JPH1048026A - 液面測定装置 - Google Patents

液面測定装置

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JPH1048026A
JPH1048026A JP22452196A JP22452196A JPH1048026A JP H1048026 A JPH1048026 A JP H1048026A JP 22452196 A JP22452196 A JP 22452196A JP 22452196 A JP22452196 A JP 22452196A JP H1048026 A JPH1048026 A JP H1048026A
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resistance
circuit
liquid
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JP22452196A
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English (en)
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Sazaburo Natsume
左三郎 夏目
Akira Mochida
明 持田
Mitsuo Takahashi
光夫 高橋
Toru Hirasawa
亨 平澤
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NIPPON DENPA KK
Tokico Yuki Ltd
Original Assignee
NIPPON DENPA KK
Tokico Yuki Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液面測定装置において、簡単な回路構成で液
面検出スイッチによって定められた液面の高さを検出で
き、地下タンクの漏洩検知、残量計測等に用いることが
できる。 【解決手段】 地下タンク毎に漏洩検知器7A〜7Nを
配設し、漏洩検知器7A〜7N内には常開接点の液面検
出スイッチ10A〜10Nを設ける。この液面検出スイ
ッチ10は地下タンクの検知空間内に液体が溜ると閉成
する。また、抵抗値の異なる検出抵抗22A〜22Nを
直列接続して抵抗回路21を構成し、該検出抵抗22A
〜22Nと液面検出スイッチ10A〜10Nとをそれぞ
れ並列に接続する。これにより、例えば、液面検出スイ
ッチ10Aが洩れにより閉成すると、検出抵抗22Aは
短絡され、低下した抵抗値から閉成した液面検出スイッ
チ10Aが設けられた洩れたタンクを検知できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばガソリン給
油所等の貯液タンクから液体が漏洩したか否かを検知す
る漏洩検知装置、または貯液タンク内の液体の残量を計
測する残量計測装置等に用いて好適な液面測定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガソリン給油所等においては、
鉄等の剛性材料により円筒状の密閉容器として形成され
た複数の貯液タンク(地下タンク)を給油所の地下に埋
設し、これらの地下タンク内にガソリン、軽油、灯油等
の油液を別個に貯留するようにしている。
【0003】ところで、ガソリン等の液体は危険物であ
るため、液体の漏洩等に対して特別の対策を施すことが
義務付けられており、例えば地下タンクの周囲をコンク
リート製の枠体等で取囲む所謂コンクリートピット式等
が採用されている。
【0004】しかし、このコンクリートピット式では、
給油所等の地下に地下タンクを埋設するに先立って、コ
ンクリート製の枠体等を頑丈な構造に組上げる必要があ
り、地下タンクの埋設に多大な労力と時間を費やすとい
う欠点がある。そこで、例えば特開平6−345186
号公報等では、地下タンクの埋設作業等を簡略化するた
めに、前記地下タンクを二重構造にすることが提案され
ている。
【0005】ここで、図11ないし図14に従来技術に
よる漏洩検知装置を備えた給油所について説明する。
【0006】図において、1は給油所を示し、該給油所
1の地下には複数個(例えば、n個)の地下タンク2
A,2B,…,2N(全体として、地下タンク2とい
う)が埋設され、該地下タンク2A〜2Nは、内殻3A
〜3N(全体として、内殻3という)と、該内殻3A〜
3Nを囲繞するように設けられた外殻4A〜4N(全体
として、外殻4という)と、該外殻4A〜4Nと内殻3
A〜3Nとの間にそれぞれ画成された検知空間5A〜5
N(全体として、検知空間5という)とから構成され、
前記内殻3A〜3N内には上下方向に貫通する漏洩検知
管6A〜6N(全体として、漏洩検知管6という)がそ
