JP2016141150A - 建築材の押出成型機に使用される金型及びその金型の製造方法 - Google Patents

建築材の押出成型機に使用される金型及びその金型の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】離型剤の使用を減らすことができ、粘性のある成型原料であっても所望するスピードで吐出する事が可能な押出成型機の金型及びその金型の製造方法を提供することを主目的とする。【解決手段】建築材を製造する押出成型機1に使用される金型20であって、金型20は、粘性を持った原料が接触する面に、空気層(Z1〜Z8)を伴った鋭角であって微小な凹凸を設けたことを特徴とする建築材の押出成型機1に使用される金型20及び建築材の押出成型機1に使用される金型20の製造方法。【選択図】図1

Description

本発明は、建築材の中でも主に窯業系サイディングを製造する押出し方式の製造装置に使用される金型及びその金型の製造方法に関する。
従来から窯業系サイディングは、主成分としてセメント質材料に繊維質原料や混和材と水を加え成型される。この窯業系サイディングを成型する方法として抄造法、鋳込法及び押出法がある。
その一例として特許文献1には、押出成型後の加飾型による成形性が良好な生産性に優れた建築材料等に用いることができる無機質外装材及びその製造方法が提案されている。詳細にはSiO2 ― Al2O3 系無機質粉体と、アルカリ金属珪酸塩と、水とを含む硬化性無機質組成物からなる成形材料を押出成形し、硬化させてなることを特徴とする無機質外装材、及びその製造方法が提案されている。
また、特許文献2は、セメント、骨材を主成分とするセメント押出し成形生板を形成する際、補強繊維、増粘剤、水を混合したセメント材料を押出成形機から押出し、押出成形機の口金にセメント材料成分が付着するのを防止するために、セメント材料中に離型性を向上させるための樹脂成分を混合して押出成形し、その後に養生・硬化してセメント押出し成形板を製造する製造方法が提案されている。
これら技術は、粘性のある混成した成型原料を使用するため希望するスピードで金型から吐出する事ができなかった。また、これら原料は粘性があるために、離型剤を使用しなければならず成分の調整等が難しいこともあり作業が繁雑となっていた。
特開2005−330632号公報 特開2005−053023号公報
本発明は、このような課題を鑑みされたものであり、建築材を製造する際に離型剤の使用を減らすか又は使用することがないようにすることができ、また粘性のある原料であっても所望するスピードで吐出する事が可能な押出成型機の金型及びその金型の製造方法を提供することを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために、以下の手段を採った。
建築材を製造する押出成型機に使用される金型であって、前記金型は、粘性を持った原料が接触する面に、空気層を伴った微小な凹凸を設けたことを特徴とする。
このように構成することによって、粘性のある成形物は、空気層に侵入し難くなり、スムーズに吐出される。
前記凹凸は、不規則な配列及び不規則な深さで形成されていることを特徴とする。このように構成することによって、粘性のある成形物は、空気層に侵入し難くなり、スムーズに吐出される。
前記凹凸は、2μm〜300μmの深さであることを特徴とする。このように構成することによって、粘性のある成形物は、空気層に侵入し難くなり、スムーズに吐出される。
前記凹凸は、鋭角な突起を形成していることを特徴とする。このように構成することによって、粘性のある成形物は、空気層に侵入し難くなり、スムーズに吐出される。
前記凹凸は、10μmから400μmの径であることを特徴とする請求項1記載の建築材の押出成型機に使用される金型。このように構成することによって、粘性のある成形物は、空気層に侵入し難くなり、スムーズに吐出される。
前記凹凸は、前記金型よりも硬い粒子を衝突させ、粒子の径より深さを小さく形成したことを特徴とする。このように構成することによって、粘性のある成形物は、空気層に侵入し難くなり、スムーズに吐出される。また、粒子の再利用が可能であると共に鋭角な凹凸が形成しやすくなり、空気層に侵入し難くなる。
