JP2016142934A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2016142934A JP2015018924A JP2015018924A JP2016142934A JP 2016142934 A JP2016142934 A JP 2016142934A JP 2015018924 A JP2015018924 A JP 2015018924A JP 2015018924 A JP2015018924 A JP 2015018924A JP 2016142934 A JP2016142934 A JP 2016142934A
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朗 沼崎
Akira Numazaki
朗 沼崎
賢吾 得地
Kengo Tokuchi
賢吾 得地
山科 晋
Susumu Yamashina
晋 山科
良宏 林
Yoshihiro Hayashi
良宏 林
怜 高田
Rei Takada
怜 高田
美沙 菱田
Misa Hishida
美沙 菱田
由佳 野村
Yuka Nomura
由佳 野村
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Abstract

【課題】画像形成装置内で発生した臭いの周辺環境への拡散を抑制するとともに、香り発生装置が設置された場合に、使用者に確実に香りを提供する。【解決手段】装置本体内の空気を吸引して装置本体に設けた開口部から外部へ排出する排気手段と、開口部を覆い排気手段により排出される空気を通過させる通気孔を有する交換可能な外装部材と、を備え、外装部材が、装置本体に装着された場合に、開口部を覆い排気手段により排出される空気を通過させる通気孔が装置本体の側面に向いた第一面に形成されている第1の外装部材と、通気孔が装置本体の側面に向いた第一面と背面に向いた第二面に形成された第2の外装部材と、から選択して交換可能に構成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
背面又は側面に通風孔が形成された通風孔領域を有する表示部と、表示部を縦長の設置状態及び横長の設置状態で支持する支持手段を備えた表示装置であって、支持手段は縦長の設置状態及び横長の設置状態にて通風孔領域の一部を塞ぐカバー手段を備え、通風孔領域のうちカバー手段によって覆われた領域よりも下方に位置する下部領域の通風孔から表示部内に吸気し、カバー手段によって塞がれた領域よりも上方に位置する上部領域の通風孔から表示部の外部に排気する構成とした表示装置が知られている(特許文献1)。
装置本体に排気口を備え、その排気口に排気カバーを取り付け、その排気カバーの排気孔を通して排気する電子写真記録装置において、装置本体に対して排気カバーの向きを調整可能とした電子写真記録装置も知られている(特許文献2)。
特開2011−242675号公報 特開平6−43708号公報
本発明は、画像形成装置内に香り発生装置を設置した場合に、使用者が存在する方向に確実に香りを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の画像形成装置は、
装置本体内の空気を吸引して前記装置本体に設けた開口部から外部へ排出する排気手段と、
前記開口部を覆い前記排気手段により排出される前記空気を通過させる通気孔を有する交換可能な外装部材と、
を備えた、
ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記外装部材が、前記装置本体に装着された場合に、前記通気孔が前記装置本体の側面に向いた第一面に形成されている第1の外装部材と、前記通気孔が前記装置本体の側面に向いた第一面と背面に向いた第二面に形成された第2の外装部材と、から選択して交換可能に構成された、
ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、
前記第1の外装部材の前記第一面に形成された前記通気路が、前記開口部から排出される空気の排出方向を変化させる偏向部を有する、
ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、
前記偏向部が、複数の羽板が所定間隔で配列されたルーバ構造を有する、
ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、
前記ルーバ構造は、各羽板が互いに同期して回転可能に支持されて前記偏向部から排出される空気の排出方向を変更する、
ことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、
予め設定された領域内で移動体を検知可能な移動体検知手段を備え、
前記ルーバ構造が、前記領域内で前記移動体が検知された場合に前記偏向部から排出される空気の排出方向を変更する、
ことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
揮散性薬剤を内部に収容する香り発生手段が前記開口部における前記空気の排出方向の下流側に配置された場合に、前記第1の外装部材が選択される、
ことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7項に記載の画像形成装置において、
前記香り発生手段の前記揮散性薬剤は、前記装置本体内の動作時に前記装置本体の機内で発生する熱によって揮散が助長される、
ことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8に記載の画像形成装置において、
前記装置本体内の動作時に前記装置本体の機内で発生する熱は、前記装置本体内に配置された加熱部材によって伝導され、前記前記装置本体に設けた排気手段から空気流とともに放出される熱である、
ことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
トナー像を形成するトナー像形成手段と、
前記トナー像形成手段によって形成されたトナー像を記録媒体に転写させる転写手段と、
前記転写手段の上流側に配置され、前記転写手段に向けて前記記録媒体を送り出す給紙手段と、
加熱されることで前記記録媒体に前記トナー像を定着する定着手段と、
前記定着手段の下流側に設けられ、前記定着手段により前記トナー像が定着された前記記録媒体を排出する排出手段と、
前記排出手段と前記給紙手段との間に略垂直方向に伸びる記録媒体搬送手段と、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項1ないし4に記載の発明によれば、排気手段により排出される空気を通過させる外装部材が交換可能に構成されていない場合に比して、画像形成装置内に香り発生装置を設置した場合に、使用者が存在する方向に確実に香りを提供することができる。
請求項5及び6に記載の発明によれば、使用者が存在する方向に確実に香りを提供することができる。
請求項7に記載の発明によれば、使用者に確実に香りを提供することができる。
請求項8及び9に記載の発明によれば、画像形成装置の周辺環境へ安定した強度の香りを提供することができる。
請求項10に記載の発明によれば、画像形成装置の周辺環境へ香りを安価な構成で提供することができる。
(a)は画像形成装置1の外観全体を示す正面概略構成図、(b)は平面部分断面図、(c)は左側面部分断面図、(d)は香り発生装置80が設置された画像形成装置1の背面斜視図である。 画像形成装置1の内部構成を示す縦断面図である。 (a)は第1の外装部材5Aが取り付けられた画像形成装置1の背面斜視図、(b)は第2の外装部材5Bが取り付けられた画像形成装置1の背面斜視図である。 (a)は第1の外装部材5Aの斜視図及び横断面図、(b)は第2の外装部材5Bの斜視図及び横断面図である。 (a)は第1の外装部材5Aにおける空気の流れを示す断面模式図、(b)は第2の外装部材5Bにおける空気の流れを示す断面模式図である。 第1の外装部材5Aが取り付けられた画像形成装置1における香りの拡散を説明するための平面模式図である。 第2の外装部材5Bが取り付けられた画像形成装置1における排気を説明するための平面模式図である。 第1の外装部材5Aのルーバ構造の動作の一例を示す部分断面模式図である。 画像形成装置1Aの人検知装置100の機能構成を示すブロック図である。 画像形成装置1Aにおける人検知装置100の人検知範囲を示す模式図である。 画像形成装置1Aにおける香りの拡散を説明するための平面模式図である。 (a)は香り発生装置80の1つの構成を示す斜視図、(b)は縦断面図、(c)は香り発生装置80の開閉機構の構成を示す断面模式図である。
次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
尚、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。
「第1実施形態」
(1)画像形成装置の全体構成及び動作
図1(a)は画像形成装置1の外観全体を示す正面概略構成図、(b)は平面部分断面図、(c)は左側面部分断面図、(d)は香り発生装置80が設置された画像形成装置1の背面斜視図、図2は画像形成装置1の内部構成を示す縦断面図、図3(a)は第1の外装部材5Aが取り付けられた画像形成装置1の背面斜視図、(b)は第2の外装部材5Bが取り付けられた画像形成装置1の背面斜視図である。
