JP2016138970A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画質を高めることができる画像形成装置を得る。【解決手段】本発明の画像形成装置は、並設された複数のステーションに1つずつセットされ、複数のステーションの配置順に応じた順番で順次現像を開始する複数の現像装置と、電源部とを備える。各現像装置は、現像部と、現像剤を現像部に供給する供給部と、現像部に付着した現像剤の量を規制する規制部材とを有する。電源部は、複数の現像装置のうちの第1の現像装置を第1のステーションにセットしたときの、第1の現像装置における規制部材の電圧の絶対値から供給部の電圧の絶対値を引いた差電圧が、第1の現像装置を第1のステーションより先に現像が開始される第2のステーションにセットしたときの差電圧よりも大きくなるように、各規制部材および各供給部に電圧を印加する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像を形成する画像形成装置に関する。
画像形成装置には、複数の現像装置を有し、カラー画像を印刷可能に構成されたものがある(例えば特許文献1)。このような画像形成装置では、各現像装置は、例えば、供給ローラと、現像ローラと、ブレードと、感光ドラムとを有する。各現像装置では、例えば、供給ローラが現像ローラにトナーを供給し、ブレードが現像ローラの表面上に一様にトナー層を形成する。その結果、各現像装置では、静電潜像が形成された感光ドラムの表面にトナー像が現像されるようになっている。
特開2014−32280号公報
ところで、画像形成装置では、画質が高いことが望まれており、さらなる画質の向上が期待されている。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、画質を高めることができる画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、複数の現像装置と、電源部とを備えている。複数の現像装置は、並設された複数のステーションに1つずつセットされ、複数のステーションの配置順に応じた順番で順次現像を開始するものである。各現像装置は、現像部と、現像剤を現像部に供給する供給部と、現像部に付着した現像剤の量を規制する規制部材とを有している。電源部は、複数の現像装置のうちの第1の現像装置を第1のステーションにセットしたときの、第1の現像装置における規制部材の電圧の絶対値から供給部の電圧の絶対値を引いた差電圧が、第1の現像装置を第1のステーションより先に現像が開始される第2のステーションにセットしたときの差電圧よりも大きくなるように、各規制部材および各供給部に電圧を印加するものである。
本発明の画像形成装置によれば、第1の現像装置を第1のステーションにセットしたときの差電圧が、第1の現像装置を第2のステーションにセットしたときの差電圧よりも大きくなるようにしたので、画質を高めることができる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の一構成例を表す説明図である。 図1に示したIDユニットの一構成例を表す説明図である。 IDユニットの配置例を表す説明図である。 IDユニットの他の配置例を表す説明図である。 図1に示した画像形成装置の一構成例を表すブロック図である。 図4に示したIDユニット配置テーブルの一例を表す表である。 図4に示したIDユニット配置テーブルの他の例を表す表である。 図4に示した設定テーブルの一例を表す表である。 図4に示した設定テーブルの他の例を表す表である。 図2に示したIDユニットへの電圧の供給例を表す説明図である。 図2に示したIDユニットへの電圧の他の供給例を表す説明図である。 図1に示した画像形成装置の一動作例を表すフローチャートである。 図1に示した画像形成装置におけるトナーの振る舞いを表す模式図である。 図1に示した画像形成装置の一特性例を表す表である。 図1に示した画像形成装置におけるトナーの振る舞いを表す他の模式図である。 図1に示した画像形成装置の他の特性例を表す表である。 図1に示した画像形成装置におけるトナーの振る舞いを表す他の模式図である。 図1に示した画像形成装置の他の特性例を表す表である。 図1に示した画像形成装置の他の特性例を表す表である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[構成例]
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置(画像形成装置1)の一構成例を表すものである。画像形成装置1は、例えば普通用紙等からなる記録媒体に対して、電子写真方式を用いて画像を形成するプリンタとして機能するものである。
画像形成装置1は、5つのID(Image Drum)ユニット4(4K,4Y,4M,4C,4W)と、光源61〜65と、1次転写ローラ71〜75と、中間転写ベルト11と、駆動ローラ12と、ベルト従動ローラ13と、2次転写バックアップローラ14と、クリーニングブレード15と、濃度センサ17とを備えている。
IDユニット4は、トナー像を形成するものである。IDユニット4は、5つのステーションS1〜S5のそれぞれに1つずつセットされている。この例では、5つのステーションS1〜S5は、搬送方向Fに、ステーションS5,S4,S3,S2,S1の順で配置されている。そして、この例では、ステーションS5に、黒色(K)のトナー像を形成するIDユニット4Kがセットされ、ステーションS4に、黄色(Y)のトナー像を形成するIDユニット4Yがセットされ、ステーションS3に、マゼンタ色(M)のトナー像を形成するIDユニット4Mがセットされ、ステーションS2に、シアン色(C)のトナー像を形成するIDユニット4Cがセットされ、ステーションS1に、白色(W)のトナー像を形成するIDユニット4Wがセットされている。各IDユニット4は、5つのステーションS1〜S5のいずれに対しても着脱できるように構成されている。これにより、画像形成装置1は、後述するように、例えば、5つのステーションS1〜S5におけるIDユニット4の順番(色の順番)を変更することができるようになっている。
図2は、IDユニット4の一構成例を表すものである。IDユニット4は、感光ドラム41と、帯電ローラ42と、現像ローラ43と、供給ローラ44と、トナー収容部45と、トナー規制ブレード46と、クリーニングブレード47と、IC(Integrated Circuit)タグ48とを備えている。
感光ドラム41は、表面(表層部分)に静電潜像を担持する部材であり、感光体を用いて構成されるものである。感光ドラム41は、図示しない感光ドラムモータから伝達された動力により、この例では左回りで回転する。感光ドラム41は、帯電ローラ42により帯電する。そして、ステーションS1にセットされたIDユニット4の感光ドラム41は、光源61により露光され、ステーションS2にセットされたIDユニット4の感光ドラム41は、光源62により露光され、ステーションS3にセットされたIDユニット4の感光ドラム41は、光源63により露光され、ステーションS4にセットされたIDユニット4の感光ドラム41は、光源64により露光され、ステーションS5にセットされたIDユニット4の感光ドラム41は、光源65により露光される。このようにして、各感光ドラム41の表面には、静電潜像が形成されるようになっている。
