JP2019083118A - 外装部材挿入装置及び外装部材挿入方法 - Google Patents
外装部材挿入装置及び外装部材挿入方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019083118A JP2019083118A JP2017209579A JP2017209579A JP2019083118A JP 2019083118 A JP2019083118 A JP 2019083118A JP 2017209579 A JP2017209579 A JP 2017209579A JP 2017209579 A JP2017209579 A JP 2017209579A JP 2019083118 A JP2019083118 A JP 2019083118A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- electric wire
- exterior member
- electric
- conveyance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
Description
しかしながら、長尺の電線を撓み易いコルゲートチューブへ通す手作業は難作業となっており、電線の先端部に通し治具を嵌める無駄な時間が掛かったり、作業者が異なったコルゲートチューブを電線に組付けてしまったりする可能性があった。また、所定長に切断される電線は、ロット生産が基本となる為、仕掛在庫が増えるという問題もあった。
従って、切開部位を通してコルゲートチューブの内部に電線を挿入することにより電線にコルゲートチューブを順次外装することで、電線の長手方向に沿って連続的にコルゲートチューブを取り付けることができる。このように、従来は作業者の手作業により行われていた作業を機械化することで、外装部材取付の作業効率を向上させることができ、ワイヤハーネスの製造工程での生産性を向上させることができる。
(1) 電線が挿通される直線状の電線挿通溝を有して一直線上の電線搬送経路に配設された複数の電線ガイド部と、
前記電線挿通溝に挿通される前記電線と同一軸線上に、所定長に切断された筒状の外装部材を保持する保持溝を有して前記複数の電線ガイド部の間に配設された少なくとも一つの外装部材セット部と、
電線送り装置から引き出した前記電線を送り搬送して前記電線挿通溝及び前記保持溝に挿通させる電線搬送装置と、
前記電線搬送経路の最下流に配設された前記電線ガイド部の前記電線挿通溝に沿って移動自在に配置され、送り搬送された前記電線の先端部を検知して前記電線搬送装置の送り搬送を停止させるための先端検知装置と、
前記電線搬送経路の最上流に配設された前記電線ガイド部と前記電線搬送装置との間に配置され、前記電線搬送装置による送り搬送が停止された前記電線を切断する電線カット装置と、
を備えることを特徴とする外装部材取付装置。
そして、電線搬送装置によって電線送り装置から引き出される共に送り搬送されて電線ガイド部の直線状の電線挿通溝に案内された電線は、外装部材セット部の保持溝に保持された外装部材の中心軸に沿って挿通される。そこで、外装部材内に挿入された電線の先端部は、外装部材の内壁に引っ掛かり難く、外装部材をスムーズに貫通することができる。その結果、外装部材を貫通する電線の先端部に通し治具を嵌める必要がなくなり、無駄な時間を削減できる。また、切開部位を有しない外装部材も電線の外側に容易に組付けることができる。
また、複数の外装部材セット部を複数の電線ガイド部間にそれぞれ配設することで、複数の外装部材にも容易に電線を挿入することができる。この際、品番毎に決められた外装部材は、それぞれ対応する外装部材セット部の保持溝に保持された状態で電線が挿通される。そこで、電線に複数の外装部材を順次挿入する難作業を手作業で行っていた時のように、長さの異なる外装部材を誤挿入したり、電線に取付ける外装部材の数を間違えたりする外装部材のセットミスを低減することができる。
更に、外装部材を貫通した電線は、先端部が先端検知装置に検知されて電線搬送装置の送り搬送が停止されると、電線カット装置によって電線搬送経路の上流側にて切断される。そこで、先端検知装置を電線搬送経路に沿って移動させて電線カット装置との距離を適宜変更することで、電線の線長を任意に変更することができる。
従って、従来は作業者の手作業により行われていた外装部材を電線の外側に組付ける際の煩雑な挿入作業を機械化することで、外装部材取付の作業効率を向上させることができる。
更に、電線搬送装置は、一直線上の電線搬送経路に配設された複数の電線ガイド部の電線挿通溝及び外装部材セット部の保持溝に、電線送り装置から引き出した電線を送り搬送するだけでよく、駆動機構が少ない簡単な構造とすることができる。また、先端検知装置は、電線ガイド部の電線挿通溝に沿って移動自在に配置され、送り搬送された電線の先端部を検知するだけでよく、簡単な構造とすることができる。従って、外装部材取付装置自体の構造を簡単にできる。