建築材を製造する押出成型機に使用される金型の製造工程であって、成形物を成型する形状に鋼材を形成する工程と、粘性を持った原料が接触する面に微小な凹凸を形成する工程と、押出成型機に組み込むために組み合わせる工程と、を有することを特徴とする。このように構成することによって、粘性のある成形物は、空気層に侵入し難くなり、スムーズに吐出される。
前記凹凸を形成する工程は、粒子を圧縮空気を利用して鋼材の表面に衝突させるショット・ブラスト加工により深さ及び配列を不規則な凹凸を形成する工程であることを特徴とする。このように構成することによって、粘性のある成形物は、空気層に侵入し難くなり、スムーズに吐出される。
前記凹凸を形成する工程は、粒子の大きさの範囲が500μmから1500μmの大きさの粒子を圧縮空気を利用して鋼材の表面に衝突させるショット・ブラスト加工によって形成する工程であることを特徴とする。
このように構成することによって、粘性のある成形物は、空気層に侵入し難くなり、スムーズに吐出される。
前記凹凸を形成する工程は、上下に分割した金型の表面にショット・ブラスト加工を施す工程であることを特徴とする。このように構成することによって、ショット・ブラスト加工がし易くなる。
前記凹凸を形成する工程は、前記金型よりも硬い粒子を衝突させ、粒子の径より深さを小さく形成したことを特徴とする。このように構成することによって、粘性のある成形物は、空気層に侵入し難くなり、スムーズに吐出される。また、粒子の再利用が可能であると共に鋭角な凹凸が形成しやすくなり、空気層に侵入し難くなる。
図1は、本実施形態の成形物3の製造装置1の構成を示す概要図である。 図2は、本実施形態の成形物3の製造工程を表すフローチャート表す図である。 図3(A)は、本実施形態にかかる本発明の金型20の構成を示す斜視図である。図3(B)は、金型20の一部分を拡大した斜視図である。 図4は、本実施形態にかかる本発明の金型20の構成を示す側面図である。 図5は、本実施形態にかかる本発明の金型20を製造する際に使用されるサン ドブラスト装置の粉末の粒子30の概要を示す概要図である。 図6は、本実施形態にかかる本発明の金型20を製造する際に使用されるサン ドブラスト装置40の粉末の粒子30が吐出されている状態の概要図である。 図7は、本実施形態にかかる本発明の金型20の断面と成形物3との接触する状態を示す概要図である。 図8は、本実施形態にかかる本発明の金型20の断面と成形物3が流れている様子を示す作用図である。 図9は、図3(B)の領域Cの部分を平面から見た倍率約53倍での顕微鏡写真である。 図10は、図3(B)の領域Cの部分を平面から見た倍率約172倍での顕微鏡写真である。 図11は、図3(B)の領域A及びBの部分を正面から見た倍率約53倍での顕微鏡写真である。 図12は、図3(B)の領域A及びBの部分を正面から見た倍率約53倍での顕微鏡写真である。
本発明にかかる建築材(窯業系サイディング)を製造する押出成型機に使用される金型及びその金型の製造方法の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。各図において対応する構成要素には同一又は類似の符号が付されている。
(実施形態)
本発明の実施形態にかかる建築材の製造方法について図1及び図2を参照して説明する。図1は、建築材製造装置1が示されている。図2は、本実施形態の成形物3の製造工程を表すフローチャート表す図である。
原材料の混合・混練工程S1は、原材料を混合して練り上げる工程である。この工程では、主な原料としてセメント質材料(ボルトランドセメント、シリカセメント、フライアッシュセメント、アルミナセメント等)、硅酸原料(けい石粉、シリカサンド、シリカフユーム、フライアッシュ等)、繊維原料(無機質繊維― ガラス繊維,ロックウール等、有機質繊維一パルプ、木繊維、ビニロン、ポリプロピレン、アクリル等)、混和材料(パーライト、ゼオライト、炭酸カルシウム、粒状有機発泡体、着色材料等)と水とが混ぜられる。これら原料は特に限定する必要はなく、他の原料を混和させてもよく、またすべて混ぜ合わせて使用する必要もない。