帯電ローラ42は、感光ドラム41の表面(表層部分)を帯電させる部材である。帯電ローラ42は、感光ドラム41の表面(周面)に接するように配置されており、感光ドラム41の回転に応じて、この例では右回りで回転する。帯電ローラ42には、後述するように、帯電電圧制御部314により帯電電圧CHが印加されるようになっている。
現像ローラ43は、トナーを表面に担持する部材である。現像ローラ43は、感光ドラム41の表面(周面)に接するように配置されており、図示しない感光ドラムモータおよびギアにより、この例では右回りで回転するようになっている。その際、IDユニット4では、現像ローラ43の表面と感光ドラム41の表面との間で摩擦が生じるように、ギア比が設定されている。各感光ドラム41では、現像ローラ43から供給されたトナーにより、静電潜像に応じたトナー像が形成(現像)される。現像ローラ43には、後述するように、現像電圧制御部313により現像電圧DBが印加されるようになっている。
供給ローラ44は、トナー収容部45内に貯蔵されたトナーを、現像ローラ43に対して供給する部材である。供給ローラ44は、現像ローラ43の表面(周面)に接するように配置されており、図示しない感光ドラムモータおよびギアにより、この例では右回りで回転するようになっている。これにより、IDユニット4では、供給ローラ44の表面と現像ローラ43の表面との間に摩擦が生じ、その結果、トナーが、いわゆる摩擦帯電により帯電するようになっている。供給ローラ44には、後述するように、供給電圧制御部312により供給電圧SBが印加されるようになっている。
トナー収容部45は、トナーを貯蔵するものである。具体的には、IDユニット4Kにおけるトナー収容部45は黒色(K)のトナーを貯蔵し、IDユニット4Yにおけるトナー収容部45は黄色(Y)のトナーを貯蔵し、IDユニット4Mにおけるトナー収容部45はマゼンタ色(M)のトナーを貯蔵し、IDユニット4Cにおけるトナー収容部45はシアン色(C)のトナーを貯蔵し、IDユニット4Wにおけるトナー収容部45は白色(W)のトナーを貯蔵している。黒色のトナーは、例えばカーボンブラックを着色材として含んでいる。黄色のトナーは、例えばピグメントイエローを着色剤として含んでいる。マゼンタ色のトナーは、例えばピグメントマゼンタを着色剤として含んでいる。シアン色のトナーは、例えばピグメントシアンを着色剤として含んでいる。白色のトナーは、例えば酸化チタンを着色剤として含んでいる。この例では、白色のトナーの導電率が、他の色のトナーの導電率よりも高くなっている。
トナー規制ブレード46は、現像ローラ43の表面に当接することにより、この現像ローラ43の表面にトナーからなる層(トナー層)を形成させるとともに、そのトナー層の厚さを規制(制御,調整)する部材である。また、トナー規制ブレード46は、現像ローラ43の表面のトナーにおける電荷量を調整する機能をも有している。このトナー規制ブレード46は、例えば、ステンレス等からなる板状弾性部材(板ばね)であり、このトナー規制ブレード46の先端部が現像ローラ43の表面に当接するように配置されている。後述するように、ステーションS2〜S5にセットされたIDユニット4のトナー規制ブレード46には、供給電圧制御部312により供給電圧SBが印加され、ステーションS1にセットされたIDユニット4のトナー規制ブレード46には、ブレード電圧制御部311によりブレード電圧BBが印加されるようになっている。
クリーニングブレード47は、感光ドラム41の表面(表層部分)に残留するトナーを掻き取ってクリーニングする部材である。クリーニングブレード47は、感光ドラム41の表面に対してカウンタで(感光ドラム41の回転方向に対して逆向きで突出して)当接するように配置されている。
ICタグ48は、IDユニット4の識別番号や、トナー収容部45内のトナーの色などのデータを記憶するタグである。ICタグ48としては、例えば、いわゆるRFID(Radio Frequency IDentifier)を用いることができる。ICタグ48に記憶されたデータは、例えば、後述するインタフェース260を介して、例えば有線通信や無線通信によって読み出されるようになっている。
光源61(図1)は、ステーションS1にセットされたIDユニット4の感光ドラム41に対して光を照射する部材であり、光源62は、ステーションS2にセットされたIDユニット4の感光ドラム41に対して光を照射する部材であり、光源63は、ステーションS3にセットされたIDユニット4の感光ドラム41に対して光を照射する部材であり、光源64は、ステーションS4にセットされたIDユニット4の感光ドラム41に対して光を照射する部材であり、光源65は、ステーションS5にセットされたIDユニット4の感光ドラム41に対して光を照射する部材である。これにより、これらの感光ドラム41は、光源61から65によりそれぞれ露光される。その結果、各感光ドラム41の表面には、静電潜像が形成されるようになっている。
1次転写ローラ71〜75は、ステーションS1〜S5にセットされた5つのIDユニット4により形成されたトナー像を、中間転写ベルト11の被転写面上に静電的にそれぞれ転写するための部材である。1次転写ローラ71は、中間転写ベルト11を介して、ステーションS1にセットされたIDユニット4の感光ドラム41に対向配置されている。同様に、1次転写ローラ72は、中間転写ベルト11を介して、ステーションS2にセットされたIDユニット4の感光ドラム41に対向配置されており、1次転写ローラ73は、中間転写ベルト11を介して、ステーションS3にセットされたIDユニット4の感光ドラム41に対向配置されており、1次転写ローラ74は、中間転写ベルト11を介して、ステーションS4にセットされたIDユニット4の感光ドラム41に対向配置されており、1次転写ローラ75は、中間転写ベルト11を介して、ステーションS5にセットされたIDユニット4の感光ドラム41に対向配置されている。1次転写ローラ71〜75のそれぞれには、後述するように、転写制御部315により転写電圧TR1が印加されるようになっている。これにより、画像形成装置1では、各IDユニット4により形成されたトナー像が、中間転写ベルト11の被転写面上に転写(1次転写)されるようになっている。
中間転写ベルト11は、例えば、高抵抗の半導電性プラスチックフィルムにより構成される、無端の弾性ベルトである。中間転写ベルト11は、駆動ローラ12、ベルト従動ローラ13、および2次転写バックアップローラ14によって張設(張架)されている。そして、中間転写ベルト11は、駆動ローラ12の回転に応じて、搬送方向Fの方向に循環回転するようになっている。その際、中間転写ベルト11は、ステーションS5にセットされたIDユニット4と1次転写ローラ75との間、ステーションS4にセットされたIDユニット4と1次転写ローラ74との間、ステーションS3にセットされたIDユニット4と1次転写ローラ73との間、ステーションS2にセットされたIDユニット4と1次転写ローラ72との間、およびステーションS1にセットされたIDユニット4と1次転写ローラ71との間を移動するようになっている。
駆動ローラ12は、中間転写ベルト11を循環回転させるものである。この例では、駆動ローラ12は、搬送方向Fにおいて、5つのIDユニット4の下流側に配置され、図示しないベルト駆動モータから伝達された動力により、この例では右回りで回転する。これにより、駆動ローラ12は、中間転写ベルト11を搬送方向Fの方向へ循環回転させるようになっている。
