JP2005056285A - 画像出力システム、画像出力制御方法、その方法を実行するためのプログラム及びプログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

画像出力システム、画像出力制御方法、その方法を実行するためのプログラム及びプログラムを格納した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 画像データが構成する画像のサイズが画像出力装置の出力サイズに収まらない場合に、画像の特性の違いに応じて出力方法を決定し、その出力形態で画像を出力すること。
【解決手段】 判定手段がサイズオーバーと判定した場合に、設定保存手段に保存された画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についていずれかの出力形態を参照し、画像データが構成する画像の特性から出力形態を決定し、画像データに基づいて決定手段が決定した出力形態で画像を出力するように画像出力装置を制御する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像出力媒体を備え、前記画像出力媒体に画像出力を行う画像出力装置を含んで構成される画像出力システム、画像出力制御方法、その画像出力方法実行のためのプログラム、及び、プログラムを格納した記録媒体に関する。
従来、印刷製版業界における画像出力システムは、図8に示すように電子写真方式のカラーレーザプリンタ2(スキャナ、コピア、ファクシミリの各機能を併せ持ついわゆる複合機を含む)、CTP(Computer to Plate)5及びDCP(Direct Color Proof)7等の画像出力装置を含んで構成されていた。また、それぞれの画像出力装置のうち、カラーレーザプリンタ2はカンプ(コンプリヘンシブレイアウト;comprehensive layout)の出力、CTP5は印刷に用いる刷版の作成、DCP7はCTP5で刷版を作成する前の校正用のカラープルーフの作成に主に用いられていた。
なお、カラープルーフ作成に用いる画像データは、CTP5で使用する画像データを用いることが好ましい。それは、CTP5で使用する画像データは、クライアント端末から送信されるポストスクリプト(登録商標)やPDF(Portable Document Format)等のページ記述言語で作成されたデータをRIP(Raster Image Processor)4で解析処理しラスターデータ化もしくはアウトライン化したもので、それをDCP7で使用することにより、RIP処理時間の短縮、及び、RIPの違いによる出力結果の相違を無くすためである。
また、CTP5で使用する画像データは、一般的に小サイズ(例えば、A4サイズ)の画像を複数面付けし、例えば、8つのA4サイズの画像を並べさらにトンボ(多色印刷の場合に各色の位置(見当)を合わせたり、加工や仕上げの際に位置を合わせるための目印に引かれた線。)を付すための余白領域を付加し、1つの大サイズの画像を構成する画像データとしたものであることが多い。
一方、近年のカラーレーザプリンタの高画質化に伴い、安価かつ高速に高品位なカラー出力が可能になってきたことにより、DCPの用途、つまりカラープルーフの作成にカラーレーザプリンタを使用したいという要求が高まっている。ところが、現状ほとんどのカラーレーザプリンタが出力可能な画像のサイズ(以下、出力サイズ)は、最大でもA3ワイドサイズ(A3にトンボ領域を付加したサイズ)であるため、上記のように面付けされた大サイズの画像を構成する画像データは、例えば大サイズの画像を分割して出力する(例えば、特許文献1参照。)、大サイズの画像の中央部のみを出力サイズで出力する、画像の縮小や回転をして出力(例えば、特許文献2参照。)するなどの出力形態で出力する必要がある。また、印刷製版業界における画像出力システムでは、クライアント端末から画像データを送信したら、自動的に画像を出力するシステムが望まれるので、そのようなシステムを想定すると、上記の種々の出力形態のいずれかを予め設定しておき、その設定された出力形態で自動的に画像の出力を行う必要あった。
特開平5−37768号公報(段落〔0008〕−〔0053〕、図1乃至図12) 特開2001−94753号公報(段落〔0014〕−〔0051〕、図1乃至図4)
しかしながら、トンボ領域を付加したことにより出力可能なサイズより数ミリだけサイズが大きい画像の場合には中央部のみの出力、面付けされた大サイズの画像の場合には分割して出力する出力形態で出力したい等の画像に応じた様々な要望があり、上記のように出力方法を予め設定してしまうと、その要望に応えることができない。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、画像データが構成する画像のサイズが画像出力装置の出力サイズに収まらない場合に、画像の特性の違いに応じて出力方法を決定し画像出力を行う画像出力システム、画像出力方法、その画像出力方法実行のためのプログラム、及び、プログラムを格納した記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、画像出力媒体を備え、前記画像出力媒体に画像を出力する画像出力装置を含み、前記画像出力媒体への画像の出力を複数の出力形態で行うことが可能な画像出力システムであって、前記画像出力装置における前記画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを記憶する出力サイズ記憶手段と、前記画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を保存する保存手段と、画像データを受け付け、前記受け付けた画像データが構成する画像のサイズと前記出力サイズ記憶手段に記憶された前記画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを比較し、前記画像データが構成する画像のサイズの方が大きい場合にサイズオーバーと判定する判定手段と、前記判定手段によりサイズオーバーと判定された場合に、前記保存手段に保存された前記画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を参照し、前記受け付けた画像データが構成する画像の特性から出力形態を決定する決定手段と、前記受け付けた画像データに基づいて、前記画像出力媒体に、前記決定手段により決定された出力形態で画像を出力するように前記画像出力装置を制御する画像出力制御手段と、を含むことを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、第1の画像出力媒体を備え、前記第1の画像出力媒体に画像を出力する第1の画像出力装置を含み、前記第1の画像出力媒体への画像の出力を複数の出力形態で行うことが可能な画像出力システムであって、前記第1の画像出力装置における前記第1