JP2016131348A - 色補正用チャート作成制御プログラム及び画像形成装置並びに色補正用チャート作成方法 - Google Patents

色補正用チャート作成制御プログラム及び画像形成装置並びに色補正用チャート作成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カラーパッチ周囲の乱反射の影響を効果的に抑制し、正確にカラーパッチを測色可能にする。
【解決手段】印刷部及び測色部を備える画像形成装置に印刷を指示する制御装置で動作する色補正用チャート作成制御プログラムであって、制御装置に、画像形成装置に色補正用チャートの印刷を指示する際に、記憶部に予め記憶された距離情報に基づいて、色補正用チャートに配列する各々のカラーパッチの周囲に形成する黒枠の幅を特定する第1処理、各々のカラーパッチの周囲に特定した幅の黒枠を形成した黒枠付きカラーパッチ画像を生成する第2処理、RIP部により、黒枠付きカラーパッチ画像を配列した色補正用チャートの印刷画像を生成する第3処理、印刷画像のデータを画像形成装置に送信して、色補正用チャートの印刷及び各々のカラーパッチの測色を指示する第4処理、を実行させる。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置の色補正に使用する用紙(以下、色補正用チャートと呼ぶ。)の作成を制御する色補正用チャート作成制御プログラム及び色補正用チャートを印刷する画像形成装置並びに当該画像形成装置を含むシステムにおける色補正用チャートの作成方法に関する。
カラー印刷機能を備えた複写機や複合機(MFP:Multi Function Peripheral)などの画像形成装置を用いてカラー印刷を行う場合、ジョブの各ページに含まれる色を正確に再現するための色管理が重要である。そこで、従来は、カラーパッチを配置した色補正用チャートをスキャナや画像形成装置に設けたインラインセンサで測定し、カラーパッチの色情報とスキャナやインラインセンサで読み取った色情報とを比較して色の変化量を求め、色の変化量が適正な範囲に収まるようにフィードバックを行う色補正が行われている。
色補正用チャートのカラーパッチを測定して色補正を行うためには、測定するカラーパッチからの反射光のみを検知する必要がある。しかしながら、実際には隣り合うカラーパッチの乱反射光が構造体で反射して入射したり、測色対象のカラーパッチ周囲の用紙の乱反射光が入射したりしてしまうため、精度の高い測定ができず、色補正の精度が落ちるという問題がある。この乱反射光の影響を低減する方法として、測色対象のカラーパッチ周囲からの乱反射光を遮る機構を設けることもできるが、この方法では機構の追加や部品数増加によるコストアップが生じる。特に、画像形成装置の内部に設けたインラインセンサで測定する場合、インラインセンサに特別な機構を設けるのは難しく、機構の追加や部品数増加によるコストアップが大きな問題となる。
このようなカラーパッチ周囲からの乱反射を抑制する技術に関して、例えば、下記特許文献1には、複数の色領域が既定の方向に配列されたテストチャートであって、色成分の構成に基づいて分類された色のうち、第1の色グループに属する色からなる色領域が配列された第1の画像領域と、第2の色グループに属する色からなる色領域が配列された第2の画像領域と、前記第1の画像領域と、前記第2の画像領域との間に配置された黒色の画像領域とが表示されたテストチャートが開示されている。
特開2007−170883号公報
しかしながら、特許文献1は、各々の色グループに属する色からなる色領域が配列された画像領域間(すなわち、複数の色領域の集合体とその隣の色領域の集合体との間)に黒色の画像領域を設けるものであり、各々の色領域の間には黒色の画像領域がないため、周囲からの乱反射光を確実に防止することができない。また、特許文献1は、副走査方向に配列された領域の間に黒色の画像領域を設けるものであり、主走査方向の領域の間には黒色の画像領域がないため、孤立したカラーパッチに対して乱反射光を確実に防止することができない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、孤立したカラーパッチに対しても、当該カラーパッチ周囲の乱反射の影響を効果的に抑制し、正確にカラーパッチを測色することができる色補正用チャート作成制御プログラム及び画像形成装置並びに色補正用チャート作成方法を提供することにある。
本発明の一側面は、印刷部及び測色部を備える画像形成装置に印刷を指示する制御装置で動作する色補正用チャート作成制御プログラムであって、前記制御装置に、前記画像形成装置の色補正を実施するための色補正用チャートの印刷を指示する際に、記憶部に予め記憶された距離情報に基づいて、前記色補正用チャートに配列する各々のカラーパッチの周囲に形成する黒枠の幅を特定する第1処理、前記各々のカラーパッチの周囲に、前記特定した幅の黒枠を形成した黒枠付きカラーパッチ画像を生成する第2処理、RIP部により、前記黒枠付きカラーパッチ画像を配列した前記色補正用チャートの印刷画像を生成する第3処理、前記印刷画像のデータを前記画像形成装置に送信して、前記色補正用チャートの印刷及び各々のカラーパッチの測色を指示する第4処理、を実行させることを特徴とする。
本発明の一側面は、印刷部と測色部と記憶部とを備える画像形成装置であって、色補正を実施するための色補正用チャートを印刷する際に、前記記憶部に予め記憶された距離情報に基づいて、前記色補正用チャートに配列する各々のカラーパッチの周囲に形成する黒枠の幅を特定し、前記各々のカラーパッチの周囲に、前記特定した幅の黒枠を形成した黒枠付きカラーパッチ画像を生成する画像データ処理部と、前記黒枠付きカラーパッチ画像を配列した前記色補正用チャートの印刷画像を生成するRIP部と、前記印刷部に前記色補正用チャートを印刷させ、前記測色部に各々のカラーパッチを測色させるジョブ処理制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一側面は、印刷部及び測色部を備える画像形成装置と、前記画像形成装置に印刷を指示する制御装置と、が通信ネットワークで接続された印刷システムにおける色補正用チャート作成方法であって、前記制御装置は、前記画像形成装置の色補正を実施するための色補正用チャートの印刷を指示する際に、記憶部に予め記憶された距離情報に基づいて、前記色補正用チャートに配列する各々のカラーパッチの周囲に形成する黒枠の幅を特定する第1処理と、前記各々のカラーパッチの周囲に、前記特定した幅の黒枠を形成した黒枠付きカラーパッチ画像を生成する第2処理と、RIP部により、前記黒枠付きカラーパッチ画像を配列した前記色補正用チャートの印刷画像を生成する第3処理と、前記印刷画像のデータを前記画像形成装置に送信する第4処理と、を実行し、前記画像形成装置は、前記印刷画像のデータに基づいて、前記印刷部により、前記色補正用チャートを印刷し、前記測色部により、各々のカラーパッチを測色することを特徴とする。