ベルト従動ローラ13は、中間転写ベルト11の循環回転に応じて、この例では右回りで従動回転するものである。この例では、ベルト従動ローラ13は、搬送方向Fにおいて、5つのIDユニット4の上流側に配置されている。
2次転写バックアップローラ14は、中間転写ベルト11の循環回転に応じて、この例では右回りで従動回転するものである。2次転写バックアップローラ14は、後述するように、記録媒体9を搬送する搬送路20および中間転写ベルト11を挟んで、2次転写ローラ25(後述)と対向配置されている。
クリーニングブレード15は、中間転写ベルト11の被転写面上に付着したトナーなどの付着物を掻き取ってクリーニングする部材である。このクリーニングブレード15は、この例では、ベルト従動ローラ13に対向する位置に、中間転写ベルト11の被転写面に当接するように配置されている。このクリーニングブレード15により掻き取られた付着物は、容器16に収容されるようになっている。
濃度センサ17は、中間転写ベルト11の被転写面上の各色のトナーの濃度を検出するものである。濃度センサ17は、後述するように、例えば、電源投入時などにおいて、濃度補正を行う際に用いられるものである。
さらに、画像形成装置1は、ホッピングローラ21と、レジストセンサ22と、レジストローラ23と、搬送ローラ24と、2次転写ローラ25と、定着器50と、排出センサ26と、セパレータ27と、排出ローラ28とを備えている。これらの部材は、記録媒体9を搬送する搬送路20に沿って配置されている。
ホッピングローラ21は、給紙トレイ2に収納されている記録媒体9をその最上部から1枚ずつ取り出し、取り出した記録媒体9を搬送路20に送り出す部材である。レジストセンサ22は、記録媒体9が通過したことを検出するメカセンサである。レジストローラ23は、搬送路20を挟む1対のローラにより構成されるものであり、ホッピングローラ21から供給された記録媒体9の斜行を矯正するものである。搬送ローラ24は、搬送路20を挟む1対のローラにより構成されるものであり、記録媒体9が、適切なタイミングで2次転写バックアップローラ14と2次転写ローラ25との間のニップ部に到達するように、記録媒体9を搬送するものである。
2次転写ローラ25は、中間転写ベルト11の被転写面上のトナー像を、記録媒体9の被転写面上に転写するための部材である。2次転写ローラ25は、中間転写ベルト11および搬送路20を挟んで、2次転写バックアップローラ14に対向配置されている。この2次転写ローラ25には、後述するように、転写制御部315により転写電圧TR2が印加される。これにより、画像形成装置1では、中間転写ベルト11の被転写面上のトナー像が、記録媒体9の被転写面上に転写(2次転写)されるようになっている。
定着器50は、記録媒体9に対し熱および圧力を付与することにより、記録媒体9上に転写されたトナー像を記録媒体9に定着させる部材である。定着器50は、ヒートローラ51と、加圧ローラ52と、温度センサ53とを備えている。ヒートローラ51は、例えば、その内部にハロゲンランプ等の加熱ヒータを含んで構成されており、記録媒体9上のトナーに対して熱を付与する部材である。加圧ローラ52は、ヒートローラ51との間に圧接部が形成されるように配置されており、記録媒体9上のトナーに対して圧力を付与する部材である。温度センサ53は、ヒートローラ51や加圧ローラ52の表面温度を検出するものである。これにより、定着器50では、記録媒体9上のトナーが、加熱され、融解し、加圧される。その結果、トナー像が記録媒体9上に定着するようになっている。
排出センサ26は、記録媒体9が通過したことを検出するメカセンサである。セパレータ27は、記録媒体9を、画像形成装置1の外に排出するための搬送路に導くか、再搬送路30(後述)に導くかを制御するものである。排出ローラ28は、セパレータ27が、記録媒体9を画像形成装置1の外に排出するための搬送路に導いたときに、その記録媒体9を画像形成装置1の外に排出する部材である。
さらに、画像形成装置1は、再搬送ローラ31と、セパレータ32と、再搬送ローラ33,35,36とを備えている。これらの部材は、再搬送路30に沿って配置されている。この再搬送路30は、例えば、記録媒体9の、一度トナー像が定着した面に再度トナー像を転写する場合や、トナー像が定着した面とは反対の面にトナー像を転写する場合(いわゆる両面印刷を行う場合)に用いるものである。
再搬送ローラ31は、セパレータ27が、記録媒体9を再搬送路30に導いたときに、その記録媒体9を再搬送路30に沿って搬送する部材である。セパレータ32は、記録媒体9を、そのまま再搬送路30に導くか、記録媒体9の表裏を反転して再搬送路30に導くかを制御するものである。再搬送ローラ33は、記録媒体9の表裏を反転するための搬送路34に設けられた部材である。この再搬送ローラ33および搬送路34は、いわゆる両面印刷の際に使用されるものである。再搬送ローラ35は、セパレータ32により導かれた記録媒体9を再搬送路30に沿って搬送する部材である。再搬送ローラ36は、再搬送ローラ35により搬送された記録媒体9を、搬送路20に再度導く部材である。
この構成により、画像形成装置1では、各IDユニット4により形成されたトナー像が、中間転写ベルト11の被転写面上に転写(1次転写)され、この中間転写ベルト11の被転写面上のトナー像が、記録媒体9の被転写面上に転写(2次転写)されるようになっている。その際、画像形成装置1では、以下に示すように、5つのステーションS1〜S5におけるIDユニット4の順番(色の順番)を変更することができるようになっている。
図3A,3Bは、5つのステーションS1〜S5におけるIDユニット4の配置例を表すものであり、図3Aは、図1と同様に、5つのステーションS5,S4,S3,S2,S1に、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wをこの順にセットした例を示し、図3Bは、5つのステーションS5,S4,S3,S2,S1に、IDユニット4W,4Y,4M,4C,4Kをこの順にセットした例を示す。
画像形成装置1では、ユーザは、例えば、記録媒体9の種類に応じて、5つのステーションS1〜S5におけるIDユニット4の順番(色の順番)を変更することができる。例えば、記録媒体9が紙である場合には、図3(A)のように、5つのステーションS5,S4,S3,S2,S1に、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wをこの順にセットすることができる。すなわち、このようにIDユニット4をセットした場合には、中間転写ベルト11の被転写面上には、黒色(K)のトナー像、黄色(Y)のトナー像、マゼンタ色(M)のトナー像、シアン色(C)のトナー像、白色(W)のトナー像の順に、トナー像が転写される。すなわち、中間転写ベルト11の被転写面上では、一番上に白色(W)のトナー像が転写される。よって、その後の2次転写では、紙(記録媒体9)の一番下に白色(W)のトナー像が転写されることとなる。これにより、例えば、紙(記録媒体9)の色が白色でない場合において、その紙の色が画質に影響するおそれを低減することができ、画質を高めることができるようになっている。
