JP2016131917A - 二酸化炭素の回収装置および回収方法 - Google Patents

二酸化炭素の回収装置および回収方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016131917A
JP2016131917A JP2015007285A JP2015007285A JP2016131917A JP 2016131917 A JP2016131917 A JP 2016131917A JP 2015007285 A JP2015007285 A JP 2015007285A JP 2015007285 A JP2015007285 A JP 2015007285A JP 2016131917 A JP2016131917 A JP 2016131917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
carbon dioxide
water
treated
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015007285A
Other languages
English (en)
Inventor
宮本 英治
Eiji Miyamoto
英治 宮本
横山 公一
Koichi Yokoyama
公一 横山
▲高▼本 成仁
成仁 ▲高▼本
Naruhito Takamoto
島村 潤
Jun Shimamura
潤 島村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd filed Critical Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd
Priority to JP2015007285A priority Critical patent/JP2016131917A/ja
Publication of JP2016131917A publication Critical patent/JP2016131917A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02CCAPTURE, STORAGE, SEQUESTRATION OR DISPOSAL OF GREENHOUSE GASES [GHG]
    • Y02C20/00Capture or disposal of greenhouse gases
    • Y02C20/40Capture or disposal of greenhouse gases of CO2
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/151Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions, e.g. CO2

Landscapes

  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)

Abstract

【課題】運転開始から定常状態になるまでの期間における、二酸化炭素の吸収に使用されたアミン類のミスト又は蒸気の大気への排出量の増加を低く抑える二酸化炭素回収装置の提供。
【解決手段】二酸化炭素を含む被処理ガスの一部をCO2吸収部2の下に供給するラインA、残部をCO2吸収部の上で且つ洗浄部24a、24bの下に供給するラインB、ラインAから供給され且つ上向流の被処理ガスとラインCから供給され且つ下向流のアミン類及び水を含むCO2リーン吸収液とを向流接触させて二酸化炭素をCO2リーン吸収液に吸収させて脱CO2排ガスとCO2リッチ吸収液を得るためのCO2吸収部、ラインBの被処理ガス流量を調節する手段、ラインBから供給され且つ上向流の被処理ガス及びCO2吸収部で得られ且つ上向流の脱CO2排ガスからなる混合ガスと下向流の水とを向流接触させて混合ガスを水で洗浄する洗浄部を有する二酸化炭素の回収装置。
【選択図】図1

Description

本発明は,二酸化炭素の回収装置および回収方法に関する。より詳細に、本発明は、運転開始から定常状態になるまでの期間における、二酸化炭素の吸収に使用されたアミン類のミストまたは蒸気の大気への排出量の増加を、低く抑えることができる二酸化炭素の回収装置および回収方法に関する。
火力発電所などで使用されるボイラは二酸化炭素を多量に排出する設備の一つである。二酸化炭素は地球温暖化の原因物質と考えられている。そこで、二酸化炭素の排出量を減らす検討が種々行われている。
燃焼排ガス中の二酸化炭素をCO2吸収液で吸収して二酸化炭素を回収する装置が知られている。係る装置に使用されるCO2吸収液として、アミン類を含有する水溶液が、通常、用いられる。
CO2吸収液によって二酸化炭素の除去された排ガス(脱CO2排ガス)には、CO2吸収液がミストまたは蒸気の形態で同伴していることが多い。そのため、脱CO2排ガスを水で洗浄して、同伴するCO2吸収液のミストまたは蒸気を減らすことが一般に行われている。
