JP2016132557A - 給紙装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1個のセンサーを用いて、用紙の有無と給紙が確実に行われたか否かを好適に判別することが可能な給紙装置を提供する。【解決手段】給紙装置1は用紙Pを積載して収容する給紙カセット3と、用紙Pを給紙カセット3の外部へと送り出す給紙ローラ12と、給紙ローラ12より給紙方向下流側に配置されて給紙カセット3の外部へと送り出される用紙Pを検知するための給紙センサー21と、給紙カセット3に積載された用紙Pの残量に対応して変位する変位部30とを備える。給紙装置1は給紙センサー21が変位部30の変位に基づいて給紙カセット3に積載された用紙Pの有無を検知する。【選択図】図4

Description

本発明は、複写機に代表される画像形成装置等に搭載可能な給紙装置に関するに関するものである。
給紙装置は、複写機やプリンター、ファクシミリなどといった画像形成装置おいて、転写材としての用紙を画像形成部に送り出すために搭載されている。給紙装置には用紙の有無を検知するセンサーや給紙が確実に行われたか否かを検知するセンサーなどの複数のセンサーが設けられる場合がある。そして、複数のセンサーを設けることに伴うコストアップや占有領域の増加に伴う装置の大型化が懸念されていた。このような課題を解決すべく提案された給紙装置に係る従来技術が特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載された給紙装置は発光部及び受光部を有するセンサーを用紙の取り出し口に設けている。センサーは横から見たときにその光路が用紙の取り出し口を斜め方向に交差するように発光部及び受光部が配置される。この給紙装置は用紙のリフト機構の動作時及び非動作時、さらに給紙時におけるセンサーからの信号により、用紙の有無と給紙不良とを検知するようにしている。
特開平6−144642号公報
しかしながら、上記従来の給紙装置ではセンサーの配置箇所によって用紙の先端を検知することができず、用紙に座屈などが発生した場合に給紙が確実に行われたか否かを判別し難いという課題があった。さらに、用紙の有無を検知するためには用紙のリフト機構の昇降動作が必要になり、生産性が悪化するという課題もあった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、1個のセンサーを用いて、用紙の有無と給紙が確実に行われたか否かを好適に判別することが可能な給紙装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の給紙装置は、用紙を積載して収容する用紙収容部と、用紙を前記用紙収容部の外部へと送り出す給紙ローラと、前記給紙ローラより給紙方向下流側に配置されて前記用紙収容部の外部へと送り出される用紙を検知するための給紙センサーと、前記用紙収容部に積載された用紙の残量に対応して変位する変位部とを備え、前記給紙センサーが前記変位部の変位に基づいて前記用紙収容部に積載された用紙の有無を検知することを特徴とする。
この構成によると、給紙センサーは給紙ローラより給紙方向下流側に配置されるので、給紙時の用紙の先端を検知する。また、給紙センサーが用紙の残量に対応して変位する変位部の動作に基づいて用紙の有無を検知するので、その検知のために用紙を昇降させる必要がない。
また、上記構成の給紙装置において、前記変位部が、前記用紙収容部に積載された最上紙の上面に当接するとともに用紙の残量に対応して変位する当接部材と、前記当接部材の変位に連動して移動するシャッター部材とを備え、前記給紙センサーが前記シャッター部材の位置に基づいて前記用紙収容部に積載された用紙の有無を検知することを特徴とする。
また、上記構成の給紙装置において、前記当接部材を回転変位させるための軸部と、前記当接部材に設けられて前記軸部に対して離隔した箇所に配置された突起部と、前記シャッター部材に形成されて前記突起部が係合して前記給紙センサーが用紙ありを検知する位置と用紙なしを検知する位置との間で前記シャッター部材を移動させる形状を有する溝部とを備えることを特徴とする。
