JP2016139136A - 光量調節装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光量調節装置を提供する。【解決手段】通孔を具備するケースと、ケースに対して回転自在な1リンクと、第1リンクを回転させる駆動部と、第1リンクの一端部及び他端部のそれぞれに連結されて直線的に移動自在にケースに配置された第1直進羽根及び第2直進羽根と、第1直進羽根及び第2直進羽根のいずれか一つと連結され、ケースに対して回転自在な第2リンクと、通孔を閉鎖する位置と、通孔を開放する位置との間において回転するようにケースに回転自在に結合され、第1リンクに連結された第1回転羽根と、通孔を閉鎖する位置と、通孔を開放する位置との間において回転するようにケースに回転自在に結合され、第2リンクに連結された第2回転羽根と、を具備する光量調節装置である。【選択図】図1

Description

本発明は、光量調節装置に係り、さらに詳細には、光が通過する通孔の大きさを調節する場合に、通孔の形態を円形に近い六角形状に維持することにより、光学的性能が向上し、コンパクトな構造を有する光量調節装置に関する。
デジタルカメラ、ビデオカメラ、CCTV(closed-circuit television)のような撮影装置は、被写体の光を受容して電気的信号に変換するイメージセンサや、イメージセンサに光を通過させる通孔の大きさを変化させることができる絞りのような光量調節装置を有する。
監視カメラのような撮影装置にも、光路を遮断して光量及び感度を調節するために、光量調節装置が使用される。光量調節装置が開放する面積を変更して深度を調整すれば、遠い距離や近くの距離の被写体を鮮明に撮影することができる。
特許文献1は、従来の光量調節装置の構成を開示している。かような従来の光量調節装置は、光を通過させる通孔の大きさを調整する場合に、通孔の形態が不規則に変化するために、光量が不均衡に変化するか、イメージセンサに対して回折現象や色収差が非対称的に発生するか、あるいは光が割れたり滲んだりする現象が生じる。特に、絞りの通孔を最大に絞る過程において、通孔の形態がほぼ菱形状になって焦点が合わず、イメージがぼやけてしまう。また、例えば、木の葉の間に流入する光のように、高輝度の被写体を含む場面を撮影する場合、光部分が絞りの通孔形状と類似した菱形の形状にぼやけるので、不自然なイメージの撮影になる。
図19は、従来の光量調節装置を例示した概念図である。
図19に図示されているような従来の光量調節装置は、光を通過させる光通孔511を開閉するために、ホール521,531を有する羽根520,530を利用するメカニズムを有する。
撮影装置に光を伝達するための光通孔511は、全体的に円形を形成するように設計されるが、光量調節装置が作動している間、光量調節装置の羽根520,530によって形成されるホールが、光通孔511の形態と合わず、光が割れたり滲んだりする現象が生じる。すなわち、従来の光量調節装置によれば、イメージにおいて、部分的に焦点がぼやける問題が生じる。また、光量調節装置の通孔が、横部分がさらに長い菱形状に形成されるので、縦方向と横方向との光学的収差が異なり、撮影されたイメージの縦方向と横方向との解像力に不均衡を起こして光量の差が発生し、撮影されたイメージの画質が低下してしまう。
かような構造の光量調節装置において、通孔の形態を円形に近い多角形状に変形するための試みがあるが、かような試みによれば、通孔を形成する羽根の枚数を増加させなければならず、絞り羽根の移動量が増加するので、光量調節装置を小型に製作しにくい。例えば、6枚の羽根を利用して、六角形の開口を有する光量調節装置を設計する場合、6枚の羽根を駆動するために、駆動モータの大きさが増大し、部品の個数、及び光量調節装置の全体的な体積が増大する。
特許文献2及び特許文献3は、直線的に移動する3枚以上の羽根を利用する光量調節装置の構成を開示している。かような構成によれば、羽根が最大開放位置から閉鎖位置まで移動する距離が増大する。羽根の移動量を増大させるために、羽根を駆動する回転リンクの長さが増大し、光量調節装置の幅方向と長手方向との大きさが増大するので、光量調節装置を小型化しにくい。
特許文献4は、直線的に移動する2枚の羽根と、回転する4枚の羽根とを含み、総6枚の羽根を利用する光量調節装置の構成を開示している。かような構成によれば、六角形の通孔の形態を維持する光量調節装置を具現することができる。しかし、6枚の羽根をいずれも駆動するために、6枚の羽根と、ピンによって連結される円盤部材とを配置しなければならないので、必要な部品の個数が増加し、光量調節装置の全体的な大きさ及び厚みが増大する。また、円盤部材と6枚の羽根との接触による摩擦によって、円盤部材と6枚の羽根とを駆動するために必要なトルクが増大するので、大型の駆動モータと減速器とを使用しなければならない。
前述のような構成を有する多角形の開口を有する従来の光量調節装置は、その体積が大きくなり、部品個数の増加によって、製造コストも増加するので、監視カメラやカムコーダのような装置に採用し難い。
韓国公開特許公報第1993−0000979号(1993.01.16.) 特開1998−301159号公報(1998.11.13.) 登録特許第5173979号公報(2013.01.11.) 登録特許第4735997号(2011.05.13.)