このような蒸気またはミストを減らすために、例えば、特許文献1は、二酸化炭素吸収塔ガス最下流のガス洗浄器の循環水中の炭酸モル濃度が、循環水中におけるアンモニア、アルキルアミン及びアルカノールアミンのモル濃度の和の十分の一以上になるように新たに追加する循環水を調整する制御装置を設けた二酸化炭素の回収装置を開示している。
特許文献2は、燃焼排ガスとアミン化合物の水溶液を向流接触させ、該排ガス中に含まれる二酸化炭素(CO2)を除去するCO2除去装置を用い、アミン化合物の水溶液と燃焼排ガスが向流接触する接触部の燃焼排ガス流れの後流側に、アミン化合物の水溶液の再生塔の還流水と二酸化炭素が除去された脱CO2排ガスが向流接触する洗浄部を1段または複数段設け、前記洗浄部の最後流側の段の洗浄水中の炭酸イオン濃度または/および前記洗浄部の最後流側の段のガス中に含まれるアミン化合物の濃度を測定し、前記最後流側の段の排ガスに同伴されるアミン成分の濃度が所定値以下になるように、最後流側の段の洗浄水の流量を調整する燃焼排ガスの脱炭酸装置の制御方法を開示している。
特開2013―184080号公報 特開2012−254390号公報
洗浄部に使用される水は、通常、定常運転状態において、循環使用されるので、該水には炭酸イオンが多く含まれている。炭酸イオンはアミン類と化合して炭酸塩を形成するので、炭酸イオンを含む水はアミン類のミストや蒸気の洗浄能が高い。しかし、運転開始時においては、該水に炭酸イオンが殆んど含まれていないので、脱CO2ガスに同伴するアミン類のミストや蒸気の洗浄能が低い。そのため、運転開始から定常状態になるまでの期間において、大気に放出されるアミン類の量が増えることがある。
本発明の目的は、運転開始から定常状態になるまでの期間における、二酸化炭素の吸収に使用されたアミン類のミストまたは蒸気の大気への排出量の増加を、低く抑えることができる二酸化炭素の回収装置および回収方法を提供することである。
上記課題を解決するために検討した結果、以下の実施形態を包含する本発明を完成するに至った。
〔1〕 二酸化炭素を含む被処理ガスの一部をCO2吸収部の下に供給するためのラインA、
二酸化炭素を含む被処理ガスの残部をCO2吸収部の上で且つ洗浄部の下に供給するためのラインB、
ラインAから供給され且つ上向流の被処理ガスとラインCから供給され且つ下向流のアミン類および水を含むCO2リーン吸収液とを向流接触させて二酸化炭素をCO2リーン吸収液に吸収させて脱CO2排ガスとCO2リッチ吸収液を得るためのCO2吸収部、
CO2吸収部で得られたCO2リッチ吸収液を加熱して二酸化炭素を脱離させてCO2リーン吸収液に再生するためのCO2脱離部、
CO2脱離部で再生されたCO2リーン吸収液をCO2吸収部に供給するためのラインC、
ラインBにおける被処理ガスの流量を調節するための手段b、ならびに
ラインBから供給され且つ上向流の被処理ガスおよびCO2吸収部で得られ且つ上向流の脱CO2排ガスからなる混合ガスと下向流の水とを向流接触させて混合ガスを水で洗浄するための直列に2段以上設置された洗浄部
を有する二酸化炭素の回収装置。
〔2〕 第1段目の洗浄部を通過した水に含まれるアミン類と炭酸イオンの量を測定するための手段、
最終段目の洗浄部を通過した脱CO2排ガスに同伴されるアミン類の濃度が所定値になるように前記測定手段で得られた結果に基いて第1段目の洗浄部を下降する水の流量とラインBにおける被処理ガスの流量とを決定するための手段、
第1段目の洗浄部を下降する水の流量を調節するための手段a、ならびに
該決定された水の流量およびガスの流量になるように手段aおよび手段bを操作するための手段をさらに有する、〔1〕に記載の二酸化炭素の回収装置。
〔3〕 二酸化炭素を含む被処理ガスの一部をアミン類および水を含んで成るCO2リーン吸収液に接触させて二酸化炭素をCO2リーン吸収液に吸収させて脱CO2排ガスとCO2リッチ吸収液を得るステップ(I)、
CO2リッチ吸収液を加熱して二酸化炭素を放出させCO2リーン吸収液に再生するステップ(II)、
再生されたCO2リーン吸収液をステップ(I)に供給するステップ(III)、
二酸化炭素を含む被処理ガスの残部をステップ(I)で得られた脱CO2排ガスに混ぜて混合ガスを得るステップ(IV)、
混合ガスを水によって2回以上洗浄するステップ(V)、
第1回目の洗浄に使用された水に含まれるアミン類と炭酸イオンの量を測定するステップ(VI)、
最終回目に洗浄された混合ガスに同伴されるアミン類の濃度が所定値になるように、前記測定ステップ(VI)で得られた結果に基いて第1回目の洗浄に使用する水の量と脱CO2排ガスに混ぜられる被処理ガスの量とを決定するステップ(VII)、ならびに
該決定された水量およびガス量になるように第1回目の洗浄に使用する水の量および脱CO2排ガスに混ぜられる被処理ガスの量を調節するステップ(VIII)