混ぜ合わせ、練り上げた原料を製板する工程として後述する押出成形工程S2がある。この工程では、押出して金型による建材としての形を形成しても良いが、プレスして型を形成する方法であっても良い。このプレスでは、表面エンボスや溝形状賦型での成型する方法も考えられる。
成型された成形物3は、セメント成分が水と化学反応を起こして固まる反応を促進させ、セメントの硬化を進める工程として養生工程S3がある。使用原材料,製品の板厚等の仕様によって様々な方式が採られているが、自然養生、蒸気養生、オ-トクレープ養生等の方式がある。そして、次の工程は余分な水分を飛ばす乾燥工程S4である。
そして、製品として仕上げる工程S5は、基板を所定の寸法に切断や表面を削って模様の作成をする工程である。
また、本発明の押出成形工程S2は、図1に示されるように、原材料の混合・混練工程S1で作成された原料を、建築材製造装置1の押出成型機10でスクリュー形のスクリュー12で金型20に押し出して成形物3を成型する。押出成型機10は、真空室を設けて原料を加圧移送させて一段と混練性を高め、原材料の空気をできる限り抜気した状態で金型20に送り込む。送り込まれた原材料は、金型20の開口部22の形状に形成され、成形物3として吐出される。成形物3は、所定の長さに切断されてローラ15を伴ったベルトコンベア14で養生工程S3に運ばれる。本発明では、所定に長さにカットされる状態を示しているが、カットされずに連続した状態で養生工程S3に運んでも良い。
押出成型機10は、先端に金型20が設けられているが、金型装着部13に、ボルト等で図1、図3及び図4に示される金型20の取付部25を介して取り付けられる。
次に、図1及び図3乃至図11を参照して本発明の金型20及び金型20の製造方法を説明する。図3(A)は、本実施形態にかかる本発明の金型20の構成を示す斜視図である。図3(B)は、図3(A)の丸で囲まれた金型20の一部分を拡大した斜視図である。図4は、本実施形態にかかる本発明の金型20の構成を示す側面図である。図7は、本実施形態にかかる本発明の金型20の断面と成形物3との接触する状態を示す概要図である。図8は、本実施形態にかかる本発明の金型20の断面と成形物3が流れている様子を示す作用図である。
金型20は、上下に分離された下型21と上型23を組み合わせることで構成され、成形物3の形状を形成するための開口部22が設けられている。この開口部22の形状と同一に、原料を押出すことによって吐出された成形物3の外形を形成する。この成形物3の外形を形成する金型20の表面は、下型21の下型表面部27及び上型23の上型表面部26に後述する微小な凹凸が設けられている。また、金型20の両端には、押出成型機10の金型装着部13に図示しないボルト等で装着するための取付部25が設けられている。金型20の端面は、図3(B)のように所定の角度で面取りが施されている。この面取り加工は、必ず必要とするものではないが、面取り加工がされていれば有れば成形物3のスムーズな吐出を促進することができる。
図9は、図3(B)の領域Cの部分を平面から見た倍率約53倍での顕微鏡写真である。図10は、図3(B)の領域Cの部分を平面から見た倍率約172倍での顕微鏡写真である。図11は、図3(B)の領域A及びBの部分を正面から見た倍率約53倍での顕微鏡写真である。図12は、図3(B)の領域A及びBの部分を正面から見た倍率約53倍での顕微鏡写真である。
図7乃至図12に示すように金型20の表面(26・27)は、微小な大小の凹凸が設けられている。微小な凹凸は、配列も不規則であり、穴の大きさも不規則な凹凸が形成されている。ショット・ブラスト加工は、圧縮空気によって粒子30を衝突させて金属の表面を研磨する加工である。そして、粒子30が衝突しなかった残存部28や研磨された突起部29が形成される。