の画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを記憶する出力サイズ記憶手段と、前記第1の画像出力媒体に出力可能な画像のサイズより大きく、第2の画像出力媒体を備え、前記第1の画像出力装置とは異なる目的で使用される第2の画像出力装置における前記第2の画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを上限として、画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を保存する保存手段と、前記画像データ生成手段により生成された画像データを受け付け、前記受け付けた画像データが構成する画像のサイズと前記出力サイズ記憶手段に記憶された前記第1の画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを比較し、前記画像データが構成する画像のサイズの方が大きい場合にサイズオーバーと判定する判定手段と、前記判定手段によりサイズオーバーと判定された場合に、前記保存手段に保存された前記画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を参照し、前記受け付けた画像データが構成する画像の特性から出力形態を決定する決定手段と、前記受け付けた画像データに基づいて、前記第1の画像出力媒体に、前記決定手段により決定された出力形態で画像を出力するように前記第1の画像出力装置を制御する画像出力制御手段と、を含むことを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、前記画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についていずれかの前記出力形態とを入力するための入力手段を更に含み、前記保存手段は、前記入力手段を用いた入力に基づいて、前記保存を行うことを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、前記画像の特性は、画像のサイズで、前記複数の条件は、前記画像のサイズの複数の段階で、前記保存手段は、前記画像のサイズの複数の段階とそれぞれの段階についての出力形態を保存し、前記決定手段は、前記画像のサイズの複数の段階とそれぞれの段階についての出力形態を参照し、前記受け付けた画像データが構成する画像のサイズから前記出力形態を決定することを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、前記画像の特性は、画像の解像度で、前記複数の条件は、前記画像の解像度の複数の段階で、前記保存手段は、前記画像の解像度の複数の段階とそれぞれの段階についての出力形態を保存し、前記決定手段は、前記解像度の複数の段階とそれぞれの段階についての出力形態を参照し、前記受け付けた画像データが構成する画像の解像度から前記出力形態を決定することを特徴としている。
また、請求項6記載の発明は、前記画像の特性は、画像の出力色で、前記複数の条件は、カラー及びモノクロで、前記保存手段は、前記画像の出力色のカラー及びモノクロとカラー及びモノクロについての出力形態を保存し、前記決定手段は、前記画像の出力色のカラー及びモノクロとカラー及びモノクロについての出力形態を参照し、前記受け付けた画像データが構成する画像の出力色のカラーまたはモノクロから前記出力形態を決定することを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、前記画像の特性は、画像のサイズ、画像の解像度または画像の出力色の少なくとも2つ以上の組み合わせで、前記前記複数の条件は、前記組み合わせが、前記画像のサイズを含む場合には前記画像のサイズの複数の段階、前記画像の解像度を含む場合には前記解像度の複数の段階、または、前記出力色を含む場合にはカラー及びモノクロを、それぞれ組み合わせてできる条件で、前記保存手段は、前記組み合わせてできる条件とそれぞれの条件についての出力形態を保存し、前記決定手段は、前記組み合わせてできる条件とそれぞれの条件についての出力形態を参照し、前記受け付けた画像データが構成する画像の前記組み合わせから前記出力形態を決定することを特徴としている。
また、請求項8記載の発明は、前記出力形態は、前記画像を分割してそれぞれを出力する分割出力、前記画像の一部分を出力する部分出力、または、前記画像を縮小して出力する縮小出力のいずれかであることを特徴としている。
また、請求項9記載の発明は、画像出力媒体を備え、前記画像出力媒体に画像を出力する画像出力装置を含み、前記画像出力媒体への画像の出力を複数の出力形態で行うことが可能な画像出力システムにおける画像出力制御方法であって、前記画像出力装置における前記画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを記憶するステップと、前記画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を保存するステップと、画像データを受け付けるステップと、前記受け付けた画像データが構成する画像のサイズと前記記憶された前記画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを比較し、前記画像データが構成する画像のサイズの方が大きい場合にサイズオーバーと判定するステップと、前記サイズオーバーと判定された場合に、前記保存された前記画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を参照し、前記受け付けた画像データが構成する画像の特性から出力形態を決定するステップと、前記受け付けた画像データに基づいて、前記画像出力媒体に、前記決定された出力形態で画像を出力するように前記画像出力装置を制御するステップと、を含むことを特徴としている。
また、請求項10記載の発明は、第1の画像出力媒体を備え、前記第1の画像出力媒体に画像を出力する第1の画像出力装置を含み、前記第1の画像出力媒体への画像の出力を複数の出力形態で行うことが可能な画像出力システムにおける画像出力制御方法であって、前記第1の画像出力装置における前記第1の画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを記憶するステップと、前記第1の画像出力媒体に出力可能な画像のサイズより大きく、第2の画像出力媒体を備え、前記第1の画像出力装置とは異なる目的で使用される第2の画像出力装置における前記第2の画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを上限として、画像データを生成するステップと、前記画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を保存するステップと、前記生成された画像データを受け付けるステップと、前記受け付けた画像データが構成する画像のサイズと前記記憶された前記第1の画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを比較し、前記画像データが構成する画像のサイズの方が大きい場合にサイズオーバーと判定するステップと、前記サイズオーバーと判定された場合に、前記保存された前記画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を参照し、前記受け付けた画像データが構成する画像の特性から出力形態を決定するステップと、前記受け付けた画像データに基づいて、前記第1の画像出力媒体に、前記決定された出力形態で画像を出力するように前記第1の画像出力装置を制御するステップと、を含むことを特徴としている。
