JP2016135462A - 竪型粉砕機の運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】竪型粉砕機で石油コークスや石炭等の原料を粉砕する際に、粉砕効率の低下を抑えて振動を回避する。
【解決手段】粉砕ローラの基準粉砕面圧P100が4kg/cm以上で8kg/cmを超えない範囲であり、回転テーブルの基準回転速度V100が回転テーブルの外周速度で1m/s以上で3m/sを超えない範囲にある場合において、竪型粉砕機に配した振動センサが予め設定した振動の許容範囲を超えた際に、回転テーブルの回転数を低下させて基準回転速度V100のX%とするとともに、粉砕ローラの粉砕面圧を増加させて基準粉砕面圧P100のY%とする。その際において、X%が40%以上100%未満の範囲である場合に、Y%が数式1の範囲になるようにして運転する。
137.5−0.375X≦Y≦175−0.75X・・・〔数式1〕
【選択図】 図1

Description

本発明は、原料の粉砕分野に係り、石油コークス、石炭(瀝青炭や褐炭等を含む)、炭素、又、バイオマス等、所謂、可燃物一般を微細化して燃焼させるに好適な竪型粉砕機の運転方法に関する。
従来から、石油コークスや石炭等を被粉砕物として粉砕する粉砕機として竪型粉砕機(竪型ミル、或いは竪型ローラミルと称されることもある)と呼ばれる粉砕機が広く用いられている。竪型粉砕機は、被粉砕物(本明細書においては単に原料と称することもある)を効率的に粉砕することができるという優れた特性を備えている。
例えば、石炭や石油コークス等の可燃物を微粉砕して燃料にする場合を想定すると、石炭は、通常、揮発分が30%から50%程度であり、粉砕後の粒径は一般的に、微粉の50%平均直径で40μm(マイクロメートル)程度とされているが、竪型粉砕機であれば効率的な微粉砕が可能である。
また、石油コークスは、揮発分が10%程度であり、燃焼性を向上させるために、微粉の50%平均直径で20μm(マイクロメートル)程度まで粉砕される。炭素と油分の関係で滑りやすいという特徴があるが、竪型粉砕機であれば効率的な微粉砕が可能である。
しかしながら、竪型粉砕機は、石炭や石油コークス等の可燃物を微粉砕することができるという優れた特性を有している反面、原料の種類や粉砕条件によって、振動が発生し易いという問題点を有していた。竪型粉砕機に発生する振動は、様々な原因によって誘発されるために、その振動原因に応じた様々な対策を講じる必要があり、従来から数多くの振動防止対策が提案されている。
例えば、振動防止対策の1つとして、特許文献1に開示されるような技術が公知である。特許文献1には回転テーブル上に投入した原料を粉砕ローラで粉砕する竪型粉砕機が記載されており、粉砕ローラの加圧力、又は粉砕リング回転数(回転テーブルの回転数)の少なくとも一つを変化させることにより、異常振動を回避する方法が記載されている。
特開2001−129421号公報
原料の粉砕性を評価するための指数として、ハードグローブ粉砕性指数(HGIと称する)が知られている。HGIは粉砕性指数とも呼ばれるものであるが、通常、HGIが小さいほど粉砕しにくい原料という評価になる。
石油コークスや石炭等の可燃物を微粉砕して燃料にする場合を考えてみた場合に、従来、燃料として使用される石油コークスのHGIは、70から90程度の範囲にあるものが主流であった。しかし、近年、市場では、より安価な低HGIの石油コークスを燃料として使用することが要望されるようになった。その結果、燃料に使用される石油コークスのHGIは、30から120程度までと大幅に範囲が広がることになり、竪型粉砕機は広範囲なHGIの原料に対応せざるを得ない状況になってきている。
仮に、低HGIの原料を想定して、竪型粉砕機を使用すれば、高HGIの原料を粉砕する際に設備過剰となり経済的ではない。
