JP4898035B2 - ドラムヘッドのための外部から装着され調節可能な減衰システム - Google Patents

ドラムヘッドのための外部から装着され調節可能な減衰システム Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、概ね、ドラム楽器の分野に係り、より詳細には、ドラムヘッドのための外部から装着される調節可能な減衰システムに係る。
【0002】
【従来の技術】
近年のドラムヘッドは、典型的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の合成プラスチック材料からなる単一の層若しくは複数の層から構成されている。プラスチック材料からなるドラムヘッドのシートは、ドラムシェルの開いた端上に嵌合する形状に形成される。形成されたドラムヘッドのシートの周縁縁は、典型的には金属で構成される硬いドラムフープ内に固定される。張力を与える装置がフープに係合し、ドラムシエル上にてドラムヘッドを調節可能に緊張させる。一般的には、ドラムヘッドに於ける張力が高ければ、ドラムヘッドが叩かれた際に高いピッチの振動が生ずる。
【0003】
プラスチックシート材は、非常に耐久性があることが証明されており、ドラム楽器のためのドラムヘッドの製造に於いて魅力的であり適用可能であることが証明されている。しかしながら、合成シート材は、演奏者と音響技術者の双方にとって気になる幾つかの望ましくない振動特性を有している。合成ドラムヘッドは、持続的な(サスティンの強い)振動を有する傾向にあり、ドラムヘッドの周辺部分が、ドラムの基本的なトーンの音(基音)を下げる望んでいないリンギング(共鳴)及びオーバートーン(上音)を発する。
【0004】
望ましくないサスティン(持続音)及びオーバートーンは、特にバスドラムについての一つの問題となっている。バスドラムに於ける望ましい振動パターンは、通常、ドラムヘッドが叩かれた際に基本的なトーンの鋭い初期音(ドラムヘッドのアタック音)の後、更なる振動が素早く抑制されるというものである。この振動パターンは、ドラムが、ロック、ジャズ、ラテン及びその他のポピュラー音楽に於いて素早く叩かれる場合にも、各々のバスドラムの打音が明確に聞こえるようになる。バスドラムに於けるサスティンは、楽曲構成の低い周波数部分に於けるぼんやりとした音を発生し得るので望ましくない。合成ドラムヘッドの不具合は、高感度で精確なデジタルレコーディング技術の普及と共に特に顕著になっている。
【0005】
合成バスドラムヘッドに於ける望ましくないサスティン或いはまた望んでいないオーバートーンを抑える試みが成されている。例えば、テープ及びその他の積層材がドラムヘッドの外側(演奏される側)の表面へ適用される。この技術は、幾分か成功しているが、多くの点で満足されていない。おそらく最も顕著であるのは、積層された材料が比較的厚く、望んでいないオーバートーンと共に望ましい音を消してしまうことであろう。また、積層材の厚さは、ドラムの感触を変更し、ドラムヘッドが叩かれる際に生成される基本的なトーンの明瞭性及びクリスプネス(かりかりした音(ドラムヘッドのアタック特性))を落とし得る。
【0006】
種々の振動減衰システムが、ドラムヘッドの内側表面へ取り付けられ、或いは、それに隣接して配置するべく開発されている。本願出願人による米国特許出願第09/492,221号は、行進曲用バスドラムヘッドのマッフル(弱音用)リングを開示している。マッフルリングは、ドラムヘッドの内側表面とドラムシェルの担持表面との間に取付けられるプラスチックシート材からなるリングを含む。リングは、ドラムヘッドへ向かって偏倚され、プラスチックリングとドラムヘッドの内側表面との間に挿入される減衰要素がドラムヘッドの内側表面に対して偏倚される。ドラムヘッドのマッフルリングは、減衰材料から成る完全なリング若しくは望まれるドラムヘッドの調律を行なうべく配置される減衰部材からなる弓状の部分を含んでいてよい。減衰材料のリング若しくはセグメントの厚み、組成及び放射方向幅は変更されてよい。この構成は、ドラムヘッドの振動の可変的な調節を可能にするが、セッティング毎にドラムが分解され、再組立され、調律されなければならないので調節が非常に難しいものとなっている。
【0007】
