用挿入孔26Aには平板形の電源用栓刃201(図9参照)が挿脱可能に挿入され、電源用挿入孔26BにはL字形の電源用栓刃202(図9参照)が挿脱可能に挿入される。接地用挿入孔26Cには、丸ピン形状の接地用栓刃203(図9参照)が挿脱可能に挿入される。
図4(b)に示すように、受口カバー23の本体部24の上面には、固定部21a,22a(図3参照)に嵌合する周壁面27が設けられている。周壁面27により囲まれた内部空間には、電源用挿入孔26Aを取り囲む隔壁28と、電源用挿入孔26Bを取り囲む隔壁29と、接地用挿入孔26Cを取り囲む隔壁30とが設けられている。隔壁30によって凹部30Xが形成されている。凹部30X内には、接地用挿入孔26Cよりも後方の位置に、接地用挿入孔26Cよりも後方に設けられた隔壁30から接地用挿入孔26Cに向かって突出するリブ31が設けられている。
図3に示した端子板35は、左右方向Yに隣接して配列された一対の電源端子板35A,35Bと、電源端子板35A,35Bの左右方向Yの間であって、且つ、電源端子板35A,35Bよりも後方に配置された1個の接地端子板35Cとを有している。
各電源端子板35A,35Bは、上下方向Z及び左右方向Yに沿う平板状の基部40と、基部40から下方に向かって延びる電源用刃受部41とを有している。また、各電源端子板35A,35Bは、基部40の下端部から後方に延びる錠ばね接触部42と、基部40の上端部から後方に延びる電線接触部43とを有している。
接地端子板35Cは、上下方向Z及び左右方向Yに沿う平板状の基部50と、基部50から下方に向かって延びる接地用刃受部51と、基部50の下端部から後方に延びる錠ばね接触部52と、基部50の上端部から後方に延びる電線接触部53とを有している。接地端子板35Cには、錠ばね接触部52及び電線接触部53が左右方向Yに離間して2つずつ設けられている。
錠ばね36は、各錠ばね接触部42,52と各電線接触部43,53との上下方向Zの間に収納されている。錠ばね36には、コンセントボディ21の電線挿通孔21cから挿通される電線が接触される。この電線は錠ばね36により電線接触部43,53に向かって押圧される。これにより、電源端子板35A,35B及び接地端子板35Cと電線とが電気的に接続される。
解除釦37は、左右方向Yに配列された錠ばね36の間に配置されている。解除釦37は、コンセントブロック20から電線を解除する際に、操作孔21dを通じて操作される。
次に、図5を参照して、電源端子板35A,35Bの電源用刃受部41の構造について説明する。なお、電源端子板35Bの電源用刃受部41は、図5に示す電源端子板35Aの電源用刃受部41の構造と同様の構造を有しているため、ここでは詳細な説明を省略する。
電源端子板35Aの電源用刃受部41は、コンセントボディ21の内壁に設けられた隔壁21eと、コンセントカバー22の内壁に設けられた隔壁22bと、受口カバー23に設けられた隔壁28とによって形成される収納室S1内に配置されている。電源用刃受部41は、長方形状の電源用挿入孔26Aと対応する位置に配置されている。電源用挿入孔26Aは、収納室S1と連通されている。そして、電源用刃受部41は、電源用挿入孔26Aを通じて挿入される平板形の電源用栓刃201を弾性力で保持して、電源用栓刃201と導通する。
以下の説明では、コンセントA1に対して電源用栓刃201,202及び接地用栓刃203が挿入される方向を「挿入方向V」とする。挿入方向Vにおいて、電源用栓刃201,202及び接地用栓刃203が挿入開始される差込口26側を「上流」とし、コンセントA1内部側を「下流」とする。また、電源用栓刃201が電源用刃受部41に保持されたときの電源用栓刃201の中心軸と一致する軸を挿入軸CAとする。なお、挿入軸CAは、電源用挿入孔26Aの上下方向Zの平面視における中心を通って挿入方向Vに沿って延びる仮想線と一致する。
電源用刃受部41は、互いに対向して弾性的に電源用栓刃201を挟持する一対の挟持板44と、一対の挟持板44の基端部(つまり、挿入方向V下流側の端部)同士を連結する連結部46とを有している。電源用刃受部41は、ばね性を有する導電性の板材で形成されている。
一対の挟持板44は、大略すると、挿入方向Vの下流から上流に向かって、互いに接近した後、再度離反するように形成されている。具体的には、各挟持板44は、連結部46と接続された基部44aと、基部44aから挿入軸CAに向かって屈曲された屈曲部44b,44cと、屈曲部44cから挿入軸CAと離間する方向に向かって屈曲された案内部44dとを有している。
基部44aは、連結部46から挿入方向Vに沿って下方に延びるように形成されている。一対の基部44aは、互いに略平行に対向して配置されている。基部44aは、連結部46から立ち上がって、電源用栓刃201を挟持する挟持板44の付勢力を発生する。連結部46は、両挟持板44を構造的に接続し、両挟持板44の基端部の間隔を一定に保って固定点を形成し、付勢力発生に寄与する。
