JP2016131084A - 電線送給装置 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、テンション検出部(張力調整機構)は、一端側を回動可能な回動軸とし、他端側に設けた回転ローラーを電線に接触させる揺動リンクと、回転ローラーに電線が接触することによって電線を送り出す方向に段差をつけるようにガイドする電線段差ガイド部として、電線ガイドローラー、あるいはフック等を含んでいる。
なお、図5の電線自動ガイド部60は、2箇所に設けた電線自動ガイド部60のうち、電線Wを送り出す方向で揺動リンク40より奥側に設けたものを示している。
本発明の実施例に係る電線送給装置1は、自動車のワイヤハーネス等に用いる電線Wを加工する場合、リールRに巻き取った電線Wを引き出して電線Wの切断等の加工処理を行う装置に送り出すものである。
この電線送給装置1は、リールRに巻き取った電線Wを所定寸法に切断した後、電線Wの端末部に端子を圧着する加工処理を行うワイヤハーネス製造装置100に組み込む。
なお、ワイヤハーネス製造装置100の装置構成はこれに限らず、電線送給装置1を組み込んでいればよい。
この電線送出機構20は駆動機構が制御部に接続することによって、制御部からの信号に基づいて電線送出ローラー21を作動するようになっている。
この張力調整機構30は、巻き取った電線Wrと電線送出機構20との間に設けている。
このため、電線Wを揺動リンク40の回転ローラー31の外周面31aに近づける場合、電線Wを揺動リンク40の自由端側から電線誘導切り込み部41に入れることによって、電線Wを回転ローラー31の外周面31aに近づくように誘導することができる。
しかも、電線誘導切り込み部41の入口部分が鉤状になっているため、電線Wが電線誘導切り込み部41から外れ難いようになっている。
電線自動ガイド部60は、図5に示すように、電線Wを送り出す方向にガイドする棒状のガイド部材61と、電線Wを送り出す方向にガイドする位置(以下、電線ガイド位置という。)と、電線ガイド位置P1から離れた位置とにガイド部材61を自動で動かすガイド部材可動機構部62と、を含む。
このガイド部材可動機構部62は、ガイド部材61の一端側を軸支する軸支部62aと、ガイド部材61を軸支部62aを中心に回動する動力を負荷する駆動部62bと、を有する。
なお、この実施例では、ガイド部材61が電線ガイド位置P1と、電線ガイド位置P1から離れた位置P2との間で略180度回動するようになっている。
この電線ガイドローラー70は、電線Wを送り出す方向で揺動リンク40より手前側に設置し、外周面70aの下部によって電線Wを揺動リンク40の回転ローラー31の外周面31aの上部に向けて屈曲するようにガイドする。
より具体的には、この電線自動ガイド部60は、電線ガイド位置P1にガイド部材61を動かすと、ガイド部材61が電線ガイドローラー70の外周面70aと僅かな間隔を隔て、かつ、電線ガイドローラー70の軸方向に外周面70aを横切るように配置される。
より具体的には、ガイド部材61がガイド部材可動機構部62によって軸支部62aを中心として電線ガイド位置P1から180度回動することによって電線ガイドローラー70の外周面70aを横切らない位置に配置される。
この奥側に設けた電線自動ガイド部60Bは、電線ガイド位置P1にガイド部材61を動かすと、ガイド部材61が電線Wの上方位置、かつ、電線Wに対して交差するように配置される。このため、ガイド部材61が揺動リンク40の電線誘導切り込み部41および回転ローラー31によって電線送出機構20に向けて大まかに屈曲した電線Wを回転ローラー31の外周面31aにより近づけて屈曲する。
より具体的には、ガイド部材61がガイド部材可動機構部62によって軸支部62aを中心として電線ガイド位置P1から180度回動することによって電線Wに交差しないように配置される。
この操作部150には、電線ガイド位置P1、あるいは、電線ガイド位置P1から離れた位置P2にガイド部材61を自動で動かすための操作釦151を設けている。
この制御部160は、電線ガイド位置P1、あるいは、電線ガイド位置P1から離れた位置P2にガイド部材61を移動する旨の信号が操作部150から出力された場合、その信号に応じた電線自動ガイド部60の制御を実行する。
なお、この実施例では、2箇所に設けた電線自動ガイド部60A、60Bはガイド部材61が同時に電線ガイド位置P1、あるいは、電線ガイド位置P1から離れた位置P2に動くように設定している。