また、請求項11記載の発明は、請求項9または請求項10に記載の画像出力制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴としている。
また、請求項12記載の発明は、請求項11に記載のプログラムを前記コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体であることを特徴としている。
請求項1記載の画像出力システムによれば、サイズオーバーの場合の画像の特性の違いに応じた出力形態の設定ができ、画像データが構成する画像サイズがサイズオーバーした場合に自動的に出力形態を決定してその出力形態で出力することができる。
請求項2記載の画像出力システムによれば、大きな出力サイズの異なる目的で使用される画像出力装置(CTP)で出力するように作成された画像データを小さな出力サイズの画像出力装置(カラーレーザプリンタ)で出力する場合に、出力形態を自動的に決定してその出力形態で出力することができる。
請求項3記載の画像出力システムによれば、サイズオーバーの場合の画像の特性の違いに応じた出力形態の設定を入力することができるので、利用者の異なる要望に応えることができる。
請求項9記載の画像出力制御方法によれば、サイズオーバーの場合の画像の特性の違いに応じた出力形態の設定ができ、画像データが構成する画像サイズがサイズオーバーした場合に自動的に出力形態を決定してその出力形態で出力することができる。
請求項10記載の画像出力制御方法によれば、記載の画像出力システムによれば、大きな出力サイズの異なる目的で使用される画像出力装置(CTP)で出力するように作成された画像データを小さな出力サイズの画像出力装置(カラーレーザプリンタ)で出力する場合に、出力形態を自動的に決定してその出力形態で出力することができる。
当該画像出力システムは、例えば、CTP等で印刷に用いる刷版を作成する前のカラープルーフを、刷版を作成するための画像データを用いて作成する場合に、画像データが構成する画像のサイズが、カラープルーフを作成しようとするカラーレーザプリンタ(スキャナ、コピア、ファクシミリの各機能を併せ持ついわゆる複合機を含む)等の画像出力装置が出力可能な画像のサイズ(以下、出力サイズ)より大きい場合(以下、サイズオーバーと記す)に、画像データが構成する画像のサイズ、画像の解像度または画像の出力色(カラー/モノクロ)等の特性の違いから自動的に出力形態を決定し、その出力形態で画像を出力するものである。もちろん、上記のようなカラープルーフ作成以外の用途に用いる画像出力システムや画像出力装置において、サイズオーバーの場合に好適に適用できるものである。
以下、本発明に係る画像出力システムの一実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(システムの全体構成)
まず、本実施の形態における画像出力システムの全体構成について図1を参照して説明する。図1は、当該画像出力システム全体の構成を示す図である。
図1に示すように、画像出力システムは、印刷物の画像編集を行う上流端末であるクライアント端末3a〜3cと、RIP(Raster Image Processor)4(画像データ生成手段)と、記録用紙(第1の画像記録媒体)に画像を出力してカラープルーフやカンプを作成するためのカラーレーザプリンタ2(第1の画像出力装置)と、前記レーザプリンタ2の出力制御に関する制御を行うコントローラとしての制御装置1とを含んで構成されている。クライアント端末3、RIP4及び制御装置1は、LANやインターネット等のネットワークNを介してそれぞれ通信可能に接続されている。
この画像出力システムには、さらに、RIP4から送信される画像データを用いて直接に刷版(第2の画像出力媒体)に画像を結像して出力することが可能なCTP5(第2の画像出力装置)と、高精度なカラープルーフを作成するためのDCP7及びDCP7の出力に関する制御を行うDCP制御装置6が設けられている。このCTP5により出力された刷版を印刷機に装着して印刷処理を行うことにより、(最終的な)印刷物が出力される。
クライアント端末3a〜3cは、いわゆるPC(Personal Computer)で、コンピュータ本体、キーボードおよびモニタ等に加えて、イメージスキャナ等の画像入力機器などを備え(図示は省略する)、コンピュータ本体にアプリケーションソフトを備え、アプリケーションソフトを実行させてポストスクリプト(登録商標)やPDF等のページ記述言語で画像データ(以下、画像データ(PS)と表記する)を作成しネットワークNを通じてRIP4に送信することや、カラーレーザプリンタ2を用いてのカンプの作成を所望する場合には、画像データ(PS)を制御装置1に送信する。また、このようなクライアント端末は、通常、複数台が設けられている(本実施形態では3a〜3cの3台設けられているが、もちろん1台のみの構成や所望の台数からなる構成としてよい)。
制御装置1は、いわゆるコンピュータであって、所定の動作プログラムが組み込まれたにコンピュータ本体、キーボード、マウス、モニタ等から構成され、カラーレーザプリンタ2の出力制御に関する制御を行うコントローラとしての機能を備えている(制御構成の詳細は後述)。
カラーレーザプリンタ2は、いわゆる電子写真方式により各色のトナーを用いて像を記録用紙上に重ね合わせてカラー画像を出力するものである(制御構成の詳細は後述)。また、このカラーレーザプリンタ2は、カンプの作成、及び、RIP4で生成されるCTP5で刷版を作成するための画像データを用いてカラープルーフを作成する。このカラープルーフは刷版を作成する前の校正用に用いられるものである。
