JP2016135959A - 機器制御システム - Google Patents

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徹 吉原
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Abstract

【課題】機器の作動を簡便に行うことができる機器制御システムを提供する。【解決手段】車両1及び電子キー2の間の無線によるID照合(スマート照合)に加え、タグ24とも通信を実行するようにし、このタグ24から、機器22(車両1のドア13)の作動に関するタグ情報Dtを取得する。そして、タグ情報Dtに基づき機器22を作動させるとともに、この機器22が以降に操作されることに備えて、この機器22の作動について予め予約を入れておく。例としては、電子キー2がドア開作動の予約モードに入る。このため、次に機器22を作動させようとユーザが車両1に近づくだけで、電子キー2に設定済みの予約モードにより、機器22が自動で作動(ドア13が開作動)される。【選択図】図1

Description

本発明は、機器の作動を制御する機器制御システムに関する。
従来から周知のように、多くの車両には、電子キーから無線により電子キーIDを車両に無線送信して、電子キーとのID照合を行う電子キーシステムが搭載されている(例えば、特許文献1等参照)。この種の電子キーシステムには、車両送信機からリクエストを定期的に送信し、このリクエストに対する応答として電子キーが送信してきた電子キーIDを、車両においてID照合(スマート照合)するキー操作フリーシステムがある。このID照合が成立すれば、例えば車両ドアの施解錠が許可又は実行されたり、エンジン始動操作が許可されたりする。
特開2005−262915号公報
ところで、例えば電子キーに予約アンロックボタンを設けておき、車両から離れるときに予約アンロックボタンを操作しておくことにより、次に車両に戻ってきたときに車両ドアが開操作される技術が検討されている。しかし、この技術の場合、車両から離れるときに予約アンロックボタンを別途操作する必要があるので、この操作が面倒に感じる問題があった。
本発明の目的は、機器の作動を簡便に行うことができる機器制御システムを提供することにある。
前記問題点を解決する機器制御システムは、電子キーの通信対象に設けられた機器の作動を制御する構成において、前記通信対象及び電子キーの間のID照合に加え、前記通信対象と通信可能なタグと通信を実行して、前記機器の作動に関するタグ情報を前記タグから取得するタグ情報取得部と、前記ID照合の成立を条件に当該タグ情報に基づく機器が作動されたとき、その後に当該機器を自動で作動させるのに備えて、当該機器について作動に予約を入れる予約実行部とを備えた。
本構成によれば、通信対象及び電子キーの間の無線によるID照合に加え、タグとも通信を実行するようにし、このタグから、機器の作動に関するタグ情報を取得する。そして、タグ情報に基づき機器を作動させるとともに、この機器が以降に操作されることに備えて、この機器の作動について予め予約を入れておく。このため、次に機器を作動させようとしたときには、設定済みの予約機能によって機器が自動で動作を開始する。よって、機器の作動に関してユーザに別途操作を課す必要がないので、機器の作動を簡便に行うことが可能となる。
前記機器制御システムにおいて、前記予約実行部は、前記通信対象に設けられ、無線によって前記電子キーを予約モードに切り替えることにより、前記機器の作動について予約を入れ、前記電子キーは、予約設定以降において前記通信対象との無線によるID照合を実行するとき、自身が予約モードに入っていると、予約対象となっている機器の作動要求を無線によって前記通信対象に送信することにより、当該ID照合が成立する状況下において前記機器を自動で作動させることが好ましい。この構成によれば、電子キーを予約モードに入れることにより機器の作動予約を実現するので、作動予約を設定するにあたって、通信対象に負荷のかかる処理を課さずに済む。
前記機器制御システムにおいて、前記通信対象は、車両であり、前記機器は、当該車両のドアであり、当該機器の作動は、前記ドアの開作動であることが好ましい。この構成によれば、車両のドアの開作動を予約することが可能となるので、車両のドアを開操作するときの簡便さを確保することが可能となる。
前記機器制御システムにおいて、前記通信対象及び電子キーは、狭域無線を通じて前記ID照合を実行し、前記タグは、近距離無線を通じて前記通信対象と通信することが好ましい。この構成によれば、ID照合の通信とタグの通信とを別の種類の通信としたので、通信が相手側に干渉してしまうことがない。
前記機器制御システムにおいて、前記予約実行部によって設定された予約を、特定の操作が実行されたときに解除する予約解除部を備えることが好ましい。この構成によれば、設定した作動予約を自由に解除することが可能となるので、ユーザにとって利便性がよくなる。
