JP2016141500A - ウエブ巻き取り方法、および、ウエブ巻き取り装置 - Google Patents

ウエブ巻き取り方法、および、ウエブ巻き取り装置 Download PDF

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Abstract

【課題】切断されたウエブの先端を巻芯にガイドし、巻き付け時の故障の発生を抑制することができるウエブ巻き取り方法、および、ウエブ巻き取り装置を提供する。
【解決手段】カッターユニット1を、搬送するウエブWの幅方向に移動させ、ウエブWを切断する切断工程と、第1のガイド板72を備えるプレスローラ70を移動し、切断工程により切断されたウエブWの先端を、第1のガイド板72で支持し、かつ、第1のガイド板72の先端を、ウエブWを巻き取る巻芯6の近傍に配置するプレスローラ移動工程と、ウエブWの先端を第1のガイド板72で支持しながら搬送し、巻芯6とプレスローラ70で挟持し、巻芯6にウエブを巻き取る巻き取り工程と、を有するウエブ巻き取り方法、及び、同様の構成を有するウエブ巻き取り装置である。
【選択図】図5

Description

本発明は、ウエブ巻き取り方法、および、ウエブ巻き取り装置に係り、特に、連続搬送されるウエブを切断後、安定的に巻芯にウエブを導くウエブ巻き取り方法、および、ウエブ巻き取り装置に関する。
薄い金属板、紙、プラスチックフィルムなどのウエブを利用して物を製造する場合、ウエブに処理(例えば、塗布、乾燥など)を施し、そのウエブを巻芯に巻き取る。特に、連続的に操作を行うため、ウエブ自動巻取機により、ウエブを巻芯に所定の長さ巻き取った後、ウエブ幅方向に切断し、新たな巻芯にウエブを巻き取ることが行われている。
ウエブを幅方向に切断するため、一般的に、ウエブ自動巻取機にはウエブ切断装置が必要とされる。例えば、下記の特許文献1には、ウエブの切断時に切断線と異なる方向にウエブが破断するのを防止するためのウエブ切断装置が記載されている。ウエブ切断装置は、一対のロータリーカッターと、ロータリーカッターの両側に設置されウエブを上下方向から挟圧する左右各一対のニップローラとを備え、左右各一対のニップローラにより、ウエブを移送するための張力がロータリーカッターの刃接触点に作用するのを防止している。
特公平4−72673号公報
近年、携帯電話やノートパソコン用として、膜厚の薄いフィルムが求められている。ウエブの切断後、ウエブの先端が巻き取り位置まで搬送される際、膜厚の厚いウエブであれば、ウエブがある程度の剛性を有するため、ウエブが折れ曲がることはない。しかしながら、ウエブの膜厚が薄くなると、切断後から巻芯に巻き取るまでにウエブが折れ曲がり、巻芯で巻き取る際に、巻き付けシワなどの故障が発生するなどの問題があった。
特許文献1に記載の切断装置に設けられたガイド板においては、巻芯を固定する構造によっては、切断後のウエブを巻芯まで支持することができず、ウエブが撓むという課題を解決することができていなかった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、切断されたウエブの先端を安定的に巻芯に導き、巻き付けシワなどの故障の発生を抑制することができるウエブ巻き取り方法、および、ウエブ巻き取り装置を提供することを目的とする。
本発明は前記目的を達成するために、カッターユニットを、搬送するウエブの幅方向に移動させ、ウエブを切断する切断工程と、第1のガイド板を備えるプレスローラを移動し、切断工程により切断されたウエブの先端を、第1のガイド板で支持し、かつ、第1のガイド板の先端を、ウエブを巻き取る巻芯の近傍に配置するプレスローラ移動工程と、ウエブの先端を第1のガイド板で支持しながら搬送し、巻芯とプレスローラで挟持し、巻芯にウエブを巻き取る巻き取り工程と、を有するウエブ巻き取り方法を提供する。
本発明によれば、巻芯とで挟持するプレスローラに、第1のガイド板を備え、カッターユニットで切断されたウエブを、第1のガイド板で支持することができる。したがって、切断されたウエブを安定して巻芯まで搬送することができ、巻き取り時の巻き付けシワの発生を防止することができる。
