JP2016133310A - タンク付車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】例え作業者が液面位置を目視していなかったとしても、車両近傍にいれば、液体タンクが空又は満量になった際に確実に作業者に報知することができる液位報知装置を備えたタンク付車両を得る。
【解決手段】高圧洗浄車の液位報知装置は、液体タンクの液面位置の上限液位と下限液位とを検知可能なレベル計と、報知ブザー9と、液面位置が上限液位の高さ以上又は下限液位の高さ以下になった場合、報知ブザー9を作動させる報知回路部20と、を備える。
報知回路は、作動中の報知ブザー9を停止可能なブザー停止スイッチ11を有する。液体タンクの液面位置が上限液位以上であることを検出した後に、ブザー停止スイッチが操作されることにより報知ブザー9が停止された場合には、上限液位検出回路の作動が無効にされるとともに、下限液位検出回路の作動が有効な状態に切り換えられる。
【選択図】図5

Description

本発明は、高圧洗浄車、散水車、給水車、タンクローリなど、液体を貯留する液体タンクの液面位置を検出して報知部により作業者に報知する液位報知装置を備えたタンク付車両に関するものである。
従来、タンク付車両としては、例えば特許文献1に記載のように、洗浄水を貯留する液体タンクと、洗浄水を圧送する高圧水ポンプと、圧送された洗浄水を導く放水用ホースと、放水用ホースが巻き付けられたホースリールと、放水用ホースの先端に取り付けられた噴射ノズルとを備えた高圧洗浄車が知られている。この高圧洗浄車は、液体タンク内の液位を検出するレベルセンサが設けられ、液位を検出してブザー等の報知部により作業者に報知する液位報知装置を有している。また、この液位報知装置は、液体タンク内の液位の低下を見逃さないように報知部が作動するようになっている。
特開2013−193507号公報
しかしながら、従来の高圧洗浄車では、レベルセンサが液体タンク内の最低液位の部分に取り付けられているため、液位の低下のみを報知することが可能であって、液体タンク内の満量を報知する手段がなかった。このため、作業者は、液体タンク内を満量にする場合、液面位置を目視する必要があった。
そこで、本発明においては、例え作業者が液面位置を目視していなかったとしても、車両近傍にいれば、液体タンクが空又は満量になった際に確実に作業者に報知することができる液位報知装置を備えたタンク付車両を提供することを目的とする。
(1) 本発明は、液体を貯留する液体タンクの液面位置を検出して報知する液位報知装置を備えたタンク付車両であって、前記液位報知装置は、前記液体タンクの液面位置の上限液位と下限液位とを検知可能なレベル計と、限界報知部と、前記液面位置が上限液位の高さ以上又は下限液位の高さ以下になったことを前記レベル計が検知した場合、前記限界報知部を作動させる報知回路と、を備えていることを特徴とする。
上記(1)の構成によれば、例え作業者が液面位置を目視していなかったとしても、車両近傍にいれば、液体タンクが空又は満量になった際に確実に作業者に報知することができる。
(2) 上記(1)のタンク付車両においては、前記報知回路は、前記液体タンクの液面位置の上限液位以上を検出する上限液位検出回路と、前記液体タンクの液面位置の下限液位以下を検出する下限液位検出回路と、作動中の前記限界報知部を停止可能な停止スイッチと、を有しており、前記上限液位検出回路によって前記液体タンクの液面位置が上限液位以上であることを検出した後に、前記停止スイッチが操作されることにより前記限界報知部が停止された場合には、前記上限液位検出回路の作動が無効にされるとともに、前記下限液位検出回路の作動が有効な状態に切り換えられ、前記下限液位検出回路によって前記液体タンクの液面位置が下限液位以下であることを検出した後に、前記停止スイッチが操作されることにより前記限界報知部が停止された場合には、前記下限液位検出回路の作動が無効にされるとともに、前記上限液位検出回路の作動が有効な状態に切り換えられるものであることが好ましい。
上記(2)の構成によれば、タンクが満量になった際に限界報知部によって満量の報知が行われた場合、停止スイッチが操作されることにより作動中の限界報知部が停止されるとともに、上限液位検出回路が無効にされ、下限液位検出回路を有効な状態に切り換えることができる。また、タンクが空になった際に限界報知部によって空の報知が行われた場合、停止スイッチが操作されることにより作動中の限界報知部が停止されるとともに、下限液位検出回路が無効にされ、上限液位検出回路を有効な状態に切り換えることができる。したがって、特別な切換操作を必要とせずに、次にタンクが満量になった際に確実に限界報知部を作動させることができる。これらにより、液体タンクのオーバフロー、給水のし忘れ、高圧水ポンプの空運転等を防止することができるとともに、作業者の作業性を向上させることができる。