一方、HGIが70から90の原料を粉砕する目的で設計された粉砕機により、HGIが30程度の原料を粉砕すると粉砕能力が未達になる。無理をして粉砕能力を上げようとすれば、竪型粉砕機の運転中に異常振動を誘発し易い状況になり、安定運転ができなくなる。
前述した特許文献1には、ローラ加圧力または粉砕リング回転数の少なくとも一つを変化させて異常振動を回避する旨の記載がある。引用文献1において、どのような基準で、粉砕ローラの粉砕圧力と回転テーブルの回転数を変更するか明確な基準が記載されていないが「粉砕リング回転数Nや加圧力Pを低下させて異常振動の発生を未然に回避することができる」と記載されていることから鑑みて、異常振動を回避するため、回転テーブルの回転速度を低下させる、或いは、粉砕ローラの加圧力を低下させる技術であると思慮される。
しかし、仮に、異常振動を回避するため、回転テーブルの回転速度を低下させる、又は、粉砕ローラの加圧力を低下させれば、振動の解消と同時に、粉砕効率の低下は避けられない。例えば、石油コークス等を粉砕する際においては、前述したような理由から、振動回避策を講じる必要性が高まってきているが、石油コークス等の粉砕品は、燃焼装置の燃料として使用されるケースが多いため、安定供給が求められており、振動回避のために粉砕能力を低下させることはできるかぎり避けたいという要望が強かった。そのため、粉砕効率の低下を抑えて振動を回避できる竪型粉砕機の運転方法が求められてきた。
本発明は、以上、説明したような問題点に鑑みてなされたものであり、石油コークスや石炭等の原料を粉砕する際において、粉砕効率の低下を抑えて振動を回避するための竪型粉砕機の運転方法に関する。
上記の目的を達成するため、本発明による竪型粉砕機の運転方法は、
(1) 可燃物を原料として、回転テーブル上に投入し粉砕ローラで粉砕することにより、燃焼装置の燃料とする竪型粉砕機の運転方法であって、
粉砕ローラの基準粉砕面圧P100が4kg/cm以上で8kg/cmを超えない範囲であり、回転テーブルの基準回転速度V100が回転テーブルの外周速度で1m/s以上で3m/sを超えない範囲にある場合において、
竪型粉砕機に配した振動センサが予め設定した振動の許容範囲を超えた際に、回転テーブルの回転数を低下させて基準回転速度V100のX%とし、粉砕ローラの粉砕面圧を増加させて基準粉砕面圧P100のY%とし、X%が40%以上100%未満の範囲である場合に、Y%が数式1の範囲とする。
137.5−0.375X≦Y≦175−0.75X・・・〔数式1〕
(2)(1)に記載の竪型粉砕機の運転方法であって、前記原料が石油コークスとする。
本発明による運転方法によれば、石油コークス、石炭(瀝青炭や褐炭等を含む)、炭素、又、バイオマス等、所謂、可燃物一般を微細化する際において、異常振動が発生した場合に、速やかに粉砕ローラの粉砕面圧とテーブル回転数を調整することにより、粉砕効率の低下を抑えて異常振動を解消する。
本発明の実施形態に係わり竪型粉砕機の全体構成を説明する図である。 竪型粉砕機を使用した第1の粉砕システムを説明する図である。 竪型粉砕機を使用した第2の粉砕システムを説明する図である。 粉砕ローラと回転テーブルの配置を簡略的に説明する概念図である。 粉砕面圧を説明する概念図である。 粉砕面圧とテーブル回転速度の関係を示す図である。 粉砕システムに使用したバグフィルタの構成を説明する部分断面図である。 粉砕システムに使用した計量装置の構成を説明する説明図である。
以下、図面等に基づき本発明の好ましい実施形態の例を詳細に説明する。
図1から図8は本発明の実施形態を説明するための図に係わり、その好ましい例を示したものであって、図1は竪型粉砕機の全体構成を説明する図である。
