JP2016137426A - 二酸化炭素の回収装置および回収方法 - Google Patents

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英治 宮本
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Jun Shimamura
潤 島村
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Abstract

【課題】二酸化炭素の吸収に使用されたアミン類のミスト又は蒸気の大気への排出量を低く抑えることができる二酸化炭素の回収装置及び回収方法の提供。
【解決手段】二酸化炭素を含む被処理ガス11とアミン類および水を含むCO2リーン吸収液とを向流接触させて二酸化炭素をCO2リーン吸収液に吸収させて脱CO2排ガスとCO2リッチ吸収液を得るためのCO2吸収部2、脱CO2排ガスと水とを向流接触させて脱CO2排ガスを水で洗浄するための直列に2段以上設置された洗浄部24、ならびに第1段目の洗浄部24aを通過した際の脱CO2排ガスの温度低下量が第2段目以降の各段洗浄部24b、24cを通過した際の脱CO2排ガスの温度低下量の合計より小さくなるように、各段の洗浄部24において使用された水を冷却し、同じ段の洗浄部24に戻すための各段に設置された冷却部8及び水循環ライン45を有する二酸化炭素の回収装置。
【選択図】図1

Description

本発明は,二酸化炭素の回収装置および回収方法に関する。より詳細に、本発明は、二酸化炭素の吸収に使用されたアミン類のミストまたは蒸気の大気への排出量を低く抑えることができる二酸化炭素の回収装置および回収方法に関する。
火力発電所などで使用されるボイラは二酸化炭素を多量に排出する設備の一つである。二酸化炭素は地球温暖化の原因物質と考えられている。そこで、二酸化炭素の排出量を減らす検討が種々行われている。
被処理ガスに含まれる二酸化炭素を吸収液で吸収して二酸化炭素を回収する装置が知られている。係る装置に使用される吸収液として、アミン類を含有する水溶液(以下、CO2吸収液ということがある。)が、通常、用いられる。
CO2吸収液によって二酸化炭素の除去された排ガス(脱CO2排ガス)には、CO2吸収液がミストまたは蒸気の形態で同伴していることが多い。そのため、脱CO2排ガスを水で洗浄して、同伴するCO2吸収液のミストまたは蒸気を減らすことが一般に行われている。
このような蒸気またはミストを減らすために、例えば、特許文献1は、二酸化炭素を含む燃焼排ガスとピペラジンを含有する吸収液とを接触させて二酸化炭素を前記吸収液に吸収させて脱CO2排ガスを得る二酸化炭素回収部と、 循環させた第1洗浄水と脱CO2排ガスとを接触させて脱CO2排ガスに同伴するピペラジンを第1洗浄水に吸収させ、第1洗浄水のピペラジン濃度が第1所定値以上になった場合、第1洗浄水の一部を二酸化炭素回収部に供給される前記吸収液に合流させる第1洗浄部と、循環させた第2洗浄水と第1洗浄部を通過した脱CO2排ガスとを接触させて該排ガスに同伴するピペラジンを第2洗浄水に吸収させ、第2洗浄水のピペラジン濃度が第2所定値以上になった場合、第2洗浄水の一部を第1洗浄部に供給する第2洗浄部と、 酸性溶液と第2洗浄部を通過した脱CO2排ガスとを接触させる第3洗浄部と、を備えるアミン回収装置を開示している。また、特許文献2は、炭素質燃料を燃焼させる火力発電装置からの排ガスなどのCO2含有ガスまたは任意の他のCO2含有工業ガスと、CO2吸収液とを向流接触させることによってCO2吸収液によって前記ガス中のCO2を吸収して脱CO2排ガスを得、2つ以上ある洗浄部のうち第1の洗浄部において、該脱CO2排ガスの湿球温度以上の温度を有する水と脱CO2排ガスとを向流接触させて洗浄することを含む方法を開示している。