一対の屈曲部44bは、基部44aの先端部から挿入方向Vの上流側に向かうにつれて互いに近づく方向に屈曲している。一対の屈曲部44cは、屈曲部44bの先端部から挿入方向Vの上流に向かうにつれて互いに近づく方向に屈曲している。屈曲部44bは、挿入方向Vに対する傾斜角度が屈曲部44cよりも大きくなるように形成されている。一対の屈曲部44cの先端部は、電源用栓刃201の本体部201aの板厚よりも狭い間隔で対向している。
一対の案内部44dは、電源用栓刃201の挿入を案内するように、挿入方向Vの下流から上流に向かうにつれて互いに離れる方向に屈曲している。各案内部44dの先端部は自由端になっている。一対の案内部44dは、電源用挿入孔26Aを通じて挿入される電源用栓刃201とはじめに接触する電源接触部となる。
そして、電源用刃受部41では、一対の挟持板44の間隔が最も狭くなる部分(つまり、屈曲部44cと案内部44dとの接続部分)が、電源用栓刃201と弾接して導通する電源保持部47となる。すなわち、一対の挟持板44には、互いに接近する方向にく字状に屈曲させた電源保持部47が設けられている。
次に、図5及び図6を参照して、接地用刃受部51の構造について説明する。
接地用刃受部51は、コンセントボディ21の内壁に設けられた隔壁21fと、受口カバー23に設けられた凹部30Xとによって形成される収納室S2に配置されている。接地用刃受部51は、略丸形の接地用挿入孔26Cと対応する位置に配置されている。接地用挿入孔26Cは、収納室S2と連通されている。そして、接地用刃受部51は、接地用挿入孔26Cを通じて挿入される丸ピン形状の接地用栓刃203を弾性力で保持して、接地用栓刃203と導通する。
以下の説明では、接地用栓刃203が接地用刃受部51に保持されたときの接地用栓刃203の中心軸と一致する軸を挿入軸CBとする。なお、挿入軸CBは、接地用挿入孔26Cの上下方向Zの平面視における中心を通って挿入方向Vに沿って延びる仮想線と一致する。
接地用刃受部51は、互いに対向して弾性的に接地用栓刃203を挟持する一対の接地片54,55と、接地片54の基端部と接地片55の基端部を連結する連結部56とを有している。接地用刃受部51は、ばね性を有する導電性の板材で形成されている。ここで、接地片54,55の基端部とは反対側(つまり、挿入方向V上流側)の端部(先端部)は自由端になっている。
接地片55の基端部から先端部までの長さ(全長)は、接地片54の基端部から先端部までの長さ(全長)よりも短い。具体的には、接地片55の全長は、電源用栓刃201と接地用栓刃203との突出量の差分である距離L1分だけ接地片54よりも短い。
接地片54は、連結部56と接続された基部54aと、基部54aから挿入軸CBに向かって屈曲された屈曲部54b,54cと、屈曲部54cから挿入軸CBと離間する方向に向かって屈曲された案内部54dとを有している。
接地片55は、連結部56と接続された基部55aと、基部55aから挿入軸CBに向かって屈曲された屈曲部55bと、屈曲部55bから挿入軸CBと離間する方向に向かって屈曲された案内部55cとを有している。
基部54a,55aは、連結部56から挿入方向Vに沿って下方に延びるように形成されている。一対の基部54a,55aは、互いに略平行に対向して配置されている。基部54a,55aは、連結部56から立ち上がって、接地用栓刃203を挟持する一対の接地片54,55の付勢力を発生する。連結部56は、両接地片54,55を構造的に接続し、両接地片54,55の基端部の間隔を一定に保って固定点を形成し、付勢力発生に寄与する。
屈曲部54bは、基部54aの先端部から挿入方向Vの上流側に向かうにつれて接地片55に近づくように屈曲されている。屈曲部54cは、屈曲部54bの先端部から挿入方向Vの上流側に向かうにつれて接地片55に近づくように屈曲されている。屈曲部54bは、挿入方向Vに対する傾斜角度が屈曲部54cよりも大きくなるように形成されている。
案内部54dは、屈曲部54cの先端部から挿入方向Vの上流側に向かうにつれて、接地片55(挿入軸CB)と離間するように屈曲されている。このため、屈曲部54cと案内部54dとの接続部57は、挿入軸CBに接近する方向にく字状に屈曲されている。接続部57は、接地片54のうち最も挿入軸CBに接近している部分である。そして、接地用刃受部51では、接続部57及び案内部54dが、接地用挿入孔26Cを通じて挿入される接地用栓刃203がはじめに接触される接地接触部となる。
本実施形態では、接地用刃受部51の接続部57と電源用刃受部41の電源保持部47とが、挿入軸CA,CBと直交する同一平面上に配置されている。すなわち、底面25Aから接続部57までの挿入方向Vに沿う長さは、底面25Aから電源保持部47までの挿入方向Vに沿う長さと等しくなる。また、案内部54dの先端部と案内部44dの先端部とは、挿入軸CA,CBと直交する同一平面上に配置されている。