また、上記構成の給紙装置において、前記シャッター部材は前記給紙ローラの軸線方向の一端から所定距離の隙間を隔てて配置されることを特徴とする。
また、上記構成の給紙装置において、前記用紙収容部が給紙装置本体に対して着脱可能であって、前記シャッター部材は前記用紙収容部の着脱方向と平行に移動することを特徴とする。
また、上記構成の給紙装置において、前記シャッター部材は前記用紙収容部の外部へと送り出される用紙の搬送路の一部であることを特徴とする。
また、上記構成の給紙装置において、前記変位部は前記用紙収容部の用紙の最後の一枚が前記変位部の箇所を通過した後の前記変位部の変位を緩やかにさせる遅延機構を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、給紙時の用紙の先端を検知することができるので、用紙に座屈などが発生した場合であっても給紙が確実に行われたか否かを判別することが可能である。さらに、用紙の有無を検知するために用紙を昇降させる必要がないがないので、生産性の向上を図ることが可能である。したがって、1個のセンサーを用いて、用紙の有無と給紙が確実に行われたか否かを好適に判別することが可能になる。
本発明の第1実施形態に係る給紙装置の平面図である。 本発明の第1実施形態に係る給紙装置の側面図である。 本発明の第1実施形態に係る給紙装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る給紙装置の供給部周辺の部分斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る給紙装置の供給部周辺の部分斜視図にして、リフトアップ状態を示すものである。 本発明の第1実施形態に係る給紙装置の供給部の側面図である。 本発明の第1実施形態に係る給紙装置の供給部の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る給紙装置の用紙検知部の変位部の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る給紙装置による給紙処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る給紙装置の用紙検知部の変位部の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づき説明する。なお、本発明は以下の内容に限定されるものではない。
<第1実施形態>
最初に、本発明の第1実施形態に係る給紙装置について、図1、図2及び図3を用いてその構造の概略を説明する。図1、図2及び図3は給紙装置の平面図、側面図及び斜視図である。なお、図中の白抜き矢印は給紙カセットの引き出し、押し込みの方向(給紙装置の前後方向)を示す。また、図2及び図3では給紙装置の本体筐体の描画を省略している。また、図2は給紙装置による給紙方向に関してその上流側から給紙装置を見た図である。
給紙装置1は、図1〜図3に示すように本体筐体2及び給紙カセット3を備える。給紙カセット3は印刷前のカットペーパー等の用紙を積載して収容する用紙収容部である。給紙カセット3は上面が開口した平たい箱状に形成され、その上面方向から用紙を積載して収容する。なお、用紙は後述する供給部10によって給紙カセット3に対して図1における右方に向かって送り出される。
給紙カセット3はその側面に設けられて側方に向かって突出する前後方向に延びる水平突条3aを本体筐体2の内部のガイドレール(不図示)に係合させることにより、本体筐体2に対して水平にスライドさせることができる。給紙カセット3は本体筐体2に対してその前後方向に引き出す、或いは押し込むことにより着脱が可能である。
給紙カセット3の内底面には押上板4が配置される。用紙は押上板4の上に載置され、積み上げられる。押上板4はその給紙方向の上流端、すなわち図1において左方の端部に設けられた前後方向に延びる支軸4aで給紙カセット3の内底面に支持される。押上板4は支軸4aを中心として下流端を自由端として揺動可能である。
