JP2016133720A - シンバルの弱音装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】打撃音に過大な影響を与えることなく音量を低減させる。
【解決手段】ボウ部12には、半径方向においてカップ部11よりもエッジ部13に近い位置に設けられた係合機能部である係合穴15(第2の係合部)が形成される。弱音具30は、ロッド21の、カップ部11と緩衝材23とに挟まれた部分21b(第1の係合部)と、係合穴15とを接続する。弱音具30の自由状態における長さは、部分21bと係合穴15との距離よりも短く設定され、取付穴32を部分21bに係合し、取付部33を係合穴15に係合すると、接続部31は引っ張り状態となり、その弾性によって部分21bと係合穴15とを互いに近づける方向に付勢する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シンバルの打撃音を低減させるシンバルの弱音装置に関する。
従来、金属製のアコースティックのシンバルが打撃された際に発生する打撃音を低減させるシンバル用の弱音装置が知られている。例えば、下記特許文献1〜3では、シンバルに弱音具を装着する構成を採用している。すなわち、下記特許文献1では、弾性シートをシンバルの上面からエッジにかけて取り付け、演奏時には弾性シートの部分を打撃することにより打撃音を低減させる。また、下記特許文献2では、シンバルの周縁部全体に、伸縮可能な輪状の消音道具を取り付けて消音する。また、下記特許文献3では、シンバルの裏側にフレームを取り付け、弾性部材をボウ部に押圧することで打撃音を低減させる。この他、奏者において、シンバルにテープを貼り付けたり、周縁部をクリップ等で挟んだりすることも適宜行われている。
一方、下記特許文献4では、シンバルを構成する金属板に多数の小孔を形成し、打撃エネルギを吸収することで消音する構成を採用している。
実開昭52−24918号公報 特開平8−272359号公報 特開2014−66832号公報 特開平11−184459号公報
しかしながら、特許文献1〜3に示されたように、シンバルに弱音具を装着する構成において、弱音具として柔らか過ぎる異物をシンバルの上に載せると、打撃感触が通常のアコースティックシンバルと大きく異なってしまう。しかも、打撃時の跳ね返りが弱くなり、連打が難しくなる。さらに、表面の摩擦度合いが変化するので、シンバル表面を滑らせるような奏法が難しくなる。
また、弱音具のシンバルのボウ部に対する領域の全てがボウ部に接触する構成では、広い面積でボウ部の振動が抑制されることから、打撃音が、元々のシンバルの音から大きく変化してしまう。特に、柔らかい弱音具をシンバル上に載せると、高周波の豊かな音が減衰し過ぎ、打撃音は、ゴムやスポンジを叩いたときのような、低周波を主とする音になってしまう。さらに、弱音具でシンバルを上側から大きく覆う構成だと、シンバルの外観が大きく変化する。
また、特許文献4に示される構成では、シンバル自体に小孔という独自の形状的特徴を備えさせる必要があり、汎用的でない。また、従来のいずれの構成においても、弱音の程度を奏者において調整することは容易にできない。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、打撃音に過大な影響を与えることなく音量を低減させることができるシンバルの弱音装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1のシンバルの弱音装置は、挿通穴(14)が形成され支持体(100)の一部であるロッド(21)が前記挿通穴に挿通されて前記支持体に支持されるカップ部(11)と、前記カップ部に連接し外周縁であるエッジ部(13)を有するボウ部(12)と、を有するシンバル(10)の打撃音を低減させるシンバルの弱音装置(30)であって、前記シンバルにおける、前記挿通穴、前記支持体、または前記支持体に対して固定された部分である第1の係合部(14、21)と、前記ボウ部の前記エッジ部自身、または前記ボウ部における前記カップよりも前記エッジ部に近い位置に設けられた係合機能部である第2の係合部(13、15)と、を接続する接続部(31)を有し、前記接続部は、前記第1の係合部と前記第2の係合部とを接続したとき、前記第1の係合部と前記第2の係合部とを互いに近づける方向に付勢すると共に、前記ボウ部に対向する領域のうち少なくとも一部の領域においては前記ボウ部に対して非当接状態となることを特徴とする。