図2は竪型粉砕機を使用した第1の粉砕システムを説明する図であり、図3は竪型粉砕機を使用した第2の粉砕システムを説明する図である。
図4は粉砕ローラと回転テーブルの配置を簡略的に説明する概念図であり、図5は粉砕面圧の定義を説明するための概念図である。図6は粉砕面圧とテーブル回転速度の関係を示す図である。
図7(1)及び(2)は粉砕システムに使用したバグフィルタの構成を説明する部分断面図である。図8(1)及び(2)は粉砕システムに使用した計量装置の構成を説明するための概念図であり、図8(1)は断面図であり、図8(2)は拡大図である。
本発明の実施形態(第1実施形態と称することもある)に使用した竪型粉砕機1の構成を図1に示す。
図1に示した竪型粉砕機1は、エアスエプト式等と呼ばれているタイプの竪型粉砕機1であり、粉砕後、吸引ファン等により機内の下部からガスを導入して上方から排出することにより、ガスの気流と内部に備えた分級機構を利用して、所望の粒径となった原料を上部から機外に取り出す一方、所望の粒径となっていない原料については、再度、回転テーブル2上に供給して、粉砕ローラ3で、繰り返し粉砕する構成となっている。
以下、竪型粉砕機1の構造を説明する。
図1に示した竪型粉砕機1は、竪型粉砕機1の外郭を形成する上部ケーシング1B、下部ケーシング1A、竪型粉砕機1の下部に設置された減速機2B、駆動モータ2Mによって駆動される回転テーブル2、並びに、コニカル型の粉砕ローラ3を備えている。
また、竪型粉砕機1は、駆動モータ2Mの駆動用電源として図示しないインバータ電源を備えて、運転中、回転テーブル2の回転速度が任意に変更可能な可変速式の竪型粉砕機1である。
ここで、本実施形態に使用した竪型粉砕機1は、図4(1)に示すように、粉砕ローラ3が回転テーブル2上において、その外周部分に対向するように2個配される構造となっている。なお、本実施形態においては、粉砕ローラ3を2個配する構成としたが、本発明の適応の範囲がこれに限定されるものではなく、例えば、粉砕ローラ3が3個であって6個であっても良く、特に粉砕ローラ3の個数について限定されない。
図1に粉砕ローラ3の押圧機構を示す。
竪型粉砕機1の運転中に、粉砕ローラ3を軸支するスイングレバー6、又、スイングレバー6の下部アーム6Aがアクチュエータである油圧式の押圧シリンダ8により強力に引っ張られることによって、粉砕ローラ3を回転テーブル2側に押し付ける方向の力を発生させる。
また、第1実施形態による竪型粉砕機1においては、上部に形成された原料供給口35から原料投入シュートを介して、回転テーブル2上に原料を投入する構成となっている。原料投入シュートは、一般的にセンターシュートと称されることもあるものである。
ここで、第1実施形態による竪型粉砕機1は、機内の上部に固定式の一次分級羽根14、回転式の回転分級羽根13等で構成される分級機構を備えており、回転分級羽根13の外周側に固定式の一次分級羽根14が配置されている構造となっている。
そして、回転分級羽根13は、竪型粉砕機1の上部に設置された図示しない駆動モータにより駆動されて、自在に回転する構成となっている。
固定式の一次分級羽根14は、一般的に、ガイドベーンと称されることもあるものであり、回転式の回転分級羽根13は、回転ベーンと称されることもあるものである。
なお、第1実施形態においては、一次分級羽根14と回転分級羽根13の2段構成となった分級機構を採用しているが、本発明に適応できる分級機構の構成はこれに限らず、本発明の技術思想を逸脱しない範囲内で変更が可能であって、例えば、固定式の一次分級羽根14のみを備えた分級機構を使用しても良い。
第1実施形態では、回転テーブル2の下方にガスを導入するためのガス供給口33と、極端に大きな重量の原料を取り出すための下部取出口34(排出シュート34と称することもある)と、を備えている。また、回転テーブル2の上方には、ガスと共に製品(粉砕されて所望の粒径となった原料)を機外に取り出すことのできる粉砕品排出口39(上部取出口39と称されることもある)を備えている。
