JP2008094557A - 連続シート給送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特に煩わしい作業を伴うことなく複数の連続シートを途切れさせずに給送することができるような連続シート給送装置を提供することである。
【解決手段】第1保持手段11aからの第1連続シートLBa及び第2保持手段11bからの第2連続シートLBbのうちの一方の連続シートが導入経路23を経て給送機構24によって給送される際にシート終端検出手段40a、40bにてその終端部の検出がなされたときに、その終端部の検出された連続シートの当該終端部と他方の連続シートの始端部とを重ねて前記切起こし機構50の前記セット位置Pcに位置付ける端部重ねセット手段(31、32、100)と、前記セット位置Pcに位置付けられた前記第1連続シートLBa及び前記第2連続シートLBbの重なり部分に切起こし部が形成されるように前記切起こし機構を制御する切起こし制御手段(100)とを有する構成となる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ラベルが帯状台紙に等間隔で仮着されたラベル用紙等の連続シートをプリンタやラベル貼付装置等の後工程機器に給送する連続シート給送装置に関する。
従来、ラベルが帯状台紙に等間隔で仮着されたラベル用紙(連続シート)をラベラー装置に給送するラベル用紙の給送装置が提案されている(特許文献1参照)、このラベル用紙の給送装置は、2つのラベル用紙を用い、一方の第1ラベル用紙を給送している間、隔壁板にてその給送中の第1ラベル用紙から隔てられた他方の第2ラベル用紙をその始端部が所定位置に位置付けられるように保持しており、前記給送されている第1ラベル用紙の終端部を検出したときに、その終端部が前記所定位置に位置付けられるようにその給送中の第1ラベル用紙の送りを制御する。そして、給送中であった第1ラベル用紙の終端部が前記所定位置に位置付けられたときに、前記給送中であった第1ラベル用紙の終端部と前記保持されていた第2ラベル用紙の始端部とに接続部材を貼付してそれら第1及び第2の2つのラベル用紙が接続される。これにより、給送中であった一方の第1ラベル用紙に引き続いて他方の第2ラベル用紙を給送することができるようになる。
特開2004−196497号公報
しかしながら、前述した従来のラベル用紙(連続シート)の給送装置では、予め手作業によってラベル用紙(第2ラベル用紙)をその始端部が所定位置に位置付けられるようにセットしなければならず、その作業が煩わしい。特に、交互に連続してラベル用紙を交換する場合、一方のラベル用紙が給送されている状態で前もって他方のラベル用紙をセットしなければならず、更にその作業が難しいものとなる。
また、2つのラベル用紙の始端部と終端部に接続部材(例えば、接続シール)を貼付するための貼り付け装置に接続部材を供給しておかなければならず、その補給及び管理が煩わしい。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、特に煩わしい作業を伴うことなく複数の連続シートを途切れさせずに給送することができるような連続シート給送装置を提供するものである。
本発明に係る連続シート給送装置は、導入経路を経た連続シートを後段の機器に給送する給送機構と、導入経路内に配置され、所定のセット位置にて端部の重ねられた2つの連続シートの重なり部分に上流側縁部を切り残した所定形状の切起こし部を形成する切起こし機構と、前記給送機構により給送される連続シートの終端部を前記切起こし機構より上流側の所定位置にて検出するシート終端検出手段と、第1連続シートを保持する第1保持手段と、第2連続シートを保持する第2保持手段と、前記第1保持手段からの前記第1連続シート及び前記第2保持手段からの前記第2連続シートのうちの一方の連続シートが前記導入経路を経て前記給送機構によって給送される際に前記シート終端検出手段にてその終端部の検出がなされたときに、その終端部の検出された連続シートの当該終端部と前記第1連続シート及び前記第2連続シートのうちの他方の連続シートの始端部とを重ねて前記切起こし機構の前記セット位置に位置付ける端部重ねセット手段と、前記セット位置に位置付けられた前記第1連続シート及び前記第2連続シートの重なり部分に切起こし部が形成されるように前記切起こし機構を制御する切起こし制御手段とを有する構成となる。
このような構成により、第1保持手段からの第1連続シート及び第2保持手段からの第2連続シートのうちの一方の連続シートが導入経路を経て給送機構によって後段の機器に給送されている際にシート終端検出手段にてその終端部が検出されると、その終端部の検出された前記一方の連続シートの当該終端部と前記第1連続シート及び前記第2連続シートの他方の連続シートの始端部とが重ねられた状態でセット位置に位置付けられる。そして、切起こし機構によりその第1連続シートと第2連続シートの重なり部分に切起こし部が形成される。
この状態で、前記給送機構により前記一方の連続シートの給送が再開されると、重なり部分の切起こし部の前記一方の連続シート側の部分が前記他方の連続シート側の部分に絡み、あるいは、切起こしにより形成された孔に引っ掛かるなどして前記第1連続シートと前記第2連続シートとが結合した状態で後段の機器に給送される。これにより、給送中であった一方の連続シートに引き続いて他方の連続シートを給送することができるようになる。
また、本発明係る連続シート給送装置において、前記切起こし機構は、複数の切起こし部を形成するように構成することができる。
このような構成により、複数の切起こし部のそれぞれにおいて第1連続シートと第2連続シートとの連結がなされるので、より強固な状態で前記第1連続シートと前記第2連続シートとを連結させることができるようになる。
また、本発明に係る連続シート給送装置において、前記切起こし機構は、前記第1連続シート及び前記第2連続シートの重なり部分に上流側縁を切り残した所定形状の切起こし部を始端部側の連続シートから終端部側の連続シートに向けて切起こすことにより形成するように構成することができる。
このような構成により、重なり部分における切起こし部の前記一方の連続シート側の部分が前記他方の連続シート側の部分より上流側に配置されるので、前記給送機構により前記一方の連続シートの給送が再開されると、前記切起こし部の前記一方の連続シート側の部分が前記他方の連続シート側の部分に絡み易くなり、前記一方の連続シートとそれに続く前記他方の連続シート(第1連続シート及び第2連続シート)とをより強固に連結することができるようになる。
更に、本発明に係る連続シート給送装置において、前記シート終端検出手段は、前記第1保持手段からの前記第1連続シートの終端部を前記導入経路の上流側の所定位置にて検出する第1シート終端検出手段と、前記第2保持手段からの前記第2連続シートの終端部を前記導入経路の上流側の所定位置にて検出する第2シート終端検出手段とを有する構成とすることができる。
このような構成により、第1保持手段からの第1連続シートの終端部と第2保持手段からの第2連続シートの終端部とがそれぞれ導入経路に進入する前に別々の第1シート終端検出手段と、第2シート終端検出手段にて検出されるので、給送される連続シートの終端部が第1連続シートの終端部であるか第2連続シートの終端部であるかをその終端部が導入経路に進入する前に容易に識別することができる。
また、本発明に係る連続シート給送装置において、前記端部重ねセット手段は、前記導入経路を通して前記第1保持手段からの第1連続シート及び前記第2保持手段からの前記第2連続シートを前記切起こし機構に向けて送ることのできるシート導入送り機構と、前記給送機構にて給送されている前記一方の連続シートの終端部を前記第1シート終端検出手段及び前記第2シート終端検出手段の対応する一方が検出したときに、前記一方の連続シートの終端部が前記導入経路に進入する前に、前記第1連続シート及び前記第2連続シートのうちの他方の連続シートの始端部を前記導入経路に進入させて、当該他方の連続シートをその始端部が前記セット位置に達するまで送るように前記シート導入送り機構を制御するシート導入制御手段と、前記他方の連続シートの始端部が前記導入経路に進入することに遅れて前記終端部が前記導入経路に進入した前記一方の連続シートをその終端部が前記セット位置に達したときに停止させる給送停止制御とを有する構成とすることができる。