特開2013―107069号公報 特表2014−522715号公報(WO 2013/004731 A1)
本発明の課題は、二酸化炭素の吸収に使用されたアミン類のミストまたは蒸気の大気への排出量を低く抑えることができる二酸化炭素の回収装置および回収方法を提供することである。
上記課題を解決するために検討した結果、以下の形態を包含する本発明を完成するに至った。
〔1〕 二酸化炭素を含む被処理ガスにアミン類および水を含んで成るCO2リーン吸収液を接触させて二酸化炭素をCO2リーン吸収液に吸収させて脱CO2排ガスとCO2リッチ吸収液を得る工程(I)、
工程(I)で得られたCO2リッチ吸収液を加熱して二酸化炭素を放出させてCO2リーン吸収液に再生する工程(II)、
工程(II)で再生されたCO2リーン吸収液を工程(I)に移送する工程(III)、
脱CO2排ガスを水によって2回以上洗浄する工程(IV)、および
第1回目の洗浄による脱CO2排ガスの温度低下量が第2回目以降の各回の洗浄による脱CO2排ガスの温度低下量の合計より小さくなるように、各回の洗浄に使用した水を冷却し同じ回の洗浄に再使用する工程(V)を
有する二酸化炭素の回収方法。
〔2〕 各回の洗浄に使用した水の冷却を冷却水との熱交換によって行い、且つ各回の洗浄に使用した水の冷却のために使用する冷却水が一つ後の回の洗浄に使用した水の冷却のために使用した冷却水である、〔1〕に記載の二酸化炭素の回収方法。
〔3〕 第2回目以降の各回の洗浄による脱CO2排ガスの温度低下量を一つ前の回の洗浄による脱CO2排ガスの温度低下量と同じに若しくはそれより大きくなるようにする、〔1〕または〔2〕に記載の二酸化炭素の回収方法。
〔4〕 二酸化炭素を含む被処理ガスとアミン類および水を含むCO2リーン吸収液とを向流接触させて二酸化炭素をCO2リーン吸収液に吸収させて脱CO2排ガスとCO2リッチ吸収液を得るためのCO2吸収部、
CO2吸収部で得られたCO2リッチ吸収液をCO2脱離部に移送するためのライン、
CO2リッチ吸収液を加熱して二酸化炭素を脱離させてCO2リーン吸収液に再生するためのCO2脱離部、
CO2脱離部で再生されたCO2リーン吸収液をCO2吸収部に移送するためのライン、
脱CO2排ガスと水とを向流接触させて脱CO2排ガスを水で洗浄するための直列に2段以上設置された洗浄部、ならびに
第1段目の洗浄部を通過した際の脱CO2排ガスの温度低下量が第2段目以降の各段洗浄部を通過した際の脱CO2排ガスの温度低下量の合計より小さくなるように、各段の洗浄部において使用された水を冷却し、同じ段の洗浄部に戻すための各段に設置された冷却部および水循環ライン
を有する二酸化炭素の回収装置。
〔5〕 各段の冷却部がいずれも冷却水を用いた熱交換器であり、
第1段目の洗浄部を通過した水の冷却のための熱交換器に第2段目の洗浄部を通過した水の冷却のための熱交換器において使用した冷却水を供給するためのラインをさらに有する、〔4〕に記載の二酸化炭素の回収装置。
〔6〕 第2段目以降の各段の洗浄部を通過した際の脱CO2排ガスの温度低下量を一つ前の段の洗浄部を通過した際の脱CO2排ガスの温度低下量と同じに若しくはそれより大きくなるようにする、〔4〕または〔5〕に記載の二酸化炭素の回収装置。
本発明の二酸化炭素の回収装置および回収方法によれば、二酸化炭素の吸収に使用されたアミン類のミストまたは蒸気の大気への排出量を低く抑えることができる。
脱CO2排ガスは洗浄用の水によって冷やされる。この温度低下によって脱CO2排ガス中の蒸気が凝縮し、該凝縮物が洗浄用の水に溶解して捕捉される。ところが、脱CO2排ガスと洗浄用の水との温度差が大きくなると、凝縮物の一部が洗浄用の水に捕捉されずにすり抜け、アミン類のミストまたは蒸気の大気への排出を十分に抑制することができない。洗浄部を2段に分けることによって、脱CO2排ガスと洗浄用の水との温度差を小さくして、凝縮物のすり抜けをある程度抑制することができる。ところが、気相中の飽和蒸気量は低い温度になるほど下がるので、例えば、洗浄部を2段に分け、第1段目の脱CO2排ガスと洗浄用の水との温度差、および第2段目の脱CO2排ガスと洗浄用の水との温度差を同じにした場合、脱CO2排ガスから凝縮される液量は洗浄部1段目の方が洗浄部2段目より多くなり、アミン類のミストまたは蒸気の大気への排出量の抑制効率が十分に上がらない。