一方、接地片55の屈曲部55bは、基部55aの先端部から挿入方向Vの上流側に向かうにつれて接地片54に近づくように屈曲されている。屈曲部55bは、挿入方向Vに対する傾斜角度が屈曲部54bよりも小さくなるように形成されている。案内部55cは、屈曲部55bの先端部から挿入方向Vの上流側に向かうにつれて、挿入軸CBと離間するように屈曲されている。このため、屈曲部55bと案内部55cとの接続部58は、接地片54及び挿入軸CBに接近する方向にく字状に屈曲されている。この接続部58は、屈曲部54cの中途部分と対向するように設けられている。接続部58と屈曲部54cとが対向する部分は、一対の接地片54,55の間隔が最も狭くなる部分であり、接地用栓刃203の本体部203aの直径よりも狭い間隔で対向している。そして、接地用刃受部51では、接続部58と屈曲部54cとが対向する部分が、接地用栓刃203と弾接して導通する接地保持部59となる。接地保持部59は、接地用栓刃203と電源用栓刃201との突出量の差分である距離L1以上の距離L2だけ電源保持部47よりも挿入方向Vの下流側に設けられている。本実施形態では、距離L2が距離L1よりも長い距離に設定されている。
接地保持部59において、接地片55の基端部から接続部58までの接地片54に向かう突出量L3は、接地片54の基端部から屈曲部54cまでの接地片55に向かう突出量L4よりも小さい。具体的には、長さの異なる接地片54及び接地片55から接地用栓刃203に作用する接触圧が等しくなるように、突出量L3が突出量L4よりも小さくなるように設定されている。このため、接地保持部59において、接続部58から挿入軸CBまでの離間距離は、屈曲部54cから挿入軸CBまでの離間距離よりも長くなる。なお、屈曲部55bの傾斜角度、屈曲部54b,54cの傾斜角度や、屈曲部54b,54cの長さ等を調整することにより、突出量L3及び突出量L4を調整することができる。
また、挿入軸CBに対する案内部55cの開き角度(傾斜角度)θ1は、挿入軸CBに対する案内部54dの開き角度(傾斜角度)θ2と同一の角度に設定されている。換言すると、挿入方向Vに沿って延びる仮想線(破線参照)に対する案内部55cの開き角度θ1は、上記仮想線に対する案内部54dの開き角度θ2と同一の角度に設定されている。
図6に示すように、案内部54dには、屈曲部54cよりも後方に延出された延出部60が設けられている。同様に、案内部55cには、屈曲部55bよりも後方に延出された延出部61が設けられている。延出部60,61は、接地用挿入孔26C(図5参照)よりも後方に配置されている。すなわち、延出部60,61は、上下方向Zの平面視において接地用挿入孔26Cと重ならない位置に配置されている。
図7に示すように、延出部60,61には、受口カバー23の凹部30X内に形成されたリブ31が当接されている。具体的には、リブ31の側面31aは、接地用刃受部51の内側から延出部60の挿入方向V下流側の端部(基端部)と当接されている。また、リブ31の側面31bは、接地用刃受部51の内側から延出部61の挿入方向V下流側の端部(基端部)と当接されている。すなわち、凹部30Xの底面から上方に延出されたリブ31は、一対の延出部60,61の間に挿入され、一対の延出部60,61に当接されている。このリブ31は、延出部60,61の基端部に当接することにより、延出部60,61を外側に押し広げて、挿入軸CBに対する案内部54d,55cの離間距離(開き量)を調整している。
ここで、図4(b)に示すように、リブ31では、接地用挿入孔26Cの左右方向Yの中心及び挿入軸CBを通って前後方向Xに沿って延びる仮想線M1から左右両側に延びる幅W1,W2が互いに異なる。具体的には、仮想線M1から側面31aまでの幅W1は、仮想線M1から側面31bまでの幅W2よりも短い。このため、図7に示すように、リブ31が延出部60,61に当接されると、挿入軸CBに対する案内部54dの離間距離が幅W1に調整され、挿入軸CBに対する案内部55cの離間距離が幅W2に調整される。したがって、リブ31が延出部60,61に当接されると、挿入軸CBに対する案内部54dの離間距離が、挿入軸CBに対する案内部55cの離間距離よりも短くなるように調整される。換言すると、リブ31は、延出部60,61に当接することにより、挿入軸CBに対する案内部54dの離間距離が、挿入軸CBに対する案内部55cの離間距離よりも短くなるように調整している。
図8に示すように、以上説明したコンセントブロック20は、ボディ70の保持部72に収容されるとともに保持されている。このとき、凹部25は、下方に向かって開口するとともに、後方に傾斜するに従って下方に傾斜するように配置されている。これにより、凹部25の底面25A及び差込口26は、下方に向かって露出されている。
次に、扉開閉機構11の構造について説明する。
図2に示すように、扉開閉機構11は、開閉動作を行う扉体110と、扉体110に取り付けられたシャフト120と、シャフト120を収納するとともに保持する軸ボディ121とを有している。軸ボディ121は、ねじ部材SC2によりボディ70に取り付けられている。シャフト120には、扉体110を差込口26(図8参照)に向かって付勢する付勢手段であるつるまきばね(ばね)122が取り付けられている。