本発明の別の態様においては、カッターユニットは、切断したウエブを支持する第2のガイド板を備え、巻芯は、幅方向端部を巻芯の径より大きい巻芯固定部により固定されており、ウエブの切断後、ウエブの搬送経路において、巻芯軸方向から見たときに、ウエブを巻芯固定部までは第2のガイド板で支持し、巻芯固定部から巻芯までは第1のガイド板で支持することが好ましい。
この態様によれば、巻芯固定部が巻芯の径より大きい場合において、カッターユニットに第2のガイド板を備え、切断されたウエブを第2のガイド板、第1のガイド板の順で支持することで、ウエブを安定して巻芯まで搬送することができ、巻き取り時の巻き付けシワの発生を防止することができる。
また、カッターユニットにガイド板を備える従来の方式では、巻芯固定部が巻芯より大きい場合、カッターユニットが移動する際に、ガイド板が巻芯固定部に接触しないようにするため、ウエブを巻芯までガイドするための十分な大きさのガイド板を設けることができなかった。プレスローラに第1のガイド板、カッターユニットに第2のガイド板を設けることで、第2のガイド板と巻芯までの間を第1のガイド板でウエブを支持することができる。
本発明の別の態様においては、カッターユニットでウエブを切断するカット点から巻芯とプレスローラで挟持するニップ点までの距離をLcn、ウエブの搬送方向とカッターユニットの切断方向とのなす角をθとした時、第1のガイド板の幅は、(Lcn×tanθ)以上であることが好ましい。
この態様によれば、第1のガイド板の幅を上記範囲とすることにより、切断されたウエブの先端が、巻芯で巻き取られるまで、第1のガイド板でウエブを支持することができる。
本発明の別の態様においては、巻芯と、第1のガイド板との距離が5mm以上100mm以下であることが好ましい。
この態様によれば、巻芯と第1のガイド板との距離を上記範囲とすることにより、第1のガイド板と巻芯との間でウエブが撓むことを防止することができ、巻き付け時の故障を防止することができる。
本発明は前記目的を達成するために、カッターユニットを、搬送するウエブの幅方向に移動させ、ウエブを切断する切断工程と、ウエブの先端を、巻芯にプレスローラで挟持し、巻芯にウエブを巻き取る巻き取り工程と、を有し、巻芯は、幅方向端部を巻芯の径より大きい巻芯固定部により固定されており、カッターユニットは、可撓性部材からなる第3のガイド板を備え、切断工程以外は、ウエブの搬送経路外に配置されており、切断工程でカッターユニットが移動する際、巻芯固定部に接触することにより、第3のガイド板が変形し、巻芯固定部を通過後のウエブの搬送経路上では、第3のガイド板が、ウエブの搬送方向と平行に配置され、第3のガイド板の先端が、巻芯の近傍に位置し、切断されたウエブの先端を巻き取り工程まで支持するウエブ巻き取り方法を提供する。
本発明によれば、ウエブを切断するためカッターユニットが移動する際、第3のガイド板が巻芯固定部に接触しても、第3のガイド板は可撓性部材で形成されているため、第3のガイド板を撓ませることができる。巻芯固定部を通過した第3のガイド板は、その後、元の形状に戻るため、第3のガイド板でウエブを巻芯の近傍まで支持することができるので、安定して巻芯にウエブを巻き付けることができる。
なお、「ウエブの搬送方向と平行」とは、ウエブの切断位置と巻芯でウエブの巻き取りを開始する位置とを結ぶ直線に対して、10°以下であれば本発明の平行の範囲に含まれる。
本発明の別の態様においては、第3のガイド板は、剛性部材と可撓性部材の少なくとも2種類の部材から形成されており、第3のガイド板が、巻芯固定部に接触する部分が可撓性部材で形成されていることが好ましい。
この態様によれば、第3のガイド板において、巻芯固定部に接触する部分を可撓性部材とすることで、巻芯固定部を通過後、第3のガイド板が元の形状に戻る際の振動を減らすことができる。したがって、切断されたウエブを安定して巻芯にガイドすることができる。
本発明の別の態様においては、第3のガイド板の幅は、ウエブの搬送速度と、カッターユニットの移動速度、カッターユニットから巻芯までの距離により求め、ウエブの先端が、巻芯で巻き取られるまで第3のガイド板でガイドすることが好ましい。
この態様によれば、移動するカッターユニットに設けられた第3のガイド板の幅をウエブの搬送速度、カッターユニットの移動速度、カッターユニットと巻芯までの距離により求め、通過するカッターユニットのガイド板が、切断されたウエブが巻芯で巻き取られるまでの距離とすることで、巻芯に確実に巻き付けることができる。