好ましくは、前記第1の係合部は、前記カップ部の上側から係合可能な上側係合部(21a)と、前記カップ部の下側から係合可能な下側係合部(21b)とを有し、前記第2の係合部は前記エッジ部自身であり、前記接続部の一端部(31Aa)を前記カップ部の下側から前記下側係合部に係合すると共に、前記接続部を前記エッジ部に掛け回して前記接続部の他端部(31Ba)を前記カップ部の上側から前記上側係合部に係合することで、前記エッジ部の、前記接続部が掛け回された部分(13x)が、前記挿通穴の位置する方向へ付勢される(請求項2)。
上記目的を達成するために本発明の請求項3のシンバルの弱音装置は、挿通穴が形成され支持体の一部であるロッドが前記挿通穴に挿通されて前記支持体に支持されるカップ部と、前記カップ部に連接し外周縁であるエッジ部を有するボウ部と、を有するシンバルの打撃音を低減させるシンバルの弱音装置であって、前記シンバルにおける、前記エッジ部のうち円周方向における任意の箇所(13x)、または、前記カップ部よりも前記エッジ部に近い位置に設けられた係合機能部である、複数の係合部(15)の各々を、前記複数の係合部のうち他の係合部の少なくとも1つに対して接続関係にする接続部(31)を有し、前記接続部は、前記複数の係合部の各々を前記他の係合部の少なくとも1つに対して接続関係にしたとき、接続関係にした係合部同士を互いに近づける方向に付勢すると共に、前記ボウ部に対向する領域のうち少なくとも一部の領域においては前記ボウ部に対して非当接状態となることを特徴とする。
好ましくは、前記接続部は、弾性部材で構成され、その弾性によって付勢力を発揮する(請求項4)。好ましくは、前記接続部は、自身の長さを調整する調整機構を有する(請求項5)。
なお、上記括弧内の符号は例示である。
本発明によれば、打撃音に過大な影響を与えることなく音量を低減させることができる。
請求項4によれば、簡単な構成で付勢力を発生させることができる。請求項5によれば、弱音の度合いを調整することができる。
第1の実施の形態に係る弱音装置が適用されるシンバルの模式的断面図(図(a))、斜め上側から見たシンバルの模式的斜視図(図(b))、弱音具の斜視図(図(c))である。 弱音具の装着の有無による打撃音量の時間的変化を示す図である。 第2の実施の形態に係る弱音具が適用されるシンバルの模式的断面図(図(a))、斜め上側から見たシンバルの模式的斜視図(図(b))である。 第3の実施の形態に係る弱音具が適用されるシンバルの模式的断面図(図(a))、斜め上側から見たシンバルの模式的斜視図(図(b))、弱音具の斜視図(図(c)、(d))である。 変形例の弱音具が適用されるシンバルの模式図(図(a)〜(l))である。 変形例の弱音具を装着したシンバルの模式的底面図である。 接続部の長さを調整する調整機構の例を示す図(図(a)〜(c))である。 第4の実施の形態に係る弱音具が適用されるシンバルの模式的断面図(図(a))、弱音具の斜視図(図(b))である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1(a)は、本願発明の第1の実施の形態に係る弱音装置が適用されるシンバルの模式的断面図である。図1(b)は、斜め上側(表側)から見たシンバルの模式的斜視図である。このシンバル10は、主として金属で成り、演奏者によって打撃演奏されるアコースティックの打楽器である。シンバル10は、カップ部11とカップ部11に連接するボウ部12とを有し、円盤状に一体に形成される。カップ部11はボウ部12よりも上方に椀状に少し盛り上がっており、カップ部11の中央には挿通穴14が形成される。ボウ部12の外周縁はエッジ部13である。ボウ部12は、水平状態にしたとき、半径方向外側にいくにつれて下方に傾斜するよう緩やかに湾曲している。ボウ部12は表面12aと裏面12bとを有し、表面12aが主に打撃される面となる。このほか、エッジ部13やカップ部11も打撃の対象となり得る。