以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の全体構成及び動作を説明する。
(1.1)全体構成
画像形成装置1は、電子写真方式によって画像を形成する画像形成部2と、原稿等の読み取りを行う読取部3が読取装置支持部4によって画像形成部2の上方に支持されて構成されている。
画像形成部2は、筐体F(不図示)内に、制御装置10(不図示)、給紙装置20、感光体ユニット30、現像ユニット40、転写ユニット50、定着ユニット60、排気装置70が配置され(図1(c)、(d)に図示)、筐体Fは分割された複数の外装カバー5で覆われて構成されている。
画像形成部2には、排気装置70が設けられている。排気装置70は、筐体F内で画像形成装置1の左側面側に向かって形成された通気ダクト71を有し、排気手段としての排気ファン72を回転駆動して外装カバー5に形成された開口部5aから画像形成部2内の熱せられた空気を機外へ排出する。
外装カバー5の開口部5aの外側には香り発生装置80(図12参照)が設置される凹部5bが形成されている(図1(d)参照)。
開口部5aには、開口部5aを覆い排気ファン72により排出される空気を通過させる通気孔を有する交換可能な第1の外装部材5A、第2の外装部材5Bのいずれかが選択されて取り付けられている(図3(a)、(b)参照)。
読取装置支持部4には、外装カバー5の内面側に移動体検知手段としての人感センサ110と、人検知カメラ120が装着されている。人感センサ110及び人検知カメラ120は、移動体の一例としての人を検知し、人感センサ110で検知された検知信号、人検知カメラ120で撮像された画像データを制御装置10へ送信する送信部150を含めて人検知装置100を構成している(図9参照)。
読取部3の前面側には、ユーザーインターフェイスとしての操作情報部90が配置されている。操作情報部90は、液晶表示パネル、各種操作ボタン、タッチパネル等を組み合わせて構成され、画像形成装置1の使用者は、操作情報部90を介して各種の設定や指示の入力を行う。また、液晶表示パネルを介して画像形成装置1の使用者へ各種情報を表示する。
(1.2)画像形成部
画像形成部2の底部には、多数の記録媒体としての用紙Pが積載された給紙装置20が設けられ、規制板(不図示)で幅方向位置が決められた用紙Pは、上側から1枚ずつ用紙引き出し部22により前方(−X方向)に引き出された後、レジストローラ対23のニップ部まで搬送される。
感光体ユニット30は、給紙装置20の上方(Z方向)に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する感光体ドラム31を備えている。それぞれの感光体ドラム31上にはそれぞれの現像ユニット40によってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像が形成される。
各感光体ユニット30の感光体ドラム31に形成された各色トナー像は、転写ユニット50の中間転写ベルト51上に順次静電転写(一次転写)され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。中間転写ベルト51上の重畳トナー像は、レジストローラ対23から送り出され、搬送ガイドにより案内された用紙Pに二次転写ローラ52によって一括転写される。
転写ユニット50においてトナー像が一括転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で定着ユニット60に搬送され、一対の加熱モジュール61と加圧モジュール62により、圧着と加熱の作用でトナー像が定着される。
定着トナー像が形成された用紙Pは、搬送ガイドによってガイドされ、排出ローラ対69から画像形成部2の上面(Z方向)に形成された排出トレイ部に排出・収容される。
このように、画像形成装置1は、用紙カセット21から二次転写ローラ52を経由して排出ローラ対69に到達するまでの用紙搬送経路をC形状としたCパス搬送路の構成とすることで、用紙Pの搬送経路を最短で形成し、FPOT(first printout time)を最小化できる構成となっている。
(2)香り発生装置の構成と作用
図12(a)は香り発生装置80の1つの構成を示す斜視図、(b)は縦断面図、(c)は香り発生装置80の開閉機構85の構成を示す断面模式図である。
以下図面を参照しながら、香り発生装置80の構成と作用について説明する。
(2.1)香り発生装置の構成