れぞれ貫通して設けられ、該漏洩検知管6A〜6Nの下
側には漏洩検知器7A〜7N(全体として、漏洩検知器
7という)が配設されている。
【0007】ここで、前記地下タンク2は、図12に示
すように、例えばガソリン等の液体を内部に収容しタン
ク本体を構成する内殻3と、該内殻3を囲繞するように
該内殻3の少なくとも底部側を囲繞するように内殻3の
外側に配設された外殻4とから二重殻構造をなすタンク
として形成されている。そして、該地下タンク2の内殻
3は、例えば鋼鉄等の高鋼性材料からなる複数枚の板材
を溶接(製缶)することにより、横置き型の円筒状密閉
器として形成され、該内殻3の上部側には漏洩検知管6
と共に、注液管と吸液管(いずれも図示せず)等が上向
きに突出して設けられている。
【0008】また、前記外殻4は、例えば繊維強化プラ
スチック(FRP)等により、内殻3の外形状に対向し
た容器として形成されている。そして、外殻4は内殻3
との間に液体の漏洩を検知するための検知空間5を画成
し、該検知空間5は内殻3の周囲を、例えば0.1mm
程度の微小空隙をもって取囲む構成となっている。
【0009】さらに、前記漏洩検知管6は鋼製の金属パ
イプ等によって形成され、その下端側は検知空間5に連
通している。また、漏洩検知管6内は後述の漏洩検知器
7が挿通する挿通穴となり、内殻3に対して完全に遮断
される構成となっている。
【0010】一方、前記漏洩検知器7は、図13に示す
ように、漏洩検知管6内を上下方向に延びるように該漏
洩検知管6内に支持板8を介して配設され、樹脂材料に
より筒状に形成されたセンサロッド9と、該センサロッ
ド9の下端側に設けられた常開接点の液面検出スイッチ
10と、該液面検出スイッチ10の外周側に位置して、
当該センサロッド9に対して相対変位可能に取付けられ
た環状のマグネット11を有するフロート12とから大
略構成されている。また、前記液面検出スイッチ10
は、マグネット11が接近,離間することにより、閉
成,開成するようになっている。なお、液面検出スイッ
チ10はリード線13を介して外部(後述する給油所事
務室14内)に設けられた後述の本安バリア回路19を
介して制御装置15に接続されている。
【0011】即ち、内殻3または外殻4に損傷や亀裂等
が生じて内殻3内の油液が検知空間5内に漏洩したり、
外殻4の外側から地下水や雨水等が検知空間5内に浸入
したときに、これらの液体(油液、地下水または雨水)
が検知空間5内に溜ると、この液体中でフロート12が
図13の二点鎖線の位置L−Lまで浮き上がることによ
り、マグネット11が液面検出スイッチ10に接近す
る。この結果、液面検出スイッチ10が閉成し、液体の
漏洩を検知して液面検出スイッチ10が閉成したことを
リード線13を介して制御装置15に出力する。
【0012】14は給油所1上に立設された給油所事務
室、15は該給油所事務室14内に配設された制御装置
を示し、該制御装置15は、マイクロコンピュータ等に
より構成され、図14に示すように、漏洩検知プログラ
ム(図示せず)を有する記憶回路15Aを備え、当該制
御装置15の入力側には設定スイッチ16と後述の本安
バリア回路19A〜19N等が接続され、出力側には表
示器17、警報器18等が接続されている。
【0013】19A,19B,…,19Nは本質安全防
爆回路によって構成された本安バリア回路で、該本安バ
リア回路19A〜19N(全体として、本安バリア回路
19という)は、例えば本安トランス、本安抵抗、ツェ
ナーダイオードまたは光学素子(いずれも図示せず)等
から構成され、液面検出スイッチ10側に供給される電
力が着火エネルギよりも大きくなるのを抑える回路構成
となっている。また、該本安バリア回路19は、地下タ
ンク2から離れた安全な場所となる給油所事務室14内
に設けられ、本安バリア回路19Aは地下タンク2Aに
配設された漏洩検知器7Aにリード線13を介して接続
され、本安バリア回路19Bは地下タンク2Bに配設さ
れた漏洩検知器7Bにリード線13を介して接続され、
順次本安バリア回路19と漏洩検知器7とはリード線1
3を介してそれぞれ1対1に接続されている。
【0014】なお、20,20は給油所1上に配設され
た固定型の計量機で、該各計量機20は図示しない吸液
管を介して内殻3に接続され、ガソリン等の液体を車両
に供給するときには、該計量機20に付設したポンプ
(図示せず)を介して内殻3内から液体を吸上げる構成
となっている。
【0015】このように構成される従来技術の漏洩検知
装置においては、検知空間5内に液体が浸入してフロー
ト12が浮き上がって液面検出スイッチ10が閉成した
ときには、該液面検出スイッチ10による閉成信号は本
安バリア回路19を介して制御装置15に入力される。
ここで、制御装置15では、入力された信号に基づい
て、どの地下タンク2に配設した漏洩検知器7からの信