これに対して、本発明は、第1段目の洗浄部を通過した際の脱CO2排ガスの温度低下量が第2段目以降の各段洗浄部を通過した際の脱CO2排ガスの温度低下量の合計より小さくなるようにしている。このようにすると、脱CO2排ガスから凝縮される液量が各段で均等化され、アミン類のミストまたは蒸気の大気への排出量の低減効率が上がる。また、洗浄部の後段になるほど飽和蒸気量が減るので、第2段目以降の各段の洗浄部を通過した際の脱CO2排ガスの温度低下量を一つ前の段の洗浄部を通過した際の脱CO2排ガスの温度低下量より大きくなるようにすると、各段における洗浄効果がより均一化されて、アミン類のミストまたは蒸気の大気への排出量の低減効率がさらに向上する。
本発明の一実施形態に係る二酸化炭素回収装置の系統図である。 本発明を模擬的に実施するための装置を示す図である。
本発明の一実施形態に係る二酸化炭素の回収方法は、 二酸化炭素を含む被処理ガスにアミン類および水を含んで成るCO2リーン吸収液を接触させて二酸化炭素をCO2リーン吸収液に吸収させて脱CO2排ガスとCO2リッチ吸収液を得る工程(I)、 工程(I)で得られたCO2リッチ吸収液を加熱して二酸化炭素を放出させてCO2リーン吸収液に再生する工程(II)、 工程(II)で再生されたCO2リーン吸収液を工程(I)に移送する工程(III)、 脱CO2排ガスを水によって2回以上洗浄する工程(IV)、および 第1回目の洗浄による脱CO2排ガスの温度低下量が第2回目以降の各回の洗浄による脱CO2排ガスの温度低下量の合計より小さくなるように、各回の洗浄に使用した水を冷却し同じ回の洗浄に再使用する工程(V)を有するものである。
本発明に用いられる被処理ガスは、二酸化炭素を含むものである。石炭、石油、バイオマス燃料、シェールガスなどを燃やすことによって発生する燃焼排ガスには、二酸化炭素、硫黄酸化物、窒素酸化物、酸素、窒素などが含まれている。本発明に好ましく用いられる被処理ガスは、前記燃焼排ガスに、湿式石灰石膏法、アルカリ溶液吸収法、石灰スラリー吸収法、スプレードライ法、活性炭吸着法などによる脱硫処理を施してなる、硫黄酸化物をほとんど含まないガスである。本発明により好ましく用いられる被処理ガスは、前記燃焼排ガスに、アンモニウム接触還元法などによる脱硝処理と、前述の脱硫処理を施してなる、硫黄酸化物および窒素酸化物をほとんど含まないガスである。微量に残存する硫黄酸化物または窒素酸化物は二酸化炭素回収装置を循環するCO2吸収液中のアミン類と結合してアミン硝酸塩やアミン硫酸塩になる。該アミン塩はCO2吸収液の二酸化炭素吸収能を低下させるが、付設のリクレーマなどによってアミン塩を処理してCO2吸収液を再生することができる。
CO2リッチ吸収液およびCO2リーン吸収液はアミン類と水を含むものである。CO2リーン吸収液に二酸化炭素を吸収させることによってCO2リッチ吸収液が得られる。CO2リッチ吸収液を加熱して二酸化炭素を放出させることによってCO2リーン吸収液に再生することができる。本発明に用い得るアミン類としては、モノエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールのようなアルコール性水酸基含有1級アミン類、ジエタノールアミン、2−メチルアミノエタノールのようなアルコール性水酸基含有2級アミン類、トリエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミンのようなアルコール性水酸基含有3級アミン類、エチレンジアミン、トリエチレンジアミン、ジエチレントリアミンのようなポリエチレンポリアミン類、ピペラジン類、ピペリジン類、ピロリジン類のような環状アミン類、キシリレンジアミンのようなポリアミン類、メチルアミノカルボン酸のようなアミノ酸類などが挙げられる。また、前記CO2吸収液には二酸化炭素吸収促進剤或いは腐食防止剤、更には、その他の媒体としてメタノール、ポリエチレングリコール、スルフォラン等が含まれていてもよい。