本発明の色補正用チャート作成制御プログラム及び画像形成装置並びに色補正用チャート作成方法によれば、孤立したカラーパッチに対しても、当該カラーパッチ周囲の乱反射の影響を効果的に抑制し、正確にカラーパッチを測色することができる。
その理由は、色補正用チャート作成制御プログラムは、各々のカラーパッチの周囲に黒色の枠を配置して色補正用チャートを印刷するからである。また、副走査方向及び/又は主走査方向に隣り合うカラーパッチの色に応じて黒色の枠の幅を変えたり、カラーパッチ間に所定の幅の黒色の枠を配置できない場合はカラーパッチの間隔を広げたりするからである。
本発明の第1の実施例に係る印刷システムの構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係る印刷システムの他の構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係るクライアント装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係るプリンタコントローラの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置のエンジンの構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る色補正用チャートの一例を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施例に係る画像形成装置の動作(黒枠付き画像パッチ作成処理の一例)を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施例に係る画像形成装置の動作(黒枠付き画像パッチ作成処理の他の例)を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施例に係る画像形成装置のインラインセンサにおける散乱光による影響を説明する図である。 本発明の第2の実施例に係る黒枠の幅を決定する際に参照するテーブルである。 本発明の第2の実施例に係る色補正用チャートの一例を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る色補正用チャートの他の例を示す図である。 本発明の第3の実施例に係る画像形成装置の動作(黒枠付き画像パッチ作成処理の一例)を示すフローチャート図である。
背景技術で示したように、色補正用チャートのカラーパッチを測定して色補正を行うためには、測色対象のカラーパッチからの反射光のみを検知する必要があるが、実際には測色対象のカラーパッチの周囲からの乱反射光(隣り合うカラーパッチの乱反射光が構造体で反射した光や、測色対象のカラーパッチ周囲の用紙で乱反射した光)も検知してしまうため、精度の高い測定ができず、色補正の精度が落ちるという問題がある。この乱反射の影響を低減する方法として、特許文献1では副走査方向の面内ムラの影響を抑制するために、パッチの色成分に基づき分類された色グループ1、別の色グループ2の副走査方向の境界に一定の大きさの黒パッチを配置している。
しかしながら、特許文献1は、色グループに属する色からなる色領域が配列された画像領域(複数の色領域の集合体)の間に黒色の画像領域を設けるものであり、個々の色領域の間には黒色の画像領域がなく、また、主走査方向には黒色の画像領域がないため、周囲からの乱反射光を確実に防止することができない。
そこで、本発明の一実施の形態では、個々のカラーパッチの周囲を黒枠で囲んだ黒枠付きカラーパッチの画像を生成し、その黒枠付きカラーパッチの画像を複数配置した色測定用チャート画像を作成する。また、測色対象のカラーパッチが周囲のカラーパッチや用紙から受ける乱反射の影響(以下、単に周囲の乱反射の影響と言う。)に基づいて、測色対象のカラーパッチの周囲を囲む黒枠のサイズ(幅)を決定する。また、測色対象のカラーパッチの周囲に決定したサイズの黒枠を配置できない場合は、カラーパッチの間隔を広げて黒枠を配置できるようにする。
これにより、周囲の乱反射の影響を効果的に抑制し、正確にカラーパッチを測定することができ、高精度な色補正が可能となる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の第1の実施例に係る色補正用チャート作成制御プログラム及び画像形成装置並びに色補正用チャート作成方法について、図1乃至図8を参照して説明する。図1及び図2は、本実施例の印刷システムの構成を示す模式図であり、図3は、クライアント装置の構成を示すブロック図、図4は、プリンタコントローラの構成を示すブロック図である。また、図5は、画像形成装置の構成を示すブロック図であり、図6は、画像形成装置のエンジンの構成を示す模式図である。また、図7は、プリンタコントローラの動作を示すフローチャート図であり、図8は、色補正用チャートの一例を示す図である。
図1に示すように、本実施例の印刷システムは、イントラネット上に、通信ネットワークで接続可能なクライアント装置10、プリンタコントローラ20、画像形成装置30がそれぞれ配置される。なお、通信ネットワークの規格としてEthernet(登録商標)などを用いることができるが、プリンタコントローラ20から画像形成装置30へのデータ転送はEthernet(登録商標)以外にもIEEE1394、Parallelなどを用いることも可能である。また、図1では、プリンタコントローラ20を画像形成装置30とは別に設けているが、図2に示すように、プリンタコントローラ20が画像形成装置30に包含される構成としてもよい。以下、図1の構成を前提にして各装置について詳細に説明する。
[クライアント装置]
クライアント装置10は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置であり、図3(a)に示すように、制御部11と記憶部12とネットワークI/F部13と表示部14と操作部15などで構成される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)11aと、ROM(Read Only Memory)11bやRAM(Random Access Memory)11cなどのメモリとで構成され、これらはバスを介して接続されている。CPU11aは、ROM11bや記憶部12からプログラムを読み出し、RAM11cに展開して実行することにより、クライアント装置10の全体制御を行う。
上記制御部11は、図3(b)に示すように、Windows(登録商標)やMacintosh(登録商標)などのOS(Operating System)16と、OS16上でドキュメントを作成する文書作成アプリケーション17と、文書作成アプリケーション17で作成したドキュメントのデータをプリンタコントローラ20で解釈可能な言語(PCL(Printer Control Language)やPS(Post Script)などのPDL(Page Description Language))に変換すると共に、印刷条件や後処理条件を指定して印刷ジョブを生成するプリンタドライバ18などとしても機能する。