本発明が解決しようとする課題は、光学的性能が向上した光量調節装置を提供することである。
本発明が解決しようとする課題はまた、光量調節装置の作動中、光を通過させる通孔の変化によって光が割れたり滲んだりするような光学的異常現象を除去することである。
本発明が解決しようとする課題はまた、必要な部品の個数及び体積の増加を最小化しながらも、光を通過させる開口の形態が円形に近い六角形の同一形態に維持される光量調節装置を提供することである。
一実施形態に係わる光量調節装置は、光が通過する通孔を具備するケースと、ケースに対して回転自在に配置された第1リンクと、第1リンクに連結され、第1リンクを回転させるための駆動力を生じさせる駆動部と、第1リンクの一端部及び他端部のそれぞれに連結され、ケースの通孔の少なくとも一部分を閉鎖する位置と、通孔を開放する位置との間において直線的に移動自在にケースに配置された第1直進羽根及び第2直進羽根と、第1直進羽根及び第2直進羽根のいずれか一つと連結され、ケースに対して回転自在に配置された第2リンクと、ケースの通孔の一部分を閉鎖する位置と、通孔を開放する位置との間において回転するようにケースに回転自在に結合され、第1リンクに繋がれた第1回転羽根と、ケースの通孔の一部分を閉鎖する位置と、通孔を開放する位置との間において回転するようにケースに回転自在に結合され、第2リンクに連結された第2回転羽根と、を具備する。
光量調節装置は、ケース及び第1直進羽根の間と、ケース及び第2直進羽根の間とに設けられ、第1直進羽根及び第2直進羽根の直線的な移動を案内する直線ガイドをさらに具備し、第1直進羽根及び第2直進羽根は、互いに対して反対方向に移動することができる。
直線ガイドは、第1直進羽根及び第2直進羽根のそれぞれに形成された直線溝と、ケースから突出して直線溝に挿入される直進案内突出部と、を具備することができる。
第1直進羽根及び第2直進羽根のそれぞれは、ケースの通孔を通過する光を通過させる開口部を具備することができる。
第1リンクは、一端部から突出する第1連結突起と、他端部から突出する第2連結突起とを具備し、第1直進羽根は、第1連結突起が挿入される第1連結ホールを具備し、第2直進羽根は、第2連結突起が挿入される第2連結ホールを具備することができる。
駆動部は、ケースに対して回転自在な駆動軸を具備し、駆動軸に第1リンクが結合され、駆動軸と共に第1リンクが回転し、第2リンクは、駆動軸に対して自由に回転自在に結合される。
第2リンクは、第3連結突起を具備し、第2リンクに連結される第1直進羽根及び第2直進羽根のいずれか一つは、第3連結突起が挿入される第3連結ホールをさらに具備し、第1リンクと第2リンクは、互いに対して反対方向に回転することができる。
ケースは、第1回転羽根及び第2回転羽根を回転自在に支持する回転支持軸を具備し、第1回転羽根及び第2回転羽根は、互いに対して反対方向に回転することができる。
第1リンクは、第1リンクの回転中心と一端部との間や、第1リンクの回転中心と他端部との間から突出する第4連結突起をさらに具備し、第1回転羽根は、第4連結突起が挿入されて湾曲して延在する第1回転案内ホールを具備し、第2回転羽根は、第3連結突起が挿入されて湾曲して延在する第2回転案内ホールを具備することができる。
光量調節装置は、通孔に対応する外側通孔を具備し、第1直進羽根及び第2直進羽根、第1回転羽根及び第2回転羽根、並びに第1リンク及び第2リンクを覆うようにケースに結合されるカバーをさらに具備することができる。
第1リンクは、駆動軸が結合される結合孔をさらに具備し、第1連結突起と結合孔との距離と、第2連結突起と結合孔との距離は、互いに同一である。
第1連結ホール及び第2連結ホールのそれぞれは、第1直進羽根及び第2直進羽根の移動方向を横切る方向に延在する。
第3連結突起から第2リンクの回転中心までの距離は、第1連結突起から第1リンクの回転中心までの距離より短い。
第3連結ホールは、第1直進羽根及び第2直進羽根の移動方向を横切る方向に延在する。
第1回転羽根及び第2回転羽根のそれぞれは、第1回転羽根及び第2回転羽根のそれぞれが通孔を開放した位置にあるとき、直進案内突出部を収容する収容溝を具備することができる。
ケースは、ケースの内側から突出し、第1直進羽根や第2直進羽根の一面に接する直線突出部をさらに具備することができる。
カバーは、第1連結突起及び第2連結突起のそれぞれの端部が挿入され、第1リンクの回転中心に対する円周方向に沿って延在し、第1連結突起及び第2連結突起の回転運動を案内する外側回転溝部をさらに具備することができる。
カバーは、第3連結突起及び第4連結突起のそれぞれの端部が挿入され、第1リンクの回転中心に対する円周方向に沿って延在し、第3連結突起及び第4連結突起の回転運動を案内する内側回転溝部をさらに具備することができる。