ことを特徴とする上記(1)に記載の外装部材取付装置。
ことを特徴とする上記(1)または(2)に記載の外装部材取付装置。
前記電線搬送経路の最下流に配設された前記電線ガイド部の前記電線挿通溝に沿って移動自在に配置され、送り搬送された前記電線の先端部を検知して電線搬送装置の送り搬送を停止させるための先端検知装置が、前記電線の所定長に応じて前記電線挿通溝の長手方向における所定位置に固定される線長決め工程と、
電線送り装置から引き出した前記電線を前記電線挿通溝及び前記保持溝へ送り搬送して前記外装部材に挿通させる搬送工程と、
前記電線搬送経路の最上流に配設された前記電線ガイド部と前記電線搬送装置との間に配置された電線カット装置が、前記電線搬送装置による送り搬送が停止された前記電線を切断する電線カット工程と、
前記電線挿通溝に挿通され、前記保持溝に収容保持された前記外装部材を貫通した前記電線が、前記電線ガイド部及び前記外装部材セット部から離脱される離脱工程と、
を含むことを特徴とする外装部材取付方法。
また、先端検知装置が電線の先端部を検知して電線の線長を決め、電線カット装置が電線を切断するので、正確な電線の線長を確保でき、電線の線長を任意に変更することもできる。
従って、従来は作業者の手作業により行われていた外装部材を電線の外側に組付ける際の煩雑な挿入作業を自動化することで、外装部材取付の作業効率を向上させることができる。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る外装部材取付装置1は、例えば、自動車等に使用されるワイヤハーネスを構成する電線Wの外側に外装部材としてのコルゲートチューブTを取り付けるための装置である。
そこで、電線送り装置2から引き出した電線Wを電線搬送装置4にセットする際には、上側の挟持搬送ベルト41を解放位置に移動して下側の挟持搬送ベルト41との間に電線Wを配置するための作業空間を確保することができ、作業性が向上する。そして、電線Wを送り搬送する際には、上側の挟持搬送ベルト41を挟持位置に移動して下側の挟持搬送ベルト41との間で電線Wを挟持することができ、電線Wを確実に送り搬送することができる。
図2〜図4に示すように、合成樹脂製の電線ガイド部6A,6B,6C,6Dは、それぞれ矩形断面を有して長尺に形成されおり、上面に略矩形状の断面を有する電線挿通溝61が形成されている。
更に、電線挿通溝61の長手方向両端部における底面及び両側面には、挿通される電線Wの先端部を挿入案内するためのテーパ状ガイド部63が形成されている。従って、電線挿通溝61に案内される電線Wの先端部は、電線挿通溝61の長手方向両端部に引っ掛かることなく搬送経路に沿って真直ぐ水平方向に走行することができる。
なお、検知部68は、リミットスイッチやマイクロスイッチ、圧力センサ等の種々の検知機構を用いることができる。
図2〜図4に示すように、合成樹脂製の外装部材セット部7A,7B,7Cは、それぞれ略矩形断面を有して長尺に形成されおり、上面に略U字形状の断面を有する保持溝71が形成されている。
また、図3に示すように、保持溝71の上下流側には、電線挿通溝61と同形状の一対の電線挿通溝72,72が形成されている。電線挿通溝72の溝深さは保持溝71の溝深さより浅く、電線挿通溝72の溝幅は保持溝71の溝幅より狭いので、保持溝71と電線挿通溝72との間には段差が形成されている。即ち、電線挿通溝72は、保持溝71に保持されたコルゲートチューブTの開口縁下側よりも電線挿通溝72の底面が高く、且つ、保持溝71に保持されたコルゲートチューブTの開口縁左右幅よりも同一軸線上で電線挿通溝72の溝幅が狭くなるように構成されている。そこで、電線挿通溝72に挿入案内された電線Wの先端部は、コルゲートチューブTの開口縁に干渉することなくコルゲートチューブT内に挿入される。
一対の光センサ79,79は、保持溝71を挟んで左右両側にそれぞれ配置されており、一方の光センサ79の発光素子が発光した光を他方の光センサ79の受光素子が受光している。発光素子が発光した光は、保持溝71の中間部を貫通して一対の側壁部に穿設された専用穴80を通過しており、保持溝71にコルゲートチューブTが保持されている場合には、保持溝71に保持されたコルゲートチューブTに遮られる。そこで、他方の光センサ79の受光素子が光を受光するか否かで保持溝71に保持されたコルゲートチューブTの有無を検知できる。
昇降機構は、昇降板78を支持している支持柱74を図示しない駆動機構により昇降させることにより、電線挿入位置と電線取出し位置との間で外装部材セット部7A,7B,7Cを移動させることができる。
先端検知装置8は、図1に示すように、一対の電線ガイド部6D,6Dの間で電線挿通溝61と平行に電線Wの搬送方向に沿って延びるリニアガイド83とリニアガイド83に沿ってスライド駆動されるスライドブロック81とを有する電動シリンダ87と、スライドブロック81に取付けられて電線ガイド部6D,6Dの各電線挿通溝61と直交する方向に延びる支持アーム82と、支持アーム82の長手方向両端にそれぞれ取り付けられて電線挿通溝61内にそれぞれ配置される一対の停止センサ部85,85(図6,7参照)と、支持アーム82の長手方向両端に取付けられて各電線挿通溝61に沿って上流側に延びる支持アーム84と、支持アーム84の先端にそれぞれ取り付けられて電線挿通溝61上にそれぞれ配置される一対の減速センサ部86,86(図6,7参照)と、を有する。