このような構成により、第1連続シート及び第2連続シートのうちの一方の連続シートが給送されている過程でその終端部が検出されると、その給送されている前記一方の連続シートの終端部が導入経路に進入する前に、前記第1連続シート及び前記第2連続シートのうちの他方の連続シートの始端部が前記導入経路に進入するようになるので、その後、導入経路内をセット位置まで送られる前記一方の連続シートの終端部と前記他方の連続シートの始端部とをそれぞれが重なった状態でセット位置に位置付けることができるようになる。
また、本発明に係る連続シート給送装置において、前記切起こし機構は、前記給送機構により給送される前記第1連続シートの終端部が前記第1シート終端検出手段に検出されたときに起動される第1切起こし機構と、前記給送機構により給送される前記第2連続シートの終端部が前記第2シート終端検出手段にて検出されたときに起動される第2切起こし機構とを有する構成とすることができる。
このような構成により、第1連続シートが給送されている状態で第2連続シートを続ける場合に第1切起こし機構によって第1連続シートの終端部と第2連続シートの始端部との重なり部分に切起こし部が形成される一方、第2連続シートが給送されている状態で第2連続シートを続ける場合に第2切起こし機構によって第2連続シートの終端部と第1連続シートの始端部との重なり部分に切起こし部が形成されるので、前記第1切起こし機構及び第2切起こし機構を適正に配置させることにより、第1連続シートと第2連続シートとの重なり状態に応じてより適正な切起こし部をそれらの重なり部分に形成することができるようになる。
更に、本発明に係る連続シート給送装置において、前記第1切起こし機構は、前記第1連続シート及び前記第2連続シートの重なり部分に上流側縁を切り残した所定形状の切起こし部を前記第2連続シートから前記第1連続シートに向けて切起こすことにより形成し、前記第2切起こし機構は、前記第1連続シート及び前記第2連続シートの重なり部分に上流側縁を切り残した所定形状の切起こし部を前記第1連続シートから前記第2連側シートに向けて切起こすことにより形成する構成とすることができる。
このような構成により、第1切起こし機構により第1連続シートと第2連続シートとの重なり部分に形成された切り起こし部の前記第1連続シート側の部分が前記第2連続シート側の部分より上流側に配置されるので、給送機構により前記第1連続シートの給送が再開されると、前記切起こし部の第1連続シート側の部分が第2連側シート側の部分に絡み易くなり、第1連続シートとそれに続く第2連続シートとをより強固に連結することができるようになる。
また、第2切お越し機構により第2連続シートと第1連続シートとの重なり部分に形成された切起こし部の前記第2連続シート側の部分が前記第1連続シート側の部分より上流側に配置されるので、給送機構により前記第2連続シートの給送が再開されると、前記切起こし部の第2連続シート側の部分が第1連続シート側の部分に絡み易くなり、第2連続シートとそれに続く第1連続シートとをより強固に連結することができるようになる。
また、本発明に係る連続シート給送装置において、前記端部重ねセット手段は、前記導入経路を通して前記第1保持手段からの第1連続シート及び前記第2保持手段からの前記第2連続シートを前記切起こし機構に向けて送ることのできるシート導入送り機構と、前記給送機構にて給送される前記一方の連続シートの終端部が前記シート終端検出手段にて検出されたときに、前記一方の連続シートの終端部を前記導入経路から退避させるシート終端退避手段と、前記一方の連続シートの終端部が前記導入経路から退避された状態で、前記第1連続シート及び前記第連続2シートのうちの他方の連続シートを、前記導入経路に進入させて、その始端部が前記セット位置に達するまで送るように、前記シート導入送り機構を制御するシート導入制御手段と、前記終端部が前記導入経路から退避された前記一方の連続シートを前記シート導入送り機構によって送られる前記他方の連続シートに重ねつつ前記終端部が前記セット位置に達するまで送るように前記給送機構を制御する重ね送り制御手段とを有する構成とすることができる。
このような構成により、第1連続シート及び第2連続シートのうちの一方の連続シートが給送されている過程でその終端部が検出されると、その一方の連続シートの終端部が導入経路から退避され、前記第1連続シート及び前記第2連続シートのうちの他方の連続シートが導入経路に進入してその始端部がセット位置に達するまで送られ、また、終端部が導入経路から退避された前記一方の連続シートが、前記他方の連続シートに重ねられつつその終端部がセット位置に達するまで送られるので、前記一方の連続シートの終端部と前記他方の連続シートの始端部とをそれぞれが重なった状態でセット位置に位置付けることができるようになる。
更に、本発明に係る連続シート給送装置において、前記シート終端退避手段は、前記切起こし機構の上流側の所定位置に設けられた爪体と、前記爪体を、前記導入経路内に突出しない初期位置と下流側に向けて下がるように傾斜して前記導入経路内に突出する突出位置との間で切り替え駆動する切替え機構と、給送される前記一方の連続シートの終端部の前記シート終端検出手段での検出に基づいて、当該一方の連続シートの終端部が前記爪体の設置位置より下流側となる所定のタイミングにて前記爪体を前記突出位置にするように前記切替え機構を制御する第1切替え制御手段と、前記爪体が前記突出位置となった後に、前記一方の連続シートの終端部が前記爪体に乗り上げるまで当該一方の連続シートを逆送りするシート逆送り制御手段と、前記一方の連続シートの終端部が前記爪体に乗り上げた状態で、前記爪体を前記初期位置にするように前記切替え機構を制御する第2切替え制御手段とを有する構成とすることができる。
このような構成により、第1連続シート及び第2連続シートのうちの給送されていた一方の連続シートの終端部が、初期位置に戻った爪体に乗り上げた状態となるので、前記第1の連続シートの終端部を導入経路から退避させることができるようになる。
本発明に係る連続シート給送装置によれば、第1保持手段からの第1連続シート及び第2保持手段からの第2連続シートのうちの一方の連続シートが導入経路を経て給送機構によって後段の機器に給送されている際にシート終端検出手段にてその終端部が検出されると、その終端部の検出された前記一方の連続シートの当該終端部と前記第1連続シート及び前記第2連続シートの他方の連続シートの始端部とが重ねられた状態でセット位置に位置付けら、切起こし機構によりその第1連続シートと第2連続シートの重なり部分に切起こし部が形成されるという一連の動作によって給送中であった一方の連続シートの終端部に他方の連続シートの始端部が連結されるようになるので、特に煩わしい作業を伴うことなく複数の連続シートを途切れさせずに給送することができるようになる。
また、第1連続シートと第2連続シートとの重なり部分に切起こし部を形成することによってそれらの連続シートを連結しているので、前記第1連続シートと前記第2連続シートとの連結に際して接続シール等の他の接続部材を必要としない。そのため、例えば、2つの連続シートの始端部と終端部とに接続部材を貼り付けるための貼り付け装置に接続部材を補充するための作業やその接続部材を管理するための作業等の煩わしい作業を伴うことなく複数の連続シートを途切れさせることなく給送することができるようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
本発明の第1の実施の形態に係る連続シート給送装置は、図1に示すように構成される。この第1の実施の形態に係る連続シート給送装は、ラベルが帯状台紙に等間隔で仮着されたラベル用紙を連続シートとして後段のプリンタに給送するものとなっている。