シンバル10は、ロッド21を有する支持体であるスタンド100(図1(b))に支持される。まず、上側の緩衝材24と、台座22の上に配置された下側の緩衝材23との間にカップ部11及び弱音具30の接続部31が介在する。ロッド21がカップ部11の挿通穴14に下方から挿通され、緩衝材24を介して蝶ナットである締め付け具25で締め付けられることで、ロッド21に対してシンバル10が支持される。ロッド21は挿通穴14に遊嵌状態であり、シンバル10はロッド21に対してある程度までの揺動及び回転が可能である。なお、緩衝材23は円筒形状であってもよい。
シンバル10には、シンバル10の打撃音を低減させる弱音装置として、弱音具30が装着される。図1(c)は、弱音具30の斜視図である。図1(a)では、弱音具30の厚みは誇張して厚く描かれている。弱音具30は、接続部31を有して、ゴム、弾性樹脂、バネ等の弾性部材で一体に形成される。なお、弱音具30における接続部31以外の部分を接続部31よりも硬い部材で構成してもよい。接続部31の長手方向における一端部31aに取付穴32が形成されると共に、他端部31bに鉤状の取付部33が形成される。取付穴32は、ロッド21が貫通可能な大きさである。
ボウ部12には、係合穴15が形成されている(図1(a)、(b))。係合穴15は、半径方向においてカップ部11よりもエッジ部13に近い位置に設けられた係合機能部であり、本実施の形態では係合穴15が「第2の係合部」の一例となる。
弱音具30は、ロッド21の、カップ部11と緩衝材23とに挟まれた部分21bと、係合穴15とを接続する。本実施の形態ではロッド21の特に部分21bが、「第1の係合部」の一例となる。すなわち、ロッド21にシンバル10を支持させる際に、カップ部11と緩衝材23との間に弱音具30の一端部31aが挟まれるように、弱音具30の取付穴32にロッド21を挿通し、緩衝材24を介してカップ部11と弱音具30の一端部31aとを締め付け具25で締め付ける。さらに、弱音具30の他端部31bの取付部33を下方から係合穴15に挿通係合する。
自由状態における接続部31の長さ(取付穴32から取付部33までの長さ)は、部分21bと係合穴15との距離よりも少し短く設定されている。従って、取付穴32を部分21bに係合し、取付部33を係合穴15に係合すると、接続部31は引っ張り状態となり、その弾性によって部分21bと係合穴15とを互いに近づける方向に付勢する。部分21bはスタンド100に固定されたロッド21の一部であるので、係合穴15には、相対的に、挿通穴14のあるシンバル10の半径方向中心に向かう付勢力F1が作用する(図1(b))。その結果、シンバル10としては、挿通穴14と係合穴15とが互いに近づく方向に付勢される。
ところで、接続部31は、ボウ部12の裏面12bに対向する領域のうち少なくとも一部の領域においてはボウ部12に対して非当接状態となるようになっている。図1(a)の例では、ボウ部12が上方に凸となるように湾曲しているので、接続部31は、ほぼ全領域に亘ってボウ部12に対して非当接状態となる。
図2は、弱音具の装着の有無による打撃音量の時間的変化を示す図である。図2において、横軸に打撃後の経過時間(sec)をとり、縦軸に音量(dB)をとる。弱音具なしの場合は、約1.0秒経過しても音量は0dBまで低下しない。一方、従来の弱音具を装着し、ほぼ完全にミュートした場合は、約0.2秒経過前に音が減衰しきってしまう。これに対し、本実施の形態の弱音具30を装着した場合は、約0.5秒程度経過する頃に音量が0dBまで減衰する。また、最大レベルに着目すると、弱音具なしや従来の弱音具を装着した場合のいずれと比べても、本実施の形態の弱音具30を装着した場合は、最大レベルが低く抑えられている。すなわち、音の減衰時間が適度に保たれつつも、音量が低く抑えられている。