光量調節装置は、ケースに結合されるカバーをさらに具備し、カバーは、直線溝に挿入され、第1直進羽根及び第2直進羽根の直線的な運動を案内する直線レールを具備することができる。
カバーは、第1回転羽根及び第2回転羽根の回転方向に沿って湾曲され、第1回転羽根も第2回転羽根と接し、第1回転羽根及び第2回転羽根の回転運動を案内する曲線レールをさらに具備することができる。
本発明の実施形態に係わる光量調節装置は、直線運動を行う第1直進羽根及び第2直進羽根、並びに回転運動を行う第1回転羽根及び第2回転羽根によって、光が通過する通孔の大きさが調節される間、通孔の形態が円形に近い六角形状に同一に維持されるので、光学的性能が向上する。
また、第1回転羽根及び第2回転羽根、並びに第1直進羽根及び第2直進羽根の4枚の羽根を、第1リンク及び第2リンクを利用して効率的に駆動することができるので、駆動部に必要な駆動力を最小化すると共に、4枚の羽根の配置及び作動のために必要な空間の大きさを最小化することができ、コンパクトな光量調節装置の具現が可能である。
一実施形態に係わる光量調節装置の構成要素の結合関係を概略的に図示した分解斜視図である。 図1の光量調節装置が組み立てられた状態の底面を図示した斜視図である。 図2の光量調節装置の上面を図示した斜視図である。 図2の光量調節装置の内側一部分の作動状態を図示した上面図である。 図4の光量調節装置の内側一部分の他の作動状態を図示した上面図である。 図4の光量調節装置の内側一部分のさらに他の作動状態を図示した上面図である。 図2の光量調節装置の内部における、第1直進羽根及び第2直進羽根の作動状態を図示した上面図である。 図7の光量調節装置の他の作動状態を図示した上面図である。 図7の光量調節装置のさらに他の作動状態を図示した上面図である。 図2の光量調節装置の内部における、第1回転羽根及び第2回転羽根の作動状態を図示した上面図である。 図10の光量調節装置の他の作動状態を図示した上面図である。 図10の光量調節装置のさらに他の作動状態を図示した上面図である。 図2の光量調節装置の内部における、第1直進羽根及び第2直進羽根、並びに第1回転羽根及び第2回転羽根の作動状態共に図示した上面図である。 図13の光量調節装置の他の作動状態を図示した上面図である。 図13の光量調節装置のさらに他の作動状態を図示した上面図である。 図15の光量調節装置の通孔が縮小された状態を図示した上面図である。 図16の光量調節装置において、通孔がさらに縮小された状態を図示した上面図である。 図17の光量調節装置において、通孔が閉鎖された状態を図示した上面図である。 従来の光量調節装置を例示した概念図である。
以下、添付図面の実施形態を介して、実施形態に係わる光量調節装置の構成及び作用について詳細に説明する。説明の中で使用される「及び/または」の表現は、関連要素の一つ、または要素の組み合わせを意味する。
図1は、一実施形態に係わる光量調節装置の構成要素の結合関係を概略的に図示した分解斜視図である。
図1に示された実施形態に係わる光量調節装置は、光が通過する通孔11を具備するケース10と、ケース10に回転自在に配置された第1リンク20と、第1リンク20に連結され、第1リンク20を回転させるための駆動力を生じさせる駆動部30と、ケース10に直線的に移動するように配置され、第1リンク20に連結される第1直進羽根40及び第2直進羽根50と、第2直進羽根50に連結され、ケース10に回転自在に配置された第2リンク60と、ケース10に回転自在に結合され、通孔11を開閉するように回転する第1回転羽根70及び第2回転羽根80と、を具備する。
前述の構造の光量調節装置は、例えば、静止映像を撮影するデジタルスチールカメラ、動画を撮影するデジタルビデオカメラ、あるいはCCTV(closed-circuit television)などの監視カメラのような多様な形態の撮影装置に使用される。
ケース10は、通孔11を介して、撮影装置のイメージセンサに光を通過させる機能を持つと同時に、第1直進羽根40及び第2直進羽根50、駆動部30、第1リンク20及び第2リンク60、並びに第1回転羽根70及び第2回転羽根80のような他の構成要素を支持する機能を持つ。ケース10は、例えば、プラスチックや薄い金属板などの素材によって製作される。
ケース10の内部には、第1直進羽根40及び第2直進羽根50、第1回転羽根70及び第2回転羽根80、並びに第1リンク20及び第2リンク60が収容される。
ケース10の上面に、カバー90が結合される。カバー90は、ケース10の通孔11に対応する外側通孔11を具備する。ケース10も、プラスチックや金属板などの素材によって製作される。