記憶部12は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU11aが各部を制御するためのプログラム、ドキュメントのデータ、印刷ジョブなどを格納する。
ネットワークI/F部13は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、ネットワークを介して繋がっているプリンタコントローラ20との接続を確立し、印刷ジョブなどを送信する。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)などで構成され、ドキュメントを作成する画面、ドキュメントの印刷条件(印刷部数、紙種、片面/両面、カラー/モノクロなど)や後処理条件(タブ紙挿入やステープル、パンチなど)を設定する画面などを表示する。操作部15は、キーボードやマウス、表示部14と一体となったタッチパネルなどで構成され、ドキュメントの作成、印刷条件や後処理条件の設定などの操作を可能にする。
[プリンタコントローラ]
プリンタコントローラ20はコンピュータ装置などの制御装置であり、図4(a)に示すように、制御部21と記憶部22とネットワークI/F部23とプリンタI/F部24などで構成される。
制御部21は、CPU21aと、ROM21bやRAM21cなどのメモリとで構成され、これらはバスを介して接続されている。CPU21aは、ROM21bや記憶部22からプログラムを読み出し、RAM21cに展開して実行することにより、プリンタコントローラ20の全体制御を行う。
上記制御部21は、図4(b)に示すように、ジョブ処理制御部25と、画像データ処理部26と、RIP(Raster Image Processor)部27などとしても機能する。
ジョブ処理制御部25は、クライアント装置10から受信した印刷ジョブのPDLコマンドを解析し、印刷部数、紙種、両面/片面、カラー/モノクロ、各ページに使用されているオブジェクト(Image/Graphic/Text)、タブ紙挿入やステープル、パンチなどの後処理などのジョブ設定を取得する。そして、RIP部27にビットマップ画像データを生成させ、画像形成装置30に生成したビットマップ画像データに基づく印刷処理を実行させる。
また、ジョブ処理制御部25は、画像形成装置30から色補正要求を受信したら、色補正の対象となる紙種の情報、カラーパッチの色情報やレイアウト情報などを含む色補正用チャートの作成指示情報を作成して画像データ処理部26に転送し、RIP部27が作成した色補正用チャートの画像データを画像形成装置30に送信して色補正用チャートの作成及び測色を指示する。そして、画像形成装置30から取得した測色データに基づき、測定した色が所定の色域に入るように、色変換テーブルを更新するなどの色補正を実施する。
画像データ処理部26は、ジョブ処理制御部25から転送された色補正用チャートの作成指示情報に従って、色補正に必要なカラーパッチの画像を生成する。その際、本実施例では、各々のカラーパッチの周囲からの乱反射光の影響を抑制するために、記憶部22に予め記憶した、紙種と周囲の乱反射の影響が実質的になくなる距離とを対応付けるテーブルを参照して、色補正の対象となる紙種に対応する距離に応じた黒枠の幅を特定し、各々のカラーパッチの周囲に黒枠を配置した画像(黒枠付きカラーパッチ画像と呼ぶ。)を生成し、黒枠付きカラーパッチ画像とカラーパッチのレイアウト情報とをRIP部27に転送して、色補正用チャートの印刷画像の生成を指示する。また、画像データ処理部26は、ページ画像の数が、色補正用チャート用に予め指定した制限ページ数を超える場合は、色補正を実行するかどうかの確認画面を画像形成装置30のパネル操作部34(プリンタコントローラ20に表示部を備える場合は当該表示部)などに表示させる。なお、周囲の乱反射の影響が実質的になくなる距離とは、例えば、測色のための光源から照射された光が、測色対象のカラーパッチに隣り合うパラーパッチや測色対象のカラーパッチの周囲の用紙で乱反射してインラインセンサ36に入射する光の量を実測若しくはシミュレーションにより求め、その光の量が、色補正の精度に基づいて定められた閾値以下となる距離である。
RIP部27は、PDLデータを翻訳して中間データを生成し、中間データに対して色変換テーブルを用いて色変換を行い、レンダリングを行ってドキュメントの各ページの印刷画像(ページ画像と呼ぶ。)を生成する(この一連の処理をRIP処理と呼ぶ。)。また、RIP部27は、画像データ処理部26から転送された黒枠付きカラーパッチ画像とカラーパッチのレイアウト情報とに従って、各々の黒枠付きカラーパッチ画像をレイアウト情報に従ってページに配置した色補正用チャートのページ画像を生成する。また、RIP部27は、必要に応じて、ページ画像に対して、スクリーン処理、階調補正、濃度バランス調整、細線化、網点処理などを行う。そして、RIP部27は、生成したページ画像のデータを画像形成装置30に出力し、画像形成装置30に印刷処理を実施させる。
なお、上記ジョブ処理制御部25、画像データ処理部26、RIP部27(特に、ジョブ処理制御部25、画像データ処理部26)はハードウェアとして構成してもよいし、制御部21を、ジョブ処理制御部25、画像データ処理部26、RIP部27(特に、ジョブ処理制御部25、画像データ処理部26)として機能させる色補正用チャート作成制御プログラムとして構成し、当該色補正用チャート作成制御プログラムをCPU21aに実行させるようにしてもよい。
記憶部22は、HDDやSSDなどで構成され、CPU21aが各部を制御するためのプログラム(上記色補正用チャート作成制御プログラムを含む。)、印刷ジョブ、ページ画像のデータ、色変換テーブル、紙種と黒枠の幅とを対応付けるテーブルなどを記憶する。
ネットワークI/F部23は、NICやモデムなどで構成され、ネットワークを介して繋がっているクライアント装置10との接続を確立し、印刷ジョブなどを受信する。プリンタI/F部24は、画像形成装置30に接続するための専用インターフェイスであり、画像形成装置30にページ画像のデータや指示情報(印刷指示情報や測色指示情報)を送信したり、画像形成装置30から色補正要求を受信したりする。
[画像形成装置]
画像形成装置30は、プリンタコントローラ20の指示に従って印刷を実行する複合機などであり、図5に示すように、制御部31とコントローラI/F部32とスキャン部33とパネル操作部34とプリント部(印刷部)35とインラインセンサ(測色部)36などで構成される。
制御部31は、CPU31aと、ROM31bやRAM31cなどのメモリとで構成され、これらはバスを介して接続されている。CPU31aは、ROM31bからプログラムを読み出し、RAM31cに展開して実行することにより、画像形成装置30の全体制御を行う。また、制御部31は、カラー印刷の枚数や装置の使用時間などをカウントし、カウント値が予め定めた値になったら、色補正が必要な状態になったと判断して、プリンタコントローラ20に色補正要求を送信する。