また、例えば、記録媒体9は透明フィルムである場合には、図3(B)のように、5つのステーションS5,S4,S3,S2,S1に、IDユニット4W,4Y,4M,4C,4Kをこの順にセットすることができる。すなわち、このようにIDユニット4をセットした場合には、中間転写ベルト11の被転写面上には、白色(W)のトナー像、黄色(Y)のトナー像、マゼンタ色(M)のトナー像、シアン色(C)のトナー像、黒色(K)のトナー像の順に、トナー像が転写される。すなわち、中間転写ベルト11の被転写面上では、一番下に白色(W)のトナー像が転写される。よって、その後の2次転写では、透明フィルム(記録媒体9)の一番上に白色(W)のトナー像が転写されることとなる。これにより、例えば、ユーザが、透明フィルム(記録媒体9)の転写された面とは反対の面から印刷画像を観察する場合において、画質を高めることができるようになっている。
なお、この例では、2つの例(図3A,3B)を挙げて、IDユニット4の配置を説明したが、これに限定されるものではなく、様々な配置が可能である。
図4は、画像形成装置1における制御機構の一例を表すものである。画像形成装置1は、システム制御部200と、プロセス制御部300とを備えている。
システム制御部200は、画像形成装置1全体の動作を制御するものである。システム制御部200は、CPU(Central Processing Unit)210と、ROM(Read Only Memory)220と、RAM(Random Access Memory)230と、タイマ240と、ホストインタフェース250と、インタフェース260とを備えている。これらの各構成要素は、内部バス270を介して互いに接続されている。
CPU210は、例えば、図示しないパーソナルコンピュータからホストインタフェース250を介して供給された印刷データに基づいて、ROM220に記憶されている印刷処理プログラムに従って、画像形成装置1全体の動作を制御するものである。具体的には、CPU210は、印刷処理プログラムに従って、RAM230およびタイマ240を制御するとともに、インタフェース260を介して、画像形成装置1における各部材の動作を制御するようになっている。
ROM220は、不揮発性メモリであり、印刷処理プログラムを記憶するものである。また、ROM220は、IDユニット配置テーブル221、および設定テーブル222をも記憶している。
IDユニット配置テーブル221は、5つのステーションS1〜S5におけるIDユニット4の配置を表すものである。
図5A,5Bは、IDユニット配置テーブル221の例を表すものであり、図5Aは、図3Aに示したように、5つのステーションS5,S4,S3,S2,S1に、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wをこの順にセットした場合の例を示し、図5Bは、図3Bに示したように、5つのステーションS5,S4,S3,S2,S1に、IDユニット4W,4Y,4M,4C,4Kをこの順にセットした場合の例を示す。IDユニット配置テーブル221は、5つのステーションS1〜S5と、5つのIDユニット4(4K,4Y,4M,4C,4W)との対応関係を示している。図5Aの例では、ステーションS5,S4,S3,S2,S1とIDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wとがそれぞれ対応づけられており、図5Bの例では、ステーションS5,S4,S3,S2,S1とIDユニット4W,4Y,4M,4C,4Kとがそれぞれ対応づけられている。
設定テーブル222は、画像形成装置1を動作させるための様々なパラメータを含むものである。
図6A,6Bは、設定テーブル222のうち、4つのパラメータ(ブレード電圧BB、供給電圧SB、現像電圧DB、および帯電電圧CH)についての情報を表すものである。図6Aは、図3Aに示したように、5つのステーションS5,S4,S3,S2,S1に、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wをこの順にセットした場合の例を示し、図6Bは、図3Bに示したように、5つのステーションS5,S4,S3,S2,S1に、IDユニット4W,4Y,4M,4C,4Kをこの順にセットした場合の例を示す。なお、図6A,6Bでは、説明の便宜上、ブレード電圧BBの絶対値と供給電圧SBの絶対値との差電圧ΔV(=|BB|−|SB|)をも示している。
図6A,6Bに示したように、ブレード電圧BB、供給電圧SB、現像電圧DB、および帯電電圧CHは、5つのIDユニット4のそれぞれに対して設定される。また、例えば、ある色のトナーに係るIDユニット4に対して設定する電圧が、セットするステーションに応じて異なるようにすることができる。具体的には、この例では、IDユニット4Wにおけるブレード電圧BBおよび供給電圧SBを、IDユニット4WをステーションS1にセットしたとき(図6A)と、ステーションS5にセットしたとき(図6B)とで、異なる値に設定している。より具体的には、例えば、IDユニット4Wにおける差電圧ΔVは、IDユニット4WをステーションS1にセットしたとき(図6A)は正の値(120V)であるが、ステーションS5にセットしたとき(図6B)は0Vである。このように、画像形成装置1では、5つのステーションS1〜S5におけるIDユニット4の配置に基づいて、各IDユニット4に印加するブレード電圧BB、供給電圧SB、現像電圧DB、および帯電電圧CHを設定するようになっている。
RAM230は、いわゆる作業用メモリとして機能する揮発性メモリである。具体的には、RAM230は、例えば、印刷データや、タイマ240にて計測された各種制御タイミングなどを記憶するようになっている。
タイマ240は、時間を計り、その時間をCPU210に供給するものである。
ホストインタフェース250は、図示しないパーソナルコンピュータから印刷データを受け取るとともに、このパーソナルコンピュータとの間で各種制御信号のやりとりを行うものである。
インタフェース260は、システム制御部200が、画像形成装置1の各部材の動作を制御するためのインタフェースである。具体的には、システム制御部200は、インタフェース260を介して、プロセス制御部300の高圧制御部310(後述)、露光制御部320、およびモータ制御部330に対して制御信号を供給するとともに、濃度センサ17、レジストセンサ22、排出センサ26、および温度センサ53から、検出結果をそれぞれ受け取る。また、システム制御部200は、インタフェース260を介して、各IDユニット4のICタグ48との間で情報のやりとりを行うようになっている。
プロセス制御部300は、記録媒体9の搬送、帯電、現像、転写、定着などの印刷プロセスを制御するものである。プロセス制御部300は、高圧制御部310と、露光制御部320と、モータ制御部330とを備えている。
高圧制御部310は、各IDユニット4、1次転写ローラ71〜75、および2次転写ローラ25に対して、電圧をそれぞれ印加するものである。高圧制御部310は、ブレード電圧制御部311と、供給電圧制御部312と、現像電圧生成部313と、帯電電圧制御部314と、転写制御部315とを備えている。
ブレード電圧制御部311は、ステーションS1にセットされたIDユニット4のトナー規制ブレード46に対して、ブレード電圧BBを印加するものである。
供給電圧制御部312は、ステーションS2〜S5にセットされた各IDユニット4のトナー規制ブレード46および供給ローラ44に対して、供給電圧SBを印加するとともに、ステーションS1にセットされたIDユニット4の供給ローラ44に対して、供給電圧SBを印加するものである。
