JP2013114127A - プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

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祐介 古市
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Abstract

【課題】装置内部を、均一に冷却することができるプロセスカートリッジおよび画像形成装置を提供する。
【解決手段】空気を装置内部に給気するための給気口(面板給気口1971やケース給気口1931など)と、装置内部の空気を外部へ排気するための排気口(ケース排気口1932や面板排気口1981など)と、露光装置2からの光を像担持体に照射させるための開口部とを有する筐体(本実施形態では、現像上ケース191、現像下ケース192、感光体ケース193、第1面板197、第2面板198で構成)を備えたプロセスカートリッジ1において、上記開口部を、光を透過する透過部材195で覆った。
【選択図】図2

Description

本発明は、プロセスカートリッジおよび画像形成装置に関するものである。
従来から、像担持体たるドラム状の感光体と、この感光体の周囲に配置する帯電装置、現像装置、クリーニング装置などのプロセス手段の少なくとも一つとを画像形成装置本体に対して脱着可能な筺体に収容したプロセスカートリッジが知られている。
近年、画像形成スピードの高速化、装置の小型化が進んでおり、プロセスカートリッジ内部が、温度上昇しやすくなっている。具体的には、画像形成スピードの高速化に伴い、現像装置の現像ローラと現像ローラに担持された現像剤を規制する現像剤規制部材との摩擦や感光体とクリーニング装置のクリーニングブレードとの摩擦などの摩擦熱量などが増加し、プロセスカートリッジ内が温度上昇しやすい。また、装置の小型化に伴い、定着装置などの熱源との距離が近くなり、熱源の輻射熱などによりプロセスカートリッジが温度上昇しやすくなっている。
特許文献1には、上記筐体の感光体軸方向一方側の側面に給気口を設け、上記筐体の他方側の側面に排気口を設けたプロセスカートリッジが記載されている。そして、送風手段としての排気ファンを画像形成装置に設け、排気ファンでプロセスカートリッジ内の空気を吸引して装置外へ送り出す。これにより、プロセスカートリッジの給気口から空気が取り込まれ、プロセスカートリッジ内に給気口から排気口へ向かう気流が発生する。この気流により、プロセスカートリッジを冷すことができ、プロセスカートリッジの温度上昇を抑制することができる。
しかしながら、特許文献1のプロセスカートリッジの筐体には、露光装置の光を、感光体に照射できるように開口部が設けられており、プロセスカートリッジ内に均一に空気が流れず、十分に冷却できない箇所が生じるという課題があった。具体的に説明すると、排気ファンにより排気口から空気を吸引する際、上記開口部からも空気が取り込まれ、給気口側の空気の流量が低下する。その結果、プロセスカートリッジ内部の給気口側が十分に冷却できない。
また、特許文献1に記載の構成とは異なり、空気を給気口へ向けて送り込む送風手段(給気ファン)を設けた場合は、送風手段により給気口へ送り込まれた空気が、上記開口部からも流出する。その結果、排気口側の空気の流量が低下し、プロセスカートリッジ内部の排気口側が十分に冷却できない。
また、空気を給気口へ向けて送り込む送風手段と排気口からプロセスカートリッジ内の空気を吸引する送風手段とを設けた場合は、給気口側の送風手段から給気口へ送り込まれた空気が、給気口側の上記開口部から流出し、排気口側の送風手段による吸引により排気口側の開口部から空気が流入するので、プロセスカートリッジ中央部の空気の流量は、給気口側、排気口側に比べて低下する。そのため、プロセスカートリッジ中央部が、十分に冷却されない。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、装置内部を、均一に冷却することができるプロセスカートリッジおよび画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、像担持体と、上記像担持体に作用するプロセス手段としての上記像担持体表面を一様帯電する帯電手段、上記像担持体が担持する潜像を現像する現像手段および上記像担持体表面をクリーニングするクリーニング手段の少なくとも一つと、上記像担持体と上記プロセス手段とを収納し、空気を装置内部に給気するための給気口と、装置内部の空気を外部へ排気するための排気口と、露光装置からの光を上記像担持体に照射させるための開口部とを有し、画像形成装置に対して着脱可能に構成された筐体とを備えたプロセスカートリッジにおいて、上記開口部を、光を透過する透過部材で覆ったことを特徴とするものである。