コントローラI/F部32は、プリンタコントローラ20に接続するための専用インターフェイスであり、プリンタコントローラ20からページ画像のデータや指示情報(印刷指示情報や測色指示情報)を受信したり、プリンタコントローラ20に色補正要求を送信したりする。
スキャン部33は、原稿台上に載置された原稿から画像データを光学的に読み取る部分であり、原稿を走査する光源と、原稿で反射された光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Devices)等のイメージセンサと、電気信号をA/D変換するA/D変換器等により構成される。
パネル操作部34は、LCDなどの表示部上に格子状の透明電極からなるタッチセンサが形成されたタッチパネルであり、後述する色補正保留設定画面を含む各種画面を表示すると共に、上記画面での各種操作を可能にする。
プリント部(印刷部)35は、ページ画像に基づいて印刷処理を実行する。具体的には、図6に示すように、ページ画像に基づいてレーザ光を照射して露光する露光部と、感光体ドラムと現像装置と帯電装置と感光体クリーニング部と1次転写ローラとを備え、CMYKの各色のトナー像を形成する画像形成部と、ローラによって回転され、画像形成部で形成されたトナー像を用紙に搬送する中間転写体として機能する中間ベルトと、中間ベルト上に形成されたトナー像を用紙に転写する2次転写ローラと、用紙に転写されたトナー像を定着させる定着部と、用紙を搬送する給紙ローラやレジストローラ、ループローラ、反転ローラ、排紙ローラ等の搬送部などで構成される。
インラインセンサ(測色部)36は、上記定着部と排紙トレイとの間の用紙の搬送経路に設けられた、例えばRGBの3種類のセンサで構成され、プリント部35が用紙に形成した色補正用チャートの各カラーチャートを測色して測色データとして出力する。
なお、図1乃至図6は本実施例の印刷システムの一例であり、黒枠付きカラーパッチ画像を配置した色補正用チャートのページ画像を作成可能であれば、各装置の構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記説明では、インラインセンサ36で色補正用チャートの測色を行う構成としたが、色補正用チャートの測色はスキャン部33で行うことも可能である。また、上記説明では、プリンタコントローラ20の制御部21に、画像データ処理部26及びRIP部27の機能を持たせたが、プリンタコントローラ20が画像形成装置30に包含される構成とする場合は、画像形成装置30の制御部31に、画像データ処理部26及びRIP部27の機能を持たせる(若しくは、CPU31aに色補正用チャート作成制御プログラムを実行させる)構成としてもよい。
次に、上記構成の印刷システムにおける通常の印刷動作について概説する。
まず、印刷を行うための原稿は、クライアント装置10に予めインストールされた文書作成アプリケーション17(例えば、Microsoft(登録商標)社のWord(登録商標)、Excel(登録商標)など)により作成される。文書作成アプリケーション17によって作成されたアプリケーションファイル形式のデータは、プリンタドライバ18によりPDLファイル形式のPDLデータに変換され、イントラネットを経由してプリンタコントローラ20に送信される。その際、プリンタドライバ18の設定によりPDLデータに画像形成装置30固有の後処理を行うための指示を設定する。
プリンタコントローラ20はPDLデータを受信し、PDLデータは到着順にプリンタコントローラ20内に配置され、ジョブ処理制御部25によりジョブの設定が解析され、RIP部27によりページ画像に変換される。そして、ページ画像のデータと共にジョブ設定に基づく指示情報が画像形成装置30に送信され、画像形成装置30はページ画像のデータ及び指示情報に従って印刷処理を実行する。
次に、上記印刷ジョブの処理中に画像形成装置30から色補正要求を受けた場合のプリンタコントローラ20の動作の一例について説明する。CPU21aは、ROM21b又は記憶部22に記憶した色補正用チャート作成制御プログラムをRAM21cに展開して実行することにより、図7のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、画像形成装置30の制御部31は、カラー印刷の枚数や装置の使用時間などをカウントすることによって、自動的に色補正の要否を判断し、色補正が必要な状態になったと判断した場合、プリンタコントローラ20に対して色補正要求を送信するものとする。また、色補正を行う紙種によって乱反射の程度が異なるため、色補正対象の紙種と黒枠の幅とを対応付けるテーブルを作成しておき、記憶部22等に予め記憶しておくものとする。
プリンタコントローラ20の制御部21(ジョブ処理制御部25)は、画像形成装置30から色補正要求を受け付けると(S101)、色補正の対象となる紙種の情報、カラーパッチの色情報やレイアウト情報などを含む色補正用チャートの作成指示情報を作成して画像データ処理部26に転送する。
次に、制御部21(画像データ処理部26)は、予め記憶部22に記憶したテーブルを参照して色補正対象の紙種に対応する距離に応じた黒枠の幅を特定し(S102)、各々のカラーパッチに対して、その周囲に上記で特定した幅の黒枠を配置し、黒枠付きカラーパッチ画像を生成する(S103)。そして、全てのカラーパッチに対して黒枠付きカラーパッチ画像の生成が終了したら(S104のYes)、制御部21(RIP部27)は、生成した黒枠付きカラーパッチ画像をレイアウト情報に従って配置した色補正用チャートのページ画像を生成する(S105)。その際、黒枠を配置した結果、黒枠付きカラーパッチ画像が1行に収まらない場合は次の行に配置し、1ページ内に収まらない場合は次のページに配置する。
次に、制御部21(画像データ処理部26)は、必要に応じて、S105で生成したページ画像の数が、色補正用チャート用に予め指定した制限ページ数を超えるか否かを判断し(S106)、超えない場合はS109にスキップする。一方、制限ページ数を超える場合は、制御部21(画像データ処理部26)は、色補正を実行するかどうかの確認画面を画像形成装置30のパネル操作部34(プリンタコントローラ20に表示部を備える場合は当該表示部)などに表示させ、ユーザに色補正を実行するか否かの判断を促す(S107)。
色補正を実行しないと判断された場合は(S108のNo)、色補正処理を終了し、色補正を実行すると判断された場合は(S108のYes)、制御部21(ジョブ処理制御部25)は、生成した色補正用チャートのページ画像のデータを画像形成装置30に送信して色補正用チャートの印刷及び測色を指示する(S109)。
画像形成装置30は、色補正用チャートのページ画像のデータを受信すると、プリント部35は色補正用チャートの印刷を実行し、インラインセンサ36は色補正用チャートの各カラーパッチを測色し、制御部31は、測色データをプリンタコントローラ20に送信する。プリンタコントローラ20の制御部21(ジョブ処理制御部25)は、受信した測色データに基づき、測定した色が所定の色域に入るように、色変換テーブルを更新するなどの色補正を実施する。