号であるかを判定し、例えば地下タンク2Aであった場
合には、表示器17中の地下タンク2Aの漏洩を示すモ
ニタを表示すると共に、警報器18を鳴らして地下タン
ク2Aの漏洩を報知するようになっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による漏洩検知装置では、地下タンク2A〜2N
に配設した漏洩検知器7A〜7N毎に、該漏洩検知器7
A〜7Nと離間した安全場所(給油所事務室14)にそ
れぞれ本安バリア回路19A〜19Nを設けているか
ら、例えば4基の地下タンク2を備えた給油所1にあっ
ては、地下タンク2毎に漏洩検知器7を備えてなる4チ
ャンネルの漏洩検知装置が必要となり、安全場所に設け
た本安バリア回路19も4個必要になる。このため、本
安バリア回路19の個数が多くなって高価になるばかり
でなく、該本安バリア回路19が収容されるパネルが大
きくなり、占有面積が嵩張るという問題がある。
【0017】また、リード線13においても、漏洩検知
器7と本安バリア回路19とを個々に接続しているか
ら、該リード線13の長さが長くなりコスト高になると
いう問題がある。
【0018】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は簡単な回路構成で複数の液面高
さの測定を行うことのできる液面測定装置を提供するこ
とを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明による液面測定装置は、油液を
貯溜する貯液タンクと、該貯液タンクに関連した液面を
検出し、予め定められた液面高さになったときに閉成ま
たは開成させる複数個の液面検出スイッチと、抵抗値の
異なる複数個の検出抵抗を直列接続することにより形成
され、該各検出抵抗に前記液面検出スイッチをそれぞれ
並列に接続してなる検出抵抗と、該検出抵抗を構成する
各検出抵抗の抵抗値により、前記各液面検出スイッチの
うちいずれかの液面検出スイッチが閉成または開成した
かを判定するスイッチ判定手段とから構成したことにあ
る。
【0020】これにより、例えば複数個の液面検出スイ
ッチのうちいずれかの液面検出スイッチが開成したとき
には、抵抗回路を構成する各検出抵抗のうち、該液面検
出スイッチが並列接続された検出抵抗が短絡されるか
ら、スイッチ判定手段では、抵抗回路の直列抵抗値が変
化し、どの液面検出スイッチが閉成したかを判定でき、
液面高さを計測できる。
【0021】請求項2の発明では、抵抗回路を構成する
各検出抵抗を、等比級数の関係になるように抵抗値を設
定したことにある。
【0022】これにより、抵抗回路を構成する検出抵抗
の個々の抵抗値を異ならしめるだけでなく、2個の直列
抵抗値、3個の直列抵抗値またはこれ以上の抵抗値は必
ず異なる値になるから、複数個の液面検出スイッチが閉
成または開成した場合でも、それらの液面検出スイッチ
を同時に判定することができる。
【0023】請求項3の発明では、抵抗回路の両端に単
一の本質安全回路を接続したことにある。
【0024】これにより、各液面検出スイッチに供給さ
れる電力が大きくなるのを抑えることができ、しかも各
液面検出スイッチと検出抵抗がそれぞれ並列接続されて
いるから、各液面検出スイッチに本質安全回路を個々に
接続することなく、抵抗回路の両端に単一の本質安全回
路を接続するだけでよく、しかも抵抗回路と本質安全回
路を給油所事務室等の非危険場所に設けておくことによ
り、配線を簡略化できる。
【0025】請求項4の発明では、貯液タンクを内殻と
外殻との間に検知空間が画成される二重殻構造となる複
数個の貯液タンクにより構成し、前記各液面検出スイッ
チを該各貯液タンクの検知空間内にそれぞれ配設したこ
とにある。
【0026】これにより、ある貯液タンクの検知空間内
の液体が予め定められた液面高さになったときに、例え
ば液面検出スイッチが閉成したとすると、抵抗回路の各
検出抵抗のうち閉成した液面検出スイッチが並列接続さ
れた検出抵抗だけが短絡され、抵抗回路の直列抵抗値か
らこの検出抵抗の抵抗値分だけ低下する。そして、スイ
ッチ判定手段では、この直列抵抗値の変化から、変化し
た抵抗値分に相当する検出抵抗が並列接続された貯液タ
ンクを漏洩タンクであるとして検知できる。
【0027】請求項5の発明では、各液面検出スイッチ
を、貯液タンク内の高さ方向に順次配設したことにあ
る。
【0028】これにより、貯液タンク内の液面がある液
面検出スイッチで検出されたときに、例えば液面検出ス
イッチが閉成したとすると、このとき抵抗回路を構成す
る各検出抵抗のうち閉成した液面検出スイッチが並列接
続された検出抵抗だけが短絡され、抵抗回路の直列抵抗
値からこの抵抗値分だけ低下する。そして、スイッチ判
定手段では、直列抵抗値の変化から、変化した抵抗値分
に相当する検出抵抗が並列接続された液面検出スイッチ