図1において、この連続シート給送装置は、第1保持ローラ11a、第2保持ローラ11b、ローラ12a、12b、第1送出し経路21a及び第2送出し経路21bを備えている。第1保持ローラ11a(第1保持手段)にロール状の第1ラベル用紙LBaがセットされ、そこから繰り出される第1ラベル用紙LBaがローラ12aを介して第1送出し経路21aに導かれている。また、第2保持ローラ11b(第2保持手段)にロール状の第2ラベル用紙LBbがセットされ、そこから繰り出される第2ラベル用紙LBbがローラ12bを介して第2送出し経路21bに導かれている。第1送出し経路21aには、送出しローラ211a及び押えローラ212aが対向するように設けられ、第1保持ローラ11aから第1送出し経路21aに導かれる第1ラベル用紙LBaが送出しローラ211aと押えローラ212aとによって挟まれるようになっている。また、同様に、第2送出し経路21bには、送出しローラ211b及び押えローラ212bが対向するように設けられ、第2保持ローラ11bから第2送出し経路21bに導かれる第2ラベル用紙LBbが送出しローラ211bと押えローラ212bとによって挟まれるようになっている。
第1送出し経路21aの押えローラ212aより上流側の端部にはこの第1送出し経路21aを通る第1ラベル用紙LBaの終端部を検出するための第1用紙端検出センサ40aが設けられている。また、第2送出し経路21bの押えローラ212bより上流側の端部にはこの第2送出し経路21bを通る第2ラベル用紙LBbの終端部を検出するための第2用紙端検出センサ40bが設けられている。これら第1用紙端検出センサ40a及び第2用紙端検出センサ40bのそれぞれは、例えば、対応する送出し経路内にビーム光を照射し、ラベル用紙LBの有無に対応したそのビーム光の反射(または透過)の有無に応じた検出信号を出力するようになっている。
第1送出し経路21a及び第2送出し経路21bはそれぞれ導入経路23に連結されている。この導入経路23は、第1送出し経路21a及び第2送出し経路21bとの連結端から給送機構24に至るまで延びている。導入経路23内には、送りローラ231、232及び押えローラ233、234が設けられている。送りローラ231と押えローラ233とが対向するようにして導入経路23の上流側端部に配置され、送りローラ232と押えローラ234とが対向するようにして導入経路23の略中央部に配置されている。また、導入経路23内には、対になる送りローラ232及び押えローラ234と給送機構24との間に第1切起こし機構50aが配置され、対になる送りローラ231及び押えローラ233と対になる送りローラ232及び押えローラ234との間には、第2切起こし機構50bが配置されている。各切起こし機構50a、50bの詳細な構造については後述する。
導入経路23の下流側に設けられた給送機構24は、給送ローラ241及び押えローラ242を有し、それらローラ241、242が対向するように配置されている。給送ローラ241は、ベルト、ギア等の公知の伝達機構(図示略)によって駆動源となる第1モータ31に結合しており、この第1モータ31によって回転駆動されるようになっている。
また、第1送出し経路21aの送出しローラ211a、第2送出し経路21bの送出しローラ211b、導入経路23の送りローラ231及び232のそれぞれの軸には、逆送防止部材(ワンウェイクラッチ部材)が設けられている。そして、上記の各ローラ211a、211b、231、232は、ベルト、ギア等の公知の伝達機構(図示略)によって駆動源となる第2モータ32に結合しており、この第2モータ32によって回転駆動されるようになっている。
図1では、第1保持ローラ11aからの第1ラベル用紙LBaが、ローラ12a、第1送出し経路21a及び導入経路23を経て給送機構24に至っており、第1モータ31によって駆動される給送ローラ241の回転によってその第1ラベル用紙LBaが後段のプリンタ(図示略)に給送されるようになっている。また、図1では示されてはいないが、前記第1ラベル用紙LBaに代えて、第2保持ローラ11bからローラ12b、第2送出し経路21b及び導入経路23を経た第2ラベル用紙LBbを給送機構24の給送ローラ241の回転によって前記プリンタに給送することも可能である。
なお、第1ラベル用紙LBaまたは第2ラベル用紙LBbが第1モータ31によって回転駆動される給送機構24の給送ローラ241により後段のプリンタに給送される際には、第2モータ32は各ローラの駆動は行なわない。よって、第1送出し経路21aの送出しローラ211a、第2送出し経路21bの送出しローラ211b、導入経路23の送りローラ231、232のそれぞれと第2モータ32との結合がクラッチによって解除され、送出しローラ211a、211b及び送りローラ231、232は、第1ラベル用紙LBaまたは第2ラベル用紙LBbの移動とともに連れ回りするだけのものとなる。
また、導入経路23及び給送機構24には、ラベル用紙LBの表面側を案内するガイド板251a、251b、251cと、ラベル用紙LBの裏面側を案内するガイド板252a、252b、252cが設けられている。
図1に示すように、第2保持ローラ11bからの第2ラベル用紙LBbの始端部を第2送出し経路21bにおける送出しローラ211bと押えローラ212bとによって挟んだ状態でセットすることができる。この状態で、第2モータ32にて送出しローラ211a、211b及び送りローラ231、232を回転駆動させると、第2ラベル用紙LBbが第2送出し経路21bから導入経路23に送出され、更に、導入経路23を通して第1切起こし機構50aに向けて送られるようになっている。また、図1には示されていないが、第1保持ローラ11aからの第1ラベル用紙LBaの始端部を第1送出し経路21aにおける送出しローラ211aと押えローラ212aとに挟んだ状態でセットすることもできる。この状態で、前述したのと同様に第2モータ32にて送り出しローラ211a、211b及び送りローラ231、232を回転駆動させると、第1ラベル用紙LBaが第1送出し経路21aから導入経路23に送出され、更に、導入経路23を通して第2切起こし機構50bに向けて送られるようになっている。
第1切起こし機構50aは、第1セット位置Pc1に位置付けられた2つのラベル用紙LBの重なり部分に上流側縁を切り残した所定形状(本実施の形態では、後述するように「T」字形状)の複数の切起こし部を形成するものである。また、第1切起こし機構50aより上流側に配置される第2切起こし機構50bは、第2セット位置Pc2に位置付けられた2つのラベル用紙LBの重なり部分に同様の複数の切起こし部を形成するものである。
図2は、図1に示す連続シート給送装置における第1切起こし機構の構成を示す斜視図である。図1とともに図2を参照するに、第1切起こし機構50aは、第1シリンダ51、第1可動ベース52、ガイドブロック53、第2シリンダ54及び第2可動ベース55を有している。第1可動ベース52は、第1シリンダ51のロッド(複数ロッド)の先端部に固定されている。第1可動ベース52上には角柱形状となる複数(例えば、6つ)の押棒521〜526が固定されている。押棒521〜526は、ガイドブロック53に形成された複数(例えば、6つ)のガイド孔531〜536によって上下方向に摺動自在にガイドされている。ガイドブロック53は、導入経路23を送られるラベル用紙LBに対向するように設置されている。シリンダ51のロッドの進退動によって、第1可動ベース52上の複数の押棒521〜526がガイド孔531〜536にてガイドされつつガイドブロック53のラベル用紙LBとの対向面から出没するようになっている。