出願人の解析によると、このような作用効果は、シンバル10において挿通穴14と係合穴15とが互いに近づく方向に付勢されることで得られることが判明した。柔らかい弱音具をシンバル上に載せる従来の構成とは異なり、本実施の形態では、シンバル10の一部において圧縮方向のテンションがかけられることで、高周波の豊かな音を減衰させ過ぎることなく音量を低く抑えることができる。
また、弱音具30の接続部31は、ボウ部12に対向する領域のうちボウ部12に非当接状態となる領域を有するので、従来のように、全て領域でボウ部に接触する構成のように広い面積でボウ部の振動が抑制されることがない。これにより、打撃音が、元々のシンバルの音から大きく変化してしまうことがない。
よって、本実施の形態によれば、打撃音に過大な影響を与えることなく音量を低減させることができる。
また、弱音具30は、シンバル10の表側に露出する部分は取付部33だけであるので、弱音具でシンバルを上側から大きく覆う従来構成に比べ、弱音具30を直接打撃しなくて済む領域、すなわち、打撃感触が変わらない打撃領域を大きく確保できる。従って、打撃感触を損ねるおそれが小さい。しかもシンバル10の外観が大きく変化することもない。また、弱音具30の接続部31は弾性部材で構成され、その弾性によって付勢力を発揮するので、簡単な構成で付勢力を発生させることができる。
なお、弱音具30におけるシンバル10に取り付けられる部分の構成は、例示したものに限られない。後にもいくつか変形例を説明するが、例えば、本実施の形態では図1(d)、(e)に示す変形例を採用してもよい。すなわち、弱音具30の取付部33を、鉤状でなく、幅広形状に形成してもよい(図1(d))。この幅広の取付部33を係合穴15に挿通して係合することでも、図1(c)のものと同様の機能を果たすことができる。あるいは、図1(e)に示すように、弱音具30を一体に形成するのではなく、他端部31bに金具34を取り付け、金具34に鉤状の取付部33を形成してもよい。なお、弱音具30のうち少なくとも一部(主に接続部31)に弾性を有すればよいので、一端部31aにおいても、取付穴32を形成した金具等を取り付ける構成であってもよい。
なお、シンバル10に形成した係合穴15は1つでなくてもよく、上記した特許文献4に採用される小孔の1つを利用してもよい。
(第2の実施の形態)
図3(a)は、第2の実施の形態に係る弱音具が適用されるシンバルの模式的断面図である。図3(b)は、斜め上側から見たシンバルの模式的斜視図である。図3(a)、(b)では、緩衝材24や締め付け具25等の図示を省略している。
第1の実施の形態では、シンバル10に形成された係合穴15に弱音具30の取付部33が係合される構成であった。これに対し第2の実施の形態では、ボウ部12の外周縁であるエッジ部13に弱音具30を接続する。
本実施の形態では、弱音具30は、ロッド21の部分21bとエッジ部13xとを接続する。エッジ部13xは、ボウ部12の外周縁であるエッジ部13のうち円周方向における任意の箇所であり、その位置は限定されない。本実施の形態ではエッジ部13xが「第2の係合部」の一例となる。弱音具30の構成は、図1(c)に示したものと同様であるが、その長さについては、部分21bとエッジ部13xとの距離よりも少し短く設定されている。
図3(a)に示すように、弱音具30の一端部31aの取付穴32にロッド21を挿通して係合する点は第1の実施の形態と同様である。一方、弱音具30の他端部31bの鉤状の取付部33については、エッジ部13xに対して下方外周側から上方へ掛けるように係合する。取付穴32を部分21bに係合し、取付部33をエッジ部13xに係合すると、接続部31は引っ張り状態となり、その弾性によって部分21bとエッジ部13xとを互いに近づける方向に付勢する。その結果として、挿通穴14とエッジ部13xとが互いに近づく方向に付勢され、エッジ部13xには、挿通穴14に向かう付勢力F2が作用する(図3(b))。また、第1の実施の形態と同様に、接続部31は、ほぼ全領域に亘ってボウ部12に対して非当接状態となる。
シンバル10において挿通穴14とエッジ部13xとが互いに近づく方向に付勢されることで、図2で説明したような、音の減衰時間が適度に保たれつつも、音量が低く抑えられるという作用効果が得られる。