表1及び表2は、例として850μmから1000μm程度の粒子30を金型20の表面(26・27)に衝突せて生成した不規則な凹凸を測定したデータである。表1は、図12に示される顕微鏡写真を4箇所ランダムに測定した深さのデータである。深さは、大小あり、2μmから300μmの深さが最適である。


表2は、図10に示される顕微鏡写真を4箇所ランダムに測定した直径のデータである。直径は、粒子30が衝突した谷と山との間の直径であり大小の凹凸がある。直径は、大小あり10μmから400μmの直径が最適である。
粘性を伴っている成形物3の粘性表面Hは、金型20の鋭角な表面(26・27)と接しているが、空気層の空間部Z1〜Z8の方が粘性表面Hと接触している面積は大きい。また、鋭角な凹凸であるため、粘性のある成形物3は、空気層(Z1〜Z8)に侵入し難い形状となっている。
(金型の製造方法)
図3、図5及び図6を参照して金型の製造方法を説明する。図5は、本実施形態にかかる本発明の金型20を製造する際に使用されるショット・ブラスト装置の粉末の粒子30の概要を示す概要図である。図6は、本実施形態にかかる本発明の金型20を製造する際に使用されるショット・ブラスト装置40の粉末の粒子30が吐出されている状態の概要図である。
金型20は、例えば、56HVから300HV(ビッカース硬さ)の硬さの炭素工具鋼鋼材、機械構造用合金鋼材及び合金工具鋼鋼材等の金属材を成形物3の形状を形成するための形状を反映し、切削加工して形成されている。上下の金型の表面(26・27)は、鏡面のように研磨された後、図6に示すようにショット・ブラスト装置40のノズル41からアルミナ等の粒子30をエアコンプレッサーの圧力によって吹き付ける。また、金型20は、隅々まで微小な凹凸を形成するために広い面と略平行に金型20を分割することで、作業が容易となるだけでなく隅々まで粒子30を散布することができる。そのため、金型20は、本発明では上下(21・23)に分割されている。吹き付けられた金型の上下の面だけでなく内側の側面を含めた表面(26・27)は、微小な凹凸が形成されている。
粒子30は、図5に示すように、主に鋭角な鋭角部31を伴った形状であり、鈍角部32等も形成した歪んだ立体の粒子である。粒子30は、番手で16番から30番のものを使用している。硬さは1450HV以上(ビッカース硬さ)であり1600HV程度、500μm〜1500μmの大きさの粒子の範囲が最適である。最も良いのはセラミック系研磨材のアルミナの20番手であり、850μm〜1000μm程度の粒子30を使用すると良い。他の使用例として金属系研磨材であっても良い。鋭角部31や鈍角部32の数は特に実施例に限定されるものではない。
図7に示すように、鋭角を伴った不揃いの粒子30が、上下の面だけでなく内側の側面を含めた金型の表面(26・27)に散布され衝突することで、これら微小凹凸が形成される。そのため、この微小な凹凸は、不規則に作られる。尚、鋭角な粒子を使用することで、鋭角な凹凸が形成されるので、空気層(Z1〜Z8)には、粘性のある成形物3が進入し難くなる。
金型20で成形物3を押出す際の状態について、図8を参照して説明する。図8は、本実施形態にかかる本発明の金型20の断面と成形物3が流れている様子を示す作用図である。
本発明と異なって表面が平坦な面で接触する場合、粘性のある成形物3は、その平坦面に密着してしまい、その後は次から次へと、粘性のある成形物3が上に重なり、流体としての流れが悪くなってしまう。そして、思うような形状に押し出すことができないか、または押し出されても流速が遅くなってしまう。
一方、本発明は、金型の表面(26・27)に微小な凹凸を形成する事で、凹凸面で形成された空気層(Z1〜Z8)によって、形成物3の粘性表面Hが金属面に密着することなく、空気層(Z1〜Z8)が、形成物3の粘性表面Hを白矢印の方向に押すか又は、空気層(Z1〜Z8)が回転するように作用する。そのため、金型の表面(26・27)に密着することが少なく、黒矢印Yの方向に形成物3がスムーズに流れることになる。
また、金型の表面(26・27)が、鋭角に微小な凹凸を形成する事で、形成物3の粘性表面Hが金属面に密着することなく、空気層(Z1〜Z8)が、形成物3の粘性表面Hを白矢印の方向に押すか又は、空気層(Z1〜Z8)が回転するように作用する。そのため、金型の表面(26・27)に密着することが少なく、黒矢印Yの方向に形成物3がスムーズに流れることになる。
