JP2016136886A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、炉床を均一に加熱することができると共に炉内の温度差も小さくすることができ、さらに消費電力も抑制することができる加熱調理器を提供することである。
【解決手段】本発明に係る加熱調理器100は、炉床270、炉壁210および電気式炉内加熱源240a,240bを備える。炉壁は、部分湾曲筒状の内周面Siを有する。部分湾曲筒状の内周面は、炉床の上または上方に位置する。電気式炉内加熱源は、炉床の上面および炉壁の内周面との間に空間が存在するように配設される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ピザ窯として利用可能である加熱調理器に関する。
過去に「略方形状の炉の上面および下面に電気ヒータを配設したピザ窯」が提案されている(例えば、特開2006−296237号公報、特開2009−005593号公報等参照)。
特開2006−296237号公報 特開2009−005593号公報
しかし、このような電気式ピザ窯では、炉内の対流に乱れが生じやすく、炉床が均一に加熱されにくい。また、通常、ピザ窯は、加熱時に、上方に向かうに従って高温になる温度分布を形成すると共に上部空間に熱溜まりを生じるように設計されているが、上述の電気式ピザ窯では、炉の上部空間が比較的大きく、上部空間に十分な熱溜まりを形成するのに比較的大きな電力を要する。
本発明の課題は、炉床を均一に加熱することができると共に炉内の温度差も小さくすることができ、さらに消費電力も抑制することができる加熱調理器を提供することである。
本発明の第1局面に係る加熱調理器は、炉床、炉壁および電気式炉内加熱源を備える。炉床の上面の形状は特に限定されず、例えば、水平面や断面方形状であってもよいが、水平面であることが好ましい。炉壁は、部分湾曲筒状の内周面を有する。部分湾曲筒状の内周面は、炉床の上または上方に位置する。なお、内周面は筒軸に沿ってみたときに左右対象であることが好ましく、例えば、部分円筒形状であることが好ましい。電気式炉内加熱源は、炉床の上面および炉壁の内周面との間に空間が存在するように配設される。
上述の通り、この加熱調理器では、炉壁の内周面が部分湾曲筒状とされていると共に、炉床の上面および炉壁の内周面との間に空間が存在するように電気式炉内加熱源が配設されている。このため、この加熱調理器では、炉内の対流に乱れが生じにくく、炉床が均一に加熱されやすくなると共に炉内の温度差も小さくすることができる。また、この加熱調理器では、炉壁の内周面が部分湾曲筒状とされているため、炉の上部空間が比較的小さい。したがって、この加熱調理器では、従前よりも小さな電力で上部空間に十分な熱溜まりを形成することができる。よって、この加熱調理器では、炉床を均一に加熱することができると共に炉内の温度差も小さくすることができ、さらに消費電力も抑制することができる。
本発明の第2局面に係る加熱調理器は、第1局面に係る加熱調理器であって、電気式炉外加熱源をさらに備える。電気式炉外加熱源は、炉床の下側に配設される。
このため、この加熱調理器では、調理物の表面からだけでなく裏面からも同時に加熱調理することができる。したがって、この加熱調理器では、調理物を短時間で均一に加熱調理することができる。
本発明の第3局面に係る加熱調理器は、第2局面に係る加熱調理器であって、電気式炉内加熱源の出力は、電気式炉外加熱源の出力よりも大きい。
このため、この加熱調理器では、調理物の裏面が焦げ付くことを防止しながら、調理物を均一に焼き上げることができる。
本発明の第4局面に係る加熱調理器は、第2局面または第3局面に係る加熱調理器であって、距離変化機構をさらに備える。距離変化機構は、炉床と、電気式炉外加熱源の少なくとも一部との距離を変化させる。距離変化機構は、炉床のみを動かす機構であってもよいし、電気式炉外加熱源のみを動かす機構であってもよいし、炉床および電気式炉外加熱源の両方を動かす機構であってもよい。
このため、この加熱調理器では、炉床の加熱度合を適度に調整することができる。したがって、この加熱調理器では、焦げ付きやすい調理物を加熱調理することもできる。