本発明によれば、機器の作動を簡便に行うことができる。
一実施形態の機器制御システムの構成図。 車外に形成されるLF電波の通信エリア図。 タグとの通信によってドアが自動で開作動されるときの作動図。 電子キーを予約モードに入れるときの作動図。 予約ドアオープン機能によってドアが開作動されるときの概略図。 タグ情報の登録の概要を示す説明図。
以下、機器制御システムの一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
図1に示すように、車両1は、電子キー2と無線によるID照合を行う電子キーシステム3を備える。電子キーシステム3は、車両1からの通信を契機に狭域無線(通信距離:1〜数m)によりID照合を実行するキー操作フリーシステムである。なお、以降は、キー操作フリーシステムのID照合を「スマート照合」と記し、その通信を「スマート通信」と記す。
車両1は、ID照合において電子キー2の正当性を確認する照合ECU(Electronic Control Unit)4と、車載電装品の電源を管理するボディECU5と、エンジン7を制御するエンジンECU6とを備える。これらECUは、車内の通信線8を通じて接続されている。通信線8は、CAN(Controller Area Network)やLIN(Local Interconnect Network)である。照合ECU4のメモリ9には、車両1に登録された電子キー2のIDとして電子キーIDが書き込み保存されている。
車両1は、車外にID照合の電波を送信可能な車外送信機10と、車内にID照合の電波を送信可能な車内送信機11と、電子キー2からの電波を受信可能な車両受信機12とを備える。車外送信機10、車内送信機11及び車両受信機12は、照合ECU4に接続されて動作が管理される。車外送信機10及び車内送信機11は、LF(Low Frequency)帯の電波を送信可能である。車両受信機12は、UHF(Ultra High Frequency)帯の電波を受信可能である。ボディECU5は、照合ECU4からの指令に基づき、ドア13の施解錠を切り替えるメカ部位であるドアロック機構14の作動を制御する。
車両1は、車両電源を切り替えるときに操作するエンジンスイッチ15を備える。エンジンスイッチ15は、プッシュ式モーメンタリスイッチからなる。照合ECU4は、エンジンスイッチ15から入力する検出信号を基に電源状態を判断し、その状態をとるように車両電源を切り替える。電源状態としては、IGオフ、ACCオン、IGオン、エンジンスタートがある。
電子キー2は、電子キー2の動作を制御するキー制御部16と、車両1から送信された電波を受信可能な受信部17と、車両1に電波を送信可能な送信部18とを備える。キー制御部16のメモリ19には、車両1とのID照合で使用する電子キーIDが書き込み保存されている。受信部17は、LF電波を受信可能である。送信部18は、UHF電波を送信可能である。
車外送信機10が車外にLF電波の通信エリアを形成するとき、電子キー2がこの通信エリアに進入すると、車外においてスマート通信が確立し、車外のスマート照合を開始する。車外スマート照合には、車両1が持つ固有の車両コードを認証する車両コード照合と、暗号鍵を使用したチャレンジレスポンス認証と、電子キーIDを認証する電子キーID照合とが含まれる。照合ECU4は、車外スマート照合のとき、車外に位置する電子キー2において、これら照合の全てが成立するか否かを確認する。そして、照合ECU4は、車内スマート照合が成立することを確認すると、ドア13の施解錠を許可又は実行する。
また、照合ECU4は、電子キー2が車内送信機11の通信エリアに進入すると、車内においてスマート通信が確立し、車内のスマート照合を開始する。車内スマート照合では、車外スマート照合と同様の各種照合を実行する。照合ECU4は、車内スマート照合が成立することを確認すると、エンジンスイッチ15の操作による車両電源の遷移作動を許可する。
電子キーシステム3は、電子キー2の通信対象21に設けられた機器22の作動を制御する機器作動予約機能(機器制御システム23)を備える。本例の場合、通信対象21を車両1とし、機器22の作動をドア(車両ドア)13の開作動とする。本例の機器制御システム23は、ID照合の成立時、タグ24から取得したタグ情報Dtに基づく機器22を作動させるとともに、その後に機器22が再度作動されるのに備えて、この機器22の作動に予め作動予約を入れておくものである。