米国特許第5,892,168号は、バスドラムヘッドの内側表面へ取付けられる浮動するマッフルリングを有するドラムヘッドを例示している。浮動するマッフルリングは、偏倚材料のリングへ積層される減衰材料のリングを含む。この積層リングは、バスドラムの叩かれる若しくは打撃されるドラムヘッドの内側表面の周縁へ接着される。ビーター(ばち)が叩かれる側のドラムヘッドを叩くと、その打撃の最初の力は、減衰材をドラムヘッドから離し、これにより、初期の振動が幾分かの程度で抑制されないこととなる。偏倚要素が減衰材をドラムヘッドに接触するよう戻し、これにより、それに続く振動、特にドラムヘッドの周縁部分の振動が抑制される。
【0008】
この構成に於いても幾つかの欠点が存在する。第一に、かかる構成は調節可能でない。組み立てられたバスドラムの叩かれる側のドラムヘッドの内側表面へ一旦接着されると、浮動するマッフルリングが、除去することができず、減衰効果は調節できない。また、減衰要素は、ラミネートの偏倚層によってドラムヘッドへ常に接触されるよう押し付けられ、これにより、ドラムヘッドのアタック特性を弱めてしまうこととなる。
【0009】
この分野に於ける理解では、ドラムの演奏表面に於いて減衰要素を配置することは、美観上の理由にから望ましくないとされている。かくして、多くの構成は、ドラムヘッド膜の内側表面へ適用されるよう構成される。この構成によれば、除去若しくは調節のために減衰システムへアクセスすることは非常に複雑なものとなっている。また、ビーターによる打撃が初めにドラムヘッド膜をドラムシェルの内側へ向けて偏倚するので、ドラムヘッドの内側表面へ隣接して配置された減衰システムは、ドラムの初期アタック特性を望ましくない態様にて抑制し若しくは弱めることとなる。
【0010】
【発明の概要】
好ましい形態に於ける本発明は、ドラムヘッドの外側表面の周縁へ接着的に取付けられるドラムヘッド振動減衰アクセサリーである。環状の装着用固定器具は、ドラムヘッドの周縁を囲繞し、減衰要素の保持のためのチャンネルを郭定する。装着用固定器具は、好ましくは、フォーム材製接着テープ若しくは幾つかの特殊化された接着剤によりドラムヘッドの外側表面へ接着的に取付けられる。装着用固定器具は、好ましくは、薄く、やや硬いプラスチック材料から構成され、接着剤によってドラムヘッドへ固定される放射方向外方部分と、ドラムヘッドの外側表面から隔置され環状の空間若しくはチャンネルを郭定する放射方向内方部分とを含む。環状若しくは弓型の減衰要素が環状チャンネル内に嵌合し、ドラムヘッド膜の周縁の外側表面に隣接して載置される。
【0011】
環状減衰要素は、装着固定器具により形成される環状チャンネルの内側に載置されるよう構成された外側周縁部を有する。減衰要素の放射方向幅、軸線方向厚み及び組成は、ドラムヘッドの音響特性を調節する目的で選択されてよい。例えば減衰材料のリングの放射方向幅が広ければ、概ね、狭い場合よりも大きな音響的減衰が得られる。減衰材料から成る完全なリングは、ドラムヘッド若しくは装着用固定器具の何れかへ固定される必要はなく、環状チャンネル内に於いてその場所に保持される。
【0012】
また、本発明は、装着用固定器具の環状チャンネル内に配置される減衰材料から成る不完全なリング若しくは弓型のセグメントを用いることにより、ドラムヘッドの減衰特性の調節を行なう。減衰材料の弓型セグメントが用いられる場合、環状チャンネル内に於いて、或る取付手段により、かかる弓型セグメントを装着用固定器具へ固定することが必要となろう。取付手段は、弓型減衰セグメントの容易な除去、再配置若しくは再調節を可能とするよう、好ましくは、最小で一時的なもの、例えば、粘着テープ若しくはフック及びループ形式の取付け具である。好ましいことは、減衰要素若しくはセグメントが、ドラムヘッド表面へ固定されず、必要であれば、装着用固定器具へのみ固定されるということである。
【0013】
環状装着用固定器具は、ドラムヘッドの外側表面に隣接して減衰要素若しくはセグメントを保持するよう構成されるが、それらの減衰要素若しくはセグメントをドラムヘッドの外側表面に対して偏倚する必要はない。減衰要素若しくはセグメントは、ドラムヘッド膜へ固定されず、ドラムヘッドの振動に於いて或る独立な運動パターンを行なう。慣性及びその他の物理的な原理により、減衰要素は、ドラムヘッドと位相がずれて振動することとなる。減衰要素とドラムヘッドとの間が連結されていないということにより、ドラムヘッドの振動の振幅は迅速に低減されることとなる。減衰要素若しくはセグメントを外から周縁に於いて配置することにより、ビーターの打撃に応答するドラムの初期応答若しくはアタックが実質的に影響されない望ましい減衰作用が提供される。ドラムヘッドのそれに続く振動は、減衰要素の配置及び構成に従って調節可能に減衰される。減衰要素は、調節の目的で容易にアクセス可能であり且つ容易に除去可能である。