による液面高さを貯液タンク内の残量として計測でき
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態を
図1ないし図8に示す添付図面に従って詳細に説明す
る。なお、実施例では前述した従来技術と同一の構成要
素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。
【0030】まず、図1ないし図4は本発明による第1
の実施例を示すに、本実施例では液面測定装置を地下タ
ンクの漏洩検知装置に用いた場合を例に挙げて述べる。
【0031】図中、21は例えば給油所事務室14等の
非危険場所に設けられた抵抗回路を示し、該抵抗回路2
1は後述する検出抵抗22A〜22Nを直列接続するこ
とにより構成したもので、検出抵抗22A〜22Nには
それぞれ液面検出スイッチ10A〜10Nが並列接続さ
れている。なお、抵抗回路21を構成する検出抵抗22
A〜22Nの合計抵抗値が真の直列抵抗値R0 となる。
【0032】22A,22B,…,22Nは抵抗回路2
1を構成する検出抵抗で、該検出抵抗22Aは抵抗値R
1 を有し、該検出抵抗22Aは地下タンク2Aに配設さ
れた漏洩検知器7Aの液面検出スイッチ10Aに並列接
続されている。また、検出抵抗22Bは抵抗値R2 を有
し、該検出抵抗22Bは地下タンク2Bに配設された漏
洩検知器7Bの液面検出スイッチ10Bに並列接続され
ている。このように、検出抵抗22A〜22Nはそれぞ
れ対応した地下タンク2に配設された漏洩検知器7の液
面検出スイッチ10に並列接続され、しかも検出抵抗2
2A〜22Nの抵抗値Rは等比級数の関係になってい
る。例えば、一般的に等比級数の初項を1Ω、公比を2
Ωとしたときには、R1 =1,R2 =2,R3 =4,R
4 =8,…,RN =2N-1 となる。
【0033】ここで、例えば地下タンク2Aに洩れがあ
ったときには、漏洩検知器7Aの液面検出スイッチ10
Aが閉成するから、該液面検出スイッチ10Aに並列接
続された検出抵抗22Aは短絡され、抵抗回路21の直
列抵抗値R0 は抵抗値R1 だけ低下した抵抗値Rとな
る。
【0034】23は例えば給油所事務室14内に設けら
れた本質安全防爆回路からなる本安バリア回路で、該本
安バリア回路23は、例えば本安トランス、本安抵抗、
ツェナーダイオードまたは光学素子(いずれも図示せ
ず)等から構成され、液面検出スイッチ10側に供給さ
れる電力が着火エネルギよりも大きくなるのを抑える回
路構成となっている。また、該本安バリア回路23は、
前記抵抗回路21の両端に接続されている。
【0035】24は給油所事務室14内に設けられた制
御装置を示し、該制御装置24はマイクロコンピュータ
等により構成され記憶エリア24A内には、図2に示す
漏洩検知プログラムと図3に示す例えば地下タンク2が
4個の場合の特性マップ25が記憶格納されている。ま
た、該制御装置24の入力側には設定スイッチ16と単
一の本安バリア回路23等が接続され、出力側には表示
器17と警報器18等が接続されている。さらに、前記
設定スイッチ16はキーボード等から構成されると共
に、設定スイッチ16には警報停止スイッチ、表示停止
スイッチ等も載置されている。また、前記表示器17に
は漏洩タンクを指定するモニタが設けられている。
【0036】ここで、抵抗回路21、本安バリア回路2
3および制御装置24は非危険場所となる給油所事務室
14に設けられており、漏洩検知器7A〜7Nの2本の
リード線は地下タンク2A〜2Nからおのおの対応する
検出抵抗22A〜22Nに接続されている。
【0037】次に、漏洩検知器7と抵抗回路21との関
係について説明するに、該漏洩検知器7は、前述した如
く、内殻3または外殻4に損傷や亀裂等が生じて内殻3
内の液体が検知空間5内に漏洩したり、外殻4の外側か
ら地下水や雨水等が検知空間5内に浸入し所定の液面高
さまでフロート12が浮上がることにより、液面検出ス
イッチ10を閉成する。
【0038】このとき、本実施例による抵抗回路21で
は、閉成された漏洩検知器7が接続された検出抵抗22
が短絡され、抵抗回路21の直列抵抗値R0 からは検出
抵抗22の抵抗値だけ低下した抵抗値Rとなり、この抵
抗値Rを本安バリア回路23を介して制御装置24に入
力するようになっている。
【0039】次に、図2に示す漏洩検知プログラムに基
づいて説明するに、まずステップ1では、本安バリア回
路23を介して抵抗回路21の両端電圧から直列抵抗値
Rinを読込み、ステップ2では読込んだ抵抗値Rinが真
の直列抵抗値R0 よりも低下したか否かを判定し、「N
O」と判定した場合には、抵抗回路21の直列抵抗値R
inは変化していない、即ちいずれの液面検出スイッチ1
0も閉成されていないから、地下タンク2に漏洩が発生
していないとして、ステップ1と2の処理を繰り返す。