香り発生装置80は、揮散性薬剤81と、揮散性薬剤81を内部に収容する容器体82と、容器体82の開口を覆う蓋体83を備えて構成されている。
容器体82は、一端側が開口した有底の凹状容器体で、揮散性薬剤81を収容する。開口部82aは、蓋体83と接合され、揮散性薬剤81が収容された容器体82として密閉されている。
蓋体83の上面には、開閉機構85が設けられている。開閉機構85は、開口部82aを塞ぐ閉鎖位置(図12(b)参照)と互いに離間して開口部82aを開放する開放位置(図12(c)参照)とを切り替えるようになっている。
開閉機構85は、開放位置では、図12(c)に示すようにそれぞれのフラップ86が形成する通気路87が断面視一定方向に傾斜して停止するように回転が規制されている。その結果、香り発生装置80が設置された状態で蓋体83の上方を空気流が流通した場合には、通気路87を介して容器体82の内部から揮散した香り成分が空気流の流通方向に拡散する。
揮散性薬剤81は、揮散性物質を保持し、容器体82の収容部S1内に充填されて保持されたゲル成形体である。ゲル成形体に保持される揮散性物質は、ゲル成形体から揮散により蓋体83の通気路87を介して外部に放出される物質であり、揮散性の芳香剤、消香剤などが挙げられる。
(2.2)香り発生装置の作用
香り発生装置80は、容器体82内のゲル成形体が蓋体83の通気路87を通して空気と接触することになり、ゲル成形体に含まれる揮散性物質としての芳香剤、消香剤等の揮発成分がゲル成形体の表面から外部に揮散し、香り発生装置としての機能を発揮する。
香り発生装置80は、開閉機構85が開放位置に位置した状態では、揮散性物質としての芳香剤を放出し、開閉機構85が閉鎖位置に位置した状態では、揮散性物質としての芳香剤は放出されない。
画像形成装置1を稼動させると、定着ユニット60や電源装置等から熱が発生する。そして、発生した熱で画像形成装置1内の暖められた空気は、排気装置70に設けられた排気ファン72の回転で第1の外装部材5Aに形成された通気路6から機外へ排出する。
一方、揮散性薬剤81の揮散性の芳香剤は、熱によって気化が助長され揮散効率は高くなることが知られている。
香り発生装置80は、排気ファン72によって排気される空気流の下流側に設置されているために、暖められた空気が空気流となって通過して容器体82や揮散性薬剤81が暖められる。その結果、排気ファン72の駆動とともに開閉機構85の開閉を制御することで、香り発生装置80から放出された芳香剤の画像形成装置1周辺環境への拡散状態(距離、濃度等)を調整することができる。
(3)外装部材の構成と作用
図4(a)は第1の外装部材5Aの斜視図及び横断面図、(b)は第2の外装部材5Bの斜視図及び横断面図、図5(a)は第1の外装部材5Aにおける空気の流れを示す断面模式図、(b)は第2の外装部材5Bにおける空気の流れを示す断面模式図、図6は第1の外装部材5Aが取り付けられた画像形成装置1における香りの拡散を説明するための平面模式図、図7は第2の外装部材5Bが取り付けられた画像形成装置1における排気を説明するための平面模式図である。
以下図面を参照しながら、第1の外装部材5A、第2の外装部材5Bの構成と作用について説明する。
図5(a)に示すように、第1の外装部材5Aは、平面視L字断面形状を有する装置本体の外装カバー5に着脱可能なカバーである。第1の外装部材5Aは、装置本体に装着された状態で装置本体の左側面に向いた第一面5Aaと装置本体の背面側に向いた第二面5Abから構成されている。
第一面5Aaには、通気路6が形成されている。通気路6は、装置本体の開口部5aから排気される空気を装置本体の前方側へ向かわせる偏向部7を有し、複数の羽板7aが所定間隔で配列されたルーバ構造をなしている。
第二面5Abは、全面が開口部5aの装置本体背面側を塞ぐようになっている。
図5(b)に示すように、第2の外装部材5Bは、平面視L字断面形状を有する装置本体の外装カバー5に着脱可能なカバーである。第2の外装部材5Bは、装置本体に装着された状態で装置本体の左側面に向いた第一面5Baと装置本体の背面側に向いた第二面5Bbから構成されている。
第一面5Ba、第二面5Bbのそれぞれには、通気路8が形成されている。通気路8は、装置本体の開口部5aから排気される空気を装置本体の左側面及び背面側へ向かわせる開口をなしている。
このように構成された第1の外装部材5A及び第2の外装部材5Bは、装置本体の開口部5aを塞ぐようにそれぞれいずれかを選択して取り付けられる。
具体的には、装置本体の開口部5aの外側には香り発生装置80(図8参照)が設置される場合には、第1の外装部材5Aが選択されて取り付けられる。香り発生装置80が設置されていない場合には、第2の外装部材5Bが選択されて取り付けられる。