図7,8は、各IDユニット4におけるトナー規制ブレード46および供給ローラ44に対する電圧の印加を表すものであり、図7は、ステーションS2〜S5にセットされたIDユニット4の例を示し、図8は、ステーションS1にセットされたIDユニット4の例を示す。ステーションS2〜S5にセットされたIDユニット4では、図7に示したように、供給電圧制御部312が、トナー規制ブレード46および供給ローラ44に対して、同じ電圧(供給電圧SB)を印加する。言い換えれば、ステーションS2〜S5にセットされたIDユニット4のそれぞれでは、トナー規制ブレード46のブレード電圧BBは、供給ローラ44の供給電圧SBと等しくなる。一方、ステーションS1にセットされたIDユニット4では、図8に示したように、ブレード電圧制御部311がトナー規制ブレード46に対してブレード電圧BBを印加するとともに、供給電圧制御部312が供給ローラ44に対して供給電圧SBを印加するようになっている。これにより、ステーションS1にセットされたIDユニット4では、トナー規制ブレード46のブレード電圧BBと、供給ローラ44の供給電圧SBとをそれぞれ設定することができるようになっている。
現像電圧制御部313は、ステーションS1〜S5にセットされたIDユニット4の現像ローラ43に対して、現像電圧DBを印加するものである。帯電電圧制御部314は、ステーションS1〜S5にセットされたIDユニット4の帯電ローラ42に対して、帯電電圧CHを印加するものである。転写制御部315は、1次転写ローラ71〜75に対して転写電圧TR1を印加するとともに、2次転写ローラ25に対して転写電圧TR2を印加するものである。
露光制御部320は、光源61〜65における露光動作を制御するものである。
モータ制御部330は、画像形成装置1内の各モータの動作を制御するものである。これにより、モータ制御部320は、各感光ドラム41、駆動ローラ12、ホッピングローラ31、レジストローラ23、搬送ローラ24、セパレータ27、排出ローラ28、セパレータ43、加圧ローラ52をそれぞれ回転させるようになっている。
ここで、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wは、本発明における「複数の現像装置」の一具体例に対応する。IDユニット4Wは、本発明における「第1の現像装置」の一具体例に対応する。現像ローラ43は、本発明における「現像部」の一具体例に対応する。供給ローラ44は、本発明における「供給部」の一具体例に対応する。トナー規制ブレード46は、本発明における「規制部材」の一具体例に対応する。感光ドラム41は、本発明における「像担持部」の一具体例に対応する。帯電ローラ42は、本発明における「帯電部」の一具体例に対応する。高圧制御部310は、本発明における「電源部」の一具体例に対応する。ブレード電圧制御部311は、本発明における「第1の電源」の一具体例に対応する。供給電圧制御部312は、本発明における「第2の電源」および「第3の電源」の一具体例に対応する。
[動作および作用]
続いて、本実施の形態の画像形成装置1の動作および作用について説明する。
(全体動作概要)
まず、図1,2等を参照して、画像形成装置1の全体動作概要を説明する。システム制御部200において、CPU210は、パーソナルコンピュータPCからホストインタフェース250を介して供給された印刷データに基づいて、ROM220に記憶されている印刷処理プログラムに従って、画像形成装置1全体の動作を制御する。その際、CPU210は、ROM220に記憶されたIDユニット配置テーブル221および設定テーブル222を使用して、動作を制御する。
プロセス制御部300は、印刷プロセスを制御する。具体的には、高圧制御部310は、各IDユニット4、1次転写ローラ71〜75、および2次転写ローラ25に対して、電圧をそれぞれ印加する。露光制御部320は、光源61〜65における露光動作を制御する。モータ制御部330は、画像形成装置1内の各モータの動作を制御する。
IDユニット4のそれぞれにおいて、感光ドラム41は、表面(表層部分)に静電潜像を担持する。帯電ローラ42は、感光ドラム41の表面(表層部分)を帯電させる。現像ローラ43は、トナーを表面に担持する。供給ローラ44は、トナー収容部45内に貯蔵されたトナーを、現像ローラ43に対して供給する。トナー規制ブレード46は、現像ローラ43の表面にトナー層を形成させるとともに、そのトナー層の厚さを規制する。さらに、トナー規制ブレード46は、現像ローラ43の表面のトナーにおける電荷量を調整する。ICタグ48は、IDユニット4の識別番号や、トナー収容部45内のトナーの色などのデータを記憶する。
(詳細動作)
図9は、画像形成装置1の一動作例を表すものである。システム制御部200は、電源投入時に、まず、ステーションS1〜S5におけるIDユニット4の順番(色の順番)を確認する。そして、システム制御部200は、IDユニット4の順番に応じて、画像形成装置1全体の動作を制御する。以下に、この動作について詳細に説明する。
ユーザが、画像形成装置1の電源をオン状態にすると(ステップS1)、まず、システム制御部200が、各IDユニット4のICタグ48に記憶されているデータを取得する(ステップS2)。これにより、システム制御部200は、各IDユニット4のトナーの色を把握する。そして、システム制御部200は、各IDユニット4のトナーの色に基づいて、図5A,5Bに示したようなIDユニット配置テーブルを生成する。
次に、システム制御部200は、IDユニット4の配置が変更されたか否かを確認する(ステップS3)。具体的には、システム制御部200は、ステップS2において生成したIDユニット配置テーブルと、ROM220に記憶されているIDユニット配置テーブル221とを比較することにより、IDユニット4の配置が変更されたか否かを確認する。このステップS3において、IDユニット4の配置が変更されていなかった場合(ステップS3において“N”)には、ステップS6に進む。
ステップS3において、IDユニット4の配置が変更されていた場合(ステップS3において“Y”)には、画像形成装置1は、濃度補正を行う(ステップS4)。具体的には、システム制御部200は、まず、プロセス制御部300を制御することにより、各IDユニット4に濃度補正用のトナー像を形成させる。これにより、濃度補正用のトナー像が中間転写ベルト11に転写される。そして、システム制御部200は、濃度センサ17から、中間転写ベルト11における各色のトナー濃度の検出結果を取得する。そして、システム制御部200は、この検出結果に基づいて、各色のトナー濃度を補正する。システム制御部200は、このような動作を1または複数回行うことにより、濃度補正を行う。そして、システム制御部200のCPU210は、この濃度補正の結果に基づいて、ROM220に記憶されている設定テーブル222に含まれる濃度パラメータを更新する。
そして、システム制御部200は、ステップS2において生成したIDユニット配置テーブルを、IDユニット配置テーブル221としてROM220に書き込む(ステップS5)。
次に、システム制御部200は、ホストインタフェース250を介して印刷データを受信したか否かを確認する(ステップS6)。そして、システム制御部200は、印刷データを受信するまで、このステップS6を繰り返す。