粉砕品排出口39から吸気ファン101等により機内のガスを吸引することで、ガス導入口33から機内にガスが導入される。
ガス導入口33から機内に導入されるガスは、空気或いは窒素ガス等であり、状況によっては、粉砕品排出口39等を介して機内から吸引したガスを再度、ガス導入口33から機内に導入する場合もある。
回転テーブル2の外周側部分と竪型粉砕機1の下部ケーシング1Aとの間には、環状の通路30(環状通路30と称することもある)が形成されており、ガス供給口33から導入されたガスは、環状通路30を通過し上昇して、機内を吹き上がり、分級機構である、一次分級羽根14と回転分級羽根13を通過した後、粉砕品排出口39方向に流れていくように構成されている。
以上、説明したように、図1に示した竪型粉砕機1は前述の構成によって、運転中に、ガス供給口33よりガスを導入することによって、回転テーブル2下方から一次分級羽根14及び回転分級羽根13を通過して粉砕品排出口39へと流れるガスの気流が生じている。
また、第1実施形態による竪型粉砕機1においては、回転テーブル2と分級機構との間に、内部コーン19が配されている。なお、内部コーン19は、一般的に、センターコーンと称されることもある。内部コーン19は、略切頭円錐型を逆にした形状をしており、その上部が円環状となって上方に向かって開口し、その上端の外周部には前述した一次分級羽根14が等間隔で複数本配されている。また、図1に示した竪型粉砕機1の内部コーン19の下端は円筒状で、回転テーブル2の中心側に向かって下方に開口する形状となっている。
ここで、図1に示したように、第1実施形態に使用した竪型粉砕機1においては、ケーシング1Aの側面に振動を計測するための振動計Sが取り付けられている。
振動計Sで測定された竪型粉砕機1の振動値は、測定振動値として後述する図示しない制御装置に送信されて入力されるように構成されている。
以下、粉砕ローラ3の押圧機構について詳細に説明する。
図1に示したように、粉砕ローラ3のローラ軸は、スイングレバー6の中を挿通するように配されて、スイングレバー6の中に配した図示しない軸受により軸支されている。
また、スイングレバー6は、竪型粉粉砕機1の側面部付近に配されたスイングレバー6の回転軸7で軸支されて、スイングレバー6に取り付けた粉砕ローラ3が回転テーブル2に対して近接又離間するよう搖動可能に支持されている。
スイングレバー6の下部アーム部6Aは、押圧シリンダ8のロッド部9に連結されている。図1に示した押圧シリンダ8は、ストロークセンサ付の油圧シリンダであって、シリンダ内に挿入されたピストンロッドの位置を常に検出して測定し、モニタして監視できる。竪型粉砕機1の運転中に、押圧シリンダ8の油室に圧油を供給すると、押圧シリンダ8は、スイングレバー6の下部アーム部分6Aを強く引っ張り、その結果、スイングレバー6はスイングレバー回転軸7を回転軸として、回転テーブル側に向かって移動して、粉砕ローラ3を回転テーブル2側に押し付ける方向の力を発生させる。
第1実施形態においては、押圧シリンダ8に内挿されたピストンロッドの位置を、ストロークセンサでモニタすることにより、押圧シリンダ8の全長が把握でき、その結果、スイングレバー6の回動位置を検知できる。ストロークセンサより検出された位置情報は、演算されて、スイングレバー6に取り付けた粉砕ローラ3の位置として、算出することができる。