【0014】
本発明の一つの目的は、新しい改良された外部から装着される調節可能なドラムヘッドのための減衰システムを提供することである。
【0015】
本発明のもう一つの目的は、ドラムヘッドのための外部装着される調節可能な減衰システムであって、減衰要素がドラムヘッドへ固定されておらず、ドラムの分解をすることなく容易に除去することのできるシステムを提供することである。
【0016】
本発明の更なる目的は、ドラムヘッドのための外部装着される調節可能な減衰システムであって、種々の音響特性を発するようドラムヘッドを迅速に且つ容易に再構成することのできるシステムを提供することである。
【0017】
本発明の更なる目的は、ドラムヘッドのための外部装着される調節可能な減衰システムであって、減衰作用が、ドラムの音が実質的に影響されない減衰の程度が最小である程度からドラムの音が実質的に変更される最大の程度までの範囲に亙って調節可能であるシステムを提供することである。
【0018】
本発明のその他の目的及び利点は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明から当業者にとって明らかであろう。
【0019】
【好ましい実施態様の説明】
図面に於いて同一の参照符号は同一の部分を示す。
【0020】
図1−10を初めに詳細に参照して、符号10は、本発明によるドラムヘッドのための外部から装着され調節可能な減衰システムの好ましい実施態様を示している。図1は、ドラムヘッドのための外部装着され調節可能な減衰システムが固定される典型的な合成ドラムヘッド20の例示である。図2は、ドラムヘッド膜のプラスチックシート材がドラムヘッドシェル(図示せず)上に嵌合されるよう成形され、ドラムヘッドのシートの周縁がドラムヘッドフープ42内に固定されることを例示している。ドラムヘッド20は、ビーター(図示せず)により叩かれドラムシェル内に包含される空気カラム内に振動を誘起する実質的に平坦な外側表面22を有する。これらのドラムシェル内の空気カラムの誘起された振動が、我々が主要な若しくは基本的なドラムのトーンとして聴くものである。
【0021】
外部装着され調節可能な減衰システムは、ドラムヘッド20の外側表面22へ固定される環状の装着用固定器具を含み、環状の装着用固定器具は、ドラムヘッドの外側表面22に隣接して環状チャンネル28を郭定する。図3、4及び14Aに於いて示されている如く、装着用固定器具13は、放射方向外方部分12と放射方向内方部分14を含む。放射方向外方部分12は、図14Aに於いて最もよく示されている如く、ドラムヘッド20の外側表面22の周縁へ固定される。
放射方向外方部分12と放射方向内方部分14は、環状リング65により接続される。環状リング65は、固定器具の放射方向内方及び放射方向外方部分に対し実質的に垂直に向けられ、それらの間に軸線方向の空隙を維持する。環状リング65は、また、環状チャンネル28の放射方向の外端を郭定する。
【0022】
装着用固定器具は、多くの熱可塑性材料、即ちポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリスチレン、セルロース類、ポリカーボネイト、アクリロニトリル−ブタジエンスチレンコーポリマー及びポリエチレンから形成されてよい。装着用固定器具の材料の厚さは、0.005”−0.050”(0.127−1.27mm)の範囲であってよく、好ましい厚さは約0.010”(0.254mm)である。プラスチック材料は、好ましくは、真空により熱変形され、環状チャンネル28を郭定する。
【0023】