タグ24は、タグ24の動作を制御するタグ制御部25と、タグ24において電波の送受信を実行する通信アンテナ26と、タグ情報Dtを記憶したメモリ27とを備える。通信アンテナ26は、例えばRFID(Radio Frequency IDentification)やNFC(Near Field Communication)等の近距離無線通信(近接場型通信)であることが好ましい。タグ24は、例えばユーザの荷物等に取り付けられる。タグ情報Dtは、例えばドア開閉場所(車両1の通信エリアでスマート照合が成立したときにどのドア13を開閉するのか)や、シート(運転席シート、助手席シート、後部シート等)の移動有無など、種々のユーザ設定の情報群からなる。
車両1は、タグ24との無線通信を実行する通信アンテナ28を備える。通信アンテナ28は、タグ24の通信アンテナ26と近距離無線を行うことが可能である。車両1の通信アンテナ28は、例えば車両1のドア(運転席ドア、バックドア等)13や、ドア13付近(車体ピラー等)などに取り付けられることが好ましい。近距離無線通信は、スマート通信の直後に併せて実行されることが好ましく、スマート通信が繰り返される度に、同様に繰り返し実施される。本例の近距離無線通信は、電波が数m届く範囲に設定されているものとする。
機器制御システム23は、タグ24に格納されたタグ情報Dtを取得する情報取得部30を備える。情報取得部30は、照合ECU4に設けられる。情報取得部30は、通信対象21及び電子キー2の間のID照合の通信に加え、タグ24と通信を実行して、タグ24からタグ情報Dtを取得する。
機器制御システム23は、読み出したタグ情報Dtを基にして機器22の作動に予約を入れる予約実行部31を備える。予約実行部31は、照合ECU4に設けられる。予約実行部31は、受信したタグ情報Dtに基づく機器22が作動されたとき、その後、同じ機器22を自動で作動させるのに備えて、その機器22について作動に予約を入れる。本例の予約実行部31は、作動予約が必要と判断したとき、電子キー2に作動要約を入れるのに必要となる作動予約要求Saを電子キー2に無線によって送信する。電子キー2は、車両1から作動予約要求Saを受信すると、これを基に予約ビットを立て、機器22の予約作動が可能な状態に入る。
次に、図2〜図5を用いて、機器制御システム23の動作を説明する。
[一連の操作過程の具体例]
図2に示すように、車両1には、車載された複数の車外送信機10によって、車外に複数の通信エリアEが形成されている。本例の場合、運転席ドアに設置された車外送信機10aによって形成される第1通信エリアEaと、右後部ドアに設置された車外送信機10bによって形成される第2通信エリアEbと、助手席ドアに設置された車外送信機10cによって形成される第3通信エリアEcと、左後部ドアに設置された車外送信機10dによって形成される第4通信エリアEdと、バックドア13eに設置された車外送信機10eによって形成されるバックドア付近通信エリアEeとがある。
図3に示すように、乗車予定のユーザが、荷物等を車両(駐車車両)1のトランクに入れるために、バックドア13eを開けようとして車両1の後方に移動したとする。このとき、バックドア付近通信エリアEeに電子キー2が進入すると、バックドア13eの近傍に位置する電子キー2と車両1との間で、バックドア付近通信エリアEeのLF電波を電子キー2が受信することを契機に開始されるスマート照合(バックドア付近スマート照合)が実行される。通信する電子キー2が正規キーであれば、バックドア付近スマート照合は成立に移行する。
また、情報取得部30は、スマート照合が成立することを確認すると、荷物等に取り付けられているタグ24からタグ情報Dtを取得する動作を開始する。具体的にいうと、情報取得部30は、待機状態のタグ24を起動させる駆動電波を通信アンテナ28から送信するのに引き続き、タグ24にタグ情報Dtを送信させる旨のタグ情報送信要求Sbを近距離無線によりタグ24に送信する。タグ24は、このタグ情報送信要求Sbを受信すると、メモリ27に格納されたタグ情報Dtを読み出し、これを通信アンテナ26から車両1に近距離無線により送信する。車両1は、タグ24から送信されたタグ情報Dtを通信アンテナ28で受信し、これをメモリ9に保持する。
照合ECU4は、受信したタグ情報Dtに基づき、車載された機器22を制御する。本例の場合は、閉状態となっているバックドア13eが解錠されるとともに、開作動される。すなわち、ユーザがバックドア13eに近づいただけで、バックドア13eが開かれるのである。よって、仮にユーザの両手が荷物等によって塞がっていても、バックドア13eが自動で開くので、利便性がよい。
図4に示すように、予約実行部31は、機器22の作動後(ドア13の開作動後)、メモリ9に保持したタグ情報Dtを基に、タグ情報Dtによって指定された機器22について、作動に予約を入れる。具体的にいうと、予約実行部31は、いま作動が実行された機器22について作動に予約を入れるトリガとなる作動予約要求Saを、車外送信機10(10e)から電子キー2に無線送信する。作動予約要求Saは、電子キーシステム3のハードを用いて電子キー2に送信されるとよい。作動予約要求Saは、電子キー2に設けられた機器作動の予約機能について、タグ情報Dtに紐付いた機器22に対して予約を入れるのに必要となる一種のトリガ情報である。本例の作動予約要求Saは、バックドア13eを開作動させるバックドア予約オープン要求とする。