扉体110は、平板状に形成される基部111を有している。基部111の上面の中央部には、下方に向かって凹む凹部112が設けられている。凹部112の前後方向Xの中央部には、凹部112の底面から上方に突出する突起部113が設けられている。凹部112において、突起部113よりも前方側の領域が規制部114となり、突起部113よりも後方側の領域が固定部115となる。
扉開閉機構11は、軸ボディ121に設けられた挿通孔121aにシャフト120を挿入し、シャフト120の挿通孔121aよりも左右方向Yの両側にばね122を取り付けた状態で、ばね122よりも左右方向Yの両側のシャフト120に扉体110を取り付ける。これにより、シャフト120を回転軸として、扉体110が回転するようになる。具体的には、図8に示すように、扉体110は、シャフト120を回転軸として、扉体110が化粧カバー100の周壁部101の下端面103と当接した閉状態(実線参照)から下方に向かって回転可能となる。扉体110は、閉状態から下方に回転すると、下端面103から離間した開状態となる(二点鎖線参照)。なお、閉状態において、扉体110の基部111は、周壁部101の略全周に亘り周壁部101よりも前方及び左右方向Yに突出している。また、閉状態において、ばね122(図2参照)により、基部111は下端面103を常に押圧した状態にて維持されている。
次に、図10〜図12を参照して、コンセントA1にプラグB1を接続する動作について説明する。
図10(a)に示すように、閉状態の扉体110に対して、扉体110の化粧カバー100より突出した部位をプラグボディ200の前方の端部によって引っ掛けるようにして扉体110を開状態となるように回転させる。なお、扉体110を開状態とする方法としては、使用者の指によって扉体110を開状態となるように回転させるようにしてもよい。
次に、図10(b)に示すように、電源用栓刃201,202及び接地用栓刃203を凹部25の底面25Aに対向した位置にプラグB1を移動させ、電源用栓刃201,202及び接地用栓刃203を挿入方向Vに沿って受口カバー23に向かって挿入する。
続いて、図10(c)に示すように、プラグB1を挿入方向Vに沿って更に挿入すると、プラグB1の突起部206が扉体110の規制部114に収納される。このとき、接地用栓刃203の先端が接地用挿入孔26Cに挿入される一方で、電源用栓刃201,202が電源用挿入孔26A,26Bよりも挿入方向Vの上流側に位置している。
次いで、図11(a)に示すように、プラグB1を挿入方向Vに沿って更に挿入すると、接地用栓刃203の先端部203bが接地用刃受部51の案内部54dに接触する。このとき、電源用栓刃201の先端部が電源用挿入孔26Aに挿入されている。但し、電源用栓刃201は、電源用刃受部41に未だ接触していない。すなわち、電源用栓刃201が電源用刃受部41に接触する前に、接地用栓刃203が接地用刃受部51に接触する。
次に、図11(b)に示すように、プラグB1を挿入方向Vに沿って更に挿入すると、電源用栓刃201の先端部201bが電源用刃受部41の案内部44dに接触する。このとき、電源用栓刃201と電源用刃受部41との接触は点接触であり、電源用栓刃201は電源用刃受部41によって未だ保持されていない。また、このときの接地用栓刃203は、接地片54に接触しているものの、接地用刃受部51によって未だ保持されていない。すなわち、電源用栓刃201と電源用刃受部41とが点接触する場合には、電源用栓刃201及び接地用栓刃203が共に電源用刃受部41及び接地用刃受部51に保持されていない。このため、図11(b)に示した状態において、使用者がプラグB1から手を離したときには、プラグB1がコンセントA1に保持されることなく、プラグB1がコンセントA1から脱離される。これにより、電源用栓刃201と電源用刃受部41とが点接触した状態で、プラグB1がコンセントA1に保持されることを抑制することができる。さらに、このとき、図1に示したように、プラグB1の先端部が挿入される凹部25の開口縁部である角部25Bを面取り形状としたため、プラグボディ200の先端部が角部25Bに引っ掛かることを抑制することができる。
詳述すると、プラグB1がコンセントA1から脱離する際に、ケーブル204等の張力や扉体110からの押圧力等によってプラグボディ200の軸方向が挿入方向Vから傾斜する場合がある。このとき、角部25Bが面取りされていない場合には、プラグボディ200の先端部が角部25Bに引っ掛かり、電源用栓刃201と電源用刃受部41とが点接触している状態でプラグB1がコンセントA1に保持されてしまうおそれがある。これに対し、本実施形態では、プラグボディ200の軸方向が挿入方向Vから傾斜した場合であっても、角部25Bを面取り形状としたことにより、プラグボディ200の先端部が角部25Bに引っ掛かることを好適に抑制することができる。このため、電源用栓刃201と電源用刃受部41とが点接触している状態で、プラグB1がコンセントA1に保持されることを好適に抑制することができる。