図8は、上記手順で印刷された色補正用チャートの一例である。図8に示すように、色補正用チャート40には複数のカラーパッチ41が配置されているが、その全てのカラーパッチ41の周囲に、隣り合うカラーパッチや用紙での乱反射の影響が実質的になくなる距離、例えば20mmの幅の黒枠42が形成される。これにより、正確な測色データを取得することができ、高精度な色補正が可能となる。
次に、本発明の第2の実施例に係る色補正用チャート作成制御プログラム及び画像形成装置並びに色補正用チャート作成方法について、図9乃至図15を参照して説明する。図9乃至図11は、プリンタコントローラの動作を示すフローチャート図であり、図12は、パッチの色と黒枠の幅とを対応付けるテーブルの一例である。また、図13は、乱反射による影響を説明する図であり、図14及び図15は、色補正用チャートの一例を示す図である。
前記した第1の実施例では、全てのカラーパッチの周囲に同じ幅の黒枠を配置したが、単純に全てのカラーパッチの周囲に同じ幅の黒枠を配置すると、乱反射の影響が小さい色のカラーパッチでは、必要以上に黒枠のサイズが大きくなり、所定数のカラーパッチを配置するために色補正用チャートのページ数が増えたり、インクを無駄に消費したりしてしまう。一方、乱反射の影響が大きいカラーパッチでは、黒枠のサイズが不十分となる結果、黒枠を配置したにもかかわらず乱反射の影響を十分に抑制できなくなるという問題が生じる。そこで、本実施例では、カラーパッチの色に応じて黒枠の幅を変えて、カラーパッチ周囲の乱反射を効果的に抑制できるようにする。
その場合、印刷システムの各装置の構成は前記した第1の実施例と同様であるが、プリンタコントローラ20の記憶部22に、紙種毎の、複数の代表色と周囲の乱反射の影響が実質的になくなる距離とを対応付けるテーブルを記憶しておき、制御部21(画像データ処理部26)は、上記テーブルを参照して、色補正対象の紙種における、カラーパッチの色に最も近い代表色に対応する距離から黒枠の幅を特定し、特定した幅でカラーパッチの周囲に黒枠の画像を生成する。
以下、プリンタコントローラ20の動作の一例について説明する。CPU21aは、ROM21b又は記憶部22に記憶した色補正用チャート作成制御プログラムをRAM21cに展開して実行することにより、図9乃至図11のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、画像形成装置30の制御部31は、カラー印刷の枚数や装置の使用時間などをカウントすることによって、自動的に色補正の要否を判断し、色補正が必要な状態になったと判断した場合、プリンタコントローラ20に対して色補正要求を送信するものとする。また、記憶部22には、紙種毎の複数の代表色と上記距離とを対応付けるテーブルが予め記憶されているものとする。
プリンタコントローラ20の制御部21(ジョブ処理制御部25)は、画像形成装置30から色補正要求を受け付けると(S201)、色補正の対象となる紙種の情報、カラーパッチの色情報やレイアウト情報などを含む色補正用チャートの作成指示情報を作成して画像データ処理部26に転送する。
次に、制御部21(画像データ処理部26)は、記憶部22から、色補正対象の紙種に応じたテーブルを読み込む(S202)。そして、制御部21(画像データ処理部26)は、読み込んだテーブルを参照して、各カラーパッチに対して、そのカラーパッチに隣り合うカラーパッチの色に最も近い代表色に対応する距離に応じた黒枠の幅を特定し、各々のカラーパッチの周囲に特定した幅の黒枠を配置し、黒枠付きカラーパッチ画像を生成する(S203)。このステップの詳細は後述する。そして、この処理を全てのカラーパッチに対して行う(S204)。
その後、第1の実施例と同様に、制御部21(RIP部27)は、S203で生成した黒枠付きカラーパッチ画像をレイアウト情報に従って配置した色補正用チャートのページ画像を生成する(S205)。その際、黒枠を配置した結果、黒枠付きカラーパッチ画像が1行に収まらない場合は次の行に配置し、1ページ内に収まらない場合は次のページに配置する。
次に、制御部21(画像データ処理部26)は、必要に応じて、S205で生成したページ画像の数が、色補正用チャート用に予め指定した制限ページ数を超えるか否かを判断し(S206)、超えない場合はS209にスキップする。一方、制限ページ数を超える場合は、制御部21(画像データ処理部26)は、色補正を実行するかどうかの確認画面を画像形成装置30のパネル操作部34(プリンタコントローラ20に表示部を備える場合は当該表示部)などに表示させ、ユーザに色補正を実行するか否かの判断を促す(S207)。
色補正を実行しないと判断された場合は(S208のNo)、色補正処理を終了し、色補正を実行すると判断された場合は(S208のYes)、制御部21(ジョブ処理制御部25)は、生成した色補正用チャートのページ画像のデータを画像形成装置30に送信して色補正用チャートの印刷及び測色を指示する(S209)。
画像形成装置30は、色補正用チャートのページ画像のデータを受信すると、プリント部35は色補正用チャートの印刷を実行し、インラインセンサ36は色補正用チャートの各カラーパッチを測色し、制御部31は、測色データをプリンタコントローラ20に送信する。プリンタコントローラ20の制御部21(ジョブ処理制御部25)は、受信した測色データに基づき、測定した色が所定の色域に入るように、色変換テーブルを更新するなどの色補正を実施する。
次に、S203の黒枠付きカラーパッチ画像の生成ステップについて説明する。まず、測色における主走査方向と副走査方向とで同じ幅の黒枠を配置する場合について図11を参照して説明する。
まず、制御部21(画像データ処理部26)は、ジョブ処理制御部25から取得した色補正用チャートの作成指示情報を参照して、測色対象のカラーパッチに対して副走査方向に隣り合うカラーパッチを特定し、そのカラーパッチの色を抽出する(S301)。そして、制御部21(画像データ処理部26)は、S202で読み込んだテーブルを参照して、抽出した色に最も近いRGB値に対応する距離(d1)を抽出する(S302)。上記テーブルは、例えば、図12のように構成され、色補正対象の紙種毎に、RGB値と距離とが対応付けられている。上記距離は、図13に示すように、隣り合うカラーパッチでの乱反射の影響が実質的になくなる距離であり、この距離は主走査方向と副走査方向とで異なることから、テーブルには、主走査方向の距離と副走査方向の距離とが記載される。なお、副走査方向に隣り合うカラーパッチは、副走査方向の一方向に隣り合うカラーパッチとしてもよいし、両方向に隣り合うカラーパッチとしてもよく、両方向に隣り合うカラーパッチとした場合は、各々のカラーパッチの色に最も近いRGB値に対応する距離の内の、大きい方の距離とすることができる。