尚、鋭角の粒子30だけでなくビース状のような球体の粒子30を使用することも考えられる。粘性のある成形物30が密着できないような空気層(Z1〜Z8)が形成できる粒子30であればよい。
尚、金型20は、2分割されているが多数分割して設けてもよく、また一体型であってもよい。押出成型機10の金型20は、1つだけでもよいが直列に多数連結してもよい。
尚、本実施例では、1つの金型20で1つの建築材が形成されるが、これに限定されることなく多数の成形物3が取れるものであっても良い。その際、開口部22が2個取りできるように、同一の形状が対称に形成され、建築材の成形物3が2個取りできる形状であっても良い。
本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
上述した実施の形態で示すように、窯業系サイディングを製造する際に粘度の高い押出成形材を使用する製品に利用することができる。
1…建築材製造装置、3…成形物(建築材)、10…押出成型機、11…押出装置、
12…スクリュー、13…金型装着部、14…コンベア、15…ローラ、
20…金型、21…下型、22…開口部、23…上型、26…上型表面部、
27…下型表面部、28…残存部、29…突起部、30…粒子、31…鋭角部、
32…鈍角部、40…ショット・ブラスト装置、41…ノズル、H…粘性表面、
Y…黒矢印、Z1〜Z8…空間部。

Claims (11)

  1. 建築材を製造する押出成型機に使用される金型であって、
    前記金型は、粘性のある原料が接触する面に、空気層を伴った微小な凹凸を設けたことを特徴とする建築材の押出成型機に使用される金型。
  2. 前記凹凸は、不規則な配列及び不規則な深さで形成されていることを特徴とする請求項1記載の建築材の押出成型機に使用される金型。
  3. 前記凹凸は、2μmから300μmの深さであることを特徴とする請求項1記載の建築材の押出成型機に使用される金型。
  4. 前記凹凸は、鋭角な突起を形成していることを特徴とする請求項1記載の建築材の押出成型機に使用される金型。
  5. 前記凹凸は、10μmから400μmの径であることを特徴とする請求項1記載の建築材の押出成型機に使用される金型。
  6. 前記凹凸は、前記金型よりも硬い粒子を衝突させ、粒子の径より深さを小さく形成したことを特徴とする請求項1記載の建築材の押出成型機に使用される金型。
  7. 建築材を製造する押出成型機に使用される金型の製造工程であって、
    成形物を成型する形状に鋼材を形成する工程と、粘性のある原料が接触する面に微小な凹凸を形成する工程と、前記押出成型機に組み込むために組み合わせる工程と、を有することを特徴とする建築材を製造する押出成型機に使用される金型の製造方法。
  8. 前記凹凸を形成する工程は、粒子を圧縮空気を利用して鋼材の表面に衝突させるショット・ブラスト加工により深さ及び配列を不規則な凹凸を形成する工程であることを特徴とする請求項5に記載の建築材を製造する押出成型機に使用される金型の製造方法。
  9. 前記凹凸を形成する工程は、粒子の大きさの範囲が500μmから1500μmの大きさの粒子を圧縮空気を利用して鋼材の表面に衝突させるショット・ブラスト加工によって形成する工程であることを特徴とする請求項5に記載の建築材を製造する押出成型機に使用される金型の製造方法。
  10. 前記凹凸を形成する工程は、上下に分割した前記金型の表面にショット・ブラスト加工を施す工程であることを特徴とする請求項5に記載の建築材を製造する押出成型機に使用される金型の製造方法。
  11. 前記凹凸を形成する工程は、前記金型よりも硬い前記粒子を衝突させ、前記粒子の径より深さを小さく形成したこと特徴とする請求項5に記載の建築材を製造する押出成型機に使用される金型の製造方法。
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