JP2016139032A - 画像形成装置 - Google Patents

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良宏 林
Yoshihiro Hayashi
良宏 林
賢吾 得地
Kengo Tokuchi
賢吾 得地
山科 晋
Susumu Yamashina
晋 山科
朗 沼崎
Akira Numazaki
朗 沼崎
怜 高田
Rei Takada
怜 高田
美沙 菱田
Misa Hishida
美沙 菱田
由佳 野村
Yuka Nomura
由佳 野村
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Abstract

【課題】画像形成装置の周辺環境へ安定した強度の香りを簡便で安価な構成で提供する。【解決手段】装置本体内の空気を吸引して前記装置本体に設けた排気口から外部へ排出する排気手段と、排気口における空気の排出方向の下流側に配置され、揮散性薬剤を内部に収容し、揮散性薬剤から揮散する揮散成分を放出する開閉可能な蓋体を有する香り発生手段と、香り発生手段の蓋体を開閉する開閉手段と、装置本体の機内温度を検知する第1の温度検知手段と、排気口の周辺温度又は雰囲気温度を検知する第2の温度検知手段と、装置本体の機外温度を検知する第3の温度検知手段と、揮散成分の残留濃度を検出する揮散成分検知手段と、を備え、排気手段の駆動時間が、変更可能に構成されている。【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
アロマオイル収容部を排気口近傍に設け、アロマオイル収容部は取り外し可能なように構成されている画像形成装置画像形成装置が知られている(特許文献1)。
装置内の気体を外部に強制排気するファンと、処理中に装置内で発生するオゾンの濃度を低減するためのフィルタと、排気用の排気口とを備えた電子写真式の画像形成装置の排気方式において、ファンと排気口との間に芳香剤を有する画像形成装置の排気方式も知られている(特許文献2)。
特開2007−240991号公報 特開平2−275969号公報
本発明は、画像形成装置の動作に応じて香りの放出量を調整する構成を備えていない場合に比して、画像形成装置の周辺環境へ安定した強度の香りを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の画像形成装置は、
装置本体内の空気を吸引して前記装置本体に設けた排気口から外部へ排出する排気手段と、
前記排気口における前記空気の排出方向の下流側に配置され、揮散性薬剤を内部に収容し、前記揮散性薬剤から揮散する揮散成分を放出する開閉可能な蓋体を有する香り発生手段と、
前記香り発生手段の蓋体を開閉する開閉手段と、
前記装置本体の機内温度を検知する第1の温度検知手段と、
前記排気口の周辺温度又は雰囲気温度を検知する第2の温度検知手段と、
前記装置本体の機外温度を検知する第3の温度検知手段と、
前記揮散成分の残留濃度を検出する揮散成分検知手段と、
を備え、
前記排気手段の駆動時間が、変更可能に構成されている、
ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記駆動時間は、前記第2の温度検知手段が検知した値、前記第3の温度検知手段が検知した値、前記揮散成分検知手段が検知した値、のうちのいずれか1つ又は2つ以上に基づいて決定する、
ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記排気手段は、前記第1の温度検知手段が検知した値が予め定められた閾値を超えている場合に駆動する、
ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記開閉手段の開放時間は、前記第2の温度検知手段が検知した値、前記第3の温度検知手段が検知した値、前記揮散成分検知手段が検知した値、のうちのいずれか1つ又は2つ以上に基づいて決定する、
ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記香り発生手段の前記揮散性薬剤は、前記装置本体内の動作時に前記装置本体の機内で発生する熱によって揮散が助長される、
ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、
前記装置本体内の動作時に前記装置本体の機内で発生する熱は、前記装置本体内に配置された加熱部材によって伝導され、前記装置本体に設けた排気手段から空気流とともに放出される熱である、
ことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記香り発生手段の前記揮散性薬剤は、複数種類の芳香剤、及び消香剤から1種類又は2種類以上選ばれる、
ことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記揮散成分検知手段が検知した値に基づいて消香剤を放出させた後に、予め選択された現在の芳香剤を放出させて前記排気手段を駆動させる、
ことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の画像形成装置において、
前記制御手段が、前記装置本体の動作した動作時間の累積値に基づいて前記開閉手段を制御して前記消香剤を通過させる、
ことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項8に記載の画像形成装置において、
前記香り発生手段の使用が選択されていない場合、前記第2の温度検知手段が検知した値、前記第3の温度検知手段が検知した値、前記揮散成分検知手段が検知した値、のうちのいずれか1つ又は2つ以上に基づいて前記消香剤を放出させて前記排気手段を駆動させる、
ことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記揮散成分検知手段が検知した値に基づいて前記開閉手段を開閉して予め選択された現在の芳香剤を放出させた後に、新たに選択された芳香剤を放出させ前記排気手段を駆動させる、
ことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の画像形成装置において、
予め選択された現在の芳香剤の放出量よりも新たに選択された芳香剤の放出量を多くするように、前記排気手段を駆動させる、
ことを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記装置本体に残存する記録媒体の有無を検知する紙詰まり検知手段を備え、
前記制御手段が、前記紙詰まり検知手段によって紙詰まりが検知された場合に前記排気手段を駆動させる、
ことを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の画像形成装置において、
前記紙詰まり検知手段によって紙詰まりが検知されてから予め定められた時間を越えて前記残存する記録媒体が除去された場合に前記排気手段を駆動させる、
ことを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項13に記載の画像形成装置において、
予め設定された領域内で移動体を検知可能な移動体検知手段を更に備え、前記領域内で前記移動体が検知された場合に前記排気手段を駆動させる、
ことを特徴とする。
請求項1、2、4に記載の発明によれば、画像形成装置の動作に応じて香りの放出量を調整する構成を備えていない場合に比して、画像形成装置の周辺環境へ安定した強度の香りを提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、画像形成装置の機内温度の過度な上昇を抑制することができる。
請求項5及び6に記載の発明によれば、画像形成装置の周辺環境へ安定した強度の香りを提供することができる。
請求項7に記載の発明によれば、画像形成装置の周辺環境へ画像形成装置の使用者の好みに応じて安定した強度の香りを提供することができる。
請求項8に記載の発明によれば、画像形成装置の使用者の好みに応じた香りを提供することができる。
請求項9及び10に記載の発明によれば、画像形成装置の周辺環境の香りが必要以上に強くなることを抑制することができる。
請求項11及び12に記載の発明によれば、消香剤を有していない場合であっても、画像形成装置の使用者の好みに応じた香りを提供することができる。
請求項13に記載の発明によれば、紙詰まり処理の際に使用者にとって不快と感じられる匂いを緩和することができる。
請求項14に記載の発明によれば、紙詰まり処理までに時間が経過した場合であっても紙詰まり処理を行う使用者に香りを提供することができる。
請求項15に記載の発明によれば、紙詰まり処理を行う使用者に確実に香りを提供することができる。
(a)は画像形成装置1の外観全体を示す正面概略構成図、(b)は平面部分断面図、(c)は左側面部分断面図、(d)は香り発生装置80が設置された画像形成装置1の背面斜視図である。 画像形成装置1の内部構成を示す縦断面模式図である。 香り発生装置80を含む画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。 (a)は香り発生装置80の1つの構成を示す斜視図、(b)は縦断面図である。 香り発生装置80の開閉機構の構成を示す断面模式図である。 排気装置70及び香り発生装置80の動作の流れを示すフローチャートである。 画像形成装置1Aにおける排気装置70及び香り発生装置80の動作の流れを示すフローチャートである。 画像形成装置1Bにおける排気装置70及び香り発生装置80の動作の流れを示すフローチャートである。 画像形成装置1Cにおける排気装置70及び香り発生装置80の動作の流れを示すフローチャートである。 画像形成装置1Eの人検知装置100の機能構成を示すブロック図である。 画像形成装置1Eにおける人検知装置100の人検知範囲を示す模式図である。 画像形成装置1Eにおける排気装置70及び香り発生装置80の動作の流れを示すフローチャートである。
次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
尚、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。