【0040】一方、ステップ2で「YES」と判定した
場合には、いずれかの液面検出スイッチ10が閉成して
いるとして、ステップ3に移る。ステップ3では、真の
直列抵抗値R0 から直列抵抗値Rinを減算して低下した
抵抗差Rを算出し、ステップ4では、算出した抵抗差R
から特性マップ25を参照して抵抗差Rに対応した地下
タンク2を漏洩タンクとして選択する。例えば、抵抗差
RがR1 のときには漏洩タンクを地下タンク2Aとして
選択し、抵抗差RがR1 +R2 のときには漏洩タンクを
地下タンク2A,2Bとして選択する。
【0041】次に、ステップ5ではステップ4で選択さ
れた漏洩タンクを、表示器17により表示すると共に警
報器18によって警報を行う。ここで、この警報に給油
所管理者が気づいて認識したときには、設定スイッチ1
6のうち警報停止スイッチが操作するから、ステップ6
では警報停止スイッチが操作の有無を判定し、給油所管
理者がこの警報を確認するまでステップ6で待機する。
【0042】ステップ6で「YES」と判定した場合に
は、ステップ7に移って警報器18の警報を停止し、ス
テップ8で漏洩タンクの修理を行う。
【0043】次の、ステップ9では、設定スイッチ16
のうちが表示停止スイッチ操作されたか否かを判定し、
漏洩タンクの修理が終了して管理者が表示停止スイッチ
を操作するまで待機する。
【0044】さらに、ステップ10では、抵抗回路21
の直列抵抗値Rinを再び読込み、ステップ11では読込
んだ抵抗値Rinが真の直列抵抗値R0 に等しいか否かを
判定し、「NO」と判定した場合には、漏洩タンクの修
理が確実に行われていないか、他の地下タンク2に漏洩
が発生しているかのいずれかの場合であるから、ステッ
プ3に戻りステップ3以降の漏洩タンク選択処理を繰返
す。
【0045】一方、ステップ11で「YES」と判定し
た場合には、漏洩タンクの修理が完了し、全ての漏洩検
知器7の液面検出スイッチ10が開成となって、どの地
下タンク2にも漏洩が発生していないから、ステップ1
2に移り、表示器17の警報表示を停止する。
【0046】然るに、本実施例による地下タンクの漏洩
検知装置では、地下タンク2毎に漏洩検知器7を設け、
該各漏洩検知器7と抵抗回路21を構成する各検出抵抗
22とをそれぞれ並列接続する。そして、該抵抗回路2
1の両端を単一の本安バリア回路23を介して制御装置
24に接続するようにしたから、地下タンク2が漏洩し
たときには、該地下タンク2に配設された漏洩検知器7
の液面検出スイッチ10が閉成し、抵抗回路21におい
て該液面検出スイッチ10に並列接続された検出抵抗2
2が短絡され、直列抵抗値R0 が低下する。
【0047】従って、制御装置24では、この低下した
抵抗差Rから漏洩タンクを選択し、簡単な回路構成によ
って地下タンクの漏洩検知を行うことができる。
【0048】また、給油所事務室14内に抵抗回路2
1、本安バリア回路23および制御装置24を設け、前
記抵抗回路21の両端は単一の本安バリア回路23を介
して制御装置24に接続しているから、従来技術のよう
に漏洩検知器7毎に本安バリア回路を接続する必要がな
く、コスト低減を図ることができると共に、本安バリア
回路23が収容されるパネルを小さくでき、その占有面
積を小さくできる。
【0049】さらに、前記各検出抵抗22の抵抗値を等
比級数の関係になるように設定したから、例えば、特性
マップ25に示すように、4個の地下タンクに対して組
合わされる抵抗差Rの値は組合せとして15通りであっ
ても、いずれも異なる値となる。これにより、抵抗差R
はどのような組合せてあっても異なる値となり、漏洩タ
ンクが複数個であってもそれら漏洩タンクの検知を行う
ことができる。
【0050】しかも、本実施例では、複数個の地下タン
ク2のうち漏洩タンクを選択するために必要な電気回路
は、抵抗回路21を構成する各検出抵抗22に漏洩検知
器7(液面検出スイッチ10)をそれぞれ並列接続する
だけでよい。このため、従来技術のように漏洩検知器7
と制御装置15とを複数本のリード線で本安バリア回路
19を介してそれぞれ接続することなく、抵抗回路21
と制御装置24とを単一の本安バリア回路23を介して
接続するだけでよく、配線の簡易化を大幅に図ることが
できる。
【0051】なお、前記第1の実施例では、抵抗回路2
1を構成する検出抵抗として液面検出スイッチ10A,
10B,…,10N毎に抵抗回路21を構成する検出抵
抗22A,22B,…,22Nをそれぞれ並列接続した
が、本発明では検出抵抗22A〜22Nを本安バリア回
路23に近接させて配置する必要はなく、図4の変形例
に示すように、検出抵抗22A〜22Nを各地下タンク
2の近傍または液面検出スイッチ10A〜10Nの両側
端子に直接接続して抵抗回路21を構成してもよく、こ
の場合には、本安バリア回路23から延びる2本のリー