RIP4は、クライアント端末3a〜3cで作成された画像データ(PS)をネットワークNを通じて受信し、画像データ(PS)が構成する画像、文字フォント、画像サイズなどの情報を解析しビットマップに変換を行うプロセッサとして機能するサーバ等から構成され、CTP5で刷版を作成するためのラスタイメージフォーマットのC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)およびK(ブラック)の各基本色の網点画像データ(以下、ラスターデータと表記する)を面順次に生成するようになっている。また、画像データ(PS)が構成する画像の出力色がモノクロの場合には、Kについてのラスターデータを生成する。そして、ラスターデータに解像度や出力色(カラー/モノクロ)等の情報を記述したヘッダを付した画像データ(以下、画像データ(RIP)と表記する)をCTP5に送信する。また、CTP5で刷版を作成する前に、カラープルーフをカラーレーザプリンタ2またはDCP7でカラープルーフを作成し校正を行う場合には、制御装置1またはDCP制御装置6に画像データ(RIP)を送信する。
ここで、RIP4で生成される画像データ(RIP)が構成する画像のサイズについて説明する。CTP5の刷版の出力サイズ(第2の出力サイズ)を、例えば、最大がA1ワイドサイズとすると、まず、例えばクライアント端末3から送信される画像データ(PS)が構成する画像が、例えば8つのA4サイズ(210mm×297mm)の画像であれば、刷版用の画像データとして、A1ワイドサイズ(例えば670.2mm×967mmとする)で、図2に示すように、各画像間及び画像の周囲に25.4mm幅の余白部を設けるように面付け、さらに4隅にトンボ(多色印刷の場合に各色の位置(見当)を合わせたり、加工や仕上げの際に位置を合わせるための目印に引かれた線。)を付した画像となるように作成される。また、この面付けの数や余白は、上記8つ、25.4mmに限らず、2つのA4サイズの画像を、各画像間及び画像の周囲に可能な幅の余白を設け4隅にトンボを付して面付けしA3ワイドサイズ(例えば307mm×430mm)で作成してもよく、また、面付けする画像をA4サイズとして説明したが、他のサイズ(例えば、A3、A2など)のや非定形サイズでもよい。そして、後述するように所望の解像度で各基本色のラスターデータが生成され、ラスターデータに解像度や出力色(カラー/モノクロ)等の情報を記述したヘッダを付して画像データ(RIP)とし、送信される。このように、RIP4で生成される画像データ(RIP)は、その構成する画像が様々なサイズ、解像度及び出力色で生成される。
また、RIP4には、複数のいわゆるホットフォルダが用意され、RIP4は常にホットフォルダを監視し、画像データ(PS)を発見したら、解析を行い、画像データ(RIP)を生成するように作用する。ホットフォルダは、画像の解像度(CTPで刷版として出力するときの解像度)及び出力先(カラーレーザプリンタ2、CTP5、DCP7)が設定され作成されているので、画像データ(PS)を発見したホットフォルダに応じた解像度で画像データ(RIP)を生成し、生成した画像データ(RIP)を出力先に送信するようになっている。ただし、出力先がカラーレーザプリンタ2であれば制御装置1に、DCP7であればDCP制御装置6に送信することになる。
また、クライアント端末3でホットフォルダをモニタ上に表示させ、所望の解像度及び出力先のホットフォルダに画像データ(PS)をドラッグアンドドロップすることにより、自動的にRIP4へ画像データ(PS)を送信することができる。また、クライアント端末3での解像度及び出力先の選択は、前述のホットフォルダによる方法のみならず、例えば、送信の際に解像度及び出力先の選択が入力可能な入力画面を表示させて入力する方法であってもよい。
(制御装置及びカラーレーザプリンタの制御構成)
次に、制御装置及びカラーレーザプリンタの制御構成を図3を用いて説明する。図3は、制御装置及びカラーレーザプリンタの機能ブロック図である。
制御装置1は、図3に示すように、入力手段19、プログラム、画像データ(RIP)等を記憶する機能を有する記憶部10、画像データ(RIP)の出力形態を決定する処理を行う処理部11、画像を出力するようにカラーレーザプリンタ2を制御する画像出力制御手段20を含んで構成される。
入力手段19は、モニタ、キーボード及びマウスを含んで構成され、入力画面を用いての入力が可能に構成されている。
記憶部10は、ホットフォルダを備え、RIP4から送信される画像データ(RIP)及びクライアント端末3から送信されるカンプ用の画像データ(PS)を受信し記憶する画像データ記憶部12、カラーレーザプリンタ2から送信される情報(後述)を受けてカラーレーザプリンタ2の出力サイズを記憶する出力サイズ記憶部13(出力サイズ記憶手段)、入力手段19を用いての入力(後述)を受けて画像の特性(画像のサイズ、解像度または出力色(カラー/モノクロ)など)に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を保存する出力形態設定記憶部14(保存手段)(以下、この保存された内容を設定内容と表記することもある)、全体を制御するためのプログラム、及び、画像データが構成する画像のサイズがサイズオーバーする場合に、画像データが構成する画像の特性の違いから自動的に出力形態を決定し、その出力形態で画像を出力するためのプログラム等を特定のディレクトリに記憶する。
また、上記画像データが構成する画像のサイズがサイズオーバーする場合に、画像データが構成する画像の特性の違いから自動的に出力形態を決定し、その出力形態で画像を出力するためのプログラムを、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、磁気記録テープ等の可搬性の記録媒体等に格納してもよい。また、かかるプログラムソフトウエアをコンピュータで実行する場合には、コンピュータに付属の読取装置で上述の記録媒体から読み取ることができる。
処理部11は、ホットフォルダを監視し、画像データ(RIP)がホットフォルダに記憶されたときに画像データ(RIP)を発見するための監視手段15と、監視手段15がホットフォルダ内に画像データ(RIP)を発見したときに、画像データ(RIP)のラスターデータとヘッダに記述された解像度から画像のサイズを算出し、算出した画像のサイズと出力サイズ記憶部13に記憶されたカラーレーザプリンタ2の出力サイズとを比較し、算出した画像のサイズがサイズオーバーするか否か判定する判定手段16と、判定手段16がサイズオーバーと判定した場合に、出力形態設定記憶部14を参照し、画像データ(RIP)が構成する画像の画像サイズ、解像度または出力色(カラー/モノクロ)などの特性から出力形態を決定する出力形態決定手段17(決定手段)と、決定された出力形態に画像データ(RIP)を加工する加工手段18とを備えている。
画像出力制御手段20は、画像データ(RIP)をカラーレーザプリンタ2で出力可能なフォーマットに変換し、画像を出力するようにカラーレーザプリンタ2を制御する。また、画像出力制御手段20は、監視手段15が画像データ(PS)を発見したときに、画像データ(PS)をカラーレーザプリンタ2で出力可能なフォーマットに変換し、画像を出力するようにカラーレーザプリンタ2を制御する。
ただし、加工手段18は、カラーレーザプリンタ2に備えて、カラーレーザプリンタ2で出力可能なフォーマットに変換されたデータを加工するようにしてもよい。