第1直進羽根40及び第2直進羽根50は、ケース10によって支持され、ケース10に対して直線的に移動するように配置される。第1直進羽根40及び第2直進羽根50は、X軸方向に沿って直線的に移動することができる。第1直進羽根40及び第2直進羽根50は、通孔11を通過する光路を横切る方向に移動自在であり、互いに対して反対方向に移動する。第1直進羽根40及び第2直進羽根50は、ケース10の通孔11を開放する方向、すなわち、互いに対して遠くなる方向に直線的に移動したり、ケース10の通孔11を閉鎖する方向、すなわち、互いに対して近くなる方向に直線的に移動したりするようにケース10に配置される。
第1直進羽根40及び第2直進羽根50のそれぞれは、通孔11の一部に対応するように、通孔11に対応する大きさを有し、円弧状に形成される、第1開口部49及び第2開口部59を具備する。第1直進羽根40及び第2直進羽根50は、プラスチックや薄い金属板の素材によって製作される。
第1直進羽根40及び第2直進羽根50は、互いに対して対称になる形状を有するように製作される。ケース10及び第1直進羽根40の間、並びにケース10及び第2直進羽根50の間のそれぞれには、第1直進羽根40及び第2直進羽根50の直線的な運動を案内する直線ガイドが設置される。
図1に図示された実施形態において直線ガイドは、ケース10の内側に形成された直進案内突出部10a、並びに第1直進羽根40及び第2直進羽根50のそれぞれに形成され、直進案内突出部10aが挿入される直線溝47,48,57,58を具備する。しかし、本実施形態は、図1に図示された直線ガイドの構成によって制限されるものではなく、例えば、ケース10に直線溝を設け、第1直進羽根40及び第2直進羽根50に突出部を設けることもできる。または、例えば、ケース10の内側の両側エッジに、第1直進羽根40及び第2直進羽根50の両側エッジの端部が挿入される溝を形成することにより、直線ガイドを具現することもできる。
第1直進羽根40及び第2直進羽根50の直線溝47,48,57,58には、ケース10の直進案内突出部10aが挿入されるので、第1直進羽根40及び第2直進羽根50は、図1において、Y軸方向への動きが制限され、X軸方向に沿って直線的にのみ移動することができる。ケース10は、第1直進羽根40の一面に接し、第1直進羽根40の直線的な移動を案内する直線突出部10bを具備する。直線突出部10bは、第1直進羽根40をして、ケース10及び第1直進羽根40の摩擦による抵抗を最小化させる機能を遂行する。
ケース10には、第1リンク20が回転自在に配置される。第1リンク20の一端部20aには、第1直進羽根40が連結され、第1リンク20の他端部20bには、第2直進羽根50が連結される。
第1リンク20は、一端部20aからZ軸方向に、上側に向けて突出する第1連結突起22と、他端部20bからZ軸方向に、上側に向けて突出する第2連結突起23と、を具備する。第1直進羽根40は、第1連結突起22が挿入される第1連結ホール41を具備し、第2直進羽根50は、第2連結突起23が挿入される第2連結ホール51を具備する。第1連結ホール41及び第2連結ホール51は、第1直進羽根40及び第2直進羽根50の直線運動の方向、すなわち、X軸方向を横切るY軸方向に延在する。
本実施形態は、第1リンク20、並びに第1直進羽根40及び第2直進羽根50のそれぞれを連結する第1連結突起22及び第2連結突起23、並びに第1連結ホール41及び第2連結ホール51の配置構造によって制限されるものではない。例えば、第1リンク20の両側エッジ部に連結ホールを設け、第1直進羽根40及び第2直進羽根50のそれぞれに連結突起を設けるように構造を変形することができる。
図2は、図1の光量調節装置が組み立てられた状態の底面を図示した斜視図である。
駆動部30は、ケース10の外側に配置される。駆動部30は、外部から電気信号が印加されることによって駆動力を生じさせることにより、図1の第1リンク20を回転させることができる。
図1を参照すれば、駆動部30の駆動軸31は、ケース10を貫通してケース10の内側に突出し、駆動軸31は、ケース10に対して回転自在である。第1リンク20は、一端部20a及び他端部20bの間に、駆動軸31に結合される結合孔21を具備する。第1リンク20の結合孔21が駆動軸31に結合されることにより、第1リンク20は、駆動軸31と共に、ケース10に対して回転することができる。第1連結突起22から結合孔21までの距離、すなわち、第1連結突起22から第1リンク20の回転中心までの距離は、第2連結突起23から結合孔21までの距離、すなわち、第2連結突起23から第1リンク20の回転中心までの距離と同一である。
第2リンク60の一端部の連結ホール61には、駆動軸31の上側端部が挿入される。第2リンク60は、駆動軸31に対して自由に回転自在に結合される。第2リンク60の連結ホール61の上側には、結合カバー69が結合され、第2リンク60が駆動軸31に安定して結合される。
第2リンク60は、他端部から突出する第3連結突起62を具備する。第2リンク60に連結される第2直進羽根50は、第3連結突起62が挿入される第3連結ホール52を具備する。第3連結突起62から第2リンク60の回転中心までの距離は、第1連結突起22から第1リンク20の回転中心までの距離より短い。