次に、制御部21(画像データ処理部26)は、上記と同様に、測色対象のカラーパッチに対して主走査方向に隣り合うカラーパッチを特定し、そのカラーパッチの色を抽出する(S303)。そして、S202で読み込んだテーブルを参照して、抽出した色に最も近いRGB値に対応する距離(d2)を抽出する(S304)。なお、上記と同様に、主走査方向に隣り合うカラーパッチは、主走査方向の一方向に隣り合うカラーパッチとしてもよいし、両方向に隣り合うカラーパッチとしてもよく、両方向に隣り合うカラーパッチとした場合は、各々のカラーパッチの色に最も近いRGB値に対応する距離の内の、大きい方の距離とすることができる。
次に、制御部21(画像データ処理部26)は、d1とd2を比較し(S305)、d1がd2以上の場合は、黒枠の幅をd1に設定し(S306)、d1がd2未満の場合は、黒枠の幅をd2に設定する(S307)。そして、各々のカラーパッチの周囲に設定した幅の黒枠を配置し、黒枠付きカラーパッチ画像を生成する(S308)。
次に、測色における主走査方向と副走査方向とで幅の異なる黒枠を配置する(主走査方向に対向する部位と副走査方向に対向する部位とで幅を変える)場合について図12を参照して説明する。
まず、上記と同様に、制御部21(画像データ処理部26)は、測色対象のカラーパッチに対して副走査方向に隣り合うカラーパッチの色を抽出し(S401)、テーブルを参照して、抽出した色に最も近いRGB値に対応する距離(d1)を抽出する(S402)。また、測色対象のカラーパッチに対して主走査方向に隣り合うカラーパッチの色を抽出し(S403)、テーブルを参照して、抽出した色に最も近いRGB値に対応する距離(d2)を抽出する(S404)。
次に、制御部21(画像データ処理部26)は、副走査方向の黒枠の幅をd1に設定し、主走査方向の黒枠の幅をd2に設定する(S405)。そして、各々のカラーパッチの周囲に設定した幅の黒枠を配置し、黒枠付きカラーパッチ画像を生成する(S406)。
図14は、図10のフローチャートに従って印刷された色補正用チャートの一例であり、図15は、図11のフローチャートに従って印刷された色補正用チャートの一例である。図14及び図15に示すように、色補正用チャート40には複数のカラーパッチ41が配置されており、周囲の乱反射の影響が小さいカラーパッチに対しては、例えば、幅が20mmの黒枠が形成され(図中の黒枠幅:小)、周囲の乱反射の影響が中程度のカラーパッチに対しては、例えば、幅が30mmの黒枠が形成され(図中の黒枠幅:中)、周囲の乱反射の影響が大きいカラーパッチに対しては、例えば、幅が40mmの黒枠が形成される(図中の黒枠幅:大)。これにより、色補正用チャートのページ数を無駄に増やすことなく、乱反射の影響を十分に抑制可能な色補正用チャートを作成し、正確な測色データを取得することができ、高精度な色補正が可能となる。
なお、上記実施例では、副走査方向又は主走査方向に隣り合うカラーパッチの色に基づいて黒枠の幅を設定(すなわち、カラーパッチの対向する辺に対して黒枠の幅を同じに)したが、副走査方向とその逆の方向(又は主走査方向とその逆の方向)の各々について、隣り合うカラーパッチの色に基づいて黒枠の幅を設定する(すなわち、カラーパッチの対向する辺で黒枠の幅を変える)ようにしてもよい。
また、上記実施例では、測色対象のカラーパッチに隣り合うカラーパッチの色を考慮した黒枠の幅を設定したが、副走査方向及び/又は主走査方向の2つ以上先のカラーパッチの色も考慮して黒枠の幅を設定してもよい。
また、上記実施例では、測色対象のカラーパッチに隣り合うカラーパッチの色に基づいて黒枠の幅を設定したが、カラーパッチの色には、周囲の乱反射の影響を受けやすい色(彩度及び明度が低い色)もあれば、周囲の乱反射の影響を受けにくい色(彩度及び明度が高い色)もあることから、測色対象のカラーパッチ自体の色に基づいて黒枠の幅を設定することもできる。その場合は、副走査方向及び主走査方向に隣り合うカラーパッチを特定したり、そのカラーパッチの色を抽出したりする必要は無く、テーブルを参照して、測色対象のカラーパッチの色に最も近い代表色に対応する距離に応じて黒枠の幅を設定すればよい。
次に、本発明の第3の実施例に係る色補正用チャート作成制御プログラム及び画像形成装置並びに色補正用チャート作成方法について、図16を参照して説明する。図16は、プリンタコントローラの動作を示すフローチャート図である。
前記した第1及び第2の実施例では、カラーパッチの周囲に所望の幅の黒枠を配置したが、カラーパッチの間隔によっては所定の幅の黒枠を配置することができず、周囲の乱反射の影響が大きいカラーパッチでは、黒枠のサイズが不十分となる結果、黒枠を配置したにもかかわらず乱反射の影響を確実に抑制できなくなるという問題が生じる。そこで、本実施例では、測色対象のカラーパッチに隣り合うカラーパッチの色に対応する距離に応じた幅の黒枠が配置できない場合は、カラーパッチの間隔を変えて、周囲の乱反射の影響を効果的に抑制できるようにする。
その場合、印刷システムの各装置の構成は前記した第1の実施例と同様であるが、プリンタコントローラ20の記憶部22に、紙種毎の、複数の代表色と周囲の乱反射の影響が実質的になくなる距離とを対応付けるテーブルを記憶しておき、制御部21(画像データ処理部26)は、上記テーブルを参照して、色補正対象の紙種における、カラーパッチの色に最も近い代表色に対応する距離に応じた幅を特定し、特定した幅でカラーパッチの周囲に黒枠を配置できるかを判断し、黒枠を配置できないと判断した場合は、カラーパッチの間隔を広げるようにする。
以下、プリンタコントローラ20の動作の一例について説明する。CPU21aは、ROM21b又は記憶部22に記憶した色補正用チャート作成制御プログラムをRAM21cに展開して実行することにより、図16及び図17のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。なお、画像形成装置30の制御部31は、カラー印刷の枚数や装置の使用時間などをカウントすることによって、自動的に色補正の要否を判断し、色補正が必要な状態になったと判断した場合、プリンタコントローラ20に対して色補正要求を送信するものとする。また、記憶部22には、紙種毎の複数の代表色と上記距離とを対応付けるテーブルが予め記憶されているものとする。また、プリンタコントローラ20の全体動作(図9のフローチャート図)は前記した第2の実施例と同様であるため、説明は省略する。
主走査方向と副走査方向とで同じ幅の黒枠を配置する場合について図16を参照して説明する。
第2の実施例と同様に、制御部21(画像データ処理部26)は、測色対象のカラーパッチに対して副走査方向に隣り合うカラーパッチの色を抽出し(S501)、記憶部22に予め記憶したテーブルを参照して、抽出した色に最も近いRGB値に対応する距離(d1)を抽出する(S502)。ここで、本実施例では、制御部21(画像データ処理部26)は、ジョブ処理制御部25から転送された色補正用チャートの作成指示情報に含まれるレイアウト情報を参照して、測色対象のカラーパッチと副走査方向に隣り合うカラーパッチとの間隔を求め、その間隔と上記ステップで抽出した距離(d1)とを比較する(S503)。その結果、カラーパッチ間の間隔が距離(d1)未満の場合(S503のNo)は、カラーパッチ間の間隔が距離(d1)以上となるように、隣り合うカラーパッチを副走査方向に移動させる(S504)。なお、隣り合うカラーパッチに更に隣り合うカラーパッチがある場合は、そのカラーパッチも同様に副走査方向に移動させる。