なお、第1実施形態においては、好ましい構成の1例として、構造がシンプルでメンテナンスし易い油圧式の油圧シリンダを押圧シリンダ8として使用し、粉砕ローラ3を回転テーブル2側に押し付けるためのアクチュエータ(駆動装置と称することもある)として使用した。しかし、本発明に使用できるアクチュエータはこれに限らず、本発明の技術思想を逸脱しない範囲内において変更が可能であって、例えば、ボールねじを利用した電動モータ式のアクチュエータを利用しても良く、或いは、スプリング式のアクチュエータを利用する等しても良い。
次に、粉砕ローラ3により原料に与えられる粉砕面圧Pについて説明する。
図5に示したように、粉砕ローラ3に与えられる力を垂直下向きの力をFとした場合に、粉砕ローラ3の幅方向の寸法をW、粉砕ローラ3の周方向の直径(ローラ幅方向寸法の中央部寸法)をD、とすると、粉砕ローラ3の投影面積当たりに与えられる面圧Pは以下の数式(2)により求められる。
粉砕面圧P=(F×COSθ)÷(W×D)・・・〔数式2〕
なお、第1実施形態においては、構成がシンプルでメンテナンス等し易いという理由から、好ましい1例として、スイングレバー6の下部アーム6Aを押圧シリンダ8で引っ張る構造を示した。しかし、本発明に使用できるアクチュエータの取り付け方法はこれに限らず、粉砕ローラ3が回転テーブル2側に向かって回転しようとする方向の力を発生させる部位にアクチュエータを取り付ければ良い。また、スイングレバー6に与える力の方向も、取り付ける部位により適宜選択されるものであって、引っ張り、或いは押圧、特に限定されない。
以下、図1に示した竪型粉砕機1について、機内を流れる原料の挙動を説明する。
竪型粉砕機1の機内に外部から投入された新規原料(本実施形態においては石油コークス)は、原料供給口35から原料投入シュートを介して回転テーブル2の中心上に供給され、回転テーブル2の回転による影響等を受けることにより、回転テーブル2の中心側から外周側に向かって移動し、粉砕ローラ3により噛み込まれて粉砕される。なお、回転テーブル2の上面を回転テーブル2Aとして図示する。
粉砕ローラ3により粉砕された原料は、さらに回転テーブル2の外周側に移動してダムリング15を乗り越えて、環状通路30に達して、そこで機内を流れるガス(第1実施形態においては空気の熱ガス)により吹き上げられて、ケーシング1B内を上昇する。
ガスによって吹き上げられた原料の中で、比較的径の大きな原料は、吹き上げられる際に、ガスの流れから逸脱して落下し、環状通路30側、或いは、回転テーブル2上側に、再度、戻る方向に移動する。
なお、環状通路30に達した原料の中で、極端に重量が大きな原料は、環状通路30に達しても、そこで吹き上げられずに、そのまま落下して、竪型粉砕機1の下部にある下部取出口34より機外に排出される。下部取出口34より取り出された原料は排石と呼ばれるものであり、図示しないバケットエレベータ等により搬送されて、再度、竪型粉砕機1の原料投入口35に供給されて粉砕されることが多い。
一方、ガスによって吹き上げられた原料の中で、比較的径の小さな原料は、一次分級羽根14までガスと共に搬送されて、一次分級羽根14を通過する。
そして、一次分級羽根14を通過した原料の中で、所望の粒径となった原料は、回転分級羽根13を通過することにより、粉砕品排出口39からガスと共に取り出される。
一次分級羽根14を通過した原料の中で、所望の粒径にまで細かく粉砕されていなかった原料は、回転分級羽根13を通過できずに、内部コーン19内に落下して捕集され、回転テーブル2上に再度供給されて粉砕される。
ここで、出願人は鋭意研究の結果、振動を解消するために回転テーブル2の回転数を低下させた際において、粉砕ローラ3の粉砕面圧を増加させた領域に、効率的な粉砕ができる領域があること見出した。振動を回避するためには、通常、粉砕ローラ3の粉砕面圧を下げることが有効とされており、振動を回避する方向とは逆の領域である。
石油コークスの場合を例として説明する。