本発明によれば、透過部材で開口部を塞いだので、排気口からプロセスカートリッジ内の空気を吸引する送風手段を設けた場合は、上記開口部から空気が取り込まれることがなくなり、給気口から所定の流量の空気を取り込むことができる。これにより、給気口から排気口へ向けて所定の流量の空気を流すことができ、プロセスカートリッジ内を均一に冷却することができる。また、給気口へ向けて空気を送り込む送風手段を設けた場合は、上記開口部から空気が流出することがなくなり、給気口から取り込まれた所定の流量の空気を、排気口から排出することができる。これにより、給気口から排気口へ向けて所定の流量の空気を流すことができ、プロセスカートリッジ内を均一に冷却することができる。
本実施形態に係るプリンタの概略構成図。 プロセスカートリッジの長手方向(軸方向)略中央部の断面図。 プロセスカートリッジの分解斜視図。 上カバー部の図示を省略したプロセスカートリッジの分解斜視図。 プリンタの概観斜視図。 プロセスカートリッジの長手方向端部付近の断面図。
以下、本発明を、画像形成装置であるレーザプリンタ(以下、単に「プリンタ」という。)に適用した実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るプリンタの概略構成図である。
本プリンタは、装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジ1、露光装置2、転写手段としての転写ローラ3、給紙ユニット4、定着ユニット5などを備えている。
図2は、プロセスカートリッジ1の長手方向(軸方向)略中央部の断面図である。
プロセスカートリッジ1は、像担持体としての感光体12、帯電手段としての帯電装置22、現像手段としての現像装置20、クリーニング手段としてのクリーニング装置21などを有している。
帯電装置22は、感光体12を一様に帯電する帯電ローラ17、帯電ローラ17を清掃する帯電クリーナ18を有している。また、現像装置20は、現像剤規制部材としての規制ブレード11により所定量のトナーを保持しながら感光体12に接触しトナーを供給する現像剤担持体としての現像ローラ13、現像ローラ13にトナーを供給する供給ローラ14、トナーを攪拌しながら供給ローラ14にトナーを供給する攪拌部材15などを有している。また、クリーニング装置21は、感光体12上の転写残トナーを掻き取るクリーニングブレード16を備えている。
感光体12は、図中時計回りに回転駆動されながら、帯電ローラ17により、その表面を一様に帯電される。その後、露光装置2により画像情報に基づき走査露光されて、感光体12の表面に静電潜像が形成される。感光体12上に形成された静電潜像は、現像装置20により現像され、感光体12上にトナー像が形成される。感光体12上に形成されたトナー像は、転写ローラ3により、給紙ユニット4からレジストローラ対7を経て搬送される記録材としての用紙上に転写される。
転写終了後の用紙は、定着手段としての定着ユニット5によりトナー像が定着され、機外に排出される。一方、転写されずに感光体12上に残留した転写残トナーは、クリーニング装置21により感光体12の表面から除去される。
図2に示すように、感光体12、帯電装置22、現像装置20、クリーニング装置21を保持する筐体としてのプロセスカートリッジケース19は、現像上ケース191、現像下ケース192、感光体ケース193、第1面板197、第2面板198(図3参照)で構成されている。現像下ケース192は、現像装置20の現像ローラ13、供給ローラ14、攪拌部材15を保持しており、現像上ケース191と一体的に溶着されトナーを収容している。また、現像上ケース191は、規制ブレード11を保持している。
感光体ケース193は、感光体12、クリーニングブレード16、帯電ローラ17、帯電クリーナ18を保持している。感光体ケース193には、現像上ケース191の外面と対向して、露光装置2からの光が感光体12に照射されるように開口部が形成された上カバー部194と、帯電クリーナ18を保持する帯電クリーナホルダ部196とを有している。
また、上カバー部194には、光を透過する透過部材195が保持されており、上カバー部194に形成された開口部は、上記透過部材195に覆われている。これにより、露光装置2から照射された光を遮蔽することなく感光体12に到達させることができる。また、上カバー部194の透過部材195の外周(開口部の縁)には、外側に突出する凸状部としてのリブ1941が設けている。開口部の短手方向の寸法A(リブ1941の短手方向の間隔)、すなわち、透過部材195の短手方向の光透過領域を5mm、リブ1941の透過部材195表面からの高さ寸法Bを5mmにしている。かかる構成とすることで、人の指が、リブ1941で囲った空間内に入れることができなくなり、透過部材195にユーザーの指が触れて汚れるのを防止することができる。これにより、透過部材195の汚れにより、感光体12に形成される潜像画像が乱れ、画像が乱れるのを防止する事ができる。なお、本実施形態においては。寸法Aおよび寸法Bを5mmにしているが、寸法Aは5mm以下、寸法Bは、5mm以上に設定してもよい。