本実施の形態によれば、打撃音に過大な影響を与えることなく音量を低減させることに関し、第1の実施の形態を同様の効果を奏することができる。また、シンバル10は係合穴15を有する必要がないので、弱音具30の汎用性が高い。
(第3の実施の形態)
図4(a)は、第3の実施の形態に係る弱音具が適用されるシンバルの模式的断面図である。図4(b)は、斜め上側から見たシンバルの模式的斜視図である。図4(c)は、弱音具30の斜視図である。図4(a)、(b)では、緩衝材24や締め付け具25等の図示を省略している。
第3の実施の形態では、シンバル10に形成された2つの係合穴15A、15Bを弱音具30で接続する。係合穴15A、15Bはいずれも、半径方向においてカップ部11よりもエッジ部13に近い位置に設けられた係合機能部である。図4(c)に示す弱音具30は、図1(c)に示す構成の弱音具30における取付部33を接続部31の両端に設けた構成に相当する。すなわち、接続部31の長手方向における一端部31aに鉤状の取付部33Aが形成されると共に、他端部31bに鉤状の取付部33Bが形成される。接続部31の長さ(取付部33A、33B間の長さ)については、係合穴15A、15B間の距離よりも少し短く設定されている。
ロッド21にシンバル10を支持させる前後を問わず、弱音具30の一端部31aの取付部33Aを下方から係合穴15Aに挿通係合すると共に、他端部31bの取付部33Bを下方から係合穴15Bに挿通係合する。すると、接続部31は引っ張り状態となり、その弾性によって係合穴15A、15Bが互いに近づく方向に付勢される。係合穴15A、15Bには、互いに向き合う付勢力F3が作用する(図4(b))。このように、弱音効果を得る上で、付勢力の方向はシンバル10の半径方向中心を向く必要はない。
本実施の形態によれば、打撃音に過大な影響を与えることなく音量を低減させることに関し、第1の実施の形態を同様の効果を奏することができる。
ところで、弱音具30によって接続される対象となる係合穴15A、15Bは、エッジ部13に極力近い位置に設けられるのが望ましい。これは、圧縮方向のテンションを受ける領域がエッジ部13に近い方が、音量低減効果が高いからである。第1の実施の形態において、係合穴15がエッジ部13に近いのが望ましいこと、及び、第2の実施の形態において、エッジ部13xが係合の対象とされることも、同様の理由による。
なお、本実施の形態において、弱音具30に関して図4(d)に示す変形例を採用してもよい。すなわち、図1(d)に示した例を応用し、弱音具30の取付部33A、33Bの一方または双方を、鉤状でなく幅広形状に形成してもよい。なお、図1(e)に示した例を応用し、取付部33Aを形成した金具または取付部33Bを形成した金具の一方または双方を設けてもよい。
第1、第2の実施の形態では、弱音具30の一端をロッド21に接続し、他端をシンバル10の係合穴15またはエッジ部13に接続する構成を説明した。また、第3の実施の形態では、係合穴15同士を接続する構成を例示した。しかし、弱音具30による接続の対象となる係合部はこれまで例示したもの限定されない。
例えば、第1、第2の実施の形態で、接続対象の一方となる第1の係合部を、シンバル10の挿通穴14、スタンド100、スタンド100に対して固定された部分(ロッド21等)であると考えると、接続対象の他方となる第2の係合部は、エッジ部13自身、または、ボウ部12におけるカップ11よりもエッジ部13に近い位置に設けられた係合機能部であればよい。第3の実施の形態で考えると、接続対象となる複数の係合部は、シンバル10における、エッジ部13自身、または、ボウ部12におけるカップ11よりもエッジ部13に近い位置に設けられた係合機能部であればよい。そして、弱音具30によって、これら複数の係合部の各々を、複数の係合部のうち他の係合部の少なくとも1つに対して接続関係にする構成であればよい。以下、これらの条件を満たす変形例を図5、図6で説明する。