(3) 上記(2)のタンク付車両においては、前記上限液位検出回路が、電源ラインと接続されている第1信号線と、前記第1信号線の途中に設けられ、前記レベル計に内蔵されるとともに前記液体タンクの液面位置が上限液位以上になっていると閉じる第1スイッチと、を有し、前記下限液位検出回路が、電源ラインと接続されている第2信号線と、前記第2信号線の途中に設けられ、前記液体タンクの液面位置が下限液位以下になっていることを前記レベル計が検出した際に閉じる第2スイッチと、を有し、前記停止スイッチは、前記限界報知部と前記第1信号線及び前記第2信号線との間に介設され、
前記停止スイッチが操作されるごとに、前記停止スイッチは、前記第1信号線と前記限界報知部との電気接続、又は前記第2信号線と前記限界報知部との電気接続を、交互に切り換えるものであることが好ましい。
上記(3)の構成によれば、液体タンクが空になったことを示している限界報知部を停止させるために停止スイッチが操作されて、第1信号線と限界報知部とが接続された場合には、上限液位検出回路が有効な状態となる。また、液体タンクが満了になったことを示している限界報知部を停止させるために停止スイッチが操作されて、第2信号線と限界報知部とが接続された場合には、下限液位検出回路が有効な状態となる。したがって、特別な切換操作を必要とせずに、次にタンクが空(満量)になった際に確実に限界報知部を作動させることができる。これらにより、確実に、液体タンクのオーバフロー、給水のし忘れ、高圧水ポンプの空運転等を防止することができるとともに、作業者の作業性を向上させることができる。
本発明の実施の形態における高圧洗浄車の側面図である。 図1の操作盤の正面図である。 図1のタンクの断面側面図である。 図3の背面図である。 図1の高圧洗浄車における報知回路部の電気回路図である。
以下、本発明の実施の形態について図1〜図5に基づいて説明する。なお、本発明の実施の形態においては、タンク付車両の1つとして、高圧洗浄車が例示されている。
図1において、本発明の実施の形態における高圧洗浄車100は、車台1上に、洗浄水を貯留する略直方体状の液体タンクとしてのタンク2と、同じく略直方体状のポンプ室3と、大ホースが巻き付けられる大ホースリール4と、小ホースが巻き付けられる小ホースリール5と、操作盤6とを有した高圧洗浄装置を備えている。
タンク2は、車台1上の前後方向の中央部に設置され、その前方側にポンプ室3が設置されている。ポンプ室3内には、タンク2の洗浄水を圧送するための高圧水ポンプ(図示せず)が収容されている。タンク2の後方側には、大ホースリール4、小ホースリール5及び操作盤6が、鉛直軸回りに旋回自在なターンテーブル7を介して車台1上に設置されている。
また、詳しくは図示しないが、車台1に搭載された動力伝達装置(PTO)は、その駆動軸を介して油圧機器を駆動する油圧ポンプに接続されるとともに、この駆動軸には、駆動プーリを介してVベルトが掛けられ、このVベルトによって高圧水ポンプが駆動されるようになっている。そして、高圧洗浄車100は、この高圧水ポンプを駆動して洗浄水を噴射するように構成されている。
また、高圧洗浄車100は、図2〜図5に示すように、タンク2の液面位置を検出して報知する液位報知装置8を備えている。具体的には、液位報知装置8は、液位を検出するフロート式レベル計22(図3、図4参照)と、範囲報知部としての液位表示ランプ10A、10B、10C、10D(図2参照)と、限界報知部としての報知ブザー9(図5参照)と、これを電気的に制御する電気回路の報知回路部20(図5参照)とを有している。
操作盤6には、図2に示すように、液位表示ランプ10A、10B、10C、10Dと、ブザー停止スイッチ11と、PTOをオン/オフするスイッチ12と、大ホースまたは小ホースからの高圧水の噴出量を操作するアクセルレバー13と、大ホースリール4または小ホースリール5の巻き取り、繰り出し及びそれらの速度調整、並びに停止の操作を行うホース操作レバー14と、アクセルレバー13及びホース操作レバー14により操作する大ホースまたは小ホースを切り換える切換スイッチ15と、大ホースの繰り出し長さの表示及び設定を行う電子カウンタ16と、電子カウンタ16の機能をオン/オフするスイッチ17と、大ホースまたは小ホースから噴出される高圧水の圧力を表示する水圧計18と、エンジンの回転数を表示する回転計19等が設けられている。また、操作盤6及びキャビン1aには、図5に示す電気回路の報知回路部20が設けられている。なお、液位表示ランプ10A、10B、10C、10Dは、タンク2の液量に応じて点灯するようになっており、タンク2が空(下限液位未満)の場合は全て消灯し、タンク2が満量(上限液位以上)の場合は全て点灯するようになっている。また、タンク2が空及び満量の場合は、報知回路部20によって報知ブザー9が作動するようになっている。
