JP2016136973A - 熱サイクル装置 - Google Patents
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Abstract
Description
となる第2の配置との間で切換える駆動機構と、を含み、前記第1加熱部及び前記第2加熱部の少なくとも一方は、温度の異なる複数のモードを有する。
、前記第1加熱部及び前記第2加熱部の配置が前記第1の配置で第4時間を経過した場合に、前記装着部、前記第1加熱部及び前記第2加熱部の配置を、前記第1の配置から前記第2の配置へと切換えるように前記駆動機構を制御する第4処理と、前記第3処理とを所定回数繰り返して行なってもよい。
図1は、本実施形態に係る熱サイクル装置1の斜視図である。図2は、本実施形態に係る熱サイクル装置1の本体10の分解斜視図である。図3は、図1のA−A線における垂直断面図である。図3において、矢印gは重力の作用する方向を表す。
1及び第2加熱部22の少なくとも一方は、温度の異なる複数の動作モードを有する。
詳述される。なお、第1加熱部21及び第2加熱部22の温度は、反応容器100の第1領域111及び第2領域112が所望の温度に加熱されるように制御されていればよい。例えば、反応容器100の材質や大きさを考慮することで、第1領域111及び第2領域112の温度をより正確に所望の温度に加熱できる。本実施形態においては、温度センサーによって第1加熱部21及び第2加熱部22の温度を測定する。本実施形態の温度センサーは熱電対である。なお、温度センサーとしてはこれに限らず、例えば測温抵抗体やサーミスタを使用してもよい。
強度が変化する蛍光プローブを反応液140に含ませることで、リアルタイムPCRのような蛍光測定を伴う用途に熱サイクル装置1を使用できる。測定部50の数は測定が問題なく行える限り任意である。図1に示される例では、1個の測定部50をスライド52に沿って移動させて蛍光測定を行う。
図4は、本実施形態に係る熱サイクル装置1に装着される反応容器100の構成を表す断面図である。図4において、矢印gは重力の作用する方向を表す。
よりも比重が大きい液体を採用してもよい。図4に示される例では、反応容器100は流路110及び封止部120を含む。流路110には、反応液140と、液体130とが充填され、封止部120によって封止されている。
まれた領域が第2領域112である。本実施形態に係る熱サイクル装置1は、第1加熱部21が反応容器100の第1領域111を加熱し、第2加熱部22が反応容器100の第2領域112を加熱することによって、反応容器100の流路110に対して、反応液140が移動する方向に温度勾配を形成する。
図5は、本実施形態に係る熱サイクル装置1の機能ブロック図である。制御部40は、第1加熱部21に対して制御信号S1を出力することによって第1加熱部21の温度を制御する。制御部40は、第2加熱部22に対して制御信号S2を出力することによって第2加熱部22の温度を制御する。制御部40は、駆動機構30に対して制御信号S3を出力することによって駆動機構30を制御する。制御部40は、測定部50に対して制御信号S4を出力することによって測定部50を制御する。
てから第2時間を経過したか否かを判定する(ステップS108)。本具体例において、第2時間はPCR酵素の活性化(ホットスタート)に必要となる時間である。第2時間を経過していないと制御部40が判定した場合(ステップS108でNOの場合)には、制御部40はステップS108を繰り返す。
以下、実施例を用いて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は実施例に限定されない。
CR酵素と逆転写酵素が含まれている。RNAとしては、ヒト鼻腔拭い液(ヒトサンプル)から抽出したRNAを用いた。なお、当該ヒトサンプルについては、市販のキット(「エスプラインインフルエンザA&B−N(「エスプライン」は登録商標)」、富士レビオ株式会社製)を用いてイムノクロマトグラフィーを行った結果、インフルエンザA型が陽性であった。なお、イムノクロマトグラフィーにおける「A型陽性」は、下記インフルエンザA型(InfA)を特異的に判別するものではない。