次に、制御部21(画像データ処理部26)は、測色対象のカラーパッチに対して主走査方向に隣り合うカラーパッチを特定し、そのカラーパッチの色を抽出する(S505)。そして、記憶部22に予め記憶したテーブルを参照して、抽出した色に最も近いRGB値に対応する距離(d2)を抽出する(S506)。そして、上記と同様に、制御部21(画像データ処理部26)は、レイアウト情報を参照して、測色対象のカラーパッチと主走査方向に隣り合うカラーパッチとの間隔を求め、その間隔と上記ステップで抽出した距離(d2)とを比較する(S507)。その結果、カラーパッチ間の間隔が距離(d2)未満の場合(S507のNo)は、カラーパッチ間の間隔が距離(d2)以上となるように、隣り合うカラーパッチを主走査方向に移動させる(S508)。なお、隣り合うカラーパッチに更に隣り合うカラーパッチがある場合は、そのカラーパッチも同様に主走査方向に移動させる。
次に、制御部21(画像データ処理部26)は、d1とd2を比較し(S509)、d1がd2以上の場合は、黒枠の幅をd1に設定し(S510)、d1がd2未満の場合は、黒枠の幅をd2に設定する(S511)。そして、各々のカラーパッチの周囲に設定した幅の黒枠を配置し、黒枠付きカラーパッチ画像を生成する(S512)。なお、主走査方向と副走査方向とで幅の異なる黒枠を配置する場合は、副走査方向の黒枠の幅をd1に設定し、主走査方向の黒枠の幅をd2に設定し、各々のカラーパッチの周囲に設定した幅の黒枠を配置し、黒枠付きカラーパッチ画像を生成すればよい。
このように、測色対象のカラーパッチに隣り合うカラーパッチの色に対応する距離に応じた幅の黒枠が配置できない場合は、カラーパッチの間隔を変更することにより、周囲の乱反射の影響を確実に抑制可能な色補正用チャートを作成し、正確な測色データを取得することができ、高精度な色補正が可能となる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、印刷システム及び各装置の構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、インラインセンサ36が、プリント部35の定着部と排紙トレイとの間の用紙の搬送経路に設置される構成としたが、インラインセンサ36は中間ベルト近傍に設けることもできる。その場合は、中間ベルトに画像形成した色補正用チャートの各カラーパッチを測色して測色データとして出力することができる。
また、上記実施例では、画像形成装置30のインラインセンサ36を用いて測色を行ったが、画像形成装置30のスキャン部33や印刷システムに接続される測色器に測色を実施させるようにしてもよい。
また、上記各実施例では、周囲の乱反射の影響が実質的になくなる距離を黒枠の幅として特定したが、黒枠の幅は上記距離以上としてもよい。また、黒枠付きカラーパッチ画像をページ内に配置した状態で、隙間が開く場合はその隙間を黒色で塗りつぶすようにしてもよい。
本発明は、色補正用チャートの作成を制御する色補正用チャート作成制御プログラム及び当該色補正用チャート作成制御プログラムを記録した記録媒体並びに色補正用チャートを印刷する画像形成装置並びに当該画像形成装置を含むシステムにおける色補正用チャートの作成方法に利用可能である。
10 クライアント装置
11 制御部
11a CPU
11b ROM
11c RAM
12 記憶部
13 ネットワークI/F部
14 表示部
15 操作部
16 OS
17 文書作成アプリケーション
18 プリンタドライバ
20 プリンタコントローラ
21 制御部
21a CPU
21b ROM
21c RAM
22 記憶部
23 ネットワークI/F部
24 プリンタI/F部
25 ジョブ処理制御部
26 画像データ処理部
27 RIP部
30 画像形成装置
31 制御部
31a CPU
31b ROM
31c RAM
32 コントローラI/F部
33 スキャン部
34 パネル操作部
35 プリント部
36 インラインセンサ
40 色補正用チャート
41 カラーパッチ
42 黒枠

Claims (19)

  1. 印刷部及び測色部を備える画像形成装置に印刷を指示する制御装置で動作する色補正用チャート作成制御プログラムであって、
    前記制御装置に、
    前記画像形成装置の色補正を実施するための色補正用チャートの印刷を指示する際に、記憶部に予め記憶された距離情報に基づいて、前記色補正用チャートに配列する各々のカラーパッチの周囲に形成する黒枠の幅を特定する第1処理、
    前記各々のカラーパッチの周囲に、前記特定した幅の黒枠を形成した黒枠付きカラーパッチ画像を生成する第2処理、
    RIP(Raster Image Processor)部により、前記黒枠付きカラーパッチ画像を配列した前記色補正用チャートの印刷画像を生成する第3処理、
    前記印刷画像のデータを前記画像形成装置に送信して、前記色補正用チャートの印刷及び各々のカラーパッチの測色を指示する第4処理、を実行させる、
    ことを特徴とする色補正用チャート作成制御プログラム。
  2. 前記記憶部には、紙種毎に前記距離情報が記憶されており、
    前記第1処理では、
    前記記憶部から、前記色補正用チャートを印刷する紙種に対応する距離情報を抽出し、前記抽出した距離情報に基づいて前記黒枠の幅を特定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の色補正用チャート作成制御プログラム。
  3. 前記記憶部には、紙種毎に、複数の代表色と各々の前記代表色に対する距離情報とを対応付けるテーブルが記憶されており、
    前記第1処理では、
    各々の前記カラーパッチに対して、当該カラーパッチに隣り合うカラーパッチの色を特定し、前記色補正用チャートを印刷する紙種に対応するテーブルを参照して、前記特定した色に最も近い代表色に対応する距離情報を抽出し、前記抽出した距離情報に基づいて前記黒枠の幅を特定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の色補正用チャート作成制御プログラム。
  4. 前記第1処理では、
    測色における副走査方向に隣り合うカラーパッチに対して抽出した距離情報と、測色における主走査方向に隣り合うカラーパッチに対して抽出した距離情報と、を比較し、大きい方の距離情報に基づいて前記黒枠の幅を特定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の色補正用チャート作成制御プログラム。
  5. 前記第1処理では、