押上板4の給紙方向上流部の下方には給紙カセット3の内底面との間に押上板4のリフト機構(不図示)が配置される。リフト機構は回転シャフト及びリフト片を備える。回転シャフトは給紙カセット3の内底面に沿って前後方向に延び、その前端にリフト片が固定される。リフト片は押上板4の前後方向中央部に配置され、一端に回転シャフトが固定され、他端が押上板4の給紙方向上流部の下面に接触する。回転シャフトの後端は給紙カセット3の後面からさらに後方に向かって突出する。
給紙カセット3が本体筐体2に装着されると、回転シャフトの後端が本体筐体2に設けられた駆動部(不図示)に連結される。そして、その駆動部を動作させると、回転シャフト及びリフト片が回転し、リフト片により押し上げられる押上板4の給紙方向上流部が上昇する。給紙カセット3が本体筐体2から引き出されることにより回転シャフトと駆動部との連結が解除されると、押上板4は給紙カセット3の内底面に倒伏する。
給紙カセット3の給紙方向下流部上方には本体筐体2に供給部10が配置される。供給部10は給紙カセット3の用紙を給紙カセット3の外部へと送り出す。
続いて、供給部10の詳細な構造について、図4を用いて説明する。図4は給紙装置1の供給部10の周辺の部分斜視図にして、給紙カセット3に用紙が無い状態を示すものである。
供給部10は、図4に示すようにピックアップローラ11、給紙ローラ12、捌きローラ13、駆動機構14、支持部材15、上限センサー16及び用紙検知部20を備える。
ピックアップローラ11は押上板4の給紙方向下流部の上方に配置される。ピックアップローラ11の下方から給紙カセット3に積載された用紙の下流部が押上板4により持ち上げられ、給紙カセット3の最上紙がピックアップローラ11を下方から圧して接触する。給紙カセット3の用紙はピックアップローラ11により給紙ローラ12へと引き渡され、給紙ローラ12により給紙カセット3の外部へと送り出される。
給紙ローラ12はピックアップローラ11の給紙方向下流側に配置される。給紙ローラ12はその表面の下部が給紙装置1からその外部へと延びる用紙搬送路5に突出するように設けられる。給紙ローラ12はモーター(不図示)に連結される。
給紙ローラ12とピックアップローラ11との間にはピックアップローラ11の駆動機構14が配置される。駆動機構14は互いに連結された複数のギアを有し、この駆動機構14を介して給紙ローラ12とピックアップローラ11とが連結される。給紙ローラ12がモーターによって回転すると、駆動機構14によってピックアップローラ11も給紙ローラ12と同じ方向に同じ周速で回転する。
ピックアップローラ11及び給紙ローラ12は各々の軸部11a、12aがともに支持部材15に回転可能に支持される。支持部材15は給紙ローラ12の軸部12aを中心として揺動可能に本体筐体2に設けられる。これにより、支持部材15のピックアップローラ11の部分が給紙ローラ12の軸部12aを中心として揺動可能となる。
支持部材15のピックアップローラ11の部分は付勢部材(不図示)或いは重力の作用により下方に向かって付勢される。押上板4のリフト機構によって押し上げられる給紙カセット3の最上紙がピックアップローラ11に接触したか否かは上限センサー16によって検知する。上限センサー16は例えば透過型光センサーから成り、支持部材15の所定箇所が上昇してその光路を遮蔽することを検知する。例えば押上板4に用紙が載置されている場合、上限センサー16が、給紙カセット3の最上紙がピックアップローラ11に接触したこと支持部材15の上昇によって検知する。そして、リフト機構による押上板4の上昇が停止され、給紙カセット3の最上紙がピックアップローラ11に接触する所定の給紙位置に至る。
捌きローラ13は用紙搬送路5を挟んで給紙ローラ12の下方に配置される。捌きローラ13は付勢部材(不図示)の作用により給紙ローラ12を圧して接触する。捌きローラ13と給紙ローラ12とが接触して形成されるニップ部に用紙が挿通される。捌きローラ13はモーターに連結されず、給紙ローラ12と接触することによって給紙ローラ12の回転に従って回転する。