その後、各停止センサ部85が電線Wの先端部に押圧付勢されることで、電線Wの先端部が電線ガイド部6D,6Dの各電線挿通溝61における長手方向の所定位置に達しことを検知する。先端検知装置8が各電線Wの先端部を検知した際には、対応する電線搬送装置4の駆動が停止されて電線Wの送り搬送がそれぞれ停止される。同時に、電線ドラム21の惰性での回転も、ブレーキ23により停止される。
この際、電線搬送装置4の送り搬送速度は予め減速されているので、各電線Wの先端部は各電線挿通溝61における長手方向の所定位置で確実に停止することができる。
そして、先端検知装置8を電線搬送経路に沿って下流側の所定位置に移動させた後、一方の電線Wに対応する電線搬送装置4を駆動しての一方の電線Wのみを送り搬送する。一方の電線Wの先端部が対応する停止センサ部85に当接して先端検知装置8が一方の電線Wの先端部を検知した際には、対応する電線搬送装置4の駆動が停止されて電線カット装置5によって電線搬送経路の上流側にて一方の電線Wが切断される。
従って、本実施形態に係る外装部材取付装置1は、先端検知装置8と各電線搬送装置4が連動することで、複数のコルゲートチューブTに電線長が異なる2本の電線Wを同時に挿入することができる。
本実施形態に係る外装部材取付装置1では、所定長に切断されたコルゲートチューブTは、一直線上の電線搬送経路に配設された4つの電線ガイド部6A,6B,6C,6Dの間にそれぞれ配設された3つの外装部材セット部7A,7B,7Cの各保持溝71に保持されることで、電線ガイド部6A,6B,6C,6Dの直線状の各電線挿通溝61に挿通される電線Wと同一軸線上に保持された状態となる。
従って、従来は作業者の手作業により行われていたコルゲートチューブTを電線Wの外側に組付ける際の煩雑な挿入作業を機械化することで、外装部材取付の作業効率を向上させることができる。
以下では、図5のフローチャート及び図6,7の要部断面図を基に説明しつつ、適宜他の図面を参照する。また、以下で説明する外装部材取付方法は、本実施形態に係る外装部材取付装置1を作業者が手動で一部操作することで実行するものとして説明するが、これに限らず、外装部材取付装置1を電動で自動化するものであってもよい。
制御装置は、制御部内の品番情報をバーコードリーダで読み込んだ品番情報に切り替える(ステップST2)。具体的には、電線Wの電線長、所定長に切断されたコルゲートチューブTの種類や取付数等の品番情報が切り替えられる。
そして、制御装置は、品番情報に基づく電線Wの電線長に応じて、先端検知装置8を電線ガイド部6Cの電線挿通溝61における長手方向の所定位置に移動させる(ステップST3)。
作業者は、図2及び図6(a)に示すように、指示された外装部材セット部7A,7B,7Cの各保持溝71に、所定のコルゲートチューブTを収容保持させてセットする(ステップST5)。
なお、最初の挿通作業開始時には、電線送り装置2の電線ドラム21に巻かれている電線Wを引出し、電線矯正装置3、電線搬送装置4及び電線カット装置5の各電線搬送経路に沿って配索した後、電線Wの先端部を電線ガイド部6Aの電線挿通溝61内に位置させておくことが望ましい。
また、保持溝71にコルゲートチューブTがセットされていると判定された場合、制御装置は、図4(a)に示すように、電線搬送装置4を作動させて電線送り装置2から引き出した電線Wを電線挿通溝61及び保持溝71へ送り搬送する(ステップST9)。
そして、制御装置は、先端検知装置8からの減速用先端検出信号を受信した場合には、電線搬送装置4の搬送速度を減速する(ステップST11)。
更に、制御装置は、電線搬送装置4の作動中、先端検知装置8の停止センサ部85からの停止用先端検出信号の有無を判定する(ステップST12)。停止用先端検出信号は、電線Wの先端部が停止センサ部85に当接すると先端検知装置8から発信される。
そして、制御装置は、先端検知装置8からの停止用先端検出信号を受信した場合には、電線搬送装置4の作動を停止する(ステップST13)。
そして、電線ガイド部6B,6Cに配設された電線押さえ装置65がシリンダにて電線Wの搬送経路上から退避させられると共に、作業者がコルゲートチューブTを挿通した電線Wの両端部に対してコルゲートチューブTの脱落を防止する脱落防止治具を取り付ける。
更に、作業者は、コルゲートチューブTが組付けられた電線Wを後工程に搬送するためのハンガー等にセットする。
コルゲートチューブTが組付けられた電線Wが外装部材セット部7A,7B,7Cから取出されると、他方の光センサ79の受光素子が受光した検知信号に基づき、制御装置は電線Wの取出しを検知する(ステップST17)。