ド線のみタンク2側に設けた検出抵抗22に接続すれば
よく、各々の漏洩検知器7のリード線を長くする必要が
ないから、第1の実施例よりも配管配線等の工事費用を
低減することができる。
【0052】次に、図5ないし図8は本発明による第2
の実施例を示すに、本実施例では液面測定装置を地下タ
ンクの残量計測装置に用いた場合を例に挙げて述べる。
なお、本実施例では、前述した第1の実施例と同一の構
成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものと
する。
【0053】図中、31は給油所、32は該給油所31
の地下に埋設された地下タンクを示し、該地下タンク3
2内には後述する残量検出器33が配設されている。
【0054】33は残量検出器を示し、該残量検出器3
3は、地下タンク32内を上下に貫通するように配設さ
れた筒状のセンサロッド34と、該センサロッド34内
の上側から下側に向けて順次に配設され、常開接点で構
成された例えば5個の液面検出スイッチ35A,35
B,35C,35D,35E(全体として、液面検出ス
イッチ35という)と、センサロッド34の外周側に位
置して、該センサロッド34に対して相対変位可能に取
付けられた環状のマグネット36を有するフロート37
とから大略構成されている。また、前記液面検出スイッ
チ35A〜35Eは、マグネット36が接近,離間する
ことにより、順次閉成,開成するようになっている。
【0055】38は給油所31上に立設された給油所事
務室、39は該給油所事務室38内に配設された制御装
置をそれぞれ示し、該制御装置39は、マイクロコンピ
ュータ等により構成され、図6に示すように、図7に示
す残量計測プログラムと図8に示す特性マップ40を有
する記憶回路39Aを備え、当該制御装置39の入力側
には設定スイッチ16と後述する単一の本安バリア回路
43等が接続され、出力側には表示器17、警報器18
等が接続されている。
【0056】41は非危険場所となる給油所事務室38
に設けられた抵抗回路を示し、該抵抗回路41は後述の
検出抵抗42A〜42Eを直列接続することにより構成
したもので、検出抵抗42A〜42Eには前記液面検出
スイッチ35A〜35Nがそれぞれ並列接続されてい
る。なお、抵抗回路41を構成する検出抵抗42A〜4
2Eの合計抵抗値が真の直列抵抗値R0 となっている。
【0057】42A,42B,42C,42D,42E
は抵抗回路41を構成する検出抵抗で、該検出抵抗42
Aは抵抗値RA を有してセンサロッド34の上側に配設
された液面検出スイッチ35Aに並列接続され、検出抵
抗42Bは抵抗値RB を有して液面検出スイッチ35A
の下側に位置した液面検出スイッチ35Bに並列接続さ
れている。このように、他の検出抵抗42C,41D,
41Eはそれぞれ対応した他の液面検出スイッチ35
C,35D,35Eに並列接続され、しかも検出抵抗4
2A〜41Eの各抵抗値Rは等比級数の関係となってい
るから、各々異なった抵抗値となる。
【0058】ここで、例えば地下タンク32内が図5に
示す液面高さにあったときには、残量検出器33の液面
検出スイッチ35Bがマグネット36により閉成し、該
液面検出スイッチ35Bに並列接続された検出抵抗42
Bは短絡され、抵抗回路41の直列抵抗値R0 は抵抗値
RB だけ低下した抵抗値Rとなる。
【0059】43は給油所事務室38に設けられた本質
安全防爆回路からなる本安バリア回路で、該本安バリア
回路43は、例えば本安トランス、本安抵抗、ツェナー
ダイオードまたは光学素子(いずれも図示せず)等から
構成され、液面検出スイッチ35側に供給される電力が
着火エネルギよりも大きくなるのを抑える回路構成とな
っている。また、該本安バリア回路43は、前記抵抗回
路41の両端に接続されている。
【0060】次に、図6に示す残量計測プログラムに基
づいて説明するに、ステップ22では、本安バリア回路
43を介して抵抗回路41の両端電圧から直列抵抗値R
inを読込み、ステップ22では真の直列抵抗値R0 から
直列抵抗値Rinを減算して低下した抵抗差Rを算出し、
ステップ23では、算出した抵抗差Rから特性マップ4
0を参照して抵抗差Rに対応した液体の残量(残量)を
選択する。例えば、抵抗差RがRA のときには残量10
0%を選択し、抵抗差RがRD のときには残量25%を
選択する。
【0061】次に、ステップ24ではステップ3で選択
された残量を、表示器17により残量25%を表示す
る。一方、抵抗差RがRE の場合には、地下タンク32
内の液体が殆どなくなっているから、警報器18によっ
て地下タンク32内に液体の少ないことを警報を行う。
さらに、ステップ25ではリターンされる。
【0062】然るに、本実施例による地下タンクの残量
計測装置では、地下タンク32に残量検出器33を設
け、該残量検出器33の各液面検出スイッチ35と抵抗