回転テーブル2の回転速度を低下させて基準回転速度V100のX%とし、粉砕ローラの粉砕面圧を増加させて基準粉砕面圧P100のY%とした際の結果を、図6に示す。
なお、基準回転速度V100、及び、基準粉砕面圧P100とは、竪型粉砕機に配した振動センサが予め設定した振動の許容範囲を超えない範囲内で効率的に連続的な安定運転していた際の回転テーブル2の回転速度並びに粉砕ローラの粉砕面圧である。
図6に記載した137.5−0.375X≦Y≦175−0.75X〔数式1〕で表される領域Bにおいて、振動を効果的に解消でき、かつ、粉砕効率の低下が少ないことが判明した。
なお、Y>175−0.75Xで表される領域Aにある回転テーブル2の回転速度と粉砕ローラ3の粉砕面圧の割合の範囲、また、Y<135−0.35Xで表される領域Cにある回転テーブル2の回転速度と粉砕ローラ3の粉砕面圧の割合の範囲においても、回転テーブル2の回転速度と粉砕ローラ3の粉砕面圧の関係において、振動の改善と、粉砕効率の低下の抑制が効果的に両立できない。
前述した結果は、竪型粉砕機1が安定運転している際における粉砕ローラ3の粉砕面圧を基準粉砕面圧P100とした場合に、基準粉砕面圧P100が4kg/cm(キログラム/平方センチメートル)以上で8kg/cm(キログラム/平方センチメートル)超えない範囲である。また、竪型粉砕機1が安定運転している際における回転テーブル2の回転速度を基準回転速度V100とした場合に、基準回転速度V100が1m/s(メートル/秒)以上で3m/s(メートル/秒)を超えない範囲である。
そして、回転テーブル2の基準回転速度V100を低下させる際には、低下後の回転速度が基準回転速度V100の40%以上100%未満の範囲の場合である。
なお、ここで、回転テーブル2の回転速度である回転テーブル外周速度は、テーブル外周における周速度として、図4に示した回転テーブル2の外周直径寸法L等から導きだすことができる。また、粉砕面圧Pは図5に示した粉砕ローラ幅寸法、粉砕ローラ直径寸法、粉砕ローラ3の傾斜角θ、並びに、粉砕ローラ3を垂直下方に押し付ける力F(押圧力Fと称することもある)から前述の数式(2)を利用して算出するものとする。
以上説明したような理由により、本発明の実施形態よる竪型粉砕機の運転方法においては、竪型粉砕機1に配した振動センサSが所定の許容値を超えた際に、振動を改善させるために回転テーブル2の回転速度を低下させる。
その際には、粉砕能力の低下を抑制するために、基準回転速度V100に対する低下後の回転速度のパーセンテージとしてX%を算出し、下記数式1の範囲内において、粉砕面圧Pを基準粉砕面圧P100からY%を増加させて、振動の解消を効果的に行い、かつ、粉砕効率の低下も抑えることが可能である。
137.5−0.375X≦Y≦175−0.75X・・・〔数式1〕
なお、石油コークスを原料として、50%平均粒子径20μm(マイクロメートル)まで粉砕する場合において、回転テーブル2の回転数制御のみを使用した場合には、竪型粉砕機1内で繰り返し粉砕される原料の割合が増加し、結果的に、機内を流れるガスの差圧が上昇して吸引ファン等の動力増加を招くことがあった。本実施形態により適切な範囲で粉砕面圧を増加させることにより、粉砕効率が向上して、粉砕機内で繰り返し粉砕される原料の割合も減少し、吸引ファン等の動力も減少した。
以下、参考として竪型粉砕機1を使用して可燃物を粉砕し、燃料として燃焼装置ラインに供給する粉砕システムの例について好ましい形態を説明する。
図2に示した第1の粉砕システム10(第1粉砕システムと称することもある)は、石油コークスを微粉砕して燃料とするためのシステムであり、竪型粉砕機1、バグフィルタ50、吸気ファン101等を備えている。
バグフィルタ50には3か所の接続口があり、粉砕機排出ガス供給口52は竪型粉砕機1の粉砕品排出口39に接続されており、ガス排出口54は吸気ファン101に接続されており、粉体取出口59は燃焼装置ライン100に接続されている。