制御装置は、コルゲートチューブTが組付けられた電線Wの取り出しを検知すると、昇降機構により外装部材セット部7A,7B,7Cを上昇させて電線挿通位置に移動させ、挿通作業を完了する(ステップST18)。
本実施形態に係る外装部材取付方法では、品番毎に決められたコルゲートチューブTは、対応する外装部材セット部7A,7B,7Cの各保持溝71に保持された状態で電線Wが挿通されるので、コルゲートチューブT内に挿入された電線Wの先端部は、コルゲートチューブTの内壁に引っ掛かり難く、コルゲートチューブTをスムーズに貫通することができる。また、電線WにコルゲートチューブTを挿入する難作業を手作業で行っていた時のように、長さの異なるコルゲートチューブTを誤挿入したり、電線Wの先端部に通し治具を嵌める無駄な時間が掛かったりすることがない。また、切開部位を有しないコルゲートチューブTを電線Wの外側に容易に組付けることができる。
また、先端検知装置8が電線Wの先端部を検知して電線Wの線長を決め、電線カット装置5が電線Wを切断するので、正確な電線Wの線長を確保でき、電線Wの線長を任意に変更することもできる。
従って、従来は作業者の手作業により行われていたコルゲートチューブTを電線Wの外側に組付ける際の煩雑な挿入作業を自動化することで、外装部材取付の作業効率を向上させることができる。
[1] 電線(W)が挿通される直線状の電線挿通溝(61)を有して一直線上の電線搬送経路に配設された複数の電線ガイド部(6A,6B,6C,6D)と、
前記電線挿通溝(61)に挿通される前記電線(W)と同一軸線上に、所定長に切断された筒状の外装部材(コルゲートチューブT)を保持する保持溝(71)を有して前記複数の電線ガイド部(6A,6B,6C,6D)の間に配設された少なくとも一つの外装部材セット部(7A,7B,7C)と、
電線送り装置(2)から引き出した前記電線(W)を送り搬送して前記電線挿通溝(61)及び前記保持溝(71)に挿通させる電線搬送装置(4)と、
前記電線搬送経路の最下流に配設された前記電線ガイド部(6C)の前記電線挿通溝(61)に沿って移動自在に配置され、送り搬送された前記電線(W)の先端部を検知して前記電線搬送装置(4)の送り搬送を停止させるための先端検知装置(8)と、
前記電線搬送経路の最上流に配設された前記電線ガイド部(6A)と前記電線搬送装置(4)との間に配置され、前記電線搬送装置(4)による送り搬送が停止された前記電線(W)を切断する電線カット装置(5)と、
を備えることを特徴とする外装部材取付装置(1)。
[2] 前記先端検知装置(8)が、前記電線ガイド部(6A,6B,6C,6D)及び前記外装部材セット部(7A,7B,7C)により構成されて並設された一対の前記電線搬送経路に沿ってそれぞれ搬送される2本の前記電線(W)の先端部を同時に検知できる
ことを特徴とする上記[1]に記載の外装部材取付装置(1)。
[3] 前記外装部材セット部(7A,7B,7C)は、前記保持溝(71)が前記電線搬送経路上に位置する電線挿入位置と、前記保持溝(71)が前記電線搬送経路から外れた電線取出し位置との間を移動する
ことを特徴とする上記[1]または[2]に記載の外装部材取付装置(1)。
[4] 電線(W)が挿通される直線状の電線挿通溝(61)を有して一直線上の電線搬送経路に配設された複数の電線ガイド部(6A,6B,6C,6D)の間に配設された外装部材セット部(7A,7B,7C)の保持溝(71)に、所定長に切断された筒状の外装部材(コルゲートチューブT)を収容保持させるセット工程と、
前記電線搬送経路の最下流に配設された前記電線ガイド部(6C)の前記電線挿通溝(61)に沿って移動自在に配置され、送り搬送された前記電線(W)の先端部を検知して電線搬送装置(4)の送り搬送を停止させるための先端検知装置(8)が、前記電線(W)の所定長に応じて前記電線挿通溝(61)の長手方向における所定位置に固定される線長決め工程と、
電線送り装置(2)から引き出した前記電線(W)を前記電線挿通溝(61)及び前記保持溝(71)へ送り搬送して前記外装部材(コルゲートチューブT)に挿通させる搬送工程と、
前記電線搬送経路の最上流に配設された前記電線ガイド部(6A)と前記電線搬送装置(4)との間に配置された電線カット装置(5)が、前記電線搬送装置(4)による送り搬送が停止された前記電線(W)を切断する電線カット工程と、
前記電線挿通溝(61)に挿通され、前記保持溝(71)に収容保持された前記外装部材(コルゲートチューブT)を貫通した前記電線(W)が、前記電線ガイド部(6A,6B,6C,6D)及び前記外装部材セット部(7A,7B,7C)から離脱される離脱工程と、
を含むことを特徴とする外装部材取付方法。
2…電線送り装置
4…電線搬送装置
5…電線カット装置
6A…電線ガイド部
6B…電線ガイド部
6C…電線ガイド部
6D…電線ガイド部
7A…外装部材セット部
7B…外装部材セット部
7C…外装部材セット部
8…先端検知装置
61…電線挿通溝
71…保持溝
W…電線
T…コルゲートチューブ(外装部材)
Claims (4)