本実施形態は、前述のような第2リンク60及び第2直進羽根50の連結構造によって限定されるものではなく、例えば、第2リンク60に連結ホールを設け、第2直進羽根50に第3連結突起を設け、第2リンク60及び第2直進羽根50を連結することができる。
第2直進羽根50の第3連結ホール52は、第2直進羽根50の直線的な移動方向、すなわち、X軸方向を横切る方向であるY軸方向に延在する。第2直進羽根50の第3連結ホール52と、第2リンク60の第3連結突起62は、第2直進羽根50に伝達された第1リンク20の回転力を、第2リンク60にさらに伝達する機能を遂行する。すなわち、第2直進羽根50は、第1リンク20に連結された状態で、ケース10に対して直線的に移動するので、第2直進羽根50が直線的に移動する間、第2直進羽根50を移動させる力が、第2直進羽根50の第3連結ホール52に連結された第3連結突起62を介して第2リンク60に伝達される。
前述のような第1リンク20及び第2リンク60、並びに第2直進羽根50の連結構造によれば、第1リンク20及び第2リンク60は、互いに対して反対になる方向に回転することができる。例えば、図1において、第1リンク20が時計回りに回転する場合、第2直進羽根50は、ケース10の通孔11の中心に向かう方向に移動し、第2直進羽根50に連結された第2リンク60は、反時計回りに回転する。反対に、第1リンク20が反時計回りに回転するならば、第2直進羽根50は、ケース10の通孔11の外側に向かう方向に移動し、第2直進羽根50に連結された第2リンク60は、時計回りに回転する。
第1回転羽根70及び第2回転羽根80のそれぞれの回転ホール72,82は、ケース10に形成された回転支持軸19に回転自在に結合される。従って、第1回転羽根70及び第2回転羽根80は、回転支持軸19を中心に、ケース10に対して回転することができる。第1回転羽根70及び第2回転羽根80は、プラスチックや薄い金属板の素材によって製作される。第1回転羽根70及び第2回転羽根80のそれぞれは、通孔を開放した位置にあるとき、直進案内突出部10aを収容することができる収容溝70a、80aを具備する。
第2回転羽根80は、第2リンク60の第3連結突起62が挿入される第2回転案内ホール81を具備する。第2回転案内ホール81は、第2回転羽根80の回転ホール82を中心に、円周方向に沿って湾曲して延在する。
第1リンク20は、第1リンク20の回転中心と他端部20bとの間に、第4連結突起24を具備する。第1回転羽根70は、第1リンク20の第4連結突起24が挿入される第1回転案内ホール71を具備する。第1回転案内ホール71は、第1回転羽根70の回転ホール72を中心に、円周方向に沿って湾曲して延在する。
第1回転羽根70の第1回転案内ホール71に、第4連結突起24が挿入されることにより、第1回転羽根70が第1リンク20に連結される。第1リンク20が回転すれば、第1リンク20の回転力が、第4連結突起24を介して、第1回転案内ホール71に伝達されるので、第1リンク20の回転運動と連動し、第1回転羽根70が回転する。
第2回転羽根80の第2回転案内ホール81に、第3連結突起62が挿入されることにより、第2回転羽根80が、第2リンク60に連結される。第2リンク60が回転すれば、第2リンク60の回転力が、第3連結突起62を介して、第2回転案内ホール81に伝達されるので、第2リンク60の回転運動と連動し、第2回転羽根80が回転する。
前述のように、第1リンク20及び第2リンク60は、互いに反対になる方向に回転するので、第1リンク20及び第2リンク60のそれぞれに連結された第1回転羽根70及び第2回転羽根80も、互いに反対方向に回転する。
第1リンク20が時計回り方向に回転すれば、第1リンク20と連結された第1回転羽根70も、通孔11を閉鎖する時計回りに回転する。第1リンク20が時計回りに回転する間、第2リンク60は、反時計回りに回転するので、第2リンク60と連結された第2回転羽根80も、通孔11を閉鎖する反時計回りに回転する。
第1リンク20が反時計回りに回転すれば、第1回転羽根70も、通孔11を開放する反時計回りに回転する。第1リンク20が反時計回りに回転する間、第2リンク60は、時計回りに回転するので、第2リンク60と連結された第2回転羽根80も、通孔11を開放する時計回りに回転する。
図3は、図2の光量調節装置の上面を図示した斜視図である。
カバー90は、回転支持軸19の端部が結合される軸結合孔99;並びに第1連結突起22及び第2連結突起23の端部が挿入され、第1リンク20の回転中心に対する円周方向に沿って延在し、第1連結突起22及び第2連結突起23の回転運動を案内する外側回転溝部95,92;を具備する。