「第1実施形態」
(1)画像形成装置の全体構成及び動作
図1(a)は画像形成装置1の外観全体を示す正面概略構成図、(b)は平面部分断面図、(c)は左側面部分断面図、(d)は香り発生装置80が設置された画像形成装置1の背面斜視図、図2は画像形成装置1の内部構成を示す縦断面模式図、図3は香り発生装置80を含む画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の全体構成及び動作を説明する。
(1.1)全体構成
画像形成装置1は、電子写真方式によって画像を形成する画像形成部2と、原稿等の読み取りを行う読取部3が読取装置支持部4によって画像形成部2の上方に支持されて構成されている。
画像形成部2は、筐体F(不図示)が形成する内部空間に、制御装置10、給紙装置20、感光体ユニット30、現像装置40、転写装置50、定着装置60、排気装置70が配置され(図1(b)、(c)に図示)、筐体Fは分割された複数の外装カバー5で覆われて構成されている。
読取装置支持部4には、外装カバー5の内面側に移動体検知手段としての人感センサ110と、人検知カメラ120が装着されている。人感センサ110及び人検知カメラ120は、移動体の一例としての人を検知し、人感センサ110で検知された検知信号、人検知カメラ120で撮像された画像データを制御装置10へ送信する送信部150を含めて人検知装置100を構成している。
読取部3の前面側には、ユーザーインターフェイスとしての操作情報部90が配置されている。操作情報部90は、液晶表示パネル、各種操作ボタン、タッチパネル等を組み合わせて構成され、画像形成装置1の使用者は、操作情報部90を介して各種の設定や指示の入力を行う。また、液晶表示パネルを介して画像形成装置1の使用者へ各種情報を表示する。
(1.2)画像形成部
画像形成部2の底部には、多数の記録媒体としての用紙Pが積載された給紙装置20が設けられ、規制板(不図示)で幅方向位置が決められた用紙Pは、上側から1枚ずつ用紙引き出し部22により前方(−X方向)に引き出された後、レジストローラ対23のニップ部まで搬送される。
感光体ユニット30は、給紙装置20の上方(Z方向)に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する感光体ドラム31を備えている。それぞれの感光体ドラム31上にはそれぞれの現像装置40によってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像が形成される。
各感光体ユニット30の感光体ドラム31に形成された各色トナー像は、転写装置50の中間転写ベルト51上に順次静電転写(一次転写)され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。中間転写ベルト51上の重畳トナー像は、レジストローラ対23から送り出され、搬送ガイドにより案内された用紙Pに二次転写ローラ52によって一括転写される。
転写装置50においてトナー像が一括転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で定着装置60に搬送され、一対の加熱モジュール61と加圧モジュール62により、圧着と加熱の作用でトナー像が定着される。
定着トナー像が形成された用紙Pは、搬送ガイドによってガイドされ、排出ローラ対69から画像形成部2の上面に排出される。
このように、画像形成装置1は、給紙装置20から二次転写ローラ52を経由して排出ローラ対69に到達するまでの用紙搬送経路をC形状としたCパス搬送路の構成とすることで、用紙の搬送経路を最短で形成し、印刷開始から最初の一枚目が出力されるまでの時間であるFPOT(first printout time)を最小化できる構成となっている。
用紙引き出し部22から排出ローラ対69までの用紙搬送経路内には、用紙搬送路のそれぞれ異なる位置において紙詰まりを検知する紙詰まり検知手段の一例としての用紙センサSR1、SR2、SR3が備えられている。用紙センサSR1、SR2、SR3の各々の検知結果によって、画像形成装置1は、それぞれの用紙センサの位置でのジャムの発生の有無を検知することができる。
また、外装カバー5の一部は筐体Fに対して開閉可能に構成された開閉扉であり、開閉扉を開閉することで、用紙搬送経路内の残留用紙に使用者がアクセスできるように構成されている。
画像形成部2には、排気装置70(図1に図示)が設けられている。排気装置70は、筐体F内で画像形成装置1の左側面側に向かって形成された通気ダクト71を有し、排気手段としての排気ファン72を回転駆動して外装カバー5に形成されたルーバ部5aから画像形成部2内の熱せられた空気を機外へ排出する。
外装カバー5のルーバ部5aの外側の凹部5bには香り発生装置80(図4、図5参照)が蓋体83の開閉機構85を上側にして設置されている。開閉機構85は、開閉制御部103を介して、アクチュエータ(不図示)によって駆動され、香り発生装置80の開口部を塞ぐ閉鎖位置と開口部を開放する開放位置とを切り替える。