- 電線が挿通される直線状の電線挿通溝を有して一直線上の電線搬送経路に配設された複数の電線ガイド部と、
前記電線挿通溝に挿通される前記電線と同一軸線上に、所定長に切断された筒状の外装部材を保持する保持溝を有して前記複数の電線ガイド部の間に配設された少なくとも一つの外装部材セット部と、
電線送り装置から引き出した前記電線を送り搬送して前記電線挿通溝及び前記保持溝に挿通させる電線搬送装置と、
前記電線搬送経路の最下流に配設された前記電線ガイド部の前記電線挿通溝に沿って移動自在に配置され、送り搬送された前記電線の先端部を検知して前記電線搬送装置の送り搬送を停止させるための先端検知装置と、
前記電線搬送経路の最上流に配設された前記電線ガイド部と前記電線搬送装置との間に配置され、前記電線搬送装置による送り搬送が停止された前記電線を切断する電線カット装置と、
を備えることを特徴とする外装部材取付装置。 - 前記先端検知装置が、前記電線ガイド部及び前記外装部材セット部により構成されて並設された一対の前記電線搬送経路に沿ってそれぞれ搬送される2本の前記電線の先端部を同時に検知できる
ことを特徴とする請求項1に記載の外装部材取付装置。 - 前記外装部材セット部は、前記保持溝が前記電線搬送経路上に位置する電線挿入位置と、前記保持溝が前記電線搬送経路から外れた電線取出し位置との間を移動する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の外装部材取付装置。 - 電線が挿通される直線状の電線挿通溝を有して一直線上の電線搬送経路に配設された複数の電線ガイド部の間に配設された外装部材セット部の保持溝に、所定長に切断された筒状の外装部材を収容保持させるセット工程と、
前記電線搬送経路の最下流に配設された前記電線ガイド部の前記電線挿通溝に沿って移動自在に配置され、送り搬送された前記電線の先端部を検知して電線搬送装置の送り搬送を停止させるための先端検知装置が、前記電線の所定長に応じて前記電線挿通溝の長手方向における所定位置に固定される線長決め工程と、
電線送り装置から引き出した前記電線を前記電線挿通溝及び前記保持溝へ送り搬送して前記外装部材に挿通させる搬送工程と、
前記電線搬送経路の最上流に配設された前記電線ガイド部と前記電線搬送装置との間に配置された電線カット装置が、前記電線搬送装置による送り搬送が停止された前記電線を切断する電線カット工程と、
前記電線挿通溝に挿通され、前記保持溝に収容保持された前記外装部材を貫通した前記電線が、前記電線ガイド部及び前記外装部材セット部から離脱される離脱工程と、
を含むことを特徴とする外装部材取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017209579A JP7000118B2 (ja) | 2017-10-30 | 2017-10-30 | 外装部材挿入装置及び外装部材挿入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017209579A JP7000118B2 (ja) | 2017-10-30 | 2017-10-30 | 外装部材挿入装置及び外装部材挿入方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019083118A true JP2019083118A (ja) | 2019-05-30 |
JP7000118B2 JP7000118B2 (ja) | 2022-01-19 |
Family
ID=66669636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017209579A Active JP7000118B2 (ja) | 2017-10-30 | 2017-10-30 | 外装部材挿入装置及び外装部材挿入方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7000118B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210070041A (ko) * | 2019-12-04 | 2021-06-14 | 주식회사 엠피디 | 튜브가 장착되는 통신용 점퍼케이블 제조 장치 및 제조 방법 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08222045A (ja) * | 1995-02-16 | 1996-08-30 | Fujikura Ltd | 電線又は電線用チューブの定尺切断装置 |
JP2008041363A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Kodera Electronics Co Ltd | 電線供給装置 |
JP2013232345A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Yazaki Corp | 電線組立装置及び電線組立方法 |