図5(a)に示すように、第1の外装部材5Aが取り付けられた画像形成装置1において、排気ファン72を介して装置内部の空気が例えば流量Q排気される場合、第1の外装部材5Aは、第一面5Aaにのみ通気路6が形成されているために、第一面5Aaの偏向部7で偏向されて、例えば流速V1で、装置本体の前方側へ排気される。
一方、図5(b)に示すように、第2の外装部材5Bが取り付けられた画像形成装置1において、排気ファン72を介して装置内部の空気が例えば流量Q排気される場合、第2の外装部材5Bは、第一面5Ba、第二面5Bbのそれぞれに通気路8が形成されているために、例えば流速V2で、装置本体の左側面側及び背面側へ排気される。
排気ファン72で排気される空気の流量Qは、第1の外装部材5A、第2の外装部材5Bにかかわらず一定であるために、通気路6のみである第1の外装部材5Aが取り付けられた画像形成装置1における外部へ排気する流速V1は第2の外装部材5Bが取り付けられている場合の流速V2に比して早くなる。あるいは、流速V2は流速V1に比して遅くなる。
(3.1)香り発生装置が設置されている場合
図6に示すように、装置本体の開口部5aの外側に香り発生装置80(図8参照)が設置され、第1の外装部材5Aが選択されて取り付けられている場合、香り発生装置80から放出された香りは、定着ユニット60や電源装置等から発生した熱で暖められた空気とともに、第1の外装部材5Aに形成された通気路6から機外へ排出される。
第1の外装部材5Aの通気路6は、空気を装置本体の前方側へ向かわせる偏向部7を有して、かつ、通気路6が第一面5Aaのみに形成されているために、空気とともに排出される香りは、早い流速で装置本体の前方側へ拡散される。
そのために、画像形成装置1の使用者に確実に香りを提供することができる。
(3.2)香り発生装置が設置されていない場合
図7に示すように、装置本体の開口部5aを塞ぐ第2の外装部材5Bが選択されて取り付けられている場合、定着ユニット60や電源装置等から発生した熱で暖められた空気は、第2の外装部材5Bに形成された通気路8から機外へ排出される。
第2の外装部材5Bの通気路8は、第一面5Ba、第二面5Bbのそれぞれに形成されているために、第1の外装部材5Aに比して、通気路8から排出される空気は遅くなる。
そのために、画像形成装置1内で発生し、空気とともに排出される臭いの使用者側への拡散が抑制される。
また、画像形成装置1が背面を壁に近接させて設置された場合(図7参照)に、第二面5Bbが塞がれても、画像形成装置1内の暖められた空気は、第一面5Baから早い流速で排出され、画像形成装置1の機内温度上昇を抑制することができる。
「第2実施形態」
図8は第1の外装部材5Aのルーバ構造の動作の一例を示す部分断面模式図、図9は画像形成装置1Aの人検知装置100の機能構成を示すブロック図、図10は画像形成装置1Aにおける人検知装置100の人検知範囲を示す模式図、図11は画像形成装置1Aにおける香りの拡散を説明するための平面模式図である。
以下図面を参照しながら、第1の外装部材5Aのルーバ構造の動作について説明するが、第1実施形態に係る画像形成装置1と共通の構成要素には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第1の外装部材5Aは、各羽板7aが互いに同期してそれぞれの支軸7abを中心に回転可能に支持されて偏向部7から排出される空気の排出方向を変更するルーバ構造を備えている。
そして、移動体検知手段としての人検知装置100により検知された移動体としての操作者が予め定められた領域内において検知されたときに、偏向部7から排出される空気の排出方向を変更する。
図8に示すように、第1の外装部材5Aは、各羽板7aが互いに同期してそれぞれの支軸7abを中心に回転して偏向部7から排出される空気の排出方向を変更する。
例えば、図8(a)は各羽根7aが画像形成装置1Aの左側方から前方側に向って空気を排出するように回転した状態を示している。この状態では、通気路6の開口面積は広く、香りは空気とともに流量に応じた流速V11で排出される。
図8(b)に示す状態では、各羽根7aが画像形成装置1Aの左側方約45度方向に向って空気を排出するように回転し、図8(a)の状態に比して通気路6の開口面積は狭く流速V11よりも早い流速V12で排出される。
また、図8(c)に示す状態では、各羽根7aが画像形成装置1Aの前方側に向って空気を排出するように回転した状態を示している。この状態では、通気路6の開口面積は狭く流速V12よりも早い流速V13で排出される。