本発明の第5局面に係る加熱調理器は、第2局面から第4局面のいずれかに係る加熱調理器であって、炉床は、室温において0.50J/g・K以上の比熱、150W/m・K以上の熱伝導率および90×10−6/s以上の熱拡散率を兼ね備える。
このため、この加熱調理器では、複数のピザを連続加熱することができると共に、加熱源から生じる熱を有効に利用してピザを焼き上げることができ、さらに調理中のピザの位置を変えることなく、むらなくピザを焼き上げることができる。
本発明の第6局面に係る加熱調理器は、加熱源および炉床を備える。炉床は、室温において0.50J/g・K以上の比熱を有する。すなわち、炉床は、例えば、セラミックや、アルミニウム合金、純度99.9%以上のカーボンブラック等から形成されるのが好ましい。なお、室温における比熱は3J/g・K以下であることが好ましい。比熱がこの値以下であれば、炉内温度を短時間で予熱温度まで到達させることができると共に、電気式炉外加熱源への通電停止後に適度な降温速度で炉内温度が低下するからである。
このため、この加熱調理器では、複数のピザを連続加熱することができる。
本発明の第7局面に係る加熱調理器は、第6局面に係る加熱調理器であって、炉床は、室温において150W/m・K以上の熱伝導率を有する。すなわち、炉床は、例えば、アルミニウム合金や、純度99.9%以上のカーボンブラック等から形成されるのが好ましい。なお、室温における熱伝導率は450W/m・K以下であることが好ましい。熱伝導率がこの値以下であれば、炉床と炉内の温度バランスが良好となり、調理物を均一に加熱することができるからである。
このため、この加熱調理器では、加熱源から生じる熱を有効に利用してピザを焼き上げることができる。
本発明の第8局面に係る加熱調理器は、第7局面に係る加熱調理器であって、炉床は、室温において90×10−6/s以上の熱拡散率を有する。なお、炉床は、300℃において30×10−6/s以上の熱拡散率を有するのが好ましい。すなわち、炉床は、例えば、純度99.9%以上の炭素から形成されるのが好ましい。なお、熱拡散率は250×10−6/s以下であることが好ましい。熱拡散率がこの値以下であれば、炉内温度を適度に保って調理物を良好に調理することができるからである。
このため、この加熱調理器では、調理中のピザの位置を変えることなく、むらなくピザを焼き上げることができる。
本発明の実施の形態に係る加熱調理器の外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る加熱調理器の扉を開けた状態の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る加熱調理器の平面図である。 図3のB−B断面図である。 本発明の実施の形態に係る加熱調理器の扉を開けると共に炉床を取り外した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る加熱調理器の下部ユニットの斜視図である。 本発明の実施の形態に係る加熱調理器の下部ユニットの平面図である。 図3のA−A縦断面図である。 図3においてカム付レバーの握り部を倒したときのA−A縦断面図である。
<本発明の実施の形態に係る加熱調理器の構造>
本発明の実施の形態に係る加熱調理器100は、図1〜図4に示されるように、上部ユニット200および下部ユニット300から構成されている。なお、この上部ユニット200は、下部ユニット300の上に載置されているだけであって、上部ユニット200を引き上げることによって下部ユニット300から上部ユニット200を簡単に取り外すことができる。以下、上部ユニット200および下部ユニット300について詳述する。
(1)上部ユニット
上部ユニット200は、図1〜図4に示されるように、主に、炉壁210、扉220、留め金具230、一対の輻射式ヒータ240a,240b、一対の可動式ヒータ支持体250a,250b、支持枠260および炉床270から構成されている。以下、これらの構成要素それぞれについて詳述する。
(1−1)炉壁