導入経路23を送られるラベル用紙LBを挟んでガイドブロック53と逆側に第2可動ベース55が配置されている。この第2可動ベース55は、第2シリンダ54のロッド(複数ロッド)の先端部に固定さされている。第2可動ベース55のラベル用紙LBに対応する面には複数(例えば、6つ)の刃体ブロック551〜556が固定されている。刃体ブロック551〜556のそれぞれは、前述したガイドブロック53に形成されたガイド孔531〜536のいずれかに対向するように配置されている。各刃体ブロック551〜556の先端部には、横線と縦線とで構成されたT字のラベル用紙LBの送り方向における上流側の縁となる前記縦線の端縁を切残した状態でラベル用紙LBを当該T字形状に切抜くための刃が形成されている。第2シリンダ54のロッドの進退動によって、第2可動ベース55に固定された各刃体ブロック551〜556のラベル用紙LBの重なり部分に対する押し付け及び退避がなされるようになっている。
第2切起こし機構50bは、第1切起こし機構50aと同様の構造となっている。ただし、第1切起こし機構50aは、導入経路23の下方側に第1シリンダ51、第1可動ベース52、6つの押体521〜526及びガイドブロック53が配置される一方、導入経路23の上方側に第2シリンダ54、第2可動ベース55及び6つの刃体ブロック551〜556が配置されるのに対し、第2切起こし機構50bは、逆に、導入経路23の上方側に第1シリンダ51、第1可動ベース52、6つの押体521〜526及びガイドブロック53が配置される一方、導入経路23の下方側に第2シリンダ54、第2可動ベース55及び6つの刃体ブロック551〜556が配置されている。
前述したような構造の連続シート給送装置における制御系は図3に示すように構成されている。
第1用紙端検出センサ40a及び第2用紙端検出センサ40bが制御ユニット100に接続されている。制御ユニット100は、各用紙端検出センサ40a、40bからの検出信号に応じて給送機構24の給送ローラ241の駆動源となる第1モータ31、送出しローラ211a、211b及び送りローラ231、232の駆動源となる第2モータ32の駆動制御を行なう。また、制御ユニット100は、各用紙端検出センサ40a、40bからの検出信号に応じて、第1切起こし機構50a、第2切起こし機構50bそれぞれの第1シリンダ52及び第2シリンダ54(図1及び図2参照)の駆動制御も行なう。
制御ユニット100は、図4に示す手順にしたがって処理を実行する。なお、連続シート給送装置は、図1に示すように、第1保持ローラ11aからの第1ラベル用紙LBaが第1送出し経路21a及び導入経路23を経て給送機構24に至っており、給送機構24によって後段のプリンタに第1ラベル用紙LBaが給送可能な状態となり、第2保持ローラ11bからの第2ラベル用紙LBbが第2送出し経路21bの送出しローラ211bと押えローラ212bとに挟まれて、その始端部が第2送出し経路21b内に止まっている状態となっているものとする。
図4において、制御ユニット100は、プリンタからのラベル用紙LBの給送要求があるか否かを判定している(S1)。プリンタからの前記給送要求があると(S1でYES)、制御ユニット100は、更に、プリンタからのラベル用紙LBの給送停止要求が無いことを確認して(S2でNO)、第1駆動モータ31を駆動させる(S3)。これにより、第1モータ31によって給送機構24の給送ローラ241が回転駆動され、第1ラベル用紙LBaがプリンタに向けて順次給送される(図1で示す状態参照)。その後、制御ユニット100は、第1用紙端検出センサ40aからの検出信号に基づいて第1ラベル用紙LBaの終端部が検出されたか否か(S4)、第2用紙端検出センサ40bからの検出信号に基づいて第2ラベル用紙LBbの終端部が検出されたか否か(S5)及びプリンタからの給送停止要求があるか否か(S2)を判定しつつ第1モータ31の駆動状態を維持させる(S3)。これにより、第1ラベル用紙LBaのプリンタへの給送が継続される。
このような処理の過程で、図5(a)に示すように、プリンタに給送されている第1ラベル用紙LBaの終端部が第1用紙端検出センサ40aの設置位置に達すると、その際に第1用紙端検出センサ40aから出力される検出信号に基づいて、制御ユニット100は、第1ラベル用紙LBaの終端部が第1用紙端検出センサ40aの設置位置に達したことを認識する(S4でYES)。すると、制御ユニット100は、既に給送されている第1ラベル用紙LBaの終端部が第1送出し経路21aから導入経路23に進入する前に、第2保持ローラ11bからの第2ラベル用紙LBbの始端部が第2送出し経路21bから導入経路23に進入するように、第2モータ32を駆動させる(S6)。この第2モータ32によって回転駆動される第2送出し経路21bの送出しローラ211bによって、図5(b)に示すように、第2ラベル用紙LBbの始端部が第1ラベル用紙LBaの終端部より先に第2送出し経路21bから導入経路23に送出される。そして、第1モータ31にて回転駆動される給送機構24の給送ローラ241により第1ラベル用紙LBaが、第2モータ32にて回転駆動される送りローラ231、232により第2ラベル用紙LBbが、第1ラベル用紙LBaが第2ラベル用紙LBbの上側に重なった状態で、導入経路23内を送られていく。
制御ユニット100は、第1ラベル用紙LBaの終端部を検出した位置から第1切起こし機構50aの第1セット位置Pc1までの距離を認識しており、第1ラベル用紙LBaの終端部が第1セット位置Pc1に達したときに第1モータ31を停止させる(S7:給送停止制御手段に対応)。また、制御ユニット100は、第2ラベル用紙LBbの始端部の第2送出し経路21b内でのセット位置から前記第1セット位置Pc1までの距離を認識しており、第2ラベル用紙LBbの始端部が第1セット位置Pc1に達したときに第2モータ32を停止させる(S8:S6とともにシート導入制御手段に対応)。これにより、図5(c)に示すように、第1ラベル用紙LBaの終端部が第2ラベル用紙LBbの始端部の上側に重なったその重なり部分が第1セット位置Pc1にセットされた状態となる。
なお、実際には、第1ラベル用紙LBaの終端部と第2ラベル用紙LBbの終端部にはある長さがあって、そのある長さをもって重なってできた重なり部の略中央部が第1セット位置Pc1に一致するように制御される。
このようにして第1ラベル用紙LBaの終端部と第2ラベル用紙LBbの始端部が第1ラベル用紙LBaを上側にして重ねられ、その重なり部分が第1セット位置Pc1にセットされた状態になると、制御ユニット100は、第1切起こし機構50aを起動させる(S9)。すると、制御ユニット100の制御のもと第1切起こし機構50aは次のようにして動作する。
第1ラベル用紙LBaと第2ラベル用紙Lbとの重なり部分が図6(a)に示すように第1セット位置Pc1にセットされた状態で、まず、図6(b)に示すように、第2シリンダ54の進出動作によって第2可動ベース55に固定された刃体ブロック551〜556の先端部がガイドブロック53にて受け止められている前記重なり部分に押し付けられる。これにより、前記重なり部分には、各刃体ブロック551〜556によって切り込みが形成される。具体的には、図2(a)に、また、図2(b)にそれぞれ拡大して示すように、縦線と横線とで構成されるT字のラベル用紙LBの送り方向における上流側の縁となる前記縦線の端縁を切残した状態で当該重なり部分がT字形状に切り込まれる。
次いで、図6(c)に示すように、第2シリンダ54の後退動作によって第2可動ベース55に固定された刃体ブロック551〜556が前記重なり部から離れていくとともに、ガイド板251bがラベル用紙LBの浮き上がりを抑え、その後、第1シリンダ51の進出動作によって進出動する第1可動ベース52に固定された各押棒521〜526がガイドブロック53のガイド孔531〜536にガイドされつつ当該ガイドブロック53の前記重なり部分に対向する面から突出し、前記重なり部分に形成された各T字形状に切り込まれた部分を第2ラベル用紙LBbから第1ラベル用紙LBaに向けて起こしていく。その結果、図2(a)に、また、図2(b)に拡大して示すように、T字の縦線の端縁が切残された当該T字形状となる複数(例えば、6つ)の切起こし部A1〜A6が形成される。各切起こし部A1〜A6は、切起こし部A1を拡大して示す図2(b)に示すように、前記重なり部分で上側になる第1ラベル用紙LBbの部分A1(LBa)がその下側になる第2ラベル用紙LBaの部分A1(LBb)より上流側に配置される。