図3及び図4に示すように、タンク2の内部には、タンク2の上部から底部近傍にまで垂下される筒体21が設けられ、その筒体21の上部にはレベル検出回路を内蔵した制御部21aが設けられ、筒体21内には、フロート式レベル計22が設けられている。このフロート式レベル計22は、上下方向に延びる柱部22aと、中心孔部にて柱部22aへ上下移動可能に挿通されると共に4段階の液面レベル23A、23B、23C、23Dのそれぞれに対応する位置に配設される4個のフロート22dと、液面レベルに応じて上下移動するフロート22dの移動範囲を制限するように柱部22aに設けられたストッパ部22b、22cと、4段階の液面レベル23A、23B、23C、23Dのそれぞれに対応するように柱部22aの内部に設置され、フロート22dに内蔵された磁石の位置を検出するリードスイッチ24A、24B、24C、24Dと(図5参照)を有している。なお、液面レベル23Aはタンク2の上限液位の液面位置、液面レベル23Bは上限液位より低く23Cより高い液面位置、液面レベル23Cは液面レベル23Bと液面レベル23Dとの中間の液面位置、液面レベル23Dはタンク2の下限液位の液面位置を示している。また、ここで、各リードスイッチ24A、24B、24C、24Dは、信号線を介して操作盤6の各部位と接続されている。そして、いずれかの液面レベル(23A〜23D)のフロート22dがタンク2内の液面変化に応じて僅かに移動した際、その移動したフロート22d内部の磁石の磁力に基づいて対応するリードスイッチ(24A〜24D)の接点が開閉されることにより、タンク2内の液面位置が検出される。そして、タンク2内の液面位置が上記液面レベル23A、23B、23C、23Dのうちのどのあたりにあるのかを、後述する範囲報知部によって報知することが可能となっている。
図5に示すように、高圧洗浄車100の電気回路は、報知回路部20と、大ホースリール4及び小ホースリール5の操作回路部や駆動回路部40とを有しており、符号25は例えばPTOをオン/オフするスイッチ12で通電される電源ライン、符号26はアースラインである。報知回路部20には、電源ライン25とアースライン26との間に、リードスイッチ24A、24B、24C、24Dと、リレースイッチ28、29と、液位表示ランプ10A、10B、10C、10Dと、リレーコイル27と、報知ブザー9と、ブザー停止スイッチ11と、第1信号線30と、第2信号線31とが設けられている。
リードスイッチのうち、上限液位の液面レベル23Aを検知するための符号24Aが本発明における第1スイッチとなる。また、リレースイッチ28はノーマルオープン型であり、リレースイッチ29はノーマルクローズ型である。リレースイッチ29は、本発明における第2スイッチとなる。
リードスイッチ24A、24B、24Cと液位表示ランプ10A、10B、10Cとは、順に、電源ライン25とアースライン26との間において直列に接続されている。リードスイッチ24Dとリレーコイル27とは、直列に接続されており、リードスイッチ24Dの接点が閉じた際には、リレーコイル27は通電し、リレースイッチ28の接点が閉じ、リレースイッチ29の接点が開く制御がされるようになっている。このとき、リレースイッチ28と直列に接続された液位表示ランプ10Dに通電されることになる。一方、リードスイッチ24Dの接点が開いた際には、リレーコイル27には通電されず、リレースイッチ28の接点が開き、リレースイッチ29の接点が閉じる制御がなされるようになっている。このとき、液位表示ランプ10Dには通電されないことになる。
したがって、タンク2内の液面位置が、液面レベル23A以上の場合には全ての液位表示ランプ10A、10B、10C、10Dが点灯し、液面レベル23B以上液面レベル23A未満の場合には液位表示ランプ10B、10C、10Dが点灯し、液面レベル23C以上液面レベル23B未満の場合には液位表示ランプ10C、10Dが点灯し、液面レベル23D以上液面レベル23C未満の場合には液位表示ランプ10Dが点灯することになる。また、液面レベル23D未満の場合には全ての液位表示ランプ10A、10B、10C、10Dが消灯する。