続いて、図11(c)に示すように、プラグB1を挿入方向に沿って更に挿入すると、電源用栓刃201の本体部201aが、電源用刃受部41の電源保持部47よりも挿入方向Vの下流側に挿入される。このとき、電源用栓刃201は、一対の挟持板44のばねによる付勢力に抗して電源用刃受部41内に挿入される。電源用栓刃201の挿入により、互いに接近する方向にく字状に屈曲させた電源保持部47における間隔が広げられて一対の挟持板44が外側に移動するように変形する。このとき、電源用栓刃201には、一対の挟持板44の変形に基づく付勢力が電源用刃受部41からの接触圧として作用する。これにより、電源用刃受部41による電源用栓刃201の保持が開始される。一方、本例では、電源用栓刃201の保持が開始された時点では、接地用栓刃203が接地用刃受部51によって未だ保持されていない。具体的には、電源用栓刃201の保持が開始された時点では、接地用栓刃203は、その先端部203bが接地保持部59よりも挿入方向Vの下流側まで挿入されているが、接地保持部59が弾接される本体部203aが接地保持部59まで挿入されていない。
次いで、図11(d)に示すように、プラグB1を挿入方向Vに沿って更に挿入すると、接地用栓刃203の本体部203aが、接地用刃受部51の接地保持部59よりも挿入方向Vの下流側に挿入される。このとき、接地用栓刃203は、一対の接地片54,55のばねによる付勢力に抗して接地用刃受部51内に挿入される。接地用栓刃203の挿入により、接地保持部59における間隔が広げられて一対の接地片54,55が外側に移動するように変形する。このとき、接地用栓刃203には、一対の接地片54,55の変形に基づく付勢力が接地用刃受部51からの接触圧として作用する。これにより、接地用刃受部51による接地用栓刃203の保持が開始される。このように本例では、電源用栓刃201が電源用刃受部41に保持された後に、接地用栓刃203が接地用刃受部51に保持される。
次に、図12に示すように、プラグB1を挿入方向Vに沿って更に挿入すると、プラグボディ200の先端面200Aが凹部25の底面25Aに当接される。このとき、プラグボディ200の突起部206が扉体110の固定部115に収納される。これにより、コンセントA1へのプラグB1の接続が完了する。
次に、本実施形態の効果を記載する。
(1)接地用刃受部51の案内部54dの基端部と、電源用刃受部41の案内部44dの基端部とを、挿入軸CA,CBと直交する同一平面上に配置するようにした。また、接地保持部59を、接地用栓刃203と電源用栓刃201,202との突出量の差分である距離L1よりも長い距離L2だけ電源保持部47よりも挿入方向Vの下流側に設けるようにした。これにより、コンセントA1にプラグB1を挿入する際に、電源用栓刃201,202が電源用刃受部41に接触される前に、接地用栓刃203を接地用刃受部51に接触させることができる。また、電源用刃受部41による電源用栓刃201,202の保持が開始された後に、接地用刃受部51による接地用栓刃203の保持を開始させることができる。したがって、電源用刃受部41によって電源用栓刃201,202が保持されていない状態では、接地用栓刃203も接地用刃受部51によって保持されない。このため、電源用栓刃201,202と電源用刃受部41とが点接触の状態で、プラグB1がコンセントA1に保持されることを好適に抑制することができる。この結果、コンセントA1とプラグB1との間で高熱が発生することを好適に抑制することができる。
(2)接地片55の全長を接地片54の全長よりも短くした。これにより、接地片55の全長と接地片54の全長とが同一である場合に比べて、コンセントA1の材料費を低減することができる。
(3)また、接地片55の全長と接地片54の全長とが同一である場合に比べて、案内部55cを短くすることができる。これにより、案内部55cの開き角度θ1を大きく設定した場合であっても、接地用刃受部51の左右方向Yへの広がりを好適に抑制することができる。
(4)さらに、案内部55cの開き角度θ1を大きくすることにより、挿入方向Vの下流から上流に向かって移動する接地用栓刃203に対する反発力を大きくすることができる。これにより、接地用栓刃203の脱離を好適に抑制することができる。
(5)長さの異なる接地片54及び接地片55から接地用栓刃203に作用する接触圧が等しくなるように、突出量L3が突出量L4よりも小さくなるように設定した。これにより、一対の接地片54,55によって接地用栓刃203を安定して保持することができる。