感光体ケース193と現像ケース(現像上ケース191と現像下ケース192)は、第1面板197と第2面板198(図3参照)とにより連結されている。
図3は、プロセスカートリッジ1の分解斜視図である。
図3に示すように、筐体を構成する図中手前側の第1面板197には、開口した面板給気口1971と、第2排気口1972とを有しており、図中奥側の第2面板198には、面板排気口1981を有している。また、感光体ケース193の第1面板197との対向する側面の面板給気口1971と対向する位置に開口したケース給気口1931が形成されている。また、ケース給気口1931には、感光体ケース内への埃や塵などの侵入を防止するためのフィルタ部材1931aが設けられている。
また、現像下ケース192の第1面板197と対向する側面には、現像ローラ13等を回転駆動するためのギヤ列を備えた駆動伝達部1921が設けられている。また、現像下ケース192の第1面板と対向する側面には、駆動伝達部1921を囲うようにリブ1922が設けられている。
また、感光体ケース193の第2面板198との対向する側面の面板排気口1981と対向する位置に開口したケース排気口1932が形成されている(図4参照)。また、第1面板197の第2排気口1972は、現像下ケース192に設けられた駆動伝達部1921の攪拌部材駆動ギヤ1921bと対向する位置に設けられている。また、第1面板197の面板給気口1971は、面板給気口1971と対向するケース給気口1931よりも大きく開口しており、その一部は、駆動伝達部1921と対向している。
また、第1面板197には、感光体12の不図示の感光体軸の図中手前側端部に固定された感光体カップリング12aが貫通する感光体貫通孔1973と、駆動伝達部1921の入力ギヤ1921aが固定された軸に固定された現像カップリング20aが貫通する現像剤貫通孔1974とが設けられている。感光体カップリング12aと現像カップリング20aとがそれぞれ第1面板197から突出して、装置に設けられた駆動源と接続されることで、感光体12および現像装置内の各部材(現像ローラ13、供給ローラ14、攪拌部材15)が回転駆動する。
図4は、感光体ケース193の上カバー部194については、図示を省略したプロセスカートリッジ1の分解斜視図である。
図4に示すように、帯電クリーナ18を保持する帯電クリーナホルダ部196の両端は、感光体ケースの側面に向かうに連れて、現像ケースから離れる方向に傾斜したテーパ面1961となっている。
図5はプリンタの概観斜視図である。
図に示すように、外装カバー6の図中手前側の側面には、面板給気口1971と対向し、外気を取り込んで第1面板197の面板給気口1971に外気を供給するための供給口61と、第1面板197の第2排気口1972と対向し、第2排気口1972から排気された空気を装置外へ排気するための外装第2排気口62とを有している。また、外装カバー6の図中奥側の側面には、面板排気口1981と対向し、面板排気口1981から排気された空気を、装置外へ排気するための外装第1排気口63が設けられている。
また、外装供給口61と面板給気口1971との間には、送風手段としての送風ファン71が設けられており、面板排気口1981と外装第1排気口63との間には、送風手段としての排気ファン72が設けられている。
次に、プロセスカートリッジ1を冷却するための空気の流れを、図4、図5を用いて説明する。送風ファン71により外装カバー6の供給口61から取り込まれた外気は、送風ファン71により、送り出され、第1面板197の面板給気口1971へ流れ込む。面板給気口1971は、上述したように、ケース給気口1931と、駆動伝達部1921とに対向しているので、面板給気口1971に流れ込んだ空気の一部は、駆動伝達部1921へ流れ、残りは、ケース給気口1931へ流れ込む。
駆動伝達部1921へ流れ込んできた空気により、駆動時のギヤ同士の摩擦などによりにより発熱した駆動伝達部1921が冷却される。そして、駆動伝達部1921を冷却した空気は、矢印Dに示すように、第2排気口1972、外装第2排気口62を通って、機外へ排出される。これにより、駆動伝達部1921の発熱による長手方向温度偏差を小さくする事ができる。
一方、ケース給気口1931へ流れ込んだ空気は、図4、図6に示すように、テーパ面1961と感光体ケース側面とに囲われた空間Fへ流れ込んだのち、テーパ面1961に案内され、透過部材195、感光体12、現像ローラ13、規制ブレード11などに囲われた空間Gへ流れ込む。ケース給気口1931には、フィルタ部材1931aが設けられており、ケース給気口1931へ流れ込む空気の気流に乗ってプロセスカートリッジ内部へ入り込もうとする埃などが入り込むのを防止することができる。これにより、埃などが、透過部材195に付着するのを抑制することができ、潜像画像の乱れを抑制することができる。