電子キー2は、車外送信機10eから送信された作動予約要求Saを受信部17で受信すると、例えば予約のビットを立てるなどして、「予約モード」に移行する。すなわち、電子キー2に機器作動の予約が入る。例えば、バックドア13eのバックドア予約オープン機能の作動指示を受け付ければ、電子キー2において、バックドア予約オープン機能がオンされる。
図5に示すように、車両運転後、ユーザが降車して、バックドア13eを開けようと、電子キー2を所持してバックドア13eに近づいたとする。ところで、車両1は、停車時にどの通信エリアEでスマート通信が確立するのかを確認するために、各車外送信機10から電波送信が断続的に実施されている。このように、スマート通信が定期又は不定期に繰り返し実行されているので、電子キー2がバックドア13e付近に近づくと、車両1及び電子キー2の間でバックドア付近スマート照合が実行される。また、電子キー2は、「予約モード」に設定されているので、スマート通信の通信課程において、車載機器(バックドア13eの開操作)の作動開始を要求する作動要求Scを車両1にUHF送信する。
照合ECU4は、バックドア付近スマート照合が成立することを確認すると、電子キー2から受信した作動要求Scに基づく作動を実行する。すなわち、照合ECU4は、受信した作動要求Scによって作動が指示された車載機器を作動させる。例えば、作動要求Scがバックドアオープン機能に準じたものであれば、施錠状態のバックドア13eが開作動される。すなわち、車両1のバックドア予約オープン機能によって、バックドア13eが自動で開操作されるのである。このため、ユーザが降車後、バックドア13eに近づいただけで、バックドア13eが自動で開くので、利便性がよい。
[カスタマイズ設定]
図6に示すように、タグ24に格納されているタグ情報Dtは、予めデフォルトでメモリ9に書き込まれたものでもよいが、ユーザ設定によって自由に変更することも可能である。具体的な例としては、ユーザが所持する高機能電話等の端末35でアプリケーションを立ち上げて、作動させたい機器22について、その具体的な作動内容を入力する。入力後、端末35をタグ24と通信させ、機器22の制御に関する入力データをタグ24に登録する。これにより、機器制御の内容を、例えばスライドドアの開作動や、福祉車両のリフトの昇降制御に変更するなど、タグ情報Dtを自由に書き替えることが可能である。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)通信対象21(車両1)及び電子キー2の間の無線によるID照合(スマート照合)に加え、タグ24とも通信を実行するようにし、このタグ24から、機器22(車両1のドア13)の作動に関するタグ情報Dtを取得する。そして、タグ情報Dtに基づき機器22を作動させるとともに、この機器22が以降に操作されることに備えて、この機器22の作動について予め予約を入れておく。本例の場合は、電子キー2がドア開作動の予約モードに入る。このため、次に機器22を作動させようとユーザが通信対象21(車両1)に近づいたとき、電子キー2に設定済みの予約モードにより、機器22が自動で動作を開始する。よって、機器22の作動に関してユーザに別途操作を課す必要がないので、機器22の作動を簡便に行うことができる。
(2)作動予約を設定するにあたっては、電子キー2を予約モードに切り替えることによって実現する。よって、作動予約を設定するにあたって、例えば通信対象21(車両1)に設定状態を長時間に亘ってメモリしておくなどの負荷のかかる処理を課さずに済む。
(3)作動予約の対象は、車両1のドア13の開作動である。よって、ユーザが単に近づくだけでドア13が自ら開くので、ドア13を開けるときの簡便さを確保することができる。
(4)通信対象21及び電子キー2のID照合(スマート照合)の通信に狭域無線を使用し、通信対象21及びタグ24の間の通信に近距離無線通信を使用する。このように、ID照合の通信とタグ24の通信とを別の種類とすれば、通信が相手側に干渉してしまうことがない。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・機器制御システム23には、一旦設定された作動予約を解除することを可能とする予約解除部36(図1参照)が設けられてもよい。予約解除部36は、例えば照合ECU4に設けられることが好ましい。予約解除部36は、予約実行部31によって設定された予約を、特定の操作が実行されたときに解除する。予約解除に必要な特定の操作としては、例えば車外ドアハンドルを所定順序及び回数で操作したり、車内のカーナビゲーションシステムで解除操作したりする例がある。こうすれば、設定した作動予約を自由に解除することが可能となるので、ユーザにとって利便性がよくなる。