(6)延出部60,61に当接して、挿入軸CBに対する案内部54dの離間距離が、挿入軸CBに対する案内部55cの離間距離よりも短くなるように調整するリブ31を設けるようにした。これにより、案内部54dを挿入軸CBに近づけることができるため、接地片54,55の片側の案内部54dのみで接地用栓刃203の挿入を案内する場合であっても、その接地用栓刃203を案内部54dに好適に接触させることができる。
(7)凹部25の内壁と受口カバー23の下面24Aとの角部25Bを面取り形状とした。これにより、電源用栓刃201と電源用刃受部41とが点接触している状態で、プラグB1がコンセントA1に保持されることを好適に抑制できる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・図13に示すように、接地用刃受部51の構造を変更してもよい。図13に示した接地用刃受部51は、互いに対向して弾性力で接地用栓刃203を挟持する一対の接地片54,65と、接地片54の基端部と接地片65の基端部を連結する連結部56とを有している。接地片65の全長は、接地片54の全長と略同じである。なお、上記実施形態と同様に、接地片54の接続部57と電源保持部47(図5参照)とが、挿入軸CBと直交する同一平面上に配置されている。
接地片65は、連結部56と接続された基部65aと、基部65aから接地片54に向かって屈曲された屈曲部65b,65cと、屈曲部65cから接地片54と離間する方向に向かって屈曲された案内部65dとを有している。
屈曲部65bは、基部65aの先端部から挿入方向Vの上流側に向かうにつれて接地片54に近づくように屈曲されている。屈曲部65cは、屈曲部65bの先端部から挿入方向Vの上流側に向かうにつれて接地片54に近づくように屈曲されている。屈曲部65bは、挿入方向Vに対する傾斜角度が屈曲部65cよりも大きくなるように形成されている。案内部65dは、屈曲部65cの先端部から挿入方向Vの上流側に向かうにつれて、接地片54から離間するように屈曲されている。このため、屈曲部65cと案内部65dとの接続部66は、接地片54及び挿入軸CBに接近する方向にく字状に屈曲されている。接続部66は、屈曲部54cの中途部分と対向するように設けられている。接続部66と屈曲部54cとが対向する部分は、一対の接地片54,65の間隔が最も狭くなる部分であり、接地用栓刃203の本体部203a(図5参照)の直径よりも狭い間隔で対向している。そして、接地用刃受部51では、接続部66と屈曲部54cとが対向する部分が、接地用栓刃203と弾接して導通する接地保持部67となる。接地保持部67は、接地用栓刃203と電源用栓刃201との突出量の差分である距離L1以上の距離L2だけ接続部57よりも挿入方向Vの下流側に設けられている。このため、接地保持部67は、電源保持部47(図5参照)から挿入方向Vの下流側に距離L1以上離れた位置に設けられている。
本例では、挿入方向Vに沿って延びる仮想線(破線参照)に対する案内部65dの開き角度θ3を、案内部54dの開き角度θ2よりも小さくなるように設定した。これにより、接地用刃受部51の左右方向Yへの広がりを好適に抑制することができる。
以上説明した接地用刃受部51を採用した場合であっても、上記実施形態の(1)の効果と同様の効果を得ることができる。さらに、互いに対向する一対の案内部54d,65dにより接地用栓刃203を案内するため、接地用栓刃203を接地保持部67まで案内する際に、一対の案内部54d,65dに接地用栓刃203を好適に接触させることができる。
・上記実施形態では、案内部54dを、屈曲部54cの先端部から挿入軸CBと離間する方向に屈曲させるようにした。これに限らず、例えば、案内部54dを、屈曲部54cの先端部から挿入方向Vに沿った方向に延びるように屈曲させるようにしてもよい。
・上記実施形態では、接地接触部となる案内部55cと電源接触部となる案内部44dとを、挿入軸CA,CBと直交する同一平面上に配置した。これに限らず、例えば、案内部55cを、案内部44dよりも挿入方向Vの上流側に設けるようにしてもよい。また、案内部55cを、案内部44dよりも挿入方向Vの下流側に設けるようにしてもよい。但し、この場合には、電源用栓刃201,202が案内部44dに接触される前に、接地用栓刃203を案内部55cに接触させるために、案内部55cと案内部44dとの間の挿入方向Vに沿う離間距離を距離L1未満に設定する必要がある。
・上記実施形態では、電源用栓刃201,202が電源用刃受部41に保持された後に、接地用栓刃203が接地用刃受部51に保持されるように、距離L2を距離L1よりも長い距離に設定した。これに限らず、例えば、距離L2を距離L1と同じ距離に設定し、電源用刃受部41による電源用栓刃201,202の保持開始と略同時に、接地用刃受部51による接地用刃受部51の保持が開始されるようにしてもよい。
・上記実施形態では、一対の接地片54,55により接地用栓刃203を保持するようにしたが、接地片の個数は特に限定されない。例えば、3個以上の接地片により接地用栓刃203を保持するようにしてもよい。また、1つの筒状の刃受構造により接地用栓刃203を保持するようにしてもよい。