カバー90はまた、第3連結突起62及び第4連結突起24の端部が挿入され、第1リンク20及び第2リンク60の回転中心に対する円周方向に沿って延在し、第3連結突起62及び第4連結突起24の回転運動を案内する内側回転溝部94,93を具備する。
カバー90はまた、第1直進羽根40及び第2直進羽根50の直線溝47,48,57,58の一部分に挿入され、第1直進羽根40及び第2直進羽根50の直線的な運動を案内する直線レール97,96を具備する。カバー90はまた、第1回転羽根70及び第2回転羽根80に接し、回転運動を案内するための曲線レール98を具備する。曲線レール98は、第1回転羽根70及び第2回転羽根80の回転方向に沿って湾曲される。
ケース10とカバー90との間に、第1直進羽根40及び第2直進羽根50、並びに第1回転羽根70及び第2回転羽根80の4枚の羽根が配置されるときには、ケース10からカバー90までの空間において、互いに異なる高さに4枚の羽根が配置される。第1直進羽根40及び第2直進羽根50、並びに第1回転羽根70及び第2回転羽根80は、ケース10の直線突出部10b,10c、並びに横突出部10d、及びカバー90の直線レール97,96の間に配置されるので(図1参照)、4枚の羽根の干渉、4枚の羽根とカバー90との干渉、及び4枚の羽根とケース10との機械的な干渉が最小化される。従って、駆動部30が4枚の羽根を駆動するために必要な駆動力を最小化することができる。
図4は、図2の光量調節装置の内側一部分の作動状態を図示した上面図であり、図5は、図4の光量調節装置の内側一部分の他の作動状態を図示した上面図であり、図6は、図4の光量調節装置の内側一部分のさらに他の作動状態を図示した上面図である。
図4、図5及び図6のそれぞれは、光量調節装置の第1リンク20が時計回りに回転する動作を順に図示する。図4ないし図6において、第1リンク20が時計回りに回転する間、第2リンク60は、第1リンク20の運動方向と反対になる反時計回りに回転する。
図7は、図2の光量調節装置の内部における、第1直進羽根40及び第2直進羽根50の作動状態を図示した上面図である。図7は、光量調節装置の第1リンク20及び第2リンク60が、図4に図示されているような状態にある場合の第1直進羽根40及び第2直進羽根50の位置を図示している。
第2直進羽根50は、第1リンク20の第2連結突起23に連結され、第1直進羽根40は、第1リンク20の第1連結突起22に連結されるので、第1リンク20の回転運動が、第1直進羽根40及び第2直進羽根50に伝達される。第1直進羽根40及び第2直進羽根50は、ケース10によってX軸方向に沿ってのみ直線的に移動するように規制されているので、第1リンク20が回転運動することによって、第1直進羽根40及び第2直進羽根50は、X軸方向に沿って、互いに対して反対方向に直線的に移動する。図7では、第1直進羽根40及び第2直進羽根50が互いに対して遠くなる方向に移動し、通孔11が完全に開放された状態である。
図8は、図7の光量調節装置の他の作動状態を図示した上面図である。図8は、光量調節装置の第1リンク20及び第2リンク60が、図5に図示されているような状態にある場合の第1直進羽根40及び第2直進羽根50の位置を図示している。
図7の状態と比較すると、図8では、第1直進羽根40及び第2直進羽根50は、通孔11の中心に向けて互いに向かう方向に移動することにより、通孔11の一部を閉鎖する。
図9は、図7の光量調節装置のさらに他の作動状態を図示した上面図である。図9は、光量調節装置の第1リンク20及び第2リンク60が、図6に図示されているような状態にある場合の、第1直進羽根40及び第2直進羽根50の位置を図示している。
図8の状態と比較すると、図9では、第1直進羽根40及び第2直進羽根50が、通孔11の中心に向けて互いに向かう方向にさらに移動することにより、通孔11をさらに閉鎖する。
図10は、図2の光量調節装置の内部における、第1回転羽根70及び第2回転羽根80の作動状態を図示した上面図である。図10は、光量調節装置の第1リンク20及び第2リンク60が、図4に図示されているような状態にある場合の第1回転羽根70及び第2回転羽根80の位置を図示している。
第2回転羽根80の第2回転案内ホール81には、第2リンク60の第3連結突起62が挿入され、第1回転羽根70の第1回転案内ホール71には、第1リンク20の第4連結突起24が挿入される。従って、第1リンク20及び第2リンク60のそれぞれの回転運動が、第3連結突起62及び第4連結突起24を介して、第1回転羽根70及び第2回転羽根80のそれぞれに伝達され、第1回転羽根70及び第2回転羽根80が互いに反対方向に回転する。
図10において、第1回転羽根70は、反時計回り方向に最大に移動し、第2回転羽根80は、時計回り方向に最大に移動し、通孔11が完全に開放される。
図11は、図10の光量調節装置の他の作動状態を図示した上面図である。図11は、光量調節装置の第1リンク20及び第2リンク60が、図5に図示されているような状態にある場合の第1回転羽根70及び第2回転羽根80の位置を図示している。