放射方向外方部分12には、装着用固定器具13の底表面61へ適用される接着剤16が与えられる。軸線方向に対向する上表面60は、装着用固定器具13の放射方向内方部分14と放射方向外方部分12上に亙って連続である。接着剤は、フォーム状粘着テープの形式であってよいが、その他のかかる取付けに適した特殊化された接着剤であってよい。感圧の接着剤に於いて装着用接着剤として知られているテープが取付手段に好ましい。これらのテープは、0.002”−0.005”(0.051−0.127mm)の範囲の厚みの固体接着剤であってよく、永久的な性質を有していてもよい。0.030−0.060”(0.762−1.524mm)の範囲の厚みを有する両面コートされたフォーム状テープが取付手段に於いて最も好ましい。フォーム状テープは、ドラムヘッドと装着用固定器具の間に於ける大きな動きの程度を考慮したものである。この柔軟な接合は、少なくとも以下の3つの理由の点で非常に重要である。
1.フォーム状テープは、ドラムヘッドが叩かれた際に生成する結合に於ける歪みを吸収することができる。
2.フォーム状テープは、緊張されていないドラムヘッド上に於ける平坦でない外側表面となり得る不規則性を補償する。
3.フォーム状テープの結合の柔軟性によって、装着用固定器具を緊張されていないドラムヘッドへ取付けたとしても、ドラムヘッドが緊張させられた状態に於ける動き及び伸びを補償することが可能となる。
【0024】
装着用固定器具13の放射方向内方部分14が装着用固定器具13とドラムヘッド20の外側表面22との間に於ける環状チャンネル28を形成するよう構成されている。図14Aに例示されている如く、装着用固定器具13のみが与えられているドラムヘッドは、図1及び2に例示されている如き変更されていないドラムヘッドと実質的に同様の振動特性を有することとなる。しかしながら装着用固定器具のみで、ドラムヘッドのトーンに於いて認知し得る有益な効果を有することとなる。周縁位置とフォーム状テープの結合は、ドラムヘッドの放射方向外側部分からの望ましくないオーバートーンを低減することとなる。
【0025】
図5−8、11及び12は、装着用固定器具13により郭定された環状チャンネル28内に挿入されるよう構成された減衰要素18、18′、18″を含むもう一つの実施態様を例示している。図5及び6は、幅若しくは放射方向の寸法Aと軸線方向の寸法Cとを有する減衰要素18′を例示している。減衰要素18′は、環状チャンネル28の外直径に実質的に等しい外直径54を有する。減衰要素18′の放射方向の寸法Aは、内直径56を与える。
【0026】
図7及び8は、増大された幅若しくは放射方向寸法Bを有する減衰要素18を例示する。軸線方向寸法Cは、減衰要素18′の軸線方向寸法Cと同じである。減衰要素18及び18′は、図3、4及び14Aに例示されている装着用固定器具と共に用いられるよう構成されているので、減衰要素18の外直径は、減衰要素18′の外直径54と実質的に同じである。減衰要素18の放射方向寸法Bを増大する場合、その内直径58が、減衰要素18′の内直径56よりも小さくなる。
【0027】
多くの材料が装着用固定器具内に配置されると減衰効果を生成するが、好ましい材料はポリエチレンフォーム材である。フォーム材は、2−6ポンド/立方フィート[32−96(kg/m3)]の範囲の密度を有し、好ましい密度は2ポンド/立方フィート(32kg/m3)である。減衰要素の軸線方向寸法Cは、0.060”−0.50”(1.52−12.7mm)まで変更されてよく、0.250”(6.35mm)が好ましい。放射方向寸法A、Bは、0.50”−3.0”(12.7−76.2mm)の範囲であってよい。図5及び7に示されている実施態様は、0.750”(19.1mm)の放射方向寸法Aと1.50”(38.1mm)の寸法Bを各々有している。
【0028】
図9、10及び15は、外部装着される調節可能な減衰システム10の一つの実施態様を有するドラムヘッド20を例示している。図15に於いて最もよく示されている如く、減衰要素18が環状チャンネル28内へ挿入され、そこに於いてドラムヘッド20の外側表面22に隣接して載置される。環状減衰要素18が環状チャンネル28を満たし、装着用固定器具13の内方部分14とドラムヘッド20の外側表面22との間にてその場所に保持される。このような構成に於いて、減衰要素18は、その場所に保持されるために外側表面22若しくは装着用固定器具13の何れにも固定されている必要はない。図9に於いて理解される如く、減衰要素の或る部分は、装着用固定器具の内方部分14の内側に見えていてよい。装着された状態で見える減衰要素18の部分は、減衰要素の放射方向寸法A、Bに依存して変わることとなる。
【0029】