図4に戻って、前述したようにして、第1切起こし機構50aの動作(S9参照)によって第1ラベル用紙LBaの終端部と第2ラベル用紙LBbの始端部との重なり部分にT字形状となる複数の切起こし部A1〜A6が形成されると、以後、制御ユニット100は、プリンタからの給送停止要求があるか否かを判定し(S2)、プリンタからの給送停止要求がなければ(S2でNO)、再び、第1モータ31を駆動させる(S3)。これにより、給送機構24の給送ローラ241が回転して第1ラベル用紙LBaのプリンタに向けた給送が再開される。その際、第1ラベル用紙LBaの終端部と第2ラベル用紙LBbの始端部との重なり部分に形成された各切起こし部A1〜A6では、図2(c)に示すように、給送ローラ241によって下流方向に引っ張られる第1ラベル用紙LBaの切起こし部分A1〜A6が下流方向にずれて、第2ラベル用紙LBbの切起こし部分A1〜A6に絡み合う。これにより、第1ラベル用紙LBaと第2ラベル用紙LBbとの連結状態が維持され、給送ローラ241による第1ラベル用紙LBaの給送に引き続いて第2ラベル用紙LBbが後段のプリンタに給送されていく。
また、第1ラベル用紙LBaの切起こし部分A1〜A6と第2ラベル用紙LBbの切起こし部分A1〜A6とが絡み合い連結した状態で給送機構24に給送される際に、ラベル用紙LBの表面側を案内するガイド板251bおよび251cが切起こし部分A1〜A6の絡み合い連結した部分を給送する方向と逆方向に折り込むため、切起こし部分A1〜A6同士の噛み合いがより確実となり、下流側のプリンタに給送される際に、切起こし部分A1〜A6の絡み合い連結した部分が宙に浮いた状態となっても離れることは無い。
このようにして第1ラベル用紙LBaに引き続いて第2ラベル用紙LBbが第1モータ31によって回転駆動されるによって給送されている最中に、新たな第1ラベル用紙LBaを第1保持ローラ11aにセットしてその始端部を第1送出し経路21aに止めおくことができる。そして、制御ユニット100は、前述したのと同様の処理(S2〜S5)を繰り返し実行している。その過程で、プリンタに給送されている第2ラベル用紙LBbの終端部が第2用紙端検出センサ40bの設置位置に達すると、その際に第2用紙端検出センサ40bから出力される検出信号に基づいて、制御ユニット100は、第2ラベル用紙LBbの終端部が第2用紙端検出センサ40bの設置位置に達したことを認識する(S5でYES)。すると、制御ユニット100は、既に給送されている第2ラベル用紙LBbの終端部が第2送出し経路21bから導入経路23に進入する前に、第1保持ローラ11aからの第1ラベル用紙LBaの始端部が第1送出し経路21aから導入経路23に進入するように、第2モータ32を駆動させる(S10)。この第2モータ32によって回転駆動される第1送出し経路21aの送出しローラ211aによって、第1ラベル用紙LBaの始端部が第2ラベル用紙LBbの終端部より先に第1送出し経路21aから導入経路23に送出される。そして、第1モータ31にて回転駆動される給送機構24の給送ローラ241により第2ラベル用紙LBbが、第2モータ32にて回転駆動される送りローラ231、232により第1ラベル用紙LBaが、第1ラベル用紙LBaが第2ラベル用紙LBbの上側に重なった状態で、導入経路23内を送られていく。
制御ユニット100は、第2ラベル用紙LBbの終端部を検出した位置から第2切起こし機構50bの第2セット位置Pc2(図1参照)までの距離を認識しており、第2ラベル用紙LBbの終端部が第2セット位置Pc2に達したときに第1モータ31を停止させる(S11:給送停止制御手段に対応)。また、制御ユニット100は、第1ラベル用紙LBaの始端部の第1送出し経路21a内でのセット位置から前記第2セット位置Pc2までの距離を認識しており、第1ラベル用紙LBaの始端部が第2セット位置Pc2に達したときに第2モータ32を停止させる(S12:S10とともにシート導入制御手段に対応)。これにより、第1ラベル用紙LBbの始端部が第2ラベル用紙LBbの終端部に重なったその重なり部分が第2セット位置Pc2にセットされた状態となる。
このようにして第2ラベル用紙LBbの終端部と第1ラベル用紙LBaの始端部とが第1ラベル用紙LBaを上側にして重ねられ、その重なり部分が第2セット位置Pc2にセットされた状態になると、制御ユニット100は、第2切起こし機構50bを起動させる(S13)。すると、第2切起こし機構50bは、前述した第1切起こし機構50bと略同様に動作する。
具体的には、第2シリンダ54の進出動作によって第2可動ベース55に固定された刃体ブロック551〜556の先端部がガイドブロック54にて受け止められている前記重なり部分に押し付けられる(図6(b)に示す動作に対応する動作)。これにより、前記重なり部分が、各刃体ブロック551〜555によって、T字の縦線の端縁を切残した状態でT字形状に切り込まれる。次いで、第2シリンダ54の後退動作によって第2可動ベース55に固定された刃体ブロック551〜556が前記重なり部分から離れていくとともに、ガイド板252aがラベル用紙LBの浮き上がりを抑え、その後、第1シリンダ51の進出動作によって進出動する第1可動ベース52に固定された各押棒521〜526がガイドブロック53のガイド孔531〜536にガイドされつつ当該ガイドブロックの前記重なり部分に対向する面から突出し、前記重なり部分に形成された各T字形状に切り込まれた部分を第1ラベル用紙LBaから第2ラベル用紙LBbに向けて起こしていく(図6(c)に示す動作に対応する動作)。その結果、図2(a)、また、図2(b)に拡大してされる複数の切起こし部A1〜A6と同様に、前記重なり部分に上側の第1ラベル用紙LBaから下側の第2ラベル用LBbに向けて切起こされた複数(6つ)の切起こし部が形成される。
図4に戻って、前述したようにして、第2切起こし機構50bの動作(S13参照)によって第2ラベル用紙LBbの終端部と第1ラベル用紙LBaの始端部との重なり部分にT字形状となる複数(6つ)の切起こし部A1〜A6が形成されると、以後、制御ユニット100は、プリンタからの給送停止要求があるか否かを判定し(S2)、プリンタからの給送停止要求がなければ(S2でNO)、再び、第1モータ31を駆動させる(S3)。これにより、給送機構24の給送モータ241が回転して第2ラベル用紙LBbのプリンタに向けた給送が再開される。その際、第2ラベル用紙LBbの終端部と第1ラベル用紙LBaの始端部との重なり部分に形成された各切起こし部A1〜A6では、給送ローラ241によって下流方向に引張られる第2ラベル用紙LBbの切起こし部A1〜A6が下流方向にずれて、第1ラベル用紙LBaの切起こし部A1〜A6に絡み合う(図2(b)、図2(c)に示す状態に相当する状態)。これにより、第2ラベル用紙LBbと第1ラベル用紙LBaとの連結状態が維持され、給送ローラ241による第2ラベル用紙LBbの給送に引き続いて第1ラベル用紙LBaが後段のプリンタに給送されていく。
以後、第1保持ローラ11a及び第2保持ローラ11bに交互にラベル用紙LBをセットすることにより、同様の動作が継続的に繰り返される。