を有する二酸化炭素の回収方法。
本発明の二酸化炭素の回収装置および回収方法によれば、運転開始から定常状態になるまでの期間における、二酸化炭素の吸収に使用されたアミン類のミストまたは蒸気の大気への排出量の増加を、低く抑えることができる。本発明の二酸化炭素の回収装置および回収方法は、運転開始から定常状態になるまでの期間だけでなく、定常運転時においても、アミン類のミストまたは蒸気の大気への排出量を低く抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る二酸化炭素回収装置の系統図である。 本発明の別の一実施形態に係る二酸化炭素回収装置の系統図である。 従来技術の一実施形態に係る二酸化炭素回収装置の系統図である。 従来技術の一実施形態に係る二酸化炭素回収装置の系統図である。
本発明の一実施形態に係る二酸化炭素の回収方法は、二酸化炭素を含む被処理ガスの一部をアミン類および水を含んで成るCO2リーン吸収液に接触させて二酸化炭素をCO2リーン吸収液に吸収させて脱CO2排ガスとCO2リッチ吸収液を得るステップ(I)、 CO2リッチ吸収液を加熱して二酸化炭素を放出させCO2リーン吸収液に再生するステップ(II)、 再生されたCO2リーン吸収液をステップ(I)に供給するステップ(III)、 二酸化炭素を含む被処理ガスの残部をステップ(I)で得られた脱CO2排ガスに混ぜて混合ガスを得るステップ(IV)、 混合ガスを水によって2回以上洗浄するステップ(V)、 第1回目の洗浄に使用された水に含まれるアミン類と炭酸イオンの量を測定するステップ(VI)、 最終回目に洗浄された混合ガスに同伴されるアミン類の濃度が所定値になるように、前記測定ステップ(VI)で得られた結果に基いて第1回目の洗浄に使用する水の量と脱CO2排ガスに混ぜられる被処理ガスの量とを決定するステップ(VII)、ならびに 該決定された水量およびガス量になるように第1回目の洗浄に使用する水の量および脱CO2排ガスに混ぜられる被処理ガスの量を調節するステップ(VIII)を有するものである。
本発明に用いられる被処理ガスは、二酸化炭素を含むものである。石炭、石油、バイオマス燃料、シェールガスなどを燃やすことによって発生する燃焼排ガスには、二酸化炭素、硫黄酸化物、窒素酸化物、酸素、窒素などが含まれている。本発明に好ましく用いられる被処理ガスは、前記燃焼排ガスに、湿式石灰石膏法、アルカリ溶液吸収法、石灰スラリー吸収法、スプレードライ法、活性炭吸着法などによる脱硫処理を施してなる、硫黄酸化物をほとんど含まないガスである。本発明により好ましく用いられる被処理ガスは、前記燃焼排ガスに、アンモニウム接触還元法などによる脱硝処理と、前述の脱硫処理を施してなる、硫黄酸化物および窒素酸化物をほとんど含まないガスである。微量に残存する硫黄酸化物または窒素酸化物は二酸化炭素回収装置を循環するCO2吸収液中のアミン類と結合してアミン硝酸塩やアミン硫酸塩になる。該アミン塩はCO2吸収液の二酸化炭素吸収能を低下させるが、付設のリクレーマなどによってCO2吸収液を再生することができる。
CO2リッチ吸収液およびCO2リーン吸収液はアミン類と水を含むものである。CO2リーン吸収液に二酸化炭素を吸収させることによってCO2リッチ吸収液が得られる。CO2リッチ吸収液を加熱して二酸化炭素を放出させることによってCO2リーン吸収液に再生することができる。本発明に用い得るアミン類としては、モノエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールのようなアルコール性水酸基含有1級アミン類、ジエタノールアミン、2−メチルアミノエタノールのようなアルコール性水酸基含有2級アミン類、トリエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミンのようなアルコール性水酸基含有3級アミン類、エチレンジアミン、トリエチレンジアミン、ジエチレントリアミンのようなポリエチレンポリアミン類、ピペラジン類、ピペリジン類、ピロリジン類のような環状アミン類、キシリレンジアミンのようなポリアミン類、メチルアミノカルボン酸のようなアミノ酸類などが挙げられる。また、前記CO2吸収液には二酸化炭素吸収促進剤或いは腐食防止剤、更には、その他の媒体としてメタノール、ポリエチレングリコール、スルフォラン等が含まれていてもよい。
被処理ガスに含まれる二酸化炭素をCO2リーン吸収液に吸収させるために、吸収塔が用いられる。吸収塔1は、充填層または棚段からなるCO2吸収部2を有する。充填層には、ラシヒリングなどが充填されていて、気液の接触面積が増えるようにしている。CO2吸収部2において、ラインAから導入した被処理ガス11を上向きに流し且つラインCを経てノズル6から降り注がれるCO2リーン吸収液を下向きに流して、被処理ガスとCO2リーン吸収液とを向流接触させる。被処理ガス中の二酸化炭素がCO2リーン吸収液に吸収されて、脱CO2排ガスとCO2リッチ吸収液とがそれぞれ得られる。