配列番号2は、InfAのリバースプライマーの配列である。
配列番号3は、InfAの蛍光プローブの配列である。
配列番号4は、SW InfAのフォワードプライマーの配列である。
配列番号5は、SW InfAのリバースプライマーの配列である。
配列番号6は、SW InfAの蛍光プローブの配列である。
配列番号7は、SW H1のフォワードプライマーの配列である。
配列番号8は、SW H1のリバースプライマーの配列である。
配列番号9は、SW H1の蛍光プローブの配列である。
配列番号10は、RNase Pのフォワードプライマーの配列である。
配列番号11は、RNase Pのリバースプライマーの配列である。
配列番号12は、RNase Pの蛍光プローブの配列である。
Claims (4)
- 反応液と、前記反応液とは比重が異なり、前記反応液とは混和しない液体とが充填され、前記反応液が移動する流路を含む反応容器を装着する装着部と、
前記装着部に前記反応容器が装着された場合に、前記流路の第1領域を加熱する第1加熱部と、
前記装着部に前記反応容器が装着された場合に、前記第1領域とは異なる前記流路の第2領域を加熱する第2加熱部と、
前記装着部、前記第1加熱部及び前記第2加熱部の配置を、前記装着部に前記反応容器を装着した場合に、重力の作用する方向における前記流路の最下点の位置が前記第1領域内となる第1の配置と、重力の作用する方向における前記流路の最下点の位置が前記第2領域内となる第2の配置との間で切換えるために、前記装着部に前記反応容器を装着した場合に前記流路を前記反応液が移動する方向に対して垂直な成分を有する回転軸の周りに回転させる駆動機構と、
を含み、
前記装着部は、前記回転軸の延びる方向に複数配列され、
前記反応容器の複数が、それぞれ前記装着部に装着された場合に、それぞれの流路が互いに平行に配置され、
前記第1加熱部及び前記第2加熱部の少なくとも一方は、温度の異なる複数のモードを有する、熱サイクル装置。 - 請求項1に記載の熱サイクル装置において、
前記第1加熱部及び前記第2加熱部を制御する制御部をさらに含み、
前記制御部は、
前記第1加熱部を第1温度、及び前記第1温度とは異なる第2温度に制御し、前記第2加熱部を前記第1温度及び前記第2温度とは異なる第3温度に制御する、熱サイクル装置。 - 請求項2に記載の熱サイクル装置において、
前記制御部はさらに、前記駆動機構を制御し、
前記第1加熱部を前記第1温度に制御し、前記装着部、前記第1加熱部及び前記第2加熱部の配置が前記第1の配置で第1時間を経過した場合に、前記第1加熱部を前記第1温度よりも高い前記第2温度に制御し、前記第2加熱部を前記第2温度よりも高い前記第3温度に制御し、前記装着部、前記第1加熱部及び前記第2加熱部の配置を、前記第1の配置から前記第2の配置へと切換えるように前記駆動機構を制御する第1処理と、
前記第1処理の後に、前記装着部、前記第1加熱部及び前記第2加熱部の配置が前記第2の配置で第2時間を経過させる第2処理と、
前記第2処理の後に、前記装着部、前記第1加熱部及び前記第2加熱部の配置が前記第2の配置で第3時間を経過した場合に、前記装着部、前記第1加熱部及び前記第2加熱部の配置を、前記第2の配置から前記第1の配置へと切換えるように前記駆動機構を制御する第3処理と、
を行う、熱サイクル装置。 - 請求項3に記載の熱サイクル装置において、
前記制御部は、
前記第3処理の後に、前記装着部、前記第1加熱部及び前記第2加熱部の配置が前記第1の配置で第4時間を経過した場合に、前記装着部、前記第1加熱部及び前記第2加熱部の配置を、前記第1の配置から前記第2の配置へと切換えるように前記駆動機構を制御する第4処理と、前記第3処理とを所定回数繰り返して行う、熱サイクル装置。
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