前述したような第1の実施の形態に係る連続シート給送装置では、第1保持ローラ11aからの第1ラベル用紙LBaが導入経路23を経て給送機構24によって後段のプリンタに給送されている際に第1用紙端検出センサ40aからの検出信号に基づいてその終端部が検出されると、第1ラベル用紙LBaの終端部と第2保持ローラ11bからの第2ラベル用紙LBbの始端部とが重ねられた状態で第1セット位置Pc1に位置付けられ、第1切起こし機構50aにより第1ラベル用紙LBaと第2ラベル用紙LBbとの重なり部分に複数の切起こし部Aが形成されるという一連の動作によって給送中であった第1ラベル用紙LBaの終端部に第2ラベル用紙LBbの始端部が連結されるようになる。また、第2保持ローラ11bから第2ラベル用紙LBbが導入経路23を経て給送機構24によって後段のプリンタに給送されている際に第2用紙端検出センサ40bからの検出信号に基づいてその終端部が検出されると、第2ラベル用紙LBbの終端部と第1保持ローラ11aからの第1ラベル用紙LBaの始端部とが重ねられた状態で第2セット位置Pc2に位置付けられ、第2切起こし機構50bにより第1ラベル用紙LBaと第2ラベル用紙LBbとの重なり部分に複数の切起こし部Aが形成されるという一連の動作によって給送中であった第2ラベル用紙LBbの終端部に第1ラベル用紙LBaの始端部が連結されるようになる。このように一連の動作によって一方のラベル用紙LBの終端部に他方のラベル用紙LBの始端部が連結されるようになるので、特に煩わしい作業を伴うことなく複数のラベル用紙LBを途切れさせずに給送することができるようになる。
また、第1ラベル用紙LBaと第2ラベル用紙LBbとの重なり部分に複数の切起こし部Aを形成することによってそれらラベル用紙LBa、LBbを連結しているので、それらラベル用紙LBa、LBbを連結するに際して接続シール等の他の接続部材を必要としない。そのため、例えば、2つのラベル用紙LBa、LBbの終端部と始端部とに接続部材を貼り付けるための貼り付け装置に接続部材を補充するための作業やその接続部材を管理するための作業等を行なわずに、複数のラベル用紙LBを途切れさせることなく給送することができるようになる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る連続シート給送装置について説明する。
本発明の第2の実施の形態に係る連続シート給送装置は、図7に示すように構成される。この第2の実施の形態に係る連続シート給送装置は、単一の切起こし機構50しか備えていない点、及び用紙終端退避機構(60、61)を備えている点で、前述した第1の実施の形態に係る連続シート給送装置と異なる。なお、図7において、図1に示す部材と同一の部材には同一の参照番号が付されている。
図7において、この連続シート給送装置は、前述した第1の実施の形態に係る連続シート給送装置と同様に、第1保持ローラ11aからローラ12a、第1送出し経路21a、及び導入経路23を介して給送機構24に至る第1ラベル用紙LBaが、給送機構24の給送ローラ241の回転駆動によって後段のプリンタに給送されるようになっている。また、第2保持ローラ11bからローラ12bを介して第2送出し経路21bに至る第2ラベル用紙LBbの始端部が第2送出し経路21b内に止められている。なお、図7には示されていないが、前述した第1の実施の形態と同様に、第2保持ローラ11bからの第2ラベル用紙LBbは、第1ラベル用紙LBaと同様に、第2送出し経路21bから導入経路23を介して給送機構24に至り、給送機構24によって後段のプリンタへの給送が可能となり、また、第1保持ローラ11aからローラ12aを介して第1送出し経路21aに至った第1ラベル用紙LBaの始端部が第1送出し経路21a内に止められるようになっている。
導入経路23の給送機構24に隣接した位置に切起こし機構50が設置されている。この切起こし機構50は、前述した第1の実施の形態における第1切起こし機構50a(図1、図2(a)参照)と同様の構造となり、導入経路23の下側に第1シリンダ51、第1可動ベース52、複数の押棒521〜526及びガイドブロック53が配置されるとともに、導入経路23の上側に第2シリンダ54、第2可動ベース55及び刃体ブロック551〜556が配置されている。
導入経路23内には第1送出し経路21a及び第2送出し経路21bとの接続部に隣接する位置に送りローラ231とそれに対向する押えローラ233が設けられるともに、切起こし機構50に隣接する位置に送りローラ232とそれに対向する押えローラ234が設けられている。給送機構24における給送ローラ241と導入経路23に設けられた送りローラ232は、第1モータ31に結合されている。また、第1送出し経路21a、及び第2送出し経路21bにおける送出しローラ211a、211b及び導入経路23における送りローラ231は、第2モータ32に結合されている。
また、導入経路23及び給送機構24には、ラベル用紙LBの表面側を案内するガイド板251a、251b、251cが設けられている。
導入経路23の送りローラ231と送りローラ232との間の所定位置に用紙終端退避機構が設けられている。この用紙終端退避機構は、爪体61と、この爪体61を導入経路23内に突出しない初期位置と斜め下方に向けて傾斜して導入経路23内に突出する突出位置との間で切替え駆動する切替え機構60とを備えた構造となっている。
前述したような構造の連続シート給送装置における制御系は図8に示すように構成されている。
第1の実施の形態に係る連続シート給送装置の場合と同様に、第1送出し経路21aの上流側端部に設けられた第1用紙端検出センサ40aと第2送出し経路21bの上流側端部に設けられた第2用紙端検出センサ40bとが制御ユニット100に接続されている。制御ユニット100は、各用紙端検出センサ40a、40bからの検出信号に応じて、給送機構24の給送ローラ241及び導入経路23内の送りローラ232の駆動源と成る第1モータ31と、第1送出し経路21a内の送出しローラ211a、第2送出し経路21b内の送出しローラ211b及び導入経路23内の送りローラ231の駆動源となる第2モータ32の駆動制御を行なう。また、制御ユニット100は、各用紙端検出センサ40a、40bからの検出信号に基づいて切起こし機構50(第1シリンダ51、第2シリンダ54)及び用紙終端退避機構における切替え機構60の駆動制御も行なう。
制御ユニット100は、図9及び図10に示す手順にしたがって処理を実行する。
図9において、制御ユニット100は、プリンタからのラベル用紙LBの給送要求があるか否かを判定している(S21)。プリンタからの前記給送要求があると(S1でYES)、制御ユニット100は、更に、プリンタからのラベル用紙LBの給送停止要求が無いことを確認して(S22でNO)、第1駆動モータ31を駆動させる(S23)。これにより、第1モータ31によって給送機構24の給送ローラ241が回転駆動され、第1ラベル用紙LBaがプリンタに向けて順次給送される(図7で示す状態参照)。その後、制御ユニット100は、第1用紙端検出センサ40aからの検出信号に基づいて第1ラベル用紙LBaの終端部が検出されたか否か(S24)、第2用紙端検出センサ40bからの検出信号に基づいて第2ラベル用紙LBbの終端部が検出されたか否か(S25)及びプリンタからの給送停止要求があるか否か(S22)を判定しつつ第1モータ31の駆動状態を維持させる(S23)。これにより、第1ラベル用紙LBaのプリンタへの給送が継続される。
このような処理の過程で、制御ユニット100は、第1用紙端検出センサ40aからの信号に基づいて第1ラベル用紙LBaの終端部が検出されたと判定すると(S24でYES)、給送されている第1ラベル用紙LBaの終端部が予め定めた逆送位置に達したか否かを判定する(S26)。この逆送位置は、用紙終端退避機構の爪体61の僅かに上流側に設定されており、制御ユニット100は、例えば、第1用紙端検出センサ40aにて第1ラベル用紙LBaの終端部を検出したタイミングからの第1モータ31の回転数(回転角度)に基づいて第1ラベル用紙LBaが前記逆送位置に達したか否かを判定している。
制御ユニット100は、給送中の第1ラベル用紙LBaの終端部が、図11(a)に示すとともに図12(a)に拡大して示すように、逆送位置に達したとの判定を行なうと(S26でYES)、図10に示す処理に移行し、図12(b)に示すように爪体61が導入経路23内に突出する突出位置に切り替わるように切替え機構60の駆動制御を行なう(S27:第1切替え制御手段に相当)。そして、制御ユニット100は、第1ラベル用紙LBaが所定距離だけ逆送されるように、第1モータ31を逆回転させた後に停止させる(S28:シート逆送り制御手段に相当)。この第1モータ31の逆回転により給送機構24の給送ローラ241及び導入経路23の送りローラ232が逆転されて第1ラベル用紙LBaが逆送される。そして、逆送される第1ラベル用紙LBaの終端部が、図11(b)に示すとともに図12(c)に拡大して示すように、突出位置にある爪体61に乗り上げていく。