ステップS6において、印刷データを受信した場合(ステップS6において“Y”)には、システム制御部200のCPU210は、ROM220から設定テーブル222を読み出す(ステップS7)。
次に、画像形成装置1は、印刷動作を行う(ステップS8)。具体的には、まず、システム制御部200は、ステップS7において読み出した設定テーブル222に基づいて、プロセス制御部300の高圧制御部310を制御し、高圧制御部310が、各IDユニット4のトナー規制ブレード46にブレード電圧BBを印加し、各IDユニット4の供給ローラ44に供給電圧SBを印加し、各IDユニット4の現像ローラ43に現像電圧DBを印加し、各IDユニット4の帯電ローラ42に帯電電圧CHを印加し、1次転写ローラ71〜75に転写電圧TR1を印加し、2次転写ローラ25に転写電圧TR2を印加する。また、システム制御部200は、プロセス制御部300のモータ制御部330を制御し、モータ制御部330が各モータを動作させる。これにより、記録媒体9が給紙され、搬送路20に沿って搬送される。そして、システム制御部200は、プロセス制御部300の露光制御部320を制御し、各感光ドラム41が光源61〜65により露光される。これにより、各IDユニット4においてトナー像が形成され、これらのトナー像が中間転写ベルト11の被転写面上にそれぞれ1次転写され、さらに、この中間転写ベルト11のトナー像が記録媒体9の被転写面上に2次転写される。そして、記録媒体9に転写されたトナー像は、定着器50において定着される。その後に、記録媒体9は排出される。
その後、画像形成装置1の電源がオン状態である間(ステップS9において“N”)、画像形成装置1は、これらのステップS6〜S8の動作を繰り返す。
(ブレード電圧BBおよび供給電圧SBについて)
供給ローラ44は、トナー収容部45内に貯蔵されたトナーを、現像ローラ43に対して供給する。そして、トナー規制ブレード46は、現像ローラ43の表面にトナー層を形成させるとともに、そのトナー層の厚さを規制する。その際、現像ローラ43の表面上のトナーは、摩擦帯電により、十分に負に帯電(正規帯電)していることが望ましい。しかしながら、例えば、白色のトナーのように、金属材料を含むことにより導電率が高いトナーは、帯電させようとしても電荷が逃げてしまい、十分に負に帯電できない場合や、正に帯電してしまう場合がある(非正規帯電)。このように、現像ローラ43の表面上のトナーが十分に負に帯電していない場合や、正に帯電してしまう場合には、画質が低下してしまうおそれがある。以下に、いくつかの動作例を挙げて、この動作を詳細に説明する。
まず、動作例1として、図3Bに示したように、5つのステーションS5,S4,S3,S2,S1に、IDユニット4W,4Y,4M,4C,4Kをこの順にセットした例について説明する。
図10は、動作例1における白色のトナーTWの振る舞いを模式的に表すものである。図10に示すように、白色のトナーTWは、この例では、ステーションS5にセットされたIDユニット4Wにより、中間転写ベルト11上に1次転写される。そして、中間転写ベルト11上のトナーTWは、中間転写ベルト11が搬送方向Fの方向に移動するにつれて、IDユニット4Wの下流に配置されたIDユニット4Y,4M,4C,4Kを順次通過する。その際、白色のトナーTWのうち、正に帯電したトナーや十分に負に帯電していないトナーは、これらのIDユニット4Y,4M,4C,4Kにおける感光ドラム41に吸着する。すなわち、感光ドラム41は、負に帯電しているため、正に帯電したトナーや十分に負に帯電していないトナーは感光ドラム41に吸着してしまう。これにより、中間転写ベルト11上の白色のトナーTWは、IDユニット4Y,4M,4C,4Kを通過するたびに減少する。
図11は、ステーションS5にセットされたIDユニット4Wにおけるブレード電圧BBおよび供給電圧SBと、このような設定で印刷をおこなった場合における印刷画質を表すものである。この例では、印刷画質を、3つのパラメータ(かぶりレベル、汚れレベル、白濃度)で評価している。かぶりレベル(gray background level)は、白色のトナーTWが十分に負に帯電していないことに起因して、白色のトナーTWが転写されるべきでない領域にトナーTWが転写される量を表すパラメータである。このかぶりレベルは、値が高いほど十分に負に帯電していることを示している。この例では、かぶりレベルは“9”以上が望ましい。汚れレベルは、画像がない、いわゆる白地領域における汚れの度合いを表すパラメータであり、値が高いほど汚れが少ないことを示している。この例では、汚れレベルは“9”以上が望ましい。また、白濃度は、白色のトナーTWの濃度を表すパラメータであり、値が低いほど濃度が高いことを示している。この例では、白濃度は“0.3”以下が望ましい。
この例では、IDユニット4Wにおけるブレード電圧BBおよび供給電圧SBを、ともに−430[V]に設定している。この場合には、かぶりレベルは“9”であり、汚れレベルは“9”であり、ともに良好であった。すなわち、この例では、IDユニット4Y,4M,4C,4Kを通過したあとには、正に帯電したトナーや十分に負に帯電していないトナーが少なくなるので、かぶりレベルは良好な値となる。しかしながら、中間転写ベルト11上の白色のトナーTWの量が減ってしまうため、白濃度が“0.35”になり、望ましいレベル“0.3”を若干上回る。
次に、動作例2として、図3Aに示したように、5つのステーションS5,S4,S3,S2,S1に、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wをこの順にセットした例について説明する。
図12は、動作例2における白色のトナーTWの振る舞いを模式的に表すものである。図12に示すように、白色のトナーTWは、ステーションS1にセットされたIDユニット4Wにより、中間転写ベルト11上に1次転写される。そして、中間転写ベルト11上のトナーTWは、中間転写ベルト11が搬送方向Fの方向に移動するにつれて、後方に移動する。その際、白色のトナーTWのうち、正に帯電したトナーや十分に負に帯電していないトナーは、そのまま中間転写ベルト11上に残る。すなわち、この動作例2では、動作例1の場合と異なり、IDユニット4Wの下流にIDユニット4がないため、これらのトナーはそのまま中間転写ベルト11上に残ることとなる。
図13は、ステーションS1にセットされたIDユニット4Wにおけるブレード電圧BBおよび供給電圧SBと、このような設定で印刷をおこなった場合における印刷画質を表すものである。この例では、IDユニット4Wにおけるブレード電圧BBおよび供給電圧SBを、ともに−430[V]に設定している。この場合には、白濃度は“0.25”であり、汚れレベルは“9”であり、ともに良好であった。すなわち、この例では、正に帯電したトナーや十分に負に帯電していないトナーは、そのまま中間転写ベルト11上に残り、動作例1のように減少しないため、白濃度は良好な値となる。しかしながら、このように、中間転写ベルト11上には、このような正に帯電したトナーや十分に負に帯電していないトナーが残るため、かぶりレベルが“5”になり、望ましいレベル“9”を下回ってしまう。
そこで、画像形成装置1では、トナー規制ブレード46が、現像ローラ43の表面のトナーにおける電荷量を調整する。具体的には、トナー規制ブレード46のブレード電圧BBをさらに負の電圧に設定する。