感光体12は、クリーニングブレード16などとの摩擦により発生する摩擦熱などにより温度上昇する。また、現像ローラ13と規制ブレード11との摩擦による摩擦熱により、現像ローラ13および規制ブレード11が温度上昇する。また、帯電ローラ17と帯電クリーナ18との摩擦による摩擦熱により帯電ローラ17、帯電クリーナが温度上昇する。本実施形態においては、透過部材195、感光体12、現像ローラ13、規制ブレード11、帯電ローラ17、帯電クリーナ18により囲われた空間Gに空気を流することで、温度上昇する部材(感光体12、現像ローラ13、規制ブレード11、帯電ローラ17、帯電クリーナ18)に直接空気を当てて、冷却することができる。これにより、プロセスカートリッジ内の温度上昇を良好に抑制することができる。
次に、空間Gに流れて、感光体12などの温度上昇部材から熱を奪って温度上昇した空気は、排気ファン72の吸気により、ケース排気口1932から、面板排気口1981へと流れる。そして、排気ファン72により、外装第1排気口63へ向けて送風され、外装第1排気口63から装置外部へ排気される。
本実施形態においては、露光装置2の光を感光体12に照射するための感光体ケース93の上カバー部194に設けられた開口部を、光を透過する透過部材195により覆っている。よって、上記空間Gに流れ込んできた空気が、開口部から流出することがない。これにより、プロセスカートリッジ内に流れ込んできた空気の流量が低下することなく、ケース排気口1932から排気される。これにより、プロセスカートリッジ1内を均一に冷却することができる。また、開口部(透過部材195)を、感光体12を保持する感光体ケース93に設けることで、例えば、開口部を、現像上ケース191に設けるなど、感光体12を保持する部材と、開口部を設けた部材とを別にした場合に比べて、感光体12と開口部(透過部材195)との位置関係の精度を容易に出すことができる。これにより、感光体12の端部に露光装置からの光が照射されないなどの不具合が発生するのを防止することができる。
また、本実施形態においては、帯電クリーナホルダ196中央部を、現像装置側に設け、長手方向中央部の空気が流れる空間の断面積を長手方向両端よりも小さくしている(図2、図6参照)。具体的には、図6に示すように、プロセスカートリッジ1の長手方向両端付近は、上記空間Gと、上記空間Fとを有しているが、図2に示すように、プロセスカートリッジの長手方向中央部の空気が流れる空間は、上記空間Gであり、長手方向両端部付近よりも空気が流れる空間が狭くなっている。このように構成することで、ケース給気口1931から給気された空気が、長手方向中央部で絞られ、長手方向中央部の空気の流速を、空間Gと空間Fとを有する箇所よりも速くすることができる。
ケース給気口1931側は、感光体12などの温度上昇部材から十分に熱を奪っておらず、温度が低いため、ケース給気口1931側は、良好に冷却される。また、ケース排気口1932側は、排気ファン72に近く流速が大きいため冷却されやすい。そのため、長手方向中央部の温度が高くなりやすい。しかし、上記のように長手方向中央部の空間を狭めて、長手方向中央部の空間Gに流れる空気の流速を速めることで、長手方向中央部を良好に冷却することができる。なお、排気ファン72を用いない構成の場合は、ケース排気口1932側の流速が大きくならないので、この場合は、ケース排気口1932側も、空間Gのみにして、断面積をケース給気口側よりも小さくするのが好ましい。
また、空間Gにおける空気の流速が速いと、現像ローラ13に担持された現像剤が、空間Gに流れる空気により飛ばされるおそれがある。よって、空間Gに流れる流速は、0.5m/s〜3.0m/Sが好ましい。これにより、プロセスカートリッジ1内部を良好に冷却することができるとともに、現像剤やトナーが、プロセスカートリッジ内を流れる空気により飛ばされるのを抑制することができる。本実施形態においては、長手方向中央部の空間Gに流れる空気の流速が、約2.8m/Sになるように、排気ファン72や送風ファン71の回転数などを調整した。
また、本実施形態においては、送風ファン71と排気ファン72とを設けているが、送風ファン71または排気ファン72のみを設けた構成でもよい。また、送風手段をファンにすることで、安価な構成で、プロセスカートリッジ内に空気を送風することができる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の(1)〜(16)態様毎に特有の効果を奏する。
(1)