図7にバグフィルタ50の内部構成を示す。
バグフィルタ50内には、複数個の濾布が配置されており、その下方には濾布56で捕集した原料を粉体取出口59まで搬送して排出するためのスクリュ57が配されている。
竪型粉砕機1で原料を粉砕する際においては、バグフィルタ50を介して吸引ファン101により竪型粉砕機1内のガスを吸引する。
竪型粉砕機1内で粉砕された原料は、機内から吸い出されて粉砕品排出口39からガスと共に排出される。ガスと共に排出された原料は、粉砕機排出ガス供給口52からバグフィルタ50内に供給されて、バグフィルタ50内に設置された濾布56によって捕集される。濾布56によって捕集された原料はバグフィルタ50内を落下し、所定量が貯留された後、バグフィルタ50の下部に備えたスクリュ59によって粉体取出口59側に搬送されて、粉体取出口59から下方に排出される。
粉体取出口59からの排出される原料Gの供給量は、スクリュ57の回転速度の変更による搬送速度の調整により容易に可能である。
なお、第1の粉砕システムにおいては、バグフィルタ50の下部を大きめに設計することにより、バグフィルタ50内の下部に大きな空間を形成して、原料を一時的に貯留するホッパとして機能するよう構成した。図7においては原料Gとして概念的な図を示す。
この構成であれば、竪型粉砕機1から供給された原料をバグフィルタ50で捕集し、バグフィルタ50の下方部分の空間に蓄えて、必要な分だけ排出することができる。
したがって、別途、製品ホッパを備え付ける必要がないから、粉砕システムとしてシンプルであり、好ましい構成である。
次に、竪型粉砕機1を使用した粉砕システムの他の好ましい例として、図3に示した第2の粉砕システム20(第2粉砕システムと称することもある)を説明する。
第2粉砕システムは、第1粉砕システムと同様に、可燃物を微粉砕して燃料とするためのシステムであり、竪型粉砕機1、サイクロンセパレータ70、バグフィルタ80、計量装置60、吸気ファン102、吸気ファン103等を備えている。なお、第2粉砕システムは、石油コークスを粉砕する際に特に好ましい粉砕システムである。
竪型粉砕機1の粉砕品排出口39が接続される風力分級式のサイクロンセパレータ70には3か所の接続口があり、粉砕機排出ガス供給口72が竪型粉砕機1の粉砕品排出口39に接続されて、ガス排出口74が吸気ファン102に接続されて、粉体取出口79は計量装置60の計量口61へと接続されている。
なお、粉体取出口79から取り出された原料は、後述するバグフィルタ80の紛体取出口89からのラインと合流して計量装置60の供給口61へと接続されている。
ガスに搬送されて吸気ファン102に吸い込まれたガスは、その中に、サイクロンセパレータで捕集しきれなかった若干の原料を含んでいる。
そして、ガスに搬送されて吸気ファン102に吸い込まれたガスは、吸気ファン102の排気側ポートから排出されて、ガスと共にその一部がバグフィルタ80に供給されて、その残りが、竪型粉砕機1のガス導入口へと供給される。なお、バグフィルタ80の内部構成については、前述したバグフィルタ50と同様である。
図2において示した第1粉砕システムに使用したバグフィルタ50と同様に、バグフィルタ80には3か所の接続口があり、サイクロン排出ガス供給口82は吸気ファン102の排気側ポートが接続されており、ガス排出口84は吸気ファン103に接続されており、粉体取出口79は計量装置60に接続されている。
竪型粉砕機1で原料を粉砕する際においては、吸引ファン102によってサイクロンセパレータ70を介して竪型粉砕機1内のガスを吸引する。