炉壁210は、図4および図8に示されるように、片側に側壁を有する半円筒形状の中空壁であって、アルミニウム合金等の金属から形成されている。これは、炉内の輻射式ヒータ240a,240bの輻射熱を効率よく炉床270に反射させると共に、熱伝導率を高めることによって炉壁210を均一に昇温させるためである。この炉壁210の内部には、例えば、ガラスウール等の断熱材(図示せず)が充填されている。この断熱材は、炉壁210の内部から外部への伝熱を遮断する役目を担っている。また、図1、図2、図5および図8に示されるように、この炉壁210の開口側の端面上部には、留め金具230の被係止具233がビス止めされている。さらに、この炉壁210には、図4に示されるように、下面の左右両側にレール部材215が接合されている。このレール部材215には、支持枠260が着脱可能に挿入される。
(1−2)扉
扉220は、図1、図2および図8に示されるように、半円盤形の中空壁であって、例えば、アルミニウム合金等の金属から形成されている。この扉220の内部には、例えば、ガラスウール等の断熱材(図示せず)が充填されている。この断熱材は、扉220の内部から外部への伝熱を遮断する役目を担っている。また、この扉220には、図1、図2、図5および図8に示されるように、略中央部に窓WDが設けられている。この窓WDは、図2、図5および図8に示されるように、扉220の高さ方向略中央部に開口OPを形成し、その開口OPに耐熱ガラスGLを嵌合することによって形成されている。使用者は、この窓WDから炉壁210内の調理物の様子を観察することができる。さらに、この扉220には、図1に示されるように、軸付板232がビス止めされている。なお、この軸付板232には、図1に示されるように、係止具231が回動可能に取り付けられている。そして、この扉220は、ヒンジ部材(図示せず)を介して支持枠260の前壁の下部に回動自在に締結されている(例えば、図2および図4等参照)。すなわち、この扉220は、支持枠260と一つのユニットを構成していると言える。なお、この扉220が閉状態になったとき、扉220の外面の面位置は炉壁210の開口側の端面の面位置と一致する。
(1−3)留め金具
留め金具230は、図1に示されるように、係止具231、軸付板232および被係止具233から構成されている。
係止具231は、図1に示されるように、主に、握り部231a、係止部231bおよび軸受け部231cから形成されており、上述の通り、軸付板232を介して扉220に締結されている。握り部231aは、扉220の開閉時に使用者によって握られる部分であって、力点として機能する。係止部231bは、被係止具233の被係止壁233bの内側に当接させる部分であって、実際に扉220を炉壁210に係止する役目を担う部分である。軸受け部232cは、軸付板232の軸部232bを受けている部分である。すなわち、係止具231は、軸付板232の軸部232bを中心として回動することができる。
軸付板232は、主に、取付板部232aおよび軸部232bから構成されている。取付板部232aは、図1に示されるように、扉220の上部にビス止めされている。軸部232bは、取付板部232aの中央部分から垂直方向に向かって延びている。
被係止具233は、図1に示されるように、主に、取付板部233aおよび被係止壁233bから構成されている。取付板部233aは、図1に示されるように、炉壁210の開口側の端面上部にビス止めされている。係止具231の係止部231bが被係止壁233bの内側に移動させられることによって、係止構造が形成される。
(1−4)輻射式ヒータ
輻射式ヒータ240a,240bは、例えば、カーボンランプヒータや、ハロゲンランプヒータ、石英ガラスヒータ、石英ガラス管ヒータ、コルチェヒータ等であって、図2および図4に示されるように、可動式ヒータ支持体250a,250bを介して、炉内の中央部分に配設されている。すなわち、この輻射式ヒータ240a,240bは、図4に示されるように、炉床270の上面Suおよび炉壁210の内周面Siとの間に一定の空間が存在するように配設されている。また、この加熱調理器100において、輻射式ヒータ240a,240bは、図8に示されるように、棒状であって、その軸が扉220の内面に直交するように配設されている。なお、本実施の形態に係る加熱調理器100において、この輻射式ヒータ240a,240bとして、消費電力が1,000W以上1,200W以下の範囲内であるものが採用されるのが好ましい。また、この加熱調理器100において、一対の輻射式ヒータ240a,240bは左右対称に配設されることが好ましい。
(1−5)可動式ヒータ支持体