感光体12などの像担持体と、上記像担持体に作用するプロセス手段としての上記像担持体表面を一様帯電する帯電装置22などの帯電手段、上記像担持体が担持する潜像を現像する現像装置20などの現像手段および上記像担持体表面をクリーニングするクリーニング装置21などのクリーニング手段の少なくとも一つと、上記像担持体と上記プロセス手段とを収納し、空気を装置内部に給気するための給気口(面板給気口1971やケース給気口1931など)と、装置内部の空気を外部へ排気するための排気口(ケース排気口1932や面板排気口1981など)と、露光装置2からの光を上記像担持体に照射させるための開口部とを有し、画像形成装置に対して着脱可能に構成された筐体(本実施形態では、現像上ケース191、現像下ケース192、感光体ケース193、第1面板197、第2面板198で構成)とを備えたプロセスカートリッジ1において、上記開口部を、光を透過する透過部材195で覆った。
かかる構成とすることで、実施形態で説明したように、給気口からプロセスカートリッジ1内の空気が、開口部から流出することなく、排気口から排出され、プロセスカートリッジ1を長手方向に均一に冷却することができる。
(2)
また、上記(1)に記載の態様のプロセスカートリッジ1において、少なくともプロセス手段として、現像手段が上記筐体に収納されており、上記給気口から取り込まれた空気は、上記像担持体と上記透過部材と上記現像手段とで囲われた空間を流れるように構成した。
かかる構成とすることで、クリーニングブレードなどとの摩擦により温度上昇する像担持体、規制ブレード現像ローラとの摩擦などにより温度上昇する現像手段に直接空気を流して冷却することができ、プロセスカートリッジ1を効率よく冷却することができる。
(3)
また、上記(1)または(2)に記載の態様のプロセスカートリッジ1において、上記給気口が、上記像担持体軸方向一方側に設けられ、上記排気口が上記像担持体軸方向他方側に設けられており、上記像担持体軸方向中央部の空気の流路を、上記給気口付近の空気の流路よりも狭くした。
これにより、給気口から取り込まれた空気が、中央部へ流れるに連れて絞られ、中央部の流速を、給気口付近の流速よりも速くすることができる。これにより、プロセスカートリッジ1を長手方向で均一に冷却することができる。
(4)
また、上記(1)乃至(3)いずれかに記載の態様のプロセスカートリッジ1において、上記筐体内部(本実施形態においては、第1面板197と現像下ケース192とに囲われた空間)には、上記プロセス手段に駆動源からの駆動力を伝達するためのギヤなどの伝達部材を備えた駆動伝達部1921を有しており、上記給気口(面板給気口1971)から取り込まれた空気の一部を、上記駆動伝達部1921に流し、上記筐体(本実施形態においては第1面板197)は、上記駆動伝達部1921を冷却した空気を排気するための第2排気口1972を設けた。
かかる構成を備えることで、駆動伝達部1921を冷却することができ、駆動伝達部の温度上昇を抑制することができる。
(5)
また、上記(1)乃至(4)いずれかに記載の態様のプロセスカートリッジ1において、少なくともプロセス手段として、現像手段が上記筐体に収納されており、上記給気口から取り込まれた空気は、上記像担持体と上記透過部材195と上記現像手段とで囲われた空間を流れるように構成し、上記空間を流れる空気の流速を、0.5m/s以上、3.0m/s以下にした。
かかる構成とすることで、プロセスカートリッジ内を良好に冷却することができ、かつ、感光体に付着したトナーや現像手段の現像ローラに付着した現像剤が、給気口から排気口へ流れる空気により飛散するのを抑制することができる。
(6)
また、上記(1)乃至(5)いずれかに記載の態様のプロセスカートリッジ1において、露光装置2からの光を上記像担持体に照射させるための開口部を、上記筐体の上記像担持体を保持している部材(感光体ケース93)に設けた。
かかる構成とするで、像担持体と開口部との位置関係の精度を容易に出すことができ、露光装置2からの光が上記像担持体に照射されないような事態が発生するのを抑制することができる。
(7)
また、上記(1)乃至(6)いずれかに記載の態様のプロセスカートリッジ1において、上記透過部材の短手方向の光透過領域を5mm以下に構成し、上記透過部材の周囲に上記透過部材の外表面から外側に5mm以上突出する凸状部を設けた。
かかる構成を備えることで、ユーザーが、透過部材の表面に触れるのを防止することができる。
(8)
また、上記(1)乃至(7)いずれかに記載の態様のプロセスカートリッジ1において、上記給気口にフィルタ部材1931aを設けた。
かかる構成を備えることで、プロセスカートリッジ内に埃や塵が侵入するのを抑制することができる。
(9)
また、上記(1)乃至(8)いずれかに記載の態様のプロセスカートリッジ1を備えたプリンタなどの画像形成装置において、上記給気口へ空気を取り込み、上記排気口から空気を排気させるための送風手段を備え、上記送風手段として、送風ファンを用いた。
かかる構成を備えることで、安価に送風手段を構成することができる。