図10と比較すると、図11において第1回転羽根70は、時計回り方向に通孔11の中心に向けて若干回転し、第2回転羽根80は、反時計回り方向に通孔11の中心に向けて若干回転することにより、通孔11の一部分が閉鎖される。
図12は、図10の光量調節装置のさらに他の作動状態を図示した上面図である。図12は、光量調節装置の第1リンク20及び第2リンク60が図6に図示されているような状態にある場合の第1回転羽根70及び第2回転羽根80の位置を図示している。
図11と比較すると、図12において第1回転羽根70は、時計回り方向に通孔11の中心に向けてさらに回転し、第2回転羽根80は、反時計回り方向に通孔11の中心に向けてさらに回転することにより、通孔11の中心部分に近い通孔11の一部分が閉鎖される。
図13は、図2の光量調節装置の内部における、第1直進羽根40及び第2直進羽根50、並びに第1回転羽根70及び第2回転羽根80の作動状態を共に図示した上面図であり、図14は、図13の光量調節装置の他の作動状態を図示した上面図であり、図15は、図13の光量調節装置のさらに他の作動状態を図示した上面図であり、図16は、図15の光量調節装置の通孔が縮小された状態を図示した上面図であり、図17は、図16の光量調節装置において、通孔がさらに縮小された状態を図示した上面図である。
図13は、光量調節装置の第1リンク20及び第2リンク60が、図4に図示されているような状態に該当し、図15は、図5に図示された状態に該当し、図17は、図6に図示された状態に該当する。
図18は、図17の光量調節装置において、通孔が閉鎖された状態を図示した上面図である。
第1リンク20の位置が、図4に図示された状態から図6に図示された状態に、時計回り方向に回転する間、光量調節装置の第1回転羽根70及び第2回転羽根80、並びに第1直進羽根40及び第2直進羽根50のそれぞれの位置は、図13から図17に図示されているような様子に順に変更され、図6に図示された状態において、第1リンク20が時計回り方向にさらに回転すれば、図18に図示されているように、通孔11が閉鎖された状態になる。
図18に図示された状態において、第1リンク20が反時計回り方向に回転し始めれば、図17に図示されているように、通孔11の中心に該当する一部分が開放され始める。図17に図示された状態に対応する図6の状態から、第1リンク20が反時計回り方向に回転し、図5に図示された位置に変更された後、第1リンク20が反時計回り方向にさらに回転し、図4に図示された位置に変更されれば、光量調節装置の第1回転羽根70及び第2回転羽根80、並びに第1直進羽根40及び第2直進羽根50のそれぞれの位置は、図17から、図16、図15、図14、図13のそれぞれに図示されているように、通孔11を開放するための方向に順に変更される。
図14ないし図17に図示されているように、光量調節装置の第1回転羽根70及び第2回転羽根80、並びに第1直進羽根40及び第2直進羽根50のそれぞれの位置が変更され、通孔11の大きさが変更される間、変更される通孔11の形態は、円形に近いほぼ六角形の同一形態に維持される。
通孔11の六角形状において、X軸方向に沿って左右側の4個の辺は、第1直進羽根40及び第2直進羽根50によって形成される。また、通孔11の六角形状において、Y軸方向に沿って上側及び下側の2個の辺は、第1回転羽根70及び第2回転羽根80によって形成される。このように、通孔11の大きさがほぼ最大で開放された状態から最小で開放された状態まで変更される間、通孔11の形態が同一である六角形状に維持されるので、菱形の通孔形態を具現した従来の光量調節装置において発生した光学的な問題を避けることができるので、光量調節装置の光学的性能が向上する。
また、前述のような構成の光量調節装置によれば、第1回転羽根70及び第2回転羽根80、並びに第1直進羽根40及び第2直進羽根50の4枚の羽根を駆動し、通孔11の大きさを六角形状に維持しながらも、第1リンク20及び第2リンク60を利用して、4枚の羽根を効率的に駆動することができるので、駆動部30に必要な駆動力を最小化すると共に、4枚の羽根の配置及び作動のために必要な空間の大きさを最小化することができ、コンパクトな光量調節装置の具現が可能である。
前述の実施形態に係わる構成及び効果についての説明は例示的なものに過ぎず、当該技術分野で当業者であるならば、それらから多様な変形、及び均等な他の実施形態が可能であるという点を理解するであろう。従って、発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲によってのみ定められるものである。
本発明の光量調節装置は、例えば、撮像装置関連の技術分野に効果的に適用可能である。
10 ケース
10a 直進案内突出部