捌きローラ13はその軸部13aに例えばトルクリミッタ(不図示)が設けられる。捌きローラ13と給紙ローラ12とが接触して形成されるニップ部に用紙が存在しないときや用紙が1枚だけ進入したときには、捌きローラ13にはトルクリミッタの設定トルク以上のトルクが掛かり、捌きローラ13は給紙ローラ12に従って用紙を送り出す方向に回転する。一方、当該ニップ部に用紙が重なって複数枚進入したときには、捌きローラ13に掛かるトルクはトルクリミッタの設定トルク未満となり、捌きローラ13は回転を停止する。これにより、重なった下側の用紙が送り出されることがないので、用紙が重なって送られてしまう重送という問題が起こるのを防止できる。
用紙検知部20は給紙カセット3の給紙方向下流部の上方であって、ピックアップローラ11及び給紙ローラ12の前方に配置される。用紙検知部20は給紙カセット3の用紙の有無と供給部10によって給紙が確実に行われたか否かを検知する。
続いて、用紙検知部20の詳細な構造とその動作について、図4に加えて図5〜図9を用いて説明する。図5は供給部10の周辺の部分斜視図にして、リフトアップ状態を示すものである。図6及び図7は供給部10の側面図(給紙方向上流側から見たもの)及び斜視図(下方から見たもの)である。図8は用紙検知部20の変位部の斜視図である。図9は給紙装置1による給紙処理の一例を示すフローチャートである。
用紙検知部20は、図4に示すように給紙センサー21、センサー支持部22及び変位部30を備える。変位部30は当接部材31及びシャッター部材32を備える。
給紙センサー21は給紙ローラ12よりも給紙方向下流側であって、給紙装置1からその外部へと延びる用紙搬送路5の上方に配置される。給紙センサー21はセンサー支持部22に支持されて本体筐体2に設けられる。
給紙センサー21は例えば反射型光センサーから成り、発光部及び受光部(ともに不図示)を一体として備える。発光部は例えば発光ダイオードから成り、用紙搬送路5を通過する用紙に向けて照射される照射光を出射する。受光部は例えばフォトトランジスターから成り、発光部が出射した照射光の用紙表面による反射光を受光する。受光部がこの反射光を受光することにより、給紙装置1は供給部10によって用紙が給紙カセット3の外部へと送り出されて給紙が確実に行われたことを検知する。
当接部材31はピックアップローラ11の前方であって、押上板4の給紙方向下流部の上方に配置される。当接部材31は上下方向及び前後方向に延びる板状に形成され、本体筐体2に接続された給紙方向に沿って延びる軸部31aを中心として回転可能に設けられる。当接部材31はその一端側に軸部31aが設けられ、他端側に当接部31bが設けられ、軸部31aを中心として当接部31b側が給紙方向と交差する面内で回転変位する。
給紙カセット3に用紙がない場合、図4に示すように当接部材31は重力の作用により回転変位し、当接部31bが給紙カセット3の内底面に接触する。押上板4の当接部材31に対応する箇所には開口部4bが設けられ、給紙カセット3に用紙が無い場合に当接部31bが開口部4bに挿入される。一方、給紙カセット3に用紙がある場合、図5に示すように当接部材31は給紙カセット3に積載された用紙Pの最上紙に当接するとともに用紙Pの残量に対応して回転変位する。
シャッター部材32はピックアップローラ11及び給紙ローラ12の前方であって、当接部材31よりも給紙方向下流側に配置される。シャッター部材32は上面及び前面が開口した箱状に形成され、その底面及び下流側側面が用紙搬送路5の一部である。シャッター部材32は、図4及び図5に示すように箱状をなすその内部にセンサー支持部22の一部と給紙センサー21とを収容可能な形状、大きさを有する。
また、シャッター部材32は、図6及び図7に示すように給紙ローラ12の軸線方向の前側の一端から所定距離の隙間を隔てて前方に配置される。シャッター部材32は本体筐体2に設けられたガイド部材(不図示)に係合し、給紙装置1の前後方向、すなわち本体筐体2に対する給紙カセット3の着脱方向と平行に移動可能に設置される。