本発明の別の態様においては、可撓性部材が、厚さ2mm以下の金属板またはプラスチックのいずれかで形成されていることが好ましい。
この態様は、可撓性部材の材質を限定したものであり、上記の材質の可撓性部材とすることで、巻芯固定部に接触した際、可撓性部材を撓ませることができる。
本発明の別の態様においては、巻芯と、第3のガイド板との距離が5mm以上100mm以下であることが好ましい。
この態様によれば、巻芯と第3のガイド板との距離を、上記範囲とすることにより、第3のガイド板と巻芯との間でウエブが撓むことを防止することができ、巻き付けシワの発生を防止することができる。
本発明の別の態様においては、ウエブの膜厚が、10μm以上100μm以下であることが好ましい。
ウエブの膜厚が薄いと、ウエブの搬送時に、ウエブが撓んでしまうが、本発明のウエブ巻き取り方法によれば、巻芯までウエブを支持することができるので、ウエブが撓むことを防止し、巻芯への巻き付けを安定して行うことができる。
本発明の別の態様においては、切断工程は、ウエブが巻き取られた巻芯から、ウエブが巻き取られていない新しい巻芯に、連続的に巻き替える際に行われることが好ましい。
本発明のウエブ巻き取り方法は、搬送するウエブに対して、切断、巻芯への巻き取りを行うことができるので、ウエブが巻き取られた巻芯から、新しい巻芯に巻き替える際に、ウエブの搬送を止めることなく、巻芯の巻き替えを行うことができる。
本発明は前記目的を達成するために、搬送するウエブを幅方向に切断するカッターユニットと、ウエブを巻き取る巻芯と、切断されたウエブの先端を巻芯とで挟持するプレスローラと、切断されたウエブを巻芯に巻き取る際に、プレスローラを巻芯に接触する位置に移動する移動手段と、を備え、プレスローラは、ウエブの切断位置から巻芯までのウエブをガイドする、ウエブの搬送方向と平行に形成された第1のガイド板を有するウエブ巻き取り装置を提供する。
本発明によれば、巻芯とで挟持するプレスローラに、第1のガイド板を備え、カッターユニットで切断されたウエブを、第1のガイド板で支持することができる。したがって、切断されたウエブを安定して巻芯まで搬送することができ、巻き取り時の巻き付けシワの発生を防止することができる。
本発明は前記目的を達成するために、搬送するウエブを幅方向に切断するカッターユニットと、カッターユニットをウエブの幅方向に移動させるカッターユニット移動手段と、カッターユニットに設けられた可撓性部材からなる第3のガイド板と、ウエブを巻き取る巻芯と、切断されたウエブの先端を巻芯とで挟持するプレスローラと、を備え、巻芯は、巻芯の幅方向端部を、巻芯の径より大きい巻芯固定部により固定されており、第3のガイド板は、巻芯固定部に接触することで変形し、ウエブの搬送経路上では、ウエブの搬送方向と平行に配置され、第3のガイド板の先端が、巻芯の近傍に位置し、切断されたウエブの先端を巻芯まで支持するウエブ巻き取り装置を提供する。
本発明によれば、ウエブを切断するためカッターユニットが移動する際、第3のガイド板が巻芯固定部に接触しても、第3のガイド板は可撓性部材で形成されているため、第3のガイド板を撓ませることができる。巻芯固定部を通過した第3のガイド板は、その後、元の形状に戻るため、第3のガイド板でウエブを巻芯の近傍まで支持することができるので、安定して巻芯にウエブを巻き付けることができる。
本発明のウエブ巻き取り方法、および、ウエブ巻き取り装置によれば、切断後のウエブ先端を、ガイド板を用いて巻芯まで安定的に導くことができるので、巻き付けシワなどの故障を防止し、巻芯へのウエブの巻き取りを良好に行うことができる。
第1実施形態のウエブ巻き取り装置の全体を示す図である。 カッターユニットの平面図である。 カッターユニットの要部拡大図である。 ロータリーカッターのケーシングを省略した斜視図である。 第1のガイド板の作用を説明する図である。 従来の課題を説明する図である。 第2実施形態のウエブ巻き取り装置の全体を示す図である。 第3のガイド板の作用を説明する図である。 第3のガイド板の形状を説明する図である。
