JPH08272359A - 輪状のシンバル消音道具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シンバルの端全体に、輪状の消音道具を取り
付けることにより、シンバルの端のどの部分をたたいて
も消音でき、なおかつ無消音状態に近い感触を、奏者が
得ることの出来る消音道具を、つくることが目的であ
る。 【構成】 シンバルの端全体に、輪状の消音道具（１）
を取り付け、消音することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、シンバルの端全体を
消音した、輪状のシンバル消音道具に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、シンバルの上に載せるなどの消音
道具があった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ）従来シンバルの消音道具は、図面の図４、図５な
どのものがあり、これではスタンドに載せたシンバル
は、シンバルをたたいているうちに、シンバルが消音道
具ごと回ってしまうことがあるため、安心した消音道具
とは言えなかった。 （ロ）できるだけ音を消そうとする消音道具など、楽器
の響きや特性などを無視した消音道具だった。 （ハ）輸送などの時、梱包が大きくなってしまった。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】シンバル（２）の端全体
に、伸縮可能の消音道具（１）を覆い、音を抑える。本
発明は、以上のような構成よりなる輪状のシンバル消音
道具である。

【０００５】

【作用】シンバル（２）の端全体に消音道具（１）を覆
う。すると、消音道具（１）を取り付けたシンバル
（２）をたたく時、シンバル（２）の端のどこからでも
音が抑えられることが出来、また、消音道具（１）の素
材が薄手なため、シンバル（２）の響き、シンバル
（２）をたたいた時の感触などを無消音状態に近づける
ことが出来る。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 （イ）本発明を実施するための素材は、薄手でゴムなど
のように伸縮可能であり、消音されうる素材ならば、何
を使用しても良い。 （ロ）消音道具（１）の幅の長さは、消音されうる長さ
ならば、どんな長さでも良い。 （ハ）消音道具（１）を図２のように輪状にする。 とめる方法は、糸で縫う又は接着剤でとめるなど、多少
の力でははずれない方法ならば、どんな手段でも良い。 （ニ）あらかじめ消音道具を、図３に示すように半分に
折りまげておくことにより、シンバル（２）に覆い被せ
ることが出来る。 本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、
そのまま消音道具（１）を取り付けたシンバル（２）を
たたけば良い。

【０００７】

【発明の効果】シンバル（２）の端のどの部分をたたい
ても消音された状態になり、奏者は安心して消音効果を
得ることが出来る。また、折り畳めば梱包が小さくな
り、輸送が楽になる。そして、消音道具（１）を取り付
けたシンバル（２）をたたいた時の感触が無消音に近い
状態で奏者に伝わってくるため、練習の時などには最適
である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明をシンバルに取り付けた時の斜視図であ
る。

【図２】本発明の斜視図である。

【図３】本発明の図２の実施例を示す斜視図である。

【図４】従来の消音道具を示す斜視図である。

【図５】従来の他の消音道具を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 消音道具 ２ シンバル ３ 従来の消音道具１ ４ 従来の消音道具２

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 シンバル（２）の端全体に、伸縮可能の
   消音道具（１）を覆い、音を抑える輪状のシンバル消音
   道具。