シャッター部材32が前方に移動するとその内側に給紙センサー21が収容され、給紙センサー21の光路がシャッター部材32によって遮蔽される。一方、シャッター部材32が後方に移動するとその内側から給紙センサー21が用紙搬送路5に対して露出し、給紙センサー21の光路が用紙搬送路5に向かって開放される。
なお、当接部材31とシャッター部材32とは互いに係合し、シャッター部材32は当接部材31の回転変位に連動して移動する。当接部材31とシャッター部材32との係合に関して図8に示すように、当接部材31は突起部31cを備え、シャッター部材32は溝部32aを備える。
当接部材31の突起部31cは軸部31aに対して離隔した当接部31b寄りの箇所に配置される。突起部31cは軸部31a軸線方向に沿って給紙方向上流側、すなわちシャッター部材32に向かって突出する。
シャッター部材32の溝部32aは当接部材31が回転変位する面内において例えば円弧形状をなすように湾曲した形状を有する。溝部32aは当接部材31の突起部31cがちょうど挿通可能な幅を有し、突起部31cが挿通して係合する。溝部32aの下端の位置は当接部材31の当接部31bが押上板4の開口部4bに挿入される姿勢を当接部材31がとるとき(図4参照)の突起部31cの位置に対応する。溝部32aの上端の位置は用紙Pの最上紙に当接して回転変位する当接部材31の当接部31bが最も上方に位置する姿勢をとるときの突起部31cの位置に対応する。なお、溝部32aの形状はここで説明した形状に限定されるわけではなく、他の形状であっても良い。
用紙Pの有無を検知する段階において給紙カセット3に用紙Pがない場合、図4及び図8に示すように突起部31c及び溝部32aを介して当接部材31に係合するシャッター部材32は当接部材31の回転変位に連動して前後方向に関して最も前方に移動する。このとき、シャッター部材32は箱状をなすその内部に給紙センサー21を収容し、給紙センサー21の発光部が出射する照射光の光路を遮蔽する。これにより、給紙センサー21の受光部は発光部が出射した照射光のシャッター部材32による反射光を受光する。用紙Pの有無を検知する段階において受光部がこの反射光を受光することにより、給紙装置1は給紙カセット3に用紙Pがないことを検知する。
一方、用紙Pの有無を検知する段階において給紙カセット3に用紙Pがある場合、図5及び図7に示すようにシャッター部材32は当接部材31の回転変位に連動し、用紙がない場合と比較して後方に移動する。このとき、シャッター部材32の内部から給紙センサー21が用紙搬送路5に対して露出し、給紙センサー21の発光部が出射する照射光の光路はシャッター部材32によって遮蔽されない。これにより、給紙センサー21の受光部は発光部が出射した照射光のシャッター部材32による反射光を受光しない。用紙Pの有無を検知する段階において受光部が反射光を受光しない場合、給紙装置1は給紙カセット3に用紙Pがあることを検知する。
続いて、給紙装置1による給紙処理の一例について、図9に示すフローに沿って図4及び図5を用いて説明する。
給紙装置1は給紙指令を受けて一連の給紙処理を開始する。図9のステップ#101では給紙カセット3が本体筐体2に装着済みであるか否かが判定される。給紙カセット3が本体筐体2に装着済みである場合はステップ#102に移行し、給紙カセット3が本体筐体2に装着されていない場合はステップ#101の判定が繰り返される。なお、給紙カセット3が本体筐体2に装着済みであるか否かは不図示のセンサーによって検知される。
ステップ#102では押上板4のリフトアップが実行される。押上板4のリフトアップは前述のように押上板4のリフト機構によって行われる。
ステップ#103では上限センサー16が支持部材15の上昇を検知し、押上板4または用紙Pがピックアップローラ11に接触したか否かが判定される。上限センサー16が支持部材15の上昇を検知した場合はステップ#105に移行し、検知しない場合はステップ#104に移行する。
ステップ#104では給紙装置1がリフトアップ異常を報知する。リフトアップ異常の報知は例えばリフトアップ異常に係る情報が給紙装置1を搭載する画像形成装置の制御部に送信され、操作パネルなどを用いて行われる。そして、給紙装置1は給紙処理を終了する。
ステップ#105では給紙センサー21によって給紙カセット3に用紙Pがあるか否かが判定される。