可動式ヒータ支持体250aは、輻射式ヒータ240aを支持する可動式の支持体であって、図4に示されるように、主に、固定部251a、アーム部252a、軸部253a、支持具254aおよび抜け止め部255aから構成されている。なお、この可動式ヒータ支持体250aは、図8に示されるように、前後に一つずつ配設されている。
固定部251aは、図4に示されるように、炉壁210の内周面Siの高さ方向略中央付近に固定されている。アーム部252aは、軸部253aを介して固定部251aに軸支されている。すなわち、このアーム部252aは、軸部253aを中心として回動することができる。また、図4に示されるように、このアーム部252aにはレール部RLが形成されており、このレール部RLに支持具254aがスライド移動可能に嵌め込まれている。抜け止め部255aは、レール部RLの先端部分に固定されており、支持具254aがレール部RLから抜け落ちるのを防止している。すなわち、本実施の形態に係る加熱調理器100では、使用者がこの可動式ヒータ支持体250aを調節することによって、一定の制限範囲内において、輻射式ヒータ240a,240bの位置を調節することができる。
なお、可動式ヒータ支持体250bは、可動式ヒータ支持体250aと左右対称の関係にあるだけであって、構造的には同一である。このため、可動式ヒータ支持体250bについては図中にその符号を付してその説明を省略する。
(1−6)支持枠
支持枠260は、図5に示されるように方形の枠体であって、図8に示されるように炉床270の裏面のほぼ全面が裏側に露出するように炉床270を支持している。また、上述の通り、この支持枠260には、前側壁261の下部にヒンジ部材(図示せず)を介して扉220が回動自在に締結されている。さらに、上述の通り、この支持枠260は、炉壁210の下面の左右両側に接合されるレール部材215に着脱可能に挿入することができる。
(1−7)炉床
炉床270は、例えば、純度99.9%以上のカーボンブラック等の原料を5万トンの高水圧下で固めた後に3000℃で90日間焼成して得られる板状の部材である。なお、このような炉床270の密度は約2.01g/cmであり、室温における比熱は約0.713J/g・Kであり、300℃における比熱は約1.337J/g・Kであり、室温における熱伝導率は約188.1W/m・Kであり、300℃における熱伝導率は約137.7W/m・Kであり、室温における熱拡散率は約131.2×10−6/sであり、300℃における熱拡散率は約51.2×10−6/sである。そして、この炉床270は、支持枠260に載置された状態で、炉壁210内に挿入され、その結果、炉の床を構成する。なお、この炉床270が正常に炉壁210内に挿入された状態では、炉床270は、輻射式ヒータ240a,240bと電熱式ヒータ320との間に位置することになる。また、本実施の形態に係る加熱調理器100において、炉床270の厚みは、5mm以上20mm以下の範囲内であることが好ましい。
(2)下部ユニット
下部ユニット300は、図5〜7に示されるように、主に、筐体310、電熱式ヒータ320、ヒータ支持板330およびカム付レバー機構340から構成されている。以下、これらの構成要素それぞれについて詳述する。
(2−1)筐体
筐体310は、図6および図7に示されるように、主に、底枠部311、前壁部312、後壁部313、右側壁部314、左側壁部315および台壁部316から形成されている。底枠部311は、筐体310の底に配設される枠体である。前壁部312は、底枠部311の前縁から略垂直方向上側に向かって延びる凹形状の壁部分である。後壁部313は、底枠部311の後縁から略垂直方向上側に向かって延びる長方形状の壁部分である。なお、この後壁部313には、内周面にカム付レバー機構340の軸受け部342(後述)が固定されている。右側壁部314は、底枠部311の右側縁から略垂直方向上側に向かって延びる長方形状の壁部分である。左側壁部315は、底枠部311の左側縁から略垂直方向上側に向かって延びる長方形状の壁部分である。そして、この右側壁部314および左側壁部315には、カム付レバー機構340のカム付レバー341の軸部341bが軸支されている。台壁部316は、図5に示されるように、凹形状の板部分であって、本体部316aおよび一対の側壁部316bから形成されている。そして、この台壁部316は、前壁部312の縁から内側に向かって延びている。なお、この台壁部316は、扉220が開状態とされているときに扉220を支持する役を担っている。