図5(a)、(b)、(c)は、変形例の弱音具が適用されるシンバルの模式的断面図である。まず、図5(a)に示す例は、主に第1の実施の形態に適用でき、ボウ部12の裏面12bにフック16が形成される。フック16の位置は係合穴15(図1(a))と同じである。フック16が「第2の係合部」の一例となる。弱音具30の一端部31aの取付穴32にロッド21を挿通して係合する点は第1の実施の形態と同様である。一方、弱音具30の他端部31bに、取付穴32と同様の取付穴を設け、それをフック16に係合する。
図5(b)に示す例は、主に第1の実施の形態に適用でき、弱音具30をシンバル10の裏側でなく表側に配置する。弱音具30の構成は、図1(c)に示すものを基本的に採用できるが、弱音具30の接続部31において、上側に凸の湾曲部31cが形成される。弱音具30の一端部31aの取付穴32を、ロッド21の、カップ部11の上側の部分21aに係合する。部分21aが、「第1の係合部」の一例となる。弱音具30の他端部31bの取付部33を上方から係合穴15に挿通係合する。湾曲部31cがボウ部12の表面12aに対して非当接状態となる。
なお、接続部31は、ボウ部12に対向する領域のうち少なくとも一部の領域においてボウ部12に対して非当接状態となる形状であればよく、湾曲部31cのような形状に限定されない。また、シンバル10の半径方向における接続部31の途中に湾曲部31cのような形状を設けてもよい。
図5(c)に示す例は、主に第1の実施の形態に適用できる。弱音具30としては、図4(c)に示す構成が好適である。ロッド21にシンバル10を支持させる前に、弱音具30の一端部31aの取付部33Aを下方から挿通穴14に挿通係合すると共に、他端部31bの取付部33Bを下方から係合穴15に挿通係合する。取付部33Aが「第1の係合部」の一例となり、係合穴15が「第2の係合部」の一例となる。
なお、図5(b)、図5(c)の例において、図3(a)の例のように、取付部33、取付部33Bをエッジ部13に対して掛けるように係合してもよい。これらの場合、エッジ部13が「第2の係合部」となる。また、図4(a)に示す例で、弱音具30をシンバル10の表側に配置してもよい。
図6(a)〜(l)は、変形例の弱音具30を装着したシンバル10の模式図である。各図において、白○は、シンバル10に設けられた係合穴15(図1(a)等)に相当し、フック16(図5(a))であってもよい。エッジ部13xは、エッジ部13のうち弱音具30が係合する箇所である。弱音具30における、係合部と係合される部分の形状については、係合部の形状に合わせて適宜、鉤状または穴等を採用できる。
弱音具30による接続対象となる係合部は、3つ(図6(a)〜(d)、(j))、4つ()図6(e)〜(h))、5つ(図6(i))でもよく、6つ以上でもよい。また、弱音具30は単独で3つ以上の係合部の全てを接続する構成であってもよい(図6(a)、(d)、(e)、(h)、(i))、(j)。あるいは、複数の係合部のうち一部の係合部同士を接続する弱音具30を2つ以上設けてもよい(図6(b)、(c)、(f)、(g))。
また、図6(k)に示すように、付勢力を発揮する構成をスタンド100に設けてもよい。この場合、弱音具30がスタンド100の一部を構成する。まず、スタンド100に腕部37及び腕部38を設け、自由状態における腕部37及び腕部38の先端同士の間隔を、シンバル10に設けられた2つの係合穴15x間の距離よりも短く設定する。そして、腕部37、腕部38をそれぞれ係合穴15xに係合することで、2つの係合穴15x間に互いに近づく方向の付勢力F4を作用させる。この場合、シンバル10の揺動を許容できるようにするために、スタンド本体に対して腕部37、38を伸縮または可動自在に構成してもよい。
なお、図6(a)〜(j)では弱音具30をシンバル10の裏側に配置したが、シンバル10の表側に配置してもよい。また、これまで、本発明をシンバルに適用する例を説明したが、図6(l)に例示するように、ハイハットシンバルに適用してもよい。その場合、例えば、上側シンバル10Aまたは下側のシンバル10Bのいずれかまたは双方に、上述したいずれかの弱音具30の装着を適用する。なお、上側シンバル10Aと下側のシンバル10Bとの間に弱音具30の肉部が介在する構成となる場合があるが、弱音具30の肉部は円周方向の一部であれば問題ない。すなわち、両シンバルの衝突時に、弱音具30の肉部の無い箇所で適切に衝突し、音が発生するからである。