香り発生装置80の稼動は使用者が操作情報部90を介して選択し、稼動が選択されている場合、制御装置10は開閉機構85を制御して閉鎖位置と開放位置とを切り替える。
図2に示すように、画像形成部2には、発熱を伴う定着装置60や電源装置等から直接輻射熱を受けない機内に、機内温度を検知する第1の温度検知手段として温度センサST1が備えられている。
また、香り発生装置80における揮散成分の放出に影響を与える外的因子を検知する第2の温度検知手段として、凹部5bの底部に温度センサST2が備えられている。
さらに、発熱を伴う定着装置60や電源装置等から離れた背面底部には、排気ファン72によって機内の空気とともに放出された揮散成分の拡散に影響を与える機外温度を検知する第3の温度検知手段として温度センサST3が備えられている。
温度センサST1、ST2、ST3はいずれもサーミスタである。
発熱を伴う定着装置60や電源装置等から離れた前面底部には、画像形成装置1周辺における揮散成分の残留濃度を検出する揮散成分検知手段として香りセンサSN1が備えられている。
香りセンサSN1としては、金属酸化物半導体センサ、有機導電性ポリマーセンサ、静電容量型センサ等が挙げられ、本実施形態においては金属酸化物半導体センサが用いられている。
図3に示すように、制御装置10は、用紙センサSR1、SR2、SR3、温度センサST1、ST2、ST3、香りセンサSN1からの検知信号を取得する情報取得部101、情報取得部101により取得されたそれぞれの値に応じて、排気ファン72の駆動時間を決定するタイマ演算部102、香り発生装置80の蓋体83の開閉を制御する開閉制御部103、紙詰まりが検知された場合に、使用者により実行されるジャム処理操作の操作時間を計測するタイマ制御部104、を備えて構成されている。
(2)香り発生装置の構成と作用
図4(a)は香り発生装置80の1つの構成を示す斜視図、(b)は縦断面図、図5は香り発生装置80の開閉機構の構成を示す断面模式図である。
以下図面を参照しながら、香り発生装置80の構成と作用について説明する。
(2.1)香り発生装置の構成
香り発生装置80は、揮散性薬剤81と、揮散性薬剤81を内部に収容する容器体82と、容器体82の開口を覆う蓋体83を備えて構成されている。
容器体82は、一端側が開口した有底の凹状容器体で、収容される揮散性薬剤81の種類に応じて収容部が複数に分割されている。開口部82aは、蓋体83と接合され、揮散性薬剤81が収容された容器体82として密閉されている。
蓋体83の上面には、開閉機構85が設けられている。開閉機構85は、図5に示すように、それぞれの収容部に対応した開口部82aを塞ぐ閉鎖位置と互いに離間して開口部82aを開放する開放位置とを切り替えるようになっている。
開閉機構85は、開放位置では、図5に示すようにそれぞれのフラップ86が形成する通気路87が断面視一定方向に傾斜して停止するように回転が規制されている。その結果、香り発生装置80が設置された状態で蓋体83の上方を空気流が流通した場合には、通気路87を介して容器体82の内部から揮散した香り成分が空気流の流通方向に拡散する。
揮散性薬剤81は、揮散性物質を保持し、容器体82の収容部S1内に充填されて保持されたゲル成形体である。ゲル成形体に保持される揮散性物質は、ゲル成形体から揮散により蓋体83の通気路87を介して外部に放出される物質であり、揮散性の芳香剤、消香剤などが挙げられる。
本実施形態においては、種類の異なる芳香剤を保持した複数のゲル成形体81a、81bと消香剤を保持したゲル成形体81cが容器体82の収容部S1内に分離して収容されている。
ゲル成形体は、揮散性物質を溶解して保持するゲルから形成され、ゲル成分としては、ゼラチン、オイルゲル、吸水ポリマー、多官能の酸とポリオールの重縮合ゲル等の公知のゲルが用いられるが、開口部82a側が上下いずれの方向でも使用できるように、形状保持性を有するように形成される。
(2.2)香り発生装置の作用
香り発生装置80は、容器体82内のゲル成形体が蓋体83の通気路87を通して空気と接触することになり、ゲル成形体に含まれる揮散性物質としての芳香剤、消香剤等の揮発成分がゲル成形体の表面から外部に揮散し、香り発生装置としての機能を発揮する。
蓋体83は、開閉機構85が制御装置10の開閉制御部103を介して、開口部82aを塞ぐ閉鎖位置と互いに離間して開口部82aを開放する開放位置との間で開閉制御される。
その結果、香り発生装置80は、開閉機構85が開放位置に位置した状態では、揮散性物質としての芳香剤や消香剤を放出し、開閉機構85が閉鎖位置に位置した状態では、揮散性物質としての芳香剤や消香剤は放出されない。
画像形成装置1を稼動させると、定着装置60や電源装置等から熱が発生する。そして、発生した熱で画像形成装置1内の暖められた空気は、排気装置70に設けられた排気ファン72の回転で外装カバー5に形成されたルーバ部5aから機外へ排出する。
一方、揮散性薬剤81の揮散性の芳香剤、消香剤は、熱によって気化が助長され揮散効率は高くなることが知られている。
香り発生装置80は、ルーバ部5aから排気される空気流の下流側に設置されているために、暖められた空気が空気流となって通過して容器体82や揮散性薬剤81が暖められる。その結果、排気ファン72の駆動時間を制御することで、香り発生装置80から放出された芳香剤、消香剤の画像形成装置1周辺環境への拡散状態(距離、濃度等)を調整することができる。