図14は、現像ローラ43の表面における白色のトナーTWの振る舞いを模式的に表すものである。この図14において、TW1は十分に負に帯電したトナーを示し、TW2は正に帯電したトナーを示し、TW3は十分に負に帯電していないトナーを示す。
この例では、ブレード電圧BBを−550[V]に設定している。すなわち、動作例2では、図13に示したようにブレード電圧BBを−430[V]に設定したが、この例では、ブレード電圧BBをさらに負の電圧(−550[V])に設定している。これにより、例えば、現像ローラ43の表面上の、正に帯電したトナーTW2や十分に負に帯電していないトナーTW3を、十分に負に帯電させることができる。その結果、現像ローラ43の表面において、正に帯電したトナーTW2や十分に負に帯電していないトナーTW3の量を減らすことができる。
次に、動作例3として、図3Aに示したように、5つのステーションS5,S4,S3,S2,S1に、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wをこの順にセットした場合において、ブレード電圧BBを−550[V]に設定した例について説明する。
図15は、ステーションS1にセットされたIDユニット4Wにおけるブレード電圧BBおよび供給電圧SBと、このような設定で印刷をおこなった場合における印刷画質を表すものである。この例では、IDユニット4Wにおけるブレード電圧BBおよび供給電圧SBを、ともに−550[V]に設定している。この場合には、かぶりレベルは“9”であり、白濃度は“0.25”であり、ともに良好であった。すなわち、この例では、ブレード電圧BBを低くしているため、現像ローラ43の表面において、正に帯電したトナーTW2や十分に負に帯電していないトナーTW3の量が少なくので、かぶりレベルおよび白濃度は良好な値となる。しかしながら、この例では、供給電圧SBも−550[V]に設定したので、供給ローラ44が現像ローラ43に供給するトナーの量が過剰になる。その結果、画像がない、いわゆる白地領域でもトナーが現像されてしまうため、汚れレベルが“5”になり、望ましいレベル9を下回ってしまう。
次に、動作例4として、図3Aに示したように、5つのステーションS5,S4,S3,S2,S1に、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wをこの順にセットした場合において、ブレード電圧BBを−550[V]に設定するとともに、供給電圧SBを−430[V]に設定した例について説明する。なお、この動作例4は、図6Aの設定に対応するものである。
図16は、ステーションS1にセットされたIDユニット4Wにおけるブレード電圧BBおよび供給電圧SBと、このような設定で印刷をおこなった場合における印刷画質を表すものである。この例では、IDユニット4Wにおけるブレード電圧BBを−550[V]に設定するとともに、供給電圧SBを−430[V]に設定している。この場合には、動作例3の場合と同様に、かぶりレベルは“9”であり、白濃度は“0.25”であり、ともに良好であった。さらに、汚れレベルが“9”となり、良好な値になった。すなわち、動作例3の場合と異なり、供給電圧SBを−430[V]に設定したので、供給ローラ44が現像ローラ43に適切な量のトナーを供給することができるため、汚れレベルを改善することができる。
画像形成装置1では、例えば、図3Aに示したように、5つのステーションS5,S4,S3,S2,S1に、IDユニット4K,4Y,4M,4C,4Wをこの順にセットした場合には、図6Aに示したように、ステーションS1にセットされたIDユニット4Wにおけるブレード電圧BBを−550[V]に設定するとともに、供給電圧SBを−430[V]に設定する。すなわち、差電圧ΔVを正(120[V])に設定する。これにより、画像形成装置1では、動作例4(図16)に示したように、かぶりレベル、汚れレベル、白濃度ともに、良好な値にすることができ、画質を高めることができる。
また、例えば、図3Bに示したように、5つのステーションS5,S4,S3,S2,S1に、IDユニット4W,4Y,4M,4C,4Bをこの順にセットした場合には、図6Bに示したように、ステーションS1にセットされたIDユニット4Wにおけるブレード電圧BBおよび供給電圧SBを、ともに−430[V]に設定する。すなわち、差電圧ΔVを0[V]に設定する。これにより、画像形成装置1では、動作例1(図11)に示したように、かぶりレベルおよび汚れレベルを良好な値にすることができるとともに、白濃度の悪化を抑えることができ、画質を高めることができる。
言い換えれば、画像形成装置1では、図6A,6Bに示したように、IDユニット4WをステーションS1にセットしたとき(図6A)のIDユニット4Wにおける差電圧ΔVを、IDユニット4WをステーションS5にセットしたとき(図6B)のIDユニット4Wにおける差電圧ΔVよりも大きくした。これにより、画像形成装置1では、画質を高めることができる。
[効果]
以上のように本実施の形態では、IDユニット4WをステーションS1にセットしたときの差電圧ΔVを、ステーションS5にセットしたときの差電圧ΔVよりも大きくしたので、画質を高めることができる。
[変形例1]
上記実施の形態では、白色のトナーを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、黒色のトナー、黄色のトナー、マゼンタ色のトナー、シアン色のトナーもまた、程度の違いはあるものの、十分に負に帯電できない場合や、正に帯電してしまう場合がありえる。よって、本発明を、白色のトナー以外に適用してもよい。例えば黒色のトナーに適用する場合には、IDユニット4KをステーションS1にセットしたときの差電圧ΔVを、ステーションS5にセットしたときの差電圧ΔVよりも大きくする。他の色のトナーに適用する場合も同様である。
また、例えば、透明トナー(クリアトナー)、金トナー、銀トナー、マイカトナー、UVトナーなどを用いる場合には、本発明をこれらのトナーに適用してもよい。透明トナーは、例えば部分的につやを出すために使用されるものである。金トナーや銀トナーは、例えば光沢感を表す際に使用されるものである。金トナーは、例えば銅を着色剤として含んでおり、銀トナーは、例えばアルミニウムを着色剤として含んでいる。マイカトナーは、磁性体を含むトナーである。UV(Ultra Violet)トナーは、紫外線に反応するトナーである。これらのトナーは、金属材料を含んでいるため、導電率が高めである。その結果、これらのトナーを帯電させようとしても電荷が逃げてしまい、十分に負に帯電できない場合や、正に帯電してしまう場合がある。よって、これらのトナーを用いる場合には、本発明を適用することが望ましい。
[変形例2]
上記実施の形態では、白色のトナーに係るIDユニット4WをステーションS1にセットしたときの差電圧ΔVを、ステーションS5にセットしたときの差電圧ΔVよりも大きくしたが、これに限定されるものではない。これに代えて、例えば、白色のトナーに係るIDユニット4WをステーションS1にセットしたときの差電圧ΔVを、ステーションS1よりも上流のステーション(ステーションS2〜S5のうちの少なくとも1つ)にセットしたときの差電圧ΔVよりも大きくしてもよい。また、例えば、白色のトナーに係るIDユニット4WをステーションS2にセットしたときの差電圧ΔVを、ステーションS2よりも上流のステーション(ステーションS3〜S5のうちの少なくとも1つ)にセットしたときの差電圧ΔVよりも大きくしてもよい。また、例えば、白色のトナーに係るIDユニット4WをステーションS3にセットしたときの差電圧ΔVを、ステーションS3よりも上流のステーション(ステーションS4,S5のうちの少なくとも1つ)にセットしたときの差電圧ΔVよりも大きくしてもよい。また、例えば、白色のトナーに係るIDユニット4WをステーションS4にセットしたときの差電圧ΔVを、ステーションS4よりも上流のステーションS5にセットしたときの差電圧ΔVよりも大きくしてもよい。