なお、これまで説明した例は、接続部の長さは、適切な付勢力が発揮されるよう予め設定されていた。しかし、図7(a)〜(c)に例示するように、接続部の長さを調整する調整機構を設けてもよい。
例えば、図7(a)に示すように、ワイヤ131に対するロック位置を切り替え可能なロック機構39を設け、ワイヤ131のうち接続部31に該当する長さを段階的に切り替えできるように構成してもよい。ロック機構39の構成は問わず、角度を変えることでワイヤ131をロックしたり解放したりする構成が考えられる。長さ調節機構は無段階にできるものであってもよい。
また、図7(b)に示すように、接続部31にターンバックルの機構を採用してもよい。割り枠式やパイプ式、いずれの様式のターンバックルを採用してもよい。あるいは、図7(c)に示すように、接続部31を2つの板部材131A、131Bで構成し、板部材131Aに設けた長穴40を介してボルト41で板部材131Aを板部材131Bに締結する構成であってもよい。長穴40に対するボルト41の締め付け位置で接続部31の全長を調節できる。
このような調節機構を有すれば、弱音の度合いを調整することができる。また、弱音具30を、弾性を有さない金属等だけで構成することも可能となる。例えば、図7(a)、(b)の構成であれば、係合対象の係合部に弱音具30の両端部を係合した後に、接続部31の長さを手作業にて容易に調節できるから、金属製の弱音具30でもシンバル10に適切なテンションを与えることができる。
(第4の実施の形態)
これまで説明した構成では、弱音具30は、シンバル10の表側または裏側のいずれかに配置するものであった。しかし、弱音具30は、シンバル10の表側及び裏側の双方に個別に配置してもよい。また、第4の実施の形態として説明するように、シンバル10の表側及び裏側に配設される一体の弱音具30を採用してもよい。
図8(a)は、第4の実施の形態に係る弱音具が適用されるシンバルの模式的断面図である。図8(b)は、弱音具30の斜視図である。
図8(b)に示すように、この弱音具30は、接続部31として、上側接続部31Bと下側接続部31Aとを有する。接続部31の一端部でもある下側接続部31Aの端部31Aaに取付穴32Aが形成され、接続部31の他端部でもある上側接続部31Bの端部31Baに取付穴32Bが形成される。上側接続部31Bと下側接続部31Aとが連接部分36で繋がっている。なお、接続部31は連接部分36で予め曲げ癖が付けられている必要はなく、自由状態では端部31Aaから連接部分36を介して端部31Baにかけて平坦であってもよい。
図8(a)に示すように、ロッド21の、カップ部11の上側は、緩衝材24を介して締め付け具25で締め付けられている。取付穴32Aは、カップ部11と緩衝材23とに挟まれた部分21b(下側係合部)に係合される。取付穴32Bは、ロッド21の、カップ部11と緩衝材24とに挟まれた部分21a(上側係合部)に係合される。
かかる構成において、まず、ロッド21にシンバル10を支持させる際に、カップ部11と緩衝材23との間に下側接続部31Aの端部31Aaが挟まれるように、取付穴32Aにロッド21を下方から挿通する。次に、連接部分36をエッジ部13xに掛け回して、カップ部11と緩衝材24との間に上側接続部31Bの端部31Baが挟まれるように、取付穴32Bにロッド21を挿通する。その後、カップ部11の上側から端部31Baと緩衝材24とを締め付け具25で締め付ける。
接続部31の長さ(取付穴32A、32B間の長さ)は、部分21bからエッジ部13xを介して部分21aに亘る距離よりも少し短い。これにより、下側接続部31A及び上側接続部31Bはそれぞれ引っ張り状態となり、それらの弾性によって、エッジ部13xが、部分21b、21aのある方向、すなわち、シンバル10の半径方向中心の方向に付勢される。第1の実施の形態と対比して考えると、部分21b、21aがそれぞれ「第1の係合部」に相当し、エッジ部13xが、「第2の係合部」に相当する。
なお、シンバル10の半径方向における上側接続部31Bの途中に湾曲部31c(図5(b))に相当する湾曲部の形状を採用してもよい。