(2−2)電熱式ヒータ
電熱式ヒータ320は、例えば、インコロイヒータや、IHヒータ、シーズヒータ等であって、図4〜図7に示されるように、ヒータ支持板330上に配設されている。この電熱式ヒータ320は、上述の通り、炉床270が正常に炉壁210内に挿入された状態において、炉床270の直下に位置する。なお、本実施の形態に係る加熱調理器100において、この電熱式ヒータ320として、消費電力が200W以上300W以下の範囲内であるものが採用されるのが好ましい。すなわち、この電熱式ヒータ320の消費電力は輻射式ヒータ240a,240bの消費電力の6分の1から3分の1の範囲内であることが好ましい。なお、電熱式ヒータ320の消費電力は輻射式ヒータ240a,240bの消費電力の5分の1から4分の1の範囲内であることがより好ましい。
(2−3)ヒータ支持板
ヒータ支持板330は、図6〜図8に示されるように、主に、本体部331および支持脚332から構成されている。本体部331は、略方形の板状の部材である。そして、この本体部331には、支持脚332を介して電熱式ヒータ320が支持されている。支持脚332は、図6〜図8に示されるように、基体部332aおよび一対の垂直脚部332bから形成されており、前後にそれぞれ1つずつ配設されている。基体部332aは長方形状の板部分であり、この基体部332aの両端部には貫通孔が形成されている。なお、本体部331にも、この貫通孔に対応する位置に貫通孔が設けられている。すなわち、ヒータ支持板330には、上下方向に貫通する貫通孔が4つ形成されている(例えば、図6等参照。)。そして、図4、図6、図8および図9に示されるように、この貫通孔のうち右前側および左奥側の貫通孔に、カム付レバー機構340のアーム部343のピン部343bが抜挿可能に挿入されている。垂直脚部332bは、方形状の板部分であって、基体部332aの長手方向両端から上方に向かって延びている。そして、この垂直脚部332bの上端には受け部が形成されており、この受け部で電熱式ヒータ320が受けられている。また、図4、図8および図9に示されるように、このヒータ支持板330の直下にはカム付レバー機構340が配設されている。
(2−4)カム付レバー機構
カム付レバー機構340は、図4、図6、図8および図9に示されるように、主に、カム付レバー341、軸受け部342、アーム部343およびコイルスプリングCSから構成されている。なお、このカム付レバー機構340による電熱式ヒータ320の位置調整方法については後に詳述する。
カム付レバー341は、主に、図6〜図9に示されるように、握り部341a、軸部341bおよびカム部CMから構成されている。握り部341aは、図6〜図9に示されるように、筐体310の右側壁部314の外側に配設されている。そして、この握り部341aは、図1および図2等に示されるように、軸部341bの略半径方向外側に向かって延びている。軸部341bは、図6および図7に示されるように、握り部341aの下端から水平方向に向かって延びており、筐体310の右側壁部314および左側壁部315で回転自在に軸支されている。カム部CMは、図6に示されるように、軸部341bのほぼ中央に固定されている。そして、このカム部CMは、本実施の形態に係る加熱調理器100において、ヒータ支持板330の本体部331の前端中央部分の直下に配置されている。
軸受け部342は、図7に示されるように、筐体310の後壁部313の幅方向略中央の下部に固定されており、アーム部343の軸部343cを受けている。
アーム部343は、図8および図9に示されるように、主に、本体部343a、ピン部343bおよび軸部343cから構成されている。本体部343aは、略長方形状の板部分であって、前後方向に延びている。ピン部343bは、本体部343aの上面から上方に向かって延びる突起部分であって、平面視において本体部343aの右前側および左奥側に形成されている。なお、上述した通り、このピン部343bは、ヒータ支持板330に形成される貫通孔に抜挿可能に挿入されている。軸部343cは、上述の通り、軸受け部342に回動可能に支持されている。