(3)排気装置及び香り発生装置の動作
図6は画像形成装置1における排気装置70と香り発生装置80の動作の流れを示すフローチャートである。
以下図面を参照しながら、排気装置70及び香り発生装置80の動作について説明する。
画像形成装置1を稼動させた場合、香り発生装置80の周辺には、定着装置60や電源装置等により暖められた空気が流れ込むため、香り発生装置80内部の容器体82や揮散性薬剤81が暖められ、揮散成分の揮散効率が変化する。また、機外に放出された揮散成分は、画像形成装置1の機外温度によって、その拡散状態が変化する。
一方、画像形成装置1の稼動としては、1回の稼動(ジョブ)による印刷枚数が少ない場合には、画像形成装置1の機内温度の上昇は抑えられ、排気ファン72から排出される空気の温度は連続稼動時に比して低くなる。
その結果、排気装置70の稼動状態とともに、香り発生装置80からの揮散成分の放出量が変化して、排気ファン72によって空気とともに装置外部へ放出され、拡散する香りの濃度が変動して、画像形成装置1の使用者を含む周辺環境に、心地よいと感じられる適度な強度の香りを提供できない虞があった。
本実施形態に係る画像形成装置1においては、制御装置10が、香り発生装置80における揮散成分の放出に影響を与える外的因子を検知する温度センサST2が検知した値、揮散成分の拡散に影響を与える機外温度を検知する温度センサST3が検知した値、画像形成装置1周辺における揮散成分の残留濃度を検知する香りセンサSN1が検知した値、のうちのいずれか1つ又は2つ以上に基づいて、排気ファン72の動作時間を決定する。
また、制御装置10は、更に、画像形成部2の機内温度を検知する温度センサST1が検知した値に基づいて、排気ファン72の駆動時間と可動フラップ機構85の開放時間を決定する。
制御装置10は、印刷ジョブを受取ると、待機状態から定着装置60への通電制御を開始してウォームアップ動作を開始するとともに、排気装置70の排気ファン72をONにし(S101)、香り発生装置80の使用が選択されているか否かを判断する(S102)。香り発生装置80の使用が選択されている場合(S102:Yes)、設定された香り強度に対応した排気ファン72の駆動時間T0を設定し(S103)、開閉機構85を開放位置にする(S104)。
定着装置60の加熱とともに、通気ダクト71内に吸入される装置内の空気は徐々に熱せられて、外装カバー5のルーバ部5aを介して装置外部へ排気される。
そして、温度センサST2、ST3の検知した現在の温度Θ2、Θ3及び香りセンサSN1が検知した揮散成分の現在の残留濃度M1を取得し(S105)、それぞれの温度及び残留濃度と排気ファンの駆動時間との関係を示す予め定められた補正値テーブルを参照して、それぞれの温度に対して排気ファン72の駆動時間の補正値△Tを選択し(S106)、選択された補正値△Tを排気ファン72の駆動時間T0に加算する(S107)。
次に、機内温度を検知する温度センサST1の検知した現在の機内温度t1を取得し(S108)、機内温度Θ1が予め定められた閾値温度Θth以下になっているか否か判断する(S109)。機内温度Θ1が予め定められた閾値温度Θth以下になっている場合(S109:Yes)、排気ファン72を補正された時間(T0+ΔT)駆動する。
機内温度Θ1が予め定められた閾値温度Θthを超えている場合(S109:No)、補正された時間(T0+ΔT)の経過後(S110:Yes)、開閉機構85を閉止位置に移動させて香り発生装置80からの香りの放散を停止し(S111)、機内温度Θ1が閾値温度Θth以下になるまで排気ファン72を駆動する。
その結果、揮散成分の放出及び放出された揮散成分の拡散に影響を与える外的因子、拡散された揮散成分の残留濃度に応じて、画像形成装置1の周辺環境へ安定した強度の香りを提供することができる。
また、排気ファン72は、機内温度Θ1が予め定められた閾値温度Θthを越えないように優先して駆動され、画像形成装置1の機内温度の過度な上昇を抑制することができる。
「第2実施形態」
図7は画像形成装置1Aにおける排気装置70及び香り発生装置80の動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本実施形態の画像形成装置1Aにおける排気装置70及び香り発生装置80の動作について図を用いて説明するが、第1実施形態に係る画像形成装置1と共通の構成要素には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
通常、適度な強度の香りは心地よくリフレッシュ感や癒しを与えることができるが、香りに対する人の好みは一定ではない。
また、人の嗅覚は、同じ香りを長時間嗅ぐとその香りに対し嗅覚が低下して、香り発生装置80から同じ強さの芳香剤が放出された場合、次第にその香りを感じなくなってしまう。そして、香りを感じなくなってしまった使用者は、さらに強い芳香剤放出を行うようことがある。