以下、添付図面に従って、本発明に係るウエブ巻き取り方法、および、ウエブ巻き取り装置について説明する。なお、本明細書において、「〜」とは、その前後に記載される数値を下限値および上限値として含む意味で使用される。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態のウエブ巻き取り装置の全体を示す図である。図1は、ウエブが巻き取られた巻芯5(旧巻芯)からウエブが巻き取られていない巻芯6(新巻芯)に巻き替える際のウエブの切断状態を示している。旧巻芯5から新巻芯6に巻き替える際、図1に示すように、旧巻芯5とカッターユニット1との間に新巻芯6を配置する。旧巻芯5に巻き取られるウエブWは、新巻芯6とプレスローラ70との間を通過し、旧巻芯5により巻き取られる張力により、旧巻芯5に巻き取られる。カッターユニット1により切断されたウエブWは、カッターユニット1に設けられた第2のガイド板42、プレスローラ70に設けられた第1のガイド板72で支持され、新巻芯6に搬送され、新巻芯6とプレスローラ70で挟持され、新巻芯6による巻き取りが開始する。以下、それぞれの構成について説明する。
図2は本実施形態に用いられるカッターユニット1の平面図であり、図3はカッターユニット1の要部拡大図、図4はロータリーカッターのケーシングを省略した斜視図である。
カッターユニット1は、一対のロータリーカッターをウエブWの搬送方向と略直角の幅方向に移動させるための走行装置24(カッターユニット移動手段)を備える。走行装置24は、支持フレーム28と、支持フレーム28に設けられた一対のガイドレール30と、一対のガイドレール30に移動可能に支持される走行台26とを備える。走行台26はベルト34に連結板33を介して固定される。ベルト34はプーリ32に巻き回される。図示しないプーリ駆動モータによってベルト34が往復移動される。走行装置24の支持フレーム28にラック54が固定される。
一対のロータリーカッター16、18と、一対のロータリーカッター16、18の両側に配置される一対のニップローラ44、46(一方については、ケーシング10内に配置される。図4において不図示)と、追加の一対のニップローラ80、82とを保護するための上部ケーシング10、11、および、下部ケーシング12、14を備える。上部ケーシング10、11と下部ケーシング12、14との間には、ウエブWを通過させるための隙間が形成される。図2に示すように、上部ケーシング10、11と下部ケーシング12、14とはそれぞれボルトなどの締付具20によって基部で互いに固定される。同様にケーシング11から上側ガイド板40、第2のガイド板42方向に伸びたアーム11bの先端11cが下部ケーシング14の突出部とボルト21により締結固定し一体化される。両ケーシング10、12はホルダ22を介して走行装置24を構成する走行台26に連結される。
上刃と下刃で構成される一対のロータリーカッター16、18が各回転軸36、38を介して上部ケーシング10、11、及び下部ケーシング12、14内に支持される。一対のロータリーカッター16、18は、ウエブを挟んで上下にオーバーラップ状態で隣接される。一対のロータリーカッター16、18をほぼ接触する状態で交差させることでウエブWが切断される。一対のロータリーカッター16、18は、刃接触点の延長線がウエブWの移送方向に対して所定角度(40°以上80°以下)傾けて配置される。
一対のロータリーカッター16、18の刃接点の延長線に沿う前方には、上部ケーシング10、11および下部ケーシング12、14から上下に傾斜して突設したガイドアーム35、37が対向する位置に設けられる。ガイドアーム35、37がウエブWの切断部前方を上下から保持する。一対のロータリーカッター16、18の一方側には、一対のニップローラ44、46が回転軸36、38に設けられる。一対のロータリーカッター16、18の他方側には一対のニップローラが回転軸36、38に設けられる。一対のニップローラ44、46と一対のニップローラとがロータリーカッター16、18の両側のウエブWを挟持する。
カッターユニットは、上側ガイド板40、第2のガイド板42を備える。上側ガイド板40、第2のガイド板42は、カッターユニットの下部ケーシング12、14に設けられる。切断されたウエブは上側ガイド板40、第2のガイド板42に案内されて送り出され、厚さ方向での折曲を防止することができる。