CO2吸収部において発生する吸収熱によってCO2吸収液が加熱されアミン類またはアミン分解生成物の蒸気(以下、アミン蒸気ということがある。)が発生することがある。また、CO2吸収部において吸収液ミストも発生する。アミン蒸気および吸収液ミストは脱CO2排ガスに同伴されてCO2吸収部2の上から出る。吸収液ミストの大半はデミスタ36などで除去できるが一部は第1段目の洗浄部24aに到達する。
本発明の二酸化炭素の回収方法においては、CO2吸収部から出た脱CO2排ガスに被処理ガスを混ぜる。図1に示す装置では、CO2吸収部2の下に被処理ガスを供給するラインAから分岐するラインBが設置されている。ラインBはCO2吸収部2の上で且つ洗浄部24aの下に被処理ガスを供給することができる。ラインBを流れる被処理ガスの量はバルブ28を操作することによって調節することができる。
このようにして得られた脱CO2排ガスと被処理ガスとの混合ガスは、水で2回以上洗浄される。この洗浄によって、該混合ガスに同伴するアミン蒸気および吸収液ミストを除去する。洗浄は、例えば、CO2吸収部2の上方に直列に2段以上設置される洗浄部において行うことができる。図1に示す装置には、第1段目洗浄部24aおよび第2段目洗浄部24bが設けられている。洗浄部24aおよび24bの構造は特に制限されず、例えば、ラシヒリングなどを充填した充填床であってもよいし、棚段であってもよい。
第1段目洗浄部24aでは、前記混合ガスをノズル9aから降り注がれる水で洗浄して混合ガスに同伴するアミン類ミストまたはアミン類蒸気を取り除く。ノズル9aから降り注がれた水は洗浄部24aの下にある受け皿から排出され冷却器8aで温度調整されて、ノズル9aから再び降り注がれる。
第2段目洗浄部24bでは、第1段目洗浄部24aで洗浄された混合ガスをノズル9bから降り注がれる水で洗浄して該混合ガスに同伴するアミン類ミストまたはアミン類蒸気を取り除く。ノズル9bから降り注がれた水は洗浄部24bの下にある受け皿から排出され冷却器8bで温度調整されて、ノズル9bから再び降り注がれる。
なお、図1に示す装置では、洗浄部が2段設けられているが、洗浄部を3段以上設けてもよい。追加される洗浄部の構造や配管は、第2段目洗浄部と同じ構造や配管になっていてもよい。
各段の洗浄部において洗浄に使用した水は、混合ガスとの接触によって昇温するので、これを冷やして、同じ段の洗浄部において再使用する。洗浄に使用する水の温度は、アミン類またはアミン分解生成物を除去することができれば特に制限されないが、第1段目洗浄部における洗浄に使用する水の温度はアミン分解生成物の沸点のうちの最も高い沸点以下の温度に維持することが好ましい。また、洗浄に使用する水は、第1段目から最終段目に進むにしたがって、温度が低くなるように設定することが好ましい。
洗浄に使用する水は、図1に示すように貯水槽44に貯まった水をライン45経由で最終段目の洗浄部のノズルに供給してもよいし、図2に示すように凝縮器19で得られた凝縮水をライン21経由で最終段目の洗浄部のノズルに供給してもよい。
図1に示す装置には、第1段目の洗浄部24aを通過した水に含まれるアミン類および炭酸イオンの量を測定する手段26が設置されている。
アミン類および炭酸イオンの量の測定は、第1段目洗浄部24aの受け皿から水をサンプリングして行うことができる。測定は、常時連続的に行ってもよいし、所定の時間間隔で間欠的に行ってもよい。アミン類および炭酸イオンの量の測定手段の具体例としては、ガスクロマトグラフィー,液クロマトグラフィー,イオンクロマトグラフィー、ICP発光分析法等を挙げることができる。炭酸イオンの濃度がpHに比例することから、炭酸イオンの量を測定する手段としてpH測定器やそれを応用した炭酸イオン測定器を用いることができる。
アミン類および炭酸イオンの量の測定値情報は、制御装置27に好ましくは電送される。制御装置には、該測定値情報に基づいてラインBから供給する被処理ガスの量および第1段目洗浄部24aのノズル9aから供給する水の量を決定するために、例えば、PID制御、ファジー制御などの理論に基づく制御システム、状態方程式を用いて塔頂4から排出される脱CO2ガス中のアミン類の量を推定するモデルに基づく制御システムなどが組み込まれていてもよい。なお、CO2吸収部2、洗浄部、CO2脱離部15などに設置された計装装置から日々得られる、第1段目洗浄部24aを通過した水に含まれるアミン類および炭酸イオン、塔頂4から排出される脱CO2排ガス中のアミン類、ラインBから供給する被処理ガス、第1段目洗浄部のノズル9aから供給する水などに関するデータに基いて、公知の制御理論に基いて、日々モデル計算して、状態方程式を更新してもよい。なお、制御装置の代わりに人による手計算または判断で、ラインBから供給する被処理ガスの量および第1段目洗浄部24aのノズル9aから供給する水の量を決定してもよい。