1:プロセスカートリッジ
2:露光装置
6:外装カバー
11:規制ブレード
12:感光体
13:現像ローラ
14:供給ローラ
15:攪拌部材
16:クリーニングブレード
17:帯電ローラ
18:帯電クリーナ
19:プロセスカートリッジケース
20:現像装置
21:クリーニング装置
22:帯電装置
61:供給口
62:外装第2排気口
63:外装第1排気口
71:送風ファン
72:排気ファン
93:感光体ケース
191:現像上ケース
192:現像下ケース
193:感光体ケース
194:上カバー部
195:透過部材
196:帯電クリーナホルダ部
197:第1面板
198:第2面板
1921:駆動伝達部
1931:ケース給気口
1931a:フィルタ部材
1932:ケース排気口
1961:テーパ面
1971:面板給気口
1972:第2排気口
1981:面板排気口
特開2006−17813号公報

Claims (9)

  1. 像担持体と、
    上記像担持体に作用するプロセス手段としての上記像担持体表面を一様帯電する帯電手段、上記像担持体が担持する潜像を現像する現像手段および上記像担持体表面をクリーニングするクリーニング手段の少なくとも一つと、
    上記像担持体と上記プロセス手段とを収納し、空気を装置内部に給気するための給気口と、装置内部の空気を外部へ排気するための排気口と、露光装置からの光を上記像担持体に照射させるための開口部とを有し、画像形成装置に対して着脱可能に構成された筐体とを備えたプロセスカートリッジにおいて、
    上記開口部を、光を透過する透過部材で覆ったことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 請求項1のプロセスカートリッジにおいて、
    少なくともプロセス手段として、現像手段が上記筐体に収納されており、
    上記給気口から取り込まれた空気は、上記像担持体と上記透過部材と上記現像手段とで囲われた空間を流れるように構成したことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  3. 請求項1または2のプロセスカートリッジにおいて、
    上記給気口が、上記像担持体軸方向一方側に設けられ、上記排気口が上記像担持体軸方向他方側に設けられており、
    上記像担持体軸方向中央部の空気の流路を、上記給気口付近の空気の流路よりも狭くしたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  4. 請求項1乃至3いずれかのプロセスカートリッジにおいて、
    上記筐体内部には、上記プロセス手段に駆動源からの駆動力を伝達するための伝達部材を備えた駆動伝達部を有しており、上記給気口から取り込まれた空気の一部を、上記駆動伝達部に流し、
    上記筐体に、上記駆動伝達部を冷却した空気を排気するための第2排気口を設けたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  5. 請求項1乃至4いずれかのプロセスカートリッジにおいて、
    少なくともプロセス手段として、現像手段が上記筐体に収納されており、
    上記給気口から取り込まれた空気は、上記像担持体と上記透過部材と上記現像手段とで囲われた空間を流れるように構成し、
    上記空間を流れる空気の流速を、0.5m/s以上、3.0m/s以下にしたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  6. 請求項1乃至5いずれかのプロセスカートリッジにおいて、
    露光装置からの光を上記像担持体に照射させるための開口部を、上記筐体の上記像担持体を保持している部材に設けたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  7. 請求項1乃至6いずれかのプロセスカートリッジにおいて、
    上記透過部材の短手方向の光透過領域を5mm以下に構成し、
    上記透過部材の周囲に上記透過部材の外表面から外側に5mm以上突出する凸状部を設けたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  8. 請求項1乃至7いずれかのプロセスカートリッジにおいて、
    上記給気口にフィルタ部材を設けたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  9. 請求項1乃至8いずれかのプロセスカートリッジを備えた画像形成装置において、
    上記給気口へ空気を取り込み、上記排気口から空気を排気させるための送風手段を備え、
    上記送風手段として、送風ファンを用いたことを特徴とする画像形成装置。
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