コイルスプリングCSは、ピン部343bを囲むようにピン部343bの外側に配設されると共に、ヒータ支持板330の本体部331とアーム部343の本体部343aとの間に位置するように配設されている。このコイルスプリングCSは、ヒータ支持板330の本体部331とアーム部343の本体部343aとの間の緩衝材として機能する。
<本発明の実施の形態に係る加熱調理器の電熱式ヒータの位置調整方法>
本実施の形態に係る加熱調理器100において、使用者が電熱式ヒータ320を炉床270に接近させたい場合、使用者は、図2に示されるように、カム付レバー341の握り部341aを手前に起こす。このとき、カム付レバー341のカム部CMは、図8に示される状態、すなわち長軸部分が上方を向く状態になる。すなわち、カム部CMの長軸部分がヒータ支持板330の本体部331の下面に接触してヒータ支持板330を炉床270に向かって押し上げ、電熱式ヒータ320を炉床270に接近させる。
一方、使用者が電熱式ヒータ320を炉床270から離間させたい場合、使用者は、カム付レバー341の握り部341aを奥側に倒す。このとき、カム付レバー341のカム部CMは、図9に示される状態、すなわち短軸部分が上方を向く状態になる。すなわち、ヒータ支持板330の本体部331の下面に接触する部分が長軸部分から短軸部分になる。このため、図9に示されるように、ヒータ支持板330がアーム部343の軸部343cを中心として下方に回動して、電熱式ヒータ320が炉床270から離間する。
<本発明の実施の形態に係る加熱調理器の使用方法>
本発明の実施の形態に係る加熱調理器100では、生地に水分が多い素材を乗せるピザや肉類等の調理時、カム付レバー341の握り部341aを手前に起こし、加熱調理器100を図8の状態とする。そして、先ず扉220を閉じた状態で15分間、炉内を予熱する。なお、この予熱により炉内の温度は約300℃となる。この後、調理物を炉内に投入し、扉220を閉めた状態でそれを約2分30秒間、焼き上げると調理が完成する。なお、例えば、上記のようなピザを複数枚焼くとき、再度の予熱は必要なく、連続的にピザを焼き上げることができる。なお、この加熱調理器100は、家庭向けの加熱調理器であって、一度に1、2枚程度のピザを焼くことができる仕様となっている。
また、この加熱調理器100では、生地に水分が少ない素材を乗せるピザや、椎茸、かぶ、トマト、りんご等の野菜や果物、パン、焼き菓子等の調理時、カム付レバー341の握り部341aを奥側に倒して、加熱調理器100を図9の状態とする。なお、パンや焼き菓子の調理時は、ヒータ240a,240b,320の出力を低下させた状態にするのが好ましい。
<本発明の実施の形態に係る加熱調理器の特徴>
(1)
本発明の実施の形態に係る加熱調理器100では、炉壁210の内周面Siが部分湾曲筒状とされていると共に、炉床270の上面Suおよび炉壁210の内周面Siとの間に空間が存在するように輻射式ヒータ240a,240bが配設されている。このため、この加熱調理器100では、炉内の対流に乱れが生じにくく、炉床270が均一に加熱されやすいと共に炉内の温度差も小さくなる。また、この加熱調理器100では、炉壁210の内周面Siが部分湾曲筒状とされているため、炉の上部空間が比較的小さい。したがって、この加熱調理器100では、従前よりも小さな電力で上部空間に十分な熱溜まりを形成することができる。よって、この加熱調理器100では、炉床270を均一に加熱することができると共に炉内の温度差も小さくすることができ、さらに消費電力も抑制することができる。
(2)
本発明の実施の形態に係る加熱調理器100では、炉床270が輻射式ヒータ240a,240bと電熱式ヒータ320とに挟まれている。このため、この加熱調理器100では、調理物の表面からだけでなく裏面からも同時に加熱調理することができる。したがって、この加熱調理器100では、調理物を短時間で均一に加熱調理することができる。
(3)
本発明の実施の形態に係る加熱調理器100では、消費電力が1,000W以上1,200W以下の範囲内である輻射式ヒータ240a,240bと、消費電力が200W以上300W以下の範囲内である電熱式ヒータ320とを用いることが好ましい。このようにヒータ240a,240b,320を選定することによって、調理物の裏面が焦げ付くことを防止しながら、調理物を均一に焼き上げることができるからである。
(4)
本発明の実施の形態に係る加熱調理器100には、カム付レバー機構340が配設されている。このため、この加熱調理器100では、炉床270の加熱度合を適度に調整することができる。したがって、この加熱調理器100では、焦げ付きやすい調理物を加熱調理することもできる。
(5)
本発明の実施の形態に係る加熱調理器100では、炉床270は、純度99.9%以上のカーボンブラック等の原料を5万トンの高水圧下で固めた後に3000℃で90日間焼成して得られる板状の部材であって、300℃において、約1.337J/g・Kの比熱、約137.7W/m・Kの熱伝導率および約51.2×10−6/sの熱拡散率を兼ね備える。このため、この加熱調理器100では、複数のピザを連続加熱することができると共に、加熱源から生じる熱を有効に利用してピザを焼き上げることができ、さらに調理中のピザの位置を変えることなく、むらなくピザを焼き上げることができる。
(6)
本発明の実施の形態に係る加熱調理器100では、輻射式ヒータ240a,240bは、その軸が扉220の内面に直交するように配設されており、扉220付近まで延設されている。このため、この加熱調理器100では、扉220付近の空間も十分に加熱され、扉220が開放された場合においても温度降下の程度を小さくすることができる。
<変形例>
(A)
先の実施の形態に係る加熱調理器100は家庭向けであって、一度に1、2枚程度のピザしか焼き上げることができなかったが、炉床270の面積を拡大して3枚以上のピザを一度に焼けるようにし、業務向けとしてもよい。
(B)
先の実施の形態に係る加熱調理器100では炉壁210の内周面Siが半円筒面であったが、炉壁210の内周面Siは部分湾曲筒面であってもよい。なお、かかる場合、炉壁210の内周面Siは左右対象であることが好ましい。また、かかる場合、炉壁210の内周面Siは、上方に向かうほど、幅が狭くなるのが好ましい。
(C)
先の実施の形態に係る加熱調理器100では扉220が閉状態になったとき、扉220の外面の面位置が炉壁210の開口側の端面の面位置と一致したが、同状態のとき、扉220の面位置が、炉壁210の開口側の端面の面位置とよりも奥側に位置するように加熱調理器100が設計されてもよい。
(D)
先の実施の形態に係る加熱調理器100では炉壁210が、片側に側壁を有する半円筒形状の中空壁であったが、炉壁210は、両側に開口を有する半円筒形状の中空壁であってもよい。かかる場合、両側に扉220が配設されることになる。
(E)
先の実施の形態に係る加熱調理器100では炉床270が、純度99.9%以上のカーボンブラック等の原料を5万トンの高水圧下で固めた後に3000℃で90日間焼成して得られる板状の部材であったが、炉床270は、セラミック板であってもよいし、アルミニウム合金板であってもよい。なお、セラミック板の室温での比熱は約0.73J/g・Kであり、室温での熱伝導率は約4W/m・Kであり、室温での熱拡散率は約2×10−6/sであり、アルミニウム合金板(ADC12)の室温での比熱は約0.96J/g・Kであり、室温での熱伝導率は約230W/m・Kであり、室温での熱拡散率は約91×10−6/sである。なお、炉床270は、室温において0.50J/g・K以上の比熱、室温において150W/m・K以上の熱伝導率および室温において90×10−6/s以上の熱拡散率を兼ね備えるのが好ましいが、このような炉床270を、炭素粉末、セラミック粉末、アルミニウム合金の粉末等の混合粉末を焼き固めて作製してもかまわない。
(F)
先の実施の形態に係る加熱調理器100では上部ユニット200は下部ユニット300に載置されているだけであったが、上部ユニット200を下部ユニット300にロックするロック機構が設けられてもよい。
(G)
先の実施の形態に係る加熱調理器100では電熱式ヒータ320の消費電力が輻射式ヒータ240a,240bの消費電力の6分の1から3分の1の範囲内であることが好ましく、5分の1から4分の1の範囲内であることがより好ましいとされたが、電熱式ヒータ320の消費電力が輻射式ヒータ240a,240bの消費電力の2分の1未満となるように各ヒータ240a,240b,320の消費電力が設定されてもかまわない。
(H)
先の実施の形態に係る加熱調理器100では炉床270と電熱式ヒータ320の距離調節機構として、電熱式ヒータ320のみを動かすカム付レバー機構340が採用されたが、炉床270だけを動かす機構が採用されてもよいし、電熱式ヒータ320および炉床270の両方を動かす機構が採用されてもよい。
(I)
先の実施の形態に係る加熱調理器100ではカム付レバー機構340により電熱式ヒータ320が回動されたが、電熱式ヒータ320は上下平行移動機構により上下に平行されてもかまわない。
(J)
先の実施の形態に係る加熱調理器100では軸が扉220の内面に直交するように輻射式ヒータ240a,240bが配設されたが、輻射式ヒータ240a,240bは、平面視において軸が扉220の内表面に交差するように配設されてもかまわない。また、かかる場合であっても、一対の輻射式ヒータ240a,240bは左右対称に配設されることが好ましいが、左右非対称であってもかまわない。
(K)
先の実施の形態に係る加熱調理器100では炉壁210はアルミニウム合金等の金属から形成されていたが、炉壁210の内側と外側とを異なる金属素材で形成してもよい。なお、かかる場合、炉壁210の内側はアルミニウム合金等、比較的高熱伝導率の金属素材で形成し、炉壁210の外側はステンレス鋼等、比較的低熱伝導率の金属素材で形成するのが好ましい。炉壁210をこのように形成することにより、炉内の輻射式ヒータ240a,240bの輻射熱を効率よく炉床270に反射させると共に、熱伝導率を高めることによって炉壁210を均一に昇温させるのみならず、炉壁210の外側の温度上昇を抑制することができると共に外部への放熱量を抑制することができるからである。
(L)
先の実施の形態では特に言及しなかったが、炉壁210と断熱材との間に高い熱伝導率および高い熱拡散率を有する炭素シートを設けてもよい。このようにすることによって、輻射式ヒータ240a,240bからの輻射熱により炉壁210の温度が上昇するが、予熱時に炉壁210を均一に予熱することができる。
(M)
先の実施の形態では特に言及しなかったが、扉220と断熱材との間に高い熱伝導率および高い熱拡散率を有する炭素シートを設けてもよい。このようにすることによって、輻射式ヒータ240a,240bからの輻射熱により扉220の温度が上昇するが、予熱時に扉220を均一に予熱することができる。
100 加熱調理器
210 炉壁
240a 輻射式ヒータ(電気式炉内加熱源,加熱源)
240b 輻射式ヒータ(電気式炉内加熱源,加熱源)
270 炉床
320 電熱式ヒータ(電気式炉外加熱源,加熱源)
340 カム付レバー機構(距離変化機構)
Si 炉壁の内周面
Su 炉床の上面

Claims (8)

  1. 炉床と、
    前記炉床の上または上方に位置する部分湾曲筒状の内周面を有する炉壁と、
    前記炉床の上面および前記炉壁の前記内周面との間に空間が存在するように配設される電気式炉内加熱源と、
    を備える、加熱調理器。
  2. 前記炉床の下側に配設される電気式炉外加熱源をさらに備える
    請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記電気式炉内加熱源の出力は、前記電気式炉外加熱源の出力よりも大きい
    請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記炉床と、前記電気式炉外加熱源の少なくとも一部との距離を変化させる距離変化機構をさらに備える
    請求項2または3に記載の加熱調理器。
  5. 前記炉床は、0.50J/g・K以上の比熱、150W/m・K以上の熱伝導率および90×10−6/s以上の熱拡散率を兼ね備える
    請求項2から4のいずれかに記載の加熱調理器。
  6. 加熱源と、
    0.50J/g・K以上の比熱を有する炉床と
    を備える、加熱調理器。
  7. 前記炉床は、150W/m・K以上の熱伝導率を有する
    請求項6に記載の加熱調理器。
  8. 前記炉床は、90×10−6/s以上の熱拡散率を有する
    請求項7に記載の加熱調理器。
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