制御装置27によって決定された被処理ガスの量および水の量に関する指令情報30b,30aが、流量調整弁28および29を操作するための手段、例えば、ステッピングモータなどに好ましくは電送され、該操作手段が流量調整弁28および29の開度を変更して、被処理ガスの量および水の量を調節する。なお、ステッピングモータなどの動力装置の代わりに決定された被処理ガスの量および水の量となるように人の手でバルブを操作してもよい。
ラインAに流す被処理ガスの量に対するラインBに流す被処理ガスの量は、運転開始初期においては、好ましくは15/85以下、より好ましくは10/90以下、さらに好ましくは5/95以下の範囲で設定される。なお、洗浄部に流入するガス総量がラインBから供給される被処理ガスの流入によって増えるので、洗浄部においてフラッディングなどの不具合が生じないように、洗浄部に供給する水の量を適宜調節することが好ましい。通常、アミン類の量に対する炭酸イオンの量が少ない場合には、ラインBから供給する被処理ガスの量と第1段目洗浄部24aに供給する水の量とをともに増やすような指令情報がでる傾向がある。逆にアミン類の量に対する炭酸イオンの量が多い場合には、ラインBから供給する被処理ガスの量と第1段目洗浄部24aに供給する水の量とをともに減らすような指令情報がでる傾向がある。
このようにすることで、頂部4から放出されるガスに同伴するアミン類の量を大幅に減らすことができる。なお、放出されるガスに同伴する洗浄水ミストを回収するために最終段目の洗浄部の出口にデミスタ35を設置してもよい。これにより洗浄水の損失を低減できる。なお、ラインBから供給する被処理ガスの量が多すぎると二酸化炭素の大気への放出量が多くなるので、定常状態においては、ラインBから供給する被処理ガスの量をゼロにすることが好ましい。
本発明に係る二酸化炭素の回収装置では、運転開始時に、アミン類の量および炭酸イオンの量を測定し、アミン類の量に対する炭酸イオンの量が少ない場合には、ラインBに二酸化炭素を含む被処理ガスを流し、且つ洗浄水の量を増やすように制御される。定常状態になるまで、その制御が続けられる。定常状態に近づくにつれ、アミン類の量に対する炭酸イオンの量が多くなるので、ラインBに二酸化炭素を含む被処理ガスの流量が徐々に減らされ、最終的にゼロに調節され、洗浄水の量も徐々に減らされる。定常状態になったときには、該制御を行う必要は低くなるが、外乱などによって、突発的にアミン類の量に対する炭酸イオンの量が減ったりするようなときに、本発明に係る制御が行われていると、頂部4から排出されるガスに含まれるアミンが増えることを防止できる。
本発明に係る二酸化炭素の回収装置では、第1段目の洗浄部24aにのみ測定手段と制御装置を設置しているが、必要に応じて第2段目以降の洗浄部に測定手段と制御装置を設置して、第1段目および第2段目以降の測定データに基づいて、ラインBから供給する被処理ガスの量と第1段目洗浄部24aおよび第2段目以降洗浄部に供給する水の量を調節してもよい。
第2段目以降の洗浄部に使用した水の一部または全部は、そのまま若しくは必要に応じてpH調整をして、その段の一つ前の段の洗浄部に使用する水に添加することができる。各段の洗浄部に使用した水のアミン濃度は、一つ前の段の洗浄部に使用する水のアミン濃度より低い。各段の洗浄部に使用した水を一つ前の段の洗浄部に使用する水に添加することによって、一つ前の段の洗浄部における洗浄効果を向上させることができる。
さらに、第1段目洗浄部に使用した水の一部または全部を、そのまま若しくは必要に応じてpH調整をして、CO2リーン吸収液に添加することができる。第1段目洗浄部に使用した水のアミン濃度は、CO2リーン吸収液のアミン濃度より低いが、第1段目洗浄部に使用した水には、複数段の洗浄部において回収したアミン類が蓄積されているので、それをCO2リーン吸収液に加えることによって、アミン類の消費量を節約することができる。
図1に示す装置では、第2段目洗浄部24bの受け皿から排出した水を移送する管が、途中で分岐し、第1段目洗浄部24aのノズル9aに繋がる管と合流するように、設置されている。さらに、第1段目洗浄部24aの受け皿から排出した水を移送する管が、途中で分岐し、CO2吸収部のノズル6に繋がる管と合流するように、設置されている。
吸収塔の底部10から排出されたCO2リッチ吸収液は熱交換器22にて加熱されて再生塔(脱離塔)13のCO2脱離部15の上部にノズル14から降り注がれる。注がれた液はCO2脱離部15を下降し、再生塔の底部に溜まる。再生塔の底部に溜まる液は、二酸化炭素の含有量が少ないCO2リーン吸収液である。再生塔の底部にはリボイラ23が付設されている。リボイラ23でCO2リーン吸収液が加熱され、気化した蒸気がCO2脱離部15を上昇し、CO2脱離部15を下降するCO2リッチ吸収液を加熱して約100〜125℃の温度にして二酸化炭素を脱離させる。再生塔13のCO2脱離部15は、通常、最下部の温度が最上部の温度に比べて高くなっている。CO2脱離部15の構造は特に制限されず、例えば、ラシヒリングなどを充填した充填床であってもよいし、棚段であってもよい。