図11及び12は、別の実施態様である減衰要素18″を例示している。減衰要素18″は、減衰要素18と同一の放射方向寸法B、軸線方向厚みC、外直径52及び内直径58を有する。減衰要素18″は、パーフォレーション(孔列)19によって弓型部分17へ分割されている。図13及び14は、穿孔された減衰要素18″を用いた外部装着される調節可能な減衰システム10の装備されたドラムヘッドを例示している。例示されている如く弓型セグメント17の全てが用いられてもよく、また、調律の目的に応じて、個別のセグメントが配置されてもよい。
【0030】
図17及び18は、減衰要素19及び装着用固定器具13′からなる別の態様の構成を例示している。穿孔された接続リング65′が装着用固定器具13の放射方向外方部分12を放射方向内方部分14へ接続する。接続リングには、減衰要素19の外縁から突出する放射方向に延在するタブ64と共働するよう構成される開口部63が穿孔される。減衰要素19の弓型セグメントは、タブ64が開口部63を貫通することにより環状チャンネル28内に保持される。取付けは永久的ではないが、使用中に於いて減衰要素のセグメントをその場所に保持するのに充分な態様にて固定される。勿論、開口部とタブの別の構成も、本発明の概念及び範囲から逸脱することなく可能である。
【0031】
理解されなければならないことは、ドラムヘッドのための外部から装着される調節可能な減衰システムがドラムヘッドの音響特性を調節するための幾つかの手段を提供するということである。異なる減衰要素材料、密度及び組成は、実質的に異なる振動減衰特性を有することとなる。例えば、フェルト材からなる減衰要素は、フォーム材からなる減衰要素と異なる振動を吸収することとなる。
【0032】
各々の環状減衰リング若しくは弓型減衰セグメントの寸法も変更されてよい。細い放射方向寸法Aを有する減衰要素は、広い放射方向寸法Bを有する減衰要素よりも減衰能力が低いこととなる。更に、軸線方向寸法Cを変更することにより、減衰システムの振動吸収特性が影響されることとなる。装着用固定器具13によって郭定される環状チャンネル28の軸線方向の寸法は、実質的に固定される。減衰要素が大きな軸線方向寸法を有すると、減衰要素が環状チャンネル28内に配置された際にドラムヘッド20の外側表面22に対して更に強固に保持されることとなる。逆に、小さな軸線方向寸法を有する減衰要素は、環状チャンネル28内に緩く保持されることとなる。更に、セグメント化された減衰要素18″は、或るセグメント17のみ挿入することを可能とし、望まれるべくそれらのセグメントを環状チャンネル28に配置する構成を可能とする。かくして、ドラムヘッドのための外部から装着される調節可能な減衰システム10は、減衰要素の材料、寸法及び装着パターンを変更することにより、ドラムヘッドの減衰要素を殆ど無限に変更することができるようになる。
【0033】
ドラムヘッドのための外部装着される調節可能な減衰システムの作動が、図16に最もよく説明されている。図16は、ドラムシェル40上にて伸張されたドラムヘッド20へ装着された外部装着される調節可能な減衰システム10を例示している。矢印Eにより示されている方向に初めに移動し矢印Dにより示されている方向に戻されるビーターは、ドラムヘッド20の外側表面22を叩く。ビーター30の衝撃は、矢印F及びGに沿って振動するドラムヘッド膜20に於いて振動を誘起する。
【0034】
ビーター30の初期の衝撃は、ドラムヘッド膜を、矢印Fに沿ってドラムシェル40の内側へ向かって変位する。図16に於いて理解される如く、ドラムヘッド膜20のこの初期の運動は、減衰要素18から離れる方向であり、かくして、実質的に、初期の運動が、減衰要素の存在により影響されることはない。これに続く矢印Gにて示されている方向に於ける膜の運動は、膜の外側表面22を減衰要素18に接触する状態にもたらし、ドラムヘッド膜の、この及びこれに続く振動の振幅は、減衰要素18の存在によって低減される。
【0035】
ドラムヘッド20の周縁上に減衰要素18を配置構成することは、外部装着される調節可能な減衰システムが主に合成ドラムヘッドの最も望ましくない振動を抑制すると言う望ましい効果を有する。当業者にとって容易に明らかであるべきことは、減衰要素18若しくはセグメント17の形状、材料及び配置を変更することは、それにより得られる外部装着され調節可能な減衰システム10の振動吸収特性を変更することとなるということである。