給紙カセット3に用紙Pがない場合(図4参照)、前述のように当接部材31は重力の作用により回転変位し、当接部31bが押上板4の開口部4bに挿入される。シャッター部材32は当接部材31の回転変位に連動して最も前方に移動し、給紙センサー21の発光部が出射する照射光の光路を遮蔽する。給紙センサー21の発光部が出射した照射光のシャッター部材32による反射光を受光部が受光し、給紙装置1は給紙カセット3に用紙Pがないことを検知する。給紙カセット3に用紙Pがない場合はステップ#106に移行する。
給紙カセット3に用紙Pがある場合(図5参照)、前述のようにシャッター部材32は当接部材31の回転変位に連動し、用紙がない場合と比較して後方に移動してその内部から給紙センサー21を用紙搬送路5に対して露出させる。給紙センサー21の発光部が出射する照射光の光路はシャッター部材32によって遮蔽されず、受光部が反射光を受光しないので、給紙装置1は給紙カセット3に用紙Pがあることを検知する。給紙カセット3に用紙Pがある場合はステップ#107に移行する。
ステップ#106では給紙装置1が給紙カセット3に用紙Pがないことを報知する。用紙なしの報知は例えば用紙なしに係る情報が給紙装置1を搭載する画像形成装置の制御部に送信され、操作パネルなどを用いて行われる。そして、給紙装置1は給紙処理を終了する。
ステップ#107では給紙動作が開始される。給紙カセット3の用紙Pはピックアップローラ11により給紙ローラ12へと引き渡され、捌きローラ13により重送が抑制され、給紙ローラ12により給紙カセット3の外部へと送り出される。このとき給紙センサー21の受光部は、給送される用紙による反射光を受光し、紙間ピッチによって受光と不受光とを繰り返す。
ステップ#108では給紙センサー21によって用紙Pが給紙カセット3の外部へと送り出されて給紙が確実に行われたか否かが判定される。すなわち、給紙センサー21の受光部が紙間ピッチで受光と不受光とを繰り返している場合は、給紙が確実に行われていると判定しステップ#110に移行する。一方、給紙センサー21の受光部が受光状態のままで所定時間経過した場合は、用紙ジャム(給紙不良)が発生したと判定しステップ#109に移行する。
ステップ#109では給紙装置1が用紙ジャムの発生を報知する。用紙ジャム発生の報知は例えば用紙ジャム発生に係る情報が給紙装置1を搭載する画像形成装置の制御部に送信され、操作パネルなどを用いて行われる。そして、給紙装置1は給紙処理を終了する。
ステップ#110では予め指定された給紙枚数に到達したか否かが判定される。指定された給紙枚数に到達していない場合はステップ#105に戻り、到達した場合に給紙装置1は給紙処理を終了する。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る給紙装置について、図10を用いて説明する。図10は給紙装置の用紙検知部の変位部の斜視図である。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付してその説明を省略するものとする。
第2実施形態の給紙装置1は用紙検知部20の変位部30が、図10に示す遅延機構40を備える。遅延機構40は溝部41及び制動部材42を備える。
溝部41は第1実施形態で説明したシャッター部材32の溝部32aに代えてシャッター部材32に設けられる。溝部41は溝部32aと同様に当接部材31の突起部31cがちょうど挿通可能な幅を有し、突起部31cが挿通して係合する。
溝部41は当接部材31が回転変位する面内において湾曲した形状を有するが、溝部32aとは異なる形状を有する。溝部41は押上板4の上に載置された用紙Pの最後の一枚が当接部材31の箇所を通過した後、溝部32aの場合と比較してゆっくりと当接部材31が下方に向かって回転変位する形状を有する。具体的に言えば、溝部41及び溝部32aが例えば円弧形状をなす場合、溝部41は溝部32aよりも曲率が大きい。