ここで、サイズオーバーの場合の出力形態について説明する。例えば、分割出力、部分出力、縮小出力である。また、分割出力とは、図4(a)にしめすように、例えばA1サイズ(594mm×840mm)の画像を、例えば、図4(a)に点線で示す分割線で4つに分割し、分割された各画像をそれぞれA3サイズ(297mm×420mm)の記録用紙に出力する。また、部分出力とは、中央部出力、トリミング出力、オフセット出力などである。中央部出力とは、図4(b)に示すように、例えばA3ワイドサイズ(307mm×430mm)の画像の点線で囲んだ出力サイズ(例えば、A3サイズ)に相当する画像の中央部を出力し、トリミング出力とは、図4(d)に示すように、例えばA1サイズ(594mm×840mm)の画像の任意の長方形(点線で表示)で囲んだ範囲(最大は出力サイズである)の画像を出力し、オフセット出力とは、図4(e)に示すように、例えばA1サイズ(594mm×840mm)の画像の任意の位置の出力サイズ(例えば、A3サイズ)に相当する画像を出力する。また、縮小出力とは、図4(c)に示すように、例えばA3サイズより大きい画像をA3サイズの画像で出力する。また、これらの出力形態で出力するために、加工手段18は出力形態に応じて、画像データ(RIP)を分割し複数の画像データに分けたり、出力する部分に相当するデータを抜き出したり、画素を間引いて小さくする等の加工を行う。
また、サイズオーバーの場合の画像の特性の違いに応じた出力形態の設定は、例えば、図5に示すような出力形態設定画面141を制御装置1のモニタに表示させて使用者が所望の設定となるようにマウスやキーボードを用いて入力し、その入力を受けて設定される。ただし、出力形態設定画面141を用いての入力によらず予めプログラムに書き込んでおき、そこから読み取って設定するような方法でもよい。
さらに、図5に示す出力形態設定画面141を用いた設定の一例について説明する。例えば、出力形態を画像サイズの違いから決定する場合には、図5に示すサイズオーバー量にチェックし、サイズオーバー量に関する複数(図5では3つ)の段階とそれぞれの段階についての出力形態を入力し、設定ボタンをクリックして設定し、保存する。ただし、サイズオーバー量は、画像データが構成する画像サイズとカラーレーザプリンタ2の出力サイズの差であるから、出力サイズに各サイズオーバー量を加えて画像のサイズで表すことができる。例えば、図5に表示された設定内容であれば、サイズオーバー量(例えば、縦または横のサイズオーバー量の大きい方)が、200mm以上となるサイズの画像の場合には分割出力により出力され、20mm以下となるサイズの画像の場合には中央部出力により出力され、20mm超200mm未満となるサイズの画像の場合には縮小出力により出力されるように設定される。
また、出力形態を画像の解像度の違いから決定する場合には、同様に、図5の解像度をチェックし、解像度に関する複数(図5では3つ)の段階とそれぞれの段階についての出力形態を入力し、設定ボタンをクリックして設定し、保存する。例えば図5に表示された設定内容であれば、画像の解像度が、300dpi(dot per inch)以上の場合には分割出力により出力され、100dpi以下の場合には縮小出力により出力され、それ以外の場合には縮小出力により出力されるように設定される。
また、出力形態を画像の出力色(カラー/モノクロ)の違いから決定する場合には、同様に、図5の色をチェックし、カラー及びモノクロとカラー及びモノクロについての出力形態を入力し、設定ボタンをクリックして設定し、保存する。例えば図5に表示された設定内容であれば、画像がモノクロの場合には縮小出力により出力され、画像がカラーの場合には分割出力により出力されるように設定される。言うまでもないが、上記の画像の特性や数値、それに対応する出力形態等は一例であってこれらに限られるものではない。
カラーレーザプリンタ2は、記録用紙を画像出力部23に給紙する給紙部22、給紙される記録用紙に画像を記録し出力する画像出力部23、ユーザが各種操作や入力を行うためのユーザインターフェイスとしての操作パネル24、及び、カラーレーザプリンタ2全体を制御するカラーレーザプリンタ制御部21を含んで構成される。
給紙部22は、少なくとも1種の記録用紙を収容するとともに、制御部21に制御されて記録用紙を給紙する。また、図示しないが、モータやセンサの部品や記録紙搬送のためのローラやガイド部材及びそれらを保持する部材等で構成されている。
画像出力部23は、記録用紙に画像記録を行うと共に、例えば、図示しないが、給紙された記録用紙を搬送する搬送部、画像が記録された記録用紙を排紙する排紙部を含んで構成されている。また、それらの各部はモータやセンサの部品や記録紙搬送のためのローラやガイド部材及びそれらを保持する部材等構成されている。尚、本実施の形態において、画像の記録は、画像データに基づいて各基本色毎の像担持体上にレーザ光を用いて潜像を形成し、現像剤を用いて現像を行い各色のトナー像を形成し、形成されたトナー像を中間転写体を介して一括して給紙部から給紙される記録用紙に転写するいわゆる電子写真方式によって行う。また、出力サイズはこの記録用紙のサイズによって決定され、最大で記録用紙のサイズであり、画像出力部の構成によって記録用紙の周辺部に余白を必要とする場合には記録用紙のサイズからその余白を差し引いたサイズとなる(本実施の形態においては記録用紙のサイズを出力サイズとする。)。
操作パネル24は、例えば、パターンや文字の表示を行うLCDと操作の受付けを行うタッチパネルとが重ねて配置されてなり、カラーレーザプリンタ2の状態等の表示や、LCDに表示されているアイコン等をその位置でタッチパネルを押下して操作・入力することができるように構成されている。
制御部21は、画像出力装置全体の制御を行う機能と、制御装置1から画像データを受信し、画像の出力を行うように各部を制御する機能と、給紙部22に収容されている記録用紙のサイズから出力サイズについての情報を制御装置1に送信する機能を備える。また、具体的には、CPUと、全体の制御を行うためのプログラム、及び、プログラムを実行するときに必要な各種データを記憶すると共に、プログラムを実行するときのワークエリアを構成するシステムメモリを含んで構成される。また、出力サイズについての情報は、記録用紙のサイズを検知するセンサ等に基づいて自動的に取得される情報であっても、記録用紙のサイズについて操作パネルを用いて入力される情報であってもよく、特に限定するものではない。また、制御装置1の入力手段19を用いて制御装置1に記録用紙のサイズを直接入力し、その入力に基づいて制御装置1の出力サイズ記憶部13に出力サイズを記憶するようにしてもよい。また、カラーレーザプリンタ2の出力サイズは、CTP5の出力サイズより小さく、例えば、A3サイズやA3ワイドサイズである。
また、本実施の形態においては、制御装置1とカラーレーザプリンタ2をそれぞれ独立した装置とする構成としたが、この2つを制御装置1の機能を備えたカラーレーザプリンタとして構成することも可能である。