再生塔の底部に溜まったCO2リーン吸収液は排出されて熱交換器22にて冷却され、吸収塔1に戻される。なお、熱交換器22では再生塔底部から排出されたCO2リーン吸収液(110〜120℃程度)と吸収塔底部から排出されたCO2リッチ吸収液(50〜60℃程度)との間で熱交換が行われる。熱交換器としては、スパイラル式熱交換器、プレート式熱交換器、多管円筒式熱交換器など、既存の熱交換器を用いることができる。
CO2脱離部15において脱離された二酸化炭素には吸収液ミストやアミン蒸気が同伴している。そこで、脱離された二酸化炭素を水洗部25において洗浄する。そして、水洗部25を経た二酸化炭素を凝縮器19で冷やして二酸化炭素に同伴する蒸気を凝縮させて水を得る。CO2分離器17で二酸化炭素18と凝縮水とが分離される。凝縮水は、水洗部25のノズル20から降り注がれて脱離された二酸化炭素の洗浄に用いることができる。また、凝縮水は、通常、二酸化炭素を飽和状態で含んでいる。そこで、図2に示すように、凝縮水を、ライン21を経て最終段目の洗浄部のノズルから降り注がれる水として用いることができる。
図2に示す装置には凝縮器19が1段設置されているだけであるが、洗浄部24の段数と同じ数の凝縮器19を設置することができる。2段の凝縮器と2段の洗浄部を設置した場合、例えば、脱離塔13側から第1段目の凝縮器で得られる凝縮水を第1段目の洗浄部24aに供給し、脱離塔13側から第2段目の凝縮器で得られる凝縮水を第2段目の洗浄部24bに供給することがアミン類のミストや蒸気の除去効率の観点から好ましい。
以下に実施例を示して本発明をより具体的に説明する。なお、本発明はこれら実施例によって限定されるものではない。
実施例1
図1に示す二酸化炭素回収装置において、先ず、第1段目洗浄部24aに真水を600L/(m2・min)で供給し、第2段目洗浄部24bに真水を340L/(m2・min)で供給した。真水の温度を冷却器8a、8bにてそれぞれ調節した。
モノエタノールアミンを30重量%含む水溶液(CO2吸収液)を340L/(m2・min)でラインCから供給し、循環させた。CO2吸収液の温度を熱交換器22などで調節した。
続いて、CO2吸収部2に二酸化炭素を9%含む排ガスを6700Nm3/(m2・hr)でラインAを経て供給した。排ガス供給開始時から5分間経過したときに、第1段目洗浄部24aの下にある受け皿に貯まった水の炭酸イオン濃度とアミン濃度を測定した。アミン濃度に対する炭酸イオン濃度のモル割合が0.25であった。
流量調整弁28の開度を調節して、CO2吸収部2に供給していた排ガスのうち5%をラインBに分流し、CO2吸収部2の上で第1段目洗浄部24aの下に供給した。同時に流量調整弁29の開度を調節して、第1段目洗浄部24aに供給する水の量を800L/(m2・min)にした。
該排ガスの分流開始および水の流量変更の時から30分間経過したときに、第1段目洗浄部24aの下にある受け皿に貯まった水の炭酸イオン濃度とアミン濃度を測定した。アミン濃度に対する炭酸イオン濃度のモル割合が0.50であった。
流量調整弁28を閉じてラインBへの分流を0%にした。同時に流量調整弁29の開度を調節して、第1段目洗浄部24aに供給する水の量を600L/(m2・min)にした。
頂部4から排出されるガス中のアミン濃度の平均値は、CO2吸収部2への排ガスの供給開始時から分流を0%に戻した時までの期間において、10ppmであった。
比較例1
前記排ガスの分流および水の流量変更を行わなかった以外は実施例1と同じ条件で操作で二酸化炭素回収装置を運転した。
頂部4から排出されるガス中のアミン濃度の平均値は、CO2吸収部2への排ガスの供給開始時から35分間経過するまでの期間において、25ppmであった。
実施例2
図2に示す二酸化炭素回収装置において、先ず、第1段目洗浄部24aに真水を600L/(m2・min)で供給し、第2段目洗浄部24bに真水を340L/(m2・min)で供給した。真水の温度を冷却器8a、8bにてそれぞれ調節した。凝縮器19で得られた凝縮水を10L/(m2・min)でライン21経由で第2段目洗浄部24bに供給した。
モノエタノールアミンを30重量%含む水溶液(CO2吸収液)を340L/(m2・min)でラインCから供給し、循環させた。CO2吸収液の温度を熱交換器22などで調節した。
続いて、CO2吸収部2に二酸化炭素を9%含む排ガスを6700Nm3/(m2・hr)でラインAを経て供給した。排ガス供給開始時から5分間経過したときに、第1段目洗浄部24aの下にある受け皿に貯まった水の炭酸イオン濃度とアミン濃度を測定した。アミン濃度に対する炭酸イオン濃度のモル割合が0.26であった。
流量調整弁28の開度を調節して、CO2吸収部2に供給していた排ガスのうち5%をラインBに分流し、CO2吸収部2の上で第1段目洗浄部24aの下に供給した。同時に流量調整弁29の開度を調節して、第1段目洗浄部24aに供給する水の量を800L/(m2・min)にした。