【0036】
ドラムヘッドのための外部から装着され調節可能な減衰システムは、内部に配置される減衰システムよりも多くの利点を有する。第一に、外部装着される装着可能な減衰システムは、ユーザー若しくは音響エンジニアがアクセスすることができ、内部に装着されるシステムに比して非常に迅速に且つ容易に使用中の音調節を行なうことができる。ドラムは、分解される必要なく、また各々調整の後に再調律される必要がない。取付けられていない若しくは軽く取り付けられている減衰要素は、必要に応じて容易に除去され若しくは再配置される。
【0037】
更に重要なことは、ドラムヘッドのための外部装着され調節可能な減衰システムは、ビーターがドラムを叩く際のドラムヘッド膜の最初の内側の変位に対して実質的な効果を与えないということである。その結果、ドラムの初期の衝撃若しくはアタック特性は、実質的に影響されず、それに続くドラムヘッドの振動だけが低減される。最小の減衰作用が望まれる場合には、減衰要素若しくは複数の要素は、除去することができ、装着用固定器具のみを取付けた状態でドラムが演奏される。周縁に配置される装着用固定器具は、望ましくは、プラスチックのドラムヘッドの放射方向外方部分によって通常生成される必要とされないオーバートーンを抑制する。
【0038】
ドラムヘッドの内側表面へ接着的に固定される減衰システムの重大な欠点は、減衰システムがドラムヘッドの装着に先立ってドラムヘッドの内側表面へ固定されるか若しくはドラムシェルの反対の端を通して装着されなければならないということである。ドラムシェルを通してそのようなシステムを装着することが困難であることは当業者にとって明らかである。別の態様としてドラムヘッドの装着に先立って環状の減衰要素をドラムヘッドへ接着的に固定する場合、ドラムヘッドがドラムシェル上にて引き伸ばされた際に、接着的に取り付けられた減衰システムの形状に影響するという可能性を生ずる。ドラムヘッド膜の放射方向の拡張により、接着的に取り付けられた環状減衰要素が撓むことがあり、これにより、減衰システムの一部分がドラムヘッドから離れ、その他の部分がドラムヘッドを押し付けるという状況が発生し得る。このような構成により生ずる予測される望ましくない傾向にある結果は当業者にとって明らかであろう。
【0039】
ドラムヘッドのための外部から装着され調節可能な減衰システムは、ドラムヘッドの装着中に容易にアクセス可能であり、ドラムシェル上に装着されるに先立ってドラムヘッド上に装着することができる。ドラムヘッド膜と装着用固定器具との間の独特なフォーム状テープ接着剤は、ドラムヘッドに張力を張る際にドラムヘッドの拡張により生ずる応力を吸収するよう撓む。また、外部から装着される調節可能な減衰システムは、ドラムヘッドの装着及び調律の後に適用することもできる。
【0040】
本明細書に於いて用いられている用語の「減衰」は、ビーターの衝撃によるドラムヘッド膜内に誘起される振動の振幅の低減を意味する。減衰は、この分野に於いて知られている如くリンギング若しくはサスティンの除去又は低減としばしば関連される。目標とされる減衰は、トーン調整を提供し、或るトーンだけを抑制することによりドラムの聴覚的なトーンを調節する。外部から装着される調節可能な減衰システムは、ドラムヘッドの周縁部分を対象としてドラムヘッドのサスティン全体を調節可能に低減することによって、広範囲の音を生成するべくドラムの音を調律することを可能にする。
【0041】
外部から装着される調節可能な減衰システムの好ましい実施態様は、バスドラムに関連して例示されているが、振動の低減が必要とされる任意のドラムに適用可能である。
【0042】
前記の発明の好ましい実施態様は、例示の目的のためであり前記の説明は、本発明の限定を意味するものではない。従って、本発明の範囲及び概念を逸脱することなく当業者にとって種々の変更、適用又は修正等は可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドラムヘッドのための外部装着され調節可能な減衰システムを用いるのに適したドラムヘッドの前面図。
【図2】図1に示されているドラムヘッドの側面図。
【図3】本発明により取付けられたドラムヘッドのための外部装着され調節可能な減衰システムの装着用固定器具を有する図1のドラムヘッドの前面図。