(画像出力制御方法)
次に、上述のような構成の画像出力システムにおける画像出力制御方法について、図6を参照しつつ説明する。図6は、本画像出力システムにける画像出力制御方法の手順を示すフローチャートである。
制御手段1の出力サイズ記憶部13のカラーレーザプリンタ2の出力サイズ、及び、出力形態設定記憶部14の画像の特性(画像サイズ、解像度または出力色(カラー/モノクロ)など)に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態の設定内容は、予め保存されているものとする。
まず、クライアント端末3で作成された画像データ(PS)が、RIP4に用意されているカラーレーザプリンタ2で出力するためのホットフォルダへ送信されると、RIP4では、画像データ(PS)を解析し、画像の面付け及び余白を付し、ホットフォルダに応じた解像度でラスターデータ化し、さらに解像度及び出力色(カラーモノクロ)についての情報を記述したヘッダを付して画像データ(RIP)を生成し(図6ステップS101、以下省略してS101と記す。他のステップも同様。)、画像データ(RIP)を制御装置1に送信する(S102)。
制御装置1は、画像データ(RIP)を受信し画像データ記憶部12のホットフォルダに記憶する。監視手段15は、ホットフォルダを監視し、画像データ(RIP)を発見すると(S201)、判定手段16は、画像データ(RIP)のヘッダに記述された解像度とラスターデータから画像データが構成する画像のサイズを算出し、その画像のサイズと出力サイズ記憶部13に記憶されたカラーレーザプリンタ2の出力サイズとを比較し、サイズオーバーか否か判定する(S202)。
例えば、ラスターデータの1ライン当たりのデータ数をD、ライン数をL、解像度をRとすれば、
横方向の画像サイズ=D/R、
縦方向の画像サイズ=L/R、
として求めることができ、
この算出した画像サイズの縦横と出力サイズの縦横とをそれぞれ比較し、縦及び横の少なくとも一方が大きい場合に、サイズオーバーと判定する。
判定手段16がサイズオーバーと判定した場合に(S202、Y)、出力形態決定手段17は、出力形態設定記憶部14の設定内容を参照し、画像データ(RIP)が構成する画像の特性から出力形態を決定する(S203)。もちろん、サイズオーバーと判定しなかった場合には、出力形態決定手段17は、画像データ(RIP)を元のまま出力すると決定し(S205)、S206へ遷移することになる。
例えば、出力形態設定記憶部14の設定内容が、出力形態を画像サイズの違いから決定するように、図5に表示された内容で設定がなされていれば、サイズオーバー量(例えば、縦または横のサイズオーバー量の大きい方とする)が、200mm以上となるサイズの画像の場合には分割出力に決定し、20mm以下となるサイズの画像の場合には中央部出力に決定し、20mm超200mm未満となるサイズの画像の場合には縮小出力に決定する。
また、例えば、出力形態設定記憶部14の設定内容が、出力形態を解像度の違いから決定するように、図5に表示された内容で設定がなされたならば、画像データ(RIP)のヘッダに記述された解像度が、300dpi(dot per inch)以上の場合には分割出力に決定し、100dpi以下の場合には縮小出力に決定し、それ以外の場合には縮小出力に決定する。
また、例えば、出力形態設定記憶部14の設定内容が、出力形態を出力色(カラー/モノクロ)の違いから決定するように、図5に表示した内容で設定がなされたならば、ヘッダに記述された出力色がモノクロの場合には縮小出力に決定し、カラーの場合には上記分割出力に決定する。
つぎに、加工手段18は、決定された出力形態に合わせて画像データ(RIP)を加工する(S204)。ただし、出力形態が、オフセット出力やトリミング出力の場合には、入力手段19を用いて入力される画像の範囲に基づいて画像データ(RIP)を加工する。
さらにつぎに、画像出力制御手段20は、加工された画像データ(RIP)をカラーレーザプリンタ2で出力可能なフォーマットに変換し、画像を出力するようにカラーレーザプリンタ2を制御する(S206)。
そして、カラーレーザプリンタ2は、画像出力制御手段20の制御に基づいて画像を出力する。
以上のような画像出力システム、画像出力制御方法によれば、サイズオーバーの場合の画像の特性の違いに応じた出力形態の設定ができ、画像データが構成する画像がサイズオーバーした場合に自動的に出力形態を決定してその出力形態で出力することができる。
例えば、出力形態を画像のサイズの違いから決定する設定であれば、サイズオーバー量が200mm以上の場合には、縮小出力によれば画質が劣化したり、中央部出力によれば画像が欠落したりするのでそのような出力では校正用のカラープルーフとして使用できないので分割出力を行い、サイズオーバー量が20mm以下の場合には、縮小出力による画質の劣化はほとんど無いものの中央部出力によれば画像の外周の余白が削除されるだけで出力でき校正用のカラープルーフとして十分使用できるので中央部出力を行い、サイズオーバー量が20mm超200mm未満の場合には、中央部出力によれば画像が欠落し校正用のカラープルーフとして使用できず、分割出力によればほとんどが余白部分のページが出力されてしまうなどの無駄が予想され、縮小出力しても画質はほとんど劣化しないので校正用のカラープルーフとして十分使用できるため縮小出力を行うというように、画像の特性(この場合は画像サイズ)に応じた出力形態で出力することができる。また、中央部出力に代えて、オフセット出力やトリミング出力を行うことによれば、所望する部分の画像を出力することができる。
また、出力形態を解像度の違いから決定する設定であれば、解像度が300dpi以上の場合には、校正時に画質を重視するので画質が劣化する縮小は行わず分割出力を行い、解像度が300dpi未満の場合には、校正時に画質は重要ではないので縮小出力を行うというように、画像の特性(この場合は解像度)に応じた出力形態で出力することができる。
また、出力形態を出力色の違いから決定する設定であれば、出力色がカラーの場合には、画質を重視するので画質が劣化する縮小は行わず分割出力を行い、モノクロの場合には、画質は重要ではないので縮小出力を行うというように、画像特性(この場合は出力色)に応じた出力形態で出力することができる。
またさらに、サイズオーバーの場合の画像の特性に応じた出力形態を、例えば、図7に示すようにサイズオーバー量と解像度を組み合わせに関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を設定し、画像サイズがサイズオーバーした場合に画像データ(RIP)のサイズオーバー量と解像度から出力形態を自動的に決定するようにすることも可能である。また、この組み合わせに関する複数の条件は一例であって種々の組み合わせや、2つの組み合わせに限らず3つ以上の組み合わせを用いることができる。