該排ガスの分流開始および水の流量変更の時から30分間経過したときに、第1段目洗浄部24aの下にある受け皿に貯まった水の炭酸イオン濃度とアミン濃度を測定した。アミン濃度に対する炭酸イオン濃度のモル割合が0.52であった。
流量調整弁28を閉じてラインBへの分流を0%にした。同時に流量調整弁29の開度を調節して、第1段目洗浄部24aに供給する水の量を600L/(m2・min)にした。
頂部4から排出されるガス中のアミン濃度の平均値は、CO2吸収部2への排ガスの供給開始時から分流を0%に戻した時までの期間において、9ppmであった。

Claims (3)

  1. 二酸化炭素を含む被処理ガスの一部をCO2吸収部の下に供給するためのラインA、
    二酸化炭素を含む被処理ガスの残部をCO2吸収部の上で且つ洗浄部の下に供給するためのラインB、
    ラインAから供給され且つ上向流の被処理ガスとラインCから供給され且つ下向流のアミン類および水を含むCO2リーン吸収液とを向流接触させて二酸化炭素をCO2リーン吸収液に吸収させて脱CO2排ガスとCO2リッチ吸収液を得るためのCO2吸収部、
    CO2吸収部で得られたCO2リッチ吸収液を加熱して二酸化炭素を脱離させてCO2リーン吸収液に再生するためのCO2脱離部、
    CO2脱離部で再生されたCO2リーン吸収液をCO2吸収部に供給するためのラインC、
    ラインBにおける被処理ガスの流量を調節するための手段b、ならびに
    ラインBから供給され且つ上向流の被処理ガスおよびCO2吸収部で得られ且つ上向流の脱CO2排ガスからなる混合ガスと下向流の水とを向流接触させて混合ガスを水で洗浄するための直列に2段以上設置された洗浄部
    を有する二酸化炭素の回収装置。
  2. 第1段目の洗浄部を通過した水に含まれるアミン類と炭酸イオンの量を測定するための手段、
    最終段目の洗浄部を通過した脱CO2排ガスに同伴されるアミン類の濃度が所定値になるように前記測定手段で得られた結果に基いて第1段目の洗浄部を下降する水の流量とラインBにおける被処理ガスの流量とを決定するための手段、
    第1段目の洗浄部を下降する水の流量を調節するための手段a、ならびに
    該決定された水の流量およびガスの流量になるように手段aおよび手段bを操作するための手段をさらに有する、請求項1に記載の二酸化炭素の回収装置。
  3. 二酸化炭素を含む被処理ガスの一部をアミン類および水を含んで成るCO2リーン吸収液に接触させて二酸化炭素をCO2リーン吸収液に吸収させて脱CO2排ガスとCO2リッチ吸収液を得るステップ(I)、
    CO2リッチ吸収液を加熱して二酸化炭素を放出させCO2リーン吸収液に再生するステップ(II)、
    再生されたCO2リーン吸収液をステップ(I)に供給するステップ(III)、
    二酸化炭素を含む被処理ガスの残部をステップ(I)で得られた脱CO2排ガスに混ぜて混合ガスを得るステップ(IV)、
    混合ガスを水によって2回以上洗浄するステップ(V)、
    第1回目の洗浄に使用された水に含まれるアミン類と炭酸イオンの量を測定するステップ(VI)、
    最終回目に洗浄された混合ガスに同伴されるアミン類の濃度が所定値になるように、前記測定ステップ(VI)で得られた結果に基いて第1回目の洗浄に使用する水の量と脱CO2排ガスに混ぜられる被処理ガスの量とを決定するステップ(VII)、ならびに
    該決定された水量およびガス量になるように第1回目の洗浄に使用する水の量および脱CO2排ガスに混ぜられる被処理ガスの量を調節するステップ(VIII)
    を有する二酸化炭素の回収方法。
JP2015007285A 2015-01-16 2015-01-16 二酸化炭素の回収装置および回収方法 Pending JP2016131917A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015007285A JP2016131917A (ja) 2015-01-16 2015-01-16 二酸化炭素の回収装置および回収方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015007285A JP2016131917A (ja) 2015-01-16 2015-01-16 二酸化炭素の回収装置および回収方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016131917A true JP2016131917A (ja) 2016-07-25

Family

ID=56435101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015007285A Pending JP2016131917A (ja) 2015-01-16 2015-01-16 二酸化炭素の回収装置および回収方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016131917A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110052123A (zh) * 2019-05-28 2019-07-26 常州大学 用于去除气体中二氧化碳气体的一体化装置