一方、リフレッシュ感や癒しを与えることができる香りも、強すぎると不快に感じるようになる虞もある。画像形成装置1が設置された空間における香りの強度を制御しないまま、芳香剤の放出を行った場合、外部から画像形成装置1に近づいた第三者は不快なまでの強い香りに遭遇する虞もあった。
本実施形態に係る画像形成装置1Aは、制御装置10Aが、画像形成装置1A周辺における揮散成分の残留濃度を検知する香りセンサSN1が検知した値に基づいて香り発生装置80の開閉機構85の開閉を制御して、先に消香剤を放出させた後に、予め選択された現在の芳香剤を放出させて排気ファン72を駆動させる。
消香剤の放出量は画像形成装置1Aの動作した動作時間の累積値に応じて予め定められた時間香り発生装置80の開閉機構85を開放することによって設定される。
香り発生装置80の使用が選択されていない場合には、香り発生装置80における揮散成分の放出に影響を与える外的因子を検知する温度センサST2が検知した値、揮散成分の拡散に影響を与える機外温度を検知する温度センサST3が検知した値、画像形成装置1周辺における揮散成分の残留濃度を検知する香りセンサSN1が検知した値、のうちのいずれか1つ又は2つ以上に基づいて、放出された芳香剤の放出量を推定する。
そして、放出された芳香剤を打ち消すように、香り発生装置80の開閉機構85の開閉を制御して消香剤を放出させて排気ファン72を駆動させる。
制御装置10Aは、印刷ジョブを受取ると、待機状態から定着装置60への通電制御を開始してウォームアップ動作を開始するとともに、排気装置70の排気ファン72をONにし(S201)、香り発生装置80の使用が選択されているか否かを判断する(S202)。香り発生装置80の使用が選択されている場合(S202:Yes)、設定された香り強度に対応した排気ファン72の駆動時間T0を設定する(S203)。
次に、香りセンサSN1が検知した揮散成分の現在の残留濃度M1を取得し(S204)、残留濃度と排気ファンの駆動時間との関係を示す予め定められたテーブルを参照して、排気ファン72の駆動時間の補正値△Tを選択し(S205)、選択された補正値△Tを排気ファン72の駆動時間T0に加算する(S206)。
そして、消香剤を収容した開閉機構85を開放位置にして(S207)、先に消香剤を放出する。開閉機構85は、画像形成装置1Aの動作時間に基づいて予め定められた時間の経過後(S208:Yes)閉鎖し(S209)、選択された芳香剤を収容した開閉機構85を開放位置にして(S210)、排気ファン72を駆動する(S211:Yes)。その後、芳香剤を収容した開閉機構85を閉鎖する(S212)。
香り発生装置80の使用が選択されていない場合(S202:No)、温度センサST2、ST3の検知した現在の温度Θ2、Θ3及び香りセンサSN1が検知した揮散成分の現在の残留濃度M1を取得し(S213)、それぞれの温度及び残留濃度と排気ファン72の駆動時間との関係を示す予め定められた補正値テーブルを参照して、放出された芳香剤の放出量を推定し(S214)、消香剤を収容した開閉機構85を開放位置にして(S215)消香剤を放出する。
その結果、画像形成装置1Aの使用者の好みに応じた香りを提供することができ、かつ、
画像形成装置1Aの周辺環境の香りが必要以上に強くなることを抑制することができる。
「第3実施形態」
図8は画像形成装置1Bにおける排気装置70及び香り発生装置80の動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本実施形態の画像形成装置1Bにおける排気装置70及び香り発生装置80の動作について図を用いて説明するが、第1実施形態に係る画像形成装置1と共通の構成要素には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る画像形成装置1Bは、制御装置10Bが、画像形成装置1B周辺における揮散成分の残留濃度を検知する香りセンサSN1が検知した値に基づいて香り発生装置80の可動フラップ機構85の開閉を制御して、予め選択された現在の芳香剤を放出させた後に、新たに選択された芳香剤を放出させて排気ファン72を駆動させる。
新たに選択された芳香剤の放出量は、予め選択された現在の芳香剤の放出量よりも新たに選択された芳香剤の放出量を多くするように排気ファン72を駆動させる。
制御装置10Bは、印刷ジョブを受取ると、待機状態から定着装置60への通電制御を開始してウォームアップ動作を開始するとともに、排気装置70の排気ファン72をONにし(S301)、設定された香り強度に対応した排気ファン72の駆動時間T0を設定し(S302)、新たに選択された芳香剤を収容した開閉機構85を開放位置にする(S303)。
次に、香りセンサSN1が検知した揮散成分の現在の残留濃度M1を取得し(S304)、残留濃度と排気ファンの駆動時間との関係を示す予め定められたテーブルを参照して、排気ファン72の駆動時間の補正値△Tを選択し(S305)、選択された補正値△Tを排気ファン72の駆動時間T0に加算する(S306)。
そして、補正された時間(T0+ΔT)の経過後(S307:Yes)、開閉機構85を閉止位置に移動させて(S308)香り発生装置80からの香りの放散を停止する。