【図4】図3に示されているドラムヘッドと装着用固定器具の側面図。
【図5】本発明によるドラムヘッドのための外部装着され調節可能な減衰システムの環状の減衰要素の前面図。
【図6】図5に示されている減衰要素の側面図。
【図7】本発明による減衰要素の第二の実施例の全面図。
【図8】図7に示されている減衰要素の側面図。
【図9】本発明により取付けられたドラムヘッドのための外部装着され調節可能な減衰システムを有するドラムヘッドの前面図。
【図10】図9に示されているドラムヘッドと外部装着され調節可能な減衰システムの側面図。
【図11】本発明による減衰要素の更なる別の実施態様の前面図。
【図12】図11に示されている減衰要素の側面図。
【図13】本発明による図11及び12に示されている減衰要素を用いたドラムヘッドのための外部装着され調節可能な減衰システムを含むドラムヘッドの前面図。
【図14】図13に示されているドラムヘッドとドラムヘッドのための外部装着され調節可能な減衰システムの側面図。
【図14A】図3に示されているドラムヘッドと装着用固定器具の、線14A−14Aに沿って見た部分的な断面図。
【図15】図9に示されているドラムヘッドとドラムヘッドのための外部装着され調節可能な減衰システムの、線15−15に沿って見た部分的な断面図。
【図16】ドラムシエルへ装着されビーターによって叩かれているドラムヘッドとドラムヘッドのための外部装着され調節可能な減衰システムの部分的な断面図。
【図17】別の態様の減衰要素と装着用固定器具の部分的な斜視図。
【図18】図17の減衰要素と装着用固定器具を組み込んだドラムヘッドのための外部装着され調節可能な減衰システムが、ドラムヘッドへ装着されている状態の断面図。
【符号の説明】
12…放射方向外方部分
13…装着用固定器具
14…放射方向内方部分
16…接着剤
17…弓型セグメント
18、18′、18″…減衰要素
19…減衰要素
20…ドラムヘッド
30…ビーター
28…環状チャンネル
40…ドラムシェル
42…ドラムヘッドフープ
63…開口部
64…タブ
65…環状リング
65′…穿孔された接続リング

Claims (21)

  1. 音楽演奏に用いられるドラムであって、中空の円筒状のシェルを有し、該シェルの開いた端上に緊張して保持される膜を含む第一のドラムヘッドを少なくとも含み、前記シェルが前記膜の中心を垂直に通る中心軸線を定め、前記膜が前記シェルに面する内側表面と前記シェルから離れる方向に向いた外側表面とを有しているドラムであって、
    前記膜の外側表面の周縁領域へ固定される放射方向外方部分と前記外側表面から軸線方向に隔置され前記中心軸線へ向かって開いた環状チャンネルを少なくとも部分的に郭定する放射方向内方部分とを含む環状装着用固定器具と、
    前記環状チャンネル内に少なくとも部分的に受入れられ除去可能に保持される少なくとも一つの減衰要素と
    を含むドラム。
  2. 請求項1の改良されたドラムであって、前記少なくとも一つの減衰要素が前記外側表面に隣接して前記装着用固定器具の前記放射方向内方部分と前記外側表面との間にて保持され、前記ドラムヘッドが叩かれ前記膜の振動を誘起した際に前記膜の初めの軸線方向の運動が前記減衰要素から離れる方向であり、
    これにより前記減衰要素が前記膜の前記初めの軸線方向の運動によって生ずる音の低減をほとんど行なわず、それに続く前記膜の運動により生ずる音の低減を行なうようになっているドラム。
  3. 請求項1の改良されたドラムであって、前記少なくとも一つの減衰要素がフェルト材、フォーム材、不織布、ゴム及び紙からなる群から選択される減衰材料から形成されているドラム。
  4. 請求項1の改良されたドラムであって、前記装着用固定器具の放射方向内方部分が第一の内側直径を有し、前記少なくとも一つの減衰要素が外側直径を有する減衰材料から成るリングを含み、前記外側直径が前記第一の内側直径より大きいドラム。
  5. 請求項4の改良されたドラムであって、前記減衰材料から成るリングが前記第一の内側直径よりも小さい内側直径を有しているドラム。
  6. 請求項4の改良されたドラムであって、前記減衰材料から成るリングが前記第一の内側直径よりも大きい内側直径を有しているドラム。
  7. 請求項1の改良されたドラムであって、前記少なくとも一つの減衰要素が減衰材料からなる弓型セグメントを含んでいるドラム。