GB2572668A (en) * 2018-01-30 2019-10-09 Toshiba Kk Carbon dioxide capture system and method of operating carbon dioxide capture system
JP2021020193A (ja) * 2019-07-30 2021-02-18 株式会社東芝 二酸化炭素回収システムおよび二酸化炭素回収システムの運転方法
CN115090080A (zh) * 2022-04-27 2022-09-23 重庆远达烟气治理特许经营有限公司科技分公司 吸收再生解耦式碳捕集系统

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2572668A (en) * 2018-01-30 2019-10-09 Toshiba Kk Carbon dioxide capture system and method of operating carbon dioxide capture system
GB2572668B (en) * 2018-01-30 2021-02-17 Toshiba Kk Carbon dioxide capture system and method of operating carbon dioxide capture system
US11235277B2 (en) 2018-01-30 2022-02-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Carbon dioxide capture system and method of operating carbon dioxide capture system
CN110052123A (zh) * 2019-05-28 2019-07-26 常州大学 用于去除气体中二氧化碳气体的一体化装置
CN110052123B (zh) * 2019-05-28 2021-08-24 常州大学 用于去除气体中二氧化碳气体的一体化装置
JP2021020193A (ja) * 2019-07-30 2021-02-18 株式会社東芝 二酸化炭素回収システムおよび二酸化炭素回収システムの運転方法
CN115090080A (zh) * 2022-04-27 2022-09-23 重庆远达烟气治理特许经营有限公司科技分公司 吸收再生解耦式碳捕集系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102325579B (zh) 一种用于控制胺排放的方法及装置
CA2786997C (en) Water wash method and system for a carbon dioxide capture process
JP2016159239A (ja) 二酸化炭素の回収装置および回収方法
JP5597260B2 (ja) 燃焼排ガス中の二酸化炭素除去装置
JP2001025627A (ja) 複合アミンブレンドを使用する二酸化炭素の回収
CN101481092A (zh) 从气流中回收co2的方法
WO2013039041A1 (ja) Co2回収装置およびco2回収方法
WO2014045797A1 (ja) 二酸化炭素回収システムおよび方法
JP5738137B2 (ja) Co2回収装置およびco2回収方法
JP2016131917A (ja) 二酸化炭素の回収装置および回収方法
JP2016000381A (ja) 酸性ガス処理方法および酸性ガス処理装置
JP5697250B2 (ja) 燃焼排ガス中の二酸化炭素除去装置の制御方法および制御装置
JPWO2014061471A1 (ja) Co2回収装置およびco2回収方法
WO2016072292A1 (ja) Co2回収装置およびco2回収方法
JP6004821B2 (ja) Co2回収装置およびco2回収方法
JP6305837B2 (ja) 二酸化炭素の回収装置および回収方法
KR20180023373A (ko) 산성촉매 층을 포함하는 산성가스 포집시스템 및 이를 이용한 산성가스 포집방법
JP6811759B2 (ja) Co2回収装置およびco2回収方法
JP2016112497A (ja) 二酸化炭素の回収装置および回収方法
JP2016112482A (ja) 二酸化炭素回収方法および二酸化炭素回収装置
JP2016137426A (ja) 二酸化炭素の回収装置および回収方法
JP2013208533A (ja) 二酸化炭素回収システム
KR101630054B1 (ko) 산성가스 포집 시스템 및 그 포집 방법