被処理ガスに含まれる二酸化炭素をCO2リーン吸収液に吸収させるために、吸収塔1が用いられる。吸収塔は、充填層または棚段からなるCO2吸収部2を有する。充填層には、ラシヒリングなどが充填されていて、気液の接触面積が増えるようにしている。CO2吸収部において、被処理ガスを上向きに流し且つCO2リーン吸収液を下向きに流して、被処理ガスとCO2リーン吸収液とを向流接触させる。被処理ガス中の二酸化炭素がCO2リーン吸収液に吸収されて、脱CO2排ガスとCO2リッチ吸収液とがそれぞれ得られる。
CO2吸収部において発生する吸収熱によってCO2吸収液が加熱されアミン類またはアミン分解生成物の蒸気(以下、アミン蒸気ということがある。)が発生することがある。また、CO2吸収部において吸収液ミストも発生する。アミン蒸気および吸収液ミストは脱CO2排ガスに同伴されてCO2吸収部の上から出る。吸収液ミストの大半はデミスタなどで除去できるが一部は洗浄部24に到達する。
CO2吸収部2から出た脱CO2排ガスは、水で2回以上洗浄される。この洗浄によって、脱CO2排ガスに同伴するアミン蒸気および吸収液ミストを除去する。洗浄は、例えば、CO2吸収部2の上方に設置される2段以上の洗浄部において行うことができる。具体的には、洗浄部において、脱CO2排ガスを上向きに流し且つ洗浄用の水を下向きに流して、脱CO2排ガスと水とを向流接触させる。
各回の洗浄に使用した水は、脱CO2排ガスとの接触によって昇温するので、これを冷やして、同じ回の洗浄に再使用する。
各回の洗浄に使用する水の温度は、第1回目の洗浄による脱CO2排ガスの温度低下量が第2回目以降の各回の洗浄による脱CO2排ガスの温度低下量の合計より小さくなるように調整する。また、洗浄に使用する水の温度は、アミン類またはアミン分解生成物を除去できることができれば特に制限されないが、第1回目の洗浄に使用する水の温度はアミン分解生成物の沸点のうちの最も高い沸点以下の温度に維持することが好ましい。また、洗浄に使用する水は、初回から最終回に進むにしたがって、温度が低くなるように設定することが好ましい。
洗浄に使用する水の温度を調整するために、冷却水を用いた熱交換器が好ましく用いられる。そして、各回の洗浄に使用した水の冷却のために、一つ後の回の洗浄に使用した水の冷却のために使用した冷却水を使用する。たとえば、図1に示す装置には、第1洗浄部24a、第2洗浄部24bおよび第3洗浄部24cが設けられている。
第1洗浄部24aでは、CO2吸収部2を出た脱CO2排ガスをノズル9aから降り注がれる水で洗浄して脱CO2排ガスに同伴する吸収液ミストまたはアミン蒸気を取り除く。ノズル9aから降り注がれた水は洗浄部24aの下にある受け皿から排出され冷却器8aで温度調整されて、ノズル9aから再び降り注がれる。
第2洗浄部24bでは、第1洗浄部24aで洗浄された脱CO2排ガスをノズル9bから降り注がれる水で洗浄して該脱CO2排ガスに同伴する吸収液ミストまたはアミン蒸気を取り除く。ノズル9bから降り注がれた水は洗浄部24bの下にある受け皿から排出され冷却器8bで温度調整されて、ノズル9bから再び降り注がれる。
第3洗浄部24cでは、第2洗浄部24bで洗浄された脱CO2排ガスをノズル9cから降り注がれる水で洗浄して該脱CO2排ガスに同伴する吸収液ミストまたはアミン蒸気を取り除く。ノズル9cから降り注がれた水は洗浄部24cの下にある受け皿から排出され冷却器8cで温度調整されて、ノズル9cから再び降り注がれる。