・電子キー2のアンロックボタンが操作されてバックドア13eが開操作されたときにタグ24のタグ情報Dtを読みにいき、これを基に作動予約を入れる処理を実行してもよい。
・降車してドア13を閉めたときにドア自動オープン機能がオンとなり、所用を済ませて車両1に戻ってきたときにドア13が自動で開くようにすることも可能である。
・作動予約要求Saは、スマート通信完了後に送信されることに限らず、例えばドア13がしめられたことを契機に電子キー2に送信されてもよい。
・作動予約が設定されたとき、予約が入っていることを車両1や電子キー2においてインジケータ等により通知してもよい。
・作動予約に時間制限をもたせてもよい。
・作動予約がオンとなっていても、例えば電子キー2内の振動センサによって一定時間振動がないと検出されれば、予約を解除するようにしてもよい。これは、作動の意思がないとして、予約をキャンセルすることができるので、省電力化に寄与する。
・キー操作フリーシステムは、例えば車体の右部及び左部に送信アンテナを配置し、これらアンテナから送信される電波に対する電子キー2の応答を確認することにより、電子キー2の車内外位置を判定するものでもよい。
・キー操作フリーシステムは、往路通信と復路通信とで電波の周波数が異なることに限らず、同じとしてもよい。
・電子キーシステム3は、キー操作フリーシステムに限定されず、他のシステムに適宜変更することが可能である。
・予約作動を入れる前に成立を課すID照合は、スマート照合に限らず、車両1及び電子キー2の間のペアリングを確認できる認証であれば、種々のものに変更することが可能である。
・通信対象21及びタグ24の通信は、近距離無線通信に限らず、他の方式の通信に変更可能である。
・ID照合の通信とタグ24の通信とは、異なる通信方式が使用されることに限らず、例えば両方とも近距離無線とするなど、同じとしてもよい。
・作動予約を設定するにあたっては、例えば通信対象21(車両1)に予約フラグ(予約ビット)を立てるなどして、予約を通信対象21側で管理してもよい。
・作動予約の対象となる機器22は、バックドア13e、スライドドア、福祉車両のリフトに限らず、種々の機器や装置に変更することが可能である。
・通信対象21は、車両1に限定されず、他の機器や装置に変更することが可能である。
1…通信対象の一例である車両、2…電子キー、13…機器の一例であるドア、13e…機器の一例であるバックドア、14…機器の一例であるドアロック機構、21…通信対象、22…機器、23…機器制御システム、24…タグ、30…情報取得部、31…予約実行部、36…予約解除部、Dt…タグ情報、Sc…作動要求。

Claims (5)

  1. 電子キーの通信対象に設けられた機器の作動を制御する機器制御システムにおいて、
    前記通信対象及び電子キーの間のID照合に加え、前記通信対象と通信可能なタグと通信を実行して、前記機器の作動に関するタグ情報を前記タグから取得するタグ情報取得部と、
    前記ID照合の成立を条件に当該タグ情報に基づく機器が作動されたとき、その後に当該機器を自動で作動させるのに備えて、当該機器について作動に予約を入れる予約実行部と
    を備えたことを特徴とする機器制御システム。
  2. 前記予約実行部は、前記通信対象に設けられ、無線によって前記電子キーを予約モードに切り替えることにより、前記機器の作動について予約を入れ、
    前記電子キーは、予約設定以降において前記通信対象との無線によるID照合を実行するとき、自身が予約モードに入っていると、予約対象となっている機器の作動要求を無線によって前記通信対象に送信することにより、当該ID照合が成立する状況下において前記機器を自動で作動させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の機器制御システム。
  3. 前記通信対象は、車両であり、前記機器は、当該車両のドアであり、当該機器の作動は、前記ドアの開作動である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の機器制御システム。
  4. 前記通信対象及び電子キーは、狭域無線を通じて前記ID照合を実行し、前記タグは、近距離無線を通じて前記通信対象と通信する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の機器制御システム。
  5. 前記予約実行部によって設定された予約を、特定の操作が実行されたときに解除する予約解除部を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の機器制御システム。
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