[変形例3]
上記実施の形態では、各IDユニット4により形成されたトナー像を、中間転写ベルト11の被転写面上に転写(1次転写)し、その後に、この中間転写ベルト11の被転写面上のトナー像を、記録媒体9の被転写面上に転写(2次転写)したが、これに限定されるものではない。これに代えて、各IDユニット4により形成されたトナー像を、記録媒体9の被転写面上に直接転写してもよい。
[変形例4]
上記実施の形態では、図6A,6Bに示したように、帯電ローラ42、現像ローラ43、供給ローラ44、およびトナー規制ブレード46に、それぞれ負の電圧を印加したが、これに限定されるものではない。これに代えて、例えば、帯電ローラ42、現像ローラ43、供給ローラ44、およびトナー規制ブレード46に、それぞれ正の電圧を印加してもよい。この場合でも、IDユニット4WをステーションS1にセットしたときの差電圧ΔV(=|BB|−|SB|=BB−SB)を、ステーションS5にセットしたときの差電圧ΔVよりも大きくすることにより、画質を高めることができる。
以上、実施の形態および変形例を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態等には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態等では、本発明をプリンタに適用したが、これに限定されるものではなく、これに代えて、例えば、本発明を、プリンタ、FAX、スキャナなどの機能を有する多機能周辺装置(Multi Function Peripheral)に適用してよい。
1…画像形成装置、2…給紙トレイ、4,4K,4Y,4M,4C,4W…IDユニット、9…記録媒体、11…中間転写ベルト、12…駆動ローラ、13…ベルト従動ローラ、14…2次転写バックアップローラ、15…クリーニングブレード、16…容器、17…濃度センサ、20…搬送路、21…ホッピングローラ、22…レジストセンサ、23…レジストローラ、24…搬送ローラ、25…2次転写ローラ、26…排出センサ、27…セパレータ、28…排出ローラ、31,33,35,36…再搬送ローラ、32…セパレータ、34…搬送路、41…感光ドラム、42…帯電ローラ、43…現像ローラ、44…供給ローラ、45…トナー収容部、46…トナー規制ブレード、47…クリーニングブレード、48…ICタグ、50…定着器、51…ヒートローラ、52…加圧ローラ、53…温度センサ、61〜65…光源、71〜75…1次転写ローラ、200…システム制御部、210…CPU、220…ROM、221…IDユニット配置テーブル、222…設定テーブル、230…RAM、240…タイマ、250…ホストインタフェース、260…インタフェース、270…内部バス、300…プロセス制御部、310…高圧制御部、311…ブレード電圧制御部、312…供給電圧制御部、313…現像電圧制御部、314…帯電電圧制御部、320…露光制御部、330…モータ制御部、BB…ブレード電圧、CH…帯電電圧、DB…現像電圧、SB…供給電圧、S1〜S5…ステーション、ΔV…差電圧。

Claims (11)

  1. 並設された複数のステーションに1つずつセットされ、前記複数のステーションの配置順に応じた順番で順次現像を開始する複数の現像装置と、
    電源部と
    を備え、
    各現像装置は、
    現像部と、
    現像剤を前記現像部に供給する供給部と、
    前記現像部に付着した前記現像剤の量を規制する規制部材と
    を有し、
    前記電源部は、前記複数の現像装置のうちの第1の現像装置を第1のステーションにセットしたときの、前記第1の現像装置における規制部材の電圧の絶対値から供給部の電圧の絶対値を引いた差電圧が、前記第1の現像装置を前記第1のステーションより先に現像が開始される第2のステーションにセットしたときの前記差電圧よりも大きくなるように、各規制部材および各供給部に電圧を印加する
    画像形成装置。
  2. 前記第1のステーションにセットされた現像装置は、前記第1のステーション以外のステーションにセットされた現像装置のいずれよりも遅く現像を開始する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2のステーションにセットされた現像装置は、前記第2のステーション以外のステーションにセットされた現像装置のいずれよりも早く現像を開始する
    請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の現像装置を前記第1のステーションにセットしたときの前記差電圧は0Vよりも大きい
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の現像装置を前記第2のステーションにセットしたときの前記差電圧は0Vである
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の現像装置の現像剤の導電率は、前記第1の現像装置以外の第2の現像装置の現像剤の導電率よりも高い
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の現像装置の現像剤は、金属材料を有する着色剤を含む
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1の現像装置の現像剤の色は、白色である
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1の現像装置の現像剤の色は、金色、銀色、または黒色である
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記電源部は、
    前記複数のステーションのうち、最後に現像が開始される第3のステーションにセットされる現像装置の規制部材に第1の電圧を印加する第1の電源と、
    前記第3のステーションにセットされる現像装置の供給部に第2の電圧を印加する第2の電源と、
    前記第3のステーション以外の第4のステーションにセットされる現像装置の規制部材および供給部に第3の電圧を印加する第3の電源と
    を有する
    請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 各現像装置は、
    静電潜像を担持する像担持部と、
    前記像担持部を帯電させる帯電部と
    をさらに有し、
    前記現像部は、前記像担持部に前記現像剤を付着させることにより、前記静電潜像を現像する
    請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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