第1回目の洗浄による脱CO2排ガスの温度低下量は、好ましくは15℃以下、より好ましくは10℃以下、さらに好ましくは7℃以下にする。第1回目の洗浄による脱CO2排ガスの温度低下量を大きくするためには、熱交換器の容量を大きくするか、または洗浄用の水の温度を下げるか若しくは洗浄用の水の量を増やす必要があるので設備費および運転費が上がる傾向がある。さらに、洗浄用の水の増量はフラッディングの発生リスクを高める。本発明においては第1回目の洗浄による脱CO2排ガスの温度低下量を上記のようにしているので、設備費および運転費が上がることなく、またフラディングの発生リスクが低い。第1回目の洗浄における洗浄用の水の量(LM[mol/hr])と脱CO2排ガスの量(GM[mol/hr])との液ガス比(LM/GM)は、好ましくは1〜5である。
従来技術のように、第1洗浄部における脱CO2排ガスの温度低下量が第2洗浄部および第3洗浄部における脱CO2排ガスの温度低下量の合計より大きいと、第1洗浄部において凝縮する蒸気の量が多くなり、凝縮物の一部が水に吸収されずにすり抜けてしまう。すり抜けた凝縮物は非常に細かいので、第2洗浄部および第3洗浄部において水で洗浄しても十分に除去することができない。
本発明においては、例えば、第1洗浄部24aにおける脱CO2排ガスの温度低下量が第2洗浄部24bおよび第3洗浄部24cにおける脱CO2排ガスの温度低下量の合計より小さくなるようにしている。これによって、第1洗浄部24aにおいて凝縮する蒸気量が減り、水に吸収されずにすり抜ける凝縮物の量が減る。このようにすることで、頂部4から放出される脱CO2排ガスに同伴するアミン類の量を大幅に減らすことができる。なお、放出されるガスに同伴する洗浄水ミストを回収するために洗浄部の出口にデミスタを設置してもよい。これにより洗浄水の損失を低減できる。
初回以外の各回の洗浄に使用した水の一部または全部は、そのまま若しくは必要に応じてpH調整をして、その回の一つ前の回の洗浄に使用する水に添加することができる。各回の洗浄に使用した水のアミン濃度は、一つ前の回の洗浄に使用する水のアミン濃度より低い。各回の洗浄に使用した水を一つ前の回の洗浄に使用する水に添加することによって、一つ前の回の洗浄効果を向上させることができる。
さらに、初回の洗浄に使用した水の一部または全部を、そのまま若しくは必要に応じてpH調整をして、CO2リーン吸収液に添加することができる。初回の洗浄に使用した水のアミン濃度は、CO2リーン吸収液のアミン濃度より低いが、第1段目の洗浄部に使用する水には、第2段目以降の洗浄部において回収したアミン類が蓄積されているので、第1段目の洗浄部に使用した水をCO2リーン吸収液に加えることによって、アミン類の消費量を節約することができる。
図1に示す装置では、第3洗浄部24cの受け皿から抜き出した水を移送する管が、途中で分岐し、第2洗浄部24bのノズル9bに繋がる管と合流するように、設置されている。また、第2洗浄部24bの受け皿から抜き出した水を移送する管が、途中で分岐し、第1洗浄部24aのノズル9aに繋がる管と合流するように、設置されている。さらに、第1洗浄部24aの受け皿から抜き出した水を移送する管が、途中で分岐し、CO2吸収部のノズル6に繋がる管と合流するように、設置されている。
なお、図1に示す装置では、洗浄部が3段設けられているが、洗浄部を2段または4段以上設けてもよい。追加される洗浄部の構造や配管は、第2洗浄部と同じ構造や配管になっていてもよい。
吸収塔の底部10から抜き出されたCO2リッチ吸収液は熱交換器22にて加熱されて再生塔(脱離塔)13のCO2脱離部15の上部にノズル14から降り注がれる。注がれた液はCO2脱離部15を下降し、再生塔の底部に溜まる。再生塔の底部に溜まる液は、二酸化炭素の含有量が少ないCO2リーン吸収液である。再生塔の底部にはリボイラ23が付設されている。リボイラ23でCO2リーン吸収液が加熱され気化された蒸気がCO2脱離部15を上昇し、CO2脱離部15を下降するCO2リッチ吸収液を加熱して約100〜125℃の温度にし二酸化炭素を脱離させる。再生塔13のCO2脱離部15は、通常、最下部の温度が最上部の温度に比べて高くなっている。CO2脱離部15の構造は特に制限されず、例えば、ラシヒリングなどを充填した充填床であってもよいし、棚段であってもよい。