図5は、第1のガイド板の作用を説明する図である。プレスローラ70は、第1のガイド板72を備える。図5(a)は、ウエブWの切断前の図であり、プレスローラ70は、ウエブWの切断前においては、巻芯6から離間されて配置されている。図5(b)は、ウエブWの切断後の図であり、ウエブWを切断すると、プレスローラ70が、巻芯6とプレスローラ70とで、切断されたウエブWの先端を挟持する位置まで移動手段(不図示)により移動する。カッターユニットに設けられた第2のガイド板42は、ウエブの搬送方向において、巻芯固定部60に接触しない長さで設けられており、切断されたウエブWは、ウエブの搬送経路において、巻芯軸方向から見たときに、巻芯固定部までは第2のガイド板42でガイドされて搬送される。ウエブWは、第2のガイド板42で搬送された後、プレスローラ70に設けられた第1のガイド板72でガイドされて巻芯6に巻き取られる。プレスローラ70に第1のガイド板72を設けることで、切断されたウエブWが、カッターユニット1に設けられた第2のガイド板42から外れても、第1のガイド板72でガイドすることができ、ウエブWの折曲を防止することができる。第1のガイド板72は、プレスローラ70が巻芯6とでウエブWを挟持できる位置に移動した時に、ウエブWの搬送方向、すなわち、ウエブWを切断したカット点(切断位置)と巻芯6と結ぶ直線と平行となるように配置されることが好ましい。
図6は、従来の課題を説明する図である。図6(a)に示すように、巻芯6は、幅方向端部を巻芯固定部60により固定されている。巻芯固定部60の大きさが、巻芯6の径より大きい場合、カッターユニット1に設けられる第2のガイド板42は、カッターユニット1が移動する際に巻芯固定部60に接触しないように設計される必要がある。しかしながら、第2のガイド板42のウエブWの搬送方向の長さが短いと、図6(b)に示すように、第2のガイド板42と、巻芯6とプレスローラ70とのニップ位置との間で、ウエブWが撓み、巻芯6で巻き取る際に、巻き付けシワなどの巻き付け故障となる問題がある。
図5に示すように、プレスローラ70に第1のガイド板72を設けることで、巻芯6までウエブWを支持することができるので、故障の発生を防止することができる。
プレスローラ70の第1のガイド板72の幅は、カッターユニット1でウエブWを切断するカット点から巻芯6とプレスローラ70で挟持するニップ点までの距離をLcn、ウエブWの搬送方向とカッターユニットの切断方向とのなす角をθとした時、(Lcn×tanθ)以上であることが好ましい。第1のガイド板72の幅を上記範囲とすることで、切断されたウエブWをカット位置から巻芯6まで確実にガイドすることができる。
また、図1、図5においては、カッターユニット1に第2のガイド板を備える構成で説明したが、第2のガイド板42を設けない構成とすることもできる。この場合、第1のガイド板72のウエブWの搬送方向の長さを、カッターユニット1でウエブWを切断するカット点から巻芯6近傍までの長さとすることで、切断後のウエブWを巻芯6までガイドすることができる。
なお、本発明において、「巻芯近傍」とは、巻芯とガイド板との距離が5mm以上100mm以下の距離のことをいい、図5(b)において、Lgnで示す。巻芯とガイド板との距離は、ウエブ搬送方向の距離において、巻芯6とプレスローラ70とでニップするニップ点と、第1のガイド板72との距離のことをいう。
カッターユニット1の上側ガイド板40、第2のガイド板42と、プレスローラ70の第1のガイド板72の材質は、切断後のウエブWを安定して支持することができれば、特に、限定されないが、例えば、アルミ製の金属板を用いることができる。第1のガイド板72は、巻芯6へウエブWをガイドするため、剛性の高い材質を用いることが好ましい。剛性の低い材質の場合、ガイド板に振動が生じ、巻芯6への巻き取り時に、上手く巻き取れない場合がある。
<ウエブ巻き取り方法>
次に上記の第1実施形態のウエブ巻き取り装置を用いたウエブ巻き取り方法について説明する。第1実施形態のウエブ巻き取り装置を用いたウエブ巻き取り方法は、切断工程、プレスローラ移動工程、および、巻き取り工程からなる。
≪切断工程≫
切断工程は、カッターユニット1を、搬送するウエブWの幅方向に移動させ、ウエブWを切断する工程である。
≪プレスローラ移動工程≫
プレスローラ移動工程は、プレスローラ70を移動し、切断工程により切断されたウエブWの先端を第1のガイド板72で支持するとともに、第1のガイド板72の先端を巻芯近傍に配置する工程である。第1のガイド板72を有するプレスローラ70を移動することで、切断工程により切断されたウエブWの先端を第1のガイド板72で支持しながら、巻芯6まで搬送することができるので、ウエブWの先端が撓むことを防止することができる。