・上記実施形態における角部25Bに、R面取り加工を施すようにしてもよい。
・上記実施形態における角部25Bに対する面取り加工を省略してもよい。
・上記実施形態では、コンセントA1を屋外に設けられたコンセントに適用したが、コンセントA1を屋内のコンセントに適用してもよい。
・上記実施形態並びに上記各変形例は適宜組み合わせてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(付記1)
プラグボディの先端面から突出した一対の電源用栓刃と、前記先端面から突出して前記電源用栓刃よりも所定距離だけ突出した接地用栓刃とを有するプラグが接続されるコンセントであって、
前記一対の電源用栓刃をそれぞれ保持する一対の電源用刃受部と、
前記接地用栓刃を保持する接地用刃受部と、を有し、
前記各電源用刃受部は、前記電源用栓刃を弾性力で保持して導通する電源保持部と、前記電源保持部よりも前記電源用栓刃及び前記接地用栓刃の挿入方向の上流側に設けられ、前記電源用栓刃と接触する電源接触部とを有し、
前記接地用刃受部は、前記接地用栓刃を弾性力で保持して導通する接地保持部と、前記接地保持部よりも前記挿入方向の上流側に設けられ、前記接地用栓刃と接触する接地接触部とを有し、
前記接地接触部は、前記電源接触部から前記挿入方向の下流側に前記所定距離未満だけ離間した位置よりも、前記挿入方向の上流側の位置に設けられ、
前記接地保持部は、前記電源保持部から前記挿入方向の下流側に前記所定距離以上離間した位置に設けられていることを特徴とするコンセント。
(付記2)
付記1に記載のコンセントにおいて、
前記接地用刃受部は、互いに対向して前記接地用栓刃を挟持する第1接地片及び第2接地片と、前記第1接地片の基端部と前記第2接地片の基端部とを連結する連結部とを有し、
前記第1接地片は、前記連結部に接続された第1基部と、前記第1基部から前記第2接地片に向かって屈曲する第1屈曲部と、前記第1屈曲部から前記第2接地片と離間する方向に向かって屈曲する前記接地接触部と、を有し、
前記第2接地片は、前記連結部に接続された第2基部と、前記第2基部から前記第1接地片に向かって屈曲する第2屈曲部と、前記第2屈曲部から前記第1接地片と離間する方向に向かって屈曲する案内部と、を有し、
前記第2屈曲部と前記案内部との接続部と、該接続部と対向する前記第1屈曲部とが前記接地保持部であり、
前記接地保持部は、前記第1屈曲部と前記接地接触部との接続部から前記挿入方向の下流側に前記所定距離以上離間した位置に設けられていることを特徴とするコンセント。
(付記3)
付記2に記載のコンセントにおいて、
前記第2接地片の全長は、前記第1接地片の全長よりも前記所定距離以上短いことを特徴とするコンセント。
(付記4)
付記3に記載のコンセントにおいて、
前記第2接地片の基端部から前記第1屈曲部の先端部までの前記第1接地片に向かう第1突出量は、前記第1接地片の基端部から前記第1接地片における前記接地保持部までの前記第2接地片に向かう第2突出量よりも小さいことを特徴とするコンセント。
(付記5)
付記4に記載のコンセントにおいて、
前記第1接地片から前記接地用栓刃に作用する接触圧と前記第2接地片から前記接地用栓刃に作用する接触圧とが等しくなるように、前記第1突出量が前記第2突出量よりも小さく設定されていることを特徴とするコンセント。
(付記6)
付記3〜5のいずれか一項に記載のコンセントにおいて、
前記挿入方向に沿って延びる線に対する前記案内部の開き角度は、前記線に対する前記接地接触部の開き角度と同一の角度であることを特徴とするコンセント。
(付記7)
付記2に記載のコンセントにおいて、
前記第2接地片の全長は、前記第1接地片の全長と同一であり、
前記挿入方向に沿って延びる線に対する前記案内部の開き角度は、前記線に対する前記接地接触部の開き角度よりも小さいことを特徴とするコンセント。
(付記8)
付記1〜6のいずれか一項に記載のコンセントにおいて、
前記接地用刃受部が収納される収納室が形成されたコンセント本体を有し、
前記収納室には、前記案内部と前記接地接触部との間に挿通し、前記案内部の一部及び前記接地接触部の一部に当接して、前記接地用栓刃の挿入軸に対する前記接地接触部の離間距離が、前記挿入軸に対する前記案内部の離間距離よりも短くなるように調整するリブが形成されていることを特徴とするコンセント。
(付記9)
付記1〜8のいずれか一項に記載のコンセントにおいて、
前記プラグボディの先端部が挿入可能な凹部が下面に形成されたコンセント本体を有し、
前記凹部の内壁と前記コンセント本体の下面との角部が面取りされていることを特徴とするコンセント。