再生塔の底部に溜まったCO2リーン吸収液は抜き出されて熱交換器22にて冷却され、吸収塔1に戻される。なお、熱交換器22では再生塔底部から抜き出されたCO2リーン吸収液(110〜120℃程度)と吸収塔底部から抜き出されたCO2リッチ吸収液(50〜60℃程度)との間で熱交換が行われる。熱交換器としては、スパイラル式熱交換器、プレート式熱交換器、多管円筒式熱交換器など、既存の熱交換器を用いることができる。
CO2脱離部15において脱離された二酸化炭素には吸収液ミストやアミン蒸気が同伴している。そこで、脱離された二酸化炭素を水洗部25において洗浄する。そして、水洗部25を経た二酸化炭素を冷却器19で冷やして二酸化炭素に同伴する蒸気を凝縮させて凝縮水を得る。CO2分離器17で二酸化炭素と凝縮水とが分離される。凝縮水は、水洗部25のノズル20から降り注がれて脱離された二酸化炭素の洗浄に用いることができる。また、凝縮水は、洗浄部24のノズル9a、9bまたは9cから降り注がれる水として用いることができる。
以下に実施例を示して本発明をより具体的に説明する。なお、本発明はこれら実施例によって限定されるものではない。
実施例1
図2に示す装置を用いて模擬排気ガスによる実験を行った。
ラシヒリング充填材が組み込まれた塔径0.15m及び高さ1.5mの洗浄部24a,24b,24cを、塔径0.15mのCO2吸収部の上に3段設置した。各段の洗浄部において洗浄用の水とCO2吸収部から上昇してきたガスと向流接触させた。
アミン水溶液20LをCO2吸収部の底から移送しノズル6から噴霧し循環させた。同時に、二酸化炭素10体積%、酸素8体積%および窒素72体積%で含有し且つ温度Tfが40℃である飽和水蒸気量の模擬燃焼排ガスをCO2吸収部の底から導入して、液ガス比(L/G)3で向流接触させた。CO2吸収部出口および第1段目洗浄部入口におけるガスは、温度T0が60℃、アミンミスト量が0.2ppmv、アミン蒸気量が1200ppmvであった。
冷却水貯槽44から温度20℃の冷却水を第3段目冷却部24cの熱交換器8cの冷却ラインに導入し、熱交換器8cから排出される冷却水を第2段目冷却部24bの熱交換器8bの冷却ラインに導入し、熱交換器8bから排出される冷却水を第1段目冷却部24aの熱交換器8aの冷却ラインに導入し、熱交換器8aから排出される冷却水を貯槽44に戻した。熱交換器8bへの冷却水の供給量を調整するための排水路46bおよび補水路47b、ならび熱交換器8aへの冷却水の供給量を調整するための排水路46aおよび補水路47aを設置した。この冷却システムを用い、洗浄部各段にあるポンプで洗浄用の液の流量を調整すると、洗浄部各段に用いる洗浄用の液の温度を調節することができる。
第1段目の洗浄部24a出口におけるガス温度T1が55℃(低下量5℃)、第2段目の洗浄部出口におけるガス温度T2が48℃(低下量7℃)、第3段目の洗浄部出口におけるガス温度T3が40℃(低下量8℃)となるように冷却水量、洗浄用の液の量を調節した。
定常状態になったところで、第1段目、第2段目および第3段目の洗浄部出口におけるガスに含まれるアミンミスト量Cm1、Cm2およびCm3ならびに第3段目洗浄部出口におけるガスに含まれるアミン蒸気量Cv3を測定した。その結果を表1に示す。
実施例2
冷却水の流量を実施例1における流量の1.3倍にし、第1段目洗浄部の出口におけるガス温度T1が54℃(低下量6℃)、第2段目の洗浄部の出口におけるガス温度T2が46℃(低下量8℃)、および第3段目の洗浄部出口におけるガス温度T3が40℃(低下量6℃)になるように、洗浄部各段の熱交換器に入る冷却水の量を排水路および補水路のバルブを操作して調節した以外は実施例1と同じ手法で運転した。