また、出力形態を決定する画像の特性の選択を可能とするように、つまり出力形態を画像サイズの違いから決定するのか、解像度の違いから決定するのか、出力色の違いから決定するのか、或いは、それらの組み合わせから決定するのかを、クライアント端末3で選択できるようにしてもよい。例えば、上述の画像の解像度(CTPで刷版として出力するときの解像度)及び出力先(カラーレーザプリンタ2、CTP5、DCP7)の設定に加えて、出力形態を決定する画像の特性を設定してホットフォルダを作成し、制御装置1の出力形態設定記憶部14には、複数の画像の特性(画像サイズ、解像度、出力色(カラー/モノクロ)及びこれらの組み合わせなど)のそれぞれについて、それぞれの画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を設定し保存しておく。例えば、図5に示した出力形態設定画面141を用いて、全ての画像の特性について入力を行うようにすればよい。
そして、クライアント端末3で、ホットフォルダを選択して、言い換えればどの画像の特性から出力形態を決定するかを選択して画像データ(PS)を送信し、RIP4が、受信した画像データ(PS)から画像データ(RIP)を生成するとともに出力形態を決定するための画像の特性を示す情報(選択情報)を付して制御装置1に送信する。制御装置1は、上述と同様にサイズオーバーの判定を行い、サイズオーバーと判定したら、画像データ(RIP)に付された特性を示す情報について出力形態設定記憶部14に記憶された複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を参照して、画像データ(RIP)が構成する画像の特性から出力形態を決定する。ここでは、選択手段としてクライアント端末3によるホットフォルダの選択を一例としたが、クライアント端末3で入力画面をモニタに表示してその画面を用いて出力形態を決定するための画像特性を選択するようにしてもよい。
また、上述の画像出力制御方法を、DCP制御装置6及びDCP7に適用することも可能である。
本発明に係る画像出力システムの一実施の形態の全体の構成を示すブロック図である。 図1に示すRIPで生成する画像データを説明するための図である。 図1に示す制御装置とカラーレーザプリンタの制御構成を示す機能ブロック図である。 分割出力について説明するための図である。 中央部出力について説明するための図である。 縮小出力について説明するための図である。 トリミング出力について説明するための図である。 オフセット出力について説明するための図である。 制御装置のモニタに表示する画面の1例を示す図である。 本発明の画像出力方法の処理手順を示すフローチャートである。 画像特性の組み合わせに応じた出力形態の一例を示す図である。 従来の画像出力システムの全体の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 制御装置
10 記憶部
12 画像データ記憶部
13 出力サイズ記憶部
14 出力形態設定記憶部
11 処理部
15 監視手段
16 判定手段
17 出力形態決定手段
18 加工手段
19 入力手段
20 画像出力制御手段
2 カラーレーザプリンタ
21 制御部
22 給紙部
23 画像出力部
24 操作パネル
3 クライアント端末
4 RIP
5 CTP
6 DCP制御手段
7 DCP

Claims (12)

  1. 画像出力媒体を備え、前記画像出力媒体に画像を出力する画像出力装置を含み、前記画像出力媒体への画像の出力を複数の出力形態で行うことが可能な画像出力システムであって、
    前記画像出力装置における前記画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを記憶する出力サイズ記憶手段と、
    前記画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を保存する保存手段と、
    画像データを受け付け、前記受け付けた画像データが構成する画像のサイズと前記出力サイズ記憶手段に記憶された前記画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを比較し、前記受け付けた画像データが構成する画像のサイズの方が大きい場合にサイズオーバーと判定する判定手段と、
    前記判定手段によりサイズオーバーと判定された場合に、前記保存手段に保存された前記画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を参照し、前記受け付けた画像データが構成する画像の特性から出力形態を決定する決定手段と、
    前記受け付けた画像データに基づいて、前記画像出力媒体に、前記決定手段により決定された出力形態で画像を出力するように前記画像出力装置を制御する画像出力制御手段と、を含むことを特徴とする画像出力システム。
  2. 第1の画像出力媒体を備え、前記第1の画像出力媒体に画像を出力する第1の画像出力装置を含み、前記第1の画像出力媒体への画像の出力を複数の出力形態で行うことが可能な画像出力システムであって、
    前記第1の画像出力装置における前記第1の画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを記憶する出力サイズ記憶手段と、
    前記第1の画像出力媒体に出力可能な画像のサイズより大きく、第2の画像出力媒体を備え、前記第1の画像出力装置とは異なる目的で使用される第2の画像出力装置における前記第2の画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを上限として、画像データを生成する画像データ生成手段と、
    前記画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を保存する保存手段と、
    前記画像データ生成手段により生成された画像データを受け付け、前記受け付けた画像データが構成する画像のサイズと前記出力サイズ記憶手段に記憶された前記第1の画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを比較し、前記受け付けた画像データが構成する画像のサイズの方が大きい場合にサイズオーバーと判定する判定手段と、
    前記判定手段によりサイズオーバーと判定された場合に、前記保存手段に保存された前記画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を参照し、前記受け付けた画像データが構成する画像の特性から出力形態を決定する決定手段と、
    前記受け付けた画像データに基づいて、前記第1の画像出力媒体に、前記決定手段により決定された出力形態で画像を出力するように前記第1の画像出力装置を制御する画像出力制御手段と、を含むことを特徴とする画像出力システム。