制御ユニット100は、第1モータ31に対する逆回転の駆動制御(S28)が終了すると、爪体61が図13(a)に示すように導入経路23から退避した初期位置に復帰するように切替え機構60の駆動制御を行なう(S29:第2切替え制御手段に相当)。この爪体61の初期位置への復帰切替えによって、第1ラベル用紙LBaの終端部を爪体61とガイド板251aとで保持し、爪体61に乗り上げた第1ラベル用紙LBaの終端部が導入経路23から退避される(図13(a)参照)。
その後、制御ユニット100は、第2モータを駆動させる(S30)。この第2モータ32によって回転駆動される第2送出し経路21bの送出しローラ211a及び導入経路23の送りローラ231によって第2保持ローラ11aからの第2ラベル用紙LBbが第2送出し経路21bから更に導入経路23内を送られる。そして、図13(b)に示すように、第2ラベル用紙LBbの始端部が、終端部が導入経路23から退避した第1ラベル用紙LBaの下側に入り込んでいく。そして、制御ユニット100は、例えば、第2ラベル用紙LBbの始端部が導入経路23の送りローラ232にさしかかったタイミングにて第1モータ31を駆動させる(S31)。これにより、図13(c)に示すように、第1ラベル用紙LBaの終端部と第2ラベル用紙LBbの始端部とが重なった状態で、第1ラベル用紙LBaが第1モータ31により回転駆動される送りローラ232及び給送ローラ241にて送られるとともに第2ラベル用紙LBbが第2モータ32により回転駆動される第2送出し経路21bの送出しローラ211b、導入経路23の送りローラ231及び第1モータ31により回転駆動される送りローラ232によって送られる。
制御ユニット100は、第2ラベル用紙LBb(補給される新ラベル用紙LB)の始端部が切起こし機構50のセット位置Pcに達したと見込まれるタイミングにて第2モータ32を停止させる(S32:S30とともにシート導入制御手段に相当)。また、制御ユニット100は、第1ラベル用紙LBa(給送中ラベル用紙LB)の終端部が前記セット位置Pcに達したと見込まれるタイミングにて第1モータ31を停止させる(S33:S31とともに重ね送り制御手段に相当)。これにより、第1ラベル用紙LBaの終端部と第2ラベル用紙LBbの始端部との重なり部分が、図11(c)に示すように、セット位置Pcに位置づけられた状態で、第1ラベル用紙LBa及び第2ラベル用紙LBbの送りが停止させられる。
このように第1ラベル用紙LBaと第2ラベル用紙LBbの重なり部分がセット位置Pcにセットされた状態において、制御ユニット100は、切起こし機構50を駆動させる(S34)。これにより、切起こし機構50が動作して、前述した第1の実施の形態の場合と同様に、前記重なり部分に、下側の第2ラベル用紙LBbから上側の第1ラベル用紙LBaに向けて複数(6つ)のT字形状の切起こし部A1〜A6が形成される(図2参照)。以後、制御ユニット100は、図9に示す処理に戻り、プリンタからの給送停止要求があるか否かを判定し(S22)、プリンタからの給送停止要求がなければ(S22でNO)、再び、第1モータ31を駆動させる(S23)。
これにより、給送機構24の給送ローラ241が回転して第1ラベル用紙LBaのプリンタに向けた給送が再開される。その際、前述した第1の実施の形態の場合と同様に、各切起こし部A1〜A6の第1ラベル用紙LBa側の部分A1(LBa)が第2ラベル用紙LBb側の部分A1(LBb)に絡み合って、第1ラベル用紙LBaと第2ラベル用紙LBbとの連結状態が維持される。そして、給送ローラ241による第1ラベル用紙LBaの給送に引き続いて第2ラベル用紙LBbが後段のプリンタに給送されていく。
また、第1ラベル用紙LBaの切起こし部A1〜A6と第2ラベル用紙LBbの切起こし部A1〜A6とが絡み合い連結した状態で給送機構24に給送される際に、ラベル用紙LBの表面側を案内するガイド板251bおよび251cが切起こし部A1〜A6の絡み合い連結した部分を給送する方向と逆方向に折り込むため、切起こし部A1〜A6同士の噛合いがより確実となり、下流側のプリンタに給送される際に、切起こし部A1〜A6の絡み合い連結した部分が宙に浮いた状態となっても離れることは無い。
このようにして第1ラベル用紙LBaに引き続いて第2ラベル用紙LBbが第1モータ31によって回転駆動されるによって給送されている最中に、新たな第1ラベル用紙LBaを第1保持ローラ11aにセットしてその始端部を第1送出し経路21aに止めおくことができる。そして、制御ユニット100は、前述したのと同様の処理(S22〜S25)を繰り返し実行している。その過程で、プリンタに給送されている第2ラベル用紙LBbの終端部が第2用紙端検出センサ40bにて検出されると(S25でYES)、前述したのと同様の処理(S26〜S34→S22〜S25)がなされる。その結果、第2ラベル用紙LBbの終端部と第1ラベル用紙LBaの始端部とによる重なり部分に複数の切起こし部が形成され、第2ラベル用紙LBbの給送が再開されると、その第2ラベル用紙LBbに連結する第1ラベル用紙LBaが引き続き給送されるようになる。
以後、第1保持ローラ11a及び第2保持ローラ11bに交互にラベル用紙LBをセットすることにより、同様の動作が継続的に繰り返される。
前述したような第2の実施の形態に係る連続シート給送装置では、前述した第1の実施の形態の場合と同様に、特に煩わしい作業を伴うことなく複数のラベル用紙LBを途切れさせずに給送することができるようになり、その際に2つのラベル用紙LBを接続するための接続部材を特に使用する必要もない。また、第1の実施の形態の場合のように、比較的複雑な構造となる切起こし機構を2台用意する必要がなく、比較的簡単な構造となる用紙終端退避機構(切替え機構60及び爪体61)を追加するだけでよく、装置の構造も比較的簡単なものとすることができる。
なお、前述した実施の形態では、ラベル用紙LBを連続シートとして給送するものであったが、連続シートは、これに限られず、後段の装置等に連続的に給送すべきシート状のものであれば特に限定されない。また、各ラベル用紙LBa、LBbに対応させて2つの用紙端検出センサ40a、40bを設けるようにしたが、それらの共通の経路、例えば、導入経路23内の爪体61より上流側に、導入経路23内を移動するラベル用紙(第1ラベル用紙LBb及び第2ラベル用紙LBbのいずれでもよい)の終端部を検出する単一の用紙端検出センサ40を用いることができる。この場合、制御システム100が何らかの方法にて、例えば、給送すべきラベル用紙LBが第1保持ローラ11a及び第2保持ローラ11bのいずれかからのものかをフラグやカウンタ等を用いて認識すれば、容易に実施可能である。
また、上記実施の形態に係る連続シート給送装置の切起こし機構50で、切起こし部分の形状、個数および大きさはこれに限定するものではなく、適宜変更して構わない。
以上、説明したように、本発明に係る連続シート給送装置は、特に煩わしい作業を伴うことなく複数の連続シートを途切れさせずに給送することができるという効果を有し、ラベルが帯状台紙に等間隔で仮着されたラベル用紙等の連続シートをプリンタやラベル貼付装置等の後工程機器に給送する連続シート給送装置として有用である。