定常状態になったところで、第1段目、第2段目および第3段目の洗浄部出口におけるガスに含まれるアミンミスト量Cm1、Cm2およびCm3ならびに第3段目洗浄部出口におけるガスに含まれるアミン蒸気量Cv3を測定した。その結果を表1に示す。
実施例3
冷却水の流量を実施例1における流量の1.6倍にし、第1段目洗浄部の出口におけるガス温度T1が53℃(低下量7℃)、第2段目の洗浄部の出口におけるガス温度T2が46℃(低下量7℃)、および第3段目の洗浄部出口におけるガス温度T3が40℃(低下量6℃)になるように、洗浄部各段の熱交換器に入る冷却水の量を排水路および補水路のバルブを操作して調節した以外は実施例1と同じ手法で運転した。
定常状態になったところで、第1段目、第2段目および第3段目の洗浄部出口におけるガスに含まれるアミンミスト量Cm1、Cm2およびCm3ならびに第3段目洗浄部出口におけるガスに含まれるアミン蒸気量Cv3を測定した。その結果を表1に示す。
実施例4
第1段目洗浄部の出口におけるガス温度T1が55℃(低下量5℃)、第2段目の洗浄部の出口におけるガス温度T2が50℃(低下量5℃)、および第3段目の洗浄部出口におけるガス温度T3が45℃(低下量5℃)になるように、洗浄部各段の熱交換器に入る冷却水の量を排水路および補水路のバルブを操作して調節した以外は実施例1と同じ手法で運転した。
定常状態になったところで、第1段目、第2段目および第3段目の洗浄部出口におけるガスに含まれるアミンミスト量Cm1、Cm2およびCm3ならびに第3段目洗浄部出口におけるガスに含まれるアミン蒸気量Cv3を測定した。その結果を表1に示す。
比較例1
第1段目洗浄部の出口におけるガス温度T1が45℃(低下量15℃)、第2段目の洗浄部の出口におけるガス温度T2が40℃(低下量5℃)、および第3段目の洗浄部出口におけるガス温度T3が40℃(低下量0℃)になるように、洗浄部各段の熱交換器に入る冷却水の量を排水路および補水路のバルブを操作して調節した以外は実施例1と同じ手法で運転した。
定常状態になったところで、第1段目、第2段目および第3段目の洗浄部出口におけるガスに含まれるアミンミスト量Cm1、Cm2およびCm3ならびに第3段目洗浄部出口におけるガスに含まれるアミン蒸気量Cv3を測定した。その結果を表1に示す。
比較例2
第1段目洗浄部の出口におけるガス温度T1が45℃(低下量15℃)、第2段目の洗浄部の出口におけるガス温度T2が45℃(低下量0℃)、および第3段目の洗浄部出口におけるガス温度T3が45℃(低下量0℃)になるように、洗浄部各段の熱交換器に入る冷却水の量を排水路および補水路のバルブを操作して調節した以外は実施例1と同じ手法で運転した。
定常状態になったところで、第1段目、第2段目および第3段目の洗浄部出口におけるガスに含まれるアミンミスト量Cm1、Cm2およびCm3ならびに第3段目洗浄部出口におけるガスに含まれるアミン蒸気量Cv3を測定した。その結果を表1に示す。
比較例3
第3段目の洗浄部を取り外し、第1段目洗浄部の出口におけるガス温度T1が50℃(低下量10℃)、および第2段目の洗浄部の出口におけるガス温度T2が40℃(低下量10℃)になるように、洗浄部各段の熱交換器に入る冷却水の量を排水路および補水路のバルブを操作して調節した以外は実施例1と同じ手法で運転した。
定常状態になったところで、第1段目、および第2段目の洗浄部出口におけるガスに含まれるアミンミスト量Cm1、およびCm2ならびに第2段目洗浄部出口におけるガスに含まれるアミン蒸気量Cv2を測定した。その結果を表1に示す。
表1に示すとおり、第1段目洗浄部における脱CO2排ガスの温度変化量を、第2段目以降の各段の洗浄部における脱CO2排ガスの温度変化量の合計よりも小さくする(実施例1〜実施例4)、ガス中のアミンミストが効率よく低減された。