ブザー停止スイッチ11は、切換型のものが用いられ、(1)報知ブザー9と、リードスイッチ24Aと液位表示ランプ10Aとの間に一端が電気的に接続されている第1信号線30とを接続するか、または、(2)報知ブザー9と、リレースイッチ29を介して電源ライン25と接続可能な第2信号線31とを接続するか、を排他的に選択可能となっている。報知ブザー9と第1信号線30とがブザー停止スイッチ11を介して接続されている場合、リードスイッチ24Aは、報知ブザー9と接続されている。そして、タンク2の液位が液面レベル23A以上になった場合には、リードスイッチ24Aの接点が閉じ、液位表示ランプ10A及び報知ブザー9に通電されることになる。よって、第1信号線30は、タンク2の満量(上限液位以上)を検知することに使用されるものである。また、報知ブザー9と第2信号線31とがブザー停止スイッチ11を介して接続されている場合、リレースイッチ29は、報知ブザー9と接続されている。そして、タンク2の液位が液面レベル23D未満になった場合には、リードスイッチ24Dの接点が開くので、リレーコイル27には通電されず、リレースイッチ28の接点が開くとともに、リレースイッチ29の接点が閉じるので、液位表示ランプ10Dには通電されず、報知ブザー9に通電されることになる。よって、第2信号線31は、タンク2の空(下限液位未満)を検知することに使用されるものである。
次に、図5を用いて、液位報知装置8の作動について説明する。
初期状態においては、タンク2は空の状態であって、図5に示すように、報知ブザー9と第1信号線30とが接続されているとともに、報知ブザー9の作動が停止されている状態とする。初期状態から、タンク2に液体を入れて液面上昇させる場合、液面下限液位である液面レベル23D以上となると、液面レベル23Dの位置のフロート22dが僅かに上へ移動してリードスイッチ24Dの接点が閉じるとともにリレースイッチ28の接点が閉じ、リレースイッチ29の接点が開き、液位表示ランプ10Dに通電する。よって、液位表示ランプ10Dが点灯する。その後、上昇する液面変化に応じて、液面レベル23Cの位置のフロート22d、液面レベル23Bの位置のフロート22dが順に僅かに上へ移動し、各リードスイッチ24C、24Bの接点が閉じて通電するので、各液位表示ランプ10C、10Bが点灯する。そして、上昇する液面変化に応じて、液面がタンク2の上限液位である液面レベル23A以上となると液面レベル23Aの位置のフロート22dが僅かに上へ移動し、リードスイッチ24Aの接点が閉じて通電するので、液位表示ランプ10Aが点灯するとともに報知ブザー9が作動する。このとき、作業者が報知を確認して、操作盤6のブザー停止スイッチ11を操作することにより、報知ブザー9のブザー音出力動作が停止するとともに、報知ブザー9と第2信号線31とが接続される。これにより、次にタンク2が空になった際における報知ブザー9の作動が可能となる。
一方、満量のタンク2の水を消費するなどして、タンク2の液面位置が下降していく場合、低下する液面変化に応じて、各リードスイッチ24A、24B、24Cの接点が開くとともに各液位表示ランプ10A、10B、10Cが消灯する。そして、液面が下限液位である液面レベル23D未満となると、液面レベル23Dの位置のフロート22dが僅かに下に移動してリードスイッチ24Dの接点が開くとともにリレースイッチ28の接点が開き、リレースイッチ29の接点が閉じることになる。よって、液位表示ランプ10Dは通電が遮断されて消灯し、報知ブザー9が作動することになる。このとき、作業者が報知を確認して、操作盤6のブザー停止スイッチ11を操作することにより、報知ブザー9のブザー音出力動作が停止するとともに、報知ブザー9と第1信号線30とが接続される。これにより、次にタンク2が満量になった際における報知ブザー9の作動が可能となる。
つまり、タンク2が満量(空)になって液位表示ランプ10A、10B、10C、10D及び報知ブザー9による満量(空)の報知が行われた場合、作業者が操作盤6のブザー停止スイッチ11の操作によりブザー音を消すと、ブザー停止スイッチ11が、満量検知する第1信号線30と空検知する第2信号線31とのいずれか一方に切り換わることにより、次にタンク2が空(満量)になった際における報知ブザー9の作動が可能となっている。