≪巻き取り工程≫
巻き取り工程は、第1のガイド板72で支持しながら搬送されたウエブWの先端を、巻芯6とプレスローラ70とで挟持し、ウエブWを巻芯6に巻き取る工程である。切断されたウエブWの先端は、第1のガイド板72で支持されているため、切断工程による切断後、ウエブWが撓むことが無いため、巻芯6にスムーズに巻き付けることができるので、巻き付けシワなどの故障の発生を防止することができる。
[第2実施形態]
図7は、本発明の第2実施形態のウエブ巻き取り装置の全体を示す図であり、図8は、第3のガイド板の作用を説明する図である。第2実施形態に示すウエブ巻き取り装置は、カッターユニット101に設けられた第3のガイド板142を、可撓性を有する部材で形成し、プレスローラ170はガイド板を有さない点が第1実施形態と異なっている。
カッターユニット101は、ウエブWの切断時以外(切断工程以外)は、ウエブWの搬送経路外に配置されている。図8(a)は、カッターユニット101が巻芯固定部60の横を通過する時の図であり、図8(b)は、カッターユニット101が巻芯固定部60を通過し、切断されたウエブWを第3のガイド板142で支持している図である。
第3のガイド板142を可撓性部材で形成することにより、図8(a)に示すように、カッターユニット101が巻芯固定部60の横を通過する際、第3のガイド板142を変形させ、撓ませることができるので、第3のガイド板142と巻芯固定部60との干渉を防止することができる。巻芯固定部60の横を通過後のウエブの搬送経路上では、図8(b)に示すように、第3のガイド板142をウエブの搬送経路に沿って平行な形状に戻すことができ、第3のガイド板で支持し、ウエブの搬送を行うことができる。したがって、カッターユニット101によるウエブWの切断後においては、第3のガイド板142でウエブWを支持することができるので、巻き取り時の故障を防止することができる。
第3のガイド板142は、剛性を有する剛性部材143と可撓性部材144の少なくとも2種類の部材から形成されていることが好ましく、可撓性部材144は、カッターユニット101が移動する際、巻芯固定部60に第3のガイド板142が接触する部分のみ可撓性部材144とすることが好ましい。可撓性部材144の領域が広くなると、巻芯固定部60に接触した後、第3のガイド板142が元の位置に戻る際、第3のガイド板142の振動が大きくなり、巻芯6に安定してウエブWをガイドすることができなくなる。したがって、可撓性部材144の領域は、巻芯固定部に接触する部分のみとし、巻芯固定部60に接触しない部分を剛性部材143とすることで、安定してウエブWを巻芯6にガイドすることができる。なお、図8においては、巻芯固定部60に接触する部分のみを可撓性部材144としているが、可撓性部材を用いる部分は、少なくとも巻芯固定部60に接触する部分とすればよく、第3のガイド板142を可撓性部材で形成してもよい。
可撓性部材144としては、厚さ2mm以下の金属板、または。プラスチックを用いることができる。厚さ2mm以下の金属板としては、ステンレスなどを用いることができる。
図9は、第3のガイド板142の形状を説明する図である。
カッターユニット101はウエブWの幅方向対して略平行に移動させることで、ウエブWの切断を行う。また、ウエブWの切断は、ウエブWを搬送させながら行うため、ウエブWの幅方向に対して、所定の角度を有して切断される。ウエブWの搬送方向と切断方向とのなす角は、40°〜80°の範囲であることが好ましい。したがって、カッターユニットの刃の方向は、ウエブWの搬送方向に対して40°〜80°の範囲で傾けて配置される。
ウエブWをカッターユニットで切断するカット点から巻芯とプレスローラでニップするプレスローラまでの距離Lcnは、上限を300mm以下とすることが好ましい。距離Lcnを短くすることで、ウエブを切断してから、巻芯で巻き取るまでの距離を短くすることができるので、切断したウエブが撓むことを防止することができる。
また、ガイド板の長さLg(ウエブWの搬送方向において、カット点からの長さ)は、(Lcn−100)mm以上(Lcn−5)mm以下とすることが好ましい。すなわち、巻芯とガイド板との距離(巻芯近傍)Lgnは、5mm以上100mm以下とすることが好ましい。巻芯とガイド板との距離とは、ウエブ搬送方向の距離において、巻芯6とプレスローラ70とでニップするニップ点と、第1のガイド板142(可撓性部材144)との距離のことをいう。巻芯からガイド板までの距離を上記範囲とすることで、切断後のウエブが撓むことを防止することができ、巻き付けシワが発生することを防止することができる。