このように構成されたルーバ構造を有する第1の外装部材5Aが取り付けられた画像形成装置1Aは、人感センサ110が予め定められた領域(図10に示す検知範囲A1)内に人が入ってきたことを検知すると、人検知カメラ120をONにして、人検知カメラ120の撮像領域(図10に示す撮像範囲A2)において撮影された画像データを取得する。
そして、判定処理部140は、検知された人が「使用者」か「非使用者」かの判定を行い、撮像領域内で検知された人が「使用者」と判定された場合、偏向部7から排出される空気の排出方向を「使用者」の方向に変更する(図11参照)。
その結果、使用者が存在する方向に確実に香りを提供することができる。
1、1A・・・画像形成装置
2・・・画像形成部
3・・・読取部
4・・・読取装置支持部
5・・・外装カバー
5a・・・開口部
5A・・・第1の外装部材
6・・・通気路
7・・・偏向部
7a・・・羽板
7ab・・・支軸
5B・・・第2の外装部材
8・・・通気路
10・・・制御装置
20・・・給紙装置
30・・・感光体ユニット
40・・・現像ユニット
50・・・転写ユニット
60・・・定着ユニット
70・・・排気装置
80・・・香り発生装置
90・・・操作情報部

Claims (10)

  1. 装置本体内の空気を吸引して前記装置本体に設けた開口部から外部へ排出する排気手段と、
    前記開口部を覆い前記排気手段により排出される前記空気を通過させる通気孔を有する交換可能な外装部材と、
    を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記外装部材が、前記装置本体に装着された場合に、前記通気孔が前記装置本体の側面に向いた第一面に形成されている第1の外装部材と、前記通気孔が前記装置本体の側面に向いた第一面と背面に向いた第二面に形成された第2の外装部材と、から選択して交換可能に構成された、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の外装部材の前記第一面に形成された前記通気路が、前記開口部から排出される空気の排出方向を変化させる偏向部を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記偏向部が、複数の羽板が所定間隔で配列されたルーバ構造を有する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記ルーバ構造は、各羽板が互いに同期して回転可能に支持されて前記偏向部から排出される空気の排出方向を変更する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 予め設定された領域内で移動体を検知可能な移動体検知手段を備え、
    前記ルーバ構造が、前記領域内で前記移動体が検知された場合に前記偏向部から排出される空気の排出方向を変更する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 揮散性薬剤を内部に収容する香り発生手段が、前記開口部における前記空気の排出方向の下流側に配置された場合に、前記第1の外装部材が選択される、
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記香り発生手段の前記揮散性薬剤は、前記装置本体内の動作時に前記装置本体の機内で発生する熱によって揮散が助長される、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記装置本体内の動作時に前記装置本体の機内で発生する熱は、前記装置本体内に配置された加熱部材によって伝導され、前記前記装置本体に設けた排気手段から空気流とともに放出される熱である、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. トナー像を形成するトナー像形成手段と、
    前記トナー像形成手段によって形成されたトナー像を記録媒体に転写させる転写手段と、
    前記転写手段の上流側に配置され、前記転写手段に向けて前記記録媒体を送り出す給紙手段と、
    加熱されることで前記記録媒体に前記トナー像を定着する定着手段と、
    前記定着手段の下流側に設けられ、前記定着手段により前記トナー像が定着された前記記録媒体を排出する排出手段と、
    前記排出手段と前記給紙手段との間に略垂直方向に伸びる記録媒体搬送手段と、を備えた、
    ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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