  8. 請求項7の改良されたドラムであって、前記減衰材料から成る弓型セグメントが取付手段により前記装着用固定器具へ前記環状チャンネル内に保持されるドラム。
  9. 請求項1の改良されたドラムであって、前記装着用固定器具が、プラスチック、木、金属、紙及び厚紙からなる群から選択される材料で構成されているドラム。
  10. 請求項1の改良されたドラムであって、前記放射方向外方部分及び放射方向内方部分が前記膜に実質的に平行に向けられた実質的に平坦なリングを含んでいるドラム。
  11. 請求項10の改良されたドラムであって、前記放射方向外方及び放射方向内方の部分が前記膜へ実質的に垂直に向けられた環状リングにより接続され、前記環状リングが前記環状チャンネルの放射方向外方の縁を郭定しているドラム。
  12. 請求項11の改良されたドラムであって、前記環状リングが前記装着用固定器具を通る開口部によって割り込まれているドラム。
  13. 請求項1の改良されたドラムであって、前記装着用固定器具がフォーム状テープ、可撓性にかわ、接着性フォーム材及び一時的な接着剤からなる群から選択された接着性材料によって前記膜へ固定されているドラム。
  14. 演奏表面を有するドラムヘッドのための調節可能な減衰システム用の装着用固定器具であって、
    中心軸線に対して放射方向外方部分と、接続された放射方向内方部分とを有する環状装着用固定器具にして、前記放射方向外方部分が、前記ドラムヘッドの演奏表面に前記装着用固定器具を固定するための該放射方向外方部分の底表面上に配置される接着剤を有し、前記放射方向内方部分が、前記中心軸線へ向かって突出し、前記放射方向外方部分から或る軸線方向距離オフセットされ、少なくとも一つの減衰要素を少なくとも部分的に受入れるための環状チャンネルを前記放射方向外方部分の内側にて少なくとも部分的に郭定している環状装着用固定器具を含み、
    調節可能な減衰システムを形成するべく前記環状チャンネル内に少なくとも部分的に受け入れられ除去可能に保持されるよう構成された少なくとも一つの減衰要素と組合され、
    前記装着用固定器具が前記接着剤により前記演奏表面へ装着可能であり、そこに於いて、前記環状チャンネルが前記演奏表面により少なくとも部分的に郭定され、前記減衰要素が前記装着用固定器具により前記演奏表面へ隣接して保持可能となっている装着用固定器具。
  15. 請求項14の装着用固定器具であって、前記接着剤が接着性の被覆されたフォーム材製テープである装着用固定器具。
  16. 請求項1の装着可能な減衰システムであって、前記少なくとも一つの減衰要素がフェルト材、フォーム材、不織布、ゴム及び紙からなる群から選択された減衰材料からなっている減衰システム。
  17. 請求項14の装着用固定器具であって、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリスチレン、セルロース類、ポリカーボネイト類、アクリロニトリル−ブチジエンスチレンコポリマー、ポリエチレン類から成る群から選択される材料から構成される装着用固定器具。
  18. 請求項14の装着用固定器具であって、前記放射方向外方部分及び放射方向内方部分の各々が前記中心軸線に実質的に垂直に向けられた実質的に平坦なリングであり、前記放射方向外方部分と放射方向内方部分とが前記中心軸線に実質的に平行に向けられた環状リングによって接続され、前記環状リングが前記環状チャンネルの放射方向外端を定め、前記外端が第一の直径を有している装着用固定器具。
  19. 請求項18の装着用固定器具であって、前記少なくとも一つの減衰要素が減衰材料のリングを含み、前記リングが前記第一の直径に実質的に等しい第二の直径を有する放射方向外側縁を有している装着用固定器具。
  20. 請求項18の装着用固定器具であって、前記少なくとも一つの減衰要素が取付手段によって前記装着用固定器具へ前記環状チャンネル内に取り外し可能に保持可能である装着用固定器具。
  21. 請求項20の装着用固定器具であって、前記取付手段が、にかわ、テープ、フック及びループファスナー、クリップ、弦、ワイヤ若しくは固定器具と減衰要素とのインターロック部分とからなる群から選択される装着用固定器具。
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