10b,10c 直線突出部
10d 横突出部
11 通孔
19 回転支持軸
20 第1リンク
20a 一端部
20b 他端部
21 結合孔
22 第1連結突起
23 第2連結突起
24 第4連結突起
30 駆動部
31 駆動軸
40 第1直進羽根
41 第1連結ホール
47,48,57,58 直線溝
49 第1開口部
50 第2直進羽根
51 第2連結ホール
52 第3連結ホール
59 第2開口部
60 第2リンク
61 連結ホール
62 第3連結突起
69 結合カバー
70 第1回転羽根
71 第1回転案内ホール
72,82 回転ホール
80 第2回転羽根
81 第2回転案内ホール
82 回転ホール
90 カバー
94,93 内側回転溝部
95,92 外側回転溝部
99 軸結合孔
97,96 直線レール

Claims (10)

  1. 光が通過する通孔を具備するケースと、
    前記ケースに対して回転自在に配置された第1リンクと、
    前記第1リンクに連結され、前記第1リンクを回転させるための駆動力を生じさせる駆動部と、
    前記第1リンクの一端部及び他端部のそれぞれに連結され、前記ケースの前記通孔の少なくとも一部分を閉鎖する位置と、前記通孔を開放する位置との間で直線的に移動自在に、前記ケースに配置された第1直進羽根及び第2直進羽根と、
    前記第1直進羽根及び前記第2直進羽根のいずれか一つと連結され、前記ケースに対して回転自在に配置された第2リンクと、
    前記ケースの前記通孔の一部分を閉鎖する位置と、前記通孔を開放する位置との間で回転するように、前記ケースに回転自在に結合され、前記第1リンクに連結された第1回転羽根と、
    前記ケースの前記通孔の一部分を閉鎖する位置と、前記通孔を開放する位置との間で回転するように、前記ケースに回転自在に結合され、前記第2リンクに連結された第2回転羽根と、を具備する光量調節装置。
  2. 前記ケース及び前記第1直進羽根の間、並びに前記ケース及び前記第2直進羽根の間に設置され、前記第1直進羽根及び前記第2直進羽根の直線的な移動を案内する直線ガイドをさらに具備し、前記第1直進羽根及び前記第2直進羽根は、互いに対して反対方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の光量調節装置。
  3. 前記直線ガイドは、前記第1直進羽根及び前記第2直進羽根のそれぞれに形成された直線溝と、前記ケースから突出して前記直線溝に挿入される直進案内突出部と、を具備することを特徴とする請求項2に記載の光量調節装置。
  4. 前記第1直進羽根及び前記第2直進羽根のそれぞれは、前記ケースの前記通孔を通過する光を通過させる開口部を具備することを特徴とする請求項1に記載の光量調節装置。
  5. 前記第1リンクは、前記一端部から突出する第1連結突起と、前記他端部から突出する第2連結突起とを具備し、前記第1直進羽根は、前記第1連結突起が挿入される第1連結ホールを具備し、前記第2直進羽根は、前記第2連結突起が挿入される第2連結ホールを具備することを特徴とする請求項1に記載の光量調節装置。
  6. 前記駆動部は、前記ケースに対して回転自在な駆動軸を具備し、前記駆動軸に前記第1リンクが結合され、前記駆動軸と共に前記第1リンクが回転し、前記第2リンクは、前記駆動軸に対して自由に回転自在に結合されたことを特徴とする請求項5に記載の光量調節装置。
  7. 前記第2リンクは、第3連結突起を具備し、前記第2リンクに連結される前記第1直進羽根及び前記第2直進羽根のいずれか一つは、前記第3連結突起が挿入される第3連結ホールをさらに具備し、前記第1リンクと前記第2リンクは、互いに対して反対方向に回転することを特徴とする請求項6に記載の光量調節装置。
  8. 前記ケースは、前記第1回転羽根及び前記第2回転羽根を回転自在に支持する回転支持軸を具備し、前記第1回転羽根及び前記第2回転羽根は、互いに対して反対方向に回転することを特徴とする請求項7に記載の光量調節装置。
  9. 前記第1リンクは、前記第1リンクの回転中心及び前記一端部の間から、あるいは前記第1リンクの前記回転中心及び前記他端部の間から突出する第4連結突起をさらに具備し、前記第1回転羽根は、前記第4連結突起が挿入されて湾曲して延在する第1回転案内ホールを具備し、前記第2回転羽根は、前記第3連結突起が挿入されて湾曲して延在する第2回転案内ホールを具備することを特徴とする請求項8に記載の光量調節装置。
  10. 前記通孔に対応する外側通孔を具備し、第1直進羽根及び第2直進羽根、前記第1回転羽根及び前記第2回転羽根、並びに前記第1リンク及び前記第2リンクを覆うように、前記ケースに結合されるカバーをさらに具備することを特徴とする請求項9に記載の光量調節装置。
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