  3. 前記画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についていずれかの前記出力形態とを入力するための入力手段を更に含み、
    前記保存手段は、前記入力手段を用いた入力に基づいて、前記保存を行う請求項1または請求項2に記載の画像出力システム。
  4. 前記画像の特性は、画像のサイズで、
    前記複数の条件は、前記画像のサイズの複数の段階で、
    前記保存手段は、前記画像のサイズの複数の段階とそれぞれの段階についての出力形態を保存し、
    前記決定手段は、前記画像のサイズの複数の段階とそれぞれの段階についての出力形態を参照し、前記受け付けた画像データが構成する画像のサイズから前記出力形態を決定する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像出力システム。
  5. 前記画像の特性は、画像の解像度で、
    前記複数の条件は、前記画像の解像度の複数の段階で、
    前記保存手段は、前記画像の解像度の複数の段階とそれぞれの段階についての出力形態を保存し、
    前記決定手段は、前記解像度の複数の段階とそれぞれの段階についての出力形態を参照し、前記受け付けた画像データが構成する画像の解像度から前記出力形態を決定する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像出力システム。
  6. 前記画像の特性は、画像の出力色で、
    前記複数の条件は、カラー及びモノクロで、
    前記保存手段は、前記画像の出力色のカラー及びモノクロとカラー及びモノクロについての出力形態を保存し、
    前記決定手段は、前記画像の出力色のカラー及びモノクロとカラー及びモノクロについての出力形態を参照し、前記受け付けた画像データが構成する画像の出力色のカラーまたはモノクロから前記出力形態を決定する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像出力システム。
  7. 前記画像の特性は、画像のサイズ、画像の解像度または画像の出力色の少なくとも2つ以上の組み合わせで、
    前記前記複数の条件は、前記組み合わせが、前記画像のサイズを含む場合には前記画像のサイズの複数の段階、前記画像の解像度を含む場合には前記解像度の複数の段階、または、前記出力色を含む場合にはカラー及びモノクロを、それぞれ組み合わせてできる条件で、
    前記保存手段は、前記組み合わせてできる条件とそれぞれの条件についての出力形態を保存し、
    前記決定手段は、前記組み合わせてできる条件とそれぞれの条件についての出力形態を参照し、前記受け付けた画像データが構成する画像の前記組み合わせから前記出力形態を決定する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像出力システム。
  8. 前記出力形態は、前記画像を分割してそれぞれを出力する分割出力、前記画像の一部分を出力する部分出力、または、前記画像を縮小して出力する縮小出力のいずれかである請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の画像出力システム。
  9. 画像出力媒体を備え、前記画像出力媒体に画像を出力する画像出力装置を含み、前記画像出力媒体への画像の出力を複数の出力形態で行うことが可能な画像出力システムにおける画像出力制御方法であって、
    前記画像出力装置における前記画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを記憶するステップと、
    前記画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を保存するステップと、
    画像データを受け付けるステップと、
    前記受け付けた画像データが構成する画像のサイズと前記記憶された前記画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを比較し、前記受け付けた画像データが構成する画像のサイズの方が大きい場合にサイズオーバーと判定するステップと、
    前記サイズオーバーと判定された場合に、前記保存された前記画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を参照し、前記受け付けた画像データが構成する画像の特性から出力形態を決定するステップと、
    前記受け付けた画像データに基づいて、前記画像出力媒体に、前記決定された出力形態で画像を出力するように前記画像出力装置を制御するステップと、を含むことを特徴とする画像出力制御方法。
  10. 第1の画像出力媒体を備え、前記第1の画像出力媒体に画像を出力する第1の画像出力装置を含み、前記第1の画像出力媒体への画像の出力を複数の出力形態で行うことが可能な画像出力システムにおける画像出力制御方法であって、
    前記第1の画像出力装置における前記第1の画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを記憶するステップと、
    前記第1の画像出力媒体に出力可能な画像のサイズより大きく、第2の画像出力媒体を備え、前記第1の画像出力装置とは異なる目的で使用される第2の画像出力装置における前記第2の画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを上限として、画像データを生成するステップと、
    前記画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を保存するステップと、
    前記生成された画像データを受け付けるステップと、
    前記受け付けた画像データが構成する画像のサイズと前記記憶された前記第1の画像出力媒体に出力可能な画像のサイズを比較し、前記受け付けた画像データが構成する画像のサイズの方が大きい場合にサイズオーバーと判定するステップと、
    前記サイズオーバーと判定された場合に、前記保存された前記画像の特性に関する複数の条件とそれぞれの条件についての出力形態を参照し、前記受け付けた画像データが構成する画像の特性から出力形態を決定するステップと、
    前記受け付けた画像データに基づいて、前記第1の画像出力媒体に、前記決定された出力形態で画像を出力するように前記第1の画像出力装置を制御するステップと、を含むことを特徴とする画像出力制御方法。
  11. 請求項9または請求項10に記載の画像出力制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを前記コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体。

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