図7は、(a)がリールRに巻き取った電線Wの先端を作業者が入口電線誘導リング11に挿通する様子を示した図であり、(b)が電線送出機構20に向けて作業者が電線Wを引き込んでいる様子を示した図である。図8は、(a)が、作業者が電線Wの端部を電線送出機構20にセットしている様子を示した図であり、(b)が、操作釦151を作業者が押圧操作することによって2箇所の電線自動ガイド部60のガイド部材61が電線Wを送り出す方向にガイドする位置に動いた状態を示した図である。
このとき、揺動リンク40の手前側と奥側の2箇所に設けた電線自動ガイド部60A、60Bの各ガイド部材61が電線ガイド位置P1から離れた位置P2にあるため、電線Wを電線送出機構20に向けてガイド部材61に邪魔されることなく容易に引っ張り出すことができる。
また、電線Wを揺動リンク40の回転ローラー31の外周面31aに近づける場合、電線Wを揺動リンク40の自由端側から電線誘導切り込み部41に入れることによって、電線Wを回転ローラー31の外周面31aに近づくように誘導する。
ここで、作業者は、2列に並んだ複数の電線送出ローラー21の間に電線Wを通すことによって電線の端部を電線送出機構20にセットする。
これにより、ガイド部材61が電線Wを送り出す方向で段差をつけるように電線Wをガイドし、この作業手順を完了する。
10 フレーム
11 入口電線誘導リング
20 電線送出機構
21 電線送出ローラー
30 張力調整機構
31 回転ローラー
31a 外周面
32 コイルバネ
33 検知スイッチ
33a 接触子
40 揺動リンク
40a 端部
40b 回動軸
41 電線誘導切り込み部
50 電線段差ガイド部
60、60A、60B 電線自動ガイド部
61 ガイド部材
62 ガイド部材可動機構部
62a 軸支部
62b 駆動部
70 電線ガイドローラー
70a 外周面
100 ワイヤハーネス製造装置
110 巻取電線保管部
120 電線測長切断装置
130 端子圧着装置
140 受取装置
150 操作部
151 操作釦
160 制御部
W 電線
Wr 巻き取った電線
R リール
Claims (5)
- 巻き取った電線から電線を引き出しながら送り出す電線送出機構と、一端側を回動可能な回動軸として他端側に設けた回転ローラーを前記電線に接触させる揺動リンク、および、前記回転ローラーに前記電線が接触することによって前記電線を送り出す方向で前記電線に段差をつけるようにガイドする電線段差ガイド部を含み、かつ、前記巻き取った電線と前記電線送出機構との間に設けた張力調整機構と、を有する電線送給装置であって、
前記電線段差ガイド部は、
前記電線を送り出す方向にガイドするガイド部材と、
前記電線を送り出す方向にガイドする位置と、前記電線を送り出す方向にガイドする位置から離れた位置と、に前記ガイド部材を自動で動かすガイド部材可動機構部と、
を含む電線自動ガイド部
を有することを特徴とする電線送給装置。 - 前記揺動リンクは、
前記回動軸とは離れた側の端部を前記回転ローラーの取り付け位置からさらに前記回動軸から離れる方向に延出し、該離れた側の端部から前記回転ローラーまで前記電線を誘導するために、入口部分を鉤状に形成して切り込んだ電線誘導切り込み部
を形成する
ことを特徴とする請求項1に記載の電線送給装置。 - 前記電線段差ガイド部は、
前記電線を送り出す方向に外周面によって前記電線をガイドするローラーである電線ガイドローラーを有し、
前記電線自動ガイド部は、
前記電線を送り出す方向にガイドする位置に前記ガイド部材を動かすと、前記ガイド部材が前記外周面の近傍で向かい合う位置に配置され、前記電線を送り出す方向にガイドする位置から離れる位置に前記ガイド部材を動かすと、前記ガイド部材が前記電線を送り出す方向にガイドする位置に比して前記外周面から離れた位置に配置される
ことを特徴とする請求項2に記載の電線送給装置。 - 前記ガイド部材は、
棒状の部材であり、
前記ガイド部材可動機構部は、
前記ガイド部材を回動可能に前記ガイド部材の一端側を軸支し、前記ガイド部材を回動することによって前記ガイド部材を前記電線を送り出す方向にガイドする位置と、前記電線を送り出す方向にガイドする位置から離れた位置とに動かす
ことを特徴とする請求項1に記載の電線送給装置。 - 前記電線段差ガイド部は、
前記電線を送り出す方向に段差をつけるための前記電線の複数箇所の屈曲部分で前記電線を屈曲方向にガイドするように前記電線自動ガイド部を複数箇所に設ける
ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の電線送給装置。
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