回路41を構成する各検出抵抗42とをそれぞれ並列接
続する。そして、該抵抗回路41の両端を単一の本安バ
リア回路43を介して制御装置39に接続するようにし
たから、残量の液面高さに対応した残量検出器33の液
面検出スイッチ35が閉成し、抵抗回路41において液
面検出スイッチ35が並列接続された検出抵抗42が短
絡され、直列抵抗値R0 が低下する。
【0063】従って、制御装置39では、この低下した
抵抗差Rから残量(液面残量)を選択し、地下タンク3
2内の残量を計測することができる。
【0064】しかも、本実施例においても、前述した第
1の実施例と同様に、給油所事務室38内に抵抗回路4
1、本安バリア回路43および制御装置39を設け、前
記抵抗回路41と制御装置39とは1個の本安バリア回
路43を介してを接続しているから、配線の簡素化を図
ると共に、コスト低減を大幅に図ることができる。
【0065】なお、前記第2の実施例においても、前述
した第1の実施例の変形例と同様に、検出抵抗42A〜
42Eをそれぞれ液面検出スイッチ35A〜35Eの近
傍に並列接続してもよい。
【0066】また、前記第1の実施例では、液面検出ス
イッチ10A,10B,10C,…,10Nを常開接点
で構成した場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、図9に示す如く、常閉接点の液面検出スイッチ10
A′,10B′,10C′,…,10N′を用いてもよ
い。この場合、各検出抵抗を直列接続した抵抗回路によ
る直列抵抗値が増えることにより、前記液面スイッチ1
0′による液面の検出を判定することができる。
【0067】また、前記第2の実施例においても、液面
検出スイッチ35A,35B,35C,35D,35E
を常開接点で構成した場合について述べたが、図10に
示す如く、常閉接点の液面検出スイッチ35A′,35
B′,35C′,35D′,35E′を用いてもよい。
【0068】さらに、前記各実施例では、液面測定装置
を地下タンクの漏洩検知装置と残量計測装置に用いた場
合を例示したが、本発明はこれに限らず、漏洩検知装置
と同様の原理で、ガソリンを貯留する地下タンク内に溜
る水を検出するものでもよく、この場合には本安バリア
回路は不要になる。
【0069】一方、地下タンク2は個々に油液を貯液す
るタンクだけではなく、1基の地下タンク2内を複数個
に仕切って数種類の油液を貯液する地下タンクに用いて
もよいことは勿論である。
【0070】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、例えば複数個の液面検出スイッチのうちいずれか
の液面検出スイッチが閉成したときには、抵抗回路の各
検出抵抗のうち、該液面検出スイッチが並列接続された
検出抵抗が短絡され、スイッチ判定手段では、変化した
抵抗値分から閉成した液面検出スイッチを判定し、この
判定によって液面高さを計測することができ、簡単な回
路構成により液面計測を行うことができる。
【0071】請求項2の発明では、各検出抵抗の抵抗値
を等比級数の関係になるように設定したから、個々の検
出抵抗の抵抗値を異ならしめるだけでなく、2個の直列
抵抗値、3個の直列抵抗値またはこれ以上の直列抵抗値
であっても必ず異なる値となるから、複数個の液面検出
スイッチが閉成または開成した場合でも、これらの液面
検出スイッチを同時に判定することができる。
【0072】請求項3の発明では、各検出抵抗が直列接
続されたその両端には単一の本質安全回路を接続するこ
とにより、各液面検出スイッチ側に供給される電力が大
きくなるのを抑えることができ、しかも各液面検出スイ
ッチにには検出抵抗がそれぞれ並列接続されているか
ら、該各液面検出スイッチ毎に本質安全回路を接続する
ことなく、該各検出抵抗が直列接続されたその両端に単
一の本質安全回路を接続するだけでよく、抵抗回路、本
質安全回路を給油所事務室内に設けたおくことにより、
該抵抗回路をなす各検出抵抗と本質安全回路との間の配
線を簡略化し、コスト低減を図ることができる。
【0073】請求項4の発明では、液体の洩れを検知す
る検知空間を有する複数個の貯液タンクの検知空間内の
残量をそれぞれ検出する液面検出スイッチを設け、該各
液面検出スイッチに抵抗回路を構成する各検出抵抗をそ
れぞれ並列接続したから、例えばある液面検出スイッチ
が閉成されると、抵抗回路を構成する各検出抵抗のう
ち、該液面検出スイッチが並列接続された検出抵抗が短
絡され、この抵抗値分が直列抵抗値から低下し、変化し
た抵抗値分に相当する検出抵抗が並列接続された貯液タ
ンクが漏洩タンクであるとして判定することができ、簡
単な回路構成で地下タンクの洩れを検知することができ
る。
【0074】請求項5の発明によれば、貯液タンク内の
高さ方向に複数個の液面検出スイッチを順次配設し、該
各液面検出スイッチに抵抗回路を構成する各検出抵抗を
