JP3201227U - スリッター - Google Patents

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JP3201227U
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慎矢 小栗
慎矢 小栗
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有限会社栃木オートメーション
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Abstract

【課題】手間と時間をかけずにメートル決め又は枚数決めのロールを手動で繰り返しカットすることができる機構を備える低コストのスリッターを提供する。【解決手段】帯状シート3の幅方向に配設された長尺のカットテーブル51と、カット位置をカットテーブル上に決定するためのカット位置決めロール61とを有し、一定の長さ毎にシートの巻取が停止し帯状シートを幅方向にカットするに当たり、カット位置決めロールが帯状シートの一部を下方向に押圧し、カットテーブルが上方向に移動して帯状シートに着接することによりカット位置がカットテーブル上に決定することを特徴とする。カットテーブルとカット位置決めロールは、それぞれスリッター本体にアームを介して回動自在に枢設されており、一定の長さ毎にシートをカットするメートル決め・枚数決めの製品を扱うときにのみ動作する。【選択図】図1

Description

本考案は、プラスチックフィルム、ラベル等の帯状シートを一定幅に裁断して巻き取るスリッターに関する。
プラスチックフィルム、ラベル等包装用の帯状シートは、スリッターと呼ばれる裁断機械によりスリットされる。具体的には、送出部にセットされた原反ロールと巻取部との間にスリット装置を設置し、原反ロールから送出される帯状シートを前記スリット装置によって裁断し、巻取部に巻収する。
上記スリッターを使用するに際し、巻取りのメートル数又はスリットする枚数が決められている製品を扱う場合には、当該決められた長さごとにロールを幅方向にカットする必要がある。具体的には、カット位置が巻取部に近接するごとに装置を停止させ、作業者が目視によってカット位置を確認しながら、カッターや鋏を使用して空中切りを行う。
特開平6−126686号公報
前述したように、巻取りのメートル数又はスリットする枚数が決められている製品のスリットに際しては、一定の長さごとにスリッターが停止するようにして、作業者の手によって空中切りされる。しかしながら、目視によるカット位置の確認には、その都度時間がかかるうえ、テーブルなしに空中切りを行う作業は、正確に切るための注意が必要となる。
特許文献1には、シート状物切断装置であって、送出部・巻取部間に走行切断機を配置してシートを幅方向に自動切断する装置の発明が開示されている。しかしながら、ラベル等の形状切りを目的とする小型のスリッターにおいて、このような自動カット専用システムを付設することは、装置全体の機構が複雑になるうえ、コスト面を考慮しても現実的ではない。じっさい、シートのカットが必要となるのは、メートル決めのロールを扱う場合に限られ、連続のシートを扱う場合には、自動切断の機構は必要ない。
上述の問題に鑑み、本考案は、手間と時間をかけずにメートル決め又は枚数決めのロールを手動で繰り返しカットすることができる機構を備えるスリッターを低コストで提供することを課題とする。
本考案は、連続した帯状シートの巻物を連続して任意の縦方向幅に裁断しながら巻き取るスリッターであって、上記課題を解決するために、前記帯状シートの幅方向に配設された長尺のカットテーブルと、前記帯状シートのカット位置を前記カットテーブル上に決定するためのカット位置決めロールとを有し、一定の長さ毎にシートの巻取が停止し前記帯状シートを幅方向にカットするに当たり、前記カット位置決めロールが前記帯状シートの一部を下方向に押圧し、前記カットテーブルが上方向に移動して前記帯状シートに着接することにより前記カット位置が前記カットテーブル上に決定することを特徴とする。
本考案の重要部品である前記カットテーブルと前記カット位置決めロールは、それぞれスリッター本体にアームを介して回動自在に枢設されており、一定の間隔ごとに毎にシートをカットする必要がある、いわゆるメートル決め又は枚数決めの製品を扱うときにのみ動作する構成となっている。
メートル決め又は枚数決めの製品をカットする際に、カット位置がテーブル上に決定されるため、カット位置を確認する手間と時間を省略することができる。
カットテーブル上でのカットが可能になるため、空中切りと比較して作業に要する手間と時間を省略することができる。