    測色における副走査方向に隣り合うカラーパッチに対して抽出した距離情報に基づいて前記黒枠の副走査方向に対向する部位の幅を特定し、測色における主走査方向に隣り合うカラーパッチに対して抽出した距離情報に基づいて前記黒枠の主走査方向に対向する部位の幅を特定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の色補正用チャート作成制御プログラム。
  6. 前記第3処理では、
    隣り合うカラーパッチとの間隔が前記特定した幅よりも小さい場合は、前記間隔を前記特定した幅以上に広げる、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の色補正用チャート作成制御プログラム。
  7. 前記第3処理では、
    複数の前記黒枠付きカラーパッチ画像が1行に収まらない場合は、次の行に配置し、1ページに収まらない場合は、次のページに配置する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の色補正用チャート作成制御プログラム。
  8. 前記第3処理では、
    前記色補正用チャートのページ数が予め定めたページ数を超える場合は、前記色補正用チャートを印刷するか否かを確認する画面を自装置若しくは前記画像形成装置に表示させ、印刷続行が指示された場合に前記第4の処理を実行させる、
    ことを特徴とする請求項7に記載の色補正用チャート作成制御プログラム。
  9. 前記距離情報は、前記画像形成装置の前記測色部が所定のカラーパッチを測色する際に、前記所定のカラーパッチに隣り合うカラーパッチにおける測色光の乱反射の影響が実質的になくなる距離である、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一に記載の色補正用チャート作成制御プログラム。
  10. 印刷部と測色部と記憶部とを備える画像形成装置であって、
    色補正を実施するための色補正用チャートを印刷する際に、前記記憶部に予め記憶された距離情報に基づいて、前記色補正用チャートに配列する各々のカラーパッチの周囲に形成する黒枠の幅を特定し、前記各々のカラーパッチの周囲に、前記特定した幅の黒枠を形成した黒枠付きカラーパッチ画像を生成する画像データ処理部と、
    前記黒枠付きカラーパッチ画像を配列した前記色補正用チャートの印刷画像を生成するRIP(Raster Image Processor)部と、
    前記印刷部に前記色補正用チャートを印刷させ、前記測色部に各々のカラーパッチを測色させるジョブ処理制御部と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記記憶部には、紙種毎に前記距離情報が記憶されており、
    前記画像データ処理部は、前記記憶部から、前記色補正用チャートを印刷する紙種に対応する距離情報を抽出し、前記抽出した距離情報に基づいて前記黒枠の幅を特定する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記記憶部には、紙種毎に、複数の代表色と各々の前記代表色に対する距離情報とを対応付けるテーブルが記憶されており、
    前記画像データ処理部は、各々の前記カラーパッチに対して、当該カラーパッチに隣り合うカラーパッチの色を特定し、前記色補正用チャートを印刷する紙種に対応するテーブルを参照して、前記特定した色に最も近い代表色に対応する距離情報を抽出し、前記抽出した距離情報に基づいて前記黒枠の幅を特定する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  13. 前記画像データ処理部は、測色における副走査方向に隣り合うカラーパッチに対して抽出した距離情報と、測色における主走査方向に隣り合うカラーパッチに対して抽出した距離情報と、を比較し、大きい方の距離情報に基づいて前記黒枠の幅を特定する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記画像データ処理部は、測色における副走査方向に隣り合うカラーパッチに対して抽出した距離情報に基づいて前記黒枠の副走査方向に対向する部位の幅を特定し、測色における主走査方向に隣り合うカラーパッチに対して抽出した距離情報に基づいて前記黒枠の主走査方向に対向する部位の幅を特定する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  15. 前記RIP部は、隣り合うカラーパッチとの間隔が前記特定した幅よりも小さい場合は、前記間隔を前記特定した幅以上に広げて前記黒枠付きカラーパッチ画像を配列する、
    ことを特徴とする請求項10乃至14のいずれか一に記載の画像形成装置。
  16. 前記RIP部は、複数の前記黒枠付きカラーパッチ画像が1行に収まらない場合は、次の行に配置し、1ページに収まらない場合は、次のページに配置する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
  17. 前記画像データ処理部は、前記色補正用チャートのページ数が予め定めたページ数を超える場合は、前記色補正用チャートを印刷するか否かを確認する画面を表示部に表示させ、
    前記ジョブ処理制御部は、印刷続行が指示された場合に、前記印刷部に前記色補正用チャートを印刷させ、前記測色部に各々のカラーパッチを測色させる、
    ことを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 前記距離情報は、前記画像形成装置の前記測色部が所定のカラーパッチを測色する際に、前記所定のカラーパッチに隣り合うカラーパッチにおける測色光の乱反射の影響が実質的になくなる距離である、
    ことを特徴とする請求項10乃至17のいずれか一に記載の画像形成装置。
  19. 印刷部及び測色部を備える画像形成装置と、前記画像形成装置に印刷を指示する制御装置と、が通信ネットワークで接続された印刷システムにおける色補正用チャート作成方法であって、
    前記制御装置は、
    前記画像形成装置の色補正を実施するための色補正用チャートの印刷を指示する際に、記憶部に予め記憶された距離情報に基づいて、前記色補正用チャートに配列する各々のカラーパッチの周囲に形成する黒枠の幅を特定する第1処理と、
    前記各々のカラーパッチの周囲に、前記特定した幅の黒枠を形成した黒枠付きカラーパッチ画像を生成する第2処理と、
    RIP(Raster Image Processor)部により、前記黒枠付きカラーパッチ画像を配列した前記色補正用チャートの印刷画像を生成する第3処理と、
    前記印刷画像のデータを前記画像形成装置に送信する第4処理と、を実行し、
    前記画像形成装置は、
    前記印刷画像のデータに基づいて、前記印刷部により、前記色補正用チャートを印刷し、前記測色部により、各々のカラーパッチを測色する、
    ことを特徴とする色補正用チャート作成方法。
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