制動部材42は当接部材31の軸部31aの箇所に配置される。制動部材42は回転系の減速部材であり、例えばオイルの粘性抵抗を利用したロータリーダンパーから成る。制動部材42は当接部材31を減速させ、緩やかに回転変位させる。制動部材42を用いると、押上板4の上に載置された用紙Pの最後の一枚が当接部材31の箇所を通過した後、溝部41の場合と同様に当接部材31が比較的ゆっくりと下方に向かって回転変位する。
遅延機構40を用いると、給紙カセット3の用紙Pの最後の一枚が当接部材31の箇所を通過した後の当接部材31の変位が緩やかになる。これにより、給紙センサー21で給紙が確実に行われたことを検知した後、給紙カセット3の用紙Pがなくなったことを検知するまでの時間間隔が若干長くなる(例えば数十ms程度)。したがって、給紙が確実に行われたことと用紙Pがなくなったこととを区別し易くなる。
なお、溝部41の形状はここで説明した形状に限定されるわけではなく、他の形状であっても良い。また、制動部材42はロータリーダンパーに限定されるわけではなく、他の減速部材を用いても良い。また、溝部41及び制動部材42は双方を同時に用いても良いし、いずれか一方を用いても良い。
上記のように、給紙装置1は用紙Pを積載して収容する給紙カセット3と、用紙Pを給紙カセット3の外部へと送り出す給紙ローラ12と、給紙ローラ12より給紙方向下流側に配置されて給紙カセット3の外部へと送り出される用紙Pを検知するための給紙センサー21と、給紙カセット3に積載された用紙Pの残量に対応して変位する変位部30とを備える。そして、給紙装置1は給紙センサー21が変位部30の変位に基づいて給紙カセット3に積載された用紙Pの有無を検知する。
この構成によると、給紙センサー21は給紙ローラ12より給紙方向下流側に配置されるので、給紙時の用紙Pの先端を検知する。これにより、用紙Pに座屈などが発生した場合であっても給紙が確実に行われたか否かを判別することが可能である。また、給紙センサー21が用紙Pの残量に対応して変位する変位部30の動作に基づいて用紙Pの有無を検知するので、その検知のために用紙Pを昇降させる必要がない。これにより、生産性の向上を図ることが可能である。したがって、1個の給紙センサー21を用いて、用紙Pの有無と給紙が確実に行われたか否かを好適に判別することが可能になる。
また、変位部30は給紙カセット3に積載された用紙Pの最上紙に当接するとともに用紙Pの残量に対応して変位する当接部材31と、当接部材31の変位に連動して移動するシャッター部材32とを備える。そして、給紙センサー21がシャッター部材32の位置に基づいて給紙カセット3に積載された用紙Pの有無を検知する。
この構成によると、用紙Pの残量に対応して変位する当接部材31の動きに連動してシャッター部材32が移動する。そして、給紙センサー21がシャッター部材32の位置に基づいて給紙カセット3に積載された用紙Pの有無を検知するので、用紙Pの有無を簡便な構成で検知することが可能である。
また、変位部30は当接部材31を回転変位させるための軸部31aと、当接部材31に設けられて軸部31aに対して離隔した箇所に配置された突起部31cと、シャッター部材32に形成されて突起部31cが係合して給紙センサー21が用紙ありを検知する位置と用紙なしを検知する位置との間でシャッター部材32を移動させる形状を有する溝部32aとを備える。
この構成によると、当接部材31を用紙Pの残量に対応して容易に変位させることができる。さらに、突起部31c及び溝部32aを介して、シャッター部材32を当接部材31の動きに容易に連動させて移動させることができる。したがって、給紙センサー21により用紙Pの有無を確実に検知することが可能になる。
また、シャッター部材32は給紙ローラ12の軸線方向の一端から所定距離の隙間を隔てて配置される。
この構成によると、給紙ローラ12の周囲に十分な空間が形成される。したがって、給紙ローラ12のほか、ピックアップローラ11、捌きローラ13等の交換などといったメンテナンスを容易に行うことが可能になる。
また、給紙カセット3が本体筐体2に対して着脱可能であって、シャッター部材32は給紙カセット3の着脱方向と平行に移動する。
この構成によると、変位部30を簡便な機構で構成することが可能である。