-
2017
- 2017-10-30 JP JP2017209579A patent/JP7000118B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08222045A (ja) * | 1995-02-16 | 1996-08-30 | Fujikura Ltd | 電線又は電線用チューブの定尺切断装置 |
JP2008041363A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Kodera Electronics Co Ltd | 電線供給装置 |
JP2013232345A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Yazaki Corp | 電線組立装置及び電線組立方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210070041A (ko) * | 2019-12-04 | 2021-06-14 | 주식회사 엠피디 | 튜브가 장착되는 통신용 점퍼케이블 제조 장치 및 제조 방법 |
KR102373561B1 (ko) | 2019-12-04 | 2022-03-10 | 주식회사 엠피디 | 튜브가 장착되는 통신용 점퍼케이블 제조 장치 및 제조 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7000118B2 (ja) | 2022-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101784181B (zh) | 电子组件供给器及具有该电子组件供给器的芯片安装器 | |
CN105981489B (zh) | 拼接装置及拼接方法 | |
KR102027485B1 (ko) | 코일 밴드 결속 장치 | |
CN104168751B (zh) | 拼接装置 | |
JP2010023125A (ja) | コルゲートチューブの切断装置 | |
JP6074622B2 (ja) | スプライシング装置及びスプライシング装置における部品テープの送り方法 | |
JP7000118B2 (ja) | 外装部材挿入装置及び外装部材挿入方法 | |
WO2015029240A1 (ja) | スライドファスナー製造装置 | |
US20160301178A1 (en) | Wire discharge device | |
EP3312112B1 (en) | An automatic feeder | |
JP3706902B2 (ja) | 光ファイバ布線装置と光ファイバ布線方法 | |
CN109275205B (zh) | 电子烟发热组件制造装置 | |
JP2015130772A (ja) | 線材供給装置 | |
EP3490919B1 (en) | Feeding unit for a tissue converting machine for converting a web of two-layer tissue | |
JP2019517942A (ja) | シートを連続的なストリップへと変換するための装置および方法 | |
KR101841423B1 (ko) | 박리 실패 스티커 분리기능을 가지는 스티커 피더 | |
CN114162668B (zh) | 断线夹紧装置 | |
JP6825814B2 (ja) | シート片供給装置 | |
JP5357201B2 (ja) | ラベル貼付装置 | |
JP6043447B1 (ja) | 把手紐保留装置 | |
JP2008094557A (ja) | 連続シート給送装置 | |
CN111889594A (zh) | 双钢丝输送装置和具有它的卷簧机 | |
CN113942886A (zh) | 线状体供给装置 | |
WO2022059610A1 (ja) | 帯状体の接続装置 | |
KR20140073694A (ko) | 와이어 방전가공기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200918 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210622 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210804 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211221 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211223 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7000118 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |