JP2016136886A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る加熱調理器100は、炉床270、炉壁210および電気式炉内加熱源240a,240bを備える。炉壁は、部分湾曲筒状の内周面Siを有する。部分湾曲筒状の内周面は、炉床の上または上方に位置する。電気式炉内加熱源は、炉床の上面および炉壁の内周面との間に空間が存在するように配設される。
【選択図】図2
Description
本発明の実施の形態に係る加熱調理器100は、図1〜図4に示されるように、上部ユニット200および下部ユニット300から構成されている。なお、この上部ユニット200は、下部ユニット300の上に載置されているだけであって、上部ユニット200を引き上げることによって下部ユニット300から上部ユニット200を簡単に取り外すことができる。以下、上部ユニット200および下部ユニット300について詳述する。
上部ユニット200は、図1〜図4に示されるように、主に、炉壁210、扉220、留め金具230、一対の輻射式ヒータ240a,240b、一対の可動式ヒータ支持体250a,250b、支持枠260および炉床270から構成されている。以下、これらの構成要素それぞれについて詳述する。
炉壁210は、図4および図8に示されるように、片側に側壁を有する半円筒形状の中空壁であって、アルミニウム合金等の金属から形成されている。これは、炉内の輻射式ヒータ240a,240bの輻射熱を効率よく炉床270に反射させると共に、熱伝導率を高めることによって炉壁210を均一に昇温させるためである。この炉壁210の内部には、例えば、ガラスウール等の断熱材(図示せず)が充填されている。この断熱材は、炉壁210の内部から外部への伝熱を遮断する役目を担っている。また、図1、図2、図5および図8に示されるように、この炉壁210の開口側の端面上部には、留め金具230の被係止具233がビス止めされている。さらに、この炉壁210には、図4に示されるように、下面の左右両側にレール部材215が接合されている。このレール部材215には、支持枠260が着脱可能に挿入される。
扉220は、図1、図2および図8に示されるように、半円盤形の中空壁であって、例えば、アルミニウム合金等の金属から形成されている。この扉220の内部には、例えば、ガラスウール等の断熱材(図示せず)が充填されている。この断熱材は、扉220の内部から外部への伝熱を遮断する役目を担っている。また、この扉220には、図1、図2、図5および図8に示されるように、略中央部に窓WDが設けられている。この窓WDは、図2、図5および図8に示されるように、扉220の高さ方向略中央部に開口OPを形成し、その開口OPに耐熱ガラスGLを嵌合することによって形成されている。使用者は、この窓WDから炉壁210内の調理物の様子を観察することができる。さらに、この扉220には、図1に示されるように、軸付板232がビス止めされている。なお、この軸付板232には、図1に示されるように、係止具231が回動可能に取り付けられている。そして、この扉220は、ヒンジ部材(図示せず)を介して支持枠260の前壁の下部に回動自在に締結されている(例えば、図2および図4等参照)。すなわち、この扉220は、支持枠260と一つのユニットを構成していると言える。なお、この扉220が閉状態になったとき、扉220の外面の面位置は炉壁210の開口側の端面の面位置と一致する。
留め金具230は、図1に示されるように、係止具231、軸付板232および被係止具233から構成されている。
輻射式ヒータ240a,240bは、例えば、カーボンランプヒータや、ハロゲンランプヒータ、石英ガラスヒータ、石英ガラス管ヒータ、コルチェヒータ等であって、図2および図4に示されるように、可動式ヒータ支持体250a,250bを介して、炉内の中央部分に配設されている。すなわち、この輻射式ヒータ240a,240bは、図4に示されるように、炉床270の上面Suおよび炉壁210の内周面Siとの間に一定の空間が存在するように配設されている。また、この加熱調理器100において、輻射式ヒータ240a,240bは、図8に示されるように、棒状であって、その軸が扉220の内面に直交するように配設されている。なお、本実施の形態に係る加熱調理器100において、この輻射式ヒータ240a,240bとして、消費電力が1,000W以上1,200W以下の範囲内であるものが採用されるのが好ましい。また、この加熱調理器100において、一対の輻射式ヒータ240a,240bは左右対称に配設されることが好ましい。
可動式ヒータ支持体250aは、輻射式ヒータ240aを支持する可動式の支持体であって、図4に示されるように、主に、固定部251a、アーム部252a、軸部253a、支持具254aおよび抜け止め部255aから構成されている。なお、この可動式ヒータ支持体250aは、図8に示されるように、前後に一つずつ配設されている。
支持枠260は、図5に示されるように方形の枠体であって、図8に示されるように炉床270の裏面のほぼ全面が裏側に露出するように炉床270を支持している。また、上述の通り、この支持枠260には、前側壁261の下部にヒンジ部材(図示せず)を介して扉220が回動自在に締結されている。さらに、上述の通り、この支持枠260は、炉壁210の下面の左右両側に接合されるレール部材215に着脱可能に挿入することができる。
炉床270は、例えば、純度99.9%以上のカーボンブラック等の原料を5万トンの高水圧下で固めた後に3000℃で90日間焼成して得られる板状の部材である。なお、このような炉床270の密度は約2.01g/cm3であり、室温における比熱は約0.713J/g・Kであり、300℃における比熱は約1.337J/g・Kであり、室温における熱伝導率は約188.1W/m・Kであり、300℃における熱伝導率は約137.7W/m・Kであり、室温における熱拡散率は約131.2×10−6m2/sであり、300℃における熱拡散率は約51.2×10−6m2/sである。そして、この炉床270は、支持枠260に載置された状態で、炉壁210内に挿入され、その結果、炉の床を構成する。なお、この炉床270が正常に炉壁210内に挿入された状態では、炉床270は、輻射式ヒータ240a,240bと電熱式ヒータ320との間に位置することになる。また、本実施の形態に係る加熱調理器100において、炉床270の厚みは、5mm以上20mm以下の範囲内であることが好ましい。
下部ユニット300は、図5〜7に示されるように、主に、筐体310、電熱式ヒータ320、ヒータ支持板330およびカム付レバー機構340から構成されている。以下、これらの構成要素それぞれについて詳述する。
筐体310は、図6および図7に示されるように、主に、底枠部311、前壁部312、後壁部313、右側壁部314、左側壁部315および台壁部316から形成されている。底枠部311は、筐体310の底に配設される枠体である。前壁部312は、底枠部311の前縁から略垂直方向上側に向かって延びる凹形状の壁部分である。後壁部313は、底枠部311の後縁から略垂直方向上側に向かって延びる長方形状の壁部分である。なお、この後壁部313には、内周面にカム付レバー機構340の軸受け部342(後述)が固定されている。右側壁部314は、底枠部311の右側縁から略垂直方向上側に向かって延びる長方形状の壁部分である。左側壁部315は、底枠部311の左側縁から略垂直方向上側に向かって延びる長方形状の壁部分である。そして、この右側壁部314および左側壁部315には、カム付レバー機構340のカム付レバー341の軸部341bが軸支されている。台壁部316は、図5に示されるように、凹形状の板部分であって、本体部316aおよび一対の側壁部316bから形成されている。そして、この台壁部316は、前壁部312の縁から内側に向かって延びている。なお、この台壁部316は、扉220が開状態とされているときに扉220を支持する役を担っている。
電熱式ヒータ320は、例えば、インコロイヒータや、IHヒータ、シーズヒータ等であって、図4〜図7に示されるように、ヒータ支持板330上に配設されている。この電熱式ヒータ320は、上述の通り、炉床270が正常に炉壁210内に挿入された状態において、炉床270の直下に位置する。なお、本実施の形態に係る加熱調理器100において、この電熱式ヒータ320として、消費電力が200W以上300W以下の範囲内であるものが採用されるのが好ましい。すなわち、この電熱式ヒータ320の消費電力は輻射式ヒータ240a,240bの消費電力の6分の1から3分の1の範囲内であることが好ましい。なお、電熱式ヒータ320の消費電力は輻射式ヒータ240a,240bの消費電力の5分の1から4分の1の範囲内であることがより好ましい。
ヒータ支持板330は、図6〜図8に示されるように、主に、本体部331および支持脚332から構成されている。本体部331は、略方形の板状の部材である。そして、この本体部331には、支持脚332を介して電熱式ヒータ320が支持されている。支持脚332は、図6〜図8に示されるように、基体部332aおよび一対の垂直脚部332bから形成されており、前後にそれぞれ1つずつ配設されている。基体部332aは長方形状の板部分であり、この基体部332aの両端部には貫通孔が形成されている。なお、本体部331にも、この貫通孔に対応する位置に貫通孔が設けられている。すなわち、ヒータ支持板330には、上下方向に貫通する貫通孔が4つ形成されている(例えば、図6等参照。)。そして、図4、図6、図8および図9に示されるように、この貫通孔のうち右前側および左奥側の貫通孔に、カム付レバー機構340のアーム部343のピン部343bが抜挿可能に挿入されている。垂直脚部332bは、方形状の板部分であって、基体部332aの長手方向両端から上方に向かって延びている。そして、この垂直脚部332bの上端には受け部が形成されており、この受け部で電熱式ヒータ320が受けられている。また、図4、図8および図9に示されるように、このヒータ支持板330の直下にはカム付レバー機構340が配設されている。
カム付レバー機構340は、図4、図6、図8および図9に示されるように、主に、カム付レバー341、軸受け部342、アーム部343およびコイルスプリングCSから構成されている。なお、このカム付レバー機構340による電熱式ヒータ320の位置調整方法については後に詳述する。
本実施の形態に係る加熱調理器100において、使用者が電熱式ヒータ320を炉床270に接近させたい場合、使用者は、図2に示されるように、カム付レバー341の握り部341aを手前に起こす。このとき、カム付レバー341のカム部CMは、図8に示される状態、すなわち長軸部分が上方を向く状態になる。すなわち、カム部CMの長軸部分がヒータ支持板330の本体部331の下面に接触してヒータ支持板330を炉床270に向かって押し上げ、電熱式ヒータ320を炉床270に接近させる。
本発明の実施の形態に係る加熱調理器100では、生地に水分が多い素材を乗せるピザや肉類等の調理時、カム付レバー341の握り部341aを手前に起こし、加熱調理器100を図8の状態とする。そして、先ず扉220を閉じた状態で15分間、炉内を予熱する。なお、この予熱により炉内の温度は約300℃となる。この後、調理物を炉内に投入し、扉220を閉めた状態でそれを約2分30秒間、焼き上げると調理が完成する。なお、例えば、上記のようなピザを複数枚焼くとき、再度の予熱は必要なく、連続的にピザを焼き上げることができる。なお、この加熱調理器100は、家庭向けの加熱調理器であって、一度に1、2枚程度のピザを焼くことができる仕様となっている。
(1)
本発明の実施の形態に係る加熱調理器100では、炉壁210の内周面Siが部分湾曲筒状とされていると共に、炉床270の上面Suおよび炉壁210の内周面Siとの間に空間が存在するように輻射式ヒータ240a,240bが配設されている。このため、この加熱調理器100では、炉内の対流に乱れが生じにくく、炉床270が均一に加熱されやすいと共に炉内の温度差も小さくなる。また、この加熱調理器100では、炉壁210の内周面Siが部分湾曲筒状とされているため、炉の上部空間が比較的小さい。したがって、この加熱調理器100では、従前よりも小さな電力で上部空間に十分な熱溜まりを形成することができる。よって、この加熱調理器100では、炉床270を均一に加熱することができると共に炉内の温度差も小さくすることができ、さらに消費電力も抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る加熱調理器100では、炉床270が輻射式ヒータ240a,240bと電熱式ヒータ320とに挟まれている。このため、この加熱調理器100では、調理物の表面からだけでなく裏面からも同時に加熱調理することができる。したがって、この加熱調理器100では、調理物を短時間で均一に加熱調理することができる。
本発明の実施の形態に係る加熱調理器100では、消費電力が1,000W以上1,200W以下の範囲内である輻射式ヒータ240a,240bと、消費電力が200W以上300W以下の範囲内である電熱式ヒータ320とを用いることが好ましい。このようにヒータ240a,240b,320を選定することによって、調理物の裏面が焦げ付くことを防止しながら、調理物を均一に焼き上げることができるからである。
本発明の実施の形態に係る加熱調理器100には、カム付レバー機構340が配設されている。このため、この加熱調理器100では、炉床270の加熱度合を適度に調整することができる。したがって、この加熱調理器100では、焦げ付きやすい調理物を加熱調理することもできる。
本発明の実施の形態に係る加熱調理器100では、炉床270は、純度99.9%以上のカーボンブラック等の原料を5万トンの高水圧下で固めた後に3000℃で90日間焼成して得られる板状の部材であって、300℃において、約1.337J/g・Kの比熱、約137.7W/m・Kの熱伝導率および約51.2×10−6m2/sの熱拡散率を兼ね備える。このため、この加熱調理器100では、複数のピザを連続加熱することができると共に、加熱源から生じる熱を有効に利用してピザを焼き上げることができ、さらに調理中のピザの位置を変えることなく、むらなくピザを焼き上げることができる。
本発明の実施の形態に係る加熱調理器100では、輻射式ヒータ240a,240bは、その軸が扉220の内面に直交するように配設されており、扉220付近まで延設されている。このため、この加熱調理器100では、扉220付近の空間も十分に加熱され、扉220が開放された場合においても温度降下の程度を小さくすることができる。
(A)
先の実施の形態に係る加熱調理器100は家庭向けであって、一度に1、2枚程度のピザしか焼き上げることができなかったが、炉床270の面積を拡大して3枚以上のピザを一度に焼けるようにし、業務向けとしてもよい。
先の実施の形態に係る加熱調理器100では炉壁210の内周面Siが半円筒面であったが、炉壁210の内周面Siは部分湾曲筒面であってもよい。なお、かかる場合、炉壁210の内周面Siは左右対象であることが好ましい。また、かかる場合、炉壁210の内周面Siは、上方に向かうほど、幅が狭くなるのが好ましい。
先の実施の形態に係る加熱調理器100では扉220が閉状態になったとき、扉220の外面の面位置が炉壁210の開口側の端面の面位置と一致したが、同状態のとき、扉220の面位置が、炉壁210の開口側の端面の面位置とよりも奥側に位置するように加熱調理器100が設計されてもよい。
先の実施の形態に係る加熱調理器100では炉壁210が、片側に側壁を有する半円筒形状の中空壁であったが、炉壁210は、両側に開口を有する半円筒形状の中空壁であってもよい。かかる場合、両側に扉220が配設されることになる。
先の実施の形態に係る加熱調理器100では炉床270が、純度99.9%以上のカーボンブラック等の原料を5万トンの高水圧下で固めた後に3000℃で90日間焼成して得られる板状の部材であったが、炉床270は、セラミック板であってもよいし、アルミニウム合金板であってもよい。なお、セラミック板の室温での比熱は約0.73J/g・Kであり、室温での熱伝導率は約4W/m・Kであり、室温での熱拡散率は約2×10−6m2/sであり、アルミニウム合金板(ADC12)の室温での比熱は約0.96J/g・Kであり、室温での熱伝導率は約230W/m・Kであり、室温での熱拡散率は約91×10−6m2/sである。なお、炉床270は、室温において0.50J/g・K以上の比熱、室温において150W/m・K以上の熱伝導率および室温において90×10−6m2/s以上の熱拡散率を兼ね備えるのが好ましいが、このような炉床270を、炭素粉末、セラミック粉末、アルミニウム合金の粉末等の混合粉末を焼き固めて作製してもかまわない。
先の実施の形態に係る加熱調理器100では上部ユニット200は下部ユニット300に載置されているだけであったが、上部ユニット200を下部ユニット300にロックするロック機構が設けられてもよい。
先の実施の形態に係る加熱調理器100では電熱式ヒータ320の消費電力が輻射式ヒータ240a,240bの消費電力の6分の1から3分の1の範囲内であることが好ましく、5分の1から4分の1の範囲内であることがより好ましいとされたが、電熱式ヒータ320の消費電力が輻射式ヒータ240a,240bの消費電力の2分の1未満となるように各ヒータ240a,240b,320の消費電力が設定されてもかまわない。
先の実施の形態に係る加熱調理器100では炉床270と電熱式ヒータ320の距離調節機構として、電熱式ヒータ320のみを動かすカム付レバー機構340が採用されたが、炉床270だけを動かす機構が採用されてもよいし、電熱式ヒータ320および炉床270の両方を動かす機構が採用されてもよい。
先の実施の形態に係る加熱調理器100ではカム付レバー機構340により電熱式ヒータ320が回動されたが、電熱式ヒータ320は上下平行移動機構により上下に平行されてもかまわない。
先の実施の形態に係る加熱調理器100では軸が扉220の内面に直交するように輻射式ヒータ240a,240bが配設されたが、輻射式ヒータ240a,240bは、平面視において軸が扉220の内表面に交差するように配設されてもかまわない。また、かかる場合であっても、一対の輻射式ヒータ240a,240bは左右対称に配設されることが好ましいが、左右非対称であってもかまわない。
先の実施の形態に係る加熱調理器100では炉壁210はアルミニウム合金等の金属から形成されていたが、炉壁210の内側と外側とを異なる金属素材で形成してもよい。なお、かかる場合、炉壁210の内側はアルミニウム合金等、比較的高熱伝導率の金属素材で形成し、炉壁210の外側はステンレス鋼等、比較的低熱伝導率の金属素材で形成するのが好ましい。炉壁210をこのように形成することにより、炉内の輻射式ヒータ240a,240bの輻射熱を効率よく炉床270に反射させると共に、熱伝導率を高めることによって炉壁210を均一に昇温させるのみならず、炉壁210の外側の温度上昇を抑制することができると共に外部への放熱量を抑制することができるからである。
先の実施の形態では特に言及しなかったが、炉壁210と断熱材との間に高い熱伝導率および高い熱拡散率を有する炭素シートを設けてもよい。このようにすることによって、輻射式ヒータ240a,240bからの輻射熱により炉壁210の温度が上昇するが、予熱時に炉壁210を均一に予熱することができる。
先の実施の形態では特に言及しなかったが、扉220と断熱材との間に高い熱伝導率および高い熱拡散率を有する炭素シートを設けてもよい。このようにすることによって、輻射式ヒータ240a,240bからの輻射熱により扉220の温度が上昇するが、予熱時に扉220を均一に予熱することができる。
210 炉壁
240a 輻射式ヒータ(電気式炉内加熱源,加熱源)
240b 輻射式ヒータ(電気式炉内加熱源,加熱源)
270 炉床
320 電熱式ヒータ(電気式炉外加熱源,加熱源)
340 カム付レバー機構(距離変化機構)
Si 炉壁の内周面
Su 炉床の上面
Claims (8)
- 炉床と、
前記炉床の上または上方に位置する部分湾曲筒状の内周面を有する炉壁と、
前記炉床の上面および前記炉壁の前記内周面との間に空間が存在するように配設される電気式炉内加熱源と、
を備える、加熱調理器。 - 前記炉床の下側に配設される電気式炉外加熱源をさらに備える
請求項1に記載の加熱調理器。 - 前記電気式炉内加熱源の出力は、前記電気式炉外加熱源の出力よりも大きい
請求項2に記載の加熱調理器。 - 前記炉床と、前記電気式炉外加熱源の少なくとも一部との距離を変化させる距離変化機構をさらに備える
請求項2または3に記載の加熱調理器。 - 前記炉床は、0.50J/g・K以上の比熱、150W/m・K以上の熱伝導率および90×10−6m2/s以上の熱拡散率を兼ね備える
請求項2から4のいずれかに記載の加熱調理器。 - 加熱源と、
0.50J/g・K以上の比熱を有する炉床と
を備える、加熱調理器。 - 前記炉床は、150W/m・K以上の熱伝導率を有する
請求項6に記載の加熱調理器。 - 前記炉床は、90×10−6m2/s以上の熱拡散率を有する
請求項7に記載の加熱調理器。
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