本実施の形態によれば、打撃音に過大な影響を与えることなく音量を低減させることに関し、第1の実施の形態を同様の効果を奏することができる。また、シンバル10は係合穴を有する必要がないので、弱音具30の汎用性も高い。また、弱音具30の構成が簡単であるので製造コストが低減でき、しかも表裏両側から弱音するので弱音効果が高い。
なお、図8の構成において、下側接続部31Aの端部31Aa、上側接続部31Bの端部31Baのいずれかまたは双方について、取付穴32A、32Bに代えて、鉤状の取付部33A(図5(c))を採用してもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
10 シンバル、 11 カップ部、 12 ボウ部、 13 エッジ部(第2の係合部)、 14 挿通穴(第1の係合部)、 15 係合穴(第2の係合部、係合部)、 21 ロッド(第1の係合部)、 21a 部分(上側係合部、第1の係合部)、 21b 部分(下側係合部、第1の係合部)、 30 弱音具(弱音装置)、 31 接続部、 31Aa 端部、 31Ba 端部、 32 取付穴、 33 取付部

Claims (5)

  1. 挿通穴が形成され支持体の一部であるロッドが前記挿通穴に挿通されて前記支持体に支持されるカップ部と、前記カップ部に連接し外周縁であるエッジ部を有するボウ部と、を有するシンバルの打撃音を低減させるシンバルの弱音装置であって、
    前記シンバルにおける、前記挿通穴、前記支持体、または前記支持体に対して固定された部分である第1の係合部と、前記ボウ部の前記エッジ部自身、または前記ボウ部における前記カップよりも前記エッジ部に近い位置に設けられた係合機能部である第2の係合部と、を接続する接続部を有し、
    前記接続部は、前記第1の係合部と前記第2の係合部とを接続したとき、前記第1の係合部と前記第2の係合部とを互いに近づける方向に付勢すると共に、前記ボウ部に対向する領域のうち少なくとも一部の領域においては前記ボウ部に対して非当接状態となることを特徴とするシンバルの弱音装置。
  2. 前記第1の係合部は、前記カップ部の上側から係合可能な上側係合部と、前記カップ部の下側から係合可能な下側係合部とを有し、
    前記第2の係合部は前記エッジ部自身であり、
    前記接続部の一端部を前記カップ部の下側から前記下側係合部に係合すると共に、前記接続部を前記エッジ部に掛け回して前記接続部の他端部を前記カップ部の上側から前記上側係合部に係合することで、前記エッジ部の、前記接続部が掛け回された部分が、前記挿通穴の位置する方向へ付勢されることを特徴とする請求項1記載のシンバルの弱音装置。
  3. 挿通穴が形成され支持体の一部であるロッドが前記挿通穴に挿通されて前記支持体に支持されるカップ部と、前記カップ部に連接し外周縁であるエッジ部を有するボウ部と、を有するシンバルの打撃音を低減させるシンバルの弱音装置であって、
    前記シンバルにおける、前記エッジ部のうち円周方向における任意の箇所、または、前記カップ部よりも前記エッジ部に近い位置に設けられた係合機能部である、複数の係合部の各々を、前記複数の係合部のうち他の係合部の少なくとも1つに対して接続関係にする接続部を有し、
    前記接続部は、前記複数の係合部の各々を前記他の係合部の少なくとも1つに対して接続関係にしたとき、接続関係にした係合部同士を互いに近づける方向に付勢すると共に、前記ボウ部に対向する領域のうち少なくとも一部の領域においては前記ボウ部に対して非当接状態となることを特徴とするシンバルの弱音装置。
  4. 前記接続部は、弾性部材で構成され、その弾性によって付勢力を発揮することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシンバルの弱音装置。
  5. 前記接続部は、自身の長さを調整する調整機構を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシンバルの弱音装置。
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