その結果、消香剤を有していない場合であっても、画像形成装置1Bの使用者の好みに応じた香りを提供することができる。
「第4実施形態」
図9は画像形成装置1Cにおける排気装置70及び香り発生装置80の動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本実施形態の画像形成装置1Cにおける排気装置70及び香り発生装置80の動作について図を用いて説明するが、第1実施形態に係る画像形成装置1と共通の構成要素には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る画像形成装置1Cは、装置本体に残存する用紙の有無を検知する用紙センサSR1、SR2、SR3が備えられている。用紙センサSR1、SR2、SR3の各々の検知結果によって、画像形成装置1は、それぞれの用紙センサの位置でのジャムの発生の有無を検知することができる。
制御装置10Cは、用紙センサSR1、SR2、SR3のいずれかによって紙詰まりが検知された場合に香り発生装置80の開閉機構85の開閉を制御して芳香剤を放出させて排気ファン72を駆動させる。
制御装置10Cは、印刷ジョブを受取ると、待機状態から定着装置60への通電制御を開始してウォームアップ動作を開始するとともに、排気装置70の排気ファン72をONにする(S401)。そして、用紙センサSR1、SR2、SR3の検知信号を取得し(S402)、用紙センサSR1、SR2、SR3のいずれかがONになった場合(S403:Yes)、開閉機構85を開放位置にする(S404)。
そして、用紙センサSR1、SR2、SR3がOFFになった場合(S405:Yes)開閉機構85を閉止位置に移動させて(S406)香り発生装置80からの香りの放散を停止する。
その結果、紙詰まり処理の際に使用者にとって不快と感じられる匂いを緩和することができる。
「変形例1」
制御装置10Dは、用紙センサSR1、SR2、SR3のいずれかによって紙詰まりが検知されてから予め定められた時間を越えて残存する記録媒体が除去された場合にも香り発生装置80の開閉機構85の開閉を制御して芳香剤を放出させて排気ファン72を駆動させる。
その結果、紙詰まり処理までに時間が経過した場合であっても紙詰まり処理を行う使用者に香りを提供することができる。
「変形例2」
図10は画像形成装置1Eの人検知装置100の機能構成を示すブロック図、図11は画像形成装置1Eにおける人検知装置100の人検知範囲を示す模式図、図12は画像形成装置1Eにおける排気装置70及び香り発生装置80の動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本実施形態の画像形成装置1Eにおける排気装置70及び香り発生装置80の動作について図を用いて説明するが、第1実施形態に係る画像形成装置1と共通の構成要素には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
人感センサ110が予め定められた領域(図10に示す検知範囲A1)内に人が入ってきたことを検知すると、検知信号が制御部160に送られる(S501)。
制御部160は、人感センサ110の検知信号に基づいて、人検知カメラ120をONにして、人検知カメラ120の撮像領域(図10に示す撮像範囲A2)において撮影された画像データを取得する(S502)。
そして、判定処理部140は、検知された人が「使用者」か「非使用者」かの判定を行う(S503)。具体的には、取得される画像データから人の位置座標を時系列に沿って算出し、算出される位置座標の変化に基づいて、予め定められた人検知カメラ120の撮像領域内における人が「使用者」又は「非使用者」の判定を行う。
撮像領域内で検知された人が「使用者」と判定された場合(S503:Yes)、可動フラップ機構85を開放位置にする(S504)。
「使用者」が紙詰まり処理を終えて、画像形成装置1Eから離れる状態においては、人検知カメラ120の撮像領域(A2)で人が検知されているか否か判断され(S505)、人が検知されなくなった(S505:Yes)ときに、開閉機構85を閉止位置に移動させて(S506)香り発生装置80からの香りの放散を停止する。
尚、人検知カメラ120の撮像領域(A2)で人が検知されなくなった(S505:Yes)ときに、タイマ機能を利用して、定められた時間の経過後に開閉機構85を閉止位置に移動させて香り発生装置80からの香りの放散を停止してもよい。
1、1A、1B、1C、1E・・・画像形成装置
2・・・画像形成部
3・・・読取部
4・・・読取装置支持部
5・・・外装カバー
5a、5b・・・ルーバ部
10、10A、10B、10C、10E・・・制御装置
20・・・給紙装置
30・・・感光体ユニット
40・・・現像装置
50・・・転写装置
60・・・定着装置
70・・・排気装置
71・・・通気ダクト
72・・・排気ファン
80・・・香り発生装置
81a、81b、81c・・・ゲル成形体
85・・・開閉機構
90・・・操作情報部
100・・・人検知装置
110・・・人感センサ
120・・・人検知カメラ
SR1、SR2、SR3・・・用紙センサ
ST1、ST2、ST3・・・温度センサ