本発明の第1の実施の形態に係る連続シート給送装置の機構系の構成を示す図である。 図1に示す連続シート給送機構における第1切起こし機構の構成を示す斜視図である。 図1に示す連続シート給送装置の制御系の構成を示すブロック図である。 図3に示す制御ユニットでの処理の手順を示すフローチャートである。 第1ラベル用紙LBaに続けて第2ラベル用紙LBbを給送する際における図1に示す連続シート給送装置の各状態を示す図である。 第1切起こし機構の動作状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る連続シート給送装置の機構系の構成を示す図である。 図7に示す連続シート給送装置の制御系の構成を示すブロック図である。 図8に示す制御ユニットでの処理の手順(その1)を示すフローチャートである。 図8に示す制御ユニットでの処理の手順(その2)を示すフローチャートである。 第1ラベル用紙LBbに続けて第2ラベル用紙LBbを給送する際における図7に示す連続シート給送装置の各状態を示す図である。 図7に示す連続シート給送装置における用紙終退避機構の各動作状態を示す図(その1)である。 図7に示す連続シート給送装置における用紙終退避機構の各動作状態を示す図(その2)である。
符号の説明
11a 第1保持ローラ
11b 第2保持ローラ
12a、12b ローラ
21a 第1送出し経路
211a 送出しローラ
212a 押えローラ
21b 第2送出し経路
211b 送出しローラ
212b 押えローラ
23 導入経路
231、232 送りローラ
233、234 押えローラ
24 給送機構
241 給送ローラ
242 押えローラ
251a〜251e ガイド板
252a〜252c ガイド板
31 第1モータ
32 第2ローラ
40a 第1用紙端検出センサ
40b 第2用紙端検出センサ
50 切起こし機構
50a 第1切起こし機構
50b 第2切起こし機構
51 第1シリンダ
52 第1可動ベース
521〜526 押棒
53 ガイドブロック
54 第2シリンダ
55 第2可動ベース
551〜556 刃体ブロック
60 切替え機構
61 爪体
100 制御ユニット

Claims (9)

  1. 導入経路を経た連続シートを後段の機器に給送する給送機構と、
    導入経路内に配置され、所定のセット位置にて端部の重ねられた2つの連続シートの重なり部分に上流側縁部を切り残した所定形状の切起こし部を形成する切起こし機構と、
    前記給送機構により給送される連続シートの終端部を前記切起こし機構より上流側の所定位置にて検出するシート終端検出手段と、
    第1連続シートを保持する第1保持手段と、
    第2連続シートを保持する第2保持手段と、
    前記第1保持手段からの前記第1連続シート及び前記第2保持手段からの前記第2連続シートのうちの一方の連続シートが前記導入経路を経て前記給送機構によって給送される際に前記シート終端検出手段にてその終端部の検出がなされたときに、その終端部の検出された連続シートの当該終端部と前記第1連続シート及び前記第2連続シートのうちの他方の連続シートの始端部とを重ねて前記切起こし機構の前記セット位置に位置付ける端部重ねセット手段と、
    前記セット位置に位置付けられた前記第1連続シート及び前記第2連続シートの重なり部分に切起こし部が形成されるように前記切起こし機構を制御する切起こし制御手段とを有することを特徴とする連続シート給送装置。
  2. 前記切起こし機構は、複数の切起こし部を形成するようにしたことを特徴とする請求項1記載の連続シート給送装置。
  3. 前記切起こし機構は、前記第1連続シート及び前記第2連続シートの重なり部分に上流側縁を切り残した所定形状の切起こし部を始端部側の連続シートから終端部側の連続シートに向けて切起こすことにより形成することを特徴とする請求項1または2記載の連続シート給送装置。
  4. 前記シート終端検出手段は、
    前記第1保持手段からの前記第1連続シートの終端部を前記導入経路の上流側の所定位置にて検出する第1シート終端検出手段と、
    前記第2保持手段からの前記第2連続シートの終端部を前記導入経路の上流側の所定位置にて検出する第2シート終端検出手段とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の連続シート給送装置。
  5. 前記端部重ねセット手段は、
    前記導入経路を通して前記第1保持手段からの第1連続シート及び前記第2保持手段からの前記第2連続シートを前記切起こし機構に向けて送ることのできるシート導入送り機構と、
    前記給送機構にて給送されている前記一方の連続シートの終端部を前記第1シート終端検出手段及び前記第2シート終端検出手段の対応する一方が検出したときに、前記一方の連続シートの終端部が前記導入経路に進入する前に、前記第1連続シート及び前記第2連続シートのうちの他方の連続シートの始端部を前記導入経路に進入させて、当該他方の連続シートをその始端部が前記セット位置に達するまで送るように前記シート導入送り機構を制御するシート導入制御手段と、
    前記他方の連続シートの始端部が前記導入経路に進入することに遅れて前記終端部が前記導入経路に進入した前記一方の連続シートをその終端部が前記セット位置に達したときに停止させる給送停止制御とを有することを特徴とする請求項4記載の連続シート給送装置。
  6. 前記切起こし機構は、
    前記給送機構により給送される前記第1連続シートの終端部が前記第1シート終端検出手段に検出されたときに起動される第1切起こし機構と、
    前記給送機構により給送される前記第2連続シートの終端部が前記第2シート終端検出手段にて検出されたときに起動される第2切起こし機構とを有することを特徴とする請求項4または5記載の連続シート給送装置。
  7. 前記第1切起こし機構は、前記第1連続シート及び前記第2連続シートの重なり部分に上流側縁を切り残した所定形状の切起こし部を前記第2連続シートから前記第1連続シートに向けて切起こすことにより形成し、
    前記第2切起こし機構は、前記第1連続シート及び前記第2連続シートの重なり部分に上流側縁を切り残した所定形状の切起こし部を前記第1連続シートから前記第2連側シートに向けて切起こすことにより形成することを特徴とする請求項6記載の連続シート給送装置。
  8. 前記端部重ねセット手段は、
    前記導入経路を通して前記第1保持手段からの第1連続シート及び前記第2保持手段からの前記第2連続シートを前記切起こし機構に向けて送ることのできるシート導入送り機構と、
    前記給送機構にて給送される前記一方の連続シートの終端部が前記シート終端検出手段にて検出されたときに、前記一方の連続シートの終端部を前記導入経路から退避させるシート終端退避手段と、
    前記一方の連続シートの終端部が前記導入経路から退避された状態で、前記第1連続シート及び前記第連続2シートのうちの他方の連続シートを、前記導入経路に進入させて、その始端部が前記セット位置に達するまで送るように、前記シート導入送り機構を制御するシート導入制御手段と、
    前記終端部が前記導入経路から退避された前記一方の連続シートを前記シート導入送り機構によって送られる前記他方の連続シートに重ねつつ前記終端部が前記セット位置に達するまで送るように前記給送機構を制御する重ね送り制御手段とを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の連続シート給送装置。
  9. 前記シート終端退避手段は、
    前記切起こし機構の上流側の所定位置に設けられた爪体と、
    前記爪体を、前記導入経路内に突出しない初期位置と下流側に向けて下がるように傾斜して前記導入経路内に突出する突出位置との間で切り替え駆動する切替え機構と、
    給送される前記一方の連続シートの終端部の前記シート終端検出手段での検出に基づいて、当該一方の連続シートの終端部が前記爪体の設置位置より下流側となる所定のタイミングにて前記爪体を前記突出位置にするように前記切替え機構を制御する第1切替え制御手段と、
    前記爪体が前記突出位置となった後に、前記一方の連続シートの終端部が前記爪体に乗り上げるまで当該一方の連続シートを逆送りするシート逆送り制御手段と、
    前記一方の連続シートの終端部が前記爪体に乗り上げた状態で、前記爪体を前記初期位置にするように前記切替え機構を制御する第2切替え制御手段とを有することを特徴とする請求項8記載の連続シート給送装置。
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