ウエブWの搬送速度Vwは、10m/分以上200m/分以下とすることが好ましい。ウエブの搬送速度を上記範囲とすることにより、生産性とウエブの搬送安定性を両立することができる。
カッターユニットの移動速度Vcは、ウエブWの搬送速度Vwとウエブの切断角度θから求めることができ、(Vw×tanθ)m/分とすることができる。
ガイド板の幅Wgは、[(Lcn×tanθ)−50]mm以上[(Lcn×tanθ)+50]mm以下とすることが好ましく、下限値を(Lcn×tanθ)以上とすることがさらに好ましい。ガイド板の幅Wgを上記範囲とすることにより、カッターユニットが、ウエブWを切断するために移動し、切断されたウエブが巻芯で巻き取られるまで、カッターユニットに設けられたガイド板で保持することができる。
<ウエブ巻き取り方法>
次に上記の第2実施形態のウエブ巻き取り装置を用いたウエブ巻き取り方法について説明する。第2実施形態のウエブ巻き取り装置を用いたウエブ巻き取り方法は、切断工程、および、巻き取り工程からなる。
≪切断工程≫
切断工程は、カッターユニット101を搬送するウエブWの幅方向に移動させウエブWを切断する工程である。
第2実施形態においては、カッターユニット101に設けられた第3のガイド板142が可撓性部材で形成されており、切断工程において、カッターユニット101が移動し、ウエブWを切断する際、巻芯固定部60に接触しても、第3のガイド板142を撓ませることができる。したがって、カッターユニット101が移動する際に、第3のガイド板142と巻芯固定部60が干渉することを防止することができる。
≪巻き取り工程≫
巻き取り工程は、第3のガイド板142で支持しながら搬送されたウエブWの先端を、巻芯6とプレスローラ70とで挟持し、ウエブWを巻き取る工程である。切断されたウエブWの先端は、第3のガイド板142で支持されており、また、第3のガイド板142は、上述したように、切断工程において、カッターユニット101に設けられた第3のガイド板142が巻芯6近傍まで配置される。したがって、第3のガイド板142によりウエブWの先端を支持することができ、ウエブWが撓むことを防止することができるので、巻芯6にウエブWをスムーズに巻き付けることができ、巻き付けシワなどの故障の発生を防止することができる。
本発明のウエブ巻き取り装置は、ウエブの膜厚が薄く、撓みやすいウエブに対して効果的に用いることができる。ウエブの膜厚としては、10μm以上100μm以下のウエブに対して、特に効果的に用いることができる。
また、本発明のウエブ巻き取り装置は、ウエブが巻き取られた巻芯(旧巻芯)からウエブが巻き取られていない巻芯(新巻芯)に連続的に巻き替える際に、特に効果的に行うことができる。ウエブを連続搬送する状態で切断し、切断されたウエブの先端を巻芯に巻き付けることができるので、ウエブの搬送を止めることなく、ウエブの巻き付けを行うことができる。
1、101…カッターユニット、5…巻芯(旧巻芯)、6…巻芯(新巻芯)、40…上側ガイド板、42…第2のガイド板、60…巻芯固定部、70、170…プレスローラ、72…第1のガイド板、142…第3のガイド板、143…剛性部材、144…可撓性部材

Claims (13)

  1. カッターユニットを、搬送するウエブの幅方向に移動させ、ウエブを切断する切断工程と、
    第1のガイド板を備えるプレスローラを移動し、前記切断工程により切断された前記ウエブの先端を、前記第1のガイド板で支持し、かつ、前記第1のガイド板の先端を、前記ウエブを巻き取る巻芯の近傍に配置するプレスローラ移動工程と、
    前記ウエブの先端を前記第1のガイド板で支持しながら搬送し、前記巻芯と前記プレスローラで挟持し、前記巻芯に前記ウエブを巻き取る巻き取り工程と、を有するウエブ巻き取り方法。
  2. 前記カッターユニットは、切断した前記ウエブを支持する第2のガイド板を備え、
    前記巻芯は、幅方向端部を前記巻芯の径より大きい巻芯固定部により固定されており、