以上のように、本実施の形態における液位報知装置8を備えた高圧洗浄車100では、操作盤6の液位表示ランプ10A、10B、10C、10Dにより、タンク2の液量を容易に確認することができるとともに、例え作業者が液面位置を目視していなかったとしても、高圧洗浄車100近傍にいれば、タンク2が満量になった際に確実に作業者に報知することができる。また、タンク2が満量(空)になった場合に、確実に液位表示ランプ10A、10B、10C、10D及び報知ブザー9が作動し、操作盤6のブザー停止スイッチ11の操作によりブザー音を消すことができる。さらに、このブザー音を消すためのブザー停止スイッチ11の操作は、上述したように、次にタンク2が空(満量)になったときに、特別な切換操作を必要とせずに報知ブザー9を作動させ、常に確実に報知するようにするものでもある。このため、タンク2のオーバフロー、給水のし忘れ、高圧水ポンプの空運転等を防止することができ、また作業者の作業性を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、タンク付車両は、高圧洗浄車100としたが、散水車、給水車、タンクローリなど液体タンクを有する車両であれば特に限定されない。このため、液体も、水、オイルなど特に限定されない。
また、上記実施の形態では、フロート式レベル計22を用いてタンク2内の液面位置を検出したが、これに限られず、どのようなレベル計であってもよい。
1 車台
1a キャビン
2 タンク
3 ポンプ室
4 大ホースリール
5 小ホースリール
6 操作盤
7 ターンテーブル
8 液位報知装置
9 報知ブザー
10A、10B、10C、10D 液位表示ランプ
11 ブザー停止スイッチ
12 スイッチ
13 アクセルレバー
14 ホース操作レバー
15 切換スイッチ
16 電子カウンタ
17 スイッチ
18 水圧計
19 回転計
20 報知回路部
21 筒体
22 フロート式レベル計
23A、23B、23C、23D 液面レベル
24A リードスイッチ(第1スイッチ)
24B、24C、24D リードスイッチ
25 電源ライン
26 アースライン
27 リレーコイル
28 リレースイッチ
29 リレースイッチ(第2スイッチ)
30 第1信号線
31 第2信号線
40 操作回路部
41 駆動回路部
100 高圧洗浄車

Claims (3)

  1. 液体を貯留する液体タンクの液面位置を検出して報知する液位報知装置を備えたタンク付車両であって、
    前記液位報知装置は、
    前記液体タンクの液面位置の上限液位と下限液位とを検知可能なレベル計と、
    限界報知部と、
    前記液面位置が上限液位の高さ以上又は下限液位の高さ以下になった場合、前記限界報知部を作動させる報知回路と、
    を備えていることを特徴とするタンク付車両。
  2. 前記報知回路は、
    前記液体タンクの液面位置の上限液位以上を検出する上限液位検出回路と、
    前記液体タンクの液面位置の下限液位以下を検出する下限液位検出回路と、
    作動中の前記限界報知部を停止可能な停止スイッチと、を有しており、
    前記上限液位検出回路によって前記液体タンクの液面位置が上限液位以上であることを検出した後に、前記停止スイッチが操作されることにより前記限界報知部が停止された場合には、前記上限液位検出回路の作動が無効にされるとともに、前記下限液位検出回路の作動が有効な状態に切り換えられ、
    前記下限液位検出回路によって前記液体タンクの液面位置が下限液位以下であることを検出した後に、前記停止スイッチが操作されることにより前記限界報知部が停止された場合には、前記下限液位検出回路の作動が無効にされるとともに、前記上限液位検出回路の作動が有効な状態に切り換えられるものであることを特徴とする請求項1に記載のタンク付車両。
  3. 前記上限液位検出回路が、
    電源ラインと接続されている第1信号線と、
    前記第1信号線の途中に設けられ、前記液体タンクの液面位置が上限液位以上になっていることを前記レベル計が検出した際に閉じる第1スイッチと、を有し、
    前記下限液位検出回路が、
    電源ラインと接続されている第2信号線と、
    前記第2信号線の途中に設けられ、前記液体タンクの液面位置が下限液位以下になっていることを前記レベル計が検出した際に閉じる第2スイッチと、を有し、
    前記停止スイッチは、前記限界報知部と前記第1信号線及び前記第2信号線との間に介設され、
    前記停止スイッチが操作されるごとに、前記停止スイッチは、前記第1信号線と前記限界報知部との電気接続、又は前記第2信号線と前記限界報知部との電気接続を、交互に切り換えることを特徴とする請求項2に記載のタンク付車両。
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