また、シャッター部材32は給紙カセット3の外部へと送り出される用紙Pの用紙搬送路5の一部である。
この構成によると、例えば用紙Pの座屈などによって用紙Pが用紙搬送路5の外部の空間に入り込んでしまうことを抑制することができる。したがって、給紙装置1に給紙動作の安定性を向上させることが可能である。
また、前記変位部は前記用紙収容部の用紙の最後の一枚が前記変位部の箇所を通過した後の前記変位部の変位を緩やかにさせる遅延機構を備える。
この構成によると、給紙センサー21で給紙が確実に行われたことを検知した後、給紙カセット3の用紙Pがなくなったことを検知するまでの時間間隔を比較的長めに確保することができる。したがって、給紙が確実に行われたことと用紙Pがなくなったこととを区別し易くすることが可能である。そして、給紙センサー21を用いて、用紙Pの有無と給紙が確実に行われたか否かをより一層好適に判別することが可能になる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は給紙装置において利用可能である。
1 給紙装置
2 本体筐体
3 給紙カセット
4 押上板
4b 開口部
10 供給部
12 給紙ローラ
20 用紙検知部
21 給紙センサー
30 変位部
31 当接部材
31a 軸部
31b 当接部
31c 突起部
32 シャッター部材
32a 溝部
40 遅延機構
41 溝部
42 制動部材

Claims (7)

  1. 用紙を積載して収容する用紙収容部と、
    用紙を前記用紙収容部の外部へと送り出す給紙ローラと、
    前記給紙ローラより給紙方向下流側に配置されて前記用紙収容部の外部へと送り出される用紙を検知するための給紙センサーと、
    前記用紙収容部に積載された用紙の残量に対応して変位する変位部と、
    を備え、
    前記給紙センサーが前記変位部の変位に基づいて前記用紙収容部に積載された用紙の有無を検知することを特徴とする給紙装置。
  2. 前記変位部が、
    前記用紙収容部に積載された最上紙の上面に当接するとともに用紙の残量に対応して変位する当接部材と、
    前記当接部材の変位に連動して移動するシャッター部材と、
    を備え、
    前記給紙センサーが前記シャッター部材の位置に基づいて前記用紙収容部に積載された用紙の有無を検知することを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記当接部材を回転変位させるための軸部と、
    前記当接部材に設けられて前記軸部に対して離隔した箇所に配置された突起部と、
    前記シャッター部材に形成されて前記突起部が係合して前記給紙センサーが用紙ありを検知する位置と用紙なしを検知する位置との間で前記シャッター部材を移動させる形状を有する溝部と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の給紙装置。
  4. 前記シャッター部材は前記給紙ローラの軸線方向の一端から所定距離の隙間を隔てて配置されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の給紙装置。
  5. 前記用紙収容部が給紙装置本体に対して着脱可能であって、
    前記シャッター部材は前記用紙収容部の着脱方向と平行に移動することを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の給紙装置。
  6. 前記シャッター部材は前記用紙収容部の外部へと送り出される用紙の搬送路の一部であることを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載の給紙装置。
  7. 前記変位部は前記用紙収容部の用紙の最後の一枚が前記変位部の箇所を通過した後の前記変位部の変位を緩やかにさせる遅延機構を備えることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の給紙装置。
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