SN1・・・香りセンサ

Claims (15)

  1. 装置本体内の空気を吸引して前記装置本体に設けた排気口から外部へ排出する排気手段と、
    前記排気口における前記空気の排出方向の下流側に配置され、揮散性薬剤を内部に収容し、前記揮散性薬剤から揮散する揮散成分を放出する開閉可能な蓋体を有する香り発生手段と、
    前記香り発生手段の蓋体を開閉する開閉手段と、
    前記装置本体の機内温度を検知する第1の温度検知手段と、
    前記排気口の周辺温度又は雰囲気温度を検知する第2の温度検知手段と、
    前記装置本体の機外温度を検知する第3の温度検知手段と、
    前記揮散成分の残留濃度を検出する揮散成分検知手段と、
    を備え、
    前記排気手段の駆動時間が、変更可能に構成されている、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記駆動時間は、前記第2の温度検知手段が検知した値、前記第3の温度検知手段が検知した値、前記揮散成分検知手段が検知した値、のうちのいずれか1つ又は2つ以上に基づいて決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記排気手段は、前記第1の温度検知手段が検知した値が予め定められた閾値を超えている場合を駆動する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記開閉手段の開放時間は、前記第2の温度検知手段が検知した値、前記第3の温度検知手段が検知した値、前記揮散成分検知手段が検知した値、のうちのいずれか1つ又は2つ以上に基づいて決定する、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記香り発生手段の前記揮散性薬剤は、前記装置本体内の動作時に前記装置本体の機内で発生する熱によって揮散が助長される、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記装置本体内の動作時に前記装置本体の機内で発生する熱は、前記装置本体内に配置された加熱部材によって伝導され、前記装置本体に設けた排気手段から空気流とともに放出される熱である、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記香り発生手段の前記揮散性薬剤は、複数種類の芳香剤、及び消香剤から1種類又は2種類以上選ばれる、
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記揮散成分検知手段が検知した値に基づいて前記消香剤を放出させた後に、予め選択された現在の芳香剤を放出させて前記排気手段を駆動させる、
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段が、前記装置本体の動作した動作時間の累積値に基づいて前記開閉手段を制御して前記消香剤を通過させる、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記香り発生手段の使用が選択されていない場合、前記第2の温度検知手段が検知した値、前記第3の温度検知手段が検知した値、前記揮散成分検知手段が検知した値、のうちのいずれか1つ又は2つ以上に基づいて前記消香剤を放出させて前記排気手段を駆動させる、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  11. 前記揮散成分検知手段が検知した値に基づいて前記開閉手段を制御して予め選択された現在の芳香剤を放出させた後に、新たに選択された芳香剤を放出させ前記排気手段を駆動させる、
    ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御手段が、予め選択された現在の芳香剤の放出量よりも新たに選択された芳香剤の放出量を多くするように、前記排気手段を駆動させる、
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記装置本体に残存する記録媒体の有無を検知する紙詰まり検知手段を備え、
    前記制御手段が、前記紙詰まり検知手段によって紙詰まりが検知された場合に前記排気手段を駆動させる、
    ことを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記紙詰まり検知手段によって紙詰まりが検知されてから予め定められた時間を越えて前記残存する記録媒体が除去された場合に前記排気手段を駆動させる、
    ことを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 予め設定された領域内で移動体を検知可能な移動体検知手段を更に備え、前記領域内で前記移動体が検知された場合に前記排気手段を駆動させる、
    ことを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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