それぞれ並列接続したから、例えばある液面検出スイッ
チが閉成されると、抵抗回路を構成する各検出抵抗のう
ち、該液面検出スイッチが並列接続された検出抵抗が短
絡され、この抵抗値分が直列抵抗値から低下し、変化し
た抵抗値分に相当する検出抵抗が並列接続された液面検
出スイッチの位置が残量であるとして判定でき、簡単な
回路構成で残量計測を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例として地下タンクの漏洩
検知装置を示す回路構成図である。
【図2】漏洩検知処理を示す流れ図である。
【図3】漏洩検知処理に用いられる特性マップである。
【図4】第1の実施例による地下タンクの漏洩検知装置
の変形例を示す回路構成図である。
【図5】本発明の第2の実施例として地下タンクの残量
計測装置を示す全体構成図である。
【図6】第2の実施例による地下タンクの残量計測装置
を示す回路構成図である。
【図7】残量計測処理を示す流れ図である。
【図8】残量計測処理に用いられる特性マップである。
【図9】第1の実施例による地下タンクの漏洩検知装置
に用いられる常開接点の液面検出スイッチに代えて常閉
接点の液面検出スイッチを用いた場合を示す回路構成図
である。
【図10】第2の実施例による地下タンクの残量計測装
置に用いられる常開接点の液面検出スイッチに代えて常
閉接点の液面検出スイッチを用いた場合を示す回路構成
図である。
【図11】従来技術による地下タンクの漏洩検知装置を
示す全体構成図である。
【図12】従来技術による地下タンクと該地下タンクに
配設された漏洩検知器を示す縦断面図である。
【図13】図12中の漏洩検知器を拡大して示す縦断面
図である。
【図14】従来技術による地下タンクの漏洩検知装置を
示す回路構成図である。
【符号の説明】
2,2A,2B,2C,…,2N,32 地下タンク
(貯液タンク) 3,3A,3B,3C,…,3N 内殻 4,4A,4B,4C,…,4N 外殻 5,5A,5B,5C,…,5N 検出空間 7,7A,7B,7C,…,7N 漏洩検知器 10,10A,10B,10C,…,10N、35A,
35B,35C,35D,35E、10A′,10
B′,10C′,…,10N′、35A′,35B′,
35C′,35D′,35E′ 液面検出スイッチ 11,36 マグネット 12,37 フロート 21,41 抵抗回路 22A,22B,22C,…,22N、42A,42
B,42C,42D,42E 検出抵抗 23,43 本安バリア回路 24,39 制御装置 33 残量検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 光夫 東京都大田区多摩川2丁目15番12号 日本 電波株式会社内 (72)発明者 平澤 亨 東京都大田区多摩川2丁目15番12号 日本 電波株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油液を貯溜する貯液タンクと、該貯液タ
    ンクに関連した液面を検出し、予め定められた液面高さ
    になったときに閉成または開成させる複数個の液面検出
    スイッチと、抵抗値の異なる複数個の検出抵抗を直列接
    続することにより形成され、該各検出抵抗に前記液面検
    出スイッチをそれぞれ並列に接続してなる抵抗回路と、
    該抵抗回路を構成する各検出抵抗の抵抗値により、前記
    各液面検出スイッチのうちいずれかの液面検出スイッチ
    が閉成または開成したかを判定するスイッチ判定手段と
    から構成してなる液面測定装置。
  2. 【請求項2】 前記抵抗回路を構成する各検出抵抗は、
    等比級数の関係になるように抵抗値を設定してなる請求
    項1記載の液面測定装置。
  3. 【請求項3】 前記抵抗回路の両端に単一の本質安全回
    路を接続してなる請求項1または2記載の液面測定装
    置。
  4. 【請求項4】 前記貯液タンクは内殻と外殻との間に検
    知空間が画成される二重殻構造となる複数個の貯液タン
    クにより構成し、前記各液面検出スイッチは該各貯液タ
    ンクの検知空間内にそれぞれ配設してなる請求項1,2
    または3記載の液面測定装置。
  5. 【請求項5】 前記各液面検出スイッチは、貯液タンク
    内の高さ方向に順次配設してなる請求項1,2または3
    記載の液面測定装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006003783A1 (ja) * 2004-07-01 2006-01-12 Toyama Inspection Co., Ltd. 液体貯蔵タンクの漏洩検査装置
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