カットテーブルとカット位置決めロールは、アームを介して本体に回動自在に枢設されているため、メートル決め又は枚数決めの製品を扱うときのみ本機能を使用することができる。
本実施例のスリッターの正面図である。 本実施例のスリッターの右側面図である。 カットテーブル機構の構造と機能を説明するための拡大正面図である。 カットテーブルの平面図である。
以下、本考案のスリッターの実施形態について図を用いて説明する。まず構成について説明する。
図1に示すように、ラベル等の製品を裁断して巻き取るスリッターは、原反ロール2を軸着する送出部1と帯状シート3を巻き取る巻取部7を有し、送出部1と巻取部7の間に、検品装置9、スリット装置10及び複数の案内ローラー4を具備する。
本実施形態に係るスリッターは上記構成に加えて、スリット装置10・巻取部7間にカットテーブル機構5及びカット位置決め機構6を具備し、メートル決め又は枚数決めのシートをスリットする際に繰り返し必要となるカット作業の効率化を実現したものである。
図3に示すように、カットテーブル機構5はスリッター本体に軸設されたテーブル移動用アーム53と該アーム先端近傍に付設されたカットテーブル51から成り、エアシリンダー52の作動によってカットテーブル51が回動する構成になっている。具体的には、カットテーブル51は、シート3が流れているときはシート3から乖離した状態を保っており、カット停止時に上方向に移動しシート3に着接する。図4に示すように、カットテーブル51のシート側表面はシート幅方向に複数の溝が形成されており、カッターを使用したカット作業を容易にしている。
カット位置決め機構6は、カットテーブル機構5と同じ水平位置に軸設された位置決めロール移動用アーム62と該アーム先端近傍に付設された位置決めロール61を有し、カット停止時にカットテーブル51の動きに呼応し、近設の位置決めロール用モーター63の作動によって位置決めロール61が帯状シート3を下方向に押圧することにより、カット位置がカットテーブル51上に決まるように調節する構成となっている。
次に、カットテーブル機構5及びカット位置決め機構6を具備した本実施形態のスリッターの効果について改めて説明する。これらの機構を有さない従来のスリッターにおいては、メートル決め・枚数決めのシートのカット位置の確認とカット作業に時間を要していた。特にカット位置確認のための時間は、繰り返し必要となるカット作業においては累積的に多大なものとなり、作業全体の効率を落としてしていたところ、本スリッターの提供により大きく改善された。すなわち作業者は、一度だけ位置決めロール61の動き幅を調節し、カット位置をカットテーブル51上に決定させれば、その後のカット停止時には、位置決めロール61とカットテーブル51が呼応して同じ動作を繰り返し、常に正確にカット位置がカットテーブル51上で停止する。これにより、作業者はいちいちカット位置を目視により確認することなく、カット停止時に、カットテーブル上の溝511(図4)に沿ってカッター動かすことにより、極めて短時間に作業を行うことが可能となり、しいては作業全体の効率化が実現した。
1 送出部
2 原反ロール
3 帯状シート
4 案内ローラー
5 カットテーブル機構
51 カットテーブル
511 溝
52 カットテーブル用エアシリンダー
53 テーブル移動用アーム
6 カット位置決め機構
61 カット位置決めロール
62 ロール移動用アーム
63 位置決めロール用モーター
7 巻取部
8 巻取ロール
9 検品装置
10 スリット装置
11 電子制御盤

Claims (3)

  1. 連続した帯状シートの巻物を連続して任意の縦方向幅に裁断しつつ巻き取るスリッターであって、
    前記帯状シートの幅方向に配設された長尺のカットテーブルと、
    前記帯状シートのカット位置を前記カットテーブル上に決定するためのカット位置決めロールと、
    を有し、一定の間隔毎にシートの巻取が停止し前記帯状シートを幅方向にカットするに当たり、前記カット位置決めロールが前記帯状シートの一部を下方向に押圧し、前記カットテーブルが上方向に移動して前記帯状シートに着接することにより前記カット位置が前記カットテーブル上に決定することを特徴とするスリッター。
  2. 前記カットテーブルはアームを介して回動自在に前記スリッター本体に枢設されていることを特徴とする請求項1記載のスリッター。
  3. 前記カット位置決めロールはアームを介して回動自在に前記スリッター本体に枢設されていることを特徴とする請求項1又は2記載のスリッター。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113427551A (zh) * 2021-07-06 2021-09-24 罗楸沐 一种节能环保橡胶板等距切割设备

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