竪型粉砕機1内で粉砕された原料は、機内から吸い出されて粉砕品排出口39からガスと共に排出される。ガスと共に排出された原料は、粉砕機排出ガス供給口72からサイクロンセパレータ70内に供給されて、そこで分級されて、比較的径の大きな原料が捕集されて計量装置60へと供給される。
また、吸気ファン102の排気側ポートから排出された原料を含むガスの一部は、バグフィルタ80に形成された排出ガス供給口82に供給されて、バグフィルタ80内に設置された濾布によって捕集される。濾布によって捕集された原料はバグフィルタ80内を落下し、バグフィルタ80の下部に備えたスクリュによって搬送されて粉体取出口89から下方に排出されて、前述した粉体取出口79から取り出された原料と合流して、計量装置60へと供給される。
計量装置60の内部構成を図8に示す。
供給口61はホッパ62につながっており、ホッパ62内に溜められた原料(図8には原料Gとして概念的な図を示す)が、ホッパ下方に配された計量羽根65とフレーム66の間の計量のための空間に充填され、計量羽根65が所定の速度で回転することにより、所望の供給速度で、原料を排出口67より燃焼装置ライン100へと供給する構成となっている。この構成であれば、サイクロンセパレータ70、及びバグフィルタ80から供給される原料を一時的に蓄えて、必要な分だけ計量装置60で計量して供給できるので、燃焼装置に使用する粉砕システムとして好ましい構成である。
なお、図8に示す計量装置60のフレーム66と計量羽根65の間の間隙Kの寸法については、原料がフラッシング現象により間隙Kから漏れ出すのを防止するために、石油コークスの場合においては150μm(マイクロメートル)から200μm(マイクロメートル)までの間とすることが好ましく、石炭の場合においては300μm(マイクロメートル)から400μm(マイクロメートル)までの間とすることが好ましい。
なお、フラッシング現象とは、微粉砕された粉体がガスを含むことにより液体のように流動化する現象であり、通常、漏れ出すことの出来ない微細な間隙から微粉砕された粉体が漏れ出す現象である。
以上のように本発明に係わる竪型粉砕機の運転方法は、原料の粉砕分野に係り、石油コークス、石炭(瀝青炭や褐炭等を含む)、炭素、又、バイオマス等、所謂、可燃物一般を微細化して燃焼させるに好適な竪型粉砕機の運転方法に関する。
1 竪型粉砕機
2 回転テーブル
3 粉砕ローラ
6 スイングレバー
6A 下部アーム
8 油圧シリンダ
10 第1の粉砕システム
20 第2の粉砕システム
35 原料供給口
39 粉砕品排出口
33 ガス導入口
50 バグフィルタ
60 計量装置
70 サイクロンセパレータ
100 燃焼装置ライン
101 吸気ファン
102 吸気ファン
103 吸気ファン
S 振動計
W 粉砕ローラ幅方向寸法
D 粉砕ローラ直径
L 回転テーブル外周直径寸法

Claims (2)

  1. 可燃物を原料として、回転テーブル上に投入し粉砕ローラで粉砕することにより、燃焼装置の燃料とする竪型粉砕機の運転方法であって、
    粉砕ローラの基準粉砕面圧P100が4kg/cm以上で8kg/cm以下の範囲であり、回転テーブルの基準回転速度V100が回転テーブル外周速度で1m/s以上で3m/s以下の範囲にある場合において、
    竪型粉砕機に配した振動センサが予め設定した振動の許容範囲を超えた際に、
    回転テーブルの回転数を低下させて基準回転速度V100のX%とし、粉砕ローラの粉砕面圧を増加させて基準粉砕面圧P100のY%とし、
    X%が40%以上100%未満の範囲である場合に、Y%が数式1の範囲とする竪型粉砕機の運転方法。
    〔数式1〕
    137.5−0.375X≦Y≦175−0.75X
  2. 前記原料が石油コークスである請求項1に記載の竪型粉砕機の運転方法。
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