    前記ウエブの切断後、前記ウエブの搬送経路において、前記巻芯軸方向から見たときに、前記ウエブを前記巻芯固定部までは前記第2のガイド板で支持し、前記巻芯固定部から前記巻芯までは前記第1のガイド板で支持する請求項1に記載のウエブ巻き取り方法。
  3. 前記カッターユニットで前記ウエブを切断するカット点から前記巻芯と前記プレスローラで挟持するニップ点までの距離をLcn、前記ウエブの搬送方向と前記カッターユニットの切断方向とのなす角をθとした時、前記第1のガイド板の幅は、(Lcn×tanθ)以上である請求項1または2に記載のウエブ巻き取り方法。
  4. 前記巻芯と、前記第1のガイド板との距離が5mm以上100mm以下である請求項1から3のいずれか1項に記載のウエブ巻き取り方法。
  5. カッターユニットを、搬送するウエブの幅方向に移動させ、ウエブを切断する切断工程と、
    前記ウエブの先端を、巻芯にプレスローラで挟持し、前記巻芯に前記ウエブを巻き取る巻き取り工程と、を有し、
    前記巻芯は、幅方向端部を前記巻芯の径より大きい巻芯固定部により固定されており、
    前記カッターユニットは、可撓性部材からなる第3のガイド板を備え、前記切断工程以外は、前記ウエブの搬送経路外に配置されており、
    前記切断工程で前記カッターユニットが移動する際、前記巻芯固定部に接触することにより、前記第3のガイド板が変形し、前記巻芯固定部を通過後の前記ウエブの搬送経路上では、前記第3のガイド板が、前記ウエブの搬送方向と平行に配置され、前記第3のガイド板の先端が、前記巻芯の近傍に位置し、切断された前記ウエブの先端を巻き取り工程まで支持するウエブ巻き取り方法。
  6. 前記第3のガイド板は、剛性部材と可撓性部材の少なくとも2種類の部材から形成されており、
    前記第3のガイド板が、前記巻芯固定部に接触する部分が可撓性部材で形成されている請求項5に記載のウエブ巻き取り方法。
  7. 前記第3のガイド板の幅は、前記ウエブの搬送速度と、前記カッターユニットの移動速度、前記カッターユニットから前記巻芯までの距離により求め、
    前記ウエブの先端が、前記巻芯で巻き取られるまで前記第3のガイド板でガイドする請求項5又は6に記載のウエブ巻き取り方法。
  8. 前記可撓性部材が、厚さ2mm以下の金属板またはプラスチックのいずれかで形成されている請求項5から7のいずれか1項に記載のウエブ巻き取り方法。
  9. 前記巻芯と、前記第3のガイド板との距離が5mm以上100mm以下である請求項5から8のいずれか1項に記載のウエブ巻き取り方法。
  10. 前記ウエブの膜厚が、10μm以上100μm以下である請求項1から8のいずれか1項に記載のウエブ巻き取り方法。
  11. 前記切断工程は、前記ウエブが巻き取られた巻芯から、前記ウエブが巻き取られていない新しい巻芯に、連続的に巻き替える際に行われる請求項1から10のいずれか1項に記載のウエブ巻き取り方法。
  12. 搬送するウエブを幅方向に切断するカッターユニットと、
    前記ウエブを巻き取る巻芯と、
    切断された前記ウエブの先端を前記巻芯とで挟持するプレスローラと、
    切断された前記ウエブを前記巻芯に巻き取る際に、前記プレスローラを前記巻芯に接触する位置に移動する移動手段と、を備え、
    前記プレスローラは、前記ウエブの切断位置から前記巻芯までの前記ウエブをガイドする、前記ウエブの搬送方向と平行に形成された第1のガイド板を有するウエブ巻き取り装置。
  13. 搬送するウエブを幅方向に切断するカッターユニットと、
    前記カッターユニットを前記ウエブの幅方向に移動させるカッターユニット移動手段と、
    前記カッターユニットに設けられた可撓性部材からなる第3のガイド板と、
    前記ウエブを巻き取る巻芯と、
    切断された前記ウエブの先端を前記巻芯とで挟持するプレスローラと、を備え、
    前記巻芯は、前記巻芯の幅方向端部を、前記巻芯の径より大きい巻芯固定部により固定されており、
    前記第3のガイド板は、前記巻芯固定部に接触することで変形し、前記ウエブの搬送経路上では、前記ウエブの搬送方向と平行に配置され、前記第3のガイド板の先端が、前記巻芯の近傍に位置し、切断された前記ウエブの先端を前記巻芯まで支持するウエブ巻き取り装置。
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