Figure 2016137426
1…吸収塔、 2…CO2吸収部(充填床)、 3…被処理ガス供給部、
4…脱CO2排ガス排出部、 6…CO2リーン吸収液供給ノズル、
7a、7b、7c…水循環ポンプ、 8a、8b、8c…冷却部、
9a、9b、9c…洗浄水ノズル、 10…吸収塔底部、 11…被処理ガス、
13…再生塔、 14…ノズル、 15…CO2脱離部(下部充填床)、
17…CO2分離器、 18…排出CO2、 19…凝縮器、
20…ノズル、 22…熱交換器、 23…リボイラ、
24a…第1洗浄部、 24b…第2洗浄部、 24c…第3洗浄物、
25…水洗部(上部充填床)、 35…デミスタ、 44…冷却水貯槽、
45…冷却水供給ライン、 46a、46b…冷却水排水路、
47a、47b…冷却水補水路

Claims (6)

  1. 二酸化炭素を含む被処理ガスにアミン類および水を含んで成るCO2リーン吸収液を接触させて二酸化炭素をCO2リーン吸収液に吸収させて脱CO2排ガスとCO2リッチ吸収液を得る工程(I)、
    工程(I)で得られたCO2リッチ吸収液を加熱して二酸化炭素を放出させてCO2リーン吸収液に再生する工程(II)、
    工程(II)で再生されたCO2リーン吸収液を工程(I)に移送する工程(III)、
    脱CO2排ガスを水によって2回以上洗浄する工程(IV)、および
    第1回目の洗浄による脱CO2排ガスの温度低下量が第2回目以降の各回の洗浄による脱CO2排ガスの温度低下量の合計より小さくなるように、各回の洗浄に使用した水を冷却し同じ回の洗浄に再使用する工程(V)を
    有する二酸化炭素の回収方法。
  2. 各回の洗浄に使用した水の冷却を冷却水との熱交換によって行い、且つ各回の洗浄に使用した水の冷却のために使用する冷却水が一つ後の回の洗浄に使用した水の冷却のために使用した冷却水である、請求項1に記載の二酸化炭素の回収方法。
  3. 第2回目以降の各回の洗浄による脱CO2排ガスの温度低下量を一つ前の回の洗浄による脱CO2排ガスの温度低下量と同じに若しくはそれより大きくなるようにする、請求項1または2に記載の二酸化炭素の回収方法。
  4. 二酸化炭素を含む被処理ガスとアミン類および水を含むCO2リーン吸収液とを向流接触させて二酸化炭素をCO2リーン吸収液に吸収させて脱CO2排ガスとCO2リッチ吸収液を得るためのCO2吸収部、
    CO2吸収部で得られたCO2リッチ吸収液をCO2脱離部に移送するためのライン、
    CO2リッチ吸収液を加熱して二酸化炭素を脱離させてCO2リーン吸収液に再生するためのCO2脱離部、
    CO2脱離部で再生されたCO2リーン吸収液をCO2吸収部に移送するためのライン、
    脱CO2排ガスと水とを向流接触させて脱CO2排ガスを水で洗浄するための直列に2段以上設置された洗浄部、ならびに
    第1段目の洗浄部を通過した際の脱CO2排ガスの温度低下量が第2段目以降の各段洗浄部を通過した際の脱CO2排ガスの温度低下量の合計より小さくなるように、各段の洗浄部において使用された水を冷却し、同じ段の洗浄部に戻すための各段に設置された冷却部および水循環ライン
    を有する二酸化炭素の回収装置。
  5. 各段の冷却部がいずれも冷却水を用いた熱交換器であり、
    第1段目の洗浄部を通過した水の冷却のための熱交換器に第2段目の洗浄部を通過した水の冷却のための熱交換器において使用した冷却水を供給するためのラインをさらに有する、請求項4に記載の二酸化炭素の回収装置。
  6. 第2段目以降の各段の洗浄部を通過した際の脱CO2排ガスの温度低下量を一つ前の段の洗浄部を通過した際の脱CO2排ガスの温度低下量と同じに若しくはそれより大きくなるようにする、請求項4または5に記載の二酸化炭素の回収装置。
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