A1…コンセント、B1…プラグ、10…コンセント本体、20…コンセントブロック(コンセント本体)、25…凹部、25B…角部、31…リブ、41…電源用刃受部、44d…案内部(電源接触部)、47…電源保持部、51…接地用刃受部、54…接地片(第1接地片)、54a…基部(第1基部)、54b,54c…屈曲部(第1屈曲部)、54d…案内部(接地接触部)、55…接地片(第2接地片)、55a,65a…基部(第2基部)、55b,65b,65c…屈曲部(第2屈曲部)、55c,65d…案内部、56…連結部、57,58…接続部、59,67…接地保持部、200…プラグボディ、201,202…電源用栓刃、203…接地用栓刃、S2…収納室。

Claims (9)

  1. プラグボディの先端面から突出した一対の電源用栓刃と、前記先端面から突出して前記電源用栓刃よりも所定距離だけ突出した接地用栓刃とを有するプラグが接続されるコンセントであって、
    前記一対の電源用栓刃をそれぞれ保持する一対の電源用刃受部と、
    前記接地用栓刃を保持する接地用刃受部と、を有し、
    前記各電源用刃受部は、前記電源用栓刃を弾性力で保持して導通する電源保持部と、前記電源保持部よりも前記電源用栓刃及び前記接地用栓刃の挿入方向の上流側に設けられ、前記電源用栓刃と接触する電源接触部とを有し、
    前記接地用刃受部は、前記接地用栓刃を弾性力で保持して導通する接地保持部と、前記接地保持部よりも前記挿入方向の上流側に設けられ、前記接地用栓刃と接触する接地接触部とを有し、
    前記接地接触部は、前記電源接触部から前記挿入方向の下流側に前記所定距離未満だけ離間した位置よりも、前記挿入方向の上流側の位置に設けられ、
    前記接地保持部は、前記電源保持部から前記挿入方向の下流側に前記所定距離以上離間した位置に設けられていることを特徴とするコンセント。
  2. 請求項1に記載のコンセントにおいて、
    前記接地用刃受部は、互いに対向して前記接地用栓刃を挟持する第1接地片及び第2接地片と、前記第1接地片の基端部と前記第2接地片の基端部とを連結する連結部とを有し、
    前記第1接地片は、前記連結部に接続された第1基部と、前記第1基部から前記第2接地片に向かって屈曲する第1屈曲部と、前記第1屈曲部から前記第2接地片と離間する方向に向かって屈曲する前記接地接触部と、を有し、
    前記第2接地片は、前記連結部に接続された第2基部と、前記第2基部から前記第1接地片に向かって屈曲する第2屈曲部と、前記第2屈曲部から前記第1接地片と離間する方向に向かって屈曲する案内部と、を有し、
    前記第2屈曲部と前記案内部との接続部と、該接続部と対向する前記第1屈曲部とが前記接地保持部であり、
    前記接地保持部は、前記第1屈曲部と前記接地接触部との接続部から前記挿入方向の下流側に前記所定距離以上離間した位置に設けられていることを特徴とするコンセント。
  3. 請求項2に記載のコンセントにおいて、
    前記第2接地片の全長は、前記第1接地片の全長よりも前記所定距離以上短いことを特徴とするコンセント。
  4. 請求項3に記載のコンセントにおいて、
    前記第2接地片の基端部から前記第2屈曲部の先端部までの前記第1接地片に向かう第1突出量は、前記第1接地片の基端部から前記第1接地片における前記接地保持部までの前記第2接地片に向かう第2突出量よりも小さいことを特徴とするコンセント。
  5. 請求項4に記載のコンセントにおいて、
    前記第1接地片から前記接地用栓刃に作用する接触圧と前記第2接地片から前記接地用栓刃に作用する接触圧とが等しくなるように、前記第1突出量が前記第2突出量よりも小さく設定されていることを特徴とするコンセント。
  6. 請求項3〜5のいずれか一項に記載のコンセントにおいて、
    前記挿入方向に沿って延びる線に対する前記案内部の開き角度は、前記線に対する前記接地接触部の開き角度と同一の角度であることを特徴とするコンセント。
  7. 請求項2に記載のコンセントにおいて、
    前記第2接地片の全長は、前記第1接地片の全長と同一であり、
    前記挿入方向に沿って延びる線に対する前記案内部の開き角度は、前記線に対する前記接地接触部の開き角度よりも小さいことを特徴とするコンセント。
  8. 請求項2〜6のいずれか一項に記載のコンセントにおいて、
    前記接地用刃受部が収納される収納室が形成されたコンセント本体を有し、
    前記収納室には、前記案内部と前記接地接触部との間に挿通し、前記案内部の一部及び前記接地接触部の一部に当接して、前記接地用栓刃の挿入軸に対する前記接地接触部の離間距離が、前記挿入軸に対する前記案内部の離間距離よりも短くなるように調整するリブが形成されていることを特徴とするコンセント。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のコンセントにおいて、
    前記プラグボディの先端部が挿入可能な凹部が下面に形成されたコンセント本体を有し、
    前記凹部の内壁と前記コンセント本体の下